JP2002040329A - コンフォーカル顕微鏡 - Google Patents
コンフォーカル顕微鏡Info
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Abstract
透過像とが高い相関関係で同時に得られるコンフォーカ
ル顕微鏡を提供する。 【解決手段】レーザ31からのレーザビームを走査ミラ
ー35によりX方向に偏向した後、第1の対物レンズ3
8でスポットとして試料39に投射し、試料を透過した
レーザビームを第2の対物レンズ41で収束し、その結
像面に配置されたミラー44で反射させて試料に戻す。
試料で反射されるレーザビームを走査ミラーでデスキャ
ンした後、反射光受光素子46に結像させる。試料に戻
されて透過したレーザビームを走査ミラーでデスキャン
した後、透過光受光素子48に結像させる。これらの受
光素子46、48を、第1の対物レンズ38に対してレ
ーザ31と共役な位置に配置してコンフォーカル光学系
を構成する。
Description
鏡、特に、フォトマスクのような試料の反射像と透過像
とを同時に得ることができるコンフォーカル顕微鏡に関
するものである。
として、フォトマスクの反射像と透過像とを同時に得る
ようにした装置が提案されている。すなわち、図1に示
すように、レーザ1から放射されるレーザビームを、音
響−光学偏向装置2に入射させてレーザビームを1方向
に高速で偏向し、この偏向されたレーザビームを偏光ビ
ームスプリッタ3の偏光面で反射させ、1/4波長板4
を透過させた後、対物レンズ5によってフォトマスク6
に投射し、フォトマスクで反射されたレーザビームを再
び対物レンズ5で収束し、1/4波長板4を経て偏光ビ
ームスプリッタ3に入射させている。このレーザビーム
は、1/4波長板4を2回透過したものであるので、そ
の偏向面は90°回転されており、したがって偏光ビー
ムスプリッタ3の偏光面を透過する。このように偏光ビ
ームスプリッタ3の偏光面を透過したレーザビームを第
1の受光素子7で受光することによって、フォトマスク
6の反射像を表す第1の画像信号が得られる。一方、フ
ォトマスク6を透過したレーザビームは、第2の受光素
子8で受光され、フォトマスクの透過像を表す第2の画
像信号が得られる。また、フォトマスク6を載置するス
テージ9を音響−光学偏向装置2の偏向方向と直交する
方向に駆動することにより、フォトマスクの全面を順次
に観察することができる。このようにして得られる反射
像と透過像とを画像処理することによって、反射像およ
び透過像の一方を画像処理する場合に比べて、より高い
感度および精度でフォトマスク6に存在する異物や傷、
パターンの欠損や余分なパターンの付着などの欠陥を検
出することができる。
系を採用したレーザ顕微鏡を提案しており、その基本的
な構成は、例えば特公平4−38325号公報に記載さ
れている。この従来のコンフォーカル顕微鏡は、図2に
示すような構成を採っている。すなわち、レーザ光源1
1から放射されるレーザビームをビームエキスパンダ1
2によって直径の大きな光束として音響−光学偏向装置
13に入射させる。この音響−光学偏向装置13をテレ
ビジョンの水平同期信号と関連した所定の周期で駆動さ
せてレーザビームを主走査方向(水平走査方向)に偏向
するようにしている。このようにして偏向されたレーザ
ビームを、偏向方向にのみ屈折作用を有するシリンドリ
カルレンズ14に入射させた後、リレーレンズ15に入
射させて輝線Aを形成する。この輝線Aを構成するレー
ザビームをリレーレンズ16を経て偏光ビームスプリッ
タ17に入射させ、この偏光ビームスプリッタの偏光面
で反射されたレーザビームを、振動ミラーを有する走査
ミラー18に入射させる。この走査ミラー18を、テレ
ビジョンの垂直走査に同期して駆動し、レーザビームを
前記主走査方向と直交する副走査方向(垂直走査方向)
に偏向し、さらにリレーレンズ19に入射させる。した
がって、このリレーレンズ19によってレーザビームに
よるラスタBが形成される。このラスタBの像を1/4
波長板20および対物レンズ21を経て試料22に結像
し、これによって試料面をラスタ走査するようにしてい
る。
レンズ21、1/4波長板20、リレーレンズ19、走
査ミラー18を経て偏光ビームスプリッタ17に入射さ
