JP2004334390A - 情報入力装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents
情報入力装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】入力ボタン27−1乃至27−12上には、接触検知センサ29−1乃至29−12がそれぞれ配置されている。例えば、入力ボタン27−1,27−2,27−3の順に接触が検知された場合、カーソルが右に移動され、入力ボタン27−1,27−4,27−7,27−11の順に接触が検知された場合、カーソルが下に移動され、入力ボタン27−3,27−2,27−1の順に接触が検知された場合、カーソルが左に移動され、入力ボタン27−11,27−7,27−4,27−1の順に接触が検知された場合、カーソルが上に移動される。本発明は、例えば携帯電話機に適用することができる。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報入力装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、テンキーを用いてカーソル移動などを行うことができるようにした情報入力装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話機においては、テンキーのそれぞれのキー(ボタン)に異なる文字や記号などが割り当てられており、例えば、テンキーの「1」のボタンを繰り返し押すことにより、「あ」行の文字を入力することができ、「2」のボタンを繰り返し押すことにより、「か」行の文字を入力することができる。各行の5個の文字のいずれを入力するかは、そのボタンが押される回数で決定される。
【0003】
このように、携帯電話機に対する各種情報の入力は、文字や記号などが割り当てられたテンキーを用いて行われている。
【0004】
また携帯電話機にジョグダイヤルを設け、回動操作でカーソル移動させるようにして、操作性を向上させているものがある(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−99381号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、カーソル移動させるための回転部材が必要になり、携帯電話機を小型化および薄型化することができない課題があった。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、携帯電話機等において、テンキーを用いてカーソル移動などのポインティング動作を行うことができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報入力装置は、キーの接触を検知する検知手段と、検知手段により検知された複数のキーの接触順に基づいて、所定のポインティング動作であると判断する判断手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
カーソルの表示を制御する表示制御手段をさらに設けるようにすることができ、判断手段による判断結果に基づいて、表示制御手段は、カーソルを所定方向に移動させるようにすることができる。
【0010】
前記検知手段により検知されたキーの接触時間に応じて、押下であるか否かを判定する判定手段をさらに設けるようにすることができ、判定手段により押下であると判定された場合、判断手段は、キーに割り当てられている入力対象の入力であると判断するようにすることができる。
【0011】
前記検知手段により検知されたキーの接触時間に応じて、押下であるか否かを判定する判定手段をさらに設けるようにすることができ、判定手段により押下であると判定された場合、判断手段は、入力の決定であると判断するようにすることができる。
【0012】
前記検知手段は、複数のキーのそれぞれに配置される接触センサであるものとすることができる。
【0013】
本発明の情報入力方法は、キーの接触を検知する検知ステップと、検知ステップの処理により検知された複数のキーの接触順に基づいて、所定のポインティング動作であると判断する判断ステップとを含むことを特徴とする。
【0014】
本発明の記録媒体に記録されているプログラムは、キーの接触を検知する検知ステップと、検知ステップの処理により検知された複数のキーの接触順に基づいて、所定のポインティング動作であると判断する判断ステップとをコンピュータに行わせることを特徴とする。
【0015】
本発明のプログラムは、キーの接触を検知する検知ステップと、検知ステップの処理により検知された複数のキーの接触順に基づいて、所定のポインティング動作であると判断する判断ステップとをコンピュータに行わせることを特徴とする。
【0016】
本発明においては、キーの接触が検知され、検知された複数のキーの接触順に基づいて、所定のポインティング動作であると判断される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明するが、請求項に記載の構成要件と、発明の実施の形態における具体例との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、発明の実施の形態に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、構成要件に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、具体例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
【0018】
さらに、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明が、請求項に全て記載されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により追加される発明の存在を否定するものではない。
【0019】
請求項1に記載の情報入力装置(例えば、図1の携帯電話機1)は、キーの接触を検知する検知手段(例えば、図9のステップS3,S8、図11のステップS53,S58、図12のステップS83,S88、または図13のステップS113,S118の処理を実行する図1の接触検知センサ29)と、検知手段により検知された複数のキーの接触順に基づいて、所定のポインティング動作であると判断する判断手段(例えば、図9のステップS11、図11のステップS61、図12のステップS91、または図13のステップS121の処理を実行する図8のCPU41)とを備えることを特徴とする。
【0020】
請求項2に記載の情報入力装置は、カーソルの表示を制御する表示制御手段(例えば、図9のステップS12、図11のステップS62、図12のステップS92、または図13のステップS122の処理を実行する図8のCPU41)をさらに備え、判断手段による判断結果に基づいて、表示制御手段は、カーソルを所定方向に移動させることを特徴とする。
【0021】
