JP4749607B2 - 油圧昇降装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタに装着した作業機昇降用のリフトアームを駆動するための油圧シリンダケース部における油圧昇降装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、トラクタにおいては、ミッションケースの後部上に、油圧シリンダを内装した油圧シリンダケースを載置し、該油圧シリンダを伸縮させることにより作業機昇降用のリフトアームを回動駆動するように構成しており、該油圧シリンダケースには、ポジション(昇降)レバー、ドラフト(深さ設定)レバー、やコントロールバルブ等が付設されていた。そして、該ドラフトレバーの設定値と、フィードバックアームからのフィードバック値とを、フィードバックリンクを介してコントロールバルブに伝達するとともに、ポジションレバー等の操作とリフトアームの回動角をフィードバックする、フィードバックアームからのフィードバック値とを、リンク機構を介してコントロールバルブに伝達するように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述の如く構成されたリフトアームのシリンダケース部においては、コントロールバルブを収納した制御バルブケースも、各アームの操作をコントロールバルブへ伝達する前記フィードバック用のリンク機構は、油圧シリンダケースの下面側に取り付けられているため、該リンク機構のメンテナンスを行うためには、一旦油圧シリンダケースをミッションケース等から取り外す必要があったので、メンテナンス作業が煩雑であり、組立性も悪かったのである。また、ミッションケース内に潤滑油が充填されているので、ブリーザ装置が必要となるが、延長管等を用いて油圧シリンダケース上まで延設したり、ブリーザの下方に邪魔板を設けたりする必要があり、複雑な構成となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
【0005】
請求項1においては、ミッションケース(11)の後部上に油圧シリンダケース(10)を配置し、該油圧シリンダケース(10)よりリフトアーム(19)を突出して作業機を昇降可能とすると共に、該油圧シリンダケース(10)近傍に制御バルブケース(25)を配置したトラクタの油圧昇降装置において、該油圧シリンダケース(10)の上部に昇降コントロールバルブ(23)の操作リンク機構(9)の収納部(10a)を設け、該収納部(10a)を上部蓋(12)で閉塞し、該上部蓋(12)の左右両側に、左右のボス部(12aL・12aR)を形成し、一方のボス部(12aL)に、ドラフトレバー(17)の操作に対して作業機の牽引力がフィードバックされるアーム(30)と、前記リフトアーム(19)の回動角がフィードバックされるアーム(31)を配設するアーム軸(51)を枢支し、他方のボス部(12aR)に、ポジションレバー(16)と前記ドラフトレバー(17)を配設するアーム軸(44)を枢支し、該上部蓋(12)の裏面から下方へ摺動支持部(12b)を突出し、該摺動支持部(12b)により、前記昇降コントロールバルブ(23)のコントロールロッド(34)を前後摺動自在に支持したものである。
【0006】
請求項2においては、請求項1記載の油圧昇降装置において、前記収納部(10a)をミッションケース(11)内と連通すると共に、前記上部蓋(12)にブリーザ装置(28)を設けたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の油圧昇降装置を装備したトラクタの側面図、図2は油圧昇降装置の側面図、図3は同じく上部蓋を外した平面図、図4は油圧昇降装置の側面断面図、図5はフィードバックアーム側の後面断面図、図6は操作レバー側の後面断面図、図7は油圧昇降装置の斜視図、図8は上部蓋に設けたリンク機構の下方斜視図である。
【0008】
トラクタ1は前部に、前輪2、後部に後輪3を支承して、エンジンフレーム上のボンネット4内にエンジン5を収納し、該ボンネット4後部のダッシュボード上にステアリングハンドル6を配置し、該ステアリングハンドル6の後方のミッションケース11上に、油圧シリンダケース10が載置され、該油圧シリンダケース10上方にシート7が配置されている。該シート7の側部に主変速レバー15や、ポジションレバー16やドラフトレバー17等が配設され、油圧シリンダケース10上に、本発明の昇降コントロールバルブのリンク機構を収納する収納部10aが形成され、上部蓋12により閉じられている。
【0009】
そして、油圧シリンダケース10の側部よりリフトアーム19・19が後方に突出され、機体後部にはトップリンク20・ロアリンク21・21等よりなる作業機装着装置13を装着して、前記リフトアーム19・19とロアリンク21・21との間にリフトロッドを介装して、作業装着装置13に装着した作業機を昇降可能としている。
【0010】
