JP4749683B2 - エッチング方法 - Google Patents

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本発明は、半導体基板等の基板にプラズマ処理を施してエッチングを行うエッチング方法に関する。
半導体基板等の基板上に形成されたSiN膜、SiO膜、SiLK膜などの積層膜をエッチング処理する場合、膜の種類に応じてエッチング条件が相違するため、従来は各層をそれぞれ別々の処理容器(チャンバー)内でエッチング処理することが行われていた。しかし、この方式では、エッチング処理毎に別の処理容器に基板を移し換える操作が必要であるため、複数の処理容器を配備しなければならず、装置が大型化するとともに、スループットの向上を妨げる要因になっていた。そのため、専用の処理容器ではなく、同一の処理容器内で連続してエッチングを行うオール・イン・ワンエッチング処理が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2003−309107号公報(請求項2など)
前記オール・イン・ワンエッチング処理は、装置の小型化が可能で、スループットが向上するという利点が存在する。しかし、同一の処理容器内で条件の異なるエッチングを繰り返し行う結果、前段のエッチング工程のコンディションを引きずってしまい(メモリーエフェクト)、専用チャンバーで処理した場合に比べ、エッチング特性が変化してしまうという課題があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、オール・イン・ワンエッチングの利点を維持しつつ、メモリーエフェクトによるエッチング特性の変動を回避できるエッチング方法を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点によれば、処理容器内に上部電極および下部電極を配置し、これら電極間に高周波電界を生じさせて処理ガスのプラズマによりプラズマエッチングを行うプラズマエッチング装置を用いて、被処理基板上に形成された複数の膜からなる積層膜をエッチングするエッチング方法であって、前記処理容器内の前記下部電極上に前記積層膜が形成された被処理基板を載置し、前記被処理基板を搬出することなく各膜について順次エッチング処理を実施し、各膜のエッチング処理の間に、 ガスとN ガスからなり、O ガスおよびN ガスの合計に対するO ガスの比率が5〜15%であるクリーニングガスのプラズマにより処理容器内の堆積物を除去するクリーニング処理を実施し、前記上部電極と前記下部電極との間隔を、前記エッチング処理の場合よりも前記クリーニング処理の場合のほうが広くなるようにすることを特徴とする、エッチング方法が提供される。
また、本発明の第2の観点によれば、処理容器内に上部電極および下部電極を配置し、これら電極間に高周波電界を生じさせて処理ガスのプラズマによりプラズマエッチングを行うプラズマエッチング装置を用いて、被処理基板上にエッチング対象として上から第1の膜、第2の膜の順で形成されてなる積層膜をエッチングするエッチング方法であって、前記処理容器内の前記下部電極上に前記積層膜が形成された被処理基板を載置し、前記第1の膜をエッチングガスのプラズマによりエッチングする第1のエッチング処理と、前記第1のエッチング処理後、前記被処理基板を前記処理容器から搬出することなく、O ガスとN ガスからなり、O ガスおよびN ガスの合計に対するO ガスの比率が5〜15%であるクリーニングガスのプラズマにより処理容器内の堆積物を除去するクリーニング処理と、前記クリーニング処理後、前記被処理基板を前記処理容器から搬出することなく、前記第2の膜をエッチングガスのプラズマによりエッチングする第2のエッチング処理と、を含み、前記上部電極と前記下部電極との間隔を、前記第1および第2のエッチング処理の場合よりも前記クリーニング処理の場合のほうが広くなるようにすることを特徴とする、エッチング方法が提供される。
上記エッチング方法の好ましい態様においては、前記第1のエッチング処理では、CF系ガスを含むエッチングガスのプラズマにより前記第1の膜としてのシリコン酸化膜をエッチングし、前記第2のエッチング処理では、CHF系ガスを含むエッチングガスのプラズマにより前記第2の膜としてのシリコン窒化膜をエッチングすることができる。
また、上記エッチング方法の別の好ましい態様では、前記第1のエッチング処理では、CF系ガスを含むエッチングガスのプラズマにより前記第1の膜としてのシリコン酸化膜をエッチングし、前記第2のエッチング処理では、NガスまたはNHガスを含むエッチングガスのプラズマにより前記第2の膜としての有機系膜をエッチングすることができる。
