JP4732736B2 - デバイスウエハの真空チャックシステムおよびそれを用いてデバイスウエハ裏面を研磨する方法 - Google Patents

デバイスウエハの真空チャックシステムおよびそれを用いてデバイスウエハ裏面を研磨する方法 Download PDF

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Description

本発明は、デバイスウエハのデバイス(半導体素子)面に保護テ−プを貼付し、この保護テ−プ面を下面にして真空チャックに保持させ、デバイスウエハ裏面に研磨液スラリ−を供給しつつ、デバイスウエハの直径よりも小径の研磨パッドを前記デバイスウエハ裏面に摺擦させて研磨する際に用いる真空チャックシステムに関する。本発明はまた、その真空チャックを用いてデバイスウエハ裏面を研磨する方法に関するものである。
デバイスウエハを真空チャックするシステムとして、円板状ポーラスセラミックスと、このポーラスセラミックの外周のみを囲繞するリング状のノンポ−ラスセラミック枠体とが同質のセラミックスで一体焼成されているウエハホルダ(吸着板)を吸引源の真空ポンプに連通し、このウエハホルダにデバイスウエハを載置し、ウエハホルダに吸引作用を施してデバイスウエハを吸引・保持する真空チャックするシステムが提案され、前記ウエハホルダに吸引保持されたデバイスウエハを研削砥石で研削することが実施されている。前記枠体の厚みとポーラスセラミックの厚みは同じであり、枠体とポーラスセラミックとの表面は研削されて同一面に形成されている(例えば、特許文献1参照)。
この真空チャックシステムのウエハホルダ上に、デバイス面に保護テ−プが貼付されたデバイスウエハを保護テ−プ面を下側にして載置し、ウエハホルダに吸引作用を施してデバイスウエハを吸引・保持し、裏面側のシリコン基板面を研磨パッドを用い、研磨剤スラリ−を供給しつつ研磨したところ、研磨剤スラリ−や研磨されたシリコン屑がデバイス間の溝に浸透し、金属配線に付着したり、傷付けることが半導体製造メ−カ−より指摘されている。
デバイス面を上方に向けて真空チャックに保持されたデバイスウエハのデバイス面を、デバイスウエハの直径よりも小径の研磨パッドを用い、該研磨パッドを軸承する中空スピンドルの中空部を経由して研磨液をデバイス面に供給しつつ、該研磨パッドを前記デバイス表面に摺擦させて研磨する研磨装置および研磨方法も知られており、また、実用化されている(例えば、特許文献2参照)。
この研削装置の真空チャック構造は、図4に示すように、ウエハホルダ2をベアリング1aを介してインデックステーブル1に支持し、電磁クラッチ6を有し、電磁クラッチ6でモータ5に接続することによって、モータ5と連動し、各ステーションに移送されてきたウエハホルダ2は、それぞれのモータ5の回転速度で一方向に回転駆動される。ウエハホルダ2には、インデックステーブル1と一体となったスリーブ1bが外装されている。バキュームチャック4の真空引きの経路は、ホルダ2内に形成され、ホルダ2の胴部に環状に開口し、開口は、スリーブ1bにシールされるとともに、スリーブ1bのポート1cで外部配管4aに受けられる。配管4aは、真空ポンプ(図示略)に通じ、配管4aには切替バルブ1eが介装されている。なお、ポート1cは電磁チャックの機能を有し、ポート1cの電磁チャックは、ホルダ2が研磨ステーションS2又はS3に達したときに動作し、外部配管4aをバキュームチャック4に連通させ、真空ポンプの駆動により、外部配管4aを通じてバキュームチャック4を脱気させる。なお、インデックステーブル1の転回移動中は、ポート1cは閉じられ、ホルダ2側のバキュームチャック4の真空引き経路は、外部配管4aから隔離される。なお、後に説明するように、バキュームチャック4の逆洗を行うときには、切替バルブ1eを純水等の洗浄液供給配管に接続し、洗浄液をバキュームチャック4に給水して逆噴射させる。
