JP4733501B2 - 流体機器設置装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水道管等の流体配管系の途中に、流体の運動エネルギーを利用して発電する発電設備や流体中の夾雑物を除去する夾雑物除去装置等の流体機器を設置する技術の改良に関する。
水道管等の流体配管系の途中に、例えば、流体機器の一例である発電設備の水車を設置するにあたって、従来では、主流配管路の途中にバイパス配管路を形成し、このバイパス配管路と主流配管路との接合箇所の各々に三方弁を設置するとともに、前記バイパス配管路を構成する上流側の流体管の連結フランジ部に対する第1連結フランジ部と下流側の流体管の連結フランジ部に対する第2連結フランジ部とを備え流体管内に、発電設備の水車を管軸芯周りで駆動回転自在に配置し、この水車の出力軸を流体管の管壁を貫通して外部に導出し、この出力軸の導出軸部を発電設備の発電機に連動連結して構成していた(特許文献1、2参照)。
特開2002−257024号公報 特開2003−254219号公報
従来の装置では、主流配管路の途中にバイパス配管路を形成し、かつ、各接続箇所に三方弁を設置する必要があるため、設備全体が大型化し、設備コストの高騰化を招来するとともに、バイパス配管路中の流体管内に配置された発電設備の水車を点検する場合、前記三方弁を閉止操作したのち、バイパス配管路を構成する上流側及び下流側の流体管の連結フランジ部から水車を設置してある流体管を取り外す必要があり、点検作業に多くの手数と時間を要する不都合がある。
本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、発電設備や夾雑物除去装置等の流体機器を設備面で有利に設置することができるとともに、保守点検作業も能率良く容易に行うことのできる流体機器設置装置を提供する点にある。
本発明による第の特徴構成は、上流側の流体管に外嵌状態で連通接続可能な第1接続管部及び下流側の流体管に外嵌状態で連通接続可能な第2接続管部を同軸芯状態で備えたハウジング内に、第1接続管部に連通する第1室と、第2接続管部に連通する第2室と、流体機器を配設可能な第3室とに区画形成する区画壁体を設け、この区画壁体に、第1室と第2室とを連通する第1連通口と、第1室と第3室とを連通する第2連通口と、第3室と第2室とを連通する第3連通口とを形成するとともに、前記第1連通口を開閉する管軸芯に対して交差する軸芯周りで回動操作可能な第1弁体と、前記第2連通口を開閉する管軸芯に対して交差する軸芯周りで回動操作可能な第2弁体と、前記第3連通口を開閉する管軸芯に対して交差する軸芯周りで回動操作可能な第3弁体とを備え、前記第1弁体を開閉操作する第1開閉操作系と、前記第2弁体及び前記第3弁体を開閉操作する第2開閉操作系とを備えた開閉操作手段からなる弁装置を設けて、前記第1開閉操作系を構成する前記第1弁体の回転中心位置に固定連結された弁回動軸に、前記第2開閉操作系を構成する前記第2弁体及び前記第3弁体の回転中心位置に固定連結された弁回動筒軸が、同芯状態で相対回転自在に外装されてなり、前記第1開閉操作系及び前記第2開閉操作系を用いた前記各弁体の開閉操作により、前記第2連通口及び第3連通口を遮断した状態で第1室に流入した流体を第2室に導く第1流動状態と、前記第1連通口を遮断した状態で第1室に流入した流体を第3室経由で第2室に導く第2流動状態と、少なくとも前記第1連通口及び第2連通口を遮断する流路遮断状態とに切換え可能に構成した点にある。
上記特徴構成によれば、流体配管系の途中に発電設備や夾雑物除去装置等の流体機器を設置する場合、上流側の流体管及び下流側の流体管に対して、区画壁体にて三つの室に区画形成されているハウジングの第1接続管部と及び第2接続管部を同軸芯状態で連通接続して、前記弁装置の開閉操作手段を操作して各弁体を第2流動状態に操作すると、区画壁体に形成されている第1室と第2室との第1連通口が遮断されるため、上流側の流体管から第1接続管部を通して第1室内に流入した流体が、区画壁体に形成されている第1室と第3室との第2連通口、第3室、区画壁体に形成されている第3室と第2室との第3連通口、第2室、第2接続管部を経由して下流側の流体管に流出し、第3室に配設された流体機器が稼働状態になる。
すなわち、開閉操作手段の第1開閉操作系を操作して第1弁体を閉弁作動させるとともに、第2開閉操作系を操作して第2・第3弁体を開弁作動させることにより、第1連通口を遮断した状態で第1室に流入した流体を第3室経由で第2室に導く第2流動状態に切換えることができる。