また、前記第2のエッチング処理では、前記第1の膜をマスク膜として作用させることができる。
さらに、前記クリーニング処理は、被処理基板にバイアス電力を印加せずに行なうことが好ましい。
またさらに、前記クリーニングガスとして、O含有ガスを用いることが好ましい。O含有ガスとしては、OガスとNガスとの混合ガスを用いることが好ましい。この場合、クリーニング処理は、処理容器内圧力50〜200mTorr、O流量5〜15mL/min、およびN流量100〜400mL/minの条件で行なうことが好ましい。
本発明の第3の観点によれば、処理容器内に上部電極および下部電極を配置し、これら電極間に高周波電界を生じさせて処理ガスのプラズマによりプラズマエッチングを行うプラズマエッチング装置を用いて、被処理基板上にエッチング対象として上から第1の絶縁膜、第2の絶縁膜の順で形成されてなる積層膜をパターニングされたマスク膜をマスクにしてエッチングするエッチング方法であって、前記処理容器内の前記下部電極上に前記積層膜が形成された被処理基板を載置し、前記第1の絶縁膜をエッチングガスのプラズマによりエッチングする第1のエッチング処理と、前記第1のエッチング処理後、前記被処理基板を前記処理容器から搬出することなく、O ガスとN ガスからなり、O ガスおよびN ガスの合計に対するO ガスの比率が5〜15%であるクリーニングガスのプラズマにより処理容器内の堆積物を除去するクリーニング処理と、前記クリーニング処理後、前記被処理基板を前記処理容器から搬出することなく、前記第2の膜をエッチングガスのプラズマによりエッチングする第2のエッチング処理と、を含み、前記第1のエッチング処理および前記第2のエッチング処理では、被処理基板にバイアス電力を印加するとともに、前記クリーニング処理では、被処理基板にバイアス電力を印加せず、前記上部電極と前記下部電極との間隔を、前記第1および第2のエッチング処理の場合よりも前記クリーニング処理の場合のほうが広くなるようにすることを特徴とする、エッチング方法が提供される。
上記エッチング方法の好ましい態様では、前記第1のエッチング処理では、CF系ガスを含むエッチングガスのプラズマにより前記第1の絶縁膜としてのシリコン酸化膜をエッチングし、前記第2のエッチング処理では、CHF系ガスを含むエッチングガスのプラズマにより前記第2の絶縁膜としてのシリコン窒化膜をエッチングすることができる。
また、上記エッチング方法の別の好ましい態様では、前記第1のエッチング処理では、CF系ガスを含むエッチングガスのプラズマにより前記第1の絶縁膜としてのシリコン酸化膜をエッチングし、前記第2のエッチング処理では、NガスまたはNHガスを含むエッチングガスのプラズマにより前記第2の絶縁膜としての有機系膜をエッチングすることができる。
また、前記クリーニングガスとして、O含有ガスを用いることが好ましい。O含有ガスとしては、OガスとNガスとの混合ガスを用いることが好ましい。この場合、クリーニング処理は、処理容器内圧力50〜200mTorr、O流量5〜15mL/min、およびN流量100〜400mL/minの条件で行なうことが好ましい。
本発明のエッチング方法によれば、オール・イン・ワンエッチングの利点を維持しつつ、メモリーエフェクトによるエッチング特性の変動を回避できる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施に適したプラズマ処理装置を模式的に示す断面図である。このプラズマ処理装置1は、電極板が上下平行に対向し、一方にプラズマ形成用電源が接続された容量結合型平行平板プラズマ処理装置として構成されている。
このプラズマ処理装置1は、例えば表面がアルマイト処理(陽極酸化処理)されたアルミニウムからなる円筒形状に成形されたチャンバー2を有しており、このチャンバー2は接地されている。前記チャンバー2内の底部にはセラミックなどの絶縁板3を介して、被処理体、例えば半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)Wを載置するための略円柱状のサセプタ支持台4が設けられており、さらにこのサセプタ支持台4の上には、下部電極を構成するサセプタ5が設けられている。このサセプタ5にはハイパスフィルター(HPF)6が接続されている。
前記サセプタ支持台4の内部には、冷媒室7が設けられており、この冷媒室7には、例えば液体窒素などの冷媒が冷媒導入管8を介して導入されて循環し、その冷熱が前記サセプタ5を介して前記ウエハWに対して伝熱され、これによりウエハWの処理面が所望の温度に制御される。
