JP2002358155A - 入力装置 - Google Patents

入力装置

Info

Publication number
JP2002358155A
JP2002358155A JP2001166923A JP2001166923A JP2002358155A JP 2002358155 A JP2002358155 A JP 2002358155A JP 2001166923 A JP2001166923 A JP 2001166923A JP 2001166923 A JP2001166923 A JP 2001166923A JP 2002358155 A JP2002358155 A JP 2002358155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
input device
rotating body
electric signal
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001166923A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Mori
光洋 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp NEC Display Solutions Ltd
Original Assignee
NEC Viewtechnology Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Viewtechnology Ltd filed Critical NEC Viewtechnology Ltd
Priority to JP2001166923A priority Critical patent/JP2002358155A/ja
Publication of JP2002358155A publication Critical patent/JP2002358155A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H19/00Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
    • H01H19/02Details
    • H01H19/10Movable parts; Contacts mounted thereon
    • H01H19/14Operating parts, e.g. turn knob
    • H01H2019/146Roller type actuators

Abstract

(57)【要約】 【課題】主に携帯端末や携帯電話機などのような携帯型
の情報処理装置に用いられるローラー式入力装置におい
て、従来より小形にし、しかも「上下選択」、「左右選
択」、「決定」の各操作を、入力装置から指を離さずに
行えるようにする。 【解決手段】円筒状のローラー1を有し、ローラー1の
軸の周りの回転量をロータリーエンコーダ3で、ローラ
ー1の中央部を押し下げたときのローラーの上下動の有
無をプッシュスイッチ5Cで電気信号に変換する構造の
入力装置に対し、ローラー1にシーソー運動を加え、シ
ーソー運動に伴うローラー1の右端の時計回りの運動の
有無をプッシュスイッチ5Rで、ローラー1の左端の反
時計回りの運動の有無をプッシュスイッチ5Lで電気信
号に変換する。スイッチ5L、5Rをローラーの下方に
設けるので、ローラー1が短くて済む。ローラー1だけ
で全操作が行われるので、ローラーから指を離す必要が
なく、操作性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置の入
力装置に関し、特に、例えば携帯電話機や携帯端末或い
はノートブック型コンピュータなどのような、携帯型の
情報処理装置におけるディスプレイ上でのメニュー選択
やGUI(グラフィック・ユーザー・インターフェース)
に用いられて、選択操作や決定操作を行うのに好適な入
力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば携帯電話機などのような、ディス
プレイの小さい携帯型の情報処理装置においては、ディ
スプレイを見ながら、ディスプレイ上に並べて表示され
る多くのメニューの中から一つのメニューを選び、その
選び出したメニューにカーソルを移動させ(選択)、次
いでそのメニューを確定する(決定)という操作が、頻
繁に行われる。メニューは、ディスプレイ上で縦方向に
並べられているときもあるし、横方向に並べられる場合
もある。従って、このような情報処理装置には、縦方向
に並ぶメニューの間でカーソルを移動させるための「上
下選択」情報と、横方向に並ぶメニューにカーソルを合
わせるための「左右選択」情報と、選んだメニューを確
定するための「決定」情報とを入力する手段(入力装
置)が、必ず必要である。
【0003】そのような入力装置には、よく知られてい
るように、一つの押しボタン型のキーで、キーを上方向
(向う側)又は下方向(手前側)に倒すことで「上下選