せる。ここで、走査ミラー18を通ることによって副走
査方向の偏向は相殺されてなくなる(すなわちデスキャ
ンされる)。また、1/4波長板20を2度通ることに
よりレーザビームの偏光面は90°回転するので、偏光
ビームスプリッタ17の偏光面を透過することになる。
このようにして偏光ビームスプリッタ17を透過したレ
ーザビームを結像レンズ23によって予定焦点面に配置
された1次元イメージセンサアレイ24に収束させ、こ
の1次元イメージセンサアレイから試料22の反射像を
表す画像信号を得るようにしている。ここで、輝線Aと
ラスタBとは共役であるとともにラスタBと試料22上
に形成されるラスタも共役であり、さらにラスタBとイ
メージセンサアレイ24とが共役であるので、コンフォ
ーカル光学系が構成されている。
ことによって、試料の反射像をきわめて高い分解能で得
ることができ、したがってこのように高い分解能を有す
るコンフォーカル光学系を、図1に示したようなフォト
マスクの反射像のみでなく、透過像も取り出すようにし
たフォトマスク検査装置に適用することによって、高い
感度および精度を有するとともに高い分解能を有するき
わめて有効なフォトマスク検査装置を提供できる可能性
がある。
示したようにフォトマスクの反射像と透過像とを同時に
得ることができるフォトマスク検査装置に、図2に示し
たコンフォーカル光学系を適用しようとする場合には、
フォトマスクで反射されたレーザビームは、入射レーザ
ビームを偏向する偏向装置に反対方向に通すことによっ
てデスキャンすることができるが、フォトマスクを透過
したレーザビームをデスキャンするためには偏向装置を
別個に設ける必要がある。しかしながら、フォトマスク
で反射されるレーザビームと、フォトマスクを透過する
レーザビームとをこれらの偏向装置で同期してデスキャ
ンするためには、これらの偏向装置を完全に同期して動
作させることはきわめて難しい。
期して駆動できたとしても、反射像と透過像とを正確に
相関させるためには、フォトマスクで反射されるレーザ
ビームの光軸と、フォトマスクを透過するレーザビーム
の光軸とを一致させる必要があるが、この光軸調整は非
常に困難である。フォトマスクで反射されるレーザビー
ムの光軸とフォトマスクを透過したレーザビームの光軸
との間にずれがあると、反射像と透過像との相関関係が
くずれてしまい、有用な画像情報を得ることできず、そ
の結果としてフォトマスクの欠陥を精度良く検出するこ
とができなくなる問題がある。
像と透過像とを同時に得ることができる顕微鏡にコンフ
ォーカル光学系を適用し、反射像と透過像とのデスキャ
ンを完全に同期して行うことができ、しかも光軸調整を
容易かつ正確に行うことができ、その結果として良好な
相関関係を有する反射像と透過像とを同時に得ることが
できるコンフォーカル顕微鏡を提供しようとするもので
ある。
顕微鏡は、少なくとも1本の光ビームを発する光源手段
と、この光源手段からの光ビームを少なくとも1方向に
偏向する偏向手段と、この偏向手段によって偏向された
光ビームをスポットとして試料に投射する第1の対物レ
ンズと、この試料を透過した光ビームを収束する第2の
対物レンズと、この第2の対物レンズの結像面に配置さ
れた反射部材と、前記第1の対物レンズで試料に投射さ
れ、試料から反射された後、前記偏向手段で偏向される
第1の光ビームと、前記反射部材で反射され、前記第2
の対物レンズによって試料上に再びスポットとして投射
され、試料を透過後、前記第1の対物レンズで収束さ
れ、前記偏向手段によって偏向される第2の光ビームと
を受け、これら第1および第2の光を分離する光分割手
段と、前記第1の対物レンズに対して前記光源手段と共
役な位置に配置され、前記光分割手段で分割された第1
の光ビームを受けて、試料の反射像を表す第1の画像信
号を出力する第1の受光手段と、前記第1の対物レンズ
に対して前記光源手段と共役な位置に配置され、前記光
分割手段で分割された第2の光ビームを受けて、試料の
透過像を表す第2の画像信号を出力する第2の受光手段
と、を具えることを特徴とするものである。
微鏡の好適な実施例においては、前記光源手段に、直線
偏向された光ビームを放射するレーザを設け、前記光分
割手段に、前記第2の対物レンズと前記反射手段との間
に配置された1/4波長板と、前記レーザと前記偏向手
