JPH10135316A - 薄板状基板の真空吸着方法及びその真空吸着テーブル装置 - Google Patents

薄板状基板の真空吸着方法及びその真空吸着テーブル装置

Info

Publication number
JPH10135316A
JPH10135316A JP28450396A JP28450396A JPH10135316A JP H10135316 A JPH10135316 A JP H10135316A JP 28450396 A JP28450396 A JP 28450396A JP 28450396 A JP28450396 A JP 28450396A JP H10135316 A JPH10135316 A JP H10135316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum suction
thin plate
outer peripheral
vacuum
stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28450396A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuzo Sato
修三 佐藤
Suguru Otorii
英 大鳥居
Yoshiaki Komuro
善昭 小室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP28450396A priority Critical patent/JPH10135316A/ja
Publication of JPH10135316A publication Critical patent/JPH10135316A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体ウエハのような薄板状基板の外周部の
縁だれや盛り上がりを無くし、薄板状基板を高精度で真
空吸着できる真空吸着テーブル装置を得ること。 【構成】 本発明の真空吸引テーブル装置1Aは、多孔
質体の真空吸引部21を中央部に埋設したステージ22
の外周部23に円環状溝24を形成し、この円環状溝2
4に、給水パイプ25を通じて給水タンク31から純水
を供給しながら、ステージ22に載置した半導体ウエー
ハSを真空吸引部21で吸引し、吸着、保持し、半導体
ウエーハSの外周部を円環状溝24から溢れ出る純水で
シールし、半導体ウエーハSと真空吸引部21と間に加
工液Eなどが流入することを防止し、半導体ウエーハS
を高精密で真空吸着できるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ、L
CD用ガラス板のような被加工面積の広い薄板状基板を
理想的な表面基準に出来るだけ近い状態で面内均一性良
く加工液で加工する、例えば、液体研磨する場合に、薄
板状基板を真空吸着する薄板状基板の真空吸着方法及び
その真空吸着テーブル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、図6乃至図9を参照しながら、従
来技術の薄板状基板を真空吸着する真空吸着テーブルを
説明する。図6は従来技術の第1の例の真空吸着テーブ
ルの一部を示す断面側面図であり、図7は従来技術の第
2の例の真空吸着テーブルの一部を示す断面側面図であ
り、図8は従来技術の第2の例の真空吸着テーブルの一
部を示す断面側面図であり、そして図9は図6に示した
真空吸着テーブルで薄板状基板を真空吸着した状態の薄
板状基板と真空吸着テーブルとの一部拡大断面側面図で
あって、同図Aはその薄板状基板を吸着、保持した状態
の溝部の拡大図、同図Bは同図Aの状態で加工圧力と真
空吸引を受けた場合の薄板状基板の状態を示す溝部の拡
大図である。
【0003】薄板状基板、例えば、半導体ウエーハ(以
下、加工しようとする薄板状基板として「半導体ウエー
ハ」を例示して説明する)を加工液で加工する、例え
ば、研磨液で研磨する場合には、その半導体ウエーハの
非加工面を保持装置で保持して研磨加工が行われる。バ
ッキング材(緩衝材)やワックスなどを使用しないダイ
レクトチャックは、自動化や研磨(加工)精度向上には
有効であるが、一般にダストなどの影響を受けやすいと
いう欠点がある。ダイレクトチャックの手段としては、
図6乃至図8に示したような真空吸着テーブルがある。
【0004】図6に示した真空吸着テーブル50は、ス
テージ51の中央部上面に形成された複数本の溝52が
形成されており、各溝52には共通のパイプ53が連通
していて、そのパイプ53の基は真空吸引装置である真
空ポンプ(不図示)に接続された構造で構成されてい
る。
【0005】図7に示した真空吸着テーブル60は、ス
テージ61の中央部上面に開口した複数個の孔62が形
成されており、各孔62には共通のパイプ63が連通し
ていて、そのパイプ63の基は真空吸引装置である真空
ポンプ(不図示)に接続された構造で構成されている。
【0006】図8に示した真空吸着テーブル70は、ス
テージ71の中央部上面に多孔質体72が埋設されてお
り、その下方にパイプを通して真空ポンプ(不図示)に
接続された構造で構成されている。いずれの図において
