JP4739709B2 - 成膜装置のクリーニング方法 - Google Patents

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Description

本発明は、成膜装置のクリーニング方法に関する。
半導体装置を製造するに際し、化学気相成長反応チャンバ(CVD反応チャンバ)を備える成膜装置を用いて二酸化シリコン膜、窒化シリコン膜等の種々の(絶縁体)薄膜を半導体ウエハ上に形成することが行われている。この薄膜形成に際し、CVD反応生成物は、目的とする半導体ウエハ上ばかりでなく、成膜装置の構成部材、例えばCVD反応チャンバの壁、半導体ウエハ載置ボートもしくはサセプタにも堆積する。この堆積したCVD反応生成物は、これを除去しないと、CVD反応チャンバの内壁等から剥落して、パーティクルの発生原因となり、後の工程でCVD反応により半導体ウエハ上に形成される半導体薄膜の品質を劣化させる。そこで、成膜装置のクリーニングが必要となる。
例えば、低圧(LP)CVD装置では、通常、装置を大気開放して、酸溶液での洗浄によりクリーニングを行っている。しかし、この場合、成膜装置を一旦停止した上で、分解、洗浄、組み立て、リークチェックの工程を経るため、作業に要する時間が長く、生産性の観点から問題がある。
反応性プラズマを用いて、成膜装置を開放することなく、クリーニングを行うことのできるLPCVD装置も市販されている。この場合、反応ガスとしてNF3、CF4等が用いられている。また、特定フロン削減の観点から、FNOあるいはF3NOをプラズマ発生ガスとして用い、ステンレス鋼、アルミニウムもしくはその合金上に堆積したシリコン含有化合物を除去するクリーニング方法も開示されている(特許文献1参照)。しかし、このプラズマクリーニング方法では、CVDプロセスには使用されないにもかかわらず、クリーニングのためだけに高価なプラズマ装置が必要となる。また、プラズマによって発生する活性化学種は、通常、腐蝕性が高く、寿命も短いため、装置内壁に特殊な処理を必要とする場合が多く、装置コストの点で問題がある。
さらに、LPCVD装置では、反応性ガスを用い、熱反応によってCVD反応チャンバ内のクリーニングを行うことも提案されている。反応性ガスとして、ClF3、NF3、HF、フッ素ガス等フッ素含有ガス単独あるいはそれらの混合ガスが使われている。これら反応性ガスによるクリーニングでは、一般に石英で作られているCVD反応チャンバが損傷を受ける。特に窒化シリコンのクリーニングでは、クリーニング対象(窒化シリコン)のエッチング速度と石英のエッチング速度がほとんど同じであるため、CVDチャンバの寿命が大幅に短縮され、高い維持コストが問題となる。
これらの問題を解決するため、ClF3と一酸化窒素ガスとの混合物を使用し、熱反応により窒化シリコンのクリーニングを行う方法が特許文献2に開示されているが、ClF3は高価なガスであり、クリーニングのコストが高くなる問題がある。
国際公開WO 02/25713 特開2000−77391
したがって、本発明は、成膜装置の構成部材への損傷を抑制して、成膜装置内部のシリコン系堆積物を除去し得る成膜装置のクリーニング方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、薄膜の形成に使用した後の成膜装置の構成部材に堆積したシリコン系堆積物の少なくとも一部を、フッ素ガスからなる第1のガスと、一酸化窒素ガスからなる第2のガスと、不活性希釈ガスとからなるクリーニングガスにより除去するための成膜装置のクリーニング方法であって、前記成膜装置内に、前記第1のガスと前記第2のガスと前記不活性希釈ガスとを導入することによって前記クリーニングガスを前記成膜装置内に導入すること、および前記構成部材を加熱することを包含し、前記構成部材が石英または炭化シリコンで形成され、かつ前記シリコン系堆積物が窒化シリコンを含むものであることを特徴とする成膜装置のクリーニング方法が提供される。
