JP4733408B2 - ユニット建物 - Google Patents
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Description
このユニット建物に使用される建物ユニットとしては、従来、多くの種類が知られている。
例えば、特許文献1に記載されているように、直方体の四隅に立設した4本の鋼製の柱と、この4本の柱の上端部を直方体の上面の辺に沿って連結した鋼製の上梁と、この4本の柱の下端部を直方体の下面辺に沿って連結した下梁とからなる骨格を有する建物ユニットが知られている。
この建物ユニットの大きさには種々ある。
その他に、種々な大きさの敷地等に適応させるために、水平断面の短辺方向の長さや長辺方向の長さを小さくした小形建物ユニットがある。最も一般的な小形建物ユニットは、長辺方向の長さを標準建物ユニットと略同じにし、短辺方向の長さを2.5mの略半分に相当する大きさにした建物ユニットである。そして、この小形建物ユニットは、通常、標準建物ユニットの側面に向かい合わせにして据え付ける。
例えば、下階に使用される建物ユニットは、上階の建物ユニットの荷重に耐えるために、上階の使用される建物ユニットより機械的強度を大きくしているし、上階の居住面積を増加させたり、上階の下方に駐車用スペースを設ける等のために、上階の建物ユニットの一部分を突出させたユニット建物があるが、かかるユニット建物では、突出した部分を支える必要から突出している部分近傍の上階の建物ユニットの機械的強度を大きくしている。
更に、側面にブレースを設けたり、側面に縦材や横材や斜材等の補強枠を設けて補強する方法もある。
かかる問題を解決して土地を高度利用するためには、ユニット建物の境界側にある上階の建物ユニットの屋根を傾斜させた建物がある。このように屋根を傾斜させるためには、この屋根の下の上面を傾斜させる必要がある。
かかる上面を傾斜させるユニット建物に使用する建物ユニットとして、特許文献4や特許文献5に記載されているように、上梁をく字形に折曲し、且つ、一方の柱を短くし、く字形の上梁を柱と短い柱に差し渡した特殊な建物ユニットが知られている。
また、く字形に折曲された上梁を有する特許文献4や特許文献5に記載されている建物ユニットでは、この折曲されている部分の機械的強度が小さく、この部分が破損し易いという問題がある。
尚、特許文献5に記載されている間柱は、単に、外壁パネルと内壁パネルを取り付けるためにあるので、強度がそれ程大きくなく、く字形の折曲した部分を支えるにはまだ不十分で、上梁の破損を防ぐことができない。
そこで、本発明の目的は、上梁で囲まれている上面が傾斜していて、しかも、機械的強度が大きく安価な複合建物ユニットを使用したユニット建物を提供することである。
また、請求項1に記載されている発明では、第1小形建物ユニットと第2建物ユニットの上梁で構成される上面が傾斜面となっているが、この傾斜面は、第1小形建物ユニットの上梁で構成される上面と第2小形建物ユニットの上梁で構成される上面の勾配が異なっていて、この両方の上面が境界部分で折曲された傾斜面であってもよいし、上面の勾配が略同じで、全体が1つの連続した傾斜面であってもよい。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載のユニット建物において、前記第1小形建物ユニット内にはバルコニー部が形成され、前記バルコニー部の天井面は前記第1小形建物ユニットの上梁で構成される傾斜した上面がバルコニー床面全体を覆う構成とされ、前記第2小形建物ユニット内には居室部が形成され、前記第1小形建物ユニット及び前記第2小形建物ユニットが向かい合わせて連結されたいずれかの側面には外壁部が形成されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3に記載のユニット建物において、前記バルコニー部の前記天井面には、透明部材が使用されていることを特徴とする。
(作用)
