JP2002100618A - 半導体製造装置のクリーニングガス及びクリーニング方法 - Google Patents

半導体製造装置のクリーニングガス及びクリーニング方法

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JP2002100618A JP2001189388A JP2001189388A JP2002100618A JP 2002100618 A JP2002100618 A JP 2002100618A JP 2001189388 A JP2001189388 A JP 2001189388A JP 2001189388 A JP2001189388 A JP 2001189388A JP 2002100618 A JP2002100618 A JP 2002100618A
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cleaning gas
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JP2001189388A
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Hiromoto Ono
博基 大野
Shuji Yoshida
修二 吉田
Toshio Oi
敏夫 大井
Manabu Ohira
学 大平
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Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エッチング速度に優れ、クリーニング効率が
高くかつコストパフォーマンスに優れたクリーニングガ
ス及びクリーニング方法、並びに半導体デバイスの製造
方法を提供する。 【解決手段】 SF6、F2及び不活性ガスを特定の比率
で混合したクリーニングガス、SF6、F2、酸素含有ガ
ス及び不活性ガスを特定の比率で混合したクリーニング
ガスを用いる半導体製造装置のクリーニングガス及びク
リーニング方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体またはTF
T液晶素子を製造するための成膜装置またはエッチング
装置において、珪素、窒化珪素、酸化珪素、タングステ
ン等を成膜する際やエッチングする際に装置内に堆積し
た不要の堆積物をクリーニングするためのクリーニング
ガス及びクリーニング方法、並びに半導体デバイスの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体またはTFT液晶素子を製造する
ための成膜装置またはエッチング装置において、珪素、
窒化珪素、酸化珪素、タングステン等を成膜する際やエ
ッチングする際に装置内に堆積した堆積物は、パーティ
クル発生の原因となり、良質な膜等を製造することが困
難になるため、これらの堆積物を随時クリーニングする
必要がある。
【0003】従来、半導体製造装置の堆積物を除去する
方法としては、NF3、CF4、C26等のフッ素系エッ
チングガスより励起されたプラズマを用いて堆積物をエ
ッチングする方法が使用されている。しかしながら、N
3を使用する方法は、NF3が高価であり、また毒性が
高いという問題があり、CF4、C26等のパーフルオ
ロカーボンを使用する方法は、エッチング速度が遅く、
クリーニング効率が低いという問題がある。
【0004】特開平8−60368号公報には、CF4
またはC26に、F2、ClF3、BrF3、BrF5のう
ち少なくとも1種以上のガスを1〜50体積%混合した
クリーニングガスを使用する方法が記載されている。ま
た、特開平10−72672号公報には、不活性なキャ
リアガスで希釈したF2をクリーニングガスとして用い
る方法が記載されている。しかしながら、これらの方法
は、NF3をクリーニングガスとして使用する方法より
もエッチング速度が遅く、クリーニング効率が低いとい
う問題がある。
【0005】特開平3−146681号公報には、エッ
チング速度を向上させるために、NF3にF2、Cl2
フッ化ハロゲンのうち少なくとも1種類のガスを0.0
5〜20vol%混合したクリーニング用混合ガス組成
物が記載されている。また、ClF3等のフッ化ハロゲ
ンをクリーニングガスとして使用するプラズマレスクリ
ーニング方法も知られている。しかしながら、フッ化ハ
ロゲンは非常に高価であり、さらに、反応性が非常に高
いため、クリーニング効率には優れるものの、取り扱い
に細心の注意が必要である。また、フッ化ハロゲンは半
導体製造装置内の装置材料を損傷する恐れがあるため、