請求項3に記載の情報入力装置は、検知手段により検知されたキーの接触時間に応じて、押下であるか否かを判定する判定手段(例えば、図10のステップS31乃至S35の処理を実行する図8のCPU41)をさらに備え、判定手段により押下であると判定された場合、判断手段は、キーに割り当てられている入力対象の入力であると判断する(例えば、図10のステップS36の処理)ことを特徴とする。
【0022】
請求項4に記載の情報入力装置は、検知手段により検知されたキーの接触時間に応じて、押下であるか否かを判定する判定手段(例えば、図10のステップS31乃至S35の処理を実行する図8のCPU41)をさらに備え、判定手段により押下であると判定された場合、判断手段は、入力の決定であると判断することを特徴とする。
【0023】
請求項5に記載の情報入力装置の検知手段は、複数のキー(例えば、図2の入力ボタン27−1乃至27−12)のそれぞれに配置されている接触センサ(例えば、図2の接触検知センサ29−1乃至29−12)であることを特徴とする。
【0024】
請求項6に記載の情報入力方法は、キーの接触を検知する検知ステップ(例えば、図9のステップS3,S8、図11のステップS53,S58、図12のステップS83,S88、または図13のステップS113,S118の処理)と、検知ステップの処理により検知された複数のキーの接触順に基づいて、所定のポインティング動作であると判断する判断ステップ(例えば、図9のステップS11、図11のステップS61、図12のステップS91、または図13のステップS121の処理)とを含むことを特徴とする。
【0025】
請求項7に記載の記録媒体に記録されているプログラムは、キーの接触を検知する検知ステップ(例えば、図9のステップS3,S8、図11のステップS53,S58、図12のステップS83,S88、または図13のステップS113,S118の処理)と、検知ステップの処理により検知された複数のキーの接触順に基づいて、所定のポインティング動作であると判断する判断ステップ(例えば、図9のステップS11、図11のステップS61、図12のステップS91、または図13のステップS121の処理)とを含むことを特徴とする。
【0026】
請求項8に記載のプログラムは、キーの接触を検知する検知ステップ(例えば、図9のステップS3,S8、図11のステップS53,S58、図12のステップS83,S88、または図13のステップS113,S118の処理)と、検知ステップの処理により検知された複数のキーの接触順に基づいて、所定のポインティング動作であると判断する判断ステップ(例えば、図9のステップS11、図11のステップS61、図12のステップS91、または図13のステップS121の処理)とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0027】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0028】
図1は、本発明を適用した携帯電話機1の外観の構成例を示す図である。
【0029】
図1に示されるように、携帯電話機1は、基本的に、表示部12および本体13から構成され、中央のヒンジ部11により折り畳み可能に形成されている。
【0030】
表示部12の上端左部には、アンテナ21が設けられており、このアンテナ21を介して、基地局(図示せず)との間で電波が送受信される。表示部12の上端近傍には、スピーカ22が設けられており、スピーカ22から音声が出力される。
【0031】
表示部12のほぼ中央には、LCD(Liquid Crystal Display)23が設けられている。LCD23には、電波の受信状態、電池の残量、電話帳として登録されている氏名や電話番号、および発信履歴の他、入力ボタン27が操作されることにより作成された文章(電子メールとして送信する文章)などが表示される。
【0032】
一方、本体13には、「0」乃至「9」の数字ボタン(テンキー)、「*」ボタン、「♯」ボタンからなる入力ボタン27が設けられている。ユーザは、この入力ボタン27を操作することで、例えば、電子メールとして送信する文章やメモ帳などを作成することができる。また入力ボタン27の表面には、接触検知センサ29が配置されている。ユーザは、この入力ボタン27上をなぞるように操作することで、例えば、LCD23に表示されているカーソルを所定方向に移動させることができる。ここで、接触検知センサ29は、例えば、圧電素子または静電容量式などからなり、特に、これに限定されるものではない。
【0033】
図2は、入力ボタン27の配置例を示す図である。
【0034】
図2に示される入力ボタン27において、通常、数字の「1」を入力するとき押下される入力ボタン(「1」ボタン)27−1には、分類としての「あ」行が割り当てられており、ユーザは、文章を作成するとき、「1」ボタン27−1を繰り返し押下することで、「あ」行の「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」の文字を入力することができる。
【0035】
具体的には、ユーザは、「1」ボタン27−1を1回押下したとき、「あ」を表示させることができ、続けて、「1」ボタン27−1を押下したとき(「1」ボタン27−1を続けて2回押下したとき)、「い」を表示させることができる。同様に、「1」ボタン27−1を繰り返し押下することにより、「う」、「え」、「お」のように、順に、「あ」行の文字(対象)を切り替えて表示させることができる。そして、ユーザは、入力しようとする文字が表示されている状態において、所定の確定ボタン等を押下することで、表示させた文字を確定入力することができる。
【0036】
図2の例においては、入力ボタン(「2」ボタン)27−2に「か」行が、入力ボタン(「3」ボタン)27−3に「さ」行が、入力ボタン(「4」ボタン)27−4に「た」行が、入力ボタン(「5」ボタン)27−5に「な」行が、入力ボタン(「6」ボタン)27−6に「は」行が、入力ボタン(「7」ボタン)27−7に「ま」行が、入力ボタン(「8」ボタン)27−8に「や」行が、入力ボタン(「9」ボタン)27−9に「ら」行が、入力ボタン(「0」ボタン)27−10に「わ」行が、それぞれ割り当てられている。ユーザは、それぞれの入力ボタン27−1乃至27−10を繰り返し押下することにより、各ボタンにそれぞれ割り当てられている行の文字を入力し、LCD23に表示させることができる。
【0037】
また、入力ボタン(「*」ボタン)27−11には、「記号」が分類として割り当てられており、ユーザは、「*」ボタン27−11を繰り返し押下することにより、好みの記号を入力し、LCD23に表示させることができる。また、入力ボタン(「♯」ボタン)27−12は、例えば、改行を指定するとき操作される。
【0038】
なお、所定の切り替えボタン(例えば、LCD23に表示された切り替えボタン)を操作することで、ユーザは、入力ボタン27のそれぞれのボタンに、アルファベットや片仮名を割り当てることができ、上述した平仮名の場合と同様の操作により、アルファベットや片仮名を入力することができる。例えば、アルファベットを入力することが指示された場合、「1」ボタン27−1には、アルファベットの「A」、「B」、「C」が割り当てられ、片仮名を入力することが指示された場合、「1」ボタン27−1には、片仮名の「ア」行が割り当てられる。
【0039】
