JP4732256B2 - ディスクブレーキ用パッドクリップ - Google Patents

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    • F16D2055/007Pins holding the braking members

Description

この発明に係るディスクブレーキ用パッドクリップは、自動車の制動に使用するディスクブレーキに組み込んで、非制動時にパッドががたつくのを防止すると共に、制動解除に伴ってこのパッドをロータの側面から引き離す為に利用する。
自動車の制動を行なう為に、ディスクブレーキが広く使用されている。ディスクブレーキによる制動時には、車輪と共に回転するロータの軸方向両側に配置された1対のパッドを、ピストンによりこのロータの両側面に押し付ける。この様なディスクブレーキとして従来から各種構造のものが知られているが、ロータの両側にピストンを、互いに対向する状態で設けた、対向ピストン型ディスクブレーキは、安定した制動力を得られる事から、近年使用例が増えている。特許文献1、2には、この様な対向ピストン型ディスクブレーキに関する発明が、それぞれ記載されている。
図8〜10は、このうちの特許文献1に記載された構造を示している。ディスクブレーキ1は、ロータ2を挟む位置にアウタボディ部3及びインナボディ部4から成るキャリパ5を設け、これらボディ部3、4内にアウタシリンダ6及びインナシリンダ7を、それぞれの開口部を上記ロータ2を介して互いに対向させた状態で設けている。そして、これらアウタシリンダ6及びインナシリンダ7内にアウタピストン8及びインナピストン9を、液密に、且つ上記ロータ2の軸方向(図1、5、8、11の上下方向、図2、6、12の表裏方向、図3、7、9、13の左右方向)に関する変位自在に嵌装している。又、アウタパッド10及びインナパッド11は、上記ロータ2の外周縁よりも径方向外寄り部分で、上記アウタボディ部3とインナボディ部4との間に掛け渡された1対のピン12、12にそれぞれ吊り下げられた状態で、上記ロータ2の軸方向に変位自在としている。この為に、上記両パッド10、11の1対のプレッシャプレート13、13の外周縁部にそれぞれ通孔を形成し、これら各通孔に上記ピン12、12を緩く挿通している。
又、上記ピン12、12と上記アウタパッド10及びインナパッド11との間に、パッドクリップ14を配置している。このパッドクリップ14は、図10の(A)に示す様に、それぞれが弾性を有する2枚の金属板15a、15bを交差させた状態で結合して成る。このうちの一方の金属板15aは、上記両パッド10、11同士の間に、上記ロータ2の円周方向(図1、2、5、6、8、11、12の左右方向)と平行に配置される。これに対して他方の金属板15bは、これら両パッド10、11の上記ロータ2の円周方向に関してほぼ中央部に、上記ロータ2の軸方向と平行に配置される。
又、上記一方の金属板15aは、上記ロータ2の円周方向に関して両端部を、径方向内方にそれぞれクランク状に折り曲げた1対の折り曲げ部16、16とし、これら両折り曲げ部16、16を、上記ピン12、12の径方向内側の周面に係合させている。又、上記他方の金属板15bは、上記ロータ2の軸方向両端部を、それぞれ内側に折り返して1対の弾性係合部17、17としている。そして、これら両弾性係合部17、17の径方向内側面を、上記両パッド10、11のプレッシャプレート13、13の外周縁部で、上記ロータ2の円周方向に関してほぼ中央部に、弾性的に当接させている。
上述の様に構成されるディスクブレーキ1は、制動時には、前記アウタシリンダ6及びインナシリンダ7内に圧油を送り込み、前記アウタピストン8及びインナピストン9により、上記アウタパッド10及びインナパッド11のライニング24、24を、上記ロータ2の内外両側面に押し付ける。又、制動解除に伴って、上記パッドクリップ14を構成する上記両弾性係合部17、17から付与される弾力により、上記両パッド10、11を上記ロータ2の側面から引き離す。一方、非制動時には、上記両弾性係合部17、17により、上記両パッド10、11に対し径方向内方に向く弾力を付与して、これら両パッド10、11とが、上記キャリパ5に対しがたつくのを防止する。