また、第1小形建物ユニットや第2小形建物ユニットは、従来の大量生産している小形建物ユニットを若干改造して製造することができ、従って、この第1小形建物ユニットと第2小形建物ユニットを連結した複合建物ユニットを安価に製造することができる。
また、複合建物ユニットが、第1小形建物ユニットを屋外方向に突出させて、第3小形建物ユニットの上に据え付けられているユニット建物であるので、この複合建物ユニットの機械的強度が極めて大きく、第1小形建物ユニットを突出させても、破損しない。
即ち、複合建物ユニットの第1小形建物ユニットを突出させていると、重力で第1小形建物ユニットを下方に回動させようとする力がかかるが、複合建物ユニットは隣接する建物ユニットに強固に連結されているので、この複合建物ユニットは回動しない。しかも、第1小形建物ユニットが突出していると、第1小形建物ユニットと第2小形建物ユニットの境界部分に、この回動させようとする力が集中するが、第1小形建物ユニットと第2小形建物ユニットとの境界部分には2本の柱が存在し、極めて機械的強度が大きく、この部分が破損しない。
このように、上階の第1小形建物ユニットが突出しているので、この突出した第1小形建物ユニットの下方を駐車用のスペースや玄関ポーチ等に使用したり、上階の居住面積を突出している第1小形建物ユニットだけ大きくすることができる。
さらに、複合建物ユニットが、第1小形建物ユニットを屋外方向に突出させて、第3小形建物ユニットの上に据え付けられているユニット建物であるから、この複合建物ユニットの機械的強度が極めて大きく、第1小形建物ユニットを突出させても、破損することがないし、この突出した第1小形建物ユニットの下方を駐車用スペースに使用したり、突出している第1小形建物ユニットの広さだけ上階の居住面積等を大きくすることができ、便利である。
なお、3個の第3小形建物ユニット3の中の1個には玄関8が設けられている。
そして、この標準建物ユニット1は、この骨格の相対する下梁12に鋼製の四角筒状の小梁14を差し渡し、この小梁14の上に木製の根太15を取り付け、この根太15の上にパーチクルボードの面材16を取り付けて床面を構成し、骨格の相対する上梁13に木製の野縁17を差し渡し、この野縁17の下面に石膏ボードの面材18を取り付けて上面天井面を構成したものである。
この標準建物ユニット1の短辺方向の長さは略2464mmで、高さが略2830mmである。
第2小形建物ユニット4の骨格は、標準建物ユニット1の直方体の短辺方向の長さが略1/2より若干長く(略1339mm)、長辺の下梁の一本を省略しているだけであり、その他は標準建物ユニット1と略同じである。
また、第1小形建物ユニット5の骨格は、標準建物ユニット1の直方体の短辺方向の長さが1/2より若干短く(略1114mm)、しかも、屋外側の柱51−1が短く(略1566mm)、屋内側の柱51−2と屋外側の柱51−1の上端部に上梁53−1を斜めに差し渡し、長辺の下梁52の1本を省略しているだけであり、その他は標準建物ユニット1と略同じである。
このようにして製造された複合建物ユニット2は、第1小型建物ユニット4の上梁で構成される上面の勾配が1.25/1となっていて、建築基準法の北側斜線制限に抵触するような境界近傍に建てるのに適した構造をしている。
即ち、第3小形建物ユニット3は、図5に示すように、直方体の四隅に立設した4本の鋼製の四角筒状の柱31と、この柱31の下端部を直方体の下面の辺に沿って連結した鋼製の断面コ字形長尺体の下梁32と、この柱31の上端部を直方体の上面の辺に沿って連結した鋼製の断面コ字形長尺体の上梁33とからなる骨格を有する。
屋根パネル6と傾斜屋根7とは従来の屋根パネルや傾斜屋根と略同じであるので説明を省略する。
工場で標準建物ユニット1、複合建物ユニット2、屋根パネル6、傾斜屋根7を製造する。