さらに入力ボタン27−1乃至27−12上には、接触検知センサ29−1乃至29−12がそれぞれ配置されており、ユーザは、入力ボタン27−1乃至27−12の任意の位置から、所定方向に指をなぞることで、LCD23に表示されたカーソルを所定方向に移動させることができる。
【0040】
この場合のユーザの操作について、図3乃至図7を参照して説明する。図3は、カーソルを下に移動させる場合のユーザの操作について説明する図であり、図4は、カーソルを右に移動させる場合のユーザの操作について説明する図であり、図5は、カーソルを上に移動させる場合のユーザの操作について説明する図であり、図6は、カーソルを左に移動させる場合のユーザの操作について説明する図である。図7は、カーソルの移動を説明するための表示例を示している。なお、図3乃至図6において、矢印は、ユーザが入力ボタン27上を指でなぞった場合の指の動きを模式的に表わしている。
【0041】
まず、図3を参照して、カーソルを下に移動させる場合のユーザの操作について説明する。
【0042】
ユーザは、図3Aに示されるように、入力ボタン27−1,27−4,27−7,27−11の順に指でなぞった場合、図3Bに示されるように、入力ボタン27−2,27−5,27−8,27−10の順に指でなぞった場合、または、図3Cに示されるように、入力ボタン27−3,27−6,27−9,27−12の順に指でなぞった場合、LCD23に表示されたカーソルを下に移動させることができる。例えば、カーソル31が、図7Aに示される位置から、図7Bに示される位置に移動される。
【0043】
同様に、ユーザは、図3Dに示されるように、入力ボタン27−1,27−2のいずれか、入力ボタン27−4,27−5のいずれか、入力ボタン27−7,27−8のいずれか、入力ボタン27−11,27−10のいずれかの順に指でなぞった場合、または、図3Eに示されるように、入力ボタン27−2,27−3のいずれか、入力ボタン27−5,27−6のいずれか、入力ボタン27−8,27−9のいずれか、入力ボタン27−10,27−12のいずれかの順に指でなぞった場合も、LCD23に表示されたカーソルを下に移動させることができる。
【0044】
このように、ユーザは、例えば、下方向にカーソルを移動させたい場合には、指で、入力部27上を上から下になぞるといった直感的な操作を行うことで、カーソルを下に移動させることができる。
【0045】
次に、図4を参照して、カーソルを右に移動させる場合のユーザの操作について説明する。
【0046】
ユーザは、図4Aに示されるように、入力ボタン27−1,27−2,27−3の順に指でなぞった場合、図4Bに示されるように、入力ボタン27−4,27−5,27−6の順に指でなぞった場合、図4Cに示されるように、入力ボタン27−7,27−8,27−9の順に指でなぞった場合、または、図4Dに示されるように、入力ボタン27−11,27−10,27−12の順に指でなぞった場合、LCD23に表示されたカーソルを右に移動させることができる。例えば、カーソル31が、図7Aに示される位置から、図7Cに示される位置に移動される。
【0047】
同様に、ユーザは、図4Eに示されるように、入力ボタン27−1,27−4のいずれか、入力ボタン27−2,27−5のいずれか、入力ボタン27−3,27−6のいずれかの順に指でなぞった場合、図4Fに示されるように、入力ボタン27−4,27−7のいずれか、入力ボタン27−5,27−8のいずれか、入力ボタン27−6,27−9のいずれかの順に指でなぞった場合、または、図4Gに示されるように、入力ボタン27−7,27−11のいずれか、入力ボタン27−8,27−10のいずれか、入力ボタン27−9,27−12のいずれかの順に指でなぞった場合も、LCD23に表示されたカーソルを右に移動させることができる。
【0048】
このように、ユーザは、例えば、右方向にカーソルを移動させたい場合には、指で、入力部27上を左から右になぞるといった直感的な操作を行うことで、カーソルを右に移動させることができる。
【0049】
次に、図5を参照して、カーソルを上に移動させる場合のユーザの操作について説明する。
【0050】
ユーザは、図5Aに示されるように、入力ボタン27−11,27−7,27−4,27−1の順に指でなぞった場合、図5Bに示されるように、入力ボタン27−10,27−8,27−5,27−2の順に指でなぞった場合、または、図5Cに示されるように、入力ボタン27−12,27−9,27−6,27−3の順に指でなぞった場合、LCD23に表示されたカーソルを上に移動させることができる。例えば、カーソル31が、図7Bに示される位置から、図7Aに示される位置に移動される。
【0051】
同様に、ユーザは、図5Dに示されるように、入力ボタン27−11,27−10のいずれか、入力ボタン27−7,27−8のいずれか、入力ボタン27−4,27−5のいずれか、入力ボタン27−1,27−2のいずれかの順に指でなぞった場合、または、図5Eに示されるように、入力ボタン27−10,27−12のいずれか、入力ボタン27−8,27−9のいずれか、入力ボタン27−5,27−6のいずれか、入力ボタン27−2,27−3のいずれかの順に指でなぞった場合も、LCD23に表示されたカーソルを上に移動させることができる。
【0052】
このように、ユーザは、例えば、上方向にカーソルを移動させたい場合には、指で、入力部27上を下から上になぞるといった直感的な操作を行うことで、カーソルを上に移動させることができる。
【0053】
次に、図6を参照して、カーソルを左に移動させる場合のユーザの操作について説明する。
【0054】
ユーザは、図6Aに示されるように、入力ボタン27−3,27−2,27−1の順に指でなぞった場合、図6Bに示されるように、入力ボタン27−6,27−5,27−4の順に指でなぞった場合、図6Cに示されるように、入力ボタン27−9,27−8,27−7の順に指でなぞった場合、または、図6Dに示されるように、入力ボタン27−12,27−10,27−11の順に指でなぞった場合、LCD23に表示されたカーソルを左に移動させることができる。例えば、カーソル31が、図7Cに示される位置から図7Aに示される位置に移動される。
【0055】
同様に、ユーザは、図6Eに示されるように、入力ボタン27−3,27−6のいずれか、入力ボタン27−2,27−5のいずれか、入力ボタン27−1,27−4のいずれかの順に指でなぞった場合、図6Fに示されるように、入力ボタン27−6,27−9のいずれか、入力ボタン27−5,27−8のいずれか、入力ボタン27−4,27−7のいずれかの順に指でなぞった場合、または、図6Gに示されるように、入力ボタン27−9,27−12のいずれか、入力ボタン27−8,27−10のいずれか、入力ボタン27−7,27−11のいずれかの順に指でなぞった場合も、LCD23に表示されたカーソルを左に移動させることができる。
【0056】
このように、ユーザは、例えば、左方向にカーソルを移動させたい場合には、指で、入力部27上を右から左になぞるといった直感的な操作を行うことで、カーソルを左に移動させることができる。
【0057】