本発明によれば、成膜装置の構成部材への損傷を抑制して、成膜装置内部のシリコン系堆積物を除去することができる。
以下、本発明の種々の態様をより詳しく説明する。
1つの態様において、本発明は、成膜装置の構成部材上に堆積したシリコン系堆積物の少なくとも一部を、クリーニングガスを成膜装置内に導入することにより除去するクリーニング方法に関し、クリーニングガスとして、フッ素(F2)ガスからなる第1のガスと、一酸化窒素(NO)ガスからなる第2のガスと、不活性希釈ガスとからなるガス混合物を用いるものである。
1つの態様において、成膜装置内部に堆積したシリコン系堆積物をクリーニング除去するに際し、まず、通常のシリコン系膜の成膜工程を終了した成膜装置を排気する。
成膜装置は、例えば、CVD反応チャンバを含む。また、成膜装置内には、所定の成膜を行う対象となる半導体ウエハを載置する載置部材(例えば、バッチ式成膜装置の場合には、ボートであり、枚葉式成膜装置の場合には、サセプタである)が設けられている。成膜装置の構成部材には、CVD反応チャンバ、および半導体ウエハの載置部材が含まれる。CVD反応チャンバ壁は、通常、石英で形成される。半導体ウエハの載置部材は、通常、石英、炭化シリコン(SiC)、または炭化シリコンで表面コートされたカーボン材料で形成される。本発明の1つの態様における成膜装置は、シリコン系薄膜として、窒化シリコン膜を形成するためのものであり、本発明の1つの態様では、石英部材上または炭化シリコン部材上の窒化シリコン堆積物をクリーニング除去するものである。また、成膜装置は、通常、CVD原料ガスの導入配管を備え、さらに排気配管も備える。これら配管は、通常、石英やステンレス鋼で形成される。いうまでもなく、成膜装置は、フッ素ガスの導入配管と、一酸化窒素ガスの導入配管を備える。
成膜装置の排気を行った後、成膜装置の構成部材を加熱する。バッチ式成膜装置の場合には、CVD反応チャンバの周囲に設けられている加熱器によりCVD反応チャンバを加熱する。その際、CVD反応チャンバ内に設けられている半導体ウエハ載置ボートも同時に加熱される。枚葉式成膜装置の場合には、サセプタ内部に設けられている加熱器によりサセプタを加熱する。なお、枚葉式成膜装置の場合でも、CVD反応チャンバの周囲に加熱器を設け、その加熱器によりCVD反応チャンバを加熱することもできる。
こうして成膜装置の構成部材を加熱した後、フッ素ガスを含む第1のガスと一酸化窒素ガスを含む第2のガスをCVD反応チャンバ内に導入する。その際、不活性希釈ガスを導入する。不活性希釈ガスとしては、アルゴンのような希ガス類、あるいは窒素等を用いることができる。
本発明のクリーニングガスによるクリーニングに際しては、CVD反応チャンバ内を0.1Torrから760Torrまでの圧力下に維持することができる。
クリーニングに際し、第1のガス(フッ素ガス)に対する第2のガス(一酸化窒素ガス)の流量比(NO/F 流量比)は、成膜装置の構成部材に対する窒化シリコン堆積物のエッチング選択制の観点から、通常、0.01以上で2より小さい範囲でCVD反応チャンバ内に導入される。このNO/F 流量比が2以上になると、選択比が減少するだけでなく、シリコン系堆積物のエッチング速度も極端に遅くなる傾向を示す。即ち、NO/F 流量比Rを0.01≦R≦2の範囲に設定することにより、窒化シリコン堆積物のエッチング速度が有意に高速化するとともに、成膜装置の構成部材に対するエッチング速度の選択比も向上する。