も、符号Sは被加工物である半導体ウエーハを指す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6に示した真空吸着
テーブル50を用いて半導体ウエーハSを液体研磨する
場合には、図6及び図9Aに示したように、この真空吸
着テーブル50の全ての前記溝52を塞ぐようにして、
その保持面に半導体ウエーハSの非加工面を下にして載
置し、その非加工面をパイプ53を通じて真空ポンプで
真空吸引し、半導体ウエーハSを吸着、保持し、そして
所定の加工(研磨)圧力を掛けた状態で、その被加工面
(被研磨面)を研磨する。
【0008】このような真空吸着テーブル50は、半導
体ウエーハSが加工圧力などで一時的に不意に浮き上が
ることがあるため、加工液が半導体ウエーハSの外周部
からステージ上面に侵入することがある。そして前記真
空吸着テーブル50は、加工圧力と真空吸引力とが前記
各溝52の開口部分で半導体ウエーハSに特に強く掛か
るために、図9Bに示したように、それらの溝52の開
口部分で変形(へこみ)してしまう。また、真空吸着テ
ーブル50の保持面にダストが付着した状態で半導体ウ
エーハSを載置し、真空吸着した場合には、前記加工圧
力と真空吸引力と相まって、それらのダストの存在によ
り半導体ウエーハSが盛り上がるという不都合な現象が
生じる。また、図7に示した真空吸着テーブル60の場
合には、ステージ61の保持面にダストが付着し易く、
特に孔62の周りに多く付着し、また、吸引力が不均一
になり易いという問題点がある。更にまた、図8に示し
た真空吸着テーブル70の場合には、多孔質体72の表
面に付着したダストを簡単に除去し難く、洗浄が困難と
いう問題点がある。
【0009】以上のように、いずれの場合も、ダストの
影響を受け易く、真空吸引により流れる空気の影響もあ
って、付着したダストが乾燥、固着してしまい、加工精
度が劣化する要因になり易い。加工時に、特に研磨加工
時にスラリーを用いる場合は、その対策が困難である。
スラリーは、即ち、ダストである。
【0010】また、ダストなどが真空吸引面に付着する
ことを防ぐために、半導体ウエーハSの外周縁を何らか
の方法でシールすることが必要であるが、そのシールに
よりステージの保持平面の高さが異なることから、縁だ
れや盛り上がりを起こす問題も生じる。
【0011】それ故、本発明では、半導体ウエハの表面
加工、例えば、研磨加工に当たって加工液が真空吸着面
と被加工物である半導体ウエーハの非加工面との間に流
入することによる半導体ウエーハの平面度の劣化を防止
し、確実に半導体ウエーハを面内均一性よく加工(研
磨)できる薄板状基板の真空吸着方法及びその真空吸着
テーブル装置を得ることを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明の薄板
状基板の真空吸着方法は、被加工物である半導体ウエー
ハ(薄板状基板)の被加工面を加工液を用いて加工する
場合に前記半導体ウエーハの非加工面を真空吸引して真
空吸着テーブルのステージの平面上で吸着、保持する真
空吸着方法において、前記半導体ウエーハの非加工面側
の外周部とその下方の前記ステージの平面との間隙を液
体(例えば、純水)を用いてシールし、前記加工液が前
記間隙から前記半導体ウエーハの内方に流入することを
防止する方法を採って、前記課題を解決している。
【0013】そして前記薄板状基板の真空吸着方法を実
現するための一手段として、本発明の真空吸着テーブル
装置は、表面が平面に仕上げられた真空吸引部と、この
真空吸引部を中央部に埋設し、外周部の平面が前記真空
吸引部の前記平面と同一面を形成するように構成されて
いるステージと、このステージに前記半導体ウエーハを
載置した場合に、その半導体ウエーハの外周縁よりやや
内側の下方に在る前記ステージの前記外周部に形成され
た環状溝とこの環状溝にバルブを介して接続されたタン
クとから構成されている液体供給装置と、前記真空吸引
部に接続されている真空ポンプなどの真空吸引装置とか
ら構成されていて、前記課題を解決している。
【0014】従って、本発明の薄板状基板の真空吸着方
法及びその真空吸着テーブル装置によれば、加工液が真
空吸引面と半導体ウエーハの裏面(非加工面)との間に
流入することを防止でき、そしてその流入による半導体
ウエーハの平面度の劣化を防止でき、加工面の面内均一
性の悪化を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図1乃至図5を参照しなが
ら、本発明の薄板状基板の真空吸着テーブル装置の実施
例及びこの真空吸着テーブルを用いた本発明の真空吸着
方法を説明する。図1は半導体ウエーハを載置した状態
の本発明の第1実施例の真空吸着テーブル装置の構成を
示した断面側面図であり、図2は図1に示した真空吸着
テーブル装置の機能を説明するための、その一部拡大断
面側面図であり、図3は半導体ウエーハを載置した状態
の本発明の第2実施例の真空吸着テーブル装置の構成を
示した一部拡大断面側面図であり、図4は半導体ウエー
ハを載置した状態の本発明の第3実施例の真空吸着テー
ブル装置の構成を示した一部拡大断面側面図であり、そ
して図5は半導体ウエーハを載置した状態の本発明の第
4実施例の真空吸着テーブル装置の構成を示した一部拡
大断面側面図である。
【0016】先ず、図1及び図2を参照しながら、本発