なお、本実施の形態においては、適宜、入力ボタン27−1乃至27−3を第1行目の入力ボタン27と称し、入力ボタン27−4乃至27−6を第2行目の入力ボタン27と称し、入力ボタン27−7乃至27−9を第3行目の入力ボタン27と称し、入力ボタン27−10乃至27−12を第4行目の入力ボタン27と称する。また、入力ボタン27−1,27−4,27−7,27−11を第1列目の入力ボタンと称し、入力ボタン27−2,27−5,27−8,27−10を第2列目の入力ボタンと称し、入力ボタン27−3,27−6,27−9,27−12を第3列目の入力ボタンと称する。
【0058】
図1の説明に戻り、本体13の入力ボタン27の上方中央には、水平方向(筐体の左右方向)を軸として回転自在なジョグダイヤル24が、本体13の表面から僅かに突出した状態で設けられている。例えば、このジョグダイヤル24に対する回転操作に応じて、LCD23に表示されている電子メールのスクロール等が行われる。ジョグダイヤル24の左右には、左方向ボタン25、および右方向ボタン26がそれぞれ設けられている。本体13の下方近傍には、マイクロフォン28が設けられており、ユーザの音声が集音される。
【0059】
図8は、携帯電話機1の内部の構成例を示すブロック図である。
【0060】
CPU(Central Processing Unit)41は、ROM(Read Only Memory)42に記憶されている制御プログラムをRAM(Random Access Memory)43に展開し、バス46を介して携帯電話機1の全体の動作を制御する。例えば、CPU41は、文章を作成することがユーザにより指示されたとき、所定の文章作成プログラムを起動させ、表示制御部45を制御し、文章作成画面をLCD23に表示させる。
【0061】
通信制御部44は、アンテナ21を介して基地局との間で電波を送受信し、例えば、音声通話モード時において、アンテナ21で受信されたRF(Radio requency)信号を増幅して周波数変換処理、アナログディジタル変換処理、スペクトラム逆拡散処理等の所定の処理を施し、得られた音声データを音声コーデック49に出力する。また、通信制御部44は、音声コーデック49から音声データが供給されてきたとき、ディジタルアナログ変換処理、周波数変換処理、およびスペクトラム拡散処理等の所定の処理を施し、得られた音声信号をアンテナ21から送信する。
【0062】
表示制御部45は、LCD23の表示を制御し、電子メールとして送信する文章を作成する作成画面等をLCD23に表示する。
【0063】
入力部47は、ジョグダイヤル24、左方向ボタン25、右方向ボタン26、入力ボタン27、および接触検知センサ29等により構成され、それらに対するユーザの操作を検出し、それらのボタンが押下されたとき、押下された状態から離されたとき、または、接触されたとき、対応する信号をCPU41に出力する。
【0064】
計測部48は、内部タイマを有しており、CPU41による指示に応じて、例えば、入力ボタン27が押下(接触)されている時間を計測し、計測結果をCPU41に通知する。CPU41は、計測部48からの通知に基づいて、連続して所定の時間(期間)以上、入力ボタン27が押下されていると判定した場合、押下されたボタンに割り当てられている分類に属する対象(割り当てられている行の文字、割り当てられているアルファベット、割り当てられている記号)をLCD23に表示させる。またCPU41は、連続して所定の時間以上、入力ボタン27が押下されていないと判定した場合(すなわち、入力ボタン27が短時間で接触されたと判定した場合)、例えば、LCD23に表示されているカーソル31を所定方向に移動させる。
【0065】
音声コーデック49は、通信制御部44から供給されてきた音声データを音声信号に変換し、対応する音声信号をスピーカ22から出力する。また、音声コーデック49は、マイクロフォン28により集音されたユーザの音声を音声データに変換し、それを通信制御部44に出力する。
【0066】
折り畳み検出部50は、図1のヒンジ部11の近傍に設けられ、携帯電話機1の開閉状態を監視し、開かれた状態から折り畳まれたことを検出したとき、または、折り畳まれた状態から開かれたことを検出したとき、それをCPU41に通知する。
【0067】
バス46には、必要に応じてドライブ51が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは、半導体メモリなどのリムーバブルメディア52が適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて携帯電話機1にインストールされる。
【0068】
次に、図9のフローチャートを参照して、ユーザからの操作に応じて、下方向へカーソルを移動させる携帯電話機1のカーソル移動処理について説明する。この処理は、例えば、ユーザにより文章を入力することが指示されたとき、CPU41が、所定の文章作成画面をLCD23に表示させるとともに、その文章作成画面上にカーソル31を表示させることにより開始される。
【0069】
ステップS1において、CPU41は、タイマ値Ndを設定する。ここで、タイマ値Ndは、入力ボタン27のうちのいずれかのボタンが接触された後、所定時間が経過しても次のボタンが接触されなかった場合に、タイマを停止させるためのタイムアウトを決定する変数であり、例えば、時間で表わされる。なお、このタイマ値Ndの値は、予め定められた固定の値でも良いし、可変の値でも良い。タイマ値Ndの値を可変とする場合には、その可変の値は、例えば、ユーザが入力ボタン27を操作することによって設定することができる。
【0070】
ステップS2において、CPU41は、後で行われるステップS7の処理で、1ずつインクリメントされる変数Kdを、例えば1に設定し、ステップS3に進む。ステップS3において、入力部47は、入力ボタン27のうちの第Kd行目の入力ボタン27(いまの場合、入力ボタン27−1乃至27−3)の接触を検知したか否か、すなわち、接触検知センサ29のうちの第Kd行目の接触検知センサ29(いまの場合、接触検知センサ29−1乃至29−3)が接触されたか否かを判定し、第Kd行目の入力ボタン27の接触が検知されるまで待機する。
【0071】
ステップS3において、第Kd行目の入力ボタンの接触が検知されたと判定された場合、入力部47は、その検知に対応する信号をCPU41に出力する。ステップS4において、CPU41は、入力部47からの信号に基づいて、ボタン押下評価処理を実行する。
【0072】
ここで、図10のフローチャートを参照して、CPU41が実行する、ボタン押下評価処理の詳細について説明する。
【0073】
ステップS31において、CPU41は、タイマ値Mを設定する。ここで、タイマ値Mは、入力ボタン27が、所定時間以上接触された場合に、ボタンが押下されたと判断するための閾値を決定する変数であり、例えば、時間で表わされる。なお、このタイマ値Mの値は、予め定められた固定の値でも良いし、可変の値でも良い。タイマ値Mの値を可変とする場合には、その可変の値は、例えば、ユーザが入力ボタン27を操作することによって設定することができる。
【0074】
ステップS32において、CPU41は、計測部48を制御し、タイマリセット動作を開始させる。ステップS33において、入力部47は、第Kd行目の接触検知センサ29の接触が解除されたか否かを判定し、第Kd行目の接触検知センサ29の接触が解除されるまで待機する。そして、第Kd行目の接触検知センサ29の接触が解除されたと判定した場合、入力部47は、接触解除に対応する信号をCPU41に出力する。ステップS34において、CPU41は、入力部47からの信号に基づいて、計測部48を制御し、ステップS32の処理で開始させたタイマリセット動作を停止させる。
