JP4754912B2 - 切削装置 - Google Patents

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本発明は,切削装置に関し,特に,被加工物を切削する際に生じた端材を処理する端材処理装置を有する切削装置に関する。
昨今,携帯電話およびノートブック型パーソナルコンピュータの如き小型電子装置に使用するのに適した半導体デバイスとして,CSP(Chip Size Package)が実用に供されている。かかるCSPは,通常,合成樹脂基板の如き適宜の基板上に格子状に配列された切削ストリートによって区画された,複数の矩形領域の各々にIC,LSIの如きチップを配設して形成される。この基板上に複数個のCSPが形成されたものを一般にCSP基板と称している。
CSP基板は切削ストリートに沿って切削され,個々のCSPに分離される。CSP基板の切削は,パッケージングされたICやLSIが形成された合成樹脂基板を切削するため,通常の薄いシリコンウェハの切削装置とは異なる装置を用いる。
CSP基板を切削ストリートに沿って切削するための切削装置は,特許文献1に示すように,被加工物(CSP基板)を保持するチャックテーブルと,被加工物を切削する切削手段とを備えている。チャックテーブルは往復動するように設置され,切削手段は例えばダイヤモンド粒子を含有した略リング状の切削ブレードを備えている。また,切削手段には,例えば純水を用いた切削液を噴射するための切削液噴射手段が付設されており,切削時には,切削液の噴射によって,切削ブレードおよびCSP基板が冷却される。
CSP基板がチャックテーブル上にセットされると,チャックテーブルが往動および/または復動し,CSP基板に切削ブレードが作用して,CSP基板の切削が遂行される。
このときに,切削ブレードの回転方向に起因して,切削屑(端材等)および切削液が飛散する。例えば,切削ブレードがチャックテーブルの往動方向に回転する場合には,チャックテーブルの往動方向に切削屑および切削液が飛散する。また,切削液の一部は霧となり,チャックテーブルの往動方向と反対方向にも飛散する。
特許文献1に記載の切削装置では,このようにCSP基板の切削に起因して飛散した端材および切削液を処理する端材処理装置が設けられている。この端材処理装置では,飛散した端材および切削液をチャックテーブルの往動方向の両側に設けられた溝形の受止搬送部材によって受け止めて,端部に流下し,端材搬送手段である無端ベルト上に落下させる。無端ベルト上に落下した端材は,無端ベルトの移動によって搬送され,無端ベルトの方向変化部位において端材回収容器内に落下されて回収される。また,無端ベルトによって端材を搬送させる代わりに,端材を金属板からなる受止部材で受け止めた後,受止部材上の端材をブラシ部材等の押圧部材によって押し出して,端材回収容器内に落下させる構成にすることも提案されている。
特開2002−239888号公報
ここで,無端ベルトや金属板からなる受止部材の表面は,多数の孔が形成されており,切削液は,受止部材の表面から孔を通過して排水されやすい状態となっている。しかし,それでも端材の表面には切削液が付着しており,例えば押圧部材により端材を押出する際,切削液が付着した端材が押出されて,端材回収容器内に落下してしまう。このため,端材回収容器内に切削液が溜まってしまい,端材回収容器内の端材を捨てる際に,端材回収容器内の切削液を排水させなければならず,非常に手間がかかるという問題があった。
そこで,本発明は,上記問題に鑑みてなされたものであり,本発明の目的とするところは,端材の表面に付着した切削液を除去して,端材を乾燥させることの可能な,新規かつ改良された切削装置を提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,被加工物を保持するチャックテーブルと,切削ブレードによって被加工物を切削する切削手段と,切削により生じた端材を処理する端材処理手段とを備えた切削装置が提供される,ここで,端材処理手段は,チャックテーブルに隣接して配設され,被加工物の切削によって飛散した端材および切削に用いられる切削液を受け止め,端材および切削液を端部に移動させる受止搬送手段と;受止搬送手段の端部から落下した端材を受け止め,切削液を流下させる受止水切手段と;受止水切手段から流下した切削液を回収する切削液回収手段と;受止水切手段上に落下した端材を受止水切手段の端部に移動させる端材移動手段と;受止水切手段の端部から落下した端材を収容し,収容された端材を遠心力により乾燥させる端材乾燥手段と;端材乾燥手段により乾燥された端材を回収する端材回収容器と;を備えることを特徴とする。