明の真空吸着テーブル装置の構成を説明する。図1にお
いて、符号1は本発明の真空吸着テーブル装置1Aを指
す。この真空吸着テーブル装置1Aは真空吸着テーブル
本体2と純水供給装置3とから構成されている。前者の
真空吸着テーブル本体2は、表面が平面に仕上げられ
た、例えば、多孔質体の真空吸引部21と、この真空吸
引部21を中央部に埋設し、外周部の平面が真空吸引部
21の平面と同一面を形成する構造のステージ22とか
ら主として構成されている。そして、このステージ22
の外周部23には、このステージ22に半導体ウエーハ
Sを載置した場合に、その半導体ウエーハSの外周縁よ
りやや内側の下方に在る部分に円環状溝24が形成され
ている。この円環状溝24には、その複数箇所で等間隔
で給水口が開けられ、これらの給水口に共通の給水パイ
プ25が接続され、組み込まれている。また、前記真空
吸引部21の中央部下面には、図示していなが、真空ポ
ンプに基端部が接続されているパイプ26の先端部が接
続される真空吸引口27が設けられている。
【0017】一方、前記純水供給装置3は、給水タンク
31と、この給水タンク31の底に一端が接続され、他
端が前記給水パイプ25に接続されている太めの給水パ
イプ32と、この給水パイプ32の中間部に装着された
開閉バルブ33とから構成されている。前記給水タンク
31には純水が供給されており、その水位は、点線で示
したように、前記給水パイプ25の給水口、即ち、ステ
ージ22の上面より僅かに高い水位Lになるように給水
が調整されている。この調整には給水量を調整してもよ
く、また、給水タンク31を上下に微細に動かせる昇降
装置で調整するようにしてもよい。
【0018】次に、本発明の前記真空吸着テーブル装置
1Aの動作及びこれを用いて半導体ウエーハSを吸着さ
せる真空吸着方法を説明する。先ず、半導体ウエハSを
真空吸引部21の上面に載置し、真空ポンプ(不図示)
を作動させて半導体ウエーハSを吸引する。同時に開閉
バルブ33を開く。給水タンク31中の純水の水位Lは
給水パイプ25の開口の位置より高いため、給水タンク
31中の純水は給水パイプ25の開口より円環状溝24
に溢れ出る。溢れ出た純水の内の極微量は真空吸引部2
1の中央下部の真空吸引口27及びパイプ26を通じて
真空ポンプで吸引され、その他の大部分の純水は半導体
ウェーハSの外周縁部から外方へ順次押し出され、最終
的には真空吸引されている半導体ウェーハSが円環状溝
24を上から塞ぐ状態で、吸着、保持される。
【0019】このように円環状溝24が閉鎖されると、
給水タンク31からの純水の供給が停止するとともに、
外部から半導体ウェーハSと真空吸引部21との隙間に
侵入しようとする加工液(研磨液、エッチング液など)
やダストなどの侵入を円環状溝24の部分で防止するこ
とができる。
【0020】また、加工作業終了後、その半導体ウェー
ハSをステージ22から取り外す際には、開閉バルブ3
3を開いた状態で、真空吸引口27から真空破壊のため
のエアーブローを行う。この真空破壊により真空吸引部
21内部及び半導体ウェーハSの外周縁部のステージ2
2上面に出た微量の純水を吹き飛ばすことになり、簡易
的ではあるが、真空吸引部21の内外及びステージ22
の表面を効率よく洗浄することができる。
【0021】前記第1実施例の真空吸着テーブル装置1
Aは、ステージ22の外周部23が全面平面で真空吸引
部21と同一平面を構成する構造になっているが、図3
乃至図5に示すような構造で構成することにより、前記
第1実施例の真空吸着テーブル装置1Aを改良すること
ができる。
【0022】先ず、図3に示したように、この第2実施
例の真空吸着テーブル装置1Bは、ステージ22の外周
部23に形成した円環状溝24から外側の外周壁23A
の上面を環状溝24より内側の平面より徐々に後退する
傾斜面2301で形成して、外周壁23Aの上面と半導
体ウエーハSとの接触面積を少なくするようにした構造
のものである。即ち、この接触面積は線状で殆どゼロに
なる。この第2実施例の真空吸着テーブル装置1Bの動
作は、真空吸着テーブル装置1Aの動作と同一である
が、この真空吸着テーブル装置1Bの場合、前記傾斜面
2301に加工液Lが流れているために、この傾斜面2
301にダストなどが存在する確率が遥に少なくなる。
なお、半導体ウエーハSの外周縁部には加工圧力などが
掛かるが、この加工圧力などによる前記外周縁部の変形
は、半導体ウエーハSに剛性があり、しかも厚さがあ
り、また、外周壁23Aからの寸法Dが短ければ、加工
精度にもよるが、殆どの場合無視することができるレベ
ルになる。
【0023】図4に示した第3実施例の真空吸着テーブ
ル装置1Cは、前記ステージ22の外周部の円環状溝2
4より外側の外周壁23A上面が、円環状溝24より内
側の平面より若干低い平面2302に形成し、この平面
2302とその上方の半導体ウエーハSとの間にスリッ
トを形成したことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、円環状溝24からの給水をこのスリットを通
じて常に積極的に外方へ流すことができる。前記第2実
施例の真空吸着テーブル装置1Bと同様に、半導体ウエ
ーハSの変形は無視することができる。
【0024】図5に示した第4実施例の真空吸着テーブ