前記サセプタ5は、その上中央部が凸状の円板状に成形され、その上にウエハWと略同形の静電チャック11が設けられている。静電チャック11は、絶縁材の間に電極12が介在されており、電極12に接続された直流電源13から例えば1.5kVの直流電圧が印加されることにより、例えばクーロン力によってウエハWを静電吸着する。
そして、前記絶縁板3、サセプタ支持台4、サセプタ5、さらには前記静電チャック11には、被処理体であるウエハWの裏面に、伝熱媒体、例えばHeガスなどを供給するためのガス通路14が形成されており、この伝熱媒体を介してサセプタ5の冷熱がウエハWに伝達されウエハWが所定の温度に維持されるようになっている。
前記サセプタ5の上端周縁部には、静電チャック11上に載置されたウエハWを囲むように、環状のフォーカスリング15が配置されている。このフォーカスリング15はシリコンなどの導電性材料からなっており、このためエッチングの均一性を向上させる。
前記サセプタ5の上方には、このサセプタ5と平行に対向して上部電極21が設けられている。この上部電極21は、絶縁材22を介して、チャンバー2の上部に支持されており、サセプタ5との対向面を構成し、多数の吐出孔23を有する、例えばシリコン、SiCまたはアモルファスカーボンからなる電極板24と、この電極板24を支持する導電性材料、例えば表面がアルマイト処理されたアルミニウムからなる電極支持体25とによって構成されている。なお、サセプタ5と上部電極21とは、例えば10〜60mm程度離間している。また、電極板24として、上記材料の中でもスカベンジングが可能なシリコンを用いることが好ましい。
前記上部電極21における電極支持体25の中央にはガス導入口26が設けられ、さらにこのガス導入口26には、ガス供給管27が接続されており、さらにこのガス供給管27は、バルブ28を介して処理ガス供給系に接続されている。本実施形態の場合、処理ガス供給系は、例えば、第1のエッチングガス供給手段としてのC/Ar/O供給源52、第2のエッチングガス供給手段としてのCH/Ar/O供給源53、クリーニングガス供給手段としてのN/O供給源54によって構成され、それぞれにバルブ30、マスフローコントローラ(MFC)29が接続されている。
エッチングガスとしては、従来用いられている種々のものを採用することが可能であり、例えばCF系ガス(フロロカーボンガス;C)のようなハロゲン元素を含有するガスを好適に用いることができる。ウエハWがSiN膜およびその上にSiO膜を有し、このSiO膜をエッチングするような場合には、処理ガスとしては、CまたはCを含むものが好適である。Cを用いる場合には、Oを添加することが好ましく、その場合には、Cの分圧が0.5〜2mTorrの範囲であること、およびその比率が5/8≦O/C≦7/8の範囲であることが好ましい。処理ガスとしてCを含むものを用いる場合でも、CおよびOを含むものを用いる場合でも、他にAr、He等の希ガスやNを添加してもよく、また、他のCF系ガス(C)やCHF系ガス(ハイドロフロロカーボンガス;C)を加えてもよい。
また、SiN膜をエッチングする場合には、例えば、CHを含むガスなどのCHF系ガスを使用することが好ましく、この場合もOを添加することが好ましく、他にAr、He等の希ガスやNを添加してもよい。CHF系ガスの好ましい例として、CHとArとOとの混合ガスを使用することができる。
前記チャンバー2の底部には排気管31が接続されており、この排気管31には排気装置35が接続されている。排気装置35はターボ分子ポンプなどの真空ポンプを備えており、これによりチャンバー2内を所定の減圧雰囲気、例えば1Pa以下の所定の圧力まで真空引き可能なように構成されている。また、チャンバー2の側壁にはゲートバルブ32が設けられており、このゲートバルブ32を開にした状態でウエハWが隣接するロードロック室(図示せず)との間で搬送されるようになっている。
上部電極21には、第1の高周波電源40が接続されており、その給電線には整合器41が介在されている。また、上部電極21にはローパスフィルター(LPF)42が接続されている。この第1の高周波電源40は、50〜150MHzの範囲の周波数を有しており、このように高い周波数を印加することによりチャンバー2内に好ましい解離状態でかつ高密度のプラズマを形成することができ、低圧条件下のプラズマ処理が可能となる。この第1の高周波電源40の周波数は、50〜80MHzが好ましく、典型的には図示した60MHzまたはその近傍の条件が採用される。
