JP4742689B2 - Icタグ - Google Patents
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Description
従来のICタグは、商品やパレット等の識別対象となる物品の表面に粘着材等により取り付けられるが、流通等の過程において、衝撃や圧力が加わる等してICチップやアンテナが破損して保存されていた情報を読み取ることが不可能となるという問題があった。また、長期間の使用や、衝撃等により、ICタグの表示面に記載されたバックアップ用の情報表示等が消滅するという問題があった。
請求項1の発明は、識別対象物(100,300)に直接又は間接的に取り付けられ、非接触情報通信を行うICタグであって、基材層(1)にICチップ(3)及び前記ICチップに接続されたアンテナ(2)が固定されたインレットと、前記インレットの前記識別対象物側とは反対側に配置され、少なくとも前記インレットの全面を覆う大きさであり、剛性の高い高剛性部材(14)と、前記インレットの前記高剛性部材とは反対側であり、前記インレットと前記識別対象物との間に配置され、前記インレットの全面を覆う大きさであり、前記インレットに加わる圧力を緩和する圧力緩和層(20)とを備えるICタグである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のICタグにおいて、前記圧力緩和層(20)は、少なくとも自由状態の体積の1/10の体積まで収縮可能であること、を特徴とするICタグである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のICタグにおいて、前記高剛性部材(14)と前記インレット(11)との間に設けられ、文字及び又は図柄を含む情報を表示する情報表示層(13)を備え、前記情報表示層は、前記高剛性部材側を通して前記文字及び又は図柄を含む情報を目視又は光学読み取り可能であること、を特徴とするICタグである。
請求項4の発明は、請求項3に記載のICタグにおいて、前記高剛性部材(14)は、透明又は半透明であること、を特徴とするICタグである。
請求項5の発明は、請求項3又は請求項4に記載のICタグにおいて、前記高剛性部材(14)と前記情報表示層(13)との間に形成された貼り付け層(12)を有すること、を特徴とするICタグである。
請求項6の発明は、請求項5に記載のICタグにおいて、前記貼り付け層(12)は、透明又は半透明であること、を特徴とするICタグである。
請求項7の発明は、請求項3から請求項6までのいずれか1項に記載のICタグにおいて、前記情報表示層(13)は、ユニークな情報(13a)が表示されること、を特徴とするICタグである。
請求項8の発明は、請求項3から請求項7までのいずれか1項に記載のICタグにおいて、前記情報表示層(13)は、外部エネルギーによる非接触な印字が可能な層であること、を特徴とするICタグである。
請求項9の発明は、請求項3から請求項8に記載のICタグにおいて、前記情報表示層(13)の前記インレット(11)とは反対側には、少なくとも1層の紫外線吸収材を含む層が設けられていること、を特徴とするICタグである。
請求項10の発明は、請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載のICタグにおいて、前記インレット(11)は、防水加工が施されていること、を特徴とするICタグである。
請求項11の発明は、請求項10に記載のICタグにおいて、前記インレット(11)は、少なくとも前記アンテナ(2)及び前記ICチップ(3)が防水層によって覆われていること、を特徴とするICタグである。
(1)高剛性部材は、インレットの前記識別対象物側とは反対側に配置され、剛性が高く、圧力緩和層は、インレットの高剛性部材とは反対側であり、前記インレットと前記識別対象物との間に配置され、インレットに加わる圧力を緩和するので、ICタグに加わる局所的な外力や、ICタグ全体にかかる圧力等からインレットを保護し、ICチップ等が破損するのを防止できる。
(2)圧力緩和層は、少なくとも自由状態の体積の1/10の体積まで収縮可能であるので、インレットに加わる圧力を十分緩和することができる。従って、インレットに圧力がかかってICチップ等が破損するのを防止できる。
