JP4746311B2 - カラーレーザ顕微鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ光を非コヒーレントなライン状光ビームに変換するライン状光ビーム発生装置を用いたレーザ顕微鏡及びカラーレーザ顕微鏡に関するものである。
観察すべき試料表面をレーザビームで2次元走査し、試料からの反射光をリニァイメージセンサで受光するレーザ顕微鏡が広く実用化されている。このレーザ顕微鏡では、レーザ光源から出射したレーザビームを音響光学素子により主走査方向に高速偏向すると共にガルバノミラーを用いて副走査方向に偏向して試料表面を2次元走査している。このレーザ顕微鏡は共焦点光学系を利用しているため高い分解能が得られ、高分解能画像を必要とする用途に広く利用されている。また、このレーザ顕微鏡は、レーザビームを用いて試料表面を2次元走査しているため、レーザビーム中にスペックルパターンが存在しても、撮影される画像の品質が劣化しない利点がある。
上述したレーザビームを用いて試料表面をスキャンするレーザ顕微鏡は、高解像度画像を撮像できる利点を有しているが、レーザビームを主走査方向に高速偏向する音響光学素子の価格が高価であるため、顕微鏡の製造コストが高価になる欠点があった。また、音響光学素子のふれ角が比較的小さいため、試料表面上において必要な走査長を得るためには光学系の光路長を長く設定する必要があり、顕微鏡が大型化する欠点もあった。
さらに、音響光学素子は波長依存性を有するため、カラー顕微鏡に適用する場合各カラービーム毎に設定条件の異なる音響光学素子を用意しなければならず、製造コストが一層高価になる欠点もあった。
さらに、音響光学素子を用いてビーム走査する場合、音響光学素子に対するレーザビームに入射角を厳格に規制する必要があり、光学系の調整が煩雑になるだけでなく、顕微鏡全体の光学系の設計も煩雑になる欠点が指摘されていた。
上述した欠点を解消する方法として、レーザ光源から発生したレーザビームをシリンドリカルレンズを用いて一方向に拡大されたライン状ビームに変換し、ライン状ビームを用いて試料表面を2次元走査する方法が考えられる。しかしながら、レーザビームは高いコヒーレンス性を有するため、グレァが発生し易く、ライン状光ビーム中にスペックルパターンが発生し、撮影される画像の品質が低下する不具合があった。この場合、光源として水銀ランプを用いることが想定されるが、水銀ランプは大型であるため、顕微鏡装置が大型化する欠点がある。
本発明の目的は、高価な音響光学素子を用いることなく、試料表面を2次元走査できるレーザ顕微鏡を実現することにある。
さらに、本発明の別の目的は、光学系の設計及び調整が簡単であり、小型化できるレーザ顕微鏡を実現することにある。
さらに、本発明の別の目的は、音響光学素子を用いることなく、試料のカラー画像を撮像できるカラーレーザ顕微鏡を実現することにある。
参考例として記載する本発明によるレーザ顕微鏡は、レーザビームを発生するレーザ光源と、
レーザ光源から出射したレーザビームを第1の方向に発散性を有するライン状光ビームに変換するライン状光ビーム発生装置と、
前記ライン状光ビームを第1の方向と直交する第2の方向に周期的に偏向するビーム偏向装置と、
ビーム偏向装置から出射したライン状光ビームを集束して試料に投射する対物レンズと、
前記第1の方向と対応する方向に配列された複数の受光素子を有し、前記ビーム偏向装置を介して入射した試料からの反射光を受光するリニアイメージセンサと、
リニアイメージセンサの各受光素子に蓄積された電荷を順次読み出してビデオ信号を出力する信号処理回路とを具え、
前記ライン状光ビーム発生装置を、光入射面を有し、当該光入射面内に2次元マトリックス状に配置した複数のマイクロミラー素子を有するマイクロミラー装置により構成し、各マイクロミラー素子のミラー面の往復回動又は往復傾動により入射したレーザビームを第1の方向に発散性を有するライン状光ビームに変換することを特徴とする。