そのバキュームチャック4には、その外周に設けたシールリング29から、純水が供給される。ウエハホルダ2内には、純水の供給経路を有し、純水の供給経路には、ポンプ1fに汲み上げられて外部配管4bから供給された純水がスリーブ1bのポート1dを通じて給水される。ポート1dは、電磁クラッチの機能を有し、ポート1dの電磁クラッチは、先のポート1cの電磁クラッチと同じようにウエハホルダ2がステーションS2又はS3に達したときにのみ動作して外部配管4bをウエハホルダ2内の純水供給経路に連通させる構造を採るものである。
この真空チャックのウエハホルダ上に、デバイスウエハのデバイス面に保護テ−プを貼付し、この保護テ−プ面を下面にして保持させ、デバイスウエハ裏面に研磨剤スラリ−を供給しつつ、デバイスウエハの直径よりも小径の研磨パッドを前記デバイスウエハ裏面に摺擦させて研磨すると、基板と保護テ−プ間のデバイス面のスクライブライン、あるいは先ダイシングされた基板上に加工されたダイシングストリ−トの溝部に研磨剤スラリ−や研磨屑(スラッジ)が浸透し、デバイス面を汚染し、半導体素子を傷つけることが半導体製造メ−カ−より指摘された。保護テ−プはポリエチレンテレフタレ−トフィルムやポリイミドフィルム基層に紫外線照射硬化性アクリル系粘着樹脂層を設けたもので、研磨剤スラリ−や研磨屑が基板と保護テ−プ間の隙間(スクライブラインやダイシングストリ−ト)に浸透するのを防ぐために用いられているが、用いる保護テ−プの基層フィルムの種類や配向歴や紫外線照射硬化性アクリル系粘着樹脂の種類、デバイスウエハのデバイスデザインによっては前記浸透が生じることもあり、全てのデバイスウエハの研削や研磨に生じるものでないことも指摘された。
本願特許出願人は、かかる浸透を防ぐため、研削、エッチング、あるいは研磨加工に先立ち、デバイスウエハのデバイス面に水溶性樹脂膜を設け、この水溶性樹脂膜の表面に水不溶性粘着剤保護テ−プを貼付し、このデバイスウエハの裏面を研削、エッチング、あるいは研磨加工加工することを提案した(例えば、特許文献3参照)。
この水溶性樹脂膜でデバイスウエハのスクライブラインやダイシングストリ−ト溝を埋めてから平面加工に供する方法は、新たな水溶性樹脂塗布工程が増加する故に、加工機のフットプリント(Foot Print:設置面積)も増加する故に半導体製造メ−カ−には不評であり、フットプリントの増加がない研磨装置、研削装置に使用できる真空チャックシステムの出現が望まれた。
特開2001−138228号公報(図1参照) 特開2001−237202号公報(第5頁、図3、図7、図11参照) 特開2003−188129号公報(図1参照)
本発明は、従来の研削装置や研磨装置、エッチング装置に用いられているデバイスウエハの真空チャックシステムと比較してフットプリントを増加させることもなく、保護テ−プの種類によっても研磨剤浸透の影響を受けないデバイスウエハの真空チャックシステムと小径研磨パッドを用いるデバイスウエハ裏面を研磨する方法の提供を目的とする。
請求項1の発明は、表面加工されるデバイスウエハ(w)の外径としい外径を有するポ−ラスセラミック円板(20a)の外周に純水供給孔(30)を上面に同一円周上に穿ったノンポ−ラスセラミック環体(20b)を嵌挿接着したウエハホルダ(20)、上部中央に流体室凹部(41)を有し、この流体室凹部中央に上下に貫通する流体通路(42)を有し、かつ、前記純水供給孔(30)に通じる純水通路(44)を備えるウエハホルダ支持台(40)、該ウエハホルダ支持台(40)を軸承する中空スピンドル(60)、該中空スピンドル(60)の回転駆動機構(52,53,54)、前記流体通路(42)に連通し、流体室凹部(41)を減圧してデバイスウエハをウエハホルダに保持する減圧機構(81)、および、前記純水通路(44)に連通し、ウエハホルダのノンポ−ラスセラミック環体(20b)に設けた前記純水供給孔(30)に純水(200)を供給する純水供給機構(44,80,45、46,71b,71a,82)を備えるバイスウエハの真空チャックシステム(100)と、前記デバイスウエハ(w)の直径よりも小径の研磨パッド(301)を用い、
