JP4754630B2 - 情報再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報再生装置に関し、特に、ビタビアルゴリズムを用いる情報再生装置に関するものである。
従来、ビタビ復号器を備えた情報再生装置として、例えば特許文献1に記載されるように、同期サンプリングデータを得て、その後、この同期サンプリングデータをビタビ復号器に入力して、最も確からしいデータを再生しているものがある。
一方、例えば特許文献2に記載されるように、非同期サンプリングデータを直接ビタビ復号器に入力して、最も確からしいデータを再生しているものがある。
特許第3260870号公報 特許第3628790号公報
ところで、ビタビ復号器への入力信号には、様々な要因による雑音や歪みが加わっている。それらの雑音や歪みを無効化できるように、ビタビ復号器で使用する参照値を適応的に変化させることが出来れば、ビタビ復号器の出力の品質は大幅に向上する。
しかしながら、ビタビ復号器への入力が同期サンプリングデータの場合には、幾つかの参照値学習方法が提案されており、前記特許文献1記載の技術も参照値を学習させているものの、非同期サンプリングデータの場合には、未だ提案されていない。
本発明は、前記の観点から、ビタビ復号器への入力が非同期サンプリングデータの場合にも、ビタビ復号器で使用する参照値を適切値に修正して、ビタビ復号器の出力の品質の向上を図ることにある。
前記目的を達成するため、本発明では、ビタビ復号器のビタビ復号に使用する参照値を予め記憶せず、その参照値を生成する所定位相基準の基準参照値を予め記憶しておき、この基準参照値を学習することとする。ここで、所定位相基準の基準参照値を予め記憶する理由を記す。ビタビ復号器への入力が同期サンプリングデータの場合には、ビタビ復号に使用する参照値はその数が少なくて済むが、非同期サンプリングデータの場合には、その非同期サンプリングデータの位相に応じて、用いる参照値を変更する必要があるため、予め記憶しておく参照値の数が膨大になり、その結果、回路規模が増大する欠点を招く。そこで、本発明では、ゼロ位相やπ位相などの特定の位相における参照値を基準参照値として予め記憶しておき、この基準参照値から、非同期サンプリングデータの位相に応じた参照値を算出生成することにより、予め記憶すべき参照値の数を低減して、回路規模の削減を図ることとしている。
すなわち、請求項1記載の発明の情報再生装置は、記録媒体に記録された記録データのタイミングとは同期していない非同期サンプルクロックでサンプリングされた非同期サンプリングデータを入力し、この入力信号をビタビ復号する情報再生装置であって、所定位相を基準とする基準参照値が入力され、前記基準参照値に基づいて、前記記録データのタイミングを基準とする前記非同期サンプルクロックの位相でのビタビ復号時の参照値を生成する参照値生成手段と、前記参照値生成手段により生成された参照値と前記入力信号とに基づいて最尤復号を行うビタビ復号手段とを備えると共に、前記参照値生成手段により生成された前記非同期サンプルクロックの位相での参照値と前記入力信号との誤差と、前記非同期サンプルクロックの位相とに基づいて前記基準参照値を学習して修正する基準参照値学習手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記請求項1記載の情報再生装置において、前記参照値生成手段は、前記ビタビ復号手段に入力される入力信号の連続する2つのデータ系列に対応する2つの基準参照値に基づいて、前記ビタビ復号時の参照値を生成することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記請求項1記載の情報再生装置において、記録媒体の記録データのタイミングを基準とした前記非同期サンプルクロックの位相を検出するタイミング検出手段を備え、前記参照値生成手段は、前記タイミング検出手段により検出した非同期サンプルクロックの位相、及び前記ビタビ復号手段に入力される入力信号の連続する2つのデータ系列に対応する2つの基準参照値に基づいて、前記ビタビ復号時の参照値を生成することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記請求項3記載の情報再生装置において、前記参照値生成手段は、前記所定位相を基準とする2つの基準参照値の間を、前記タイミング検出手段により検出した非同期サンプルクロックに応じて、線形補間して、前記ビタビ復号時の参照値を生成することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記請求項4記載の情報再生装置において、前記参照値生成手段は、前記ビタビ復号時の参照値を、下記式