本発明では,端材に付着した切削液を除去するため,端材を乾燥させる端材乾燥手段を備えることを特徴とする。端材乾燥手段は,受止水切手段から落下した端材を収容し,収容された端材を回転させる。この回転により発生する遠心力を利用して,端材に付着した切削液を排出し,端材を乾燥させることができる。乾燥された端材は,端材回収容器に排出されて回収することができる。このように,端材と切削液とが分離されるため,端材回収容器内に切削液が滞留することを防止できる。
また,本発明の他の観点によれば,被加工物を保持するチャックテーブルと,切削ブレードによって被加工物を切削する切削手段と,切削により生じた端材を処理する端材処理手段とを備えた切削装置が提供される。ここで,端材処理手段は,チャックテーブルに隣接して配設され,被加工物の切削によって飛散した端材および切削に用いられる切削液を受け止め,端材および切削液を端部に移動させる受止搬送手段と;受止搬送手段の端部から落下した端材および切削液を収容し,端材を遠心力により乾燥させる端材乾燥手段と;端材乾燥手段により乾燥された端材を回収する端材回収容器と;を備えることを特徴とする。
かかる構成では,端材搬送手段から落下する端材および切削液を,直接的に端材を乾燥させる端材乾燥手段で分離させる。上記と同様に,端材乾燥手段は,端材搬送手段から落下した端材を収容し,収容された端材を回転させる。この回転により発生する遠心力を利用して,端材に付着した切削液を排出し,端材を乾燥させることができる。乾燥された端材は,端材回収容器に排出されて回収することができる。このように,端材と切削液とが分離されるため,端材回収容器内に切削液が滞留することを防止できる。また,切削装置の端材処理手段の構成を簡略化することができる。
ここで,端材乾燥手段は,上部が開放されて,本体に端材より小さい複数の孔が形成された収容器と,収容器を回転させる回転駆動部と,収容器の周囲を取り囲むように配置される切削液回収槽と,切削液回収槽の外側に傾斜配置された端材案内板とを有して構成することができる。収容器は,受止搬送手段の端部から落下した前記端材を収容する。そして,回転駆動部により収容器が回転されることによって生じる遠心力により,端材に付着した切削液を収容器の本体に形成された複数の孔から排出させて,切削液回収槽において回収する。また,回転駆動部により収容器が回転されることによって生じる遠心力により,端材を収容器の上部から排出させて端材案内板上に落下させる。この端材案内板上に落下された端材は,端材案内板により排出口へ案内されて排出される。かかる構成により,端材と切削液とを遠心力により分離して,各々の排出先へ排出させることができる。したがって,端材回収容器内に切削液を滞留させることがないため,使用者による切削液除去作業を不要とすることができる。
以上説明したように本発明によれば,端材の表面に付着した切削液を除去して,端材を乾燥させることの可能な切削装置を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず,本発明の第1の実施形態にかかる切削装置について説明する。
本発明は,格子状に配列された切削ストリートによって区画された複数個の矩形領域の各々にCSP(Chip Size Pakages)が形成されているCSP基板を,切削するときに発生する切削屑である端材を回収処理することに適した端材処理装置に関するものである。
まず,以下に切削装置および切削動作の概要について簡単に説明する。本実施形態による切削装置の概略斜視図を図1に示す。切削装置10は,ハウジング2上にチャッキング域4,アライメント域5,切削域6,端材処理域8および本実施形態にかかる特徴である端材乾燥処理域9を備えている。