また、このクリーニングは、一般に、室温から1000℃までの温度で行うことができる。しかしながら、400℃以上の高温、あるいは100℃以下の低温では、クリーニング対象の窒化シリコン堆積物と構成部材のエッチング速度の差が少なくなる傾向を示す。従って、1つの態様では、クリーニングは、100℃〜400℃の温度で行われる。クリーニングを100℃〜400℃の範囲内の温度で行うことにより、そのときに設定した第2のガス/第1のガス流量比条件において、最大のエッチング速度選択比を得ることができる。クリーニングの温度は、他の態様では、200℃付近である。なお、400℃を超える温度では、第1のガスと第2のガスによる窒化シリコン堆積物のエッチング速度が速いので、まず、成膜装置の構成部材との界面近傍まで400℃を超える温度で、クリーニングを行い、しかる後、温度を段階的にまたは連続的に低下させて、エッチング速度選択比が高く取れる100℃〜400℃(好ましくは200℃付近)の温度でクリーニングを終了させることができる。なお、窒化シリコン堆積物の構成部材との界面近傍までのクリーニングは、窒化シリコン堆積物の厚さと使用するクリーニングガスによる窒化シリコン堆積物のエッチング速度を予め測定しておけば、クリーニング時間により制御することができる。
以上の記載から明らかなように、成膜装置の構成部材に有意にダメージを与えずに、高速に窒化シリコン堆積物をクリーニングするためには、クリーニング温度を100℃から400℃の範囲に設定し、NO/F 流量比Rを0.01≦R≦2の範囲に設定することができる。
第2のガス(一酸化窒素ガス)は窒化シリコン堆積物のエッチング速度を高速化するが、成膜装置の構成部材には有意に損傷を与えないため、成膜装置の構成部材に対するダメージを最小限に抑えて、選択的に窒化シリコン堆積物をクリーニング除去できる。
ところで、フッ素ガス(第1のガス)は、現場で合成し、その合成されたフッ素ガスを一時保存した後、あるいは直接CVD反応チャンバに導入することもできる。フッ素ガスは、安全上の問題から、高圧でボンベに充填することができないため、ボンベからの供給では長時間のクリーニングを行ったり、あるいは複数台の成膜装置を並行してクリーニングしたりすることが困難である。フッ素ガスを現場で合成することにより、その困難を回避できる。フッ素ガスの合成には、HFの電気分解の手法が用いられる。HFの電気分解により、その場でフッ素ガスを生成して、CVD反応チャンバに供給するシステム(現場製造システム)を用いることにより、ボンベ充填フッ素ガスのようにボンベ容積で制限されるフッ素ガス供給量の問題なしに、長時間のクリーニングを行ったり、あるいは複数台の装置クリーニングを並行して行ったりすることが可能になる。なお、HFの電気分解によるフッ素ガスの製造機は、市販されている。
いうまでもなく、クリーニングは、1回の窒化シリコン薄膜の成膜後毎に行うものではなく、通常、何回かの成膜によって、CVD反応チャン内壁等の構成部材に許容できない厚さの窒化シリコン堆積物が堆積した後に行われる。
ところで、上に述べたように、成膜装置の配管は、ステンレス鋼で形成される場合がある。ここで、フッ素ガスと一酸化窒素ガスに同時にさらされたとき、内面がニッケル、アルミニウムまたはアルミナでコートされたステンレス鋼配管の寿命は、何らコートされていないステンレス鋼の寿命よりも有意に長くなることがわかった(特に、排気用配管)。この寿命の長期化は、そのようなパイプ自体をアルミニウムまたはアルミナで作ることによっても得られる。ステンレス鋼は、フッ素含有ガスのみ、あるいはフッ素ガスとフッ化水素ガスとの混合ガスに対するよりも、フッ素ガスと一酸化窒素ガスとの混合物に対するほうが反応性に富むという特異な挙動を示す。
図1は、本発明の1つの態様に従うクリーニングシステムを備えた成膜装置の一例を示すブロック図である。この成膜装置は、第1のガス(フッ素ガス)と第2のガス(一酸化窒素ガス)を別々にCVD反応チャンバに導入するタイプのものである。
図1に示す成膜装置10は、CVD反応チャンバ11、第1のガス(フッ素ガス)の供給源12、第2のガス(一酸化窒素ガス)の供給源13、および不活性希釈ガスの供給源14を備える。