(3)情報表示層は、高剛性部材と前記インレットとの間に設けられ、文字及び/又は図柄を含む情報を表示し、高剛性部材側を通して前記文字及び又は図柄を含む情報を目視又は光学読み取り可能である。よって、高剛性部材により、インレットともに情報表示層の表示も保護できる。
(4)高剛性部材は、透明又は半透明であるので、高剛性部材を通して情報表示層の表示を目視でき、光学読み取りも可能である。
(5)貼り付け層は、高剛性部材と情報表示層との間に形成されるので、高剛性部材と情報表示層とを容易に接合できる。
(6)貼り付け層は、透明又は半透明であるので、情報表示層の表示を目視でき、光学読み取りも可能である。
(7)情報表示層は、ユニークな情報が表示されるので、識別対象物単体に固有の情報を提供できる。従って、識別対象物の単体での識別が可能である。
(8)情報表示層は、外部エネルギーによる非接触な印字が可能な層であるので、情報表示層と印字手段との間に剥離部材、貼り付け層等が在っても、印字できる。よって、剥離部材を貼り付け層に仮貼付した状態で印字できる。
(9)インレットは、防水加工が施されているので、水に濡れる等して短絡し、ICチップ等が破損することを防止できる。
(10)インレットは、少なくともアンテナ及びICチップが防水層によって覆われているので、水に濡れる等して短絡し、ICチップ等が破損することを防止できる。
(11)情報表示層の前記インレットとは反対側には、少なくとも1層の紫外線吸収材を含む層が設けられているので、紫外線により情報表示層の表示が退色することを防止できる。従って、ICタグが破損した場合等に必要となるバックアップのための情報等を長期間表示できる。
図2は、実施例1のICタグ及びICタグの取り付け構造を説明する図である。図2(a)は、コンクリートブロックに取り付けられたICタグの平面図であり、図2(b)は、図2(a)の矢印AAで切断した断面を模式的に示した図である。
本実施例のICタグ10は、コンクリートブロック100に設けられた取り付け穴部101に収容されており、ICタグ10の表面は、コンクリートブロック100の表面と略同一面となっている。このICタグ10は、接着剤110によりコンクリートブロック100に固定され、取り付けられている。なお、本実施例では、図2に示すように、ICタグ10は、接着剤110を、取り付け穴部101と後述する高剛性部材14との間に塗布し、固定する例を示しているが、これに限らず、ICタグ10と取り付け穴部101との間に、接着剤110を充填して固定してもよい。
ICタグ10は、インレット11、貼り付け層12、情報表示層13、高剛性部材14等を備えている。
ICタグは、非接触通信に使用する周波数帯により以下の4種類に大別することができる。
(1)125kHz〜135kHz帯
この周波数帯のICタグは、主にFA(Factory Automation)分野等で利用されており、最も歴史のあるRFID(Radio Frequency Identification)システムである。
通信方式:電磁誘導
タグ形状:心棒状に巻いたコイルアンテナ、コイル巻き数:数10ターン
通信距離:最大1m程度
(2)13.56MHz帯
この周波数帯のICタグは、現在、最も幅広く利用されている。
通信方式:電磁誘導
タグ形状:アンテナコイル、コイル巻き数:3〜10ターン程度
通信距離:最大70cm程度
(3)860MHz〜960MHz帯(UHF帯)
この周波数帯のICタグは、欧米の大手流通企業で採用され、急速に注目度が高まっている。
通信方式:マイクロ波方式
タグ形状:ダイポールアンテナ(アンテナ長:約16cm)
変形ダイポール(アンテナ長:5〜10cm程度)
パッチアンテナ(アンテナ長:5〜10cm程度)
通信距離:最大10m程度
(4)2.45GHz帯
この周波数帯のICタグは、比較的通信距離が長いため、コンテナ管理等に使用されている。
通信方式:マイクロ波方式
タグ形状:ダイポール(アンテナ長:約6cm)
通信距離:最大2m程度
本実施例は、13.56MHzの周波数帯を使用し、3〜10ターン程度のアンテナコイルを有したICタグを例として説明するが、上述の4種のいずれのICタグであってもよく、これら以外の通信周波数を用いるICタグでもよい。