なお、弁装置は、第1連通口を開閉する管軸芯に対して交差する軸芯周りで回動操作可能な第1弁体と、第2連通口を開閉する管軸芯に対して交差する軸芯周りで回動操作可能な第2弁体と、第3連通口を開閉する管軸芯に対して交差する軸芯周りで回動操作可能な第3弁体とを備え、第1弁体を開閉操作する第1開閉操作系と、第2弁体及び第3弁体を開閉操作する第2開閉操作系とを備えた開閉操作手段とを備えて構成され、第1開閉操作系を構成する第1弁体の回転中心位置に固定連結された弁回動軸に、第2開閉操作系を構成する第2弁体及び第3弁体の回転中心位置に固定連結された弁回動筒軸が、同芯状態で相対回転自在に外装されている。
また、前記第3室に配設された流体機器の保守・点検作業を行う必要が生じた場合には、前記弁装置の開閉操作手段を操作して各弁体を第1流動状態に切換え操作すると、第1室と第3室との第2連通口及び第3室と第2室との第3連通口が遮断されるため、上流側の流体管から第1接続管部を通して第1室内に流入した流体がそのまま第1連通口、第2室、第2接続管部を通して下流側の流体管に流出し、流体の流れを確保したまま第3室に配設した流体機器の保守・点検作業を行うことができる。
すなわち、開閉操作手段の第1開閉操作系を操作して第1弁体を開弁作動させるとともに、第2開閉操作系を操作して第2及び第3弁体を閉弁作動させることにより、第2連通口及び第3連通口を遮断した状態で第1室に流入した流体をそのまま第2室に導く第1流動状態に切換えることができる。
更に、流体の流れを遮断する緊急事態が発生した場合には、前記弁装置の開閉操作手段を操作して各弁体を流路遮断状態に切換え操作すると、少なくとも第1室と第2室との第1連通口及び第1室と第3室との第2連通口が遮断されるため、上流側の流体管から下流側の流体管への流路が断たれることになる。
すなわち、開閉操作手段の第1開閉操作系を操作して第1弁体を閉弁作動させるとともに、第2開閉操作系を操作して第2・第3弁体を閉弁作動させることにより、各連通口を遮断する流路遮断状態に切換えることができる。
従って、発電設備の水車や夾雑物除去装置等の流体機器を設置する場合、従来のような大掛かりなバイパス管路を設ける必要がなく、三つの室と弁装置を備えたハウジングを流体配管系の途中に介装するだけで済むから、従来に比して設備の小型化と設備コストの低廉化を図ることができるとともに、流体機器の保守・点検作業も流体の流れを確保したまま能率良く容易に行うことができ、しかも、緊急時の遮断弁として兼用使用することができる。
本発明による第の特徴構成は、前記ハウジングに、両接続管部の管軸芯に対して交差方向の一側方に前記区画壁体の挿入口を形成してある弁箱と、該弁箱の挿入口を密閉する脱着可能な蓋体が備えられているとともに、前記区画壁体には、両接続管部間の管軸芯方向中間位置において第1室と第2室と間を管軸芯に対する交差方向に沿って区画形成する第1区画壁部と、蓋体側に第3室を現出する状態で第1・第2室と第3室との間を管軸芯方向に沿って区画形成する第2区画壁部が備えられている点にある。
上記特徴構成によれば、弁箱の挿入口に対して両接続管部の管軸芯に対する交差方向の一側方から区画壁体を挿入し、弁箱の挿入口を蓋体で密閉するだけで、挿入された区画壁体の第1区画壁部によって第1室と第2室と間を管軸芯に対する交差方向に沿って区画形成すると同時に、区画壁体の第2区画壁部によって第1・第2室と第3室との間を管軸芯方向に沿って区画形成することができる。しかも、この状態では第3室が蓋体側に現出されているため、蓋体を取り外すだけで第3室を大きく開口させることができ、この第3室に配設された流体機器の保守・点検作業を能率良く容易に行うことができる。
本発明による第の特徴構成は、前記ハウジングが、両接続管部の管軸芯に対する交差方向の一側方に区画壁体の挿入口を形成し、かつ、他側方に流体機器の装着口を形成してある弁箱と、該弁箱の挿入口を密閉する脱着可能な蓋体、及び弁箱の装着口を密閉する脱着可能な蓋体とから構成されているとともに、前記区画壁体には、両接続管部間の管軸芯方向中間位置において第1室と第2室との間を管軸芯に対する交差方向に沿って区画形成する第1区画壁部と、装着口用蓋体側に第3室を現出する状態で第1・第2室と第3室との間を管軸芯方向に沿って区画形成する第2区画壁部が備えられている点にある。
上記特徴構成によれば、弁箱の挿入口に対して両接続管部の管軸芯に対する交差方向の一側方から区画壁体を挿入し、弁箱の挿入口及び装着口をそれぞれ蓋体で密閉するだけで、挿入された区画壁体の第1区画壁部によって第1室と第2室と間を管軸芯に対する交差方向に沿って区画形成すると同時に、区画壁体の第2区画壁部によって第1・第2室と第3室との間を管軸芯方向に沿って区画形成することができる。しかも、この状態では第3室が装着口側に現出されているため、蓋体を取り外すだけで第3室を大きく開口させることができ、この第3室に配設された流体機器の保守・点検作業を能率良く容易に行うことができる。しかも、区画壁体を挿入するための挿入口と流体機器を装着するための装着口とが両接続管部の管軸芯に対する交差方向の両側方に分散形成されているため、流体機器の配置上の制約を軽減することができる。