CVD装置等の一部の装置以外には使用できないという
問題がある。
【0006】すなわち、従来知られているクリーニング
ガスは、 (1)クリーニング効率の高いガスは高価である (2)毒性がある (3)一部の装置以外には使用できない 等の問題があり、また、安価なクリーニングガスはエッ
チング速度が遅く、クリーニング効率が悪いという問題
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような背
景の下になされたものであって、本発明はエッチング速
度に優れ、クリーニング効率が高く、かつコストパフォ
ーマンスに優れたクリーニングガス及びクリーニング方
法、並びに半導体デバイスの製造方法を提供することを
課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の課
題を解決すべく鋭意検討した結果、SF6、F2及び不活
性ガスを特定の比率で混合したクリーニングガス、SF
6、F2、酸素含有ガス及び不活性ガスを特定の比率で混
合したクリーニングガスは、著しくエッチング速度が向
上し、クリーニング効率が上昇することを見いだし、本
発明を完成するに至った。本発明は、以下の(1)〜
(30)に示される半導体製造装置のクリーニングガス
及びクリーニング方法、並びに半導体デバイスの製造方
法である。
【0009】(1)半導体製造装置の堆積物を除去する
ためのクリーニングガスにおいて、SF6、F2及び不活
性ガスを含有することを特徴とする半導体製造装置のク
リーニングガス。 (2)不活性ガスが、He、Ne、Ar、Xe、Kr及
びN2からなる群から選ばれる少なくとも1種のガスで
ある上記(1)に記載の半導体製造装置のクリーニング
ガス。 (3)不活性ガスが、He、Ar及びN2からなる群か
ら選ばれる少なくとも1種のガスである上記(2)に記
載の半導体製造装置のクリーニングガス。 (4)SF6、F2及び不活性ガスの混合比が、SF6
1としたときの体積比で、F2が0.01〜5、不活性
ガスが0.01〜500である上記(1)〜(3)のい
ずれかに記載の半導体製造装置のクリーニングガス。 (5)SF6、F2及び不活性ガスの混合比が、SF6
1としたときの体積比で、F2が0.1〜1.5、不活
性ガスが0.1〜30である上記(4)に記載の半導体
製造装置のクリーニングガス。 (6)パーフルオロカーボン、ハイドロフルオロカーボ
ン、NF3、パーフルオロエーテル、ハイドロフルオロ
エーテルからなる群から選ばれる少なくとも1種のガス
を含有する上記(1)〜(5)のいずれかに記載の半導
体製造装置のクリーニングガス。 (7)前記パーフルオロカーボン及びハイドロフルオロ
カーボンは炭素数が1〜4であり、パーフルオロエーテ
ル及びハイドロフルオロエーテルは炭素数が2〜4であ
る上記(6)に記載の半導体製造装置のクリーニングガ
ス。
【0010】(8)半導体製造装置の堆積物を除去する
ためのクリーニングガスにおいて、SF6、F2、酸素含
有ガス及び不活性ガスを含有することを特徴とする半導
体製造装置のクリーニングガス。 (9)酸素含有ガスが、O2、O3、N2O、NO、N
2、CO及びCO2からなる群から選ばれる少なくとも
1種のガスである上記(8)に記載の半導体製造装置の
クリーニングガス。 (10)酸素含有ガスが、O2ガス及び/またはN2Oガ
スである上記(9)に記載の半導体製造装置のクリーニ
ングガス。 (11)不活性ガスが、He、Ne、Ar、Xe、Kr
及びN2からなる群から選ばれる少なくとも1種のガス
である上記(8)〜(10)に記載の半導体製造装置の
クリーニングガス。 (12)不活性ガスが、He、Ar及びN2からなる群
から選ばれる少なくとも1種のガスである上記(11)
に記載の半導体製造装置のクリーニングガス。 (13)SF6、F2、酸素含有ガス及び不活性ガスの混
合比が、SF6を1としたときの体積比で、F2が0.0
1〜5、酸素含有ガスが0.01〜5、不活性ガスが
0.01〜500である上記(8)〜(12)のいずれ
かに記載の半導体製造装置のクリーニングガス。 (14)SF6、F2、酸素含有ガス及び不活性ガスの混
合比が、SF6を1としたときの体積比で、F2が0.1
〜1.5、酸素含有ガスが0.1〜1.5、不活性ガス
が0.1〜30である上記(13)に記載の半導体製造
装置のクリーニングガス。 (15)パーフルオロカーボン、ハイドロフルオロカー
ボン、NF3、パーフルオロエーテル、ハイドロフルオ
ロエーテルからなる群から選ばれる少なくとも1種のガ
スを含有する上記(8)〜(14)のいずれかに記載の
半導体製造装置のクリーニングガス。 (16)前記パーフルオロカーボン及びハイドロフルオ