段との間に配置された偏向ビームスプリッタと、この偏
光ビームスプリッタと前記レーザとの間に配置された無
偏向ビームスプリッタと、この無偏光ビームスプリッタ
と前記レーザとの間に配置された1/2波長板とを設け
る。
においては、前記偏向手段を、光ビームを第1の方向に
偏向する1次元スキャナで構成し、前記試料を載置する
ステージと、このステージを前記第1の方向と直交する
第2の方向に移動させる駆動手段とを設けるのが好適で
ある。
鏡においては、例えばフォトマスク検査装置に適用した
場合、フォトマスクの欠陥を効率よく検査するために、
マルチビーム方式とすることができる。この場合には、
前記光源手段を、前記1次元スキャナの偏向方向である
第1の方向と直交し、前記ステージの駆動方向である第
2の方向に分離した複数の光ビームを放射するように構
成することができる。
カル顕微鏡の一実施例の構成を示す線図である。本例の
コンフォーカル顕微鏡はフォトマスクの欠陥検査装置に
適用したものであるが、本発明はこのような用途にのみ
限定されるものではない。レーザ31から放射される直
線偏光されたレーザビームを、1/2波長板32、無偏
光ビームスプリッタ33および偏光ビームスプリッタ3
4を経て、レーザビームを1次元方向に偏向する走査ミ
ラー35へ入射させる。この走査ミラー35による走査
方向を主走査方向Xとする。
たレーザビームを、リレーレンズ36および1/4波長
板37を経て第1の対物レンズ38へ入射させて収束さ
せ、試料であるフォトマスク39上へスポットとして投
射する。このフォトマスク39は、ステージ40上に載
置され、このステージを、走査ミラー35の主走査方向
Xと直交する副走査方向Yに駆動する。ここまでの構成
は、基本的には通常のコンフォーカル顕微鏡の構成と同
様である。
に第2の対物レンズ41を設け、フォトマスク39を透
過したレーザビームを収束し、1/4波長板42および
リレーレンズ43を経てミラー44へ入射させる。この
リレーレンズ43は、ミラー44へ平行光を入射させる
作用を有しており、したがってミラーで反射されたレー
ザビームは元の光路を辿り、リレーレンズ43、1/4
波長板42および第2の対物レンズ41を経てフォトマ
スク40の同一位置に入射される。
フォトマスク39へ投射され、フォトマスクで反射され
たレーザビームは、第1の対物レンズ38で収束され、
1/4波長板37、リレーレンズ36を経て走査ミラー
35に入射され、ここでデスキャンされる。このように
デスキャンされたレーザビームは、偏光ビームスプリッ
タ34に入射するが、このレーザビームは、1/4波長
板37を2度透過しているので、偏光面は90°回転さ
れ、したがって偏光ビームスプリッタ34の偏光面で反
射される。このように、フォトマスク39で反射された
レーザビームは偏光ビームスプリッタ34で反射され、
リレーレンズ45を経て反射光受光素子46に入射す
る。この反射光受光素子46は、第1の対物レンズ38
に関してレーザ31と共役となっているので、コンフォ
ーカル光学系が構成され、受光素子にはフォトマスクの
スポット像が結像されることになり、フレアがない高い
分解能の反射像が得られる。
ク39に投射され、フォトマスクを透過した後、ミラー
44で反射され、再びフォトマスクに投射され、これを
透過したレーザビームは、第1の対物レンズ38によっ
て収束され、1/4波長板37およびリレーレンズ36
を経て走査ミラー35に入射され、デスキャンされる。
本発明では、このようにフォトマスク39を透過したレ
ーザビームは、フォトマスクで反射されたレーザビーム
と全く同じ光路を辿るので、反射光と透過光との間に光
軸のずれは生じない。また、反射光も透過光も同じ走査
ミラー35でデスキャンされるので、反射像と透過像と
の間の完全な相関関係が得られることになる。
ーザビームは、1/4波長板を4回透過したものである
ので、偏光ビームスプリッタ34の偏光面を透過し、無
偏光ビームスプリッタ33で一部分の進路が変えられ、
リレーレンズ47を経て透過光受光素子48へ入射す
る。この透過光受光素子48は、第1の対物レンズ38
に関してレーザ31と共役の位置に配置されており、コ
ンフォーカル光学系を構成しており、フレアがなく、高
い分解能を持った透過像を得ることができる。
光するレーザビームは、フォトマスク39の同じ位置を