本発明による第の特徴構成は、前記流体機器が、管内流体によって駆動回転される発電設備の水車から構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、上流側の流体管及び下流側の流体管に対して、ハウジングの第1接続管部及び第2接続管部を同軸芯状態で連通接続して、前記弁装置の開閉操作手段を操作して各弁体を第2流動状態に操作すると上流側の流体管から第1接続管部を通して第1室内に流入した流体が第3室経由で第2室、第2接続管部を通して下流側の流体管に流出し、第3室に配設された発電設備の水車が駆動回転し、流体の運動エネルギーが電機エネルギーとして取り出される。
また、前記第3室に配設された発電設備の水車の保守・点検作業を行う必要が生じた場合には、前記弁装置の開閉操作手段を操作して各弁体を第1流動状態に切換え操作すると、前記第3室との連通が遮断され、上流側の流体管から第1接続管部を通して第1室内に流入した流体がそのまま第2室、第2接続管部を通して下流側の流体管に流出し、流体の流れを確保したまま第3室に配設した水車の保守・点検作業を行うことができる。
本発明による第の特徴構成は、前記流体機器が、流体中の夾雑物を除去するためのフィルターを備えた夾雑物除去装置から構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、上流側の流体管及び下流側の流体管に対して、ハウジングの第1接続管部と及び第2接続管部を同軸芯状態で連通接続して、前記弁装置の開閉操作手段を操作して各弁体を第2流動状態に操作すると上流側の流体管から第1接続管部を通して第1室内に流入した流体が第3室経由で第2室、第2接続管部を通して下流側の流体管に流出し、第3室に配設された夾雑物除去装置により、流体中の夾雑物が除去される。
また、前記第3室に配設された夾雑物除去装置の保守・点検作業を行う必要が生じた場合には、前記弁装置の開閉操作手段を操作して各弁体を第1流動状態に切換え操作すると、前記第3室との連通が遮断され、上流側の流体管から第1接続管部を通して第1室内に流入した流体がそのまま第2室、第2接続管部を通して下流側の流体管に流出し、流体の流れを確保したまま第3室に配設した夾雑物除去装置の保守・点検作業を行うことができる。
〔第1実施形態〕
図1〜図7は、流体管の一例である地中埋設の既設水道管1の途中に設けた流体機器設置装置を示し、既設水道管1の切断除去予定箇所よりも少し広い領域を密封状態で囲繞する分割構造の作業用ハウジングを兼用構成する弁箱Aには、該弁箱A内において不断水状態のまま切断装置のホールソー(図示せず)で切断分離された上流側の残置管部(上流側流体管の一例)1Aに対して外嵌状態で連通接続可能な第1接続管部2と、下流側の残置管部(下流側流体管の一例)1Bに対して外嵌状態で連通接続可能な第2接続管部3とが同軸芯状態で固着されている。
前記弁箱Aは、図1〜図5に示すように、既設水道管1の切断除去予定管部及びそれの両側に連続する弁箱装着用の切断残置予定管部1A,1Bに対して密封状態で下方から覆う上向き開口の下部ケース4と、切断除去予定管部及び切断残置予定管部1Bに対して密封状態で上方から覆う下向き開口の上部ケース5と、両ケース4,5の上流側壁面に溶接等で固着される第1接続管部2の第1分割接続管体2A,2Bと、両ケース4,5の下流側壁面に溶接等で固着される第2接続管部3の第2分割接続管体3A,3Bとを備えている。
前記両ケース4,5の連結フランジ部4A,5A同士と第1分割接続管体2A,2Bの連結フランジ部2a,2b同士及び第2分割接続管体3A,3Bの連結フランジ部3a,3b同士は、既設水道管1の管軸芯Xを通る仮想水平面上の分割合わせ面において既設水道管1への装着時にボルト・ナットで一体化されているとともに、前記上部ケース5のうち、管軸芯Xに対して直交方向の一側である上部側には、切断装置のホールソー及び弁箱Aの内部空間を三つの室S1,S2,S3に区画形成する区画壁体6を上下方向から出し入れ可能な挿入口7が開口形成され、更に、前記上部ケース5の開口周縁に連設された連結フランジ部5Bには、前記挿入口7を密封する蓋体8が複数本のボルト9・ナット10を介して締め付け固定されている。
前記第1接続管部2の第1分割接続管体2A,2Bの先端部に形成された連結フランジ部2c及び第2接続管部3の第2分割接続管体3A,3Bの先端部に形成された連結フランジ部3cには、各接続管部2,3の先端側のテーパー状内周面と既設水道管1の外周面との間に介装された弾性シール材11を管軸芯X方向から圧縮する二分割構造の押輪12が複数本のボルト13・ナット14を介して締め付け固定されているとともに、前記押輪12の周方向複数箇所には、切断残置予定管部1A,1Bの外周面に対して径方向外方側から喰込み状態で圧接される抜止めボルト16が螺合されている。
