JP4753222B2 - 化粧料用コンパクト容器 - Google Patents

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達也 衛藤
一男 鈴木
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は化粧料用のコンパクト容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
底壁外周から周壁を起立する容器本体と、該容器本体上面を開閉自在に閉塞する蓋体とを、各後部で枢着すると共に各前部に設けた係合手段を着脱自在に係合させて、その蓋体閉塞状態を保持する化粧料用のコンパクト容器が広く一般に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記容器本体内へは化粧品を充填させたドラムを嵌合させているが、そのドラム内化粧品が、例えばクリーム状である場合はその洩れ防止のためにドラム上面を水密に密閉させることが必要となる。又微粒子からなるパウダーの場合はその洩れ防止のために気密な密閉が望まれる。
【0004】
本発明はその密閉を確実かつ容易に行えるよう設けたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として底壁外周から周壁2を起立する容器本体1と、該容器本体上面を開閉自在に閉塞する蓋体3とを、各後部で枢着させると共に、各前部に設けた係合手段を着脱自在に係合させたコンパクト容器において、上記容器本体周壁2内へ枠体9を、又該枠体内へ化粧品充填ドラム10を、それぞれ嵌合させると共に、枠体上面の一部へ中蓋13を起伏自在に枢着させて化粧品充填ドラム10上面を閉塞させ、又蓋体3の裏面外周部には押下げ板20を付設して、蓋体閉塞時に押下げ板20が中蓋13外周部下面をドラム周壁11の上面へ水密ないし気密に圧接させることが可能に形成し、枠体9と中蓋13との枢着部を、枠体9の外向きフランジから起立させたピン軸保持管15と、中蓋13から突設したピン軸挿通管16と、それ等両管孔内に挿通させたピン軸17とで形成して、中蓋13が倒伏する状態にあっては、ピン軸17に対して保持管孔ないし挿通管孔の一方が上下動可能にすることで、ピン軸保持管15に対してピン軸挿通管16が上下動可能となし、又ピン軸挿通管16下方の枠体外向きフランジ上面には弾性材18を固着させて、該弾性材上へピン軸挿通管16を載置させ、蓋体3閉塞により押下げ板20が中蓋13を押下げたとき、弾性材18の弾性に抗して、中蓋13と共にピン軸挿通管16が下降可能に形成した
【0009】
【発明の実施の形態】
まず、図1から図6が示す第1実施形態について説明すると、1は容器本体で、底壁外周から周壁2を起立し、該容器本体上面を開閉自在に閉塞する蓋体3が、上記容器本体後部と蓋体後部とを枢着部4にて枢着させて設けてある。容器本体前部と蓋体前部とには係合手段が設けてあり、容器本体前部に装着された押釦5の押込みによって上記係合が外れて開蓋可能としている。又蓋体裏面へは鏡6が貼設されている。
【0010】
上記容器本体の周壁2内へは筒部7上端に外向きフランジ8を付設した枠体9が、その外向きフランジ外周部下面を周壁2の上端部内面へ係合させて嵌合させてあり、又その枠体9内へは化粧品充填ドラム10を、該ドラムの周壁11上端に付設した外向きフランジ12を枠体上面内周部へ係合させて嵌合させている。該ドラムは弾性を有する軟質材、例えばエラストマーで形成することが望ましい。
【0011】
ドラム10の上面は中蓋13で開閉自在に閉塞する。該中蓋は図2および図3が示すように枠体上面の一部、好ましくは、該中蓋が鏡6使用の邪魔とならないよう、枠体左右いずれかの側部と枢着する。図示例にあっては枠体外向きフランジ8の上面から軸受けとしての一対のピン軸保持管15,15 を図4のように起立させ、それ等ピン軸保持管間に中蓋13から突出させたピン軸挿通管16を嵌合させ、それ等保持管および挿通管にピン軸17を挿通させて、該ピン軸を中心として中蓋13を回動により開閉可能としている。図示例では保持管15を一対とし、挿通管を1個としたが、挿通管を一対とし、保持管を1個としてもよく、又それ等双方共複数としてもよい。それ等保持管15と挿通管16とは、ピン軸を挿通させた中蓋閉塞状態において、保持管15に対して挿通管16が僅かに上下動可能に形成するとよい。そのため図示例では図5と図6とが示すように、ピン軸挿通管孔を、中蓋倒伏状態において上下方向へ長い楕円形状としているが、これとは逆に、挿通管孔にピン軸を固定させると共に保持管孔を楕円形状として、該保持管孔内でピン軸が上下動するよう設けることも出来る。
【0012】
挿通管16下方の枠体外向きフランジ8上面へはエラストマー等の弾性材18を固着させ、該弾性材により挿通管16を図5が示すように上方へ押上げさせている。該状態にあってはドラム10上面と中蓋下面との間に小間隙が形成されるよう設けるとよい。
【0013】
また中蓋13の下面には図5、図6が示すように該下面を平滑面とするために別に設けた当接板19を別に設けてもよい。又蓋体3の下面外周部にはほぼ等間隔に押下げ板20を付設している。そして図6が示すように蓋体3を閉塞したとき、押下げ板20が中蓋13の外周部を押下げ、又このときピン軸挿通管16は弾性材18の弾性に抗し押下げられて、このとき中蓋下面を形成する当接板19の外周部がドラム10の上面へ、水密ないし気密に圧接するよう設けている。
【0014】
尚中蓋13と蓋体3との間にはパフ21を収納させている。
【0015】
図示例の場合、図1が示す蓋体閉塞状態にあっては中蓋13下面を形成する当接板19がドラム10上面へ水密ないし気密に圧接しており、該状態から蓋体を開くと、図4が示すように弾性材18が挿通管16を押上げることで、該挿通管を有する中蓋側部においてはドラム上面から当接板下面が離れ、該状態から中蓋13を開き、ドラム上面を開放出来る。該ドラム内化粧品使用後、中蓋13を閉じ、更に蓋体を閉じることで、蓋体が有する押下げ板20が中蓋13を押下げ、当接板下面の外周部をドラム上面へ水密ないし気密に圧接する。
【0021】
【発明の効果】
本発明は既述構成とするものであり、請求項1記載の場合は、容器本体周壁2内へ嵌合させた枠体9上面の一部へ中蓋13を起伏自在に枢着させ、枠体内へ嵌合させたドラム10上面を中蓋13で閉塞すると共に、該状態から蓋体を閉塞することで、蓋体が有する押下げ板20が中蓋13を押下げて、中蓋外周部下面がドラム周壁11の上面へ気密に圧接するよう設けたから、ドラム内へ収納させたクリーム状化粧品が洩れ、ないし乾燥することを確実に防止させることが出来る。
【0022】
また、枠体と中蓋とを枢着する枠体の保持管15に対して、中蓋13から突出させた挿通管16が、蓋体3閉塞時に枠体外向きフランジに付設した弾性材18の弾性に抗して押下げられ下降するよう設けたから、ドラム上面に対する中蓋外周部下面の圧接を、ドラム上面の全周にわたってほぼ均等に行うことが出来、ドラム上面に無理を生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明容器の前後方向縦断面図である。
【図2】図1容器の左右方向縦断面図である。
【図3】図1容器を開蓋して示す平面図である。
【図4】図1容器要部の拡大断面図である。
【図5】図4要部へ、一部変更した中蓋を枢着させた状態で示す拡大断面図である。
【図6】図5の状態から、蓋体を閉塞して示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1…容器本体 2…周壁
9…枠体 10…ドラム
13…中蓋 15…保持管
16…挿通管 17…ピン軸
19…当接板