本発明では、レーザ光源から放出されたレーザビームをライン状光ビーム発生装置により、主走査方向に対応する第1の方向に発散性を有する非コヒーレントなライン状ビームに変換する。そして、ライン状光ビームを振動ミラーやガルバノミラー又はポリゴンミラーのようなビーム偏向装置により第1の方向と直交する第2の方向(副走査方向に対応する)に偏向し、対物レンズにより集束したライン状光ビームとして試料に投射する。この結果、試料表面は、集束したライン状ないし線状の光ビームにより1次元走査され、試料からの反射光をビーム偏向装置を介してリニアイメージセンサにより受光することにより、試料の2次元画像を撮像することができる。試料表面は副走査方向に集束したライン状光ビームにより走査されるので、試料表面からのライン状の反射光をリニアイメージセンサにより受光することによりコンフォーカル光学系が構成され、高い解像度の鮮明な試料像を撮像することができる。
本発明では、ライン状光ビーム発生走査としてマイクロミラー装置(デジタル ミラー デバイス:DMD)を用いる。マイクロミラー装置は、各マイクロミラー素子が画像中の各画素を構成する画像表示装置として使用されている。一方、本発明者がマイクロミラー装置について種々の実験及び解析を行った結果、各マイクロミラー素子を個別に駆動するのではなく、マイクロミラー素子を全体として一体的に駆動することにより、ライン状光ビーム発生装置として高い有用性を有していることが実証された。すなわち、マイクロミラー装置の各マイクロミラー素子は、±10°程度の角度範囲で往復回動ないし往復傾動するため、各マイクロミラー素子を画像信号に基づき個別に駆動すると、駆動信号に応じて回動するスイッチィング動作を行い、ビデオ信号に応じた画像を表示する。一方、各マイクロミラー素子を個別に駆動するのではなく、マイクロミラー素子を全体として一体的に高速駆動すると、各マイクロミラー素子のミラー面は、入射したレーザビームを一方向に高速振動させることができ、従って、マイクロミラー装置から、発散性のライン状ビームと等価な光ビームが出射することになる。この発散性ライン状光ビームを集束レンズを通すことにより、一方向に拡大された平行なライン状光ビームに変換される。
一方、実際にマイクロミラー装置にレーザビームを投射し、マイクロミラー素子を全体として駆動し、マイクロミラー装置からの反射光を結像させると、アレイ状に点在する輝点パターンが投影された。そして、マイクロミラー素子を駆動信号で駆動しても輝点パターンが移動するにすぎず、良好な品質のライン状走査ビームを形成することはできなかった。
上記実験結果に基づき、本発明者がさらに種々の実験及び解析を行った結果、マイクロミラー装置の駆動周波数をさらに高速にすると、輝点パターンは徐々に消滅し、ライン状の発散性光ビームが発生することが実証された。このライン状光ビームは、スペックルパターンの無い均一な輝度のライン状光ビームであり、干渉性のない非コヒーレントな光ビームであることが確認された。
このマイクロミラー装置の特有の作用は以下のように解される。一般的に、マイクロミラー装置は、その光入射面に2次元マトリックス状に配置したマイクロミラー素子を有し、各マイクロミラー素子のミラー面は支持ポストにより支持され、支持ポストはヨークに固定されている。そして、ヨークはトーションヒンジを介して基板に連結されている。各マイクロミラー素子はトーションヒンジのトルクにより第1の位置に位置決めされる。一方、基板に設けた電極とヨークとの間にパルス状のバイアス電圧を印可すると、トーションヒンジのトルクに対抗する静電力が作用し、マイクロミラー素子のミラー面が回動ないし傾動し、第2の位置に到達し、リセットされて反対方向に回動して第1の位置に復帰する。一方、駆動パルスの周波数を画像表示装置として用いられる周波数又はそれ以下の周波数の場合、全てのマイクロミラー素子が同期して回動するため、各マイクロミラー素子のミラー面からの反射光間の干渉作用により輝点パターンが発生するものと考えられる。