【0075】
ステップS35において、CPU41は、計測部48からの通知に基づいて、計測されたタイマがタイマ値Mより大きいか否か、すなわち、入力ボタン27が所定時間以上接触されたか否かを判定し、計測されたタイマがタイマ値Mより大きいと判定した場合、ステップS36に進み、入力ボタン27が押下されたと判断し、通常の入力処理を行う。例えば、入力ボタン27−1が押下されたと判定された場合、「あ」が入力され、LCD23に表示される。
【0076】
ステップS35において、CPU41は、計測されたタイマがタイマ値Mより小さいと判定した場合、カーソル移動の入力であると判断し、図9のステップS5にリターンする。
【0077】
図9の説明に戻る。ステップS5において、CPU41は、計測部48を制御し、タイマリセット動作を開始させる。ステップS6において、CPU41は、計測部48からの通知に基づいて、計測中のタイマがタイマ値Ndより小さいか否か、すなわち、未だタイムアウトに達していないか否かを判定し、計測中のタイマがタイマ値Ndより小さいと判定した場合、ステップS7に進み、変数Kdを1だけインクリメントし、ステップS8に進む。
【0078】
ステップS8において、入力部47は、入力ボタン27のうちの第Kd行目の入力ボタン(いまの場合、入力ボタン27−4乃至27−6)の接触を検知したか否か、すなわち、接触検知センサ29のうちの第Kd行目の接触検知センサ(いまの場合、接触検知センサ29−4乃至29−6)が接触されたか否かを判定し、第Kd行目の入力ボタンの接触が検知されていないと判定した場合、ステップS6に戻り、上述した処理が繰り返し実行される。
【0079】
ステップS8において、第Kd行目の入力ボタンの接触が検知されたと判定された場合、入力部47は、その検知に対応する信号をCPU41に出力する。ステップS9において、CPU41は、入力部47からの信号に基づいて、計測部48を制御し、ステップS5の処理で開始させたタイマリセット動作を停止させる。
【0080】
ステップS10において、CPU41は、変数Kdが4になったか否か、すなわち、最下端行である第4行目の入力ボタン27の接触が検知されたか否かを判定し、未だ変数Kdが4になっていないと判定した場合、ステップS4に戻り、上述した処理が繰り返し実行される。
【0081】
ステップS10において、変数Kdが4になったと判定された場合、ステップS11に進み、CPU41は、カーソルを下に移動させる操作であると判断し、ステップS12において、LCD23に表示されているカーソル31を下に(例えば、図7Aに示される位置から図7Bに示される位置に)移動させる。
【0082】
なお、ステップS6において、計測中のタイマがタイマ値Ndより大きくなったと判定された場合、すなわち、タイムアウトに達したと判定された場合、ステップS13に進み、CPU41は、計測部48を制御し、ステップS5の処理で開始させたタイマリセット動作を停止させ、ユーザの操作が無効であるものとして、カーソル移動処理を終了させる。
【0083】
以上のように、ユーザは、入力ボタン27上を、指で上から下になぞるといった直感的な操作を行うことにより、LCD23に表示されているカーソル31を下に移動させることができる。
【0084】
また、CPU41は、入力ボタン27の接触時間を計測し、その接触時間に応じて、押下されたか、あるいは、カーソル移動であるかを判断することができる。
【0085】
次に、図11のフローチャートを参照して、ユーザからの操作に応じて、右方向へカーソルを移動させる携帯電話機1のカーソル移動処理について説明する。この処理は、例えば、ユーザにより文章を入力することが指示されたとき、CPU41が、所定の文章作成画面をLCD23に表示させるとともに、その文章作成画面上にカーソル31を表示させることにより開始される。
【0086】
ステップS51において、CPU41は、タイマ値Nrを設定する。ここで、タイマ値Nrは、入力ボタン27のうちのいずれかのボタンが接触された後、所定時間が経過しても次のボタンが接触されなかった場合に、タイマを停止させるためのタイムアウトを決定する変数であり例えば、時間で表わされる。なお、このタイマ値Nrの値は、予め定められた固定の値でも良いし、可変の値でも良い。タイマ値Nrの値を可変とする場合には、その可変の値は、例えば、ユーザが入力ボタン27を操作することによって設定することができる。
【0087】
ステップS52において、CPU41は、後で行われるステップS57の処理で、1ずつインクリメントされる変数Krを、例えば1に設定し、ステップS53に進む。ステップS53において、入力部47は、入力ボタン27のうちの第Kr列目の入力ボタン27(いまの場合、入力ボタン27−1,27−4,27−7,27−11)の接触を検知したか否か、すなわち、接触検知センサ29のうちの第Kr列目の接触検知センサ29(いまの場合、接触検知センサ29−1,29−4,29−7,29−11)が接触されたか否かを判定し、第Kr列目の入力ボタン27の接触が検知されるまで待機する。
【0088】
ステップS53において、第Kr列目の入力ボタンの接触が検知されたと判定された場合、入力部47は、その検知に対応する信号をCPU41に出力する。ステップS54において、CPU41は、入力部47からの信号に基づいて、上述した図10のボタン押下評価処理を実行する。
【0089】
ステップS55において、CPU41は、計測部48を制御し、タイマリセット動作を開始させる。ステップS56において、CPU41は、計測部48からの通知に基づいて、計測中のタイマがタイマ値Nrより小さいか否か、すなわち、未だタイムアウトに達していないか否かを判定し、計測中のタイマがタイマ値Nrより小さいと判定した場合、ステップS57に進み、変数Krを1だけインクリメントし、ステップS58に進む。
【0090】
ステップS58において、入力部47は、入力ボタン27のうちの第Kr列目の入力ボタン(いまの場合、入力ボタン27−2,27−5,27−8,27−10)の接触を検知したか否か、すなわち、接触検知センサ29のうちの第Kr列目の接触検知センサ(いまの場合、接触検知センサ29−2,29−5,29−8,29−10)が接触されたか否かを判定し、第Kr列目の入力ボタンの接触が検知されていないと判定した場合、ステップS56に戻り、上述した処理が繰り返し実行される。
【0091】
ステップS58において、第Kr列目の入力ボタンの接触が検知されたと判定された場合、入力部47は、その検知に対応する信号をCPU41に出力する。ステップS59において、CPU41は、入力部47からの信号に基づいて、計測部48を制御し、ステップS55の処理で開始させたタイマリセット動作を停止させる。
【0092】
ステップS60において、CPU41は、変数Krが3になったか否か、すなわち、最右端列である第3行目の入力ボタン27の接触が検知されたか否かを判定し、未だ変数Krが3になっていないと判定した場合、ステップS54に戻り、上述した処理が繰り返し実行される。
【0093】