下部電極としてのサセプタ5には、第2の高周波電源50が接続されており、その給電線には整合器51が介在されている。この第2の高周波電源50は1〜4MHzの範囲の周波数を有しており、このような範囲の周波数を印加することにより、被処理体であるウエハWに対してダメージを与えることなく適切なイオン作用を与えることができる。第2の高周波電源50の周波数は1〜3MHzの範囲が好ましく、典型的には図示した2MHzまたはその近傍の条件が採用される。
次に、このように構成されるプラズマ処理装置1において、例えば、ウエハWに形成された酸化膜をエッチングする場合について説明する。まず、被処理体であるウエハWは、ゲートバルブ32が開放された後、図示しないロードロック室からチャンバー2内へと搬入され、静電チャック11上に載置される。そして、直流電源13から直流電圧が印加されることによって、ウエハWが静電チャック11上に静電吸着される。次いで、ゲートバルブ32が閉じられ、排気装置35によって、チャンバー2内が所定の真空度まで真空引きされる。
その後、バルブ28が開放されて、処理ガス供給系から処理ガス、例えばCガスと希釈用のArガスとOガスとの混合ガスが、マスフローコントローラ29によってその流量が調整されつつ、処理ガス供給管27、ガス導入口26を通って上部電極21の中空部へと導入され、さらに電極板24の吐出孔23を通って、図1の矢印に示すように、ウエハWに対して均一に吐出される。
そして、チャンバー2内の圧力が、所定の圧力に維持される。この場合の圧力は1.06〜13.3Paが好ましい。その後、第1の高周波電源40から50〜150MHz、例えば60MHzの高周波が上部電極21に印加される。これにより、上部電極21と下部電極としてのサセプタ5との間に高周波電界が生じ、処理ガスが解離してプラズマ化する。
他方、第2の高周波電源50からは、1〜4MHz、例えば2MHzの高周波が下部電極であるサセプタ5に印加される。これにより、プラズマ中のイオンがサセプタ5側へ引き込まれ、イオンアシストによりエッチングの異方性が高められる。
クリーニング処理においては、プラズマ処理装置1において、エッチングガスに換えてクリーニングガスをプラズマ化すればよい。例えば、N/O供給源54に接続したバルブ30を開放し、マスフローコントローラ29で流量調整をしながら、クリーニングガスとしてのN/Oを処理ガス供給管27、ガス導入口26を介して上部電極21の中空部へと導入し、さらに電極板24の吐出孔23を介して、図1の矢印に示すようにウエハWに対して均一に吐出してプラズマ処理を行なえばよい。
ここで、クリーニング処理の条件について説明する。
クリーニング処理は、下部電極であるサセプタ5に対して第2の高周波電源50から高周波を供給せず、ウエハWにバイアス電力を印加しないゼロバイアス条件で行なう。ゼロバイアス条件でクリーニングを行なうことによって、マスク膜や下層膜に対する影響を最小限に抑え、ウエハWにほとんど影響を与えずにクリーニングを実施できる。
また、クリーニング処理の際は、ウエハWへの影響を回避するため、サセプタ5と上部電極21との間隔(ギャップ)をエッチングの場合よりも広く(例えば60mm程度)設定することが好ましい。
クリーニングガスとしては、少なくともOガスを含むガス(O含有ガス)が好ましく、例えばOガスとNガスとの混合ガス、Oガスと希ガス(ArやHeなど)との混合ガス、OガスとCOガスとの混合ガスなどを用いることが好ましい。これらのO含有ガスの中でも、OガスとNガスとの混合ガスを用いることが最も好ましい。エッチング対象となる第1の膜がSiOなどのシリコン酸化膜である場合、CやCなどのハロゲンを含むガスでエッチングを行なうことが多いため、チャンバー内にはハロゲン化合物が堆積する。この堆積物は、NとOを含む混合ガスをクリーニングガスとして用いることによって容易に除去できる。
とOとの混合ガスにより処理を行なう場合、後記実施例に示すように、処理容器内圧力は50〜200mTorr程度、O流量は5〜15mL/min(=sccm)程度、N流量は100〜400mL/min程度とすることが好ましい。
クリーニングの終点は、例えば、プラズマ発光モニター(図示を省略)によって検出することができる。フッ素は、703.8nmにピーク強度を持つため、この波長を検出してフッ素が検出されなくなるまでクリーニングを実施すればよい。
次に、本発明エッチング方法の好ましい実施形態について、図2および図3を参照しながら説明する。