前記デバイスウエハ(w)のデバイス面に保護テ−プ(T)を貼付し、この保護テ−プ面を下面にして前記真空チャックシステム(100)のウエハホルダ(20)のポ−ラスセラミック円板(20a)上に保持させ、前記ウエハホルダ(20)のノンポ−ラスセラミック環体(20b)に設けた純水供給孔(30)より純水(200)を吐出してデバイスウエハ(w)のエッヂ部外周縁下側と前記ウエハホルダのポ−ラスセラミック円板(20a)の外周間に純水膜を形成しつつ、かつ、デバイスウエハ裏面に前記研磨パッド(301)を軸承する中空スピンドル(302)の中空部を経由して研磨剤スラリ−を供給しつつ、前記研磨パッド(301)を前記デバイスウエハ裏面に摺擦させてデバイスウエハ裏面を研磨する方法を提供するものである。
ウエハホルダ(20)のノンポ−ラスセラミック環体(20b)の純水供給孔(30)より連続して、または間歇的に吐出される純水(200)により、ウエハホルダに保持されたデバイスウエハ(w)のエッヂ部外周縁下側とウエハホルダのポ−ラスセラミック円板(20a)の外周間に純水膜が形成され、デバイスウエハの裏面研磨時に研磨剤スラリ−や研削屑がデバイスウエハ(w)のデバイス面と保護テ−プ(T)間に形成されている溝に浸透することが防がれる。
以下、図を用いて本発明をさらに詳細に説明する。
図1は真空チャックシステムの一部を切り欠いた正面図、図2はウエハホルダの平面図、および、図3は真空チャックシステムに保持されたデバイスウエハ裏面を研磨している状態を示す一部を切り欠いた正面図である。
図1に示す真空チャックシステム100において、20はウエハホルダで、図2に示すように表面加工されるデバイスウエハの外径と略等しい外径を有するポ−ラスセラミック円板20aの外周に純水供給孔30を上面に同一円周上に穿ったノンポ−ラスセラミック環体20bを嵌挿接着した構造を採る。ノンポ−ラスセラミック環体20bの下面には環状溝31が設けられ、前記純水供給孔30はこの環状溝31に連通している。この環状溝31は、後述するウエハホルダ支持台40上面とで純水通路を構成する。ポ−ラスセラミック円板20aの上面とノンポ−ラスセラミック環体20bの上面は面一で等しい高さを有する。ノンポ−ラスセラミック環体20bの外周縁には、さらにノンポ−ラスセラミック製環状フランジ20cが一体成形して設けられ、前述のウエハホルダ支持台40上面にウエハホルダ20をボルト33で固定する。環状フランジ20cの上面高さは、純水供給孔30を備えるノンポ−ラスセラミック環体20bの上面高さより3〜10mm低い。
ポ−ラスセラミック円板20aの素材としては、アルミナ、ジルコニア、炭化珪素、窒化珪素、珪石、カ−ボランダム、チタンカ−バイド等のセラミック粉が用いられる。ポ−ラスセラミック円板20aは、これらセラミック粉をメタクリル酸n−ブチル/メタクリル酸共重合体、メタクリル酸n−ブチル/メタクリル酸/スチレン共重合体、メタクリル酸n−ブチル/メタクリル酸/メタクリル酸メチル共重合体等のアクリル系すい性エマルジョンをバインダ−としてシ−ト状に形成したグリ−ンシ−トを円板状に成型し、これを600〜900℃で仮焼し、ついで、1000〜1300℃で得た焼成物を円筒形研削盤や平面研削盤を用いて外周面、表面を平坦に研削することにより製造される。この通気性を有するポ−ラスセラミック円板20aの気孔径は平均径で10〜100μm程度で気孔率が20〜45%のものである。ポ−ラスセラミック円板20aの厚みは10〜30mmが一般である。
環状フランジ20cが一体成型されたノンポ−ラスセラミック環体20bは、前記セラミック粉を溶射して製造される不通気性のセラミックであり、環体20bリング幅が10〜25mm、環状フランジ20cリング幅が15〜40mmのものが一般である。