一方、一層高速な駆動周波数に設定すると、各マイクロミラー素子の共振周波数に到達し、各マイクロミラー素子が個別の共振周波数でそれぞれ個別に動作することが想定される。一方、各マイクロミラー素子の共振周波数は、各マイクロミラー素子間においてそれぞれ僅かな差異が存在するものと考えられる。このため、各マイクロミラー素子に同一の時刻に駆動パルスが印可されても、各マイクロミラー素子の回動開始位置が各マイクロミラー素子毎にそれぞれ相違し、駆動パルスに対して各マイクロミラー素子がランダムな回動ないし傾動を行うことが想定され、また各マイクロミラー素子の回動速度や復帰速度も相違することが想定される。このランダムな回動により、各ミラー面からの反射光間に位相のずれが生じてコヒーレンス性が維持されなくなり、マイクロミラー装置から非コヒーレントな光ビームが出射するものと考えられる。尚、マイクロミラー装置を高速駆動した場合、非コヒーレントな発散性の光ビームが発生することは本発明者により実験により確認された事項であり、マイクロミラー装置から出射した光ビームを用いて鮮明な試料の2次元画像を撮像できることも実際の実験結果として実証された事項である。また、市販されている各種のマイクロミラー装置について実験を行った結果、入手した全てのマイクロミラー装置において、非コヒーレントな発散性光ビームを発生させることができ、鮮明な2次元画像を撮像できることが確認された。従って、マイクロミラー素子のミラー面が所定の角度範囲で往復回動ないし傾動により入射光ビームを高速振動させることができる全てのマイクロミラー装置について本発明を適用することができる。
ライン状光ビーム発生装置としてマイクロミラー装置を用いることにより、第1に、波長依存性が無いため、カラーレーザ顕微鏡に適用する場合、R,G,Bの3個のレーザビームに対して単一のマイクロミラー装置を用いるだけで済む利点が達成される。第2の利点として、高価な音響光学素子を用いないため、マイクロミラー装置に対する入射角の制限が課せられず、光路設計が大幅に簡単化されることである。さらに、第3の利点として、比較的短い光路長で主走査方向に拡大したライン状光ビームを発生させることがでるので、光学系全体の光路長が短くなり、一層小型なレーザ顕微鏡を実現することができる。
本発明によるカラーレーザ顕微鏡の好適実施例は、前記ビーム合成光学系とライン状光ビーム発生装置との間に第1のビームスプリッタを配置し、前記ビーム合成光学系から出射した合成レーザビームを前記第1のビームスプリッタを介して前記マイクロミラー装置の光入射面に垂直に入射させ、ビーム合成光学系からライン状光ビーム発生装置に向かうレーザビームとライン状光ビーム発生装置から出射したビームとを前記ビームスプリッタにより分離することを特徴とする。レーザ光源から出射したレーザビームをライン状光ビーム発生装置の光入射面に垂直に入射させる光学系を採用することにより、光路設計が大幅に簡単化される利点が達成されると共に空間的な利用効率を一層高めることができる。
本発明によるカラーレーザ顕微鏡の好適実施例は、第1〜第3のレーザ光源、マイクロミラー装置、ビーム偏向装置、対物レンズ、及びリニアイメージセンサを同一平面上に配置したことを特徴とする。このように、各光学素子を同一平面上に配置することにより、空間的な利用効率が一層増大し、レーザ顕微鏡を一層小型なものとすることができると共に各種の調整作業が大幅に簡単になる。
本発明によるカラー顕微鏡は、
赤のレーザビームを発生する第1のレーザ光源、緑のレーザビームを発生する第2のレーザ光源、及び青のレーザビームを発生する第3のレーザ光源と、
前記第1〜第3のレーザ光源から出射したレーザビームを合成して合成レーザビームに変換するビーム合成光学系と、