インレット11は、ベースフィルム1に、エッチング等により形成されたアンテナコイル2と、アンテナコイル2の両端部2a,2bが接続されたICチップ3とを備えている。ベースフィルム1は、ポリエチレンテレフタレート等により形成された、薄いシート状の部材である。アンテナコイル2は、アルミニウム等により形成されている。
高剛性部材14は、透明なポリカーボネートにより形成された板状の部材であり、インレット11を保護する役割を有している。本実施例の高剛性部材14は、ポリカーボネート樹脂であるポリカエース(筒中プラスチック工業株式会社製)により形成された厚さ2.0mmの板を使用している。これは、外力を受けた場合に、インレット11の破壊を防ぐために必要な強度を確保し、かつ、情報表示層13に表示された情報を目視又は光学読み取り可能とするために透明又は半透明とすることができる材料として選択したものである。
なお、高剛性部材14には、高い剛性、及び、高い耐衝撃性を有し、かつ、透明又は半透明であれば、例えば、同じポリカーボネート樹脂であるステラ(三菱樹脂株式会社製)を用いてもよいし、ポリカーボネート樹脂以外の素材を用いることも可能である。例えば、アクリル樹脂(曲げ強さ108〜118MPa、曲げ弾性率2940〜3040MPa、アイゾット衝撃強さ19.6〜29.4J/m、全光線透過率92%)を用いてもよいし、用途によっては、強化ガラスを用いてもよい。
背景層15は、情報表示層13よりも裏側(インレット11側)に設けられ、粘着層16を介してインレット11に接合されている。この背景層15は、情報表示層13の表示を視認しやすくする層である。本実施例では、背景層15は、不透明な白色のシート状の部材を用いているが、情報表示層13の情報表示を視認しやすくするために、適宜その色を変えてもよいし、また、背景として図柄を設けてもよい。
圧力緩和層20は、保護層18の裏面側(貼り付け層12とは反対側)に、粘着層19を介して接合されており、インレット11に加わる圧力を緩和する。
本実施例の圧力緩和層20は、厚さ2.0mmの軟質ウレタンであるピーチウレタン(日清紡績株式会社製)を使用している。このピーチウレタンを使用した理由としては、外力が加わったときに、圧力緩和層20が弾性変形をすることにより、インレット11に加わる圧力を下げる効果を得るためであり、その観点から、優れた緩衝性を有した素材として選択したものである。本実施例の圧力緩和層20は、自由状態での体積の10%以下の体積まで収縮可能であり、インレット11に高い圧力が加わることを防ぎ、インレット11の破損を未然に防ぐことができる。
なお、圧力緩和層20には、優れた緩衝性(反発弾性率20%未満)を有していれば、軟質ウレタン以外の素材を用いてもよい。例えば、ゴム、各種発泡体等を用いることができる。
図2では、模式的に示したため、ICタグ10の端部は切断されたような形状で示してあるが、実際にはその両端は、粘着層16によりベースフィルム1と背景層15とが接合されている。
まず、高剛性部材14は、ICタグ10の最表面側に設けられていることから、通常考えられる外力は、この高剛性部材14に加わることになる。そして、この高剛性部材14は、局所的な強い外力が加わったときに、インレット11の一部に外力が集中して作用することを防ぐために設けられている。例えば、先端の尖った棒のようなもので突かれた場合に、その外力をインレット11の全体に分散させる役割を果たしている。外力が分散して加わるので、例えば最も破損しやすいICチップ3に加わる力も確実に小さくすることができ、インレット11の機能を保つことができる。
さらに、本実施例によれば、高剛性部材14及び圧力緩和層20により、高剛性部材14側から強い外力が加わった場合にも、ICチップ3等が破損することを防止できる。
図4は、情報表示層に情報を表示する工程を模式的に示した図である。図4(a)は、側面図であり、図4(b)は、斜視図である。
ICタグ10Uは、情報表示層13に情報13aが形成される以前の状態である。なお、情報13bは、予め、情報表示層13に形成されている。