CVD反応チャンバ11は、例えば石英製の反応炉からなり、内部に例えば石英製のプロセスチューブ111が配置されている。プロセスチューブ111内には、例えばステンレス鋼製の半導体基板支持台112と、半導体基板(図示せず)を差し込んで保持する複数の溝を設けた一対の石英製ロッド113aおよび113bが設置されている。一対の石英製ロッド113aおよび113bは、いわゆるボートを構成する。CVD反応チャンバ11の周囲には加熱器114が設けられている。シリコン系薄膜の成膜が終了した後は、ボート(113a、113b)から半導体基板を取り除く。CVD反応チャンバ11は、加熱器114によって、所定の温度に加熱される。
第1のガスであるフッ素ガスは、その供給源12(例えばボンベ)から、フッ素ガス供給ラインL11を通って、CVD反応チャンバ11内に導入される。ラインL11には開閉弁V11が設けられ、その下流に流量調整器、例えばマスフローコントローラMFC11が設けられている。フッ素ガスは、マスフローコントローラMFC11により所定の流量に調整されてCVD反応チャンバ11内に導入される。
一酸化窒素ガスである第2のガスは、その供給源13(例えば、ボンベ)から、第2のガス供給ラインL12を通って、CVD反応チャンバ11内に導入される。ラインL12には、開閉弁V12とその後流に流量調整器、例えばマスフローコントローラMFC12が設けられている。第2のガスは、マスフローコントローラMFC12により所定の流量に調整されてCVD反応チャンバ11内に導入される。
不活性希釈ガスは、その供給源14(例えば、ボンベ)から、不活性希釈ガス供給ラインL13を介してCVD反応チャンバ11内に導入される。ラインL13には、開閉弁V13とその後流に流量調整器、例えばマスフローコントローラMFC13が設けられている。不活性希釈ガスは、マスフローコントローラMFC13により所定の流量に調整されてCVD反応チャンバ11内に導入される。
CVD反応チャンバ11の出口は、ラインL14により廃ガス処理装置15に接続されている。廃ガス処理装置15は、副生成物および未反応物質等を除去するものであって、この廃ガス処理装置15により処理されたガスが系外に排出される。ラインL14には、圧力センサーPG、圧力調整器、例えばバタフライ弁BV1、および真空ポンプPMが接続されている。CVD反応チャンバ11内の圧力は、圧力センサーPGによりモニターされ、バタフライ弁BV1の開閉制御により、所定の圧力値に設定される。
なお、いうまでもなく、CVD反応チャンバ11には、通常のCVD反応(窒化シリコン薄膜の成膜)を行うための、図示しないCVD原料ガス供給系が接続されている。
図1の装置では、例えば、半導体基板上に窒化シリコン膜を成膜した後、CVD反応チャンバ11の内壁、プロセスチューブ111の内外表面、石英ロッド113a、113b等の上に堆積した窒化シリコン堆積物を本発明によりクリーニング除去することができる。
図2は、第1のガスと第2のガスを予め混合してからCVD反応チャンバに導入するタイプのものであって、図1の成膜装置と同様の構成を有する。図2において、図1の成膜装置と同様の構成要素は同様の符号をもって示し、その詳細な説明は省略する。
図2に示す成膜装置は、第2のガス供給ラインL12が半導体チャンバ11の上流側で第1のガス供給ラインL11に合流し、この合流したラインが不活性希釈ガス供給ラインL13に合流している。この配置によれば、第1のガスおよび第2のガスとともに不活性希釈ガスを事前に混合した状態でCVD反応チャンバ11内に導入することができる。
図3は、フッ素ガスの現場製造システムを備えた以外は、図2に示す成膜装置10と同様の成膜装置20を示す。図3において、図2の成膜装置と同様の構成要素は同様の符号をもって示し、その詳細な説明は省略する。