ステップS60において、変数Krが3になったと判定された場合、ステップS61に進み、CPU41は、カーソルを右に移動させる操作であると判断し、ステップS62において、LCD23に表示されているカーソル31を右に(例えば、図7Aに示される位置から図7Cに示される位置に)移動させる。
【0094】
なお、ステップS56において、計測中のタイマがタイマ値Nrより大きくなったと判定された場合、すなわち、タイムアウトに達したと判定された場合、ステップS63に進み、CPU41は、計測部48を制御し、ステップS55の処理で開始させたタイマリセット動作を停止させ、ユーザの操作が無効であるものとして、カーソル移動処理を終了させる。
【0095】
以上のように、ユーザは、入力ボタン27上を、指で左から右になぞるといった直感的な操作を行うことにより、LCD23に表示されているカーソル31を右に移動させることができる。
【0096】
次に、図12のフローチャートを参照して、ユーザからの操作に応じて、上方向へカーソルを移動させる携帯電話機1のカーソル移動処理について説明する。この処理は、例えば、ユーザにより文章を入力することが指示されたとき、CPU41が、所定の文章作成画面をLCD23に表示させるとともに、その文章作成画面上にカーソル31を表示させることにより開始される。
【0097】
ステップS81において、CPU41は、タイマ値Nuを設定する。ここで、タイマ値Nuは、入力ボタン27のうちのいずれかのボタンが接触された後、所定時間が経過しても次のボタンが接触されなかった場合に、タイマを停止させるためのタイムアウトを決定する変数であり、例えば、時間で表わされる。なお、このタイマ値Nuの値は、予め定められた固定の値でも良いし、可変の値でも良い。タイマ値Nuの値を可変とする場合には、その可変の値は、例えば、ユーザが入力ボタン27を操作することによって設定することができる。
【0098】
ステップS82において、CPU41は、後で行われるステップS87の処理で、1ずつデクリメントされる変数Kuを、例えば4に設定し、ステップS83に進む。ステップS83において、入力部47は、入力ボタン27のうちの第Ku行目の入力ボタン27(いまの場合、入力ボタン27−10乃至27−12)の接触を検知したか否か、すなわち、接触検知センサ29のうちの第Ku行目の接触検知センサ29(いまの場合、接触検知センサ29−10乃至29−12)が接触されたか否かを判定し、第Ku行目の入力ボタン27の接触が検知されるまで待機する。
【0099】
ステップS83において、第Ku行目の入力ボタンの接触が検知されたと判定された場合、入力部47は、その検知に対応する信号をCPU41に出力する。ステップS4において、CPU41は、入力部47からの信号に基づいて、上述した図10のボタン押下評価処理を実行する。
【0100】
ステップS85において、CPU41は、計測部48を制御し、タイマリセット動作を開始させる。ステップS86において、CPU41は、計測部48からの通知に基づいて、計測中のタイマがタイマ値Nuより小さいか否か、すなわち、未だタイムアウトに達していないか否かを判定し、計測中のタイマがタイマ値Nuより小さいと判定した場合、ステップS87に進み、変数Kuを1だけデクリメントし、ステップS88に進む。
【0101】
ステップS88において、入力部47は、入力ボタン27のうちの第Ku行目の入力ボタン(いまの場合、入力ボタン27−7乃至27−9)の接触を検知したか否か、すなわち、接触検知センサ29のうちの第Ku行目の接触検知センサ(いまの場合、接触検知センサ29−7乃至29−9)が接触されたか否かを判定し、第Ku行目の入力ボタンの接触が検知されていないと判定した場合、ステップS86に戻り、上述した処理が繰り返し実行される。
【0102】
ステップS88において、第Ku行目の入力ボタンの接触が検知されたと判定された場合、入力部47は、その検知に対応する信号をCPU41に出力する。ステップS89において、CPU41は、入力部47からの信号に基づいて、計測部48を制御し、ステップS85の処理で開始させたタイマリセット動作を停止させる。
【0103】
ステップS90において、CPU41は、変数Kuが1になったか否か、すなわち、最上端行である第1行目の入力ボタン27の接触が検知されたか否かを判定し、未だ変数Kuが1になっていないと判定した場合、ステップS84に戻り、上述した処理が繰り返し実行される。
【0104】
ステップS90において、変数Kuが1になったと判定された場合、ステップS91に進み、CPU41は、カーソルを上に移動させる操作であると判断し、ステップS92において、LCD23に表示されているカーソル31を上に(例えば、図7Bに示される位置から図7Aに示される位置に)移動させる。
【0105】
なお、ステップS86において、計測中のタイマがタイマ値Nuより大きくなったと判定された場合、すなわち、タイムアウトに達したと判定された場合、ステップS93に進み、CPU41は、計測部48を制御し、ステップS85の処理で開始させたタイマリセット動作を停止させ、ユーザの操作が無効であるものとして、カーソル移動処理を終了させる。
【0106】
以上のように、ユーザは、入力ボタン27上を、指で下から上になぞるといった直感的な操作を行うことにより、LCD23に表示されているカーソル31を上に移動させることができる。
【0107】
次に、図13のフローチャートを参照して、ユーザからの操作に応じて、左方向へカーソルを移動させる携帯電話機1のカーソル移動処理について説明する。この処理は、例えば、ユーザにより文章を入力することが指示されたとき、CPU41が、所定の文章作成画面をLCD23に表示させるとともに、その文章作成画面上にカーソル31を表示させることにより開始される。
【0108】
ステップS111において、CPU41は、タイマ値Nlを設定する。ここで、タイマ値Nlは、入力ボタン27のうちのいずれかのボタンが接触された後、所定時間が経過しても次のボタンが接触されなかった場合に、タイマを停止させるためのタイムアウトを決定する変数であり、例えば、時間で表わされる。なお、このタイマ値Nlの値は、予め定められた固定の値でも良いし、可変の値でも良い。タイマ値Nlの値を可変とする場合には、その可変の値は、例えば、ユーザが入力ボタン27を操作することによって設定することができる。
【0109】
ステップS112において、CPU41は、後で行われるステップS117の処理で、1ずつデクリメントされる変数Klを、例えば3に設定し、ステップS113に進む。ステップS113において、入力部47は、入力ボタン27のうちの第Kl列目の入力ボタン27(いまの場合、入力ボタン27−3,27−6,27−9,27−12)の接触を検知したか否か、すなわち、接触検知センサ29のうちの第Kl列目の接触検知センサ29(いまの場合、接触検知センサ29−3,29−6,29−9,29−12)が接触されたか否かを判定し、第Kl列目の入力ボタン27の接触が検知されるまで待機する。
【0110】
ステップS113において、第Kl列目の入力ボタンの接触が検知されたと判定された場合、入力部47は、その検知に対応する信号をCPU41に出力する。ステップS114において、CPU41は、入力部47からの信号に基づいて、上述した図10のボタン押下評価処理を実行する。