図2(a)〜(c)は、エッチング処理過程におけるチャンバー2と被処理基板の断面構造を模式的に示す図面である。図2は、被エッチング膜が無機系材料からなる絶縁膜である場合の例であり、ウエハWを構成する基板61上に、表層からマスク膜としての感光性レジスト膜64、エッチング対象である「第1の膜」としてのシリコン酸化膜63、「第2の膜」としてのシリコン窒化膜62が積層されている。このように、被エッチング層の絶縁膜としては、例えばSiOなどのシリコン酸化膜や、SiN等のシリコン窒化膜を対象にすることができる。なお、本実施形態では、マスク膜が有機系材料からなる感光性レジスト膜64であるが、無機系材料からなるハードマスクであってもよい。
図2(a)に示すように、最表層である感光性レジスト膜64は、所定のパターンに露光され、現像されている。第1のエッチング処理では、この感光性レジスト膜64をマスクとして、シリコン酸化膜63がエッチングされる。
第1のエッチング処理の後、チャンバー2の内壁面には、図2(b)に示すように堆積物70が付着した状態になる。このように堆積物70が付着した状態で第2のエッチング処理を行なうと、メモリーエフェクトによって第2のエッチング処理の条件が変動して良好なエッチングが困難になる。そこで、堆積物70を除去する目的でクリーニングを実施する。クリーニングによってチャンバー内の堆積物70を除去することにより、メモリーエフェクトを低減できる。
クリーニング処理後、第2のエッチング処理を実施する。第2のエッチング処理では、図2(c)に示すように、感光性レジスト膜64およびシリコン酸化膜63をマスクとして、シリコン窒化膜62をエッチングする。このように、第2のエッチング処理では、第1の膜であるシリコン酸化膜63も感光性レジスト膜64とともにマスク膜として作用させることができる。
このシリコン窒化膜62のエッチングでは、クリーニングによって、シリコン酸化膜63のエッチングにより生じたチャンバー内堆積物70が除去されているため、その影響を受けずに安定した条件でエッチングを実施できる。
図3(a)〜(c)は、本発明の別の実施形態に関するエッチング処理過程における被処理基板の断面構造を示す図面である。ここでは、被エッチング膜が無機系材料からなるシリコン酸化膜と有機系膜である場合を例に挙げる。
すなわち、ウエハWを構成する基板61上に、表層から感光性レジスト膜67、エッチング対象である「第1の膜」としてのシリコン酸化膜66、「第2の膜」としての有機系膜65が積層されている。被エッチング層としてのシリコン酸化膜としては、前記と同様のSiOなどの絶縁膜を対象とすることができる。有機系膜としては、例えばSiLK(商品名;ダウ・ケミカル社製)、SOD−SiOCHのMSQ(メチルシルセスキシロキサン)、CVD−SiOCHのCORAL[商品名;ノーベラス・システムズ(Novellus Systems)社製]やBlack Diamond[商品名;アプライド・マテリアルズ(Applied Materials)社製]などの低誘電率層間絶縁膜(Low−k膜)などを対象にすることができる。
図3(a)に示すように、最表層である感光性レジスト膜67は、所定のパターンに露光され、現像されている。第1のエッチング処理では、この感光性レジスト膜67をマスクとして、シリコン酸化膜66がエッチングされる。
第1のエッチング処理の後、チャンバー2の内壁面には、図3(b)に示すように堆積物70が付着した状態になる。この堆積物70を除去する目的でクリーニングを実施する。
クリーニング処理後、第2のエッチング処理を実施する。第2のエッチング処理では、図3(c)に示すように、感光性レジスト膜67およびエッチングされたシリコン酸化膜66をマスクとして、有機系膜65をエッチングする。このように、第2のエッチング処理では、第1の膜であるシリコン酸化膜66も感光性レジスト膜64とともにマスク膜として作用させることができる。
第2の膜が有機系膜である場合には、エッチングガスとして、例えば、NとHとの混合ガス、NHガス、NとOとの混合ガスなどを使用することが好ましい。この有機系膜65のエッチングでは、クリーニングによって、シリコン酸化膜66のエッチングにより生じたチャンバー内堆積物70が除去されているため、その影響を受けずに安定した条件でエッチングを実施できる。
以上、図2、図3では、エッチング対象である被エッチング層が2層の場合を例に挙げて説明したが、3層以上に渡って構成されている場合においても、同様に、エッチング処理の後にクリーニング処理を実施し、さらにエッチング処理を行なうことによって、同様の効果が得られる。
以下、実施例を挙げ、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれによって制約されるものではない。
(実施例1)
本発明エッチング処理:
シリコン基板上に、表層から、マスク膜(感光性レジスト膜)、エッチング対象の第1の膜としてSiO膜(熱酸化膜;300nm)、第2の膜としてSiN膜(プラズマSi膜;50nm)が形成されたウエハWについて、本発明によるエッチング処理を実施した。
第1のエッチング処理では、上部電極21に1500W、サセプタ5に1700Wの高周波電力を印加し、チャンバー内の圧力30mTorr、サセプタ5と上部電極21とのギャップを30mmに調整し、エッチングガスとしてCとArとOとの混合ガスを用い、流量(mL/min)をC:Ar:O=15:800:17に設定してエッチングを行なった。なお、使用したチャンバー容積は80リットルである。
第1のエッチング処理後にゼロバイアスクリーニングを実施した。すなわち、上部電極21には500Wの高周波電力を印加したのに対し、サセプタ5には電力を印加せず、チャンバー内の圧力100mTorr、サセプタ5と上部電極21とのギャップを60mmに調整し、クリーニングガスとしてNとOとの混合ガスを用い、流量(mL/min)をN:O=100:10に設定してクリーニングを行なった。サセプタ5と上部電極21とのギャップを広く設定したのは、ウエハWへの影響を少なくするためである。クリーニングの終点はプラズマ発光モニタにより検出した。
クリーニング終了後、同一チャンバー内で、第2のエッチング処理を実施した。第2のエッチング処理では、上部電極21に2000W、サセプタ5に100Wの高周波電力を印加し、チャンバー内の圧力50mTorr、サセプタ5と上部電極21とのギャップを55mmに調整し、エッチングガスとしてCHとArとOとの混合ガスを用い、流量(mL/min)をCH:Ar:O=20:100:15に設定してエッチングを行なった。
エッチング処理後のウエハWの状態を図4に示す。図4の縦軸はエッチング量を示し、横軸はウエハWの中心(0目盛り)からX、Y方向それぞれの端部への距離を示している。
また、参考例として、第2のエッチング処理を、第1のエッチング処理とは別のチャンバーで実施した場合のウエハWの状態を図5に示す。
(比較例1)
クリーニングを実施しない点以外は、実施例1と同様にしてエッチング処理を実施した。エッチング処理後のウエハWの状態を図6に示す。
図4〜図6の対比から明らかなように、クリーニングを実施した実施例1のウエハWの状態は、チャンバーを換えてエッチング処理を実施した参考例と同様にウエハWが均等にエッチングされ、良好であった。一方、オール・イン・ワンエッチングにおいて、クリーニングを実施しなかった比較例1では、ウエハWの中央部のエッチング量が低下しており、均等にエッチングされていなかった。この原因として、SiO膜のエッチングによるメモリーエフェクトによって、SiN膜のエッチング条件が変動したものと考えられた。
(実施例2)
クリーニング条件(圧力)の検討:
クリーニング処理における圧力条件を10〜200mTorrの範囲で変動させた以外は、実施例1と同様の条件でクリーニング処理を実施した。その結果を図7に示す。50〜200mTorrの範囲では、チャンバークリーニングの所要時間が短く、レジストエッチングレートも小さいので、クリーニング中にエッチングされるレジスト量(膜減り)が小さく良好であることが示された。この傾向は、100〜200mTorrの範囲で特に安定的に実現されており、この範囲が特に好ましいことが判明した。
(実施例3)
クリーニング条件(N流量)の検討:
クリーニング処理におけるO流量を10mL/minに固定するとともにN流量を50〜400mL/minの範囲で変動させた以外は、実施例1と同様の条件でクリーニング処理を実施した。その結果を図8に示す。
図8から、N流量が100mL/minより少ない場合、相対的にO比率が増加するため[例えばN流量が50mL/minの場合、O/(N+O)=17%]、チャンバークリーニング時間が減少するものの、レジストエッチングレートが著しく増加し、結果的にレジストエッチング量も増えてしまう。これに対し、N流量が200mL/min以上では、チャンバークリーニング時間とレジストエッチングレートがほぼ同様に低下した。その結果、レジストエッチング量は、N流量が100〜400mL/minの範囲で概ね一定になり良好であった。なお、N流量が200mL/minのとき、O/(N+O)は4.8%、400mL/minのとき、O/(N+O)は2.4%であった。
(実施例4)
クリーニング条件(O流量)の検討:
クリーニング処理におけるN流量を100mL/minに固定するとともにO流量を5〜15mL/minの範囲で変動させた以外は、実施例1と同様の条件でクリーニング処理を実施した。その結果を図9に示す。