光入射面を有し、当該光入射面内に2次元マトリックス状に配置した複数のマイクロミラー素子を有するマイクロミラー装置により構成され、各マイクロミラー素子のミラー面の往復回動又は往復傾動により前記合成レーザビームを第1の方向に発散性を有するライン状光ビームに変換するライン状光ビーム発生装置と、
前記ライン状光ビームを、第1の方向と直交する第2の方向に周期的に偏向するビーム偏向装置と、
ビーム偏向装置から出射したライン状光ビームを集束して試料に投射する対物レンズと、
前記ビーム偏向装置を介して入射する試料からの反射光を受光し、R,G,Bのビデオ信号を出力する受光装置と、
R,G,Bのビデオ信号を合成してカラービデオ信号を出力する信号処理回路とを具え、
前記受光装置は、前記第1の方向と対応する方向に配列された複数の受光素子をそれぞれ有し、これら受光素子の配列方向と直交する方向に離間して位置する3個の受光素子列を具え、前記試料で反射し、ビーム偏向装置を介して入射した赤、緑及び青のライン状カラービームを前記3つの受光素子列でそれぞれ受光するリニアイメージセンサを有し、
前記第1〜第3のレーザ光源から出射するレーザビームの光軸を前記第2の方向と対応する方向に微小な角度だけ相互にシフトさせ、試料で反射したライン状光ビームをリニアイメージセンサの対応する受光素子列に入射させ、
前記3つの受光素子列の各受光素子に蓄積された電荷を順次読み出してR,G,Bのビデオ信号を発生することを特徴とする。
前述したように、マイクロミラー装置の第1の特徴として波長依存性を有しないため、R,G,Bの3つのカラー光に対して単一のライン状光ビーム発生装置を用いるだけで済む利点がある。すなわち、従来のカラーレーザ顕微鏡では、音響光学素子を用いて各カラー光を主走査方向に偏向する構成が採用されていた。しかし、音響光学素子は波長依存性を有するため、R,G,Bの各カラー光毎に音響光学素子を配置する必要があり、カラーレーザ顕微鏡の製造コストが高価になるだけでなく、各種の光路調整が煩雑になる欠点があった。これに対して、マイクロミラー装置は波長依存性を有しないため、R,G,Bのカラー光に対して1個のマイクロミラー装置を設けるだけで済み、製造コストが安価になるだけでなく、空間的に効率よく利用でき、しかも光学系の調整が大幅に簡素化される利点が達成される。
図1は、本発明によるライン状光ビーム発生装置を具えるカラーレーザ顕微鏡の基本構成を示す線図である。尚、図1に示すレーザ顕微鏡はモノクロ画像を撮像するレーザ顕微鏡としても利用することができる。本例では、全ての光学素子を同一平面上に配置し、光学系の調整の煩雑性を解消する。R,G,Bの光源として、赤の光ビームを発生するレーザ光源1、緑の光ビームを発生するレーザ光源2及び青の光ビームを発生するレーザ光源3を用いる。これら3個のレーザ光源は半導体レーザで構成し、出射する各レーザ光の光軸は同一平面上に位置するように設定する。尚、赤のレーザ光、緑のレーザ光及び青のレーザ光の各波長は、例えば660nm、530nm及び440nmとする。各レーザ光源1〜3の前面には、エキスパンダ光学系4〜6をそれぞれ配置し、拡大平行光束に変換する。第1のレーザ光源1から放出された赤のレーザビームは、エキスパンダ光学系4により拡大平行光束にされ、赤の光を透過し緑の光を反射する第1のダイクロイックミラー7、並びに赤及び緑の光を透過し青の光を反射する第2のダイクロイックミラー8を透過し、第1のシリンドリカルレンズ9を経て第1の偏光ビームスプリッタ10に入射する。第2のレーザ光源2から放出された緑のレーザビームは、エキスパンダ光学系5により拡大平行光束にされ、第1のダイクロイックミラー7で反射し、第2のダイクロイックミラー8を透過し、第1のシリンドリカルレンズ9を経て第1の偏光ビームスプリッタ10に入射する。また、第3のレーザ光源3から出射した青のレーザビームは、エキスパンダ光学系6を経て、第2のダイクロイックミラー8で反射し、第1のシリンドリカルレンズ9を経て第1の偏光ビームスプリッタ10入射する。従って、第1及び第2のダイクロイックミラー7及び8はR,G,Bのカラービームを合成するビーム合成光学系を構成する。第1のシリンドリカルレンズ9は、入射した光ビームを第2の方向(後述するライン状光ビーム発生装置12のビーム発散方向と直交する方向、本例では紙面と直交する方向とする)にだけ収束させるレンズ作用を有する。