ロカーボンは炭素数が1〜4であり、パーフルオロエー
テル及びハイドロフルオロエーテルは炭素数が2〜4で
ある上記(15)に記載の半導体製造装置のクリーニン
グガス。
【0011】(17)上記(1)〜(7)のいずれかに
記載のクリーニングガスを使用することを特徴とする半
導体製造装置のクリーニング方法。 (18)上記(1)〜(7)のいずれかに記載のクリー
ニングガスを励起してプラズマを生成させ、該プラズマ
中で半導体製造装置の堆積物のクリーニングを行う上記
(17)に記載の半導体製造装置のクリーニング方法。 (19)プラズマの励起源がマイクロ波である上記(1
8)に記載の半導体製造装置のクリーニング方法。 (20)上記(1)〜(7)のいずれかに記載のクリー
ニングガスを50〜500℃の温度範囲で使用する上記
(17)〜(19)のいずれかに記載の半導体製造装置
のクリーニング方法。 (21)上記(1)〜(7)のいずれかに記載のクリー
ニングガスを200〜500℃の温度範囲でプラズマレ
スで使用する上記(17)に記載の半導体製造装置のク
リーニング方法。 (22)上記(8)〜(16)のいずれかに記載のクリ
ーニングガスを使用することを特徴とする半導体製造装
置のクリーニング方法。 (23)上記(8)〜(16)のいずれかに記載のクリ
ーニングガスを励起してプラズマを生成させ、該プラズ
マ中で半導体製造装置の堆積物のクリーニングを行う上
記(22)に記載の半導体製造装置のクリーニング方
法。 (24)プラズマの励起源がマイクロ波である上記(2
3)に記載の半導体製造装置のクリーニング方法。
【0012】(25)上記(8)〜(16)のいずれか
に記載のクリーニングガスを50〜500℃の温度範囲
で使用する上記(22)〜(24)のいずれかに記載の
半導体製造装置のクリーニング方法。 (26)上記(8)〜(16)のいずれかに記載のクリ
ーニングガスを200〜500℃の温度範囲でプラズマ
レスで使用する上記(22)に記載の半導体製造装置の
クリーニング方法。 (27)クリーニングガスとして、SF6、F2及び不活
性ガスを含有するガスを用いるクリーニング工程と、ク
リーニング工程から排出されるフッ素化合物を含有する
ガスを分解する分解工程を有することを特徴とする半導
体デバイスの製造方法。 (28)前記フッ素化合物が、F2、HF、SiF4、S
6、SF4、SOF2、SO22、NF3及びWF6から
なる群から選ばれる少なくとも1種の化合物である上記
(27)に記載の半導体デバイスの製造方法。 (29)SF6、F2、酸素含有ガス及び不活性ガスを含
有するクリーニングガスを用いるクリーニング工程と、
該クリーニング工程から排出されるフッ素化合物を含有
するガスを分解する分解工程を有することを特徴とする
半導体デバイスの製造方法。 (30)前記フッ素化合物が、F2、HF、SiF4、S
6、SF4、SOF2、SO22、NF3及びWF6から
なる群から選ばれる少なくとも1種の化合物である上記
(29)に記載の半導体デバイスの製造方法。
【0013】すなわち、本発明は「SF6、F2及び不活
性ガスを含有することを特徴とする半導体製造装置のク
リーニングガス」、「SF6、F2、酸素含有ガス及び不
活性ガスを含有することを特徴とする半導体製造装置の
クリーニングガス」、「SF 6、F2及び不活性ガスを含
有するクリーニングガスを使用することを特徴とする半
導体製造装置のクリーニング方法」、「SF6、F2、酸
素含有ガス及び不活性ガスを含有するクリーニングガス
を使用することを特徴とする半導体製造装置のクリーニ
ング方法」、「クリーニングガスとして、SF6、F2
び不活性ガスを含有するクリーニングガスを用いるクリ
ーニング工程と、該クリーニング工程から排出されるフ
ッ素化合物を含有するガスを分解する分解工程を有する
ことを特徴とする半導体デバイスの製造方法」及び「ク
リーニングガスとして、SF6、F2、酸素含有ガス及び
不活性ガスを含有するクリーニングガスを用いるクリー
ニング工程と、該クリーニング工程から排出されるフッ
素化合物を含有するガスを分解する分解工程を有するこ
とを特徴とする半導体デバイスの製造方法」などに関す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳しく説明
する。本発明の半導体製造装置のクリーニングガスは、
SF6、F2及び不活性ガスを含有することを特徴とす
る。不活性ガスとしては、He、Ne、Ar、Xe、K
r及びN2からなる群から選ばれる少なくとも1種のガ
スを用いることができ、これらのうち、He、Ar及び
2からなる群から選ばれる少なくとも1種のガスを用
いると、クリーニングガスのエッチング速度が優れ、か