図9から、O流量が、例えば5mL/minの場合のようにO比率が低下すると[O/(N+O)=4.8%]、レジストエッチングレートは顕著に低下しないが、チャンバークリーニング時間が長くなるため、結果的にレジストエッチング量が増えてしまうことが理解される。
逆に、O流量が増加すると(例えば10mL/minでは、O/(N+O)=9%、15mL/minではO/(N+O)=13%)、チャンバークリーニング時間の短縮効果が大きいため、レジストのエッチングレートは増加するが最終的にその間にエッチングされるレジストの量は減少することが判る。
また、実施例3(図8)のO比率が4.8%、2.4%の条件と、図9のO比率が4.8%の条件とを比較したとき、前者のO比率が同じ、あるいは低いにもかかわらず、チャンバークリーニング時間が短く、またレジストエッチング量が小さく良好であるのは、合計ガス供給量が多いので、堆積物が付着するチャンバー内壁全体へのクリーニングガスの拡散や壁面での反応生成物の排気排出が効率的に行なわれたからであると推察される。
以上、図8および図9から、クリーニング処理における好ましいO比率は約5〜約15%(好ましくは約9〜約15%)で、合計ガス流量は、約200〜400mL/minであることが明らかとなった。
本発明のエッチング方法は、半導体デバイスの製造などにおいて利用できる。
本発明方法の実施に用いられるプラズマ処理装置の概略断面図。 本発明の一実施形態のエッチング処理におけるチャンバーと半導体ウエハの状態を示す模式図であり、(a)は第1のエッチング処理前の状態、(b)は第1のエッチング処理後の状態、(c)は第2のエッチング処理後の状態を示す。 別の実施形態のエッチング処理におけるチャンバーと半導体ウエハの状態を示す模式図であり、(a)は第1のエッチング処理前の状態、(b)は第1のエッチング処理後の状態、(c)は第2のエッチング処理後の状態を示す。 実施例1による半導体ウエハのエッチング量を示すグラフ図。 参考例による半導体ウエハのエッチング量を示すグラフ図。 比較例による半導体ウエハのエッチング量を示すグラフ図。 圧力を変化させた場合のレジストエッチング量とクリーニング時間の関係を示すグラフ図。 流量を変化させた場合のレジストエッチング量とクリーニング時間の関係を示すグラフ図。 流量を変化させた場合のレジストエッチング量とクリーニング時間の関係を示すグラフ図。
符号の説明
1;プラズマ処理装置
2;チャンバー
5;サセプタ
21;上部電極
40;第1の高周波電源
50;第2の高周波電源
61;基板
62;シリコン窒化膜
63;シリコン酸化膜
64;感光性レジスト膜
65;有機系膜
66;シリコン酸化膜
67;感光性レジスト膜
70;堆積物
W;半導体ウエハ

Claims (11)

  1. 処理容器内に上部電極および下部電極を配置し、これら電極間に高周波電界を生じさせて処理ガスのプラズマによりプラズマエッチングを行うプラズマエッチング装置を用いて、被処理基板上に形成された複数の膜からなる積層膜をエッチングするエッチング方法であって、
    前記処理容器内の前記下部電極上に前記積層膜が形成された被処理基板を載置し、前記被処理基板を搬出することなく各膜について順次エッチング処理を実施し、
    各膜のエッチング処理の間に、 ガスとN ガスからなり、O ガスおよびN ガスの合計に対するO ガスの比率が5〜15%であるクリーニングガスのプラズマにより処理容器内の堆積物を除去するクリーニング処理を実施し、
    前記上部電極と前記下部電極との間隔を、前記エッチング処理の場合よりも前記クリーニング処理の場合のほうが広くなるようにすることを特徴とする、エッチング方法。
  2. 処理容器内に上部電極および下部電極を配置し、これら電極間に高周波電界を生じさせて処理ガスのプラズマによりプラズマエッチングを行うプラズマエッチング装置を用いて、被処理基板上にエッチング対象として上から第1の膜、第2の膜の順で形成されてなる積層膜をエッチングするエッチング方法であって、
    前記処理容器内の前記下部電極上に前記積層膜が形成された被処理基板を載置し、前記第1の膜をエッチングガスのプラズマによりエッチングする第1のエッチング処理と、
    前記第1のエッチング処理後、前記被処理基板を前記処理容器から搬出することなく、O ガスとN ガスからなり、O ガスおよびN ガスの合計に対するO ガスの比率が5〜15%であるクリーニングガスのプラズマにより処理容器内の堆積物を除去するクリーニング処理と、