ここで,切断される被加工物の一例であるCSP基板について図2を用いて簡単に説明する。CSP基板は,複数個のCSP(Chip Size Package)が,例えば合成樹脂基板上に形成されている。CSP基板50は矩形形状であり,切断ストリート51が格子状に配列されており,複数の矩形領域52が区画されている。この矩形領域52の各々にCSPが形成されており,CSP基板50の端部にはCSPが形成されていない周縁部53を有している。
CSP基板50は,切削装置にセットするための装着治具60に載置されて搬入される。装着治具60は,例えば金属板からなり,CSP基板50より幾分大きい矩形状である。装着治具60の上面の中央部には,溝61が格子状に配列されており,溝61によって複数の矩形領域62が区画されている。矩形領域62は,CSP基板50の矩形領域52に各々対応しており,平面図における矩形領域62の寸法は,矩形領域52の寸法と同一となっている。
また,矩形領域62の各々には,貫通した吸引孔63が形成されており,装着治具60の裏面には全ての吸引孔63を接続している吸引溝(図示せず)が形成されている。CSP基板50は,装着治具60に各矩形領域を整合するように載置され,このようにCSP基板50が載置された装着治具60は切削装置10に搬入される。
搬入された装着治具60は,チャッキング域4に設けられたチャックテーブル40上に載置される。チャックテーブル40は装着治具60より大きな矩形の吸引盤41を有しており,吸引盤41の中央部に形成された吸引管の開口42から真空吸引してCSP基板50が載置された装着治具60は真空吸着される。
チャックテーブル40上に装着治具60が真空吸着されると,チャックテーブル40がx軸方向に往動し,CSP基板50が載置された装着治具60は,アライメント域5に位置される。アライメント域5には,撮像手段55が備えられており,CSP基板50の表面が撮像され,解析されることにより,CSP基板50の配置状態や切断ストリート51の位置が確認でき,チャックテーブル40のx方向またはy方向の位置や傾斜が認識される。撮像手段55の画像はモニタ56にも表示される。
次に,チャックテーブル40が切削域6に移動され,CSP基板50が切削手段65によって切削される。このとき切削は,例えば,切削手段65が移動して行われるのではなく,チャックテーブル40が往復動して行われる。切削手段65は回転軸の先端部に固定された切削ブレード(回転切断刃)から構成されており,切削ブレードはダイヤモンド砥粒等を含んだ薄肉リング形状の切断刃を用いることができる。また,切削手段65は,例えば純水を用いた切削液(例えば切削水)を噴射するための切削液噴射手段(図示せず。)を備えており,切削加工時時に,かかる切削液噴射手段によってCSP基板50および切削ブレードに向けて切削液を噴射して,加工点および切削ブレードが冷却される。
CSP基板50の切削の際には,先に述べたCSP基板50の周縁部53(図2参照)などの大きな切削屑である端材および切削液が飛散するので,これを収集し,処理するために端材処理域8が設けられる。
チャックテーブル40は,図3に示すように,一端位置(チャックテーブル40がアライメント域5よりx軸正方向にある位置)と他端位置(チャックテーブル40が切削手段65よりx軸負方向にある位置)との間を往復動自在に装着されている。そして,チャックテーブル40には,これを往復動せしめるための往復動機構(図示せず)が配設されている。また,この往復動機構は,切削域6において生成される切削屑,および切削域6において噴射される切削液から防護するため,蛇腹部材66で覆われている。
この蛇腹部材66を更に保護するために,蛇腹部材66の複数の山部にそれぞれ装着された複数のプレート部材67を設けてもよい。プレート部材67は,蛇腹部材66の幅(蛇腹部材の伸縮方向に直交する方向の幅)以上の長さと,蛇腹部材66が伸長された状態において隣接する山部と山部との間隔より大きい幅を有し,一側が山部に装着され,他側が隣接するプレート部材67の表面に摺動可能に重合されている。この蛇腹部材66上のプレート部材67の構成によって,蛇腹部材66が端材Pによって破損することを防止している。