つコストパフォーマンスに優れ好ましい。
【0015】本発明の、SF6、F2及び不活性ガスを含
有するクリーニングガスの混合比は、SF6を1とした
ときの体積比で、F2が0.01〜5であり、好ましく
は0.1〜1.5である。また、不活性ガスが0.01
〜500であり、好ましくは0.1〜300であり、さ
らに好ましくは0.1〜30である。SF6及びF2は活
性なガスであり、なるべく多い方が好ましいが、プラズ
マ中でさらに活性化させて用いるとプラズマ雰囲気にあ
る装置材料の損傷を招く恐れがあり、添加量が少なすぎ
ると効果が少なく好ましくない。また、これらのガスを
混合する場合は、半導体製造装置内または半導体製造装
置に至る配管中で混合してもよいが、予めボンベ内で混
合してもよい。
【0016】本発明の、SF6、F2及び不活性ガスを含
有するクリーニングガスは、SF6、F2及び不活性ガス
からなる混合ガスに、パーフルオロカーボン、ハイドロ
フルオロカーボン、NF3、パーフルオロエーテル、ハ
イドロフルオロエーテルからなる群から選ばれる少なく
とも1種のガスを含有してもよい。パーフルオロカーボ
ン及びハイドロフルオロカーボンは炭素数が1〜4の化
合物であり、パーフルオロカーボンの飽和化合物として
は、CF4、C26、C38、不飽和化合物としては、
24、C36、C46、ハイドロフルオロカーボンと
してはCHF 3、C224が例示できる。また、パーフ
ルオロエーテル及びハイドロフルオロエーテルは炭素数
が2〜4の化合物であり、パーフルオロエーテルとして
は、CF3OCF3、CF3OCF2CF3、ハイドロフル
オロエーテルとしては、CHF2OCHF2、CHF2
CH2CF3が例示できる。パーフルオロカーボン等のガ
スの混合割合は、SF6、F2及び不活性ガスからなる混
合ガスを1としたときの体積比で0.01〜1の範囲で
あり、好ましくは0.01〜0.5であり、さらに好ま
しくは0.01〜0.2である。
【0017】本発明の、SF6、F2及び不活性ガスを含
有する半導体製造装置のクリーニングガスは、低エネル
ギーレベルで解離して活性種を生成するF2ガスが混合
されていることによって、従来から使用されているCF
4あるいはC26等のクリーニングガスまたはエッチン
グガスを上回る効果を発現する。F2混合による相乗効
果は、低エネルギーレベルで生成した活性種が未解離の
分子に連鎖的に作用し、解離を促進するためであると推
測される。
【0018】また、本発明の半導体製造装置のクリーニ
ングガスは、SF6、F2、酸素含有ガス及び不活性ガス
を含有することを特徴とする。酸素含有ガスとしては、
2、O3、N2O、NO、NO2、CO及びCO2からな
る群から選ばれる少なくとも1種のガスを用いることが
でき、これらのうち、O2ガス及び/またはN2Oガスを
用いると、クリーニングガスのエッチング速度が優れ、
かつコストパフォーマンスに優れ好ましい。
【0019】不活性ガスとしては、He、Ne、Ar、
Xe、Kr及びN2からなる群から選ばれる少なくとも
1種のガスを用いることができ、これらのうち、He、
Ar及びN2からなる群から選ばれる少なくとも1種の
ガスを用いると、クリーニングガスのエッチング速度が
優れ、かつコストパフォーマンスに優れ好ましい。
【0020】本発明の、SF6、F2、酸素含有ガス及び
不活性ガスを含有するクリーニングガスの混合比は特に
制限はないが、SF6を1としたときの体積比で、通
常、F2が0.01〜5であり、好ましくは0.1〜
1.5である。酸素含有ガスが0.01〜5であり、好
ましくは0.1〜1.5である。また、不活性ガスが
0.01〜500であり、好ましくは0.1〜300で
あり、さらに好ましくは0.1〜30である。SF6
2及び酸素含有ガスは半導体または液晶製造用ガスと
しては活性なガスであり、なるべく多い方が好ましい
が、プラズマ中でさらに活性化させて用いるとプラズマ
雰囲気にある装置材料の損傷を招く恐れがあり、添加量
が少なすぎると効果が少なく好ましくない。また、これ
らのガスを混合する方法としては、半導体製造装置内ま
たは半導体製造装置に至る配管中で混合してもよいが、
予めボンベ内で混合してもよい。
【0021】本発明の、SF6、F2、酸素含有ガス及び
不活性ガスを含有するクリーニングガスは、パーフルオ
ロカーボン、ハイドロフルオロカーボン、NF3、パー
フルオロエーテル及びハイドロフルオロエーテルからな
る群から選ばれる少なくとも1種のガスを含有してもよ
い。パーフルオロカーボン及びハイドロフルオロカーボ
ンは炭素数が1〜4の化合物であり、パーフルオロカー
ボンの飽和化合物としては、CF4、C26、C38
不飽和化合物としては、C24、C36、C4 6、ハイ