2度透過しているので、その光量の変化はこの部分の透
過率の2乗となり、きわめてコントラストの高い透過像
を得ることができる。これにより、コンフォーカル光学
系が本来持っている高いコントラストと相俟ってきわめ
てコントラストの高い透過像を得ることができ、半透明
な異物などのコントラストの低い欠陥がフォトマスクに
存在していても、これを容易に検出することができる。
勿論、本発明では、フォトマスクの透過像と高い相関関
係を有するフォトマスクの反射像を同時に得ることがで
きるので、これら透過像および反射像の相関処理を行う
ことによって欠陥を高精度で検出することができる。
マスク39の反射像を表す第1の画像信号と、透過光受
光素子48から出力されるフォトマスクの透過像を表す
第2の画像信号とを画像処理回路49へ供給する。この
画像処理回路49では、これら第1および第2の画像信
号を別々に処理して、フォトマスクの反射像および透過
像をそれぞれモニタ50および51上に表示すると共
に、反射像と透過像との相関処理を施すことによってフ
ォトマスク上の欠陥を検出し、これを何れか一方または
双方のモニタ上に表示する。このように、本発明による
コンフォーカル顕微鏡をフォトマスク検査装置に適用し
た場合には、フォトマスクの反射像と透過像との相関処
理を行うことによって正常なパターンと異物との差異の
判定を正確に行うことができる。
制御回路52を設け、フォトマスク39の欠陥検出動作
を制御する。さらに、この制御回路52によって、走査
ミラー35の駆動を制御するミラー制御回路53の動作
およびフォトマスク39を載置するステージ40を駆動
するステージ駆動回路54の動作をも制御する。
ものではなく、幾多の変更や変形が可能である。例え
ば、上述した実施例では、レーザ31から1本のレーザ
ビームを発生させ、これをフォトマスク39へ投射する
ようにしたが、レーザから放射されるレーザビームを回
折格子へ入射させて主走査方向Xへ分離された複数本の
レーザビームを取り出し、これを走査ミラー35によっ
て同時に主走査方向Xへ偏向させ、このように偏向され
た複数のレーザビームを第1の対物レンズ38によって
フォトマスク39へ同時に投射するように構成すること
もできる。本発明においては、反射像を得るための光路
と、透過像を得るための光路とが共通となっているの
で、上述したようにマルチビーム化することも容易とな
る。
手段として反射ミラーを回転させるタイプの走査ミラー
を用いたが、反射ミラーを振動させるなどの他の既知の
走査手段を用いることもできる。さらに、試料であるフ
ォトマスクを透過したレーザビームをミラーによって反
射させるようにしたが、コーナーキューブやインミラー
レンズなどを用いることもできる。また、上述した実施
例では、本発明によるコンフォーカル顕微鏡をフォトマ
スク検査装置へ適用したが、本発明によるコンフォーカ
ル顕微鏡はフォトマスク以外の光学的な検査装置に適用
することができると共に、検査装置以外の画像処理装置
にも適用することができる。
カル顕微鏡においては、試料の反射光と透過光が同一の
光路上を通るので、照明側の光軸と、試料と透過側の光
軸とのずれが発生しない。その結果、光軸調整が容易と
なり、安定したコンフォーカル顕微鏡を提供することが
できる。また、反射像と透過像とが同時に得られるの
で、これらの画像の相関処理によって、正常なパターン
と異物などの欠陥との判別を正確に行うことができる。
さらに、これら反射像および透過像は、コンフォーカル
光学系によって得られたものであるので、フレアがな
く、高い分解能を有するものとなる。また、透過像を構
成する光ビームは、試料の同じ位置を2度透過したもの
であるので、その光量変化は、試料の透過率の2乗にな
り、半透明な異物のようにコントラストが低い欠陥に対
しても高い画像信号強度が得られる。以上の総合的な効
果として、従来のフォトマスク検査装置と比較して、同
じ波長の光および同じNAの対物レンズを使用した場
合、きわめて高い欠陥検査感度が得られる。また、マル
チビーム化することが容易であるので、高速の欠陥検査
が可能である。
きる従来のフォトマスク検査装置の構成を示す線図であ
る。
を示す線図である。
発明によるコンフォーカル顕微鏡の一実施例の構成を示
す線図である。
ビームスプリッタ、 34 偏光ビームスプリッタ、