前記区画壁体6は、第1接続管部2に連通する第1室S1と、該第1室S1及び第2接続管部3に連通する第2室S2と、第1・第2室S1,S2に連通しかつ流体機器の一例である発電設備Bの水車15を配設可能な第3室S3との三つの室に弁箱Aの内部空間を区画形成するものであり、この区画壁体6には、両接続管部2,3間の管軸芯X方向中間位置において第1室S1と第2室S2との間を管軸芯Xに対する直交方向(交差方向)、つまり、区画壁体6の挿入方向である上下方向に沿って区画形成する第1区画壁部6Aと、蓋体8側に第3室S3を現出する状態で第1・第2室S1,S2と第3室S3との間を管軸芯X方向に沿って水平に区画形成する第2区画壁部6Bが備えられている。
前記区画壁体6は、図1〜図5に示すように、管軸芯X方向視において正方形に近い縦長長方形状に形成された前記第1区画壁部6Aと、この第1区画壁部6Aの上辺長さを長径方向長さとする円形状の前記第2区画壁部6Bとを横断方向視において略Tの字状に一体形成して構成されているとともに、前記第1区画壁部6Aの厚みが、両切断残置管部1A,1Bの切断端面に触れない状態で挿入可能な寸法、つまり、両切断残置管部1A,1Bの切断端面間での最小切断幅(最小対向間隔)よりも小なる寸法に構成されている。
更に、前記区画壁体6の第1区画壁部6Aには、第1室S1と第2室S2とを水平方向で連通する第1連通口17が貫通形成され、前記区画壁体6の第2区画壁部6Bには、第1室S1と第3室S3とを上下方向で連通する第2連通口18と、第3室S3と第2室S2とを連通する第3連通口19とが貫通形成されているとともに、前記各連通口17,18,19を開閉する弁体21,22,23、つまり、第1連通口17を開閉する上下軸芯周りで回動操作可能な第1弁体21、第2連通口18を開閉する上下軸芯周りで回動操作可能な第2弁体22、第3連通口19を開閉する上下軸芯周りで回動操作可能な第3弁体23、及び各弁体21,22,23を開閉操作する開閉操作手段24からなる弁装置Cが設けられ、前記各弁体21,22,23の開閉操作により、前記第2連通口18及び第3連通口19を遮断した状態で第1室S1に流入した上水(水道水)をそのまま第2室S2に導く第1流動状態(図6参照)と、前記第1連通口17を遮断した状態で第1室S1に流入した上水を第3室S3経由で第2室S2に導く第2流動状態(図2参照)と、前記各連通口17,18,19を遮断する流路遮断状態(図7参照)とに切換え可能に構成されている。
前記弁箱Aの上部ケース5には、弁箱Aの第3室S3内に突出する伝動ケース28が取付けられ、この伝動ケース28には、第2区画壁部6Bの第3連通口19に対向配置された水車15の回転軸29と、発電機49に連動された回転出力軸48と、これら両軸29,48を連動するベベルギア37,38が設けられている。
そして、前記弁装置Cが第1流動状態に切換操作されている状況下においては、前記弁箱Aの挿入口7を密封する蓋体8を取り外すことにより、第3室S3を外部に大きく開放することができ、流体機器の一例である水車15及び伝動系統の保守・点検作業を能率良く容易に行うことができる。
前記弁装置Cの開閉操作手段24は、第1弁体21を開閉操作する第1開閉操作系と第2・第3弁体22,23を開閉操作する第2開閉操作系とからなり、第1開閉操作系は、前記第1弁体21の回転中心位置に固定連結された弁回動軸30を、区画壁体6の一部及び蓋体8を貫通する状態で縦向きに回動自在に配設するとともに、前記蓋体8の上面に設けた第1伝動ケース31には、人為操作力又は機械力で回転操作可能な第1弁操作軸36と、これと弁回動軸30とを連動する一対のベベルギア32,33及び減速機構としてのウォーム34とウォームホイール35を組付けて構成されている。
また、前記第2開閉操作系は、第1開閉操作系の弁回動軸30に、一体形成された第2・第3弁体22,23の回転中心位置に固定連結された弁回動筒軸40を同芯状態で相対回転自在に外装するとともに、前記蓋体8の上面に設けた第2伝動ケース41には、人為操作力又は機械力で回転操作可能な第2弁操作軸42と、これと弁回動筒軸40とを連動する一対のベベルギア43,44及び減速機構としてのウォーム45とウォームホイール46を組付けて構成されている。
そして、図6に示すように、前記第1弁操作軸36を回転操作して第1弁体21を開弁作動させるとともに、第2弁操作軸42を回転操作して第2・第3弁体22,23を閉弁作動させることにより、第2連通口18及び第3連通口19を遮断した状態で第1室S1に流入した上水(水道水)をそのまま第2室S2に導く第1流動状態に切換えることができる。
また、図2に示すように、前記第1弁操作軸36を回転操作して第1弁体21を閉弁作動させるとともに、第2弁操作軸42を回転操作して第2・第3弁体22,23を開弁作動させることにより、前記第1連通口17を遮断した状態で第1室S1に流入した上水を第3室S3経由で第2室S2に導く第2流動状態に切換えることができる。