これら蛇腹部材66および往復動機構の両側には,受止搬送部材(ウォータケース)68が配置される。この受止搬送部材68は,例えば,往復動機構の底部側方から略水平方向に張り出した底壁68aと,この底壁68aの両側縁から上方に延びる側壁68bを有している。かかる受止搬送部材68を設けることにより,蛇腹部材66の両側に溝が形成されるようになっている。
このように,受止搬送部材68は,往復動するチャックテーブル40の両側をカバーするように配設されており,切削加工により飛散した切削液および端材Pを受け止めることができる。この受止搬送部材68は,かかる切削液および端材Pを端材処理装置80に流動させるため,つまり,例えばチャックテーブル40の往動方向(x軸負方向)に流動させるために,x軸負方向に向かって若干下方に傾斜していることが好ましい。加えて,切削液および端材Pの流動を確実にするため,液体(例えば水)が受止搬送部材68内をx軸負方向に流れるようにする液体噴射手段(図示せず。)を配設することもできる。
また,上記のような切削装置10では,CSP基板50が切断されると,チャックテーブル40はチャッキング域4に戻される(図1参照)。その後,各CSPは,チャックテーブル40上の装着治具60から収容ケースに収容されて搬送され,一連の切削工程が終了する。
次に,図3に基づいて,本実施形態にかかる端材処理装置80について詳細に説明する。ここで,図3は,本実施形態にかかる切削装置10の端材処理装置80の概略斜視図である。
本実施形態にかかる切削装置10の端材処理装置80は,例えば,図3に示すように,チャックテーブル40の側面および下面を囲むように隣接して配置され,飛散した端材Pおよび切削液を受け止める受止搬送部材68と,受止搬送部材68の端部から落下した端材Pを受け止め,切削液を流下させる受止水切部材71と,受止水切部材71から流下した切削液を回収する切削液回収装置81と,受止水切部材71の一端部に設けられ,受止水切部材71の一端部と他端部との間を往復動可能な移動部材75と,移動部材75に装着され,移動部材75の往動にともなって,受止水切部材71上に残存する端材Pを受止水切部材71の他端部に押し出す押出部材である,例えばブラシ部材(図示せず。)と,ブラシ部材によって掃き出され,受止水切部材71の他端部から落下する端材Pを収容する端材回収容器90とを備えている。
受止搬送部材68は,上述したように,例えばx軸負方向に向かって若干下方に傾斜して配置されているので,受止搬送部材68に受け止められた切削液および端材Pは,受止搬送部材68の端部に流動し,受止水切部材71に落下する。受止水切部材71は,例えば,チャックテーブルの往復動方向に対して略垂直な方向(y軸方向)を長手方向とするように設置される。
受止水切部材71は,受止搬送部材68から落下した切削液を流下させるため,例えば,その底部が通液可能に構成されており,例えば,一定の間隔で複数の貫通孔を設けてある。その貫通孔の大きさは,端材Pが下に落下しない程度の大きさである。受止水切部材71の底部は,例えば,樹脂や金属等の硬い部材を用いることができ,十分な大きさおよび数の貫通孔を設けることができるので,切削液を十分に排液できる。
この受止水切部材71によって,端材Pは受け止められて残存し,切削液は受止水切部材71の底部に形成された複数の貫通孔から流下して,切削液回収装置81に回収される。この切削液回収装置81は,例えば,排水ポンプ(図示せず。)等を備えており,回収した切削水を,配水管81aを介して外部に排出する。
受止水切部材71の一端部(受止搬送部材68から端材Pおよび切削液が落下する位置よりもy軸負方向側のスペース)には,図3の説明図に示すように,シリンダ77と接続された移動部材75が配設されている。シリンダ77により,移動部材75は,受止水切部材71内を往復動することができる。
また,移動部材75の,例えば先端部(y軸正方向端部)には,端部を中心に軸止めされ,回動するブラシ部材(図示せず。)が設けられている。ブラシ部材は,移動部材75が受止水切部材71の一端部(初期位置とすることもできる)から他端部に移動する際には,受止水切部材71上の底部に接触するように装着される。これにより,受止水切部材71上に残存する端材Pは,ブラシ部材により掃き出され,受止水切部材71の他端部(y軸正方向端部)に移動する。