Figure 0004754630
(abcdeは複数ビットからなる連続するデータ系列、abcdは前記データ系列のうち最新ビットを除いたデータ系列、bcdeは最古ビットを除いたデータ系列、rabcdeは参照値、Rabcd及びRbcdeは各々基準参照値、θは非同期サンプルクロックの位相を各々示す)
に基づいて生成することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記請求項2〜4記載の情報再生装置において、前記所定位相を基準とする基準参照値は、ゼロ位相を基準とするゼロ位相基準参照値であることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記請求項2〜4記載の情報再生装置において、前記所定位相を基準とする基準参照値は、π位相を基準とするπ位相基準参照値であることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記請求項3記載の情報再生装置において、前記基準参照値学習手段は、前記参照値生成手段により生成された参照値と前記入力信号との誤差に基づいて、前記参照値生成手段が参照値の生成に使用した2つの基準参照値を修正することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、前記請求項8記載の情報再生装置において、前記基準参照値学習手段は、参照値の生成に使用した2つの基準参照値を、下記式
Figure 0004754630
(abcdeは複数ビットからなる連続するデータ系列、abcdは前記データ系列のうち最新ビットを除いたデータ系列、bcdeは最古ビットを除いたデータ系列、ΔRabcd及びΔRbcdeは各々基準参照値の変化分、rabcdeは参照値、μは学習係数、xはデータ系列abcdeを最尤復号した際の入力信号、θは非同期サンプルクロックの位相を各々示す)
に基づいて学習して修正することを特徴とする。
請求項10記載の発明の情報再生装置は、記録媒体に記録された記録データのタイミングとは同期していない非同期サンプルクロックを生成するクロック生成手段と、前記クロック生成手段の非同期サンプルクロックで前記記録媒体からの記録データをサンプリングするA/D変換手段と、前記記録媒体の記録データのタイミングを基準とした前記非同期サンプルクロックの位相を検出するタイミング検出手段と、前記タイミング検出手段により検出された非同期サンプルクロックの位相と、所定位相を基準とする基準参照値とが入力され、前記基準参照値と前記非同期サンプルクロックの位相とに基づいてビタビ復号時の参照値を生成する参照値生成手段と、前記A/D変換手段によりサンプリングされた非同期サンプリングデータと、前記参照値生成手段の参照値とに基づいて、最尤復号を行うビタビ復号手段とを備えると共に、前記所定位相を基準とする基準参照値を予め有すると共に、前記タイミング検出手段により検出された前記非同期サンプルクロックの位相と、前記A/D変換手段によりサンプリングされた非同期サンプリングデータと、前記参照値生成手段により生成されたビタビ復号時の参照値とに基づいて、前記基準参照値を学習する基準参照値学習手段とを備えたことを特徴とする。
請求項11記載の発明は、前記請求項1記載の情報再生装置において、前記基準参照値学習手段は、前記ビタビ復号手段の出力を用いて、学習すべき基準参照値を選択することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、前記請求項1記載の情報再生装置において、前記基準参照値学習手段は、前記ビタビ復号手段に備える生き残りパス管理部の途中結果を用いて、学習すべき基準参照値を選択することを特徴とする。
請求項13記載の発明は、前記請求項1記載の情報再生装置において、前記基準参照値学習手段は、前記ビタビ復号手段で演算した各パスメトリックのうちの最小値を用いて、学習すべき基準参照値を選択することを特徴とする。