このICタグ10Uには、セパレータ21が仮貼付され、ロール状に巻き取られている。セパレータ21は、貼り付け層12に剥離可能に仮貼付された透明な剥離部材である。本実施例では、セパレータ21は、透明な剥離部材であるとしたが、半透明のものを用いてもよい。
ICタグの提供形態として、(A)セパレータ21に仮貼付され、高剛性部材14及び圧力緩和層20が積層されていないICタグ10Aと、(B)セパレータ21に仮貼付され、圧力緩和層20は積層されているが、高剛性部材14は別部材であるICタグ10Bと、(C)高剛性部材14及び圧力緩和層20を積層しているICタグ10Cの3通りがある。
以下、各提供形態ごとに、ICタグ10の取り付け工程を説明する。
図5は、本実施例のICタグの取り付け工程の一例を模式的に示す図である。
図5に示すICタグ10Aは、前述のICタグ10において、高剛性部材14及び圧力緩和層20を備えていない状態で提供されるものであり、貼り付け層12によりセパレータ21に仮貼付され、ロール状に巻き取られている。
なお、説明のために、図5及び後述の図6では、ICタグ10A及びICタグ10Bを誇張して拡大して示しているが、実際には薄く、巻き取りに支障はない。
作業者は、この提供形態のICタグ10Aを、セパレータ21から剥がして、貼り付け層12に高剛性部材14を貼付する。コンクリートブロック100の取り付け穴部101の開口部と対向する底部に圧力緩和層20を敷き、粘着層19を保護層18に形成してICタグ10Aを取り付け穴部101に収容する。このとき、粘着層19により、保護層18は、圧力緩和層20と接合される。
次に、作業者は、図2(b)に示すように、高剛性部材14と取り付け穴部101との間に接着剤110等を塗布して取り付け穴部101を封止し、高剛性部材14とICタグ10Aと圧力緩和層20とを取り付け穴部101に固定する。
また、圧力緩和層20として、シート状のものに限らず、取り付け穴部101に充填する樹脂等を用いることができる。
図6は、本実施例のICタグの取り付け工程の一例を模式的に示す図である。
図6に示すICタグ10Bは、前述のICタグ10において、高剛性部材14のみを備えていない状態で提供されるものであり、貼り付け層12によりセパレータ21に仮貼付された状態で巻き取られている。
作業者は、この提供形態のICタグ10Bをセパレータ21から剥がし、高剛性部材14を貼り付け層12に貼付して、コンクリートブロック100に設けられた取り付け穴部101に収容する。高剛性部材14と取り付け穴部101との間に接着剤110を塗布して取り付け穴部101を封止し、高剛性部材14とICタグ10Bとを取り付け穴部101に固定する。
このようなICタグの提供形態とすることにより、図5に示す取り付け工程に比べ、作業者が、ICタグを取り付ける作業現場へ持ち込む部材数を減らすことができ、作業時間の短縮も図ることができる。
図7に示すICタグ10Cは、予め、高剛性部材14が貼り付け層12に貼付された状態で提供されるものである。作業者は、この状態のICタグ10Cを、取り付け穴部101に収容し、高剛性部材14と取り付け穴部101との間に接着剤110を塗布して取り付け穴部101を封止し、ICタグ10Cを取り付け穴部101に固定する。
このようなICタグの提供形態とすることにより、作業者は、ICタグ10Cと接着剤110のみを作業現場に持ち込めばよく、作業時間を大幅に短縮し、作業効率を向上させることができる。
なお、本実施例を含め、以下に示す各実施例において、実施例1と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
本実施例では、実施例1と同様に、ICタグ10をコンクリートブロック100に設けられた取り付け穴部101に収容し、接着剤110により封止されるが、本実施例では、取り付け穴部101の開口部に、さらに、高剛性部材14の位置を決める高剛性部材受け部102が形成されている。
この高剛性部材受け部102を設けることにより、高剛性部材14の位置を容易に決めることができ、ICタグ10の取り付け作業を簡単にしながらも、高剛性部材14とコンクリートブロック100との表面を同一面として仕上がりも美しくできる。
なお、図9において、ICタグ10は、説明のために、誇張して示されているが、実際は薄く、使用する際に支障はない。