受止水切部材71の他端部に掃き出された端材Pは,本発明の特徴的部分である端材乾燥装置90に落下する。端材乾燥装置90では,端材Pに付着して受止水切部材71で除去できなかった切削液を除去して端材Pを乾燥させる。そして,乾燥した端材Pを排出口95bから排出して,端材回収容器99に収容される。
次に,図4および図5に基づいて,本発明の特徴的部分である端材乾燥装置90について説明する。ここで,図4は,図5のA−Aにおいて切断された本実施形態にかかる端材乾燥装置90の断面図である。また,図5は,本実施形態にかかる端材乾燥装置90の斜視図である。なお,本実施形態では,端材Pとして,例えば幅約10mm,長さ約50mmの大きさを有する板状部材を想定する。
まず,本実施形態にかかる端材乾燥装置90の構成について説明する。端材乾燥装置90は,図4に示すように,例えば,受入案内部91と,収容器93と,収容器93の周囲を取り囲むように配置される切削液回収槽94と,収容器93から排出された端材Pを排出口95bへ案内する端材案内部95と,収容器93を回転駆動する回転駆動部98とを有して構成される。
受入案内部91は,受止水切部材71から落下した端材Pを,端材乾燥装置90内に受け入れ易くするために備えられた補助部材である。受入案内部91は,受止水切部材71側(z軸正方向側)の上部が大きく開口した漏斗形状をしている。受入案内部91は,下部側の円筒が端材乾燥手段90の筐体92の内部に挿通されて配設されている。
収容器93は,受入案内部91によって案内された端材Pを収容するために上部93bが開放された容器であり,例えば,上方に拡張した略円錐形状を有しており,例えば,上部93bの開口直径約250mm,底部の直径約100mm,高さ約200mmとすることができる。収容器93の形状は,回転駆動部98による回転速度や,端材Pを乾燥させるために必要な時間等を考慮して決定される。収容器93の本体には,切削液を排出させるために,図5に示すように,端材Pが通過しない程度の大きさの複数の孔93aが形成されている。
切削液回収槽94は,収容器93を取り囲むように配設された側面94aと,底面94bと,切削液を案内する切削液案内部94cと,切削液案内部94cによって案内された切削液を切削液回収装置81側に排水するために,切削液回収装置81に連結される配水管94dとを有して構成されている。切削液回収槽94は,収容器93から排出された切削液を回収する。
端材案内部95は,収容器93から排出された端材Pを排出口95bへ案内する端材案内板95aを有して構成される。端材案内板95aは,切削液回収槽94の外側に,排出口95b側が下方に傾斜して配設されている。また,切削液回収槽94の側面94aの配水管94d側(図4のy軸負方向側)には,収容器93から排出された端材Pが切削液案内部94cの上方に滞留しないように,上方に延びる反射壁94eが形成されている。
回転駆動部98は,収容器93を図4のz軸回りに回転させる駆動手段であり,例えば,モータ等を使用することができる。回転駆動部98の回転軸98aは,収容器93の底面と接続されており,回転軸98aの回転によって収容器93を回転させることができる。収容器93の回転速度は,例えば,約1100rpmとすることができる。
次に,かかる端材乾燥装置90の動作について説明する。
まず,受止水切部材71から落下した端材Pを,受入案内部91によって端材乾燥装置90内に収容する。受入案内部91によって案内された端材Pは,図4に示すように,収容器93の略中央に落下して収容される。
ここで,収容器93は,回転駆動部98によりz軸回りに一定の速度で回転されている。回転する収容部93に収容された端材Pは,収容器93の回転により生じる遠心力により,収容器93の中央付近から徐々に外周方向へ移動する。このとき,端材Pに付着していた切削液も遠心力により端材Pの表面から剥離し,収容器93に形成された複数の孔93aを介して収容器93の外側へ排出される。