ドロフルオロカーボンとしてはCHF3、C224が例
示できる。また、パーフルオロエーテル及びハイドロフ
ルオロエーテルは炭素数が2〜4の化合物であり、パー
フルオロエーテルとしては、CF3OCF3、CF3OC
2CF3、ハイドロフルオロエーテルとしては、CHF
2OCHF2、CHF2OCH2CF 3が例示できる。パー
フルオロカーボン等のガスの混合割合は、SF6、F2
酸素含有ガス及び不活性ガスからなる混合ガスを1とし
たときの体積比で0.01〜1の範囲であり、好ましく
は0.01〜0.5であり、さらに好ましくは0.01
〜0.2である。
【0022】本発明の、SF6、F2、酸素含有ガス及び
不活性ガスを含有する半導体製造装置のクリーニングガ
スは、 (1)低エネルギーレベルで解離して活性種を生成する
2ガスが混合されていること (2)活性種の生成、維持に有効な酸素原子を含有して
いること によって、従来から使用されているCF4あるいはC2
6等のクリーニングガスまたはエッチングガスを上回る
効果を発現する。F2混合による相乗効果は、低エネル
ギーレベルで生成した活性種が未解離の分子に連鎖的に
作用し、解離を促進するためであると推測される。ま
た、酸素混合による相乗効果は、生成した活性種の活性
維持と再結合による失活を防止するためであると推測さ
れる。
【0023】本発明のクリーニングガスを使用して半導
体製造装置をクリーニングする場合は、プラズマ条件で
使用してもよいし、プラズマレス条件で使用してもよ
い。プラズマ条件で使用する場合、励起源は本発明のク
リーニングガスからプラズマが励起されるものであれば
特に限定されないが、マイクロ波励起源を用いるとクリ
ーニング効率がよく好ましい。また、本発明のクリーニ
ングガスを使用する温度範囲、圧力範囲はプラズマを生
成する範囲であれば特に限定されないが、温度範囲とし
ては、好ましくは50〜500℃の範囲、圧力範囲とし
ては、好ましくは1〜500Paの範囲がよい。
【0024】また、プラズマレス条件の場合、クリーニ
ングガスをチャンバー内に導入し、好ましくはチャンバ
ー内の圧力を1〜67Paの範囲に設定し、チャンバー
内及びクリーニングガスの少なくとも一部、あるいはど
ちらか一方を200〜500℃の範囲に加熱することに
より、クリーニングガスから反応性を有するフリーのフ
ッ素を発生させ、チャンバー及びその他の堆積物が蓄積
している領域から堆積物をエッチングして取り除くこと
により半導体製造装置をクリーニングすることができ
る。
【0025】図1は本発明のクリーニングガスを用いる
エッチング装置の1例を示したものである。クリーニン
グガスは、クリーニングガス導入口6から一定温度に設
定されたチャンバー1に導入され、その際マイクロ波プ
ラズマ励起源4により励起されてプラズマを生成する。
シリコンウェーハ2がエッチングされた後のガスはドラ
イポンプ5により排気され、排気ガスは含有するガスに
応じた分解剤を用いて無害化される。また、エッチング
後の堆積物はエッチングと同様の操作を繰り返すことに
よって効率的にチャンバーのクリーニングを行うことが
できる。
【0026】次に本発明の半導体デバイスの製造方法に
ついて説明する。前述のように、本発明に従えば、半導
体製造装置のクリーニングを効率よく行うことができ
る。しかしながら、本発明のクリーニングガスを用いる
クリーニング工程から排出されるガスは、クリーニング
ガスとして使用したSF6、F2の他に、HF、Si
4、SF4、SOF2、SO22、NF3及びWF6等の
フッ素化合物を含んでいる。SF6及びF2を含むこれら
の化合物は、そのまま大気中に排出されると地球温暖化
に対して影響が大きい化合物や、分解して酸性ガスを発
生する化合物であり、それぞれ完全に無害化する必要が
ある。本発明は半導体デバイスの製造方法において、半
導体製造装置のクリーニング工程と、該クリーニング工
程から排出されるフッ素化合物を含有するガスを分解す
る工程を含む半導体デバイスの製造方法を提供するもの
である。
【0027】半導体製造装置をクリーニングする工程
は、前述の方法を用いて効率的に行うことができる。ま
た、クリーニング工程から排出されるフッ素化合物を含
有するガスを分解する工程に用いる方法は特に制限はな
く、排出ガスに含まれる化合物の種類に応じて分解剤の
種類を適宜選択することができるが、フッ化水素やSO
X等は金属のフッ化物あるいは硫酸塩として固定化し、
炭素は二酸化炭素まで完全に分解してから排出すること
が好ましい。
【0028】
【実施例】以下に実施例及び比較例を用いて本発明をさ
らに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。 (実施例1〜3)図1に示した実験装置の装置内圧力が