ル装置1Dは、前記外周壁23A上面を、円環状溝24
より内側の平面より若干低い平面2302に形成し、ス
リットを形成したことは前記第3実施例の真空吸着テー
ブル装置1Cと同一であるが、この実施例の場合には、
前記平面2302上に支柱28を立てられていることを
特徴とする。この支柱28で半導体ウエーハSの外周部
を支持し、加工圧力などによる変形を抑えるようにした
もので、動作は前記と同様である。
【0025】以上の説明から明らかなように、従来技術
の真空吸着テーブルでは、半導体ウエーハSが加工圧力
などで不意に一時的に浮き上がって、加工液が半導体ウ
エーハSの外周部から真空吸引部21上面に侵入する不
都合があったものが、本発明の真空吸着テーブル装置で
は、純水の滞留でシールすることができ、前記のような
不都合を防止することができる。また、本発明の真空吸
着テーブル装置では、真空吸引部に侵入する液体は、円
環状溝24から溢れた極微量の純水のみであるから、特
別な真空保護回路や洗浄機構は不要である。更に、半導
体ウエーハSの真空吸引部21及びステージの表面から
浮き上がりを制御する各圧力の関係や純水の供給量の調
整は、加工圧力、真空吸引力及び給水タンクの水位を所
定の値に設定することにより容易に行うことができる。
更にまた、基準となるステージ高さが半導体ウエーハの
外周部まで同一平面であるため、一般のシール時に見ら
れるような縁だれ、或いは盛り上がりなどを起こさな
い。
【0026】前記実施例の説明では、被加工物として半
導体ウエーハを採り上げて説明したが、本発明の真空吸
着テーブル装置は、半導体ウエーハを加工する場合にの
み用いられるものではなく、この他、LCD用ガラス板
など、被加工面積の広い薄板状基板を加工する場合にも
広く用いることができる。また、前記実施例の説明で
は、研磨加工を採り上げ、半導体ウエーハを保持する真
空吸着テーブル装置として説明したが、この他、被加工
物にエッチング、洗浄、乾燥などを施す場合にも使用す
ることができることを付言しておく。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の真空吸着テーブル装置によれば、加工液のステージ上
面への付着を防止することができ、また、ダストも侵入
または存在しないため、薄板状基板の縁だれや盛り上が
りを防止でき、薄板状基板を高精度に保持(真空チャッ
ク)することができる。このため薄板状基板を面内均一
性良く加工することができる。一方、本発明の真空吸着
テーブル装置そのものは、構造が簡単で、しかも耐久性
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 半導体ウエーハを載置した状態の本発明の第
1実施例の真空吸着テーブルの構成を示した断面側面図
である。
【図2】 図1に示した真空吸着テーブルの機能を説明
するための、その一部拡大断面側面図である。
【図3】 半導体ウエーハを載置した状態の本発明の第
2実施例の真空吸着テーブルの構成を示した一部拡大断
面側面図である。
【図4】 半導体ウエーハを載置した状態の本発明の第
3実施例の真空吸着テーブルの構成を示した一部拡大断
面側面図である。
【図5】 半導体ウエーハを載置した状態の本発明の第
4実施例の真空吸着テーブルの構成を示した一部拡大断
面側面図である。
【図6】 従来技術の第1の例の真空吸着テーブルの一
部を示す断面側面図である。
【図7】 従来技術の第2の例の真空吸着テーブルの一
部を示す断面側面図である。
【図8】 従来技術の第2の例の真空吸着テーブルの一
部を示す断面側面図である。
【図9】 図6に示した真空吸着テーブルで薄板状基板
を真空吸着した状態の薄板状基板と真空吸着テーブルと
の一部拡大断面側面図であって、同図Aはその薄板状基
板を保持した状態の溝部の拡大図、同図Bは同図Aの状
態で加工圧力と真空吸引を受けた場合の薄板状基板の状
態を示す溝部の拡大図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D…本発明の真空吸着テーブル装
置、2…真空吸着テーブル本体、3…純水供給装置、2
1…真空吸引部、22…ステージ、23…ステージ22
の外周部、23A…外周部23の外周壁、24…円環状
溝、25…給水パイプ、26…パイプ、27…真空吸引
口、31…給水タンク、32…給水パイプ、33…開閉
バルブ、E…研磨液、L…給水タンク31内の純水の水
位、S…薄板状基板(半導体ウエーハ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物である薄板状基板の被加工面を
    加工液を用いて加工する場合に前記薄板状基板の非加工
    面を真空吸引して真空吸着テーブルのステージの平面上
    で保持する真空吸着方法において、前記薄板状基板の非
    加工面側の外周部とその下方の前記ステージの平面との
    間隙を液体を用いてシールし、前記加工液が前記間隙か
    ら前記薄板状基板の内方に流入することを防止すること
    を特徴とする薄板状基板の真空吸着方法。
  2. 【請求項2】 被加工物である薄板状基板の被加工面を
    加工液を用いて加工する場合に前記薄板状基板の非加工
    面を真空吸引して保持する真空吸着テーブル装置におい