収容器93の外側へ排出された切削液は,切削液回収槽94の側面94aに当たった後,下方へ落下する。切削液回収槽94の底面94bは,切削液が排水管94dへ向かって流れ易いように,排水管94d側(図4のy軸負方向側)が下方に傾斜して配設されている。切削液は,切削液案内部94cによって排水管94dに案内されて,切削液回収装置81側へ排出される。排水管94dは,例えば切削液回収装置81の排水管81aと連通されており,切削液回収装置81および端材乾燥装置90で回収された切削液を,合わせて排出することができる。
一方,回転する収容器93内の端材Pは,遠心力によって収容器93の外周方向に移動する間に乾燥される。そして,収容器93の外縁部に達すると,遠心力が最大となり,また受止水切部材71の端部から収容器93に落下した新たな端材Pによって外周方向へ押し出されることにより,収容器93の外縁部に達した端材Pは,収容器93から飛散する。端材Pが,受止水切部材71の端部から収容器93に落下して,収容器93の外縁部から飛散するまでの時間は,およそ10〜20秒であり,端材Pを十分に乾燥させることができる。
飛散した端材Pは,端材乾燥装置90の筐体92の内壁に衝突して落下し,切削液回収槽94の外側に設置された端材案内板95aに受け止められる。ここで,端材Pが排水管94d側に落下すると,切削液案内部94c上に滞留してしまい,端材Pを回収することができない。このため,排水管94d側(図4のy軸負方向側)に端材Pが落下しないように,切削液回収槽94の側面94aを上方に延出して反射壁94eを形成することにより,端材Pが切削液案内部94c上に落下するのを防止する。
端材案内板95a上に落下した端材Pは,端材案内板95aに案内されて,排出口95bから排出される。排出口95bの外部には,端材乾燥装置90に隣接して端材回収容器99が配置されている。排出口95bから排出された端材Pは,端材回収容器99内に落下して回収される。
以上,端材乾燥装置90の動作について説明した。なお,かかる端材乾燥装置90では,最初に供給された端材Pは,次に端材Pが供給されるまでの間に乾燥されて排出口95bから排出される。したがって,通常の切削装置10による切削工程で発生する端材Pの量であれば,十分に乾燥できるものと考える。
このように,本実施形態にかかる端材乾燥装置90は,収容器93の回転による遠心力を利用して,端材Pに付着した切削液を除去して乾燥させるものである。ここで,端材Pを乾燥させる他の手段としては,端材Pを加熱して切削液を蒸発させる加熱手段,あるいは端材Pに空気を吹き付けて切削液を吹き飛ばす空気吹付手段等が考えられる。しかし,切削装置10に加熱手段を設けたとすると,加熱手段で発生する熱により,切削装置10の機械的動作に悪影響を及ぼす恐れがある。また,空気吹付手段を設けたとすると,既存の設備で使用する圧縮空気を消費してしまい,生産コストを上昇させてしまうという問題がある。このような理由から,本実施形態にかかる端材乾燥装置90のように,遠心力を利用して端材Pを乾燥させることが好適である。
以上,第1の実施形態にかかる切削装置10について説明した。かかる切削装置10は端材乾燥装置90を備えることにより,端材Pの表面に付着してしまい,端材処理装置80で除去しきれなかった切削液を,遠心力を利用して除去することができる。すなわち,端材Pと切削液とが分離されるので,端材Pは,完全に乾燥されてから端材回収容器99に回収される。したがって,使用者が端材回収容器99に回収された端材Pを捨てる際に,端材回収容器に滞留した切削液を排水させてから端材Pを捨てるという手間を省くことができ,端材Pの取り扱いを簡単にすることができる。
(第2の実施形態)
次に,図6および図7に基づいて,本発明の第2の実施形態にかかる切削装置10’について説明する。ここで,図6は,本実施形態にかかる切削装置10’を示す概略斜視図である。また,図7は,本実施形態にかかる切削装置10’の端材乾燥装置90’を示す概略斜視図である。なお,本実施形態にかかる切削装置10’は,第1の実施形態にかかる切削装置10と比較して,端材処理装置80を有しない点で相違する。したがって,以下では,本実施形態にかかる切削装置10’の端材処理装置90’の構成について説明し,切削動作等,第1の実施形態と同様である構成および動作については,詳細な説明を省略する。
本実施形態にかかる切削装置10’は,図6に示すように,ハウジング2上にチャッキング域4,アライメント域5,切削域6を備えており,さらに,切削域6における切削の際に生じた端材Pや切削液の分離処理を行う端材処理装置90’を備えている。