300Paとなるように調整し、表1に示した組成のク
リーニングガスを、2.45GHz、500Wのマイク
ロ波プラズマ励起源により励起した後実験装置に導入
し、実験装置内においたシリコンウェーハをエッチング
した。5時間エッチングした時のシリコンウェーハの体
積減量から求めたエッチング速度を表1に示した。
【0029】
【表1】
【0030】(比較例1〜5)クリーニングガスを表2
に示す組成のガスに変えた以外は実施例1〜3と同様に
してクリーニングガスのエッチング速度を求めた。
【0031】
【表2】 表2に示した、Heと混合したクリーニングガスのう
ち、NF3を用いた場合が最もエッチング速度が速かっ
た。
【0032】(比較例6〜8)クリーニングガスを表3
に示す組成のガスに変えた以外は実施例1〜3と同様に
してエッチング速度を求めた。
【0033】
【表3】 比較例6〜8に示した混合ガスのエッチング速度は、い
ずれも実施例1〜3に示した本発明のクリーニングガス
より遅かった。
【0034】(比較例9〜11)クリーニングガスを表
4に示す組成のガスに変えた以外は実施例1〜3と同様
にしてエッチング速度を求めた。
【0035】
【表4】 比較例9〜11に示した混合ガスのエッチング速度は、
いずれも実施例1〜3に示した本発明のクリーニングガ
スより遅かった。
【0036】(比較例12〜14)クリーニングガスを
表5に示す組成のガスに変えた以外は実施例1〜3と同
様にしてエッチング速度を求めた。
【0037】
【表5】 比較例12〜14に示した混合ガスのエッチング速度
は、いずれも実施例1〜3に示した本発明のクリーニン
グガスより遅かった。
【0038】(比較例15)クリーニングガスを表6に
示す組成のガスに変えた以外は実施例1〜3と同様にし
てエッチング速度を求めた。
【0039】
【表6】 比較例1に対し、NF3の濃度を10倍にしたところ、
エッチング速度も10倍になることが分かった。
【0040】(実施例4)クリーニングガスを表7に示
す組成のガスに変えた以外は実施例1〜3と同様にして
本発明のクリーニングガスのエッチング速度を求めた。
【0041】
【表7】 実施例4に示した本発明のクリーニングガスのエッチン
グ速度は、比較例15に示したNF3より優れていた。
【0042】(実施例5)シリコンウェーハに変えて、
アモルファスシリコン等が堆積した石英片のクリーニン
グを行った。実施例1で用いたクリーニングガスを、
2.45GHz、500wのマイクロ波プラズマ励起源
により励起した後、実験装置内圧力が300Paとなる
ように調整してチャンバー内に導入し、1時間クリーニ
ングした後、石英片を取り出したところ、堆積物は完全
に除去されたことを確認した。
【0043】(実施例6〜8)図1に示した実験装置の
装置内圧力が300Paとなるように調整し、表8に示
した組成のクリーニングガスを、2.45GHz、50
0Wのマイクロ波プラズマ励起源により励起した後、実
験装置に導入し、実験装置内においたシリコンウェーハ
をエッチングした。エッチング処理後のシリコンウェー
ハの体積減量から求めたエッチング速度を表8に示し
た。
【0044】
【表8】
【0045】(比較例16〜18)クリーニングガスを
表9に示す組成のガスに変えた以外は実施例6〜8と同
様にしてエッチング速度を求めた。
【0046】
【表9】 比較例16〜18に示した混合ガスのエッチング速度
は、いずれも実施例6〜8に示した本発明のクリーニン
グガスより遅かった。
【0047】(実施例9)クリーニングガスを表10に
示す組成のガスに変えた以外は実施例6〜8と同様にし
て本発明のクリーニングガスのエッチング速度を求め
た。
【0048】
【表10】 実施例9に示した本発明のクリーニングガスのエッチン
グ速度は、比較例15に示したNF3より優れていた。
【0049】(実施例10)シリコンウェーハに変え
て、アモルファスシリコン、窒化珪素等が堆積した石英
片のクリーニングを行った。実施例6で用いたクリーニ
ングガスを、2.45GHz、500wのマイクロ波プ
ラズマ励起源により励起した後、実験装置内圧力が30
0Paとなるように調整してチャンバー内に導入し、ク
リーニングした後、石英片を取り出したところ、堆積物
は完全に除去されたことを確認した。
【0050】
【発明の効果】本発明の半導体製造装置のクリーニング
ガスはエッチング速度に優れ、効率的でコストパフォー
マンスに優れている。また本発明の半導体製造装置のク
リーニング方法によれば、半導体またはTFT液晶素子
を製造するための成膜装置またはエッチング装置におい
て、珪素、窒化珪素、酸化珪素、タングステン等を成膜