ポ−ラスセラミック円板20aとノンポ−ラスセラミック環体20bの接着は、ガラス粉、アルミナ、ジルコニア、炭化珪素、窒化珪素等の無機充填剤65〜90容量%、樹脂接着剤35〜10容量%を含有する接着剤をポ−ラスセラミック円板20aの側壁外周面およびノンポ−ラスセラミック環体20b内側周面に塗布し、ノンポ−ラスセラミック環体20b内にポ−ラスセラミック円板20aを嵌挿して行う。嵌挿後、一体となったものを600〜800℃で仮焼するのが好ましい。前記樹脂接着剤としては、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、アクリル系樹脂、尿素樹脂が好ましい。
ノンポ−ラスセラミック環体20bに設けられる純水供給孔30の径は、1〜5mm、好ましくは、2〜4mmである。また、環状溝31の溝幅は3〜10mmが好ましい。
図1に戻って、前記ウエハホルダ20は、上部中央に流体室凹部41を有し、この流体室凹部中央に上下に貫通する流体通路42を有し、かつ、前記純水供給孔30に通じる純水通路44を備えるウエハホルダ支持台40に支持され、該ウエハホルダ支持台40は中空スピンドル60に軸承されている。このウエハホルダ支持台40の下部には、これを支える筒状ベ−ス部40aが設けられ、筒状ベ−ス部40aは中空スピンドルのフランジ部60bに軸承されている。前記中空スピンドル60は、フレ−ム50に軸受51を介して垂直方向に支持され、中空スピンドル60の下部60aはモ−タ52の回転駆動力を受けるモ−タ軸53にボルト54で連結固定され、モ−タ52の駆動により水平方向に回転される。このモ−タ52、モ−タ軸53、連結ボルト54とでスピンドル回転駆動機構を構成する。
中空スピンドル60の筒状中空部内には、前記ウエハホルダ支持台40の流体室凹部41に通じる流体通路を形成する中空管42が設けられ、この中空管42は軸受部51に設けたロ−タリ−ジョイント80を介して外管45に接続されている。この外管45の先には切替バルブ46が設けられ、さらにその先は分岐されていて真空ポンプ81、および純水供給ポンプ82に接続されている。その分岐された管の各々70a,71aの途中にはコック弁70b、71bが設けられている。真空ポンプ81、管70a、コック弁70b、中空管42、ウエハホルダ支持台40の流体室凹部41とでウエハホルダの減圧機構を構成する。
更に、前記中空スピンドル60の中空内部には純水供給管47が設置され、その先は前記ウエハホルダ支持台40の上部に設けられた純水通路44形成用溝に連通され、純水供給管47下側は、ロ−タリ−ジョイント80を介して外管48に接続されている。この外管48の先には切替バルブ48aが設けられ、さらにその先は純水供給ポンプ90に接続されている。純水供給ポンプ90、外管48、純水供給管47、純水通路44、および中空管42とで純水供給機構を構成する。
上記の真空チャックシステム100を用い、デバイスウエハwのデバイス面に保護テ−プTを貼付し、この保護テ−プ面を下面にして真空チャックシステムのウエハホルダ20上に載置し、真空ポンプ82によりデバイスウエハwをウエハホルダ20に減圧保持させ、ウエハホルダ20のノンポ−ラスセラミック環体20bに設けた純水供給孔30より純水を吐出してデバイスウエハのエッヂ部外周縁下側とウエハホルダ間に純水膜200を形成しつつ、かつ、デバイスウエハ裏面に研磨剤スラリ−を供給しつつ、デバイスウエハの直径よりも小径の研磨パッド301を前記デバイスウエハ裏面に摺擦させてデバイスウエハ裏面を研磨する。図3に示すように、研磨剤スラリ−のデバイスウエハ裏面への供給は研磨パッド301を軸承する中空スピンドル302の中空部を経由して行うのが好ましい。研磨パッド301の摺擦は、研磨パッド301を軸承する中空スピンドル302を下降させてデバイスウエハ裏面に当接させ、中空スピンドル302を回転させることにより行う。この際、真空チャックシステム100の中空スピンドル60も回転される。