択」を行い、左または右に倒すことで「左右選択」を行
い、キーの中央を押すことで「決定」操作を行う構造の
ものがある。この押しボタン型のキーによる「上下選
択」、「左右選択」、「決定」の各操作は、どの場合で
も、一つ一つステップ式に行われることになる。
【0004】また、例えば特開平10−177831号
公報には、円盤状の外周式ダイヤルを時計回りまたは反
時計回りに回転させることで「上下選択」を行い、外周
式ダイヤルの一端を上にあげたり下にさげたりすること
で、ダイヤルの下に設けた2つのスイッチで「左右選
択」をし、外周式ダイヤルを水平方向に押し込むことで
「決定」操作を行う入力装置が開示されている。携帯電
話機においては、使用時にカーソルを左右方向に動かす
頻度は少なく、例えばメールを読んだり或いはアドレス
帳を検索したりする場合などは、上下方向に動かす場合
が殆どである。その場合、ステップ動作より、回転量に
応じたスムーズな動きの方が圧倒的に使用感がよい。
「上下選択」を(ステップ動作ではなく)ダイヤルの回
転操作で行う入力装置は、頻度の高い「上下選択」操作
時の使用感がよいというメリットを持っている。
【0005】「上下選択」を回転操作で行う入力装置に
は、上記公報に記載されたもののような、円盤状外周式
ダイヤルを用いる構造の装置の他に、円筒状又は円柱状
のローラー様回転体を用いるものが実用化されている。
そのようなローラー様回転体を用いる入力装置は、円盤
状外周式ダイヤルを用いる回転操作型の入力装置に比
べ、より小型にできるという利点を備えている。本発明
は、そのような、ローラー様回転体を用いる入力装置
(以後、ローラー式入力装置と呼ぶ)に関る発明であ
る。
【0006】図4に、従来のローラー式入力装置の一例
の側面図を示す。図4を参照して、円筒状(又は、円柱
状)のローラー1が、支持体12に保持されている。こ
のローラー1は、円柱の軸(図示なし)が移動しないよ
うに支持体12に保持され、その軸を回転軸にしてプラ
ス、マイナスの両方向(図4中に、円弧状の矢印で示
す)に回転するようにされている。
【0007】支持体12には、左側の側面に、ローラー
1の回転量を電気信号に変換するロータリーエンコーダ
3が取り付けられている。また底部の外面の、長手方向
の中央に、突片4が設けられていて、支持体12の下方
の、上記突片4に対応する位置に、プッシュスイッチ5
Cが設けられている。更に、特に図示はしないが、支持
体12の下方にはばねが設けられていて、支持体12は
そのばねの働きによって常に下から押し上げられてい
る。そして、ローラー1の中央部に上から力を加える
と、ローラー1と支持体12とは押し下げられて、突片
4がスイッチ5Cを押して作動させ、これをオン状態に
する。ローラー1を押し下げている力を解放すると、ス
イッチ5Cはオフ状態に復帰する。
【0008】次に、ローラー1の回転軸の延長上の位置
に、押しボタン16Lとその下方に位置するプッシュス
イッチ15Lとからなるキー17Lが、ロータリーエン
コーダ3に隣接して設けられている。また、ローラーの
支持体12の右側には、支持体12に隣接して、押しボ
タン16Rとその下方に位置するプッシュスイッチ15
Rとからなるキー17Rが設けられている。これら2つ
のキー17L、17Rは、携帯電話機のキーやパーソナ
ルコンピュータのキーボードのキーなどに実用化されて
いるもののように、キーを押し下げたときのみスイッチ
15L、15Rが作動してオン状態になり、キーから指
を離すとスイッチ15L、15Rはオフ状態に復帰する
構造になっている。
【0009】上に述べたローラー支持体12、左右のキ
ー17L、17R、中央のプッシュスイッチ5Cは、こ
の入力装置が組み込まれる情報処理装置の、例えば筐体
などのようなベース10に取り付けられている。
【0010】上述のローラー式入力装置を、一例として
携帯電話機の入力装置として用いるときは、ローラー1
の回転軸がディスプレイの左右方向に平行になるような
レイアウトにし、指でローラー1やキー17L、17R
を操作することになる。このときの「上下選択」、「左
右選択」、「決定」の各操作時の状態を示す図5を参照
して、この入力装置で「上下選択」を行う場合は、図5
(a)中に円弧状の矢印で示すように、ローラー1を向
う側または手前側に回す。ローラー1の回転量は、ロー
タリーエンコーダ3によって回転量に応じた電気信号に
変換されて、ディスプレイ上のカーソルは、ローラー1
を向う側に回したときは上方向に、手前側に回したとき
は下方向に、それぞれローラー1の回転量に応じてスム
ーズに移動する。
【0011】「決定」操作を行うときは、図5(b)中
に白抜きの太い矢印で示すように、ローラー1の中央部
1を1回押し下げ、指を離す。これにより、スイッチ5
Cがオフ→オン→オフと作動し、パルス信号が発生す
る。
【0012】「左選択」を行うときは、図5(c)中に
白抜きの太い矢印で示すように、左側のキー17Lを1
回押し下げ、指を離す。これにより、スイッチ5Lがオ
フ→オン→オフと作動してパルス信号が発生し、ディス
プレイ上のカーソルは、メニューを1つ左方向へ移動す
る。メニューを連続して左方向へ選択したいときは、上