請求項14記載の発明は、前記請求項1記載の情報再生装置において、前記基準参照値学習手段は、ビタビ復号手段に入力される入力信号に基づいてビタビ復号手段の出力値を仮判定した仮判定値を用いて、学習すべき基準参照値を選択することを特徴とする。
請求項15記載の発明は、前記請求項1記載の情報再生装置において、前記基準参照値学習手段は、前記ビタビ復号手段の出力、前記ビタビ復号手段に備える生き残りパス管理部の途中結果、前記ビタビ復号手段で算出した各パスメトリックのうちの最小値、及び、ビタビ復号手段に入力される入力信号に基づいてビタビ復号手段の出力値を仮判定した仮判定値のうち、何れか1つを選択して、学習すべき基準参照値を選択することを特徴とする。
請求項16記載の発明の情報再生装置は、記録媒体に記録された記録データのタイミングとは同期していない非同期サンプルクロックを生成するクロック生成手段と、前記クロック生成手段の非同期サンプルクロックで前記記録媒体からの記録データをサンプリングするA/D変換手段と、所定位相を基準とする基準参照値が入力される入力端子と、前記A/D変換手段によりサンプリングされた非同期サンプリングデータと、前記入力端子に入力された基準参照値に応じて生成された参照値との誤差に基づいて、最尤復号を行うビタビ復号手段とを備えると共に、前記A/D変換手段によりサンプリングされた非同期サンプリングデータと前記入力端子に入力された基準参照値に応じて生成された参照値との誤差と、記録媒体に記録された記録データのタイミングを基準とした前記非同期サンプルクロックの位相とに基づいて前記基準参照値を学習して修正する基準参照値学習手段を備えたことを特徴とする。
以上により、請求項1〜16記載の発明の情報再生装置では、記録媒体から読み出されたアナログデータは、非同期サンプルクロックでサンプルされて、非同期サンプルデータとなってビタビ復号手段で最尤復号される。この最尤復号に際して、前記非同期サンプルデータが記録媒体のデータの記録タイミングを基準とした位相を持つため、最尤復号に使用される参照値もその位相に対応した参照値が使用される。そして、ビタビ復号手段に入力される非同期サンプルデータと前記参照値との誤差に基づいて、所定位相を基準とする基準参照値が学習補正され、その後にこの補正後の基準参照値に基づいて前記参照値が参照値生成手段で生成されることが繰り返されるので、この生成される参照値は適応的に適切値になって行く。
以上説明したように、請求項1〜16記載の発明の情報再生装置によれば、非同期サンプリング方式であっても、参照値を適応的に修正することができるので、ビタビ復号器の出力の品質を大幅に向上させて、再生データの高精度化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態の情報再生装置の全体概略構成を図1に示す。
本実施形態の情報再生装置100は、DVDなどの記録媒体101に記録されている記録データと、その記録データの記録タイミングに擬似的に同期した擬似同期クロックとを再生するものであって、AFE(Analog Front End)102と、A/D変換器103と、クロック生成器(クロック生成手段)104と、波形整形器105と、タイミング検出器(タイミング検出手段)106と、ビタビ復号器(ビタビ復号手段)107と、参照値生成器(参照値生成手段)108と、基準参照値学習器(基準参照値学習手段)109とを有している。
先ず、情報再生装置100内部の概略構成及び動作の概要を説明する。記録媒体101に記録されているデジタルデータは、光ピックアップ(図示せず)で読み取られてアナログ信号となる。このアナログ信号はAFE102で整形され、A/D変換器103でデジタルデータに変換される。A/D変換器103のサンプルクロックはクロック生成器104で生成されたクロックであり、そのクロックのタイミングは記録媒体101に記録されているデータのタイミングとは必ずしも同期していない。すなわち、非同期サンプルクロックである。また、A/D変換器103が出力するデジタルデータは、非同期サンプリングデータと呼ぶこともできる。この非同期サンプルデータは波形整形器105で波形整形され、タイミング検出器106及びビタビ復号器107に入力される。