    て、 表面が平面に仕上げられた真空吸引部と、 この真空吸引部を中央部に埋設し、外周部の平面が前記
    真空吸引部の前記平面と同一面を形成するように構成さ
    れているステージと、 このステージに前記薄板状基板を載置した場合に、その
    薄板状基板の外周縁よりやや内側の下方に在る前記ステ
    ージの前記外周部に形成された環状溝とこの環状溝にバ
    ルブを介して接続されたタンクとから構成されている液
    体供給装置と、 前記真空吸引部に接続されている真空吸引装置と、から
    構成されていることを特徴とする薄板状基板の真空吸着
    テーブル装置。
  3. 【請求項3】 前記ステージの外周部の前記環状溝より
    外側の外周壁上面が、前記環状溝より内側の平面より後
    退する傾斜面で形成されていることを特徴とする請求項
    2に記載の薄板状基板の真空吸着テーブル装置。
  4. 【請求項4】 前記ステージの外周部の前記環状溝より
    外側の外周壁上面が、前記環状溝より内側の平面より若
    干低い平面で形成されていることを特徴とする請求項2
    に記載の薄板状基板の真空吸着テーブル装置。
  5. 【請求項5】 前記ステージの外周部の前記環状溝より
    外側の外周壁上面が、前記環状溝より内側の平面より若
    干低い平面で形成し、これら両平面の段差に相当する支
    柱が前記外周壁面に立てられていることを特徴とする請
    求項2に記載の薄板状基板の真空吸着テーブル装置。
JP28450396A 1996-10-28 1996-10-28 薄板状基板の真空吸着方法及びその真空吸着テーブル装置 Pending JPH10135316A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28450396A JPH10135316A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 薄板状基板の真空吸着方法及びその真空吸着テーブル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28450396A JPH10135316A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 薄板状基板の真空吸着方法及びその真空吸着テーブル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10135316A true JPH10135316A (ja) 1998-05-22

Family

ID=17679361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28450396A Pending JPH10135316A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 薄板状基板の真空吸着方法及びその真空吸着テーブル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10135316A (ja)

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002231745A (ja) * 2001-01-30 2002-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd バンプボンディング装置
JP2005175016A (ja) * 2003-12-08 2005-06-30 Canon Inc 基板保持装置およびそれを用いた露光装置ならびにデバイス製造方法
JP2006135113A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Okamoto Machine Tool Works Ltd デバイスウエハの真空チャックシステムおよびそれを用いてデバイスウエハ裏面を研磨する方法
JP2006310588A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Nikon Corp 基板保持装置及び露光装置、並びにデバイス製造方法
JP2007229846A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Nikon Corp 真空ラインの氷結防止装置、この真空ラインの氷結防止装置を用いた研磨装置及びこの研磨装置を用いたデバイス製造方法
JP2008270580A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Nachi Fujikoshi Corp 薄厚ウエハの搬送方法
CN100437262C (zh) * 2006-11-10 2008-11-26 友达光电股份有限公司 真空承载设备
JP2008300644A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Shibaura Mechatronics Corp 基板の保持装置及び基板の処理方法
JP2009012110A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 Disco Abrasive Syst Ltd 研削装置のチャックテーブル機構