【0111】
ステップS115において、CPU41は、計測部48を制御し、タイマリセット動作を開始させる。ステップS116において、CPU41は、計測部48からの通知に基づいて、計測中のタイマがタイマ値Nlより小さいか否か、すなわち、未だタイムアウトに達していないか否かを判定し、計測中のタイマがタイマ値Nlより小さいと判定した場合、ステップS117に進み、変数Klを1だけデクリメントし、ステップS118に進む。
【0112】
ステップS118において、入力部47は、入力ボタン27のうちの第Kl列目の入力ボタン(いまの場合、入力ボタン27−2,27−5,27−8,27−10)の接触を検知したか否か、すなわち、接触検知センサ29のうちの第Kl列目の接触検知センサ(いまの場合、接触検知センサ29−2,29−5,29−8,29−10)が接触されたか否かを判定し、第Kl列目の入力ボタンの接触が検知されていないと判定した場合、ステップS116に戻り、上述した処理が繰り返し実行される。
【0113】
ステップS118において、第Kl列目の入力ボタンの接触が検知されたと判定された場合、入力部47は、その検知に対応する信号をCPU41に出力する。ステップS119において、CPU41は、入力部47からの信号に基づいて、計測部48を制御し、ステップS115の処理で開始させたタイマリセット動作を停止させる。
【0114】
ステップS120において、CPU41は、変数Klが1になったか否か、すなわち、最左端列である第1行目の入力ボタン27の接触が検知されたか否かを判定し、未だ変数Klが1になっていないと判定した場合、ステップS114に戻り、上述した処理が繰り返し実行される。
【0115】
ステップS120において、変数Klが1になったと判定された場合、ステップS121に進み、CPU41は、カーソルを左に移動させる操作であると判断し、ステップS122において、LCD23に表示されているカーソル31を左に(例えば、図7Cに示される位置から図7Aに示される位置に)移動させる。
【0116】
なお、ステップS116において、計測中のタイマがタイマ値Nlより大きくなったと判定された場合、すなわち、タイムアウトに達したと判定された場合、ステップS123に進み、CPU41は、計測部48を制御し、ステップS115の処理で開始させたタイマリセット動作を停止させ、ユーザの操作が無効であるものとして、カーソル移動処理を終了させる。
【0117】
以上のように、ユーザは、入力ボタン27上を、指で右から左になぞるといった直感的な操作を行うことにより、LCD23に表示されているカーソル31を左に移動させることができる。
【0118】
以上のことからもわかるように、入力部27を、テンキーとして動作させるだけでなく、入力部27の表面に接触検知センサ29を配置したことで、2次元平面でのポインティング動作として解釈させることができる。従って、ユーザは、入力部27を用いて、カーソル移動などの操作を行うことができる。
【0119】
なお、接触検知センサ29は、入力部27の表面に配置するだけでなく、本体13の表面全体に配置するようにしてもよい。
【0120】
また以上においては、上下方向のカーソル移動を検出する場合、縦方向の4つの入力ボタン(第1行目乃至第4行目の入力ボタン27)が接触された場合に、上下方向にカーソルを移動させ、また、左右方向のカーソル移動を検出する場合、横方向の3つの入力ボタン(第1列目乃至第3列目の入力ボタン27)が接触された場合に、左右方向にカーソルを移動させるようにしたが、本発明はこれに限らず、縦方向の2乃至3つの入力ボタンが接触された場合に上下方向にカーソルを移動させ、横方向の2つの入力ボタンが接触された場合に左右方向にカーソルを移動させるようにしてもよい。
【0121】
例えば、入力ボタン27−1,27−4の順(第1行目の入力ボタン27、第2行目の入力ボタン27の順)に接触が検知された場合、下方向にカーソルが移動され、入力ボタン27−12,27−9の順(第4行目の入力ボタン27、第3行目の入力ボタン27の順)に接触が検知された場合、上方向にカーソルが移動される。
【0122】
また例えば、入力ボタン27−1,27−2の順(第1列目の入力ボタン27、第2列目の入力ボタン27の順)に接触が検知された場合、右方向にカーソルが移動され、入力ボタン27−6,27−5の順(第3列目の入力ボタン27、第2列目の入力ボタン27の順)に接触が検知された場合、右方向にカーソルが移動される。
【0123】
また以上においては、入力部27の表面に接触検知センサ29を配置し、その接触を検知することで、カーソル31の位置を、1つ上に、1つ下に、1つ右に、もしくは、1つ左に移動させるようにしたが、接触検知センサ29のオンまたはオフの速さに応じて、カーソル31の移動量を変えるようにすることもできる。
【0124】
例えば、図14A乃至図14Cに示すように、入力ボタン27−1の接触に対応する信号P1がオンになり、入力ボタン27−4の接触に対応する信号P4がオンになり、続いて、入力ボタン27−7の接触に対応する信号P7がオンになったことで、CPU41は、下方向へのカーソル移動であると判断したときに、入力ボタン27−1が接触されてから入力ボタン27−7が接触されるまでに要した時間T1に基づいて、カーソル31を、図15Aに示される位置から、図15Bに示される位置に移動させる。
【0125】
これに対し、図14D乃至図14Fに示すように、入力ボタン27−1の接触に対応する信号P1がオンになり、入力ボタン27−4の接触に対応する信号P4がオンになり、続いて、入力ボタン27−7の接触に対応する信号P7がオンになったことで、CPU41は、下方向へのカーソル移動であると判断したときに、入力ボタン27−1が接触されてから入力ボタン27−7が接触されるまでに要した時間T2が時間T1より短いため、カーソル31を、図15Aに示される位置から、図15Cに示される位置に移動させる。
【0126】
このように、指の動きの速さに応じて、カーソル31の移動量を決定することができる。
【0127】
また本実施の形態では、入力ボタン27の接触時間を計測し、接触が所定時間以上であった場合、入力ボタン27が押下された(通常のテンキーとして動作させるための押下である)と判断することができるため、入力ボタン27の垂直方向の機構部を薄型化することが可能となる。
【0128】
さらに以上においては、上下方向または左右方向といった指の直線的な動きに応じて、カーソルを上下方向または左右方向に移動させるようにしたが、これに限らず、直線的でない指の動きに応じて、ジョグ機能として存在しない機能を実現することができる。
【0129】
例えば、図16に示されるように、ユーザは、入力ボタン27−1、入力ボタン27−4,27−5のいずれか、入力ボタン27−8、入力ボタン27−5,27−6のいずれか、入力ボタン27−3の順に指でなぞることで、すなわち、V字状またはU字状の指の動きを行うことで、「クリア」、「1つ前の操作に戻る」、または「1つ上の階層に上がる」などの入力を行わせることができる。
【0130】
また、例えば、「5」ボタン27−5の長押しを検知した場合には、「決定」などの入力を行わせることもできる。
【0131】