のキー操作を繰り返し、その都度カーソルを左へ一つず
つ移動させ、ステップ動作で1つ1つメニューを選択し
て行く。
【0013】「右選択」を行うときは、図5(d)中に
白抜きの太い矢印で示すように、右側のキー17Rに対
して、「左選択」のときと同様の操作を行う。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】近年の携帯電話機など
に見られるように、携帯型の情報処理装置は、非常に小
形、軽量化してきている。従って、これに用いられる入
力装置に対しても、小型化の要求は強い。
【0015】一方で、携帯型の情報処理装置、特に例え
ば携帯電話機などにおいては、片手で、しかも指一本で
操作するような使い方が多くなってきている。そのよう
な使い方を考えた場合、図4及び図5に示す従来のロー
ラー式入力装置は、必ずしも使い勝手がよいとはいえな
い。「上下選択」と「決定」を行うローラー1と、「左
右選択」を行うキー17L、17Rとが分離していて、
「左選択」又は「右選択」から「決定」を行う場合、或
いは逆に「決定」から「左選択」又は「右選択」に移る
場合、使用者はローラー1やキー17L、17Rからい
ちいち指を離し、それぞれの間をその都度移動させなけ
ればならず、操作性が著しく低下してしまうからであ
る。
【0016】そこで、本発明は、主に携帯端末や携帯電
話機などのような携帯型の情報処理装置に用いられるロ
ーラー式入力装置において、従来より小形にし、しかも
「上下選択」、「左右選択」、「決定」の各操作を、入
力装置から指を離さずに行えるようにすることを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の入力装置は、情
報処理装置の入力装置であって、円筒状又は円柱状の回
転体を有し、前記回転体の軸の周りの回転量を第1の情
報とし、上下動の有無を第2の情報として出力する入力
装置において、前記回転体にシーソー運動を加え、シー
ソー運動に伴う回転体の一端部の移動の有無を第3の情
報とし、他端部の移動の有無を第4の情報として出力す
るようにしたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施
例1に係るローラー式入力装置の側面図である。図1を
参照して、先に述べた従来のローラー式入力装置と同様
に、円筒状(又は、円柱状)のローラー1が、支持体2
に保持されている。ローラー1は、円柱の軸が移動しな
いように支持体2に保持され、その軸を回転軸にして向
う側、手前側の両方向(図1中に、円弧状の矢印で示
す)に回転するようにされている。
【0019】支持体2には、左側の側面に、ローラー1
の回転量を電気信号に変換するロータリーエンコーダ3
が取り付けられている。また、底部の外面の長手方向の
中央に、突片4が設けられていて、支持体2の下方の上
記突片4に対する位置に、プッシュスイッチ5Cが設け
られている。尚、特に図示はしないが、支持体2の下方
にはばねが設けられていて、支持体2はそのばねの働き
によって常に下から押し上げられている。支持体2は、
更に、図1中に円弧状の矢印で示すように、長手方向の
中央の位置を支点にしてシーソー運動をする構造になっ
ている。この点が、従来のローラー式入力装置と異なる
ところである。
【0020】次に、ローラー支持体2の下方の、支持体
の両端に対応する位置に、それぞれプッシュスイッチ5
L、5Rが設けられている。この、プッシュスイッチ5
L、5Rをローラー支持体2の下部に設けた点が、従来
のローラー式入力装置と異なっている。
【0021】そして、従来の入力装置と同様に、ローラ
ーの支持体2、左右及び中央のプッシュスイッチ5L、
5R,5Cは、この入力装置が組み込まれる情報処理装
置の筐体などのような、ベース10に取り付けられてい
る。
【0022】この実施例1に係るローラー式入力装置
を、例えば携帯電話機の入力装置として用いるときは、
従来の入力装置を用いる場合と同様に、ローラー1の回
転軸がディスプレイの左右方向に平行になるようなレイ
アウトにし、指でローラー1を操作する。このときの
「上下選択」、「左右選択」、「決定」の各操作時の状
態を図2に示す。図2を参照して、先ず「上下選択」を
行う場合は、図2(a)中に円弧状の矢印で示すよう
に、ローラー1を指で向う側または手前側に回す。ロー
ラー1の回転量は、ロータリーエンコーダ3によって回
転量に応じた電気信号に変換され、ディスプレイ上のカ
ーソルは、ローラー1を向う側に回したときは上方向
に、手前側に回したときは下方向に、それぞれローラー
1の回転量に応じてスムーズに移動する。
【0023】「決定」操作を行うときは、図2(b)中
に白抜きの太い矢印で示すように、ローラー1の中央部
1を1回押し下げ、指を離す。これにより、支持体2の
下部中央に設けた突片4がプッシュスイッチ5Cを作動
させ、スイッチ5Cはオフ→オン→オフと作動して、パ
ルス信号が発生する。このとき、左右のプッシュスイッ
チ5L、5Rは、これに対応する突片が設けられていな
いので、作動しない。
【0024】次に、「左選択」を行うには、図2(c)
中に白抜きの太い矢印で示すように、ローラー1の左端