中空スピンドル60、中空スピンドル302の回転数は、50〜200rpm、研磨パッド301のデバイスウエハ裏面への加圧は0.05〜0.2Kg/cmで充分である。ウエハホルダ20のノンポ−ラスセラミック環体20bに設けた純水供給孔30より純水を吐出してデバイスウエハのエッヂ部外周縁下側とウエハホルダのポ−ラスセラミック円板20aの外周間に純水膜200を形成するための純水の吐出は、連続して行ってもよいし、間歇的に行ってもよい。純水の吐出量は、デバイスウエハのエッヂ部外周縁下側とウエハホルダ間に純水膜を形成する量であり、過剰に高い圧で供給してデバイスウエハのエッジ面を上方に反らしてはならない。
デバイスウエハの裏面研磨後、中空スピンドル302を上昇させてデバイスウエハ裏面より研磨パッドを遠ざけ、次いで、真空ポンプの減圧を止めるとともに切替バルブ46を廻して純水供給ポンプ側の管71aへ切り替え、デバイスウエハの裏面に純水を供給してウエハホルダ20からのデバイスウエハの離れを容易とするとともに、ウエハホルダ20を洗浄する。
上記研磨中、デバイスウエハ基板と保護テ−プ間のデバイス面のスクライブライン、あるいは先ダイシングされた基板上に加工されたダイシングストリ−トの溝部sには、純水膜が形成されているので研磨剤スラリ−や研磨屑(スラッジ)が浸透することはなく、デバイス面を汚染したり、半導体素子を傷つけることがない。
本発明の真空チャックシステムの一部を切り欠いた正面図である。 ウエハホルダの平面図である。 真空チャックシステムに保持されたデバイスウエハ裏面を研磨している状態を示す一部を切り欠いた正面図である。 真空チャックシステムの一部を切り欠いた正面図である。(公知)
符号の説明
100 真空チャックシステム
w デバイスウエハ
20 ウエハホルダ
20a ポ−ラスセラミック円板
20b ノンポ−ラスセラミック環体
30 純水供給孔
31 環状溝
40 ウエハホルダ支持台
41 流体室凹部
42 流体通路
52 モ−タ
60 中空スピンドル
301 研磨パッド
302 中空スピンドル

Claims (1)

  1. 表面加工されるデバイスウエハ(w)の外径としい外径を有するポ−ラスセラミック円板(20a)の外周に純水供給孔(30)を上面に同一円周上に穿ったノンポ−ラスセラミック環体(20b)を嵌挿接着したウエハホルダ(20)、上部中央に流体室凹部(41)を有し、この流体室凹部中央に上下に貫通する流体通路(42)を有し、かつ、前記純水供給孔(30)に通じる純水通路(44)を備えるウエハホルダ支持台(40)、該ウエハホルダ支持台(40)を軸承する中空スピンドル(60)、該中空スピンドル(60)の回転駆動機構(52,53,54)、前記流体通路(42)に連通し、流体室凹部(41)を減圧してデバイスウエハをウエハホルダに保持する減圧機構(81)、および、前記純水通路(44)に連通し、ウエハホルダのノンポ−ラスセラミック環体(20b)に設けた前記純水供給孔(30)に純水(200)を供給する純水供給機構(44,80,45、46,71b,71a,82)を備えるバイスウエハの真空チャックシステム(100)と、前記デバイスウエハ(w)の直径よりも小径の研磨パッド(301)を用い、
    前記デバイスウエハ(w)のデバイス面に保護テ−プ(T)を貼付し、この保護テ−プ面を下面にして前記真空チャックシステム(100)のウエハホルダ(20)のポ−ラスセラミック円板(20a)上に保持させ、前記ウエハホルダ(20)のノンポ−ラスセラミック環体(20b)に設けた純水供給孔(30)より純水(200)を吐出してデバイスウエハ(w)のエッヂ部外周縁下側と前記ウエハホルダのポ−ラスセラミック円板(20a)の外周間に純水膜を形成しつつ、かつ、デバイスウエハ裏面に前記研磨パッド(301)を軸承する中空スピンドル(302)の中空部を経由して研磨剤スラリ−を供給しつつ、前記研磨パッド(301)を前記デバイスウエハ裏面に摺擦させてデバイスウエハ裏面を研磨する方法。
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