35 走査ミラー、 36 リレーレンズ、 37 1
/4波長板、 38 第1の対物レンズ、 39 フォ
トマスク、 40ステージ、 41 第2の対物レン
ズ、 42 1/4波長板、 43 リレーレンズ、
44 ミラー、 45 リレーレンズ、 46 反射光
受光素子、47 リレーレンズ、 48 透過光受光素
子、 49 画像処理回路、 50、 51 モニタ、
52 制御回路、 53 走査ミラー駆動回路、 5
4ステージ駆動回路
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも1本の光ビームを発する光源
手段と、 この光源手段からの光ビームを少なくとも1方向に偏向
する偏向手段と、 この偏向手段によって偏向された光ビームをスポットと
して試料に投射する第1の対物レンズと、 この試料を透過した光ビームを収束する第2の対物レン
ズと、 この第2の対物レンズの結像面に配置された反射部材
と、 前記第1の対物レンズで試料に投射され、試料から反射
された後、前記偏向手段で偏向される第1の光ビーム
と、前記反射部材で反射され、前記第2の対物レンズに
よって試料上に再びスポットとして投射され、試料を透
過後、前記第1の対物レンズで収束され、前記偏向手段
によって偏向される第2の光ビームとを受け、これら第
1および第2の光を分離する光分割手段と、 前記第1の対物レンズに対して前記光源手段と共役な位
置に配置され、前記光分割手段で分割された第1の光ビ
ームを受けて、試料の反射像を表す第1の画像信号を出
力する第1の受光手段と、 前記第1の対物レンズに対して前記光源手段と共役な位
置に配置され、前記光分割手段で分割された第2の光ビ
ームを受けて、試料の透過像を表す第2の画像信号を出
力する第2の受光手段と、を具えることを特徴とするコ
ンフォーカル顕微鏡。 - 【請求項2】 前記光源手段に、直線偏向された光ビー
ムを放射するレーザを設け、前記光分割手段に、前記第
2の対物レンズと前記反射手段との間に配置された1/
4波長板と、前記レーザと前記偏向手段との間に配置さ
れた偏向ビームスプリッタと、この偏光ビームスプリッ
タと前記レーザとの間に配置された無偏向ビームスプリ
ッタと、この無偏光ビームスプリッタと前記レーザとの
間に配置された1/2波長板とを設けたことを特徴とす
る請求項1に記載のコンフォーカル顕微鏡。 - 【請求項3】 前記偏向手段を、光ビームを第1の方向
に偏向する1次元スキャナで構成し、前記試料を載置す
るステージと、このステージを前記第1の方向と直交す
る第2の方向に移動させる駆動手段とを設けたことを特
徴とする請求項1または2に記載のコンフォーカル顕微
鏡。 - 【請求項4】 前記光源手段を、前記1次元スキャナの
偏向方向である第1の方向と直交し、前記ステージの駆
動方向である第2の方向に分離した複数の光ビームを放
射するように構成したことを特徴とする請求項3に記載
のコンフォーカル顕微鏡。 - 【請求項5】 前記試料をフォトマスクとし、このフォ
トマスクの反射像および透過像を相関処理してフォトマ
スクの欠陥を検出するフォトマスク検査装置に適用した
ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のコンフ
ォーカル顕微鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000223306A JP2002040329A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | コンフォーカル顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000223306A JP2002040329A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | コンフォーカル顕微鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=18717419
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---|---|---|---|
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