更に、図7に示すように、前記第1弁操作軸36を回転操作して第1弁体21を閉弁作動させるとともに、第2弁操作軸42を回転操作して第2・第3弁体22,23を閉弁作動させることにより、前記各連通口17,18,19を遮断する流路遮断状態に切換えることができる。
前記上部ケース5には、前記挿入口7の内径と同一内径で構成される円筒状の上側筒状壁部5Cが、既設水道管1の最上端位置との間に流体機器を配置可能な十分なスペースを確保した状態で上方に一体的に突出形成されているとともに、前記下部ケース4のうち、区画壁体6の挿入方向で挿入口7に相対向する奥側部位、つまり、挿入口7に上下方向で相対向する底部側には、挿入口8の内径と同一内径で構成される円筒状の下側筒状壁部4Bが、既設水道管1の最下端位置よりも下方に一体的に突出形成されている。
前記上部ケース5の内壁面のうち、管軸芯Xに対して水平に交差する横断方向で相対向する弧状の側壁内面5aと、下部ケース4の内壁面のうち、管軸芯Xに対して水平に交差する横断方向で相対向する弧状の側壁内面4a及び底面4bには、前記区画壁体6の第1区画壁部6Aの左右側面及び底面に設けられた第1弾性シール材6aが密封状態に圧接されるコの字状の第1弁座26Aが内方側に隆起形成されているとともに、前記上部ケース5の上側筒状壁部5Cの内周壁面には、前記区画壁体6の第2区画壁部6Bの外周面に設けた第2弾性シール材6bが密封状態に圧接される円環状の第2弁座26Bが、第1弁座26Aに略T字状に連続する状態で内方側に隆起形成され、前記第1弁座26Aと第2弁座26Bとをもって、区画壁体6に対する弁座26が構成されている。
図5に示すように、前記区画壁体6の第2区画壁部6Bの上側角部が、上方ほど中心側に位置する環状テーパー面6cに形成されているとともに、前記上部ケース5の上側筒状壁部5Cの周方向複数箇所には、区画壁体6が弁座26に圧接された密封装着位置で弁箱Aに固定すべく、区画壁体6の第2区画壁部6Bの環状テーパー面6cを下方に押圧するためのテーパー状の押圧面27aを先端側に形成してある押えボルト27が水平方向から締付け側に螺合されている。
〔第2実施形態〕
上述の第1実施形態では、前記弁箱Aの第3室S3内で、かつ、前記区画壁体6の第2区画壁部6Bに形成された第3連通口19に対向する部位に、流体機器の一例である水車15を、区画壁体6の第2区画壁部6Bとの間に第2・第3弁体22,23の作動空間を形成した状態で配設したが、図8〜図10に示すように、第2・第3弁体22,23の開閉作動に連動して、流体機器の一例である水車15を、第2区画壁部6Bに摺接又は近接した状態で第2連通孔18及び第3連通孔19に対応した発電稼働位置とそれから円周方向に90度偏位した発電停止位置とに切換えるように構成してもよい。
具体的には、一体化された第2・第3弁体22,23に、区画壁体6の第2区画壁部6Bの上面に沿って摺接又は近接移動可能で、かつ、該第2・第3弁体22,23が開弁操作位置にあるとき、前記区画壁体6の第2区画壁部6Bに形成された第2連通口18及び第3連通口19にそれぞれ連通する取付け筒体50を取付け、各取付け筒体50に設けた伝動ケース51には、取付け筒体50内に位置する水車15に連結された縦軸芯周りで回動自在な回転出力軸52、これにベベルギア53,54を介して連動される第1伝動軸55を支承するとともに、前記第1伝動軸55と弁箱Aの上部ケース5に貫通支持された発電機49側の第2伝動軸56とを、一対の自在継手57,58及び伸縮自在な伸縮伝動軸59を介して連動し、水車15を備えた取付け筒体50の発電稼働位置又は発電停止位置への回動に伴う伝動距離変動を吸収するように構成されている。
〔第3実施形態〕
上述の第1実施形態又は第2実施形態では、前記弁箱Aの第3室S3に流体機器の一例である発電設備Bの水車15を配設したが、図11、図12に示すように、前記弁箱Aの第3室S3に、流体機器の一例である上水(流体)中に混在する夾雑物を除去する夾雑物除去装置Dを配設してもよい。
この夾雑物除去装置Dは、前記区画壁体6の第2区画壁部6Bに形成された第3連通口19を第3室S3側から覆う夾雑物除去フィルター60を、一体形成された第2・第3弁体22,23に付設して、この第2・第3弁体22,23が第2連通口18及び第3連通口19を遮断する閉止操作位置にあるときには、夾雑物除去フィルター60を第3連通口19から円周方向に90度偏位した待機位置に移動させ、前記第2・第3弁体22,23が第2連通口18及び第3連通口19を開放する開弁操作位置にあるときには、第3連通口19を覆う除去作用位置に夾雑物除去フィルター60を移動させるように構成してもよい。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第4実施形態〕