前記タイミング検出器106は、波形整形されたデジタルデータから、2種類の信号を生成して出力する。そのうち1つは、記録媒体101の記録デジタルデータのタイミングを基準としたときの非同期サンプルクロックの位相信号θであり、他の1つは記録媒体101の記録デジタルデータの記録タイミングに擬似的に同期した擬似同期信号である。
前記ビタビ復号器107は、波形整形されたデジタルデータ系列に最も近い参照値系列を探索することによって、最も確からしいデータを復号する。波形整形されたデジタルデータと参照値とは何れも記録媒体101内の記録デジタルデータとは非同期であるが、タイミング検出器106が出力する擬似同期信号を用いることにより、復号データを擬似的に同期させている。すなわち、ビタビ復号器107は最尤復号を行うだけでなく、非同期サンプルデータから同期データへの変換も同時に行っていることになる。
前記ビタビ復号器107で用いられている参照値は、参照値生成器108によって生成されたものである。この参照値生成器108の参照値は、タイミング検出器106で検出された位相θ信号(後述)と、所定位相(例えばゼロ位相)を基準とする基準参照値を予め記憶する基準参照値学習器109の基準参照値とに基づいて、生成される。更に、前記基準参照値学習器109は、半導体チップの所定入力端子INから基準参照値が入力されて記憶しており、前記ビタビ復号器107の入力信号(即ち、非同期サンプリングデータ)及び出力データと、前記位相θとに基づいて、その記憶した基準参照値を適応的に学習する。この学習によって、ビタビ復号器107からの復号データの誤り率が低減する。
尚、前記波形整形器105、タイミング検出器106、ビタビ復号器107、参照値生成器108、基準参照値学習器109は、クロック生成器104が生成する非同期サンプルクロックのタイミングで動作する。
続いて、タイミング検出器106、ビタビ復号器107、参照値生成器108及び基準参照値学習器109の動作を詳しく説明する。
先ず、図2を用いて、タイミング検出器106の構成及びその動作を詳しく説明する。同図では、チャネルビットの1周期を2πとし、チャネルビットとチャネルビットの境界を位相0π、すなわち、ゼロ位相としている。クロック生成器104が生成した非同期サンプルクロックは、その名の通り、チャネルビットの境界が現れるタイミングとは同期していないクロックである。チャネルビットと非同期サンプルクロックのタイミング関係が図2のような場合、非同期サンプルクロックの最初の立上りエッジの位置は0.2πの位置にあると言える。そして、次の立上りエッジは1.8π、その次は1.4πと続いて行く。ハードウェア化を容易にするためには、2πで割って、各々、0.1、0.9、0.7…に正規化すると、効果的である。
タイミング検出器106が生成する擬似同期信号は、位相が2πを超えたときに1を、超えなかったときに0となる信号である。非同期であるが故に、チャネルビットの数と非同期サンプルクロックの数はそのままでは一致しないが、擬似同期信号が0のときの非同期サンプルクロックを間引くことにより、一致させることが可能である。
次に、ビタビ復号器107及び参照値生成器108の構成及びその動作について詳しく説明する。
説明を容易にするために、記録データは(2,10)RLL(Run Length Limited)符号をNRZI(Non Return to Zero Inverse)変換されたものとする。すなわち、記録データの「1」は最低3回連続し、「0」もまた最低3回連続する。「0101」や「0110」のようなデータ系列は存在しない。このとき、記録データ系列から導かれる状態の数は8つである。
また、完全に同期サンプルされて理想的に波形整形された場合のビタビ復号器107の入力がPR(3,4,4,3)特性であるとする。このとき、入力値として取り得る値は{0,3,7,11,14}の5値である。
前記8つの状態と5値の対応を下式に示す。
Figure 0004754630
前記の8つの値をゼロ位相基準参照値(ゼロ位相を基準とする基準参照値)と呼ぶ。前記8つのゼロ位相基準参照値Rの添符号00000001…は、4つのデータからなる畳み込み符号の連続するデータ入力系列を示し、例えば、データ系列がabcdefg…=0000111…のとき、添符号0000abcdを示し、次の添符号0001はチャネルビットが1つ進んだデータ系列であって添符号0001bcdeを示している。