近辺を1回押し下げ、次いで指の力を緩める。これによ
り、支持体2の左端がスイッチ5Lを作動させ、スイッ
チ5Lはオフ→オン→オフと作動して、パルス信号が発
生する。ディスプレイ上のカーソルは、スイッチ5Lに
よって発生したパルス信号に応じて、メニューを1つ左
方向へ移動する。メニューを連続して左方向へ選択した
いときは、上のキー操作を繰り返して、メニューをステ
ップ動作で1つ1つ選択して行く。
【0025】反対に「右選択」を行うときは、図2
(d)中に白抜きの太い矢印で示すように、ローラー1
の右端近辺に対して、「左選択」のときと同様の操作を
行う。
【0026】上に述べた「上下選択」、「左右選択」、
「決定」の各操作の説明から明らかなように、本実施例
に係る入力装置においては、各操作は全てローラー1に
対して行われる。従って、或る操作から別の或る操作に
移る場合でも、指をローラー1から離す必要はなく、ロ
ーラーとこれとは別のキーとの間でいちいち指を移さな
ければならなかった従来のローラー式入力装置に比べ、
操作性が非常によくなっている。
【0027】しかも、従来のローラー式入力装置(図4
参照)において、支持体12の両側に設けられていたキ
ー17L、17Rの2つのキー分のスペースが不要にな
るので、その分携帯電話機に占める面積が少なくて済
み、電話機の小型化に寄与できる。或いは、それまでキ
ー17L、17Rが占めていたスペースを他の部品搭載
エリアに振り向けて、電話機を更に高機能化することが
可能になる。
【0028】本実施例の入力装置の場合、「左選択」、
「右選択」用のプッシュスイッチ5L、5Rをローラー
の支持体2の下部に配設するわけであるが、支持体2の
下部にはもともと「決定」用のプッシュスイッチ5Cが
設けられており、支持体2やプッシュスイッチ5Cを取
り付けるためのベース10が用意されているので、スイ
ッチ5L、5Rをローラー支持体2の下部に取り付ける
ために、ベース10の形状や構造を変更したり、取付け
用のベースを新たに用意する必要はなく、携帯電話機の
入力装置として、従来のローラー式入力装置に替えて本
実施例の入力装置を導入するのに特に困難なことはな
い。
【0029】次に、本発明の実施例2に係るローラー式
入力装置について、説明する。図3(a)、(b)、
(c)はそれぞれ、実施例2に係るローラーの式入力装
置における「左選択」、「右選択」、「決定」の各操作
時の状態を示す図である。図3を参照して、本実施例に
係る入力装置は、実施例1に係る入力装置とは違って、
ローラー支持体2の下部の中央に設けられていたプッシ
ュスイッチ5Cを備えていない。本実施例において「左
選択」と「右選択」とは、ローラー1の左端または右端
を押し下げることで、実施例1におけると同様に行われ
る(図3(a)、(b))。
【0030】一方「決定」の場合は、なすべき操作自体
はローラー1の中央部を押し下げることであって、この
操作そのものは、実施例1におけると同じである。但
し、ローラー1が押し下げられたことを検出する機構
が、実施例1に係る入力装置と異なっている。すなわ
ち、図3(c)に示すように、「決定」を実行するため
にローラー1の中央部を押し下げると、両側の2つのプ
ッシュスイッチ5L、5Rが共に作動してオン状態にな
る。本実施例においては、このプッシュスイッチ5L、
5Rが同時にオン状態になったことを、図示しない例え
ばANDゲート回路などで検出することによって、「決
定」操作が行われたことを検知する。このようにすれ
ば、プッシュスイッチを減らすことができるので、装置
の価格を下げることができる。
【0031】尚、これまでの実施例1及び実施例2で
は、例えば携帯電話機の入力装置として用いる場合を例
にして、ローラー1の回転軸がディスプレイの左右方向
と平行になるようにレイアウトし、ローラーの回転で
「上下選択」をし、ローラーの両端の押し下げで「左右
選択」をする例について述べたが、この例に限らず、入
力装置を右又は左に90°回転させて配置しても構わな
い。すなわち、ローラー1の回転軸がディスプレイの上
下方向に平行になるようにレイアウトし、ローラーの回
転で「左右選択」をし、ローラーの両端の押し下げで
「上下選択」をするようにしてもよい。
【0032】尚また、実施例1及び実施例2において、
ローラー1の回転を電気信号に替える手段にロータリー
エンコーダ3を用いる例について述べたが、周知の摺動
動作による検出回路を用いるようにしても、実施例と同
様の作用効果を得ることができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
主に携帯端末や携帯電話機などのような携帯型の情報処
理装置に用いられるローラー式の入力装置において、従
来より小形にし、しかも「上下選択」、「左右選択」、
「決定」の各操作を、入力装置から指を離さずに行える
ようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るローラー式入力装置の
側面図である。
【図2】実施例1に係るローラー式入力装置を用いて
「上下選択」、「決定」、「左選択」、「右選択」の各
操作を行うときの状態を示す図である。