図13、図14に示すように、前記上流側の切断残置管部1Aに外嵌状態で連通接続可能な第1接続管部2及び下流側の切断残置管部1Bに連通接続可能な第2接続管部3を備えたハウジングが、両接続管部2,3の管軸芯Xに対する交差方向の一側方に前記区画壁体6の挿入口7を形成し、かつ、他側方に流体機器の一例である発電設備Bの水車15を装着可能な装着口65を形成してある弁箱Aと、該弁箱Aの挿入口7を密閉する脱着可能な蓋体8、及び水車15の装着口65を密閉する脱着可能な蓋体66とから構成されているとともに、前記区画壁体6は、両接続管部1A,1B間の管軸芯X方向中間位置において第1室S1と第2室S2との間を管軸芯Xに対する交差方向に沿って区画形成する第1区画壁部6Aと、装着口用蓋体66側に第3室S3を現出する状態で第1・第2室S1,S2と第3室S3との間を管軸芯X方向に沿って水平方向に区画形成する第2区画壁部6B、及び、挿入口用蓋体8側に第4室S4を現出する状態で第1・第2室S1,S2と第4室S4との間を管軸芯X方向に沿って水平方向に区画形成する第3区画壁部6Cとから構成されている。
また、前記区画壁体6の第1区画壁部6Aは、図13に示すように、管軸芯方向視において上辺長さが下辺長さよりも少し大となる逆ハの字状のテーパー状に形成され、前記第3区画壁部6Cは、第1区画壁部6Aの上辺長さを直径とする円形状に構成され、更に、前記第2区画壁部6Bは、第1区画壁部6Aの下辺長さを直径とする円形状に形成されていて、全体では横断方向視において略Iの字状に一体形成されているとともに、前記第2区画壁部6Bは、両切断残置管部1A,1Bの切断端面に触れない状態で挿入可能な大きさに構成されている。
前記第2・第3弁体22,23の開閉作動に連動して、流体機器の一例である水車15を、第2区画壁部6Bに摺接又は近接した状態で第2連通孔18及び第3連通孔19に対応した発電稼働位置とそれから円周方向に90度偏位した発電停止位置とに切換え可能に構成してある。
具体的には、上述の第2実施形態と同様(図8参照)に、一体化された第2・第3弁体22,23に、区画壁体6の第2区画壁部6Bの下面に沿って摺接又は近接移動可能で、かつ、該第2・第3弁体22,23が開弁操作位置にあるとき、前記区画壁体6の第2区画壁部6Bに形成された第2連通口18及び第3連通口19にそれぞれ連通する取付け筒体50を取付け、各取付け筒体50に設けた伝動ケース51には、取付け筒体50内に位置する水車15に連結された縦軸芯周りで回動自在な回転出力軸52、これにベベルギア53,54を介して連動される第1伝動軸55を支承するとともに、前記第1伝動軸55と弁箱Aの下部ケース4に貫通支持された発電機49側の第2伝動軸56とを、一対の自在継手57,58及び伸縮自在な伸縮伝動軸59を介して連動し、水車15を備えた取付け筒体50の発電稼働位置又は発電停止位置への回動に伴う伝動距離変動を吸収するように構成されている。
前記弁装置Cの開閉操作手段24は、第1弁体21を開閉操作する第1開閉操作系と第2・第3弁体22,23を開閉操作する第2開閉操作系とからなり、第1開閉操作系は、前記第1弁体21の回転中心位置に固定連結された弁回動筒軸67を、区画壁体6及び蓋体8を貫通する状態で縦向きに回動自在に配設するとともに、前記蓋体8の上面に設けた第1伝動ケース68には、人為操作力又は機械力で回転操作可能な第1弁操作軸69と、これと弁回動筒軸67を連動する一対のベベルギア70,71及び減速機構としてのウォーム72とウォームホイール73を組付けて構成されている。
また、前記第2開閉操作系は、第1開閉操作系の弁回動筒軸67内に、一体形成された第2・第3弁体22,23の回転中心位置に固定連結された弁回動軸75を同芯状態で相対回転自在に挿入するとともに、前記蓋体8の上面に設けた第2伝動ケース76には、人為操作力又は機械力で回転操作可能な第2弁操作軸77と、これと弁回動軸75とを連動する一対のベベルギア78,79及び減速機構としてのウォーム80とウォームホイール81を組付けて構成されている。
そして、前記第1弁操作軸69を回転操作して第1弁体21を開弁作動させるとともに、第2弁操作軸77を回転操作して第2・第3弁体22,23を閉弁作動させることにより、第2連通口18及び第3連通口19を遮断した状態で第1室S1に流入した上水(水道水)を第2室S2に導く第1流動状態に切換えることができる。
また、前記第1弁操作軸69を回転操作して第1弁体21を閉弁作動させるとともに、第2弁操作軸77を回転操作して第2・第3弁体22,23を開弁作動させることにより、前記第1連通口17を遮断した状態で第1室S1に流入した上水を第3室S3経由で第2室S2に導く第2流動状態に切換えることができる。