    前記クリーニング処理後、前記被処理基板を前記処理容器から搬出することなく、前記第2の膜をエッチングガスのプラズマによりエッチングする第2のエッチング処理と、
    を含み、
    前記上部電極と前記下部電極との間隔を、前記第1および第2のエッチング処理の場合よりも前記クリーニング処理の場合のほうが広くなるようにすることを特徴とする、エッチング方法。
  3. 前記第1のエッチング処理では、CF系ガスを含むエッチングガスのプラズマにより前記第1の膜としてのシリコン酸化膜をエッチングし、
    前記第2のエッチング処理では、CHF系ガスを含むエッチングガスのプラズマにより前記第2の膜としてのシリコン窒化膜をエッチングすることを特徴とする、請求項2に記載のエッチング方法。
  4. 前記第1のエッチング処理では、CF系ガスを含むエッチングガスのプラズマにより前記第1の膜としてのシリコン酸化膜をエッチングし、
    前記第2のエッチング処理では、NガスまたはNHガスを含むエッチングガスのプラズマにより前記第2の膜としての有機系膜をエッチングすることを特徴とする、請求項2に記載のエッチング方法。
  5. 前記第2のエッチング処理では、前記第1の膜をマスク膜として作用させることを特徴とする、請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載のエッチング方法。
  6. 前記クリーニング処理は、被処理基板にバイアス電力を印加せずに行なうことを特徴とする、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のエッチング方法。
  7. 前記クリーニング処理を、処理容器内圧力50〜200mTorr、O流量5〜15mL/min、およびN流量100〜400mL/minの条件で行なうことを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のエッチング方法。
  8. 処理容器内に上部電極および下部電極を配置し、これら電極間に高周波電界を生じさせて処理ガスのプラズマによりプラズマエッチングを行うプラズマエッチング装置を用いて、被処理基板上にエッチング対象として上から第1の絶縁膜、第2の絶縁膜の順で形成されてなる積層膜をパターニングされたマスク膜をマスクにしてエッチングするエッチング方法であって、
    前記処理容器内の前記下部電極上に前記積層膜が形成された被処理基板を載置し、前記第1の絶縁膜をエッチングガスのプラズマによりエッチングする第1のエッチング処理と、
    前記第1のエッチング処理後、前記被処理基板を前記処理容器から搬出することなく、O ガスとN ガスからなり、O ガスおよびN ガスの合計に対するO ガスの比率が5〜15%であるクリーニングガスのプラズマにより処理容器内の堆積物を除去するクリーニング処理と、
    前記クリーニング処理後、前記被処理基板を前記処理容器から搬出することなく、前記第2の膜をエッチングガスのプラズマによりエッチングする第2のエッチング処理と、
    を含み、
    前記第1のエッチング処理および前記第2のエッチング処理では、被処理基板にバイアス電力を印加するとともに、前記クリーニング処理では、被処理基板にバイアス電力を印加せず、
    前記上部電極と前記下部電極との間隔を、前記第1および第2のエッチング処理の場合よりも前記クリーニング処理の場合のほうが広くなるようにすることを特徴とする、エッチング方法。
  9. 前記第1のエッチング処理では、CF系ガスを含むエッチングガスのプラズマにより前記第1の絶縁膜としてのシリコン酸化膜をエッチングし、
    前記第2のエッチング処理では、CHF系ガスを含むエッチングガスのプラズマにより前記第2の絶縁膜としてのシリコン窒化膜をエッチングすることを特徴とする、請求項に記載のエッチング方法。
  10. 前記第1のエッチング処理では、CF系ガスを含むエッチングガスのプラズマにより前記第1の絶縁膜としてのシリコン酸化膜をエッチングし、
    前記第2のエッチング処理では、NガスまたはNHガスを含むエッチングガスのプラズマにより前記第2の絶縁膜としての有機系膜をエッチングすることを特徴とする、請求項に記載のエッチング方法。
  11. 前記クリーニング処理を、処理容器内圧力50〜200mTorr、O流量5〜15mL/min、およびN流量100〜400mL/minの条件で行なうことを特徴とする、請求項8から請求項10のいずれか1項に記載のエッチング方法。
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