する際やエッチングする際に装置内に堆積した不要の堆
積物を効率的にクリーニングすることができ、本発明の
クリーニングガスを用いるクリーニング工程と、クリー
ニング工程から排出されるフッ素化合物を含有する排ガ
スを分解して無害化する工程を含む方法を用いれば、半
導体デバイスを効率的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のクリーニングガスを用いるエッチン
グ装置概略図である。
【符号の説明】
1 チャンバー 2 シリコンウェーハ 3 サンプル台 4 マイクロ波プラズマ励起源 5 ドライポンプ 6 クリーニングガス導入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大井 敏夫 神奈川県川崎市川崎区扇町5−1 昭和電 工株式会社川崎生産・技術統括部内 (72)発明者 大平 学 神奈川県川崎市川崎区扇町5−1 昭和電 工株式会社内 Fターム(参考) 4K030 BA20 BA29 BA40 BA44 DA06 LA15 LA18 5F004 AA15 DA00 DA17 DA18 DA20 DA22 DA23 DA25 DA26 DA27 DA28 5F045 AC02 AC11 AC15 AC16 AC17 AD06 AD07 AD08 BB08 BB14 EB06

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体製造装置の堆積物を除去するため
    のクリーニングガスにおいて、SF6、F2及び不活性ガ
    スを含有することを特徴とする半導体製造装置のクリー
    ニングガス。
  2. 【請求項2】 不活性ガスが、He、Ne、Ar、X
    e、Kr及びN2からなる群から選ばれる少なくとも1
    種のガスである請求項1に記載の半導体製造装置のクリ
    ーニングガス。
  3. 【請求項3】 不活性ガスが、He、Ar及びN2から
    なる群から選ばれる少なくとも1種のガスである請求項
    2に記載の半導体製造装置のクリーニングガス。
  4. 【請求項4】 SF6、F2及び不活性ガスの混合比が、
    SF6を1としたときの体積比で、F2が0.01〜5、
    不活性ガスが0.01〜500である請求項1〜3のい
    ずれかに記載の半導体製造装置のクリーニングガス。
  5. 【請求項5】 SF6、F2及び不活性ガスの混合比が、
    SF6を1としたときの体積比で、F2が0.1〜1.
    5、不活性ガスが0.1〜30である請求項4に記載の
    半導体製造装置のクリーニングガス。
  6. 【請求項6】 パーフルオロカーボン、ハイドロフルオ
    ロカーボン、NF3、パーフルオロエーテル、ハイドロ
    フルオロエーテルからなる群から選ばれる少なくとも1
    種のガスを含有する請求項1〜5のいずれかに記載の半
    導体製造装置のクリーニングガス。
  7. 【請求項7】 前記パーフルオロカーボン及びハイドロ
    フルオロカーボンは炭素数が1〜4であり、パーフルオ
    ロエーテル及びハイドロフルオロエーテルは炭素数が2
    〜4である請求項6に記載の半導体製造装置のクリーニ
    ングガス。
  8. 【請求項8】 半導体製造装置の堆積物を除去するため
    のクリーニングガスにおいて、SF6、F2、酸素含有ガ
    ス及び不活性ガスを含有することを特徴とする半導体製
    造装置のクリーニングガス。
  9. 【請求項9】 酸素含有ガスが、O2、O3、N2O、N
    O、NO2、CO及びCO2からなる群から選ばれる少な
    くとも1種のガスである請求項8に記載の半導体製造装
    置のクリーニングガス。
  10. 【請求項10】 酸素含有ガスが、O2ガス及び/また
    はN2Oガスである請求項9に記載の半導体製造装置の
    クリーニングガス。
  11. 【請求項11】 不活性ガスが、He、Ne、Ar、X
    e、Kr及びN2からなる群から選ばれる少なくとも1
    種のガスである請求項8〜10に記載の半導体製造装置
    のクリーニングガス。
  12. 【請求項12】 不活性ガスが、He、Ar及びN2
    らなる群から選ばれる少なくとも1種のガスである請求
    項11に記載の半導体製造装置のクリーニングガス。
  13. 【請求項13】 SF6、F2、酸素含有ガス及び不活性
    ガスの混合比が、SF6を1としたときの体積比で、F2
    が0.01〜5、酸素含有ガスが0.01〜5、不活性
    ガスが0.01〜500である請求項8〜12のいずれ