この際、複合建物ユニット2に使用される第1小形建物ユニット5の骨格は、従来の大量生産されている小形建物ユニットの柱を短くし、この柱の上端部に従来の上梁を長さを変えて差し渡し、下梁を一本省略しただけで製造することができるし、第2小形建物ユニット4の骨格は、従来の小形建物ユニットを下梁を一本省略して使用することができる。従って、この第1小形建物ユニッ5と第2建物ユニット4を連結した複合建物ユニット2の骨格を安価に製造することができ、その結果、これに小梁24や根太25等を取り付けた複合建物ユニット2を安価に製造することができる。
施工現場では、予め設けられている基礎9の上に6個の標準建物ユニット1と3個の第3小形建物ユニット3を据え付けて1階を構成し、この1階の標準建物ユニット1の上に6個の標準建物ユニット1を据え付け、更に、第3小形建物ユニット3の上に3個の複合建物ユニット2を、第1小形建物ユニット5を屋外方向に突出させて据え付けて2階を形成し、隣接する建物ユニットの相対する上梁同士や下梁同士をボルト・ナットで強固に連結する。
このようにして完成したユニット建物Vでは、この複合建物ユニットの柱が8本あり、機械的強度が極めて大きく、第1小形建物ユニット5を突出させるユニット建物にも使用しても支障がない。
また、第1小形建物ユニット5の上梁53で構成される上面が傾斜面であるので、舟底天井にすることができ意匠のよいユニット建物Vとすることができるし、この上面の上の屋根を傾斜させることができ、従来、建てることができなかった敷地の境界近傍にも建築基準法に抵触しないようにして建てることができ、土地を有効に利用することができる。
更に、この突出した第1小形建物ユニット5の下方を玄関ポーチにしたり、駐車用スペースにすることができるし、上階の居住面積が突出している第1小形建物ユニット5だけ大きくなり、便利である。
即ち、図6及び図7において、Vaはユニット建物であり、このユニット建物Vaは、図6に示すように、基礎9aの上に6個の標準建物ユニット1aと第3小形建物ユニット3aが据え付けられて1階が構成され、この1階の標準建物ユニット1aの上に6個の標準建物ユニット1aが据え付けられ、第3小形建物ユニット3aの上に3個の複合建物ユニット2aが、第1小形建物ユニット5aを突出させて据え付けられて2階が形成され、この標準建物ユニット2aの上に屋根パネル6aが取り付けられ、更に、複合建物ユニット2aの上に傾斜屋根7aが取り付けられたものである。
複合建物ユニット2aは、図7に示すように、第2小形建物ユニット4aと第1小形建物ユニット5aとからなる。
第2小形建物ユニット4aの骨格は、標準建物ユニット1aの直方体の短辺方向の長さが略1/2より若干長く(略1339mm)、屋外側の柱41a−1が短く、長辺の下梁の1本を省略し、短辺の上梁43aは、第1小形建物ユニット5aの上梁53aと一体になっているだけであり、その他の構造は実施例1の第2小形建物ユニットと略同じであり、詳細を省略する。
第3小形建物ユニット3aは、実施例1と略同じであるので、説明を省略する。
工場で標準建物ユニット1a、複合建物ユニット2a、屋根パネル6a、傾斜屋根7aを製造する。
この際、複合建物ユニット2aに使用される第1小形建物ユニット5aや第2小形建物ユニット4aは、大量生産している従来の小形建物ユニットの一部を改造して製造できるし、複合建物ユニット2aは、この柱の上端部に従来の上梁を長さを変えて差し渡すだけで製造することができる。従って、この複合建物ユニット2aを安価に製造することができる。
施工現場では、予め設けられている基礎9aの上に6a個の標準建物ユニット1aと3個の第3小形建物ユニット3aを据え付けて1階を構成し、この1階標準建物ユニット1aの上に6個の標準建物ユニット1aを据え付け、更に、第3小形建物ユニット3の上に3個の複合建物ユニット2aを、第1小形建物ユニット5aを屋外方向に突出させて据え付けて2階を形成し、隣接する建物ユニットの相対する上梁同士や下梁同士をボルト・ナットで強固に連結する。
従って、建物ユニットと同様に設備の整った工場で製造することができるので寸法精度がよく製造できるし、施工現場では、主に据え付けるだけであるので、現場施工期間が短いというユニット建物の特徴を発揮させることができる。