尚、上述の特許文献1には、図10の(B)に示す様な、1枚の金属板により形成したパッドクリップ14aと、図10の(C)に示す様な、両パッド10、11を弾性的に押圧する部分である1対の弾性係合部17a、17aを、折り返さずに、先端部に向かう程径方向外方に向かう方向に折り曲げる事により形成したパッドクリップ14bとが、それぞれ記載されている。
上述の特許文献1に記載された構造の場合、パッドクリップ14、14a、14bにより、アウタパッド10、インナパッド11の円周方向中央部のみを押圧している。この為、これら両パッド10、11の姿勢が安定しにくく、これら両パッド10、11がロータ2に対し局部的に当たって、これら両パッド10、11を構成するライニング24、24に偏摩耗が生じる可能性がある。又、上記パッドクリップ14、14a、14bのうち、図10の(A)に示したパッドクリップ14は、2枚の金属板15a、15bを結合する必要がある為、製造コストが増大する。
一方、図10の(B)(C)に示したパッドクリップ14a、14bの場合、1枚の金属板により形成しているが、折り曲げ形成する前の素板を十字形とする必要がある。この様な素板は、材料となる金属板を所定の形状で順次打ち抜く事により得られる。この為、隣り合う素板同士の間隔をなるべく狭くする事が要求されるが、上述の様な十字形の素板の場合、隣り合う素板同士の間隔が広くなり、材料となる金属板の使用しない部分が多くなる(板取性が良くない=材料の歩留りが悪い)。更に、図10の(B)に示したパッドクリップ14aの場合、1対の弾性係合部17、17を折り返して形成している為、折り返す前の素板の寸法が大きくなり、板取性(歩留り)が更に悪化する。
一方、特許文献2には、アウタパッド及びインナパッドの姿勢を安定させる事ができる構造が記載されている。図11〜13は、この特許文献2に記載されたディスクブレーキ1aを示している。このディスクブレーキ1aは、車輪と共に回転するロータ2を跨ぐ状態で配置されたキャリパ5aを備える。このキャリパ5aは、アルミニウム合金製の素材により一体に造ったもので、上記ロータ2の軸方向両側に配置されたアウタボディ部3a及びインナボディ部4aと、これら両ボディ部3a、4aの円周方向両端部同士を連結する1対の連結部18、18とを備える。
上記アウタボディ部3aとインナボディ部4aとの円周方向中間部で上記両連結部18、18の間に位置する部分のうち、径方向外端部同士の間に、1対の外側結合ピン19、19を、それぞれ上記両ボディ部3a、4a同士の間に掛け渡す状態で設けている。更に、1本の中間結合ピン20も、上記両ボディ部3a、4a同士の間に掛け渡す状態で設けている。これら各結合ピン19、20は、それぞれが上記キャリパ5aを構成するアルミニウム合金よりもヤング率の大きな金属材料製である、鉄系合金により、円管状に構成している。
それぞれがこの様な形状を有する上記各結合ピン19、20のうち、両外側結合ピン19、19は、アウタパッド10a及びインナパッド11aのプレッシャプレート13a、13aを円周方向両側から挟む位置で、ロータ2の外周縁よりも径方向外寄り部分に設けている。又、上記中間結合ピン20は、上記両パッド10a、11aよりも径方向外側で上記両外側結合ピン19、19の間部分に設けている。そして、これら各ピン19、20のうち、中間結合ピン20と、上記両パッド10a、11aのプレッシャプレート13a、13aの径方向外周縁との間に、パッドクリップ14cを設けている。
上記パッドクリップ14cは、ステンレスのばね鋼板等の弾性材製で、中央係合部21と、この中央係合部21の周方向両側に設けられた、それぞれがT字形である1対の押圧腕部22、22とを備える。このうちの中央係合部21は、上記中間結合ピン20の径方向内半側に当接した状態で、上記パッドクリップ14cが径方向及び円周方向に安定する様に、径方向外側が凹面となった、断面円弧形としている。更に、上記中央係合部21は、ロータ2の軸方向に関して、上記両ボディ部3a、4aの内壁部23、23に近接し、この軸方向に関する上記パッドクリップ14cの位置決めを図っている。