【図3】実施例2に係るローラー式入力装置を用いて
「左選択」、「右選択」、「決定」の各操作を行うとき
の状態を示す図である。
【図4】従来の技術に係るローラー式入力装置の一例の
側面図である。
【図5】図4に示す入力装置を用いて「上下」、「決
定」、「左選択」、「右選択」の各操作を行うときの状
態を示す図である。
【符号の説明】
1 ローラー 2 支持体 3 ロータリーエンコーダ 4 突片 5L、5C、5R プッシュスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 25/06 H01H 25/06 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置の入力装置であって、円筒
    状又は円柱状の回転体を有し、前記回転体の軸の周りの
    回転量を第1の情報とし、上下動の有無を第2の情報と
    して出力する入力装置において、 前記回転体にシーソー運動を加え、シーソー運動に伴う
    回転体の一端部の移動の有無を第3の情報とし、他端部
    の移動の有無を第4の情報として出力するようにしたこ
    とを特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 円筒状又は円柱状で、加えられた外力に
    応じて、円筒又は円柱の軸を回転軸とする回転運動、前
    記軸上の一点を中心とするシーソー運動及び全体の上下
    動の何れかの運動を行う構造の回転体と、 前記回転体の軸の周りの回転を回転量に応じた電気信号
    に変換して出力する第1の検出手段と、 前記回転体全体の下方への移動の有無を電気信号に変換
    して出力する第2の検出手段と、 前記回転体のシーソー運動に伴う、回転体の一端の時計
    方向への移動の有無を電気信号に変換して出力する第3
    の検出手段及び、回転体のもう一方の一端の反時計方向
    への移動の有無を電気信号に変換して出力する第4の検
    出手段とを少くとも備える入力装置。
  3. 【請求項3】 前記第3の検出手段及び第4の検出手段
    は、前記回転体の下方の、前記回転体の両端部に対応す
    る位置に設けられたプッシュスイッチであることを特徴
    とする、請求項2に記載の入力装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の検出手段は、前記回転体の下
    方の、前記第3の検出手段及び第4の検出手段とは異な
    る位置に設けられたプッシュスイッチであることを特徴
    とする、請求項2又は請求項3に記載の入力装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の検出手段は、前記第3の検出
    手段及び第4の検出手段が同時に作動したことを検出す
    る機構のものであることを特徴とする、請求項2又は請
    求項3に記載の入力装置。
  6. 【請求項6】 円筒状又は円柱状で、加えられた外力に
    応じて、円筒又は円柱の軸を回転軸とする回転運動、前
    記軸上の一点を中心とするシーソー運動及び全体の上下
    動の何れかの運動を行う構造の回転体と、 前記回転体の軸の周りの回転を回転量に応じた電気信号
    に変換する第1の検出手段と、 前記回転体の下方の、前記回転体の両端部に対応する位
    置に設けられた第1及び第2のプッシュスイッチと、 前記回転体の下方の、前記第1及び第2のプッシュスイ
    ッチとは異なる位置に設けられた第3のプッシュスイッ
    チとを少くとも備える入力装置。
  7. 【請求項7】 円筒状又は円柱状で、加えられた外力に
    応じて、円筒又は円柱の軸を回転軸とする回転運動、前
    記軸上の一点を中心とするシーソー運動及び全体の上下
    動の何れかの運動を行う構造の回転体と、 前記回転体の軸の周りの回転を回転量に応じた電気信号
    に変換する第1の検出手段と、 前記回転体の下方の、前記回転体の両端部に対応する位
    置に設けられた第1及び第2のプッシュスイッチと、 前記第1及び第2のプッシュスイッチが同時に作動した
    か否かを検出し、検出結果を電気信号に変換する第2の
    検出手段とを少くとも備える入力装置。
JP2001166923A 2001-06-01 2001-06-01 入力装置 Withdrawn JP2002358155A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001166923A JP2002358155A (ja) 2001-06-01 2001-06-01 入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001166923A JP2002358155A (ja) 2001-06-01 2001-06-01 入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002358155A true JP2002358155A (ja) 2002-12-13