JP2009160700A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Disco Abrasive Syst Ltd 研磨装置
JP2009224402A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Taiheiyo Cement Corp 真空吸着装置
CN103072079A (zh) * 2012-12-27 2013-05-01 苏州珈玛自动化科技有限公司 内置真空发生器的新型工装吸附治具
JP2013215868A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Disco Corp チャックテーブル
US8941810B2 (en) 2005-12-30 2015-01-27 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
CN104439700A (zh) * 2013-09-16 2015-03-25 大族激光科技产业集团股份有限公司 一种键盘按键激光切割定位夹具
US9057967B2 (en) 2002-11-12 2015-06-16 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US9081299B2 (en) 2003-06-09 2015-07-14 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method involving removal of liquid entering a gap
US9482966B2 (en) 2002-11-12 2016-11-01 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
KR20180082957A (ko) * 2017-01-11 2018-07-19 가부시기가이샤 디스코 척테이블과 연삭 장치
US10503084B2 (en) 2002-11-12 2019-12-10 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
CN112589281A (zh) * 2020-12-03 2021-04-02 长江大学 一种计算机键盘按键激光切割设备
CN112917386A (zh) * 2019-12-06 2021-06-08 株式会社迪思科 板状物保持器具

Cited By (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002231745A (ja) * 2001-01-30 2002-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd バンプボンディング装置
US9057967B2 (en) 2002-11-12 2015-06-16 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US10962891B2 (en) 2002-11-12 2021-03-30 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US10788755B2 (en) 2002-11-12 2020-09-29 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US10503084B2 (en) 2002-11-12 2019-12-10 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US10261428B2 (en) 2002-11-12 2019-04-16 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US10191389B2 (en) 2002-11-12 2019-01-29 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US9740107B2 (en) 2002-11-12 2017-08-22 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US9482966B2 (en) 2002-11-12 2016-11-01 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US9366972B2 (en) 2002-11-12 2016-06-14 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US9152058B2 (en) 2003-06-09 2015-10-06 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method involving a member and a fluid opening