即ち、複合建物ユニット2aの第1小形建物ユニット5aが突出していると、重力で複合建物ユニット2aを回動させようとする力がかかるが、複合建物ユニット2aは隣接する建物ユニットに強固に連結されているので、複合建物ユニット2aが回転しない。この際、第1小形建物ユニット5aが突出していて、第2小形建物ユニット5aと第2小形建物ユニット4aの境界部分に回転させようとする力が集中するが、第1小形建物ユニット5aと第2小形建物ユニット4aとの境界部分には2本の柱が存在し、極めて機械的強度が大きく、この部分が破損しない。
そして、この突出した第1小形建物ユニット5aの下方を駐車用のスペースに使用することができるし、上階の居住面積が突出している第1小形建物ユニット5aだけ大きなり、便利である。
この図8に示す実施例3を図1〜図5に示す実施例1と比較すると、第3小形建物ユニットの替わりに標準建物ユニット1bが据え付けられ、この標準建物ユニット1bの上に複合建物ユニット2bが据え付けられていて、複合建物ユニット2bの第1小形建物ユニット5bが突出してないことが異なる。
従って、この異なる部分を中心にして説明する。
標準建物ユニット1b及び複合建物ユニト2bは実施例1と略同じであるので説明を省略する。
工場で標準建物ユニット1b、複合建物ユニット2b、屋根パネル6b、傾斜屋根7bを製造する。
この際、複合建物ユニット2bに使用される第1小形建物ユニット5bは、従来の大量生産している小形建物ユニットの柱を短くし、この柱の上端部に従来の上梁を長さを変えて差し渡し、下梁の1本を省略するだけで製造することができるし、第2小形建物ユニット4bは、従来の小形建物ユニットの下梁の1本を省略して使用することができる。従って、この第1小形建物ユニッ5bと第2建物ユニット4bを連結した複合建物ユニット2bを安価に製造することができる。
施工現場では、予め設けられている基礎9bの上に9個の標準建物ユニット1bを据え付けて1階を構成し、この1階の標準建物ユニット1bの上に6個の標準建物ユニット1bと3個の複合建物ユニット2bを据え付けて2階を形成し、隣接する建物ユニットの相対する上梁同士や下梁同士をボルト・ナットで強固に連結する。
従って、設備の整った工場で標準建物ユニット1bと同様に寸法精度がよく製造できるし、施工現場では据え付けるだけであるので、現場施工期間を短いといユニット建物の特徴を発揮させることができる。
このようにして完成したユニット建物Vbでは、この複合建物ユニット2bの柱が8本あり、機械的強度が極めて大きい。
即ち、図9及び図10において、Vcはユニット建物であり、このユニット建物Vcは、図9に示すように、基礎9cの上に6個の標準建物ユニット1cと第3小形建物ユニット3cが据え付けられて1階が構成され、この1階の標準建物ユニット1cの上に6個の標準建物ユニット1cが据え付けられ、第3小形建物ユニット3cの上に3個の複合建物ユニット2cが、第1小形建物ユニット5cを突出させて据え付けられて2階が形成され、この標準建物ユニット2cの上に屋根パネル6cが取り付けられ、更に複合建物ユニット2cの上に傾斜屋根7cが取り付けられたものである。
複合建物ユニット2cは、図9に示すように、第1小形建物ユニット5cと第2小形建物ユニット4cとから構成されている。
第3小形建物ユニット3cは、実施例1と略同じであるので、説明を省略する。
工場で標準建物ユニット1c、複合建物ユニット2c、屋根パネル6c、傾斜屋根7cを製造する。なお、複合建物ユニット内の居室部、バルコニー部、外壁部についても工場にて製造する。
この際、複合建物ユニット2cに使用される第1小形建物ユニット5cや第2小形建物ユニット4cは、大量生産している従来の小形建物ユニットの一部を改造して製造できる。また、複合建物ユニット5cの床面にバルコニー用部材を用いることで製造することができる。従って、この複合建物ユニット2cを安価に製造することができる。