次に、本発明の油圧昇降装置について説明する。図2乃至図6に示すように、油圧シリンダケース10がミッションケース11の上面に載置固定されており、該油圧シリンダケース10に油圧シリンダ装置22が内装されるとともに、コントロールバルブ(昇降)23及びストップバルブ24が付設されている。該コントロールバルブ23及びストップバルブ24は、油圧シリンダケース1の前部に配置した制御バルブケース25内に収納されている。
【0011】
該油圧シリンダ装置22は、油圧シリンダケース10内に形成される円筒形状の空間22a内に、ピストン29aを摺動自在に挿入して構成している。該ピストン29aは、ピストンロッド29bを介してリフトクランク26の下端部に接続されており、該リフトクランク26の上端部はリフト軸27に回動不能に接続されている。油圧シリンダケース10外側のリフト軸27端部上には、リフトアーム19・19の基端部が一体的に回動可能に接続固定されている。
【0012】
そして、ピストン29aが空間22a内を摺動することにより、ピストンロッド29b、リフトクランク26を介して、リフトアーム19・19が上下回動するように構成している。この場合、ピストン29aの摺動方向が前後水平方向となるように構成して、油圧シリンダケース10のコンパクト化を図っている。
【0013】
また、油圧シリンダケース10の前部上、つまり、前記ピストン29aの摺動空間22aの上方であって制御バルブケース25の後部位置に、操作リンク機構9を収納するための収納部10aが形成されている。該収納部10aは上部蓋12によって覆われており、また、図示しない開口を介してミッションケース11内とも連通している。該開口は例えばピストンロッド収納空間と前後方向で連通したり、或いは、空間22aの側部で上下方向に開口が設けられている。そして、前記上部蓋12の最上面、本実施例では後部上にブリーザ装置28が配置されて、前記開口を介してミッションケース11内の空気圧の調整をできるようにしている。
【0014】
このように、ブリーザ装置28を上部蓋12に設けることによって、収納部10aのケースが邪魔板の代わりとなり、ミッションケース11から外部に通じる延長管を設ける必要がなく、また、ミッションケース11内の潤滑油が本体の傾倒等により直接ブリーザ装置28に至ることもなく、ブリーザ装置28は油漏れが生じることを防止できる構成としている。
【0015】
また、前記上部蓋12の前後中央左右両側にはボス部12aL・12aRが形成され、該ボス部12aLに筒軸40を介してアーム軸51が枢支され、前記ボス部12aRに筒軸36を介してアーム軸44を枢支している。また、後部左右中央の裏面から下方に摺動支持部12bが突出され、該摺動支持部12bにコントロールロッド34が前後摺動自在に支持されている。該コントロールロッド34の一端(前端)はコントロール(昇降)バルブ23のメインスプール23aの端部に当接され、該メインスプール23aはバネにより突出方向に付勢されている。また、コントロールロッド34の他端は合流部とされ、合流ピン43によってフィードバックリンク33・34とともに枢支している。以上のようにして、操作リンク機構9を上部蓋12の下面に取り付けて配置している。
【0016】
次に、操作リンク機構9の構成を詳述する。前記油圧シリンダケース10の右側には、ポジションレバー16やドラフトレバー17が配設されており、該ポジションレバー16の回動により、トラクタに装着した作業機を手動にて任意の高さに昇降可能とし、ドラフトレバー17の回動により牽引力を調整可能としている。
【0017】
図6に示すように、ポジションレバー16の基部は前記筒軸36上に回転自在に外嵌した基部パイプ16aに固設され、該基部パイプ16aからアーム46aが突設されて操作力調節部46の一部を構成し、該操作力調節部46から突出したピン46bよりアーム47を介してアーム軸44に回転力を伝える構成としている。該アーム軸44の他端は収納部10a内に挿入されて、アーム49を固設し、該アーム49よりピン50を突設して、リフトフィードバックリンク33より突設したピンに当接させて操作リンク機構9を介してコントロールバルブ23を切換えるようにしている。
【0018】
また、ドラフトレバー17の基部パイプ17aから操作力調節部45のアーム45aが突出されて操作力が調節されるとともに、該基部パイプ17aはキーを介して筒軸36と一体的に回転するように嵌合され、該筒軸36の他側の収納部10a内においてアーム37を突設して、ピン39を介してドラフトフィードバックリンク32を回動できるようにして、コントロールバルブ23を切り換えられるようにしている。このように、上部蓋12に支持された筒軸36およびアーム軸44の油圧シリンダーケース10の外側方において、ポジションレバー16とドラフトレバー17、及び、その操作力調節部45・46を配置しているので、作業者は機体側方より調整作業が容易にできるのである。
【0019】