US9081299B2 (en) 2003-06-09 2015-07-14 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method involving removal of liquid entering a gap
US10678139B2 (en) 2003-06-09 2020-06-09 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US10180629B2 (en) 2003-06-09 2019-01-15 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US9541843B2 (en) 2003-06-09 2017-01-10 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method involving a sensor detecting a radiation beam through liquid
US7602476B2 (en) 2003-12-08 2009-10-13 Canon Kabushiki Kaisha Substrate-holding technique
JP2005175016A (ja) * 2003-12-08 2005-06-30 Canon Inc 基板保持装置およびそれを用いた露光装置ならびにデバイス製造方法
US7379162B2 (en) 2003-12-08 2008-05-27 Canon Kabushiki Kaisha Substrate-holding technique
JP4732736B2 (ja) * 2004-11-08 2011-07-27 株式会社岡本工作機械製作所 デバイスウエハの真空チャックシステムおよびそれを用いてデバイスウエハ裏面を研磨する方法
JP2006135113A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Okamoto Machine Tool Works Ltd デバイスウエハの真空チャックシステムおよびそれを用いてデバイスウエハ裏面を研磨する方法
JP2006310588A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Nikon Corp 基板保持装置及び露光装置、並びにデバイス製造方法
US8947631B2 (en) 2005-12-30 2015-02-03 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US10761433B2 (en) 2005-12-30 2020-09-01 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US11669021B2 (en) 2005-12-30 2023-06-06 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US11275316B2 (en) 2005-12-30 2022-03-15 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US10222711B2 (en) 2005-12-30 2019-03-05 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US9436096B2 (en) 2005-12-30 2016-09-06 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US8941810B2 (en) 2005-12-30 2015-01-27 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US9851644B2 (en) 2005-12-30 2017-12-26 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
JP2007229846A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Nikon Corp 真空ラインの氷結防止装置、この真空ラインの氷結防止装置を用いた研磨装置及びこの研磨装置を用いたデバイス製造方法
CN100437262C (zh) * 2006-11-10 2008-11-26 友达光电股份有限公司 真空承载设备
JP2008270580A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Nachi Fujikoshi Corp 薄厚ウエハの搬送方法
JP4678788B2 (ja) * 2007-04-23 2011-04-27 株式会社不二越 薄厚ウエハの搬送方法
JP2008300644A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Shibaura Mechatronics Corp 基板の保持装置及び基板の処理方法
KR101372981B1 (ko) * 2007-05-31 2014-03-11 시바우라 메카트로닉스 가부시키가이샤 기판 유지 장치 및 기판의 처리 방법