施工現場では、予め施工した基礎9cの上に6個の標準建物ユニット1cと3個の第2小形建物ユニット3cを据え付けて1階を構成する。この1階標準建物ユニット1cの上に6個の標準建物ユニット1cを据え付けて、1階の第3小形建物ユニット3cの上には3個の複合建物ユニット2cを、第1小形建物ユニット5cを屋外方向に突出させて据え付けて2階を形成する。なお、隣接する建物ユニットの相対する上梁同士や下梁同士をボルト・ナットで強固に連結する。
従って、建物ユニットと同様に設備の整った工場で製造することができるので寸法精度がよく製造できるし、施工現場では、主に据え付けるだけであるので、現場施工期間が短いというユニット建物の特徴を発揮させることができる。
即ち、複合建物ユニット2cの第1小形建物ユニット5cが突出していると、重力で複合建物ユニット2cを回動させようとする力がかかるが、複合建物ユニット2cは隣接する建物ユニットに強固に連結されているので、複合建物ユニット2cが回転しない。この際、第1小形建物ユニット5cが突出していて、第2小形建物ユニット4cと第2小形建物ユニット4cの境界部分に回転させようとする力が集中するが、第1小形建物ユニット5cと第2小形建物ユニット4cとの境界部分には2本の柱が存在し、極めて機械的強度が大きく、この部分が破損しない。
また、第1小形建物ユニット、第2小形建物ユニットは従来の小形建物ユニットを若干改良して使用しているが、この改良した構造は実施例に示されている構造と異なってもよい。
1、1a、1b 標準建物ユニット
2、2a、2b 複合建物ユニット
3、3a、3b 第3小形建物ユニット
4、4a、4b 第2小形建物ユニット
5、5a、5b 第1小形建物ユニット
Claims (5)
- 直方体の四隅に立設した4本の柱とこの4本の柱の上端部を直方体の上面の辺に沿って連結した上梁とを有する第1小形建物ユニットと第2小形建物ユニットが側面を向かい合わせて強固に連結された複合建物ユニットであって、前記第1小形建物ユニットの短辺方向の長さと第2小形建物ユニットの短辺方向の長さの合計が標準建物ユニットの短辺方向の長さと略等しく、且つ、前記第1小形建物ユニットの上梁で構成される上面、または、第1小形建物ユニットと第2小形建物ユニットの上梁で構成される上面が傾斜面になされているとともに、前記第1小形建物ユニットの短辺側の上梁と前記第2小形建物ユニットの短辺側の上梁とは一体とされており、前記第1小形建物ユニット及び前記第2小形建物ユニットの向い合う長辺側の下梁の少なくとも一方が省略された複合建物ユニットが用いられており、
4本の柱を有する第3小形建物ユニットが下階に配置され、該第3小形建物ユニットの4本の柱の上に、前記複合建物ユニットの前記第2小形建物ユニットの4本の柱が載せられ、且つ、前記第1小形建物ユニット全体が屋外方向に突出して配置されて、前記複合建物ユニットが据え付けられていることを特徴とするユニット建物。 - 前記第1小形建物ユニットと前記第2小形建物ユニットとは、対峙する柱間にスペーサーを挿入して強固に連結され、前記複合建物ユニットが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のユニット建物。
- 前記第1小形建物ユニット内にはバルコニー部が形成され、前記バルコニー部の天井面は前記第1小形建物ユニットの上梁で構成される傾斜した上面がバルコニー床面全体を覆う構成とされ、前記第2小形建物ユニット内には居室部が形成され、前記第1小形建物ユニット及び前記第2小形建物ユニットが向かい合わせて連結されたいずれかの側面には外壁部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のユニット建物。
- 前記バルコニー部の前記天井面には、透明部材が使用されていることを特徴とする請求項3に記載のユニット建物。
- 前記第3小形建物ユニットが複数隣り合って連結され、これらの上部に、複数の前記複合建物ユニットが連続して据え付けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のユニット建物。
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