    かに記載の半導体製造装置のクリーニングガス。
  14. 【請求項14】 SF6、F2、酸素含有ガス及び不活性
    ガスの混合比が、SF6を1としたときの体積比で、F2
    が0.1〜1.5、酸素含有ガスが0.1〜1.5、不
    活性ガスが0.1〜30である請求項13に記載の半導
    体製造装置のクリーニングガス。
  15. 【請求項15】 パーフルオロカーボン、ハイドロフル
    オロカーボン、NF 3、パーフルオロエーテル、ハイド
    ロフルオロエーテルからなる群から選ばれる少なくとも
    1種のガスを含有する請求項8〜14のいずれかに記載
    の半導体製造装置のクリーニングガス。
  16. 【請求項16】 前記パーフルオロカーボン及びハイド
    ロフルオロカーボンは炭素数が1〜4であり、パーフル
    オロエーテル及びハイドロフルオロエーテルは炭素数が
    2〜4である請求項15に記載の半導体製造装置のクリ
    ーニングガス。
  17. 【請求項17】 請求項1〜7のいずれかに記載のクリ
    ーニングガスを使用することを特徴とする半導体製造装
    置のクリーニング方法。
  18. 【請求項18】 請求項1〜7のいずれかに記載のクリ
    ーニングガスを励起してプラズマを生成させ、該プラズ
    マ中で半導体製造装置の堆積物のクリーニングを行う請
    求項17に記載の半導体製造装置のクリーニング方法。
  19. 【請求項19】 プラズマの励起源がマイクロ波である
    請求項18に記載の半導体製造装置のクリーニング方
    法。
  20. 【請求項20】 請求項1〜7のいずれかに記載のクリ
    ーニングガスを50〜500℃の温度範囲で使用する請
    求項17〜19のいずれかに記載の半導体製造装置のク
    リーニング方法。
  21. 【請求項21】 請求項1〜7のいずれかに記載のクリ
    ーニングガスを200〜500℃の温度範囲でプラズマ
    レスで使用する請求項17に記載の半導体製造装置のク
    リーニング方法。
  22. 【請求項22】 請求項8〜16のいずれかに記載のク
    リーニングガスを使用することを特徴とする半導体製造
    装置のクリーニング方法。
  23. 【請求項23】 請求項8〜16のいずれかに記載のク
    リーニングガスを励起してプラズマを生成させ、該プラ
    ズマ中で半導体製造装置の堆積物のクリーニングを行う
    請求項22に記載の半導体製造装置のクリーニング方
    法。
  24. 【請求項24】 プラズマの励起源がマイクロ波である
    請求項23に記載の半導体製造装置のクリーニング方
    法。
  25. 【請求項25】 請求項8〜16のいずれかに記載のク
    リーニングガスを50〜500℃の温度範囲で使用する
    請求項22〜24のいずれかに記載の半導体製造装置の
    クリーニング方法。
  26. 【請求項26】 請求項8〜16のいずれかに記載のク
    リーニングガスを200〜500℃の温度範囲でプラズ
    マレスで使用する請求項22に記載の半導体製造装置の
    クリーニング方法。
  27. 【請求項27】 クリーニングガスとして、SF6、F2
    及び不活性ガスを含有するガスを用いるクリーニング工
    程と、クリーニング工程から排出されるフッ素化合物を
    含有するガスを分解する分解工程を有することを特徴と
    する半導体デバイスの製造方法。
  28. 【請求項28】 前記フッ素化合物が、F2、HF、S
    iF4、SF6、SF4、SOF2、SO22、NF3及び
    WF6からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物
    である請求項27に記載の半導体デバイスの製造方法。
  29. 【請求項29】 SF6、F2、酸素含有ガス及び不活性
    ガスを含有するクリーニングガスを用いるクリーニング
    工程と、該クリーニング工程から排出されるフッ素化合
    物を含有するガスを分解する分解工程を有することを特
    徴とする半導体デバイスの製造方法。
  30. 【請求項30】 前記フッ素化合物が、F2、HF、S
    iF4、SF6、SF4、SOF2、SO22、NF3及び
    WF6からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物
    である請求項29に記載の半導体デバイスの製造方法。
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