これに対して、上記押圧腕部22、22は、それぞれの先半部を、図13に示す様に内側に折り返して弾性係合部17、17とし、これら弾性係合部17、17を、上記両プレッシャプレート13a、13aの径方向外周縁のうちで前記ロータ2寄りの内端縁に当接させている。この構成により、上記両プレッシャプレート13a、13aに、径方向内方に向く弾力と、互いに離れる方向の弾力とを付与している。尚、上記アウタボディ部3a及びインナボディ部4aの径方向内寄り部分に、これら両ボディ部3a、4a毎に独立した係止ピン36、36を設けている。そして、これら各係止ピン36、36の一部外周面が、前記両パッド10a、11aのプレッシャプレート13a、13aのうちの何れかのプレッシャプレート13aの径方向内端縁に、前記パッドクリップ14cの弾力に基づいて当接する。
上述の特許文献2に記載した構造の場合、上記外側、中間各結合ピン19、20と、上記パッドクリップ14cと、上記各係止ピン36、36とを適切に配置する事により、上記両パッド10a、11aの姿勢を、非制動時、制動時に拘らず安定させる事ができる。即ち、非制動時には、上記中間結合ピン20と上記両パッド10a、11aを構成するプレッシャプレート13a、13aの円周方向両端寄り外周縁との間に設けた、上記パッドクリップ14cの押圧腕部22、22が、上記両プレッシャプレート13a、13aの径方向内周縁を、上記各係止ピン36、36に押し付ける。この為、走行に伴う振動等により、上記両パッド10a、11aががたつく事はない。但し、上述した特許文献2に記載された構造の場合も、前述の図10の(B)に示した構造と同様に、1対の弾性係合部17、17を折り返して形成している為、折り返す前の素板の寸法が大きくなる。
即ち、上記パッドクリップ14cは、中央係合部21の円周方向両側に1対の押圧腕部22、22を有し、これら両押圧腕部22、22の端部から、両パッド10a、11aに向けて、上記弾性係合部17、17を突出させている。又、これら弾性係合部17、17を折り返して形成している為、折り返す前の素板の状態で上記両押圧腕部22、22からの上記弾性係合部17、17に相当する部分の突出量が多くなる。この為、上記パッドクリップ14cの素板の状態で、上記中央係合部21と上記両押圧腕部22、22との存在により、上記ロータ2の円周方向に関する寸法が大きくなると共に、上記弾性係合部17、17に相当する部分の突出量が多い事により、上記ロータ2の軸方向に関する寸法も大きくなる。この為、材料となる金属板から素板を打ち抜く際に、隣り合う素板同士の間隔が大きくなる事が避けられず、板取性(歩留り)が悪化する。
特開平9−89018号公報 特開2005−121174号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑みて、アウタパッド及びインナパッドの姿勢を安定させる事ができると共に、安価で板取性(材料の歩留り)が良好なパッドクリップを実現すべく発明したものである。
本発明のディスクブレーキ用パッドクリップは、弾性を有する1枚の金属板を曲げ形成して成り、係合板部と、4個の押圧片とを備える。
このうちの係合板部は、車輪と共に回転するロータを挟んで設けられたアウタボディ部とインナボディ部との間に掛け渡す状態で円周方向に離隔した2箇所位置に設けたピンに係合するものである。
又、上記各押圧片は、上記係合板部の上記ロータの円周方向に関して両端部に、それぞれ設けられている。この状態で、上記アウタボディ部とインナボディ部とに、それぞれ上記ロータの軸方向に関する変位を自在に支持されたアウタパッドとインナパッドとの径方向外周縁に対し、上記ロータの円周方向に関して両端部で、それぞれ弾性的に当接させている。そして、上記両パッドに対し径方向内方に向く弾力と、互いに離れる方向の弾力とを付与している。
特に、本発明のディスクブレーキ用パッドクリップに於いては、上記各押圧片は、上記係合板部の両端部から、上記両パッドに近づく程径方向外方に向かう方向に折り曲げられる事により形成されている。