Family

ID=19009390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001166923A Withdrawn JP2002358155A (ja) 2001-06-01 2001-06-01 入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002358155A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005057395A1 (ja) * 2003-12-12 2005-06-23 Itsuo Kumazawa データ入力装置、情報機器、および、ユーザインターフェイス方法
KR100595851B1 (ko) * 2002-10-16 2006-06-30 오므론 가부시키가이샤 입력 장치 및 전자 기기
JP2009157709A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Masatoshi Hara ポインティング装置
JP2009545055A (ja) * 2006-07-26 2009-12-17 ウィジン オ 文字入力装置
US8237593B2 (en) 2006-07-26 2012-08-07 Oh Eui-Jin Data input device
KR101337085B1 (ko) 2012-08-13 2013-12-06 한국과학기술원 원통 형태의 이차원 포인팅 장치

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100595851B1 (ko) * 2002-10-16 2006-06-30 오므론 가부시키가이샤 입력 장치 및 전자 기기
WO2005057395A1 (ja) * 2003-12-12 2005-06-23 Itsuo Kumazawa データ入力装置、情報機器、および、ユーザインターフェイス方法
JP2009545055A (ja) * 2006-07-26 2009-12-17 ウィジン オ 文字入力装置
US8237593B2 (en) 2006-07-26 2012-08-07 Oh Eui-Jin Data input device
JP2009157709A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Masatoshi Hara ポインティング装置
KR101337085B1 (ko) 2012-08-13 2013-12-06 한국과학기술원 원통 형태의 이차원 포인팅 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4464471B2 (ja) 携帯電話機
RU2421774C2 (ru) Компактный поворотный выключатель для мобильного терминала
US20050124387A1 (en) Portable apparatus user interface
JP2004214209A (ja) ハンドセット用ナビゲーション・キー構造体
TW200810501A (en) Electronic apparatus and method for symbol input
KR100763454B1 (ko) 림 선택 기능을 가지는 로테이터
JP2010079442A (ja) 携帯端末
KR20090103185A (ko) 이동 키패드를 구비하는 휴대 단말기
US20110169865A1 (en) Portable terminal device, image display method used for same, and recording medium to record program for same
US8195252B2 (en) Input device for mobile terminal using scroll key
US8154520B2 (en) Handheld electronic communication device transitionable between compact and expanded configurations
JP2002111813A (ja) 無線通信システムの携帯型通信装置
JP4082352B2 (ja) 携帯電話機、携帯電話機の表示制御方法、並びに、そのプログラム
JP2011049805A (ja) 携帯端末
JP2002358155A (ja) 入力装置
WO2007078256A1 (en) A keypad arrangement for a mobile phone and the like
KR100790090B1 (ko) 휴대폰의 메뉴 검색장치
US20070123320A1 (en) Key input device for portable terminal
JP5363890B2 (ja) 携帯電話機
JP2003005905A (ja) 電子機器
JP2011086035A (ja) 携帯機器、その画像表示制御方法および装置
JP2004139256A (ja) 入力装置および電子機器
JP2005043983A (ja) キー入力装置
JP4347117B2 (ja) 操作装置及び電子機器
EP2006761B1 (en) Appearance adaptable keypad for a handheld communication device

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050322

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070126

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080805