また、油圧シリンダケース10の左側には、ドラフトレバー17の操作に対して作業機の牽引力がフィードバックされるアーム30と、前記リフトアーム19の回動角がフィードバックされるアーム31とが配設されている。即ち、図2に示すように、前記アーム30の先端には油圧シリンダケース10側部において、ロッド55、回動アーム56を介して、作業機側のセンサーと接続され、例えば、ロータリ耕耘装置の場合にはリアカバーセンサーにワイヤーを介して接続される。そして、図5に示すように、アーム30の基部は筒軸40にキーを介して相対回転不能に外嵌され、収納部10a内において、アーム41を突設してフィードバックリンク32の先端に設けたピン42に当接可能に配置している。このようにして牽引力または耕深のフィードバックを可能としている。
【0020】
また、前記アーム31の先端には、図2に示すように、ロッド57を介してリフトアーム19の基部と連結され、アーム31の基部は図5に示すように、アーム軸51に固設されている。一方、収納部10a内においては、アーム軸51の端部にアーム52が固設されて、該アーム52の先端は前記リフトフィードバックリンク33の先端に設けたピン53に当接可能に配置されている。
【0021】
前記ドラフトフィードバックリンク32とリフトフィードバックリンク33の略中央で連結した合流ピン43は図4に示すように、さらにコントロールロッド34の先端に枢支され、該コントロールロッド34の他端は油圧シリンダケース10の前面に固定した制御バルブケース25内のコントロールバルブ23のメインスプール23aの先端に当接させられている。該コントロールバルブ23を切り換えることによって圧油が空間22aに送油されるとリフトアーム19を上昇回転駆動し、空間22a内の圧油がドレンされることによってリフトアーム19は下降回動するのである。
【0022】
このような油圧装置における油圧制御について説明する。まず、作業機がロータリ耕耘装置とした場合について説明すると、ドラフトレバー17を回動して耕深を設定する。この設定値が操作力調節部45を介して筒軸36からアーム37に伝達され、該アーム37からピン39に伝達され、ドラフトフィードバックリンク32のドラフト操作レバー17側の端部を前後に移動させている。逆に、作業機のリアカバーの回動に伴うフィードバック値は、図5に示すように、アーム30から筒軸40を経て、アーム41及びピン42からドラフトフィードバックリンク32のアーム30側の端部に伝達されている。
【0023】
そして、設定側のドラフト操作レバー17の動きと、フィードバック側のアーム30の動きとが、ドラフトフィードバックリンク32により合成され、合流ピン34を介してフィードバックロッド43に伝達され、コントロールバルブ23のメインスプール23aを押動するように構成している。
【0024】
次に、ポジションコントロール側の構成を説明する。まず、ポジションレバー16の回動が操作力調節部46、アーム47を介してアーム軸44に伝えられ、該アーム軸44の回動がアーム49とピン50とを介してリフトフィードバックリンク33の端部に伝達される。また、リフトーアーム19側からのフィードバック値はアーム31からアーム軸51、アーム52、ピン53を経て、リフトフィードバックリンク33のアーム31側の端部に伝達されている。
【0025】
そして、設定側のポジションレバー16の動きと、フィードバック側のアーム31の動きとが、リフトフィードバックリンク33により合流され、合流ピン43を介してコントロールロッド34に伝達されるように構成している。
【0026】
該コントロールロッド34はコントロールバルブ23のメインスプール23aの端部に当接するように構成されており、該メインスプール23aを操作することにより、油圧シリンダ装置22を制御して作業機の昇降を切り換えるのである。例えば、コントロールロッド34によりメインスプール23aが前方へ押動されると作業機は上昇され、コントロールロッド34が後方へ戻ると、付勢バネ54によりメインスプール23aが後方へ押し戻されて作業機が下降するようにしている。
【0027】
以上の如く構成される油圧装置において、ドラフトフィードバックリンク32、リフトフィードバックリンク33等より構成される操作リンク機構9及びコントロールロッド34は、前述の如く油圧シリンダケース10の上面側に形成される凹状の収納部10a内に配置され、かつ、上部蓋12に支持される構成としているため、メンテナンス等を行う際には、油圧シリンダケース10をミッションケースMから取り外すことなく、油圧シリンダケース10の上方から油圧シリンダケース10内部やコントロールバルブ23等を、操作リンク機構9は外して作業することができ、メンテナンス作業を容易且つ簡便にすることができる。また、操作リンク機構9は上部蓋12にユニットとして組み立てることができるため、組立性も向上できたのである。
【0028】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