かかる端材乾燥装置90’は,例えば図7に示すように,受止搬送部材から落下する端材Pおよび切削液を受け止める受入案内部97がチャックテーブル40の側面および下面を囲むように隣接して配置される。
端材乾燥装置90’は,第1の実施形態と同様に,例えば,受入案内部97と,収容器93と,収容器93の周囲を取り囲むように配置される切削液回収槽94と,収容器93から排出された端材Pを排出口95bへ案内する端材案内部95と,収容器93を回転駆動する回転駆動部98とを有して構成される。かかる構成は,図4および図5に示した第1の実施形態にかかる端材乾燥装置90とほぼ同一である。本実施形態にかかる端材乾燥装置90’は,第1の実施形態にかかる端材乾燥装置90と比較して,受入案内部97の形状のみが相違する。受入案内部97は,上述したように,受止搬送部材68から落下する端材Pおよび切削液を直接的に受け止めるため,受止搬送部材68側の開口部が受止搬送部材68の幅に合わせて広く形成されている。
受止搬送部材68から落下された端材Pおよび切削液は,受入案内部97によって端材乾燥装置90’内の収容器93に案内され,収容器93の略中央部に落下する。このとき,収容器93には,第1の実施形態の場合と比較して,多量の切削液が流入する。この多量の切削液のうち大部分は,収容器93の側面に形成された端材Pより小さい複数の孔から排出されて,切削液回収槽94によって回収される。また,収容器93は,回転駆動部98により回転されており,回転による遠心力によって,端材Pの表面に付着した切削液も除去される。
また,収容器93内の端材Pは,収容器93の回転によって生じる遠心力によって,収容器93の底部の外縁部に移動する。そして,外縁部では端材Pに働く遠心力が大きくなり,さらに追加される端材Pによって押されるため,外縁部に移動した端材Pは,収容器93から排出される。収容器93から排出された端材Pは,切削液回収槽94の外側に配設された端材案内板95aによって排出口95bへ案内されて,端材回収容器99に排出される。
このように,端材乾燥装置90’を,受止搬送部材68から直接的に端材Pおよび切削液を受け止めて処理し,端材Pと切削液とを分離することができるので,端材Pは,完全に乾燥されてから端材回収容器99に回収される。したがって,使用者が端材回収容器99に回収された端材Pを捨てる際に,端材回収容器に滞留した切削液を排水させてから端材Pを捨てるという手間を省くことができ,端材Pの取り扱いを簡単にすることができる。さらに,切削装置を構成する手段を少なくすることができ,装置構成を簡略化することができるという効果を奏する。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば,上記実施形態では,端材乾燥装置90の収容器93の形状を,略円錐形状としたが,本発明はかかる例に限定されず,端材Pが乾燥されるために必要な時間だけ収容器93内に滞留させることの可能な形状であればよい。例えば,収容器93の底面は外周方向に向かうにつれて上がるように緩やかに傾斜させ,収容器93の側面部は底面よりも大きく傾斜させるように,多段に段差を設けた形状としてもよい。
また,上記実施形態では,収容器93の上部は開口していたが,本発明はかかる例に限定されない。例えば,収容器93の上部に磁力によって固定される蓋を備えることもできる。端材Pおよび切削液を収容するときには蓋が開かれており,収容器93内に端材Pおよび切削液を収容できる。収容器93内に端材Pおよび切削液が収容されると,蓋93は閉じられて磁力によって固定される。このように,収容器93を,上部を閉じた状態で回転させることにより,端材Pが収容器93内に在留する時間を長くすることが可能となり,端材Pを十分に乾燥させることができる。そして,収容器93内に一定量の端材Pが滞留すると,遠心力により上方へ飛散される端材Pによって蓋が押し上げられ,収容器93から排出する。