尚、本実施形態では、ゼロ位相基準参照値Rを基準参照値としているが、位相がπのときを基準とする基準参照値(π位相基準参照値)とすることもできるし、また、それ以外の位相を基準とする基準参照値とすることも可能である。
実際のビタビ復号器107の入力は、完全に同期サンプルされたものではなく、本実施形態においては非同期サンプルデータである。そのため、ブランチメトリックを求める際、ゼロ位相基準参照値Rをそのまま用いるわけにはいかない。サンプルされたときの位相に応じた参照値rを求めなければならない。
図3は、前記参照値生成器108による参照値rの生成方法を示している。同図中、黒丸はゼロ位相基準参照値を表している。ゼロ位相基準参照値は8種類あるが、理想的にPR(3,4,4,3)に等化されていると仮定しているので、5値になる。そして黒丸と黒丸を結ぶ破線が参照値である。参照値は5ビットからなる12種類になる。例えば、参照値r00001は、連続する2つのデータ系列に対応する2つのゼロ位相基準参照値R0000、R0001から、位相θをパラメータとして求められる。位相θが0.5π(すなわち正規化すると、0.25)のときの参照値を図中白丸で表している。算出式を以下に示す。
Figure 0004754630
他の参照値についても同様に算出する。
尚、ここでは線形補間によって求める例を示しているが、他の補間方法を用いても良い。
算出した参照値とビタビ復号器107の入力値に基づいてブランチメトリックを下記式により算出する。
Figure 0004754630
ここで、xはビタビ復号器107への入力信号値、bmはブランチメトリックを表す。
擬似同期信号が0のときはブランチメトリックを累積し、擬似同期信号が1のときにパスメトリックとパス選択信号を算出する。そして、パス選択信号からビタビ復号器107の出力値を決定する。
最後に、基準参照値学習器109によるゼロ位相基準参照値Rの学習について詳しく説明する。
前述したように、参照値rはゼロ位相基準参照値Rと位相θとから求めている。学習はゼロ位相基準参照値Rについて行うものであり、ビタビ入力値xと生成された参照値rとの誤差(xーr)と、位相θとに基づいて、ゼロ位相基準参照値Rを修正する。修正式を以下に示す。
Figure 0004754630
ここで、μは正の係数を表す。また、ここでの添符号abcdeは最も確からしいデータ系列を表している。ビタビ復号器107の出力などから、最も確からしいデータ系列abcdeを求めた後、それに対応する参照値rabcdeと、ビタビ入力値xと、位相θとを求めて、ゼロ位相基準参照値Rの修正値ΔRを算出する。その一例を図4に示す。図4において、同図(a)では、データ系列0011に対応するゼロ位相基準参照値R0011と、チャネルビットが1ビット進んで前記データ系列に連続する次のデータ系列0111に対応するゼロ位相基準参照値R0111とを修正するに際し、同図(b)に示すように、非同期サンプリングクロックの位相θが0.5π(正規化した値では0.25)のときの参照値rabcde=r00111(0.25)(=8)と、ビタビ復号器107の入力信号値x=10と、所定値の係数μとを前記式4に代入すると、同図(c)に示すように、例えば、ΔRabcd=ΔR0011=1.5が、ΔRbcde=ΔR0111=0.5が算出されて、学習後のゼロ位相基準参照値Rabcd=R0011=8.5、学習後のゼロ位相基準参照値Rbcde=R0111=11.5が得られる。
このように、前記学習式4によれば、連続する2つのデータ系列abcd、bcdeに対応する2つのゼロ位相基準参照値Rabcd、Rbcdeの学習に際し、図4(c)から判るように、位相θに近い側のゼロ位相基準参照値Rabcd=R0011が大きく修正され、位相θに遠い側のゼロ位相基準参照値Rbcde=R0111が小さく修正される。
尚、本実施形態では、学習式4に基づいて学習したが、本発明はこれに限定されず、その他、例えば、2つのゼロ位相基準参照値Rabcd、Rbcdeの双方を修正せず、他の学習式を用いて1つのゼロ位相基準参照値のみを修正しても良い。
次に、前記式4を導出した理論を説明する。
n個のビタビ入力が与えられたときの参照値の最適値を逐次的に算出する方法を示す。先ず、次のような誤差関数Eを考える。