この為に、上記係合板部の軸方向両端部で上記ロータの円周方向に関して両端寄りの4箇所部分を、先端部にそれぞれ上記各押圧片を設けた4本の腕部とすると共に、上記係合板部のうちで、上記ロータの軸方向に関して中間部で円周方向両端部に、それぞれ係止鉤部を形成している。
又、上記両係止鉤部を上記両ピンに、上記ロータの径方向に関して内側から係止している。
更に、上記両ピンよりも径方向外方を通る状態で設けられた上記各腕部の先端部を、上記アウタパッド及び上記インナパッドの両端側で径方向内方に曲げると共に、上記各腕部の先端部に上記各押圧片を、上記両パッドに向けて、それぞれ軸方向に突出する様に形成している。
そして、これら各押圧片の径方向内側面を上記両パッドの円周方向両端部外周縁に、弾性的に当接させている。
尚、本明細書及び特許請求の範囲で「円周方向」とは、特に断らない限り、上記ロータの円周方向(=回転方向)を言い、同じく「軸方向」とは、このロータの軸方向を言い、同じく「径方向」とは、このロータの半径方向を言う。
上述の様に構成する本発明のディスクブレーキ用パッドクリップの場合、アウタパッド及びインナパッドの姿勢を安定させる事ができると共に、安価で板取性(材料の歩留り)が良好な構造を得られる。即ち、上記両パッドは、各押圧片によりそれぞれ円周方向両端部を弾性的に押圧されている為、制動時、非制動時に拘らず、姿勢を安定させる事ができる。又、本発明のディスクブレーキ用パッドクリップは、1枚の金属板を曲げ形成して成る為、前述の図10の(A)に示した様に、2枚の金属板を結合する構造と比べて安価にできる。
更に、上記各押圧片は、係合板部の両端部から、上記両パッドに近づく程径方向外方に向かう方向に折り曲げられる事により形成されている。上記係合板部は、両端部に設けた各押圧片を上記両パッドの円周方向両端側に配置させる為に、円周方向に長くなるのに対し、上記各押圧片は、上記係合板部から軸方向に突出する。従って、素板の状態でこれら各押圧片に相当する部分の、この係合板部からの突出量が大きいと、1枚の金属板からパッドクリップの素板を順次打ち抜く際に、隣り合う素板同士の間隔が広くなり、板取性が悪化する。これに対して本発明の場合、上記各押圧片を、上記係合板部の両端部から円周方向に突出した4本の腕部の先端部を折り曲げる事により形成している為、前述の図10の(B)及び図13に示した様な、弾性係合部として先半部を折り返した構造と比べて、素板の状態での各押圧片に相当する部分の突出量を小さくでき、板取性を良好にできる。
[参考例の1例]
図1〜4は、本発明に関する参考例の1例を示している。尚、本参考例の特徴は、アウタパッド10b及びインナパッド11bの姿勢を安定させる事ができると共に、パッドクリップ14dの板取性(材料の歩留り)を良好にすべく、このパッドクリップ14dの形状を工夫した点にある。その他の構造及び作用は、前述の図8、9に示した従来構造と同様である。この為、重複する部分に就いては、図示及び説明を、省略若しくは簡略にし、以下、本参考例の特徴部分を中心に説明する。
本参考例の場合、上記アウタパッド10b及びインナパッド11bを構成するプレッシャプレート13b、13bの円周方向中間部外周縁に、ロータ2(図8、9、11、12参照)の径方向外方に突出する突部25、25を、それぞれ2箇所ずつ形成している。又、これら各突部25、25には、通孔26、26をそれぞれ形成している。そして、上記ロータ2の外周縁よりも径方向外寄り部分に、図示しないキャリパを構成する、アウタボディ部とインナボディ部との間に掛け渡す状態で設けた1対のピン12、12を、上記各通孔26、26に緩く挿通している。これにより、上記両パッド10b、11bを上記ピン12、12に吊り下げた状態で、上記ロータ2の軸方向に変位自在に支持している。
