JP3453796B2 - トラクタの油圧リフト操作装置 - Google Patents

トラクタの油圧リフト操作装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、トラクタの油圧リフ
ト操作装置に関し、油圧シリンダのリフトコントロール
バルブのリンク機構を油圧ケース内に設けて、潤滑を行
わせ、これらリンク機構を連動操作するリフトレバー機
構を油圧ケース外に設けて調整を容易化する。 【0002】 【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】トラ
クタのリフトアームは、ミッションケース上部の油圧ケ
ース内部に収容した油圧シリンダの伸縮作動によって上
下回動される。この油圧シリンダの制御を行うリフトコ
ントロールバルブや、これを操作する操作機構、及びリ
ンク機構等は、該油圧ケースの外側に設けていて、泥土
飛散を受け易い状態にある。 【0003】 【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題に
鑑みて、トラクタの油圧リフト操作装置を以下のように
構成した。即ち、油圧シリンダ1及びリフトアーム軸2
を有した油圧ケース3の一側に、操作連動軸4とバルブ
連動軸5とを突設し、前記操作連動軸4の外端はリフト
レバー機構6と連動連結し、バルブ連動軸5の外端は該
油圧シリンダ1外側に取付けられるリフトコントロール
バルブ7と連動連結すると共に、これら操作連動軸4と
バルブ連動軸5との内端部間は、前記油圧ケース3内部
において前記操作連動軸4の回動によってバルブ連動軸
5を連動する操作リンク8と、該リフトアーム軸2の回
動によってバルブ連動軸5を経て前記リフトコントロー
ルバルブ7をリフトアーム停止位置に復帰させるフィー
ドバックリンク機構9を設けてなるトラクタの油圧リフ
ト操作装置の構成とした。 【0004】 【作用、及び発明の効果】リフトアーム軸2は、油圧シ
リンダ1の伸縮作動によって回動されるが、この油圧シ
リンダ1はリフトコントロールバルブ7の開閉制御によ
って作動される。リフトコントロールバルブ7を操作連
動するには、リフトレバー機構6によって操作連動軸4
を回動し、油圧シリンダ1内の操作リンク8を経て、更
に、バルブ連動軸5を回動してリフトコントロールバル
ブ7が操作される。 【0005】このような操作連動でリフトコントロール
バルブ7により油圧シリンダ1の伸縮でリフトアーム軸
2が回動されると、油圧ケース3内のフィードバックリ
ンク機構9、及び該操作リンク8を介して、バルブ連動
軸5を経てリフトコントロールバルブ7がフィードバッ
ク制御される。このように、手動操作するリフトレバー
機構6やリフトコントロールバルブ7が油圧ケース3の
外側にあって、リフトレバー機構6の調整が行い易く、
これらと連動の操作連動軸4やバルブ連動軸5を介し
て、操作リンク8やフィードバックリンク機構9等が、
油圧ケース3内に収納されているものであるから、潤滑
油によって操作連動及びフィードバックコントロールが
円滑に行われる。 【0006】 【実施例】トラクタ車体10は、前部にエンジンEを搭
載し、ステアリングハンドル11によって操向自在の前
車輪12を有し、後部には後車輪13、フェンダー1
4、操縦席15等を有して、四輪駆動走行形態としてい
る。車体10の後部のミッションケース16には左右両
側方に後車軸17がアクスルハウジングによって軸架さ
れ、この上側に油圧ケース3が取付けられる。ミッショ
ンケース16の後端部には、動力取出軸PTOが設けら
れ、左右一対のロアリンク18とトップリンク19との
後端に連結される耕耘装置20を連動する。リフトアー
ム21が油圧ケース3において、リフトアーム軸2回り
に上下回動でき、リフトロッド22で左右のロアリンク
18を連結する。 【0007】耕耘装置20は横方向の耕耘軸23の回り
に耕耘爪24を配設して、前記動力取出軸PTOから、
耕耘伝動ケース25内の伝動機構を介して駆動する。2
6は耕耘カバー27の後端部で上下回動して耕耘土壌を
均平する均平板である。前記リフトアーム21を回動す
る油圧シリンダ1は、油圧ケース3内にあって、この油
圧シリンダ1のピストンロッドの先端部を、リフトアー
ム軸2に固定のアーム28で受けて、このピストンの油