図3に示す成膜装置20は、図2の成膜装置におけるフッ素ガス供給源12の代わりに、フッ化水素(HF)ガスの供給源21とHFの電気分解によりフッ素ガスを製造するフッ素ガス製造機22を備える。HFガスは、その供給源21から、HFガス供給ラインL21を通って、フッ素ガス製造機22に導入される。HFガス供給ラインL21には開閉弁V21が設けられている。フッ素ガス製造機22の後流には、製造されたフッ素ガスを一時的に保存するための、図示しないバッファータンクを設けてもよい。製造されたフッ素ガスは、フッ素ガス供給ラインL22を通って、第2のガスおよび不活性希釈ガスとともにCVD反応チャンバ11内に導入される。ラインL22には、開閉弁V22と、その下流に流量調整器、例えばマスフローコントローラMFC11が設けられている。フッ素ガスは、マスフローコントローラMFC11により所定の流量に調整されてCVD反応チャンバ11内に導入される。
図3には、フッ素ガスと第2のガスとを事前に混合してからCVD反応チャンバ内に導入するシステムを示したが、フッ素ガスと第2のガスを、図1に示す装置のように、別々にCVD反応チャンバ内に導入するようにしてもよい。
以上説明した図1〜図3には、バッチ式の成膜装置を示したが、本発明は、上にも述べたように、枚葉式の成膜装置にも適用できることはいうまでもない。
かくして、本発明により石英または炭化シリコン上の窒化シリコン堆積物を選択的にクリーニング除去することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい
以下本発明を例により説明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。
例1
窒化シリコンの堆積したサンプルと石英サンプルを収容したCVD反応チャンバ内に、フッ素ガスと一酸化窒素ガスを導入し、以下の条件でクリーニングを実施した。
フッ素ガス流量:500sccm
一酸化窒素ガス流量:200sccm
窒素ガス流量:300sccm
CVD反応チャンバ内圧力:50Torr
クリーニング温度:200℃。
その結果、窒化シリコンのエッチング速度は、3500Å/分であり、石英のエッチング速度は220Å/分であった。本実施例において、窒化シリコン膜の、石英に対するエッチング速度の選択比は、約16であり、選択的に窒化シリコンのクリーニングが達成されたことがわかる。
例2
窒化シリコンの堆積したサンプルと石英サンプルを収容したCVD反応チャンバ内に、フッ素ガスと一酸化窒素ガスを導入し、CVD反応チャンバ内圧力を50Torrに設定し、フッ素ガス流量と、全ガス流量をそれぞれ、500sccm、1000sccmに設定してクリーニングを行った。その際、クリーニング温度を100℃から600℃の範囲内で変化させた。また、一酸化窒素ガスの流量も、100sccmから200sccmの範囲で変化させた。全ガス流量で1000sccmに足りない分は、窒素ガスで補足した。結果を図4に示す。図4において、線aは、NO/F2流量比が0.2である場合、線bはNO/F2流量比が0.4である場合の結果をそれぞれ示す。
図4に示す結果から、クリーニング温度が100℃から400℃までの範囲において、各NO/F2流量比における最大のエッチング速度選択比(窒化シリコン(図4においてSiNで表示)/石英)が得られることがわかる。
例3
窒化シリコンの堆積したサンプルと石英サンプルを収容したCVD反応チャンバ内に、フッ素ガスと一酸化窒素ガスを導入し、CVD反応チャンバ内圧力を50Torrに設定し、クリーニング温度を200℃に設定し、一酸化窒素ガス流量と全ガス流量をそれぞれ200sccm、1000sccmに設定してクリーニングを行った。その際、フッ素ガス流量を100sccmから500sccmの範囲内で変化させた。全ガス流量で1000sccmに足りない分は、窒素ガスで補足した。結果を図5に示す。図5において、斜線を付した棒グラフは、窒化シリコンのエッチング速度を示し、白抜き棒グラフは石英のエッチング速度を示し、線aは、エッチング選択比(窒化シリコン/石英)を示す。