R,G,Bのレーザビームは、第1の偏光ビームスプリッタ10を透過し、λ/4波長板11を経て本発明によるライン状光ビーム発生装置12の光入射面に収束した状態で垂直に入射する。このライン状光ビーム発生装置は、2次元マトリックス状に配置され、例えば14μm×14μmの矩形のアルミニウムの反射面を有する複数のマイクロミラー素子を光入射面に具えるマイクロミラー装置で構成する。各マイクロミラー素子のミラー面は、後述するように、駆動回路から供給される駆動パルスにより高速で往復回動ないし往復傾動するため、入射したレーザビームを第1の方向に高速振動させることになる。従って、レーザビーム全体として見た場合、マイクロミラー装置12から、第1の方向に発散する光ビームして出射する。さらに、マイクロミラー装置の各マイクロミラー素子のミラー面はそれぞれランダムな状態で回動ないし傾動するため、入射したレーザビームの各マイクロミラー素子に入射した微小のビーム部分はそれぞれランダムな状態で反射する。この結果、マイクロミラー装置から出射する光ビームは、ビーム全体として見た場合位相関係がそれぞれランダムな状態になり、もはやコヒーレンス性が維持されず、発散性の非コヒーレントな光ビームに変換される。この結果、グレァ等の発生を防止することができ、鮮明を試料像を撮像することができる。
ライン状光ビーム発生装置12から出射した非コヒーレントな発散性光ビームは、λ/4波長板11を透過し、第1の偏光ビームスプリッタ10の偏光面で反射し、収束性球面レンズ13に入射し、当該収束性球面レンズにより第1の方向に拡大された平行光ビームに変換される。この平行光ビームは、第2のシリンドリカルレンズ14により第2の方向に収束され、結像レンズ15を経て第2の偏光ビームスプリッタ16に入射する。従って、第2のシリンドリカルレンズ14の結像位置には、第1の方向に拡大され第1の方向と直交する第2の方向には集束した平行なライン状の光ビームが形成される。
第2の偏光ビームスプリッタ16に入射した細いライン状の光ビームは、リレーレンズ17を経て振動ミラー18に入射する。この振動ミラー18は、駆動回路19の制御のもとで、入射したライン状光ビームをその延在方向と直交する第2の方向に例えばテレビレートの副走査周波数で偏向する。振動ミラー18により偏向された光ビームは、リレーレンズ20及び21並びにλ/4波長板22を経て対物レンズ23に入射する。対物レンズは、入射したライン状光ビームを集束してXYステージ24上に載置した試料25に投射する。従って、試料25は、第2の方向に集束したライン状の光ビームにより1次元的に走査されることになる。
試料25の表面で反射した反射ビームは、対物レンズ23により集光され、再びλ/4波長板22並びにリレーレンズ21及び20を経て振動ミラー18に入射する。この試料からの反射ビームは、振動ミラー18によりデスキャンされ、リレーレンズ17を経て第2の偏光ビームスプリッタ16に入射する。この試料からの反射ビームはλ/4波長板22を2回透過しているから、第2の偏光ビームスプリッタ16を透過して光源から試料に向かう照明ビームから分離され、受光装置26に入射する。この受光装置26は、試料からの反射ビームを受光してR,G,Bのビデオ信号を発生する。R,G,Bのビデオ信号を発生させる方法として種々の方法があり、具体的な内容は後述する。受光装置26から発生したR,G,Bのビデオ信号は信号処理回路27に供給され、R,G,Bのビデオ信号を合成してカラービデオ信号を出力する。