又、上記ピン12、12と上記両パッド10b、11bの径方向外周縁との間には、前記パッドクリップ14dを設けている。このパッドクリップ14dは、ステンレスのばね鋼板等の弾性材製の1枚の金属板を曲げ形成して成るもので、係合板部27と、4個の押圧片28、28とを備える。このうちの係合板部27は、上記両パッド10b、11bの間に配置され、上記ピン12、12と係合する。この為に、上記係合板部27のうちで上記ロータ2の円周方向に関して中央部を、上記両ピン12、12の間部分を径方向外方に突出する、突出部29としている。この突出部29は、中央部を湾曲させて、この突出部29の円周方向の幅を、弾性的に拡縮自在としている。
又、上記突出部29の円周方向両側面は、径方向外方に向かう程互いに近づく方向に傾斜した、1対の傾斜部30、30としている。従って、上記突出部29の円周方向の幅は、径方向外方に向かう程狭くなる。又、上記突出部29の円周方向両側に配置された1対の腕部31、31と、上記両傾斜部30、30との連続部32、32は、上記ピン12、12の外径と同じかこの外径よりも少し大きい曲率半径を有する、断面円弧状に形成している。更に、上記腕部31、31の先端部を径方向内方にクランク状に折り曲げ、この先端部の軸方向両側に、前記押圧片28、28を設けている。
これら各押圧片28、28は、上記係合板部27の腕部31、31の先端部から、上記アウタパッド10b及びインナパッド11bに向けて、それぞれ突出する様に形成している。又、上記各押圧片28、28は、上記両パッド10b、11bに近づく程径方向外方に向かう方向に折り曲げる事により形成している。又、図4に示す様に、上記各押圧片28、28の中間部乃至先端部の円周方向に関して両端部は、中央部から離れる程径方向外方に向かう方向に折り曲げた、折り曲げ部33、33としている。
上述の様に構成するパッドクリップ14dを、前記ピン12、12と上記両パッド10b、11bとの間に配置する場合には、前記係合板部27の突出部29を上記両ピン12、12同士の間に、径方向内方から進入させる。この突出部29の両側面を前記両傾斜部30、30としている為、この突出部29の上記ピン12、12同士の間への進入は、円滑に行なえる。又、この突出部29を奥まで(これら両ピン12、12と前記両連続部32、32とが当接するまで)進入させた状態で、この突出部29が、円周方向の幅が縮む方向に弾性変形する。この弾性変形は、この突出部29が湾曲している事により、円滑に行なわれる。この結果、上記両傾斜部30、30が上記ピン12、12の外周面に弾性的に当接して、上記突出部29がこれらピン12、12同士の間にがたつきなく係合される。尚、上記連続部32、32は、これらピン12、12の外径と同じか少し大きい径を有する断面円弧形としている為、上記突出部29をこれらピン12、12の奥まで進入させた状態で、上記連続部32、32とこれらピン12、12との接触面積を大きくでき、上記突出部29とこれらピン12、12との係合を、より確実に行なえる。
上述の様に、突出部29とピン12、12とを係合させた状態で、前記腕部31、31の先端部に設けた前記各押圧片28、28が、前記アウタパッド10b及びインナパッド11bを構成するプレッシャプレート13b、13bの円周方向両端部で径方向外周縁部に、それぞれ弾性的に当接する。そして、上記両パッド10b、11bに、径方向内方に向く弾力と、互いに離れる方向の弾力とが付与される。即ち、図3に示す様に、上記各押圧片28、28の基端部を、上記プレッシャプレート13b、13bの円周方向両端部外周縁よりも、径方向内方に位置させる。そして、上記各押圧片28、28の径方向内側面を、上記両プレッシャプレート13b、13bの円周方向両端部外周縁で、軸方中央側周縁部に弾性的に当接させる。この結果、上記各押圧片28、28の弾性復元力により、上記両パッド10b、11bが、径方向内方及び互いに離れる方向に押圧される。