Figure 0004754630
ここで、kは整数、Tsは非同期サンプリングクロックの周期、x(kTs)は時刻kTsにおけるビタビ復号器107の入力、rML(kTs)は時刻kTsにおける最も確からしい参照値を表している。
このような形の誤差関数Eを最小にする手続きを一般に最小2乗平均誤差(least mean square,LMS)法という。参照値rML(kTs)は2つのゼロ位相基準参照値Rijkl、Rjklmで決まるため、誤差関数Eもゼロ位相基準参照値に関して陰(implicit)に定義された関数となる。従って、各ゼロ位相基準参照値を軸としてできる空間を考え、更に、この誤差関数Eによって定義される値を高さと考えれば、誤差関数Eはゼロ位相基準参照値空間上の超曲面として誤差曲面を与えることになる。任意のゼロ位相基準参照値の状態から、この誤差曲面の極小値に達するには、例えば、各ゼロ位相基準参照値を、∂E/∂Rabcdに比例した量
Figure 0004754630
ずつ変化させていけば良いことになる。これは誤差曲面上を最も急な傾斜方向に進んでいくことに相当し、このような学習則を一般に最急降下法(gradient decent method)という。
さて、前記のように定義されていれば、式6は合成関数の微分公式により
Figure 0004754630
と展開できる。
Figure 0004754630
であるので、結局、式6より、
Figure 0004754630
という学習則が得られる。
式9の方法では、n個全ての点が与えられた後に、初めて係数を変化させることになるが、係数μが十分に小さければ、各点が与えられる毎に係数を反復的に変化させる、すなわち、
Figure 0004754630
としても、全体の変化量は最急降下法とほぼ等しくなる。また、シミュレーションに当たってのメモリも少なくて済むことになる。
前記の理論式は、学習すべきゼロ位相基準参照値Rを求める条件として、最も確からしいデータ系列MLを用いている。しかし、実装するに際しては、最も確からしいデータ系列MLが決定された後に、学習するゼロ位相基準参照値Rを選択する方が容易である。その際は、最も確からしいデータ系列MLが決まると、2種類のゼロ位相基準参照値を同時に更新することになる。最も確からしいデータ系列MLがabcdeであったときの更新式が前述した学習式4である。
最も確からしいデータ系列MLは、ビタビ復号器107の出力から求めることもできる。しかし、ビタビ復号器107の入力信号の振幅及び位相との遅延が大きいため、長い遅延調整器が必要である。この場合には、面積及び電力でのデメリットが生じることに加え、フィードバックループが長くなることに起因する安定性の減少が問題となることもある。これを解決するために、パスメモリの途中結果から確からしいデータ系列を求めても良い。こうすると、確からしさは劣るが、パスメモリの長さ分だけ遅延調整器を削減でき、ループも短くできる。更に、パスメトリックの最小値から確からしいデータ系列を求めることも考えられ、また、ビタビ復号器17の入力信号から確からしいデータ系列を仮判定することも可能である。どこから確からしいデータ系列を求めるかは、要求される仕様で決定すれば良い。また、確からしいデータ系列を求める前記の構成を複数用意しておき、状況に応じて何れか1つを選択するように、確からしいデータ系列を求める方法を動的に切り替えても良い。
尚、以上の説明では、DVDからのデータの情報再生の場合を例示して説明したが、本願発明は、携帯電話、蓄積再生装置、デジタルテレビ又は車載機器などにも同様に適用できるのは、勿論である。
以上説明したように、本発明は、ビタビ復号に使用する参照値を基準参照値に基づいて生成すると共に、この基準参照値を学習する機能を持たせたので、高精度な誤り訂正を行うことができる情報再生装置として有用である。
本発明の実施形態の情報再生装置の全体概略構成を示す図である。 同情報再生装置に備えるタイミング検出器の動作説明図である。 同情報再生装置に備える参照値生成器による参照値の算出方法の概略を示す図である。 同情報再生装置に備える基準参照値学習器による基準参照値の学習の様子を示し、同図(a)は学習の対象となる2つのゼロ位相基準参照値を示す図、同図(b)は位相θでの参照値とビタビ復号器の入力信号値xとの誤差に応じて学習の対象となる2つのゼロ位相基準参照値を学習する様子を示す図、同図(c)は学習後の2つのゼロ位相基準参照値を示す図である。