さらに,上記実施形態では,被加工物としてCSP基板50の例を挙げて説明したが,本発明は,かかる例に限定されない。被加工物は,切削加工によって端材等の比較的大きな切削屑が生じるものであれば,例えば,シリコンウェハ等の各種半導体ウェハ,GPS基板,BGA基板等のパッケージ基板,サファイア基板,ガラス材,セラミックス材,金属材,プラスチック等の合成樹脂材などであってもよい。また,被切断物の形状は,略矩形板形状,略円盤形状など任意の形状であってよい。さらに,被切断物20の形状に合わせて,チャックテーブル40等の形状を変更することもできる。
また,上記実施形態では,チャックテーブル40をx軸方向に往復動させ,切削手段20をx軸方向に固定して切削加工を遂行したが,かかる例に限定されず,チャックテーブル40を固定して,切削手段20をx軸方向に往復動させて,切削加工を行ってもよい。この場合には,チャックテーブル40は移動しないので,端材等を受け止める受止搬送部材68を,固定されたチャックテーブル40の全周囲を囲むように配設することもできる。
本発明は,切削装置に適用可能であり,特に,被加工物を切削する際に生じた端材を処理する端材処理装置を有する切削装置に適用可能である。
本発明の第1の実施形態にかかる切削装置を示す概略斜視図である。 同実施形態にかかるCSP基板と切削装置の装着治具とを示す説明図である。 同実施形態にかかる切削装置の端材処理装置および端材乾燥装置を示す概略斜視図である。 図5の切断線A−Aにおいて切断された端材乾燥装置の断面図である。 同実施形態にかかる端材乾燥装置の概略斜視図である。 本発明の第2の実施形態にかかる切削装置を示す概略斜視図である。 同実施形態にかかる切削装置の端材乾燥装置を示す概略斜視図である。
符号の説明
10,10’ 切削装置
80 端材処理装置
90,90’ 端材乾燥装置
91,97 受入案内部
92 筐体
93 収容器
93a 孔
94 切削液回収槽
94a 側面
94b 底面
94c 切削液案内部
94d 排水管
94e 反射壁
95 端材案内部
95a 端材案内板
95b 排出口
98 回転駆動部
99 端材回収容器
P 端材

Claims (1)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと,切削ブレードによって前記被加工物を切削する切削手段と,前記切削により生じた端材を処理する端材処理手段とを備えた切削装置であって:
    前記端材処理手段は,
    前記チャックテーブルに隣接して配設され,前記被加工物の切削によって飛散した端材および切削に用いられる切削液を受け止め,前記端材および前記切削液を端部に移動させる受止搬送手段と;
    前記受止搬送手段の前記端部から落下した端材を受け止め,前記切削液を流下させる受止水切手段と;
    前記受止水切手段から流下した前記切削液を回収する切削液回収手段と;
    前記受止水切手段の一端部と他端部との間を往復移動可能に配設され,前記受止水切手段上に落下した前記端材を前記受止水切手段の他端部に押し出して他端部から落下させる端材移動手段と;
    前記受止水切手段の他端部から落下した前記端材を収容し,前記収容された端材を遠心力により乾燥させる端材乾燥手段と;
    前記端材乾燥手段により乾燥された端材を回収する端材回収容器と;
    を備え
    前記端材乾燥手段は,
    上部が開放されて,本体に前記切削液を排出する複数の孔が形成された収容器と,
    前記収容器を回転させる回転駆動部と,
    前記収容器の周囲を取り囲むように配置される切削液回収槽と,
    前記切削液回収槽の外側に前記切削液回収槽を囲繞して傾斜配置された端材案内板と,
    を備え,
    前記収容器は,落下した前記端材を収容し,
    前記回転駆動部により前記収容器が回転されることによって生じる遠心力により,前記端材に付着した切削液を前記収容器の本体に形成された前記複数の孔から排出させて,前記切削液回収槽において回収し,
    前記回転駆動部により前記収容器が回転されることによって生じる遠心力により,前記端材を前記収容器の上部から排出させて前記端材案内板上に落下させ,前記端材案内板により排出口へ案内して排出させることを特徴とする,切削装置。
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