図5に示す結果から、一酸化窒素ガス/フッ素ガス流量比が2に近づくにつれエッチング速度およびエッチング選択比が低下することがわかる。窒化シリコン堆積物を、石英部材より速くクリーニングするためには、一酸化窒素ガス/フッ素ガス流量比が2より小さくなくてはならないことがわかる。
例4
窒化シリコンの堆積したサンプルと石英サンプルを収容したCVD反応チャンバ内に、フッ素ガスと一酸化窒素ガスを導入し、CVD反応チャンバ内圧力を50Torrに設定し、クリーニング温度を200℃に設定した。その際、フッ素ガス流量を500sccmに設定し、一酸化窒素ガス流量を0sccmから200sccmの範囲で変化させた。全ガス流量を1000sccmに保つため、不足分のガス流量は窒素ガスで補足した。エッチング速度の結果を図6に、窒化シリコンのエッチング速度の、石英に対する選択比の結果を図7に示す。図6において、線aは、石英についての結果を、線bは、窒化シリコンについての結果を示す。
図6に示す結果から、一酸化窒素ガスを添加することにより、石英のエッチング速度を一定に保ったまま、窒化シリコンのエッチング速度を高めるできることがわかる。さらに、窒化シリコンのエッチング速度は、一酸化窒素ガスの添加量に対し、飽和する傾向があり、一酸化窒素ガス/フッ素ガス流量比が0.01以上で効果が現れていることがわかる。さらに、図7に示す結果から、一酸化窒素ガス/フッ素ガス流量比が0.01以上で窒化シリコン(図7において、SiNで表示)のエッチング速度が石英のエッチング速度より大きくなっていることがわかる。
例5
窒化シリコンの堆積したサンプルと、石英サンプルと、炭化シリコンサンプルを収容したCVD反応チャンバ内に、フッ素ガスと第2のガス(一酸化窒素ガス)と窒素ガスを50/1/49の流量比で供給し、反応チャンバ内圧力を50Torrに維持しながら、温度300℃で各サンプルのエッチング速度を測定した。結果を以下に示す。
炭化シリコンのエッチング速度: 50Å/分
石英のエッチング速度: 90Å/分
窒化シリコンのエッチング速度: 380Å/分。
比較のため、第2のガス(一酸化窒素ガス)の添加を行わず、フッ素ガスと窒素ガスを50/50の流量比で供給し、反応チャンバ内圧力を50Torrに維持しながら、温度300℃で各サンプルのエッチング速度を測定した結果を以下に示す。
炭化シリコンのエッチング速度: 6Å/分
石英のエッチング速度: 14Å/分
窒化シリコンのエッチング速度: 0Å/分。
この結果から、クリーニングガスとしてフッ素ガスと一酸化窒素ガスを用いることにより、炭化シリコンあるいは酸化シリコン(石英)からなる構成部材上に堆積した窒化シリコンを高い選択比をもってクリーニング除去することができることが立証された。
例6
反応チャンバ内で、760Torrの圧力下、ステンレス鋼SS−316L試験片とニッケル試験片を200℃でそれぞれフッ素ガスとフッ化水素ガスの混合物(F2/HF体積比=50/50)またはフッ素ガスと一酸化窒素ガスとの混合物(F2/NO体積比=50/50)に所定時間暴露した。暴露後の試験片表面から、フッ素の浸透深さをオージェ電子分光法により求め、得られた深さと暴露時間から、各試験片の各混合ガスによる反応速度(mm/年)を算出した。結果を下記表1に示す。
Figure 0004739709
表1に示す結果から、ステンレス鋼は、フッ素ガスとフッ化水素ガスとの混合ガスに対するよりもフッ素ガスと一酸化窒素ガスとの混合ガスに対し反応性に富むが、ニッケルは、フッ素ガスと一酸化窒素ガスとの混合ガスとほとんど反応しないことがわかる。