101 記録媒体
102 アナログフロントエンド
103 A/D変換器(A/D変換手段)
104 クロック生成器(クロック生成手段)
105 波形整形器
106 タイミング検出器(タイミング検出手段)
107 ビタビ復号器(ビタビ復号手段)
108 参照値生成器(参照値生成手段)
109 基準参照値学習器(基準参照値学習手段)
IN 入力端子

Claims (16)

  1. 記録媒体に記録された記録データのタイミングとは同期していない非同期サンプルクロックでサンプリングされた非同期サンプリングデータを入力し、この入力信号をビタビ復号する情報再生装置であって、
    所定位相を基準とする基準参照値が入力され、前記基準参照値に基づいて、前記記録データのタイミングを基準とする前記非同期サンプルクロックの位相でのビタビ復号時の参照値を生成する参照値生成手段と、
    前記参照値生成手段により生成された参照値と前記入力信号とに基づいて最尤復号を行うビタビ復号手段とを備えると共に、
    前記参照値生成手段により生成された前記非同期サンプルクロックの位相での参照値と前記入力信号との誤差と、前記非同期サンプルクロックの位相とに基づいて前記基準参照値を学習して修正する基準参照値学習手段とを備えた
    ことを特徴とする情報再生装置。
  2. 前記請求項1記載の情報再生装置において、
    前記参照値生成手段は、
    前記ビタビ復号手段に入力される入力信号の連続する2つのデータ系列に対応する2つの基準参照値に基づいて、前記ビタビ復号時の参照値を生成する
    ことを特徴とする情報再生装置。
  3. 前記請求項1記載の情報再生装置において、
    記録媒体の記録データのタイミングを基準とした前記非同期サンプルクロックの位相を検出するタイミング検出手段を備え、
    前記参照値生成手段は、
    前記タイミング検出手段により検出した非同期サンプルクロックの位相、及び前記ビタビ復号手段に入力される入力信号の連続する2つのデータ系列に対応する2つの基準参照値に基づいて、前記ビタビ復号時の参照値を生成する
    ことを特徴とする情報再生装置。
  4. 前記請求項3記載の情報再生装置において、
    前記参照値生成手段は、
    前記所定位相を基準とする2つの基準参照値の間を、前記タイミング検出手段により検出した非同期サンプルクロックに応じて、線形補間して、前記ビタビ復号時の参照値を生成する
    ことを特徴とする情報再生装置。
  5. 前記請求項4記載の情報再生装置において、
    前記参照値生成手段は、
    前記ビタビ復号時の参照値を、下記式
    Figure 0004754630
    (abcdeは複数ビットからなる連続するデータ系列、abcdは前記データ系列のうち最新ビットを除いたデータ系列、bcdeは最古ビットを除いたデータ系列、rabcdeは参照値、Rabcd及びRbcdeは各々基準参照値、θは非同期サンプルクロックの位相を各々示す)
    に基づいて生成する
    ことを特徴とする情報再生装置。
  6. 前記請求項2〜4の何れか1項に記載の情報再生装置において、
    前記所定位相を基準とする基準参照値は、ゼロ位相を基準とするゼロ位相基準参照値である
    ことを特徴とする情報再生装置。
  7. 前記請求項2〜4の何れか1項に記載の情報再生装置において、
    前記所定位相を基準とする基準参照値は、π位相を基準とするπ位相基準参照値である
    ことを特徴とする情報再生装置。
  8. 前記請求項3記載の情報再生装置において、
    前記基準参照値学習手段は、
    前記参照値生成手段により生成された参照値と前記入力信号との誤差に基づいて、前記参照値生成手段が参照値の生成に使用した2つの基準参照値を修正する
    ことを特徴とする情報再生装置。
  9. 前記請求項8記載の情報再生装置において、
    前記基準参照値学習手段は、
    参照値の生成に使用した2つの基準参照値を、下記式
    Figure 0004754630