圧作動によって上下回動しうる。 【0008】リフトコントロールバルブ7は、油圧ケー
ス3の上部に取付けられ、スプール29の前後動によっ
て、中立位置から上昇位置又は下降位置に切替えて行う
ものであり、このバルブ操作は、操縦席15横側のリフ
トレバー30によるリフトレバー機構6を介して連動で
きる。このリフトレバー機構6は、油圧ケース3に取付
けられるブラケット31に、レバー軸32の回りに回動
自在のアーム33を取付け、このアーム33に該リフト
レバー30を取付けている。又、このアーム33は該レ
バー軸32回りに円弧状の長孔34を有し、この長孔3
4をブラケット31のピン35に嵌合させて、リフトレ
バー30の前後方向の操作回動角を規制する。36は把
持部である。該アーム33と操作連動軸4の外側端に連
結するアーム37との間を調節ナット47で長さ調節自
在のロッド38で連結して、該リフトレバー30の回動
で操作連動軸4を回動できる。 【0009】又、この操作連動軸4とバルブ連動軸5と
は、油圧ケース3の横側方において平行状に軸受けされ
て、油圧ケース3内では操作リンク8及びフィードバッ
クリンク機構9で連動している。このバルブ連動軸5の
外側端部はアーム39を取付けて、前記リフトコントロ
ールバルブ7のスプール29に連結し、このバルブ連動
軸5の回動によってスプール29を前後動させて、リフ
トコントロールバルブ7を切替えることができる。 【0010】該操作リンク8は、操作連動軸4の内端に
取付けられるアーム40と、このアーム40に連結され
るリンクアーム41と、前記バルブ連動軸5の内端に取
付けられるクランクアーム42とからなり、このクラン
クアーム42の先端部を該リンクアーム41に係合させ
て、このリンクアーム41が回動されることによってバ
ルブ連動軸5が連動される。 【0011】又、このリンクアーム41は、前記リフト
アーム軸2と一体のアーム28との間を連動するフィー
ドバックリンク機構9の一部を構成するもので、このリ
ンクアーム41の先端にロッド43を連結し、アーム2
8の横側に回動操作できる六角ピン44によって取付け
られるスライダー45の偏心位置に摺動自在に挿通し、
ばね46で張圧させている。 【0012】従って、リフトレバー30の操作で、リフ
トレバー機構6、操作連動軸4、操作リンク8、バルブ
連動軸5等を経て、リフトコントロールバルブ7を中立
位置から昇、降位置へ切替操作すると、油圧シリンダ1
によってリフトアーム軸2及びアーム28が回動され
て、作業機の昇降と共に、スライダ45の移動によって
ばね46で張圧されるロッド43が作動され、アーム4
1の角度を変更し、リフトコントロールバルブ7を昇、
降位置から中立位置へ戻すようにフィードバック制御す
る。 【0013】なお、Pは油圧ポンプ、Tはタンクポー
ト、48は油圧回路のリリーフバルブ、49はスローリ
ターンバルブである。
【図面の簡単な説明】 【図1】分解斜視図。 【図2】その側面図。 【図3】その背面図。 【図4】油圧回路図。 【図5】トラクタの側面図。 【符号の説明】 1 油圧シリンダ 2 リフトアーム軸 3 油圧ケース 4 操作連動軸 5 バルブ連動軸 6 リフトレバー機構 7 リフトコントロールバルブ 8 操作リンク 9 フィードバックリンク機構

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 油圧シリンダ1及びリフトアーム軸2を
    有した油圧ケース3の一側に、操作連動軸4とバルブ連
    動軸5とを突設し、前記操作連動軸4の外端はリフトレ
    バー機構6と連動連結し、バルブ連動軸5の外端は該油
    圧シリンダ1外側に取付けられるリフトコントロールバ
    ルブ7と連動連結すると共に、これら操作連動軸4とバ
    ルブ連動軸5との内端部間は、前記油圧ケース3内部に
    おいて前記操作連動軸4の回動によってバルブ連動軸5
    を連動する操作リンク8と、該リフトアーム軸2の回動
    によってバルブ連動軸5を経て前記リフトコントロール
    バルブ7をリフトアーム停止位置に復帰させるフィード
    バックリンク機構9を設けてなるトラクタの油圧リフト
    操作装置。
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