次に、R,G,Bのビデオ信号を発生する受光装置について説明する。受光装置の第1の実施例を図2に示す。本例では、第1及び第2のダイクロイックミラー30及び31を有する色分解光学系を用いて、試料からの反射ビームをR,G,Bの各カラー光に分解し、各カラー光をそれぞれリニァイメージセンサに入射させてビデオ信号を発生させる。すなわち、試料からの反射ビームは、赤及び緑の光を透過し青の光を反射する第1のダイクロイックミラー30に入射し、青の光は第1のリニァイメージセンサ32に入射する。この入射光は振動ミラー18によりデスキャンされているため、第1のリニァイメージセンサ32上に静止状態に維持される。赤及び緑の光は、緑の光を反射し赤の光を透過する第2のダイクロイックミラー31に入射し、緑の光は第2のリニァイメージセンサ33に入射し、赤の光は第2のダイクロイックミラーを透過し第3のリニァイメージセンサ34に入射する。第1〜第3のリニァイメージセンサは、第1の方向と対応する方向にそって配列された複数の受光素子を有する。各受光素子に蓄積された電荷は、コントローラ35から供給される制御信号のもとで制御されるリニァイメージセンサ読出回路36からの読出信号により例えばテレビレートで読み出され、R,G,Bのビデオ信号をそれぞれ発生する。これらR,G,Bのビデオ信号は増幅器により増幅されて信号処理回路27に供給され、信号処理回路において合成され、カラービデオ信号が出力される。このように、試料表面を集束したライン状光ビームで走査し、試料からの反射ビームをリニァイメージセンサに集束した状態で入射させることによりラインコンフォーカル光学系が構成され、高い分解能の試料像を出力することができる。
受光装置の第2の実施例を図3(A)に示す。第2の実施例では、単一のリニァイメージセンサを用いてR,G,Bのビデオ信号を発生する。リニァイメージセンサとして、図3(A)に示すように、受光素子の前面にR,G,Bのカラーフィルタ素子が順次配置され、R,G,Bの光を選択的に受光するR,G,B用の受光素子が第1の方向と対応する方向に沿ってインライン状に順次配列されているリニァイメージセンサを用いる。このリニァイメージセンサを用いる場合、各R,G,Bの受光素子に蓄積された電荷をそれぞれ分離して出力することにより、R,G,Bのビデオ信号を出力することができ、R,G,Bのビデオ出力を信号処理回路27において合成することによりカラー画像を出力することができる。
第3の実施例として、図3(B)に示すように、リニァイメージセンサの受光素子の配列方向である第1の方向と直交する第2の方向に3つの受光素子列を設け、各受光素子列に試料からのR,G,Bの反射ビームをそれぞれ入射させる。本例では、R,G,Bのレーザ光源1〜3の光軸を当該顕微鏡の基本光軸に対して、第2の方向に微小な角度だけ傾け、R,G,Bの照明ビームを試料上の同一位置に入射させる。試料からの反射ビームを受光する受光装置において、3個の受光素子列を第2の方向に僅かにシフトさせて配置する。そして、試料からのR,G,Bの反射ビームを各受光素子列にそれぞれ入射させ、各受光素子列から出力されるR,G,Bのビデオ信号を信号処理回路29において合成することによりカラー画像を撮像することができる。尚、この場合、受光素子の配列方向と直交する方向に3個のリニァイメージセンサを配置し、各リニァイメージセンサに試料からのR,G,Bの反射ビームを入射させることも可能である。
さらに、受光装置の第4の実施例として、R,G,Bのレーザ光源を時分割方式により駆動してカラー画像を撮像する例について説明する。本例では、R,G,Bのレーザ光源を時分割駆動方式により順次駆動し、試料で順次反射したR,G,Bの反射ビームを単一のリニァイメージセンサにより順次受光してR,G,Bのビデオ信号を出力する。R,G,Bの第1〜第3の光源の発光波形及びリニァイメージセンサから読み出されるビデオ出力波形を図4に示す。図4に示すように、光源駆動回路(図示せず)の制御のもとで、Rの光源1だけを発光させ、他の2つの光源の駆動を停止して、所定の発光期間中に赤のレーザビームだけを試料に照射する。