本実施例では、ICタグ10は、実施例1と同様にコンクリートブロック300に取り付けられているが、コンクリートブロック300には、取り付け穴部101が形成されていない点で、実施例1とは異なる。
本実施例のICタグ10は、コンクリートブロック300の表面に取り付けられ、接着剤110により、ICタグ10の縁部分を封止することにより、コンクリートブロック300に固定されている。
本実施例によれば、ICタグ10を取り付けたいコンクリートブロック300等に、取り付け穴部101を設けることが困難な場合にも、目視又は光学読み取り可能な情報を備えたICタグ10を取り付けることができる。
また、実施例1及び実施例2に比べて、外力を受けやすい取り付け構造となっているものの、高剛性部材14及び圧力緩和層20を備えているので、ICタグ10に加わる衝撃の外力等から、十分にインレット11を保護できる。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)各実施例において、ICタグは、コンクリートブロックに取り付けられる例を示したが、これに限らず、例えば、輸送用パレット、コンテナ、建築資材、各種製品等に取り付けてもよく、特に限定しない。
2 アンテナコイル
3 ICチップ
10 ICタグ
11 インレット
12 貼り付け層
13 情報表示層
14 高剛性部材
15 背景層
16,17,19 粘着層
18 保護層
20 圧力緩和層
21 セパレータ
100,300 コンクリートブロック
101 取り付け穴部
102 高剛性部材受け部
110 接着剤
200 プリンタ
Claims (11)
- 識別対象物に直接又は間接的に取り付けられ、非接触情報通信を行うICタグであって、
基材層にICチップ及び前記ICチップに接続されたアンテナが固定されたインレットと、
前記インレットの前記識別対象物側とは反対側に配置され、少なくとも前記インレットの全面を覆う大きさであり、剛性の高い高剛性部材と、
前記インレットの前記高剛性部材とは反対側であり、前記インレットと前記識別対象物との間に配置され、前記インレットの全面を覆う大きさであり、前記インレットに加わる圧力を緩和する圧力緩和層と、
を備えるICタグ。 - 請求項1に記載のICタグにおいて、
前記圧力緩和層は、少なくとも自由状態の体積の1/10の体積まで収縮可能であること、
を特徴とするICタグ。 - 請求項1又は請求項2に記載のICタグにおいて、
前記高剛性部材と前記インレットとの間に設けられ、文字及び又は図柄を含む情報を表示する情報表示層を備え、
前記情報表示層は、前記高剛性部材側を通して前記文字及び又は図柄を含む情報を目視又は光学読み取り可能であること、
を特徴とするICタグ。 - 請求項3に記載のICタグにおいて、
前記高剛性部材は、透明又は半透明であること、
を特徴とするICタグ。 - 請求項3又は請求項4に記載のICタグにおいて、
前記高剛性部材と前記情報表示層との間に形成された貼り付け層を有すること、
を特徴とするICタグ。 - 請求項5に記載のICタグにおいて、
前記貼り付け層は、透明又は半透明であること、
を特徴とするICタグ。 - 請求項3から請求項6までのいずれか1項に記載のICタグにおいて、
前記情報表示層は、ユニークな情報が表示されること、
を特徴とするICタグ。 - 請求項3から請求項7までのいずれか1項に記載のICタグにおいて、
前記情報表示層は、外部エネルギーによる非接触な印字が可能な層であること、
を特徴とするICタグ。 - 請求項3から請求項8に記載のICタグにおいて、
前記情報表示層の前記インレットとは反対側には、少なくとも1層の紫外線吸収材を含む層が設けられていること、
を特徴とするICタグ。 - 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載のICタグにおいて、
前記インレットは、防水加工が施されていること、
を特徴とするICタグ。 - 請求項10に記載のICタグにおいて、
前記インレットは、少なくとも前記アンテナ及び前記ICチップが防水層によって覆われていること、
を特徴とするICタグ。
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