更に、前記第1弁操作軸69を回転操作して第1弁体21を閉弁作動させるとともに、第2弁操作軸77を回転操作して第2・第3弁体22,23を閉弁作動させることにより、前記各連通口17,18,19を遮断する流路遮断状態に切換えることができる。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第1参考例
上述の第4実施形態では、前記第2・第3弁体22,23を第3室S3内に配設したが、図15、図16に示すように、前記第2・第3弁体22,23を区画壁体6の第2区画壁部6Bに沿って各別に開閉作動操作可能な状態で第1室S1及び第2室S2内に配設して実施してもよい。
前記区画壁体6は、両接続管部1A,1B間の管軸芯X方向中間位置において第1室S1と第2室S2との間を管軸芯Xに対する交差方向に沿って区画形成する第1区画壁部6Aと、装着口用蓋体66側に第3室S3を現出する状態で第1・第2室S1,S2と第3室S3との間を管軸芯X方向に沿って水平方向に区画形成する第2区画壁部6B、及び、挿入口用蓋体8側に第4室S4を現出する状態で第1・第2室S1,S2と第4室S4との間を管軸芯X方向に沿って水平方向に区画形成する第3区画壁部6Cとから構成されている。
前記第2区画壁部6Bの第1室S1及び第2室S2側には、前記第2弁体22及び第323を第2連通口18及び第3連通口19に対応した閉弁位置と第2連通口18及び第3連通口19から離脱した開弁位置とにスライド移動自在に摺動案内する摺動ガイド部84,85が形成されている。
前記弁装置Cの開閉操作手段24は、第1弁体21を開閉操作する第1開閉操作系と第2・第3弁体22,23を開閉操作する第2開閉操作系とからなり、第1開閉操作系は、前記第1弁体21の回転中心位置に固定連結された弁回動軸30を、区画壁体6の一部及び蓋体8を貫通する状態で縦向きに回動自在に配設するとともに、前記蓋体8の上面に設けた伝動ケース83には、人為操作力又は機械力で回転操作可能な第1弁操作軸36と、これと弁回動軸30とを連動する一対のベベルギア32,33及び減速機構としてのウォーム34とウォームホイール35を組付けて構成されている。
また、前記第2開閉操作系は、第2・第3弁体22,23の各々に形成された開閉作動方向に沿うラック87と、各ラック87に噛合する小径ギア88と、各小径ギア88を支承する駆動軸89に連動される電動モータ90から構成されている。
前記弁箱Aの下部ケース4には、弁箱Aの第3室S3内に突出する一対の伝動ケース28が取付けられ、一方の伝動ケース28には、第2区画壁部6Bの第2連通口18内に配置された水車15の回転軸29と、発電機49に連動された回転出力軸48と、これら両軸29,48を連動するベベルギア37,38が設けられているとともに、他方の伝動ケース28には、第2区画壁部6Bの第3連通口19内に配置された水車15の回転軸29と、発電機49に連動された回転出力軸48と、これら両軸29,48を連動するベベルギア37,38が設けられている。
そして、前記弁装置Cが第1流動状態に切換操作されている状況下においては、前記弁箱Aの装着口65を密閉する蓋体66を取り外すことにより、第3室S3を外部に大きく開放することができ、流体機器の一例である水車15及び伝動系統の保守・点検作業を能率良く容易に行うことができる。
尚、その他の構成は、第4実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔その他の実施形態〕
(1)上述の第4実施形態では、前記弁装置Cを流路遮断状態に切換えるにあたって、前記第1弁操作軸69を回転操作して第1弁体21を閉弁作動させるとともに、第2弁操作軸77を回転操作して第2・第3弁体22,23を閉弁作動させることにより、前記各連通口17,18,19を遮断するように構成したが、前記第2・第3弁体22,23を各別に開閉作動操作可能に構成してある場合では、第1室S1と第2室S2との第1連通口17及び第1室S1と第3室S3との第2連通口18を遮断することにより流路遮断状態に切換えるべく構成してもよい。
(2)上述の実施形態では、前記第3室S3内に配設する流体機器として発電設備Bの水車15又は夾雑物除去装置Dを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、減圧弁、流量調整弁、ストレーナ、緊急貯水槽等を用いて実施してもよい。
(3)上述の第4実施形態における第4室S4を、流体機器を配置するための第3室に構成してもよい。
要するに、前記ハウジングA内に、両接続管部2,3の管軸芯Xに対して交差方向の両側方に流体機器をそれぞれ配置するための第3室S3を構成してもよい。
)上述の各実施形態では、流路遮断状態に切換えるにあたって、前記弁体21,22,23を閉弁作動させるように構成したが、前記第3連通口19を開閉する第3弁体23を開弁位置に維持したまま、第1連通口17を開閉する第1弁体21及び第2連通口18を開閉する第2弁体22を閉弁作動させることにより流路遮断状態に切換えるように構成してもよい。