従って、入力ボタン27を用いて、ジョグダイヤル24で行われる各種操作を実現することができるため、ジョグダイヤル24の機構部を省略し、携帯電話機1を小型化することが可能となる。
【0132】
さらに以上においては、携帯電話機1のテンキーを用いてカーソル移動する場合について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、以上の処理を、例えば、携帯型のパーソナルコンピュータのキーボードなどにも広く適用することが可能である。
【0133】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
【0134】
この記録媒体は、図8に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini−Disc)(登録商標)を含む)、もしくは半導体メモリなどのリムーバブルメディア52により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROMや記憶部に含まれるハードディスクなどなどで構成される。
【0135】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0136】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、様々な入力を行うことが可能となる。特に、テンキーを用いてカーソル移動などのポインティング動作を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した携帯電話機の外観の構成例を示す図である。
【図2】図1の入力ボタンの配置例を示す図である。
【図3】カーソルを下に移動させる場合のユーザの操作について説明する図である。
【図4】カーソルを右に移動させる場合のユーザの操作について説明する図である。
【図5】カーソルを上に移動させる場合のユーザの操作について説明する図である。
【図6】カーソルを左に移動させる場合のユーザの操作について説明する図である。
【図7】カーソルの移動を説明するための表示例を示している。
【図8】図1の携帯電話機の内部の構成例を示すブロック図である。
【図9】携帯電話機の下方向へのカーソル移動処理を説明するフローチャートである。
【図10】図9のステップS4のボタン押下評価処理を説明するフローチャートである。
【図11】携帯電話機の右方向へのカーソル移動処理を説明するフローチャートである。
【図12】携帯電話機の上方向へのカーソル移動処理を説明するフローチャートである。
【図13】携帯電話機の左方向へのカーソル移動処理を説明するフローチャートである。
【図14】接触検知センサのオンまたはオフの速さを説明する図である。
【図15】カーソルの移動を説明するための表示例を示している。
【図16】クリアする場合のユーザの操作について説明する図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機, 23 LCD, 27 入力ボタン, 29 接触検知センサ, 31 カーソル, 41 CPU, 47 入力部, 48 計測部
Claims (8)
- 複数のキーからなる情報入力装置において、
前記キーの接触を検知する検知手段と、
前記検知手段により検知された前記複数のキーの接触順に基づいて、所定のポインティング動作であると判断する判断手段と
を備えることを特徴とする情報入力装置。 - カーソルの表示を制御する表示制御手段をさらに備え、
前記判断手段による判断結果に基づいて、前記表示制御手段は、前記カーソルを所定方向に移動させる
ことを特徴とする請求項1に記載の情報入力装置。 - 前記検知手段により検知された前記キーの接触時間に応じて、押下であるか否かを判定する判定手段をさらに備え、
前記判定手段により押下であると判定された場合、前記判断手段は、前記キーに割り当てられている入力対象の入力であると判断する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報入力装置。 - 前記検知手段により検知された前記キーの接触時間に応じて、押下であるか否かを判定する判定手段をさらに備え、
前記判定手段により押下であると判定された場合、前記判断手段は、入力の決定であると判断する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報入力装置。 - 前記検知手段は、前記複数のキーのそれぞれに配置されている接触センサである
ことを特徴とする請求項1に記載の情報入力装置。 - 複数のキーからなる情報入力装置の情報入力方法において、
前記キーの接触を検知する検知ステップと、
前記検知ステップの処理により検知された前記複数のキーの接触順に基づいて、所定のポインティング動作であると判断する判断ステップと
を含むことを特徴とする情報入力方法。 - 複数のキーからなる情報入力装置の情報入力処理を、コンピュータに行わせるプログラムにおいて、
前記キーの接触を検知する検知ステップと、
前記検知ステップの処理により検知された前記複数のキーの接触順に基づいて、所定のポインティング動作であると判断する判断ステップと
を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。 - 複数のキーからなる情報入力装置の情報入力処理を、コンピュータに行わせるプログラムにおいて、
前記キーの接触を検知する検知ステップと、
前記検知ステップの処理により検知された前記複数のキーの接触順に基づいて、所定のポインティング動作であると判断する判断ステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003127063A JP2004334390A (ja) | 2003-05-02 | 2003-05-02 | 情報入力装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003127063A JP2004334390A (ja) | 2003-05-02 | 2003-05-02 | 情報入力装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100447728C (zh) * | 2005-11-14 | 2008-12-31 | 株式会社Ntt都科摩 | 终端以及终端的控制方法 |
JP2010108243A (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-13 | Casio Computer Co Ltd | キーボード入力装置 |
JP2011216065A (ja) * | 2010-04-01 | 2011-10-27 | I Zone Technologies Co Ltd | 入力装置、制御回路、電子システム及びその操作方法 |
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2003
- 2003-05-02 JP JP2003127063A patent/JP2004334390A/ja active Pending
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