次に、赤のレーザ光源1を停止し、光源2を駆動して試料に緑の照明ビームだけを照射する。この緑の照明ビームの照射期間中にリニァイメージセンサ26に蓄積された電荷を読み出し、赤のビデオ出力を形成する。次に、青の光源だけを駆動して青のレーザビームを試料に照射し、この発光期間中にリニァイメージセンサから蓄積された電荷を読出し、緑のビデオ出力を形成する。このようにして、R,G,Bの輝度情報を順次出力し、信号処理回路29において合成することにより、試料のカラー画像を形成することができる。この時分割方式を利用することにより、リニァイメージセンサを1個設けるだけですむと共に色分解光学系が不要になる利点が達成される。
次に、レーザ光源として白色光を発生するレーザ光源を用いる例について説明する。前述した実施例では、レーザ光源としてR,G,Bのカラー光をそれぞれ発生する3つのレーザ光源を用いたが、白色のレーザビームを放出する単一のレーザ光源を用いてカラーレーザ顕微鏡を構成することも可能である。この実施例では、白色のレーザ光を発生するレーザ光源を用い、ライン状光ビーム発生装置及びビーム偏向装置を介して白色のライン状光ビームにより試料を走査する。試料表面で反射した白色ビームは、再びビーム偏向装置及び第2のビームスプリッタを介して受光装置に入射する。受光装置においては、図2に示すように、試料からの反射ビームを色分解光学系によりR,G,Bの成分に分解し、それぞれリニァイメージセンサに入射させ、R,G,Bのビデオ出力を発生させることができる。或いは、図3(A)に示す単一のリニァイメージセンサ、すなわちR,G,Bの成分光をそれぞれ選択的に受光する受光素子を第1の方向にそって順次配列したリニァイメージセンサを用いてR,G,Bのビデオ出力を発生させることも可能である。このように、光源として白色のレーザ光を発生するレーザ光源を用いることにより、単一のレーザを用いるだけでカラービデオ信号を形成できる利点が達成される。
次に、当該レーザ顕微鏡を試料のモノクロ画像を撮像するレーザ顕微鏡として用いる場合について説明する。モノクロ画像を撮像する場合、例えば1つのレーザ光源だけを駆動し他のレーザ光源を停止させ、単一のリニァイメージセンサの各受光素子に蓄積された電荷を順次読み出すことにより、モノクロ画像を撮像することができる。或いは、レーザ光源として、白色光を発生する単一のレーザ光源を用いてモノクロ画像を撮像することもできる。
本発明によるカラーレーザ顕微鏡の一例を示す線図である。 R,G,Bのビデオ信号を発生する受光装置の第1の実施例を示す線図である。 受光装置の第2及び第3の実施例を示す線図である。 R,G,Bの3個のレーザ光源を時分割駆動方式に駆動し単一のリニァイメージセンサからR,G,Bのビデオ出力を発生させる実施例の波形図である。
符号の説明
・ レーザ光源
4,5,6 エキスパンダ光学系
・ ダイクロイックミラー
9,14 シリンドリカルレンズ
10,16 偏光ビームスプリッタ
11,22 λ/4波長板
12 ライン状光ビーム発生装置
13 収束レンズ
15 結像レンズ
17,20,21 リレーレンズ
23 対物レンズ
24 ステージ
25 試料
26 受光装置
27 信号処理回路

Claims (8)

  1. 赤のレーザビームを発生する第1のレーザ光源、緑のレーザビームを発生する第2のレーザ光源、及び青のレーザビームを発生する第3のレーザ光源と、
    前記第1〜第3のレーザ光源から出射したレーザビームを合成して合成レーザビームに変換するビーム合成光学系と、
    光入射面を有し、当該光入射面内に2次元マトリックス状に配置した複数のマイクロミラー素子を有するマイクロミラー装置により構成され、各マイクロミラー素子のミラー面の往復回動又は往復傾動により前記合成レーザビームを第1の方向に発散性を有するライン状光ビームに変換するライン状光ビーム発生装置と、