以上述べたように、本発明の方法によれば、成膜装置の構成部材に対する損傷を抑制して、高速、短時間に窒化シリコン堆積物をクリーニングすることができる。特に、クリーニング温度を100℃から400℃までの範囲に設定することにより、そのときに設定された流量条件において、最大の選択比を得ることができる。また、第2のガス/第1のガス流量比は選択比とエッチング速度に大きく影響し、流量比を0.01から2より小さい範囲に設定することにより、特に選択比が高く、高速度の窒化シリコン堆積物のクリーニングが実現できる。
クリーニングシステムを備えた成膜装置の一例を示すブロック図。 クリーニングシステムを備えた成膜装置の他の例を示すブロック図。 クリーニングシステムを備えた成膜装置のさらに他の例を示すブロック図。 窒化シリコンの石英に対するエッチング選択比の温度依存性を示すグラフ。 窒化シリコンおよび石英のエッチング速度と選択比の一酸化窒素/フッ素ガス流量比依存性を示すグラフ。 窒化シリコンおよび石英のエッチング速度の一酸化窒素/フッ素ガス流量比依存性を示すグラフ。 窒化シリコンの石英に対するエッチング選択比の一酸化窒素/フッ素ガス流量比依存性を示すグラフ。
符号の説明
10,20…クリーニングシステムを備えた成膜装置、11…CVD反応チャンバ、12…第1のガス供給源、13…第2のガス供給源、14…不活性ガス供給源、15…廃ガス処理装置、21…フッ化水素ガス供給源、22…フッ素ガス製造機、111…プロセスチューブ、112…半導体基板支持台、113a,113b…半導体基板支持ロッド(ボート)、114…加熱器、L11〜L14、L21,L22…ガス供給ライン、V11〜V13,V21〜V22…開閉弁、PG…圧力センサー、MFC11〜MFC13…マスフローコントローラ、BV1…バタフライ弁、PM…真空

Claims (5)

  1. 薄膜の形成に使用した後の成膜装置の構成部材に堆積したシリコン系堆積物の少なくとも一部を、フッ素ガスからなる第1のガスと、一酸化窒素ガスからなる第2のガスと、不活性希釈ガスとからなるクリーニングガスにより除去するための成膜装置のクリーニング方法であって、前記成膜装置内に、前記第1のガスと前記第2のガスと前記不活性希釈ガスとを導入することによって前記クリーニングガスを前記成膜装置内に導入すること、および前記構成部材を100℃から400℃までの温度に加熱することを包含し、前記構成部材が石英または炭化シリコンで形成され、且つ前記シリコン系堆積物が窒化シリコンを含むものであることと、前記第1のガスに対する第2のガスの流量比が0.01以上で且つ2未満の範囲に設定されることを特徴とする成膜装置のクリーニング方法。
  2. 前記第1のガスを前記成膜装置に付設されたフッ化水素の電気分解装置から供給することを特徴とする請求項1に記載のクリーニング方法。
  3. 前記成膜装置が、ステンレス鋼からなる配管を備え、該配管の内面が、ニッケル、アルミニウムまたはアルミナでコートされていることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載のクリーニング方法。
  4. 前記成膜装置が、ニッケルまたはアルミニウムからなる配管を備えることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載のクリーニング方法。
  5. 前記構成部材を400℃を超える温度に加熱して前記シリコン系堆積物を前記構成部材との界面近傍までクリーニング除去した後、温度を低下させ、100℃から400℃間での温度でクリーニングを完成させることによってクリーニングを行うことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載のクリーニング方法。
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