Claims (1)

  1. 底壁外周から周壁を起立する容器本体と、該容器本体上面を開閉自在に閉塞する蓋体とを、各後部で枢着させると共に、各前部に設けた係合手段を着脱自在に係合させたコンパクト容器において、上記容器本体周壁内へ枠体を、又該枠体内へ化粧品充填ドラム10を、それぞれ嵌合させると共に、枠体(9)上面の一部へ中蓋13を起伏自在に枢着させて化粧品充填ドラム(10)上面を閉塞させ、又蓋体の裏面外周部には押下げ板20を付設して、蓋体(3)閉塞時に押下げ板20が中蓋13外周部下面をドラム周壁11の上面へ水密ないし気密に圧接させることが可能に形成し、枠体(9)と中蓋(13)との枢着部を、枠体(9)の外向きフランジから起立させたピン軸保持管(15)と、中蓋(13)から突設したピン軸挿通管(16)と、それ等両管孔内に挿通させたピン軸(17)とで形成して、中蓋(13)が倒伏する状態にあっては、ピン軸(17)に対して保持管孔ないし挿通管孔の一方が上下動可能にすることで、ピン軸保持管(15)に対してピン軸挿通管(16)が上下動可能となし、又ピン軸挿通管(16)下方の枠体外向きフランジ上面には弾性材(18)を固着させて、該弾性材上へピン軸挿通管(16)を載置させ、蓋体(3)閉塞により押下げ板(20)が中蓋(13)を押下げたとき、弾性材(18)の弾性に抗して、中蓋(13)と共にピン軸挿通管(16)が下降可能に形成したことを特徴とする化粧料用コンパクト容器。
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