    前記ライン状光ビームを、第1の方向と直交する第2の方向に周期的に偏向するビーム偏向装置と、
    ビーム偏向装置から出射したライン状光ビームを集束して試料に投射する対物レンズと、
    前記ビーム偏向装置を介して入射する試料からの反射光を受光し、R,G,Bのビデオ信号を出力する受光装置と、
    R,G,Bのビデオ信号を合成してカラービデオ信号を出力する信号処理回路とを具え、
    前記受光装置は、前記第1の方向と対応する方向に配列された複数の受光素子をそれぞれ有し、これら受光素子の配列方向と直交する方向に離間して位置する3個の受光素子列を具え、前記試料で反射し、ビーム偏向装置を介して入射した赤、緑及び青のライン状カラービームを前記3つの受光素子列でそれぞれ受光するリニアイメージセンサを有し、
    前記第1〜第3のレーザ光源から出射するレーザビームの光軸を前記第2の方向と対応する方向に微小な角度だけ相互にシフトさせ、試料で反射したライン状光ビームをリニアイメージセンサの対応する受光素子列に入射させ、
    前記3つの受光素子列の各受光素子に蓄積された電荷を順次読み出してR,G,Bのビデオ信号を発生することを特徴とするカラーレーザ顕微鏡。
  2. 請求項1に記載のカラーレーザ顕微鏡において、前記マイクロミラー装置の各マイクロミラー素子のミラー面は、駆動信号に応じて高速回動又は高速傾動し、各ミラー面の高速回動又は高速傾動により、入射した合成レーザビームを非コヒーレントな光ビームに変換することを特徴とするカラーレーザ顕微鏡。
  3. 請求項1又は2に記載のカラーレーザ顕微鏡において、前記ビーム合成光学系とライン状光ビーム発生装置との間に第1のビームスプリッタを配置し、前記ビーム合成光学系から出射した合成レーザビームを前記第1のビームスプリッタを介して前記マイクロミラー装置の光入射面に垂直に入射させ、ビーム合成光学系からライン状光ビーム発生装置に向かうレーザビームとライン状光ビーム発生装置から出射したビームとを前記ビームスプリッタにより分離することを特徴とするカラーレーザ顕微鏡。
  4. 請求項3に記載のカラーレーザ顕微鏡において、前記第1のビームスプリッタとビーム偏向装置との間に第2のビームスプリッタを配置し、当該第2のビームスプリッタにより、前記試料に向かう合成レーザビームと試料からリニアイメージセンサに向かう反射ビームとを分離することを特徴とするカラーレーザ顕微鏡。
  5. 請求項4に記載のカラーレーザ顕微鏡において、前記第1のビームスプリッタと第2のビームスプリッタとの間の光路中に配置され、前記ライン状光ビーム発生装置から出射した発散性光ビームを第1の方向に拡大されたライン状平行ビームに変換する集束性レンズ素子を有することを特徴とするカラーレーザ顕微鏡。
  6. 請求項から5までのいずれか1項に記載のカラーレーザ顕微鏡において、前記ビーム合成光学系と第1のビームスプリッタとの間に、前記合成レーザビームを前記第1の方向と直交する第2の方向に集束させるシリンドリカルレンズを配置し、前記マイクロミラー装置の光入射面に前記第2の方向に集束したレーザビームを入射させることを特徴とするカラーレーザ顕微鏡。
  7. 請求項1から6までのいずれか1項に記載のカラーレーザ顕微鏡において、前記第1〜第3のレーザ光源、マイクロミラー装置、ビーム偏向装置、対物レンズ、及びリニアイメージセンサを同一平面上に配置したことを特徴とするカラーレーザ顕微鏡。
  8. 請求項1から7までのいずれか1項に記載のカラーレーザ顕微鏡において、前記第1〜第3のレーザ光源を半導体レーザで構成し、これら3個の半導体レーザを同一平面上に配置し、3個の半導体レーザから出射した各カラービームを前記ビーム合成光学系を介して前記ライン状光ビーム発生装置に入射させることを特徴とするカラーレーザ顕微鏡。
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