    (abcdeは複数ビットからなる連続するデータ系列、abcdは前記データ系列のうち最新ビットを除いたデータ系列、bcdeは最古ビットを除いたデータ系列、ΔRabcd及びΔRbcdeは各々基準参照値の変化分、rabcdeは参照値、μは学習係数、xはデータ系列abcdeを最尤復号した際の入力信号、θは非同期サンプルクロックの位相を各々示す)
    に基づいて学習して修正する
    ことを特徴とする情報再生装置。
  10. 記録媒体に記録された記録データのタイミングとは同期していない非同期サンプルクロックを生成するクロック生成手段と、
    前記クロック生成手段の非同期サンプルクロックで前記記録媒体からの記録データをサンプリングするA/D変換手段と、
    前記記録媒体の記録データのタイミングを基準とした前記非同期サンプルクロックの位相を検出するタイミング検出手段と、
    前記タイミング検出手段により検出された非同期サンプルクロックの位相と、所定位相を基準とする基準参照値とが入力され、前記基準参照値と前記非同期サンプルクロックの位相とに基づいてビタビ復号時の参照値を生成する参照値生成手段と、
    前記A/D変換手段によりサンプリングされた非同期サンプリングデータと、前記参照値生成手段の参照値とに基づいて、最尤復号を行うビタビ復号手段とを備えると共に、
    前記所定位相を基準とする基準参照値を予め有すると共に、前記タイミング検出手段により検出された前記非同期サンプルクロックの位相と、前記A/D変換手段によりサンプリングされた非同期サンプリングデータと、前記参照値生成手段により生成されたビタビ復号時の参照値とに基づいて、前記基準参照値を学習する基準参照値学習手段とを備えた
    ことを特徴とする情報再生装置。
  11. 前記請求項1記載の情報再生装置において、
    前記基準参照値学習手段は、
    前記ビタビ復号手段の出力を用いて、学習すべき基準参照値を選択する
    ことを特徴とする情報再生装置。
  12. 前記請求項1記載の情報再生装置において、
    前記基準参照値学習手段は、
    前記ビタビ復号手段に備える生き残りパス管理部の途中結果を用いて、学習すべき基準参照値を選択する
    ことを特徴とする情報再生装置。
  13. 前記請求項1記載の情報再生装置において、
    前記基準参照値学習手段は、
    前記ビタビ復号手段で演算した各パスメトリックのうちの最小値を用いて、学習すべき基準参照値を選択する
    ことを特徴とする情報再生装置。
  14. 前記請求項1記載の情報再生装置において、
    前記基準参照値学習手段は、
    ビタビ復号手段に入力される入力信号に基づいてビタビ復号手段の出力値を仮判定した仮判定値を用いて、学習すべき基準参照値を選択する
    ことを特徴とする情報再生装置。
  15. 前記請求項1記載の情報再生装置において、
    前記基準参照値学習手段は、
    前記ビタビ復号手段の出力、前記ビタビ復号手段に備える生き残りパス管理部の途中結果、前記ビタビ復号手段で算出した各パスメトリックのうちの最小値、及び、ビタビ復号手段に入力される入力信号に基づいてビタビ復号手段の出力値を仮判定した仮判定値のうち、何れか1つを選択して、学習すべき基準参照値を選択する
    ことを特徴とする情報再生装置。
  16. 記録媒体に記録された記録データのタイミングとは同期していない非同期サンプルクロックを生成するクロック生成手段と、
    前記クロック生成手段の非同期サンプルクロックで前記記録媒体からの記録データをサンプリングするA/D変換手段と、
    所定位相を基準とする基準参照値が入力される入力端子と、
    前記A/D変換手段によりサンプリングされた非同期サンプリングデータと、前記入力端子に入力された基準参照値に応じて生成された参照値との誤差に基づいて、最尤復号を行うビタビ復号手段とを備えると共に、
    前記A/D変換手段によりサンプリングされた非同期サンプリングデータと前記入力端子に入力された基準参照値に応じて生成された参照値との誤差と、記録媒体に記録された記録データのタイミングを基準とした前記非同期サンプルクロックの位相とに基づいて前記基準参照値を学習して修正する基準参照値学習手段を備えた
    ことを特徴とする情報再生装置。
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