本発明による流体機器設置装置の第1実施形態を示す全体の側面図 全体の断面側面図 弁箱の第3室における断面平面図 弁箱の第1・第2室における断面平面図 図4におけるV−V線断面図 第1流動状態を示す全体の断面側面図 流路遮断状態を示す全体の断面側面図 本発明による流体機器設置装置の第2実施形態を示す全体の断面平面図 図8におけるIX−IX線断面図 第1流動状態又は流路遮断状態から第2流動状態への切換え作動途中を示す要部の断面平面図 本発明による流体機器設置装置の第3実施形態を示す全体の断面平面図 要部の断面側面図 本発明による流体機器設置装置の第4実施形態を示す全体の断面平面図 要部の断面底面図 体機器設置装置の第1参考例を示す全体の断面側面図 要部の断面平面図
符号の説明
A ハウジング(弁箱)
B 発電設備
C 弁装置
D 夾雑物除去装置
S1 第1室
S2 第2室
S3 第3室
X 管軸芯
1 流体管(既設水道管)
1A 上流側流体管(切断残置管部)
1B 下流側流体管(切断残置管部)
2 第1接続管部
3 第2接続管部
6 区画壁体
6A 第1区画壁部
6B 第2区画壁部
7 挿入口
8 蓋体
15 水車
17 第1連通口
18 第2連通口
19 第3連通口
21 第1弁体
22 第2弁体
23 第3弁体
24 開閉操作手段
30 弁回動軸(第1開閉操作系)
40 弁回動筒軸(第2開閉操作系)
65 装着口
66 蓋体

Claims (5)

  1. 上流側の流体管に外嵌状態で連通接続可能な第1接続管部及び下流側の流体管に外嵌状態で連通接続可能な第2接続管部を同軸芯状態で備えたハウジング内に、第1接続管部に連通する第1室と、第2接続管部に連通する第2室と、流体機器を配設可能な第3室とに区画形成する区画壁体を設け、この区画壁体に、第1室と第2室とを連通する第1連通口と、第1室と第3室とを連通する第2連通口と、第3室と第2室とを連通する第3連通口とを形成するとともに、前記第1連通口を開閉する管軸芯に対して交差する軸芯周りで回動操作可能な第1弁体と、前記第2連通口を開閉する管軸芯に対して交差する軸芯周りで回動操作可能な第2弁体と、前記第3連通口を開閉する管軸芯に対して交差する軸芯周りで回動操作可能な第3弁体とを備え、前記第1弁体を開閉操作する第1開閉操作系と、前記第2弁体及び前記第3弁体を開閉操作する第2開閉操作系とを備えた開閉操作手段からなる弁装置を設けて、前記第1開閉操作系を構成する前記第1弁体の回転中心位置に固定連結された弁回動軸に、前記第2開閉操作系を構成する前記第2弁体及び前記第3弁体の回転中心位置に固定連結された弁回動筒軸が、同芯状態で相対回転自在に外装されてなり、
    前記第1開閉操作系及び前記第2開閉操作系を用いた各弁体の開閉操作により、前記第2連通口及び第3連通口を遮断した状態で第1室に流入した流体を第2室に導く第1流動状態と、前記第1連通口を遮断した状態で第1室に流入した流体を第3室経由で第2室に導く第2流動状態と、少なくとも前記第1連通口及び第2連通口を遮断する流路遮断状態とに切換え可能に構成してある流体機器設置装置。
  2. 前記ハウジングには、両接続管部の管軸芯に対して交差方向の一側方に前記区画壁体の挿入口を形成してある弁箱と、該弁箱の挿入口を密閉する脱着可能な蓋体が備えられているとともに、前記区画壁体には、両接続管部間の管軸芯方向中間位置において第1室と第2室と間を管軸芯に対する交差方向に沿って区画形成する第1区画壁部と、蓋体側に第3室を現出する状態で第1・第2室と第3室との間を管軸芯方向に沿って区画形成する第2区画壁部が備えられている請求項記載の流体機器設置装置。
  3. 前記ハウジングが、両接続管部の管軸芯に対する交差方向の一側方に区画壁体の挿入口を形成し、かつ、他側方に流体機器の装着口を形成してある弁箱と、該弁箱の挿入口を密閉する脱着可能な蓋体、及び弁箱の装着口を密閉する脱着可能な蓋体とから構成されているとともに、前記区画壁体には、両接続管部間の管軸芯方向中間位置において第1室と第2室との間を管軸芯に対する交差方向に沿って区画形成する第1区画壁部と、装着口用蓋体側に第3室を現出する状態で第1・第2室との間を管軸芯方向に沿って区画形成する第2区画壁部が備えられている請求項記載の流体機器設置装置。
  4. 前記流体機器が、圧力下で流れる流体によって駆動回転される発電設備の水車である請求項1〜のいずれか1項に記載の流体機器設置装置。
  5. 前記流体機器が、流体中の夾雑物を除去するためのフィルターを備えた夾雑物除去装置である請求項1〜のいずれか1項に記載の流体機器設置装置。
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