TWI419200B (zh) * 2007-05-31 2013-12-11 Shibaura Mechatronics Corp 基板支持裝置及基板處理方法
JP2009012110A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 Disco Abrasive Syst Ltd 研削装置のチャックテーブル機構
JP2009160700A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Disco Abrasive Syst Ltd 研磨装置
JP2009224402A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Taiheiyo Cement Corp 真空吸着装置
JP2013215868A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Disco Corp チャックテーブル
CN103072079A (zh) * 2012-12-27 2013-05-01 苏州珈玛自动化科技有限公司 内置真空发生器的新型工装吸附治具
CN104439700B (zh) * 2013-09-16 2016-03-16 大族激光科技产业集团股份有限公司 一种键盘按键激光切割定位夹具
CN104439700A (zh) * 2013-09-16 2015-03-25 大族激光科技产业集团股份有限公司 一种键盘按键激光切割定位夹具
CN108296935A (zh) * 2017-01-11 2018-07-20 株式会社迪思科 卡盘工作台和磨削装置
JP2018111159A (ja) * 2017-01-11 2018-07-19 株式会社ディスコ チャックテーブルと研削装置
KR20180082957A (ko) * 2017-01-11 2018-07-19 가부시기가이샤 디스코 척테이블과 연삭 장치
TWI758364B (zh) * 2017-01-11 2022-03-21 日商迪思科股份有限公司 板狀工件的保持方法
CN112917386A (zh) * 2019-12-06 2021-06-08 株式会社迪思科 板状物保持器具
CN112589281A (zh) * 2020-12-03 2021-04-02 长江大学 一种计算机键盘按键激光切割设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10135316A (ja) 薄板状基板の真空吸着方法及びその真空吸着テーブル装置
US4597228A (en) Vacuum suction device
JP3287761B2 (ja) 真空吸着装置および加工装置
US7914694B2 (en) Semiconductor wafer handler
JPS6233182B2 (ja)
WO2002067294A3 (en) Arrangement and a method for reducing contamination with particles on a substrate in a process tool
JP2004140058A (ja) ウエハ搬送装置およびウエハ処理装置
JPH08148541A (ja) ウエハ搬送装置
US10777417B2 (en) Dressing device, polishing apparatus, holder, housing and dressing method
JP3252074B2 (ja) 真空吸着装置、真空吸着装置用シール具および真空吸着方法
JP2000126959A (ja) 被加工材のチャックテーブル
JP4119170B2 (ja) チャックテーブル
JPH10128633A (ja) 真空吸着装置
JPH03289154A (ja) 半導体ウエーハチャック装置
JP2003045845A (ja) ウエ−ハ端面エッチング洗浄処理装置
JP2007168025A (ja) 保持テーブル、被保持物品の処理装置、及び半導体ウェーハの処理装置
TWI700148B (zh) 夾盤台、磨削裝置及磨削品的製造方法
JP3084669B2 (ja) 研磨製品の製造方法
JPH0788761A (ja) 半導体基板の研磨用保持板
US20040154647A1 (en) Method and apparatus of utilizing a coating for enhanced holding of a semiconductor substrate during high pressure processing
US20080051018A1 (en) Semiconductor Wafer Handler
JP2007066956A (ja) ウエハ端面保護装置及びウエハ処理装置
JPH08164370A (ja) 多数の微細な孔を有する板材の洗浄装置及び洗浄方法、並びに真空チャックのチャックプレートの洗浄装置及び洗浄方法
WO2024009775A1 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
KR200169728Y1 (ko) 반도체 웨이퍼 보호용 테이프 및 그 부착장치