請求項1記載の如く、ミッションケース(11)の後部上に油圧シリンダケース(10)を配置し、該油圧シリンダケース(10)よりリフトアーム(19)を突出して作業機を昇降可能とすると共に、該油圧シリンダケース(10)近傍に制御バルブケース(25)を配置したトラクタの油圧昇降装置において、該油圧シリンダケース(10)の上部に昇降コントロールバルブ(23)の操作リンク機構(9)の収納部(10a)を設け、該収納部(10a)を上部蓋(12)で閉塞し、該上部蓋(12)の左右両側に、左右のボス部(12aL・12aR)を形成し、一方のボス部(12aL)に、ドラフトレバー(17)の操作に対して作業機の牽引力がフィードバックされるアーム(30)と、前記リフトアーム(19)の回動角がフィードバックされるアーム(31)を配設するアーム軸(51)を枢支し、他方のボス部(12aR)に、ポジションレバー(16)と前記ドラフトレバー(17)を配設するアーム軸(44)を枢支したので、操作リンク機構を一つのユニットとして組み立てることが可能となり、このユニットを油圧シリンダケース上方より組み立てることができるようになり、従来のように油圧シリンダケースを外すことなく簡単に短時間で組み立てられるようになり、組立性を格段に向上することができたのである。
また、操作リンク機構を外せるためリンク調整や修理や交換等のメンテナンスが容易にできるようになったのである。
また、油圧シリンダケースは収納するための凹部を製造時に形成することができ、取り付けるための加工等を減少することができ、コスト低減化を図ることができたのである。
【0029】
また、該上部蓋(12)の裏面から下方へ摺動支持部(12b)を突出し、該摺動支持部(12b)により、前記昇降コントロールバルブ(23)のコントロールロッド(34)を前後摺動自在に支持したので、コントロールロッドの支持構成が簡単となり、部品点数を削減することができ、組立性の向上が図れたのである。また、操作リンク機構と昇降コントロールバルブの連携が容易にできるようになり、コンパクトに集約して配置することができたのである。
【0030】
請求項2記載の如く、請求項1記載の油圧昇降装置において、前記収納部(10a)をミッションケース(11)内と連通すると共に、前記上部蓋(12)にブリーザ装置(28)を設けたので、ブリーザ装置の下方に邪魔板等を設ける必要がなく、ブリーザ装置を設けるための特別な構成が不要となって、油圧シリンダケースを簡単に構成することができ、ミッションケース内の歯車等からブリーザ装置側へ潤滑油がかかることがなく、ブリーザ装置から潤滑油が漏れることをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の油圧昇降装置を装備したトラクタの側面図である。
【図2】 油圧昇降装置の側面図である。
【図3】 同じく上部蓋を外した平面図である。
【図4】 油圧昇降装置の側面断面図である。
【図5】 フィードバックアーム側の後面断面図である。
【図6】 操作レバー側の後面断面図である。
【図7】 油圧昇降装置の斜視図である。
【図8】 上部蓋に設けたリンク機構の下方斜視図である。
【符号の説明】
9 操作リンク機構
10 油圧シリンダケース
10a 収納部
11 ミッションケース
12 上部蓋
12b 摺動支持部
19 リフトアーム
23 昇降コントロールバルブ
25 制御バルブケース
28 ブリーザ装置
34 コントロールロッド

Claims (2)

  1. ミッションケース(11)の後部上に油圧シリンダケース(10)を配置し、該油圧シリンダケース(10)よりリフトアーム(19)を突出して作業機を昇降可能とすると共に、該油圧シリンダケース(10)近傍に制御バルブケース(25)を配置したトラクタの油圧昇降装置において、該油圧シリンダケース(10)の上部に、昇降コントロールバルブ(23)の操作リンク機構(9)の収納部(10a)を設け、該収納部(10a)を上部蓋(12)で閉塞し、該上部蓋(12)の左右両側に、左右のボス部(12aL・12aR)を形成し、一方のボス部(12aL)に、ドラフトレバー(17)の操作に対して作業機の牽引力がフィードバックされるアーム(30)と、前記リフトアーム(19)の回動角がフィードバックされるアーム(31)を配設するアーム軸(51)を枢支し、他方のボス部(12aR)に、ポジションレバー(16)と前記ドラフトレバー(17)を配設するアーム軸(44)を枢支し、該上部蓋(12)の裏面から下方へ摺動支持部(12b)を突出し、該摺動支持部(12b)により、前記昇降コントロールバルブ(23)のコントロールロッド(34)を前後摺動自在に支持したことを特徴とする油圧昇降装置。
  2. 請求項1記載の油圧昇降装置において、前記収納部(10a)をミッションケース(11)内と連通すると共に、前記上部蓋(12)にブリーザ装置(28)を設けたことを特徴とする油圧昇降装置。
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