上述の様に構成する本参考例の場合、上記両パッド10b、11bの姿勢を、非制動時、制動時に拘らず安定させる事ができる。即ち、非制動時には、ピン12、12と、上記両パッド10b、11bを構成する、プレッシャプレート13b、13bの円周方向両端部で径方向外周縁との間に設けた、上記パッドクリップ14dの押圧片28、28が、上記両プレッシャプレート13b、13bの円周方向両端部を径方向内方に押圧する。この為、走行に伴う振動等により、上記両パッド10b、11bががたついたり、傾く事を防止できる。又、制動解除に伴い、上記各押圧片28、28により、上記両パッド10b、11bを互いに離れる方向に押圧する場合にも、上記両プレッシャプレート13b、13bの円周方向両端部を押圧している為、押圧時に上記両パッド10b、11bががたついたり、傾く事を防止できる。この結果、異音や、これら両パッド10b、11bを構成するライニング24、24が局部的にロータ2の側面と摺接して、これら両ライニング24、24に偏摩耗が生じる事を、防止できる。
又、本参考例の場合、上記各押圧片28、28を、前記係合板部27を構成する腕部31、31の先端部から、折り曲げる事により形成している。この為、前述の図10の(B)及び図13に示した様な、弾性係合部として先半部を折り返した構造と比べて、素板の状態での上記各押圧片28、28に相当する部分の突出量を小さくでき、板取性(材料である金属板の歩留り)を良好にできる。
更に、本参考例の場合、上記各押圧片28、28の円周方向両端部を、中央部から離れる程径方向外方に向かう方向に折り曲げて、前記折り曲げ部33、33としている為、上記各押圧片28、28の剛性を確保できる。又、これと共に、上記両パッド10b、11bとの当接部の面積を小さくして、これら両パッド10b、11bの軸方向に関する変位に伴う摺動抵抗を抑える事ができる。これにより、上記両パッド10b、11bの姿勢をより安定させる事ができる。又、本参考例のパッドクリップ14dは、1枚の金属板を曲げ形成して成る為、前述の図10の(A)に示した様に、2枚の金属板を結合する構造と比べて安価にできる。
[実施の形態の1例]
図5〜7は、本発明の実施の形態の1例を示している。本例のパッドクリップ14eは、それぞれの先端部に押圧片28a、28aを設ける4本の腕部31a、31aをそれぞれ、円周方向両端部の軸方向に離隔した、4箇所位置に形成している。即ち、キャリパ5bを構成するアウタボディ部3b及びインナボディ部4bに掛け渡される1対のピン12に上記パッドクリップ14eを係合する為の、係合板部27aの軸方向両端部で、上記ロータ2の円周方向に関して両端寄り部分を、上記腕部31a、31aとしている。又、上記係合板部27aの、上記ロータ2の軸方向に関して中間部で円周方向両端部に、係止鉤部34をそれぞれ形成している。従って、これら係止鉤部34は、軸方向に関して上記各腕部31a、31aの間に配置している
上記両係止鉤部34は、上記係合板部27aの軸方向中間部の円周方向両端部を、径方向内方に折り曲げ、更に、先端部を径方向外方に断面円弧状に折り返す事により形成している。上記両係止鉤部34の内周面の自由状態での曲率半径は、例えば、上記ピン12の外径よりも僅かに小さくしている。従って、上記両係止鉤部34をこれらピン12に係止した状態で、これら両係止鉤部34の内周面とこれらピン12の外周面とが弾性的に当接して、これら両係止鉤部34とピン12との係合を確実に行なえる。但し、上記自由状態での曲率半径を上記ピン12の外径以上としても良い。
一方、上記各腕部31a、31aは、上記ピン12を跨ぐ様に形成している。即ち、図6に示す様に、これら各腕部31a、31aは、これらピン12よりも径方向外方を通り、アウタパッド10b及びインナパッド11bの両端側で径方向内方に曲げている。本例の場合、この様に、上記両係止鉤部34を上記両ピン12に係止させると共に、上記各腕部31a、31aをこれらピン12を跨ぐ様に形成する為に、これら各腕部31a、31aと上記係止鉤部34との間には、切り欠き35、35を形成している。
上記各腕部31a、31aの先端部には、前記各押圧片28a、28aを、上記両パッド10b、11bに向けて、それぞれ軸方向に突出する様に形成している。即ち、これら各押圧片28a、28aの端部を、上記各腕部31a、31aの基端部乃至中間部の、上記両パッド10b、11b側の端縁よりも、軸方向に突出させている。又、これら各腕部31a、31aの先端部と、上記各押圧片28a、28aの基端部乃至中間部との接続部を捩る様に折り曲げて、これら各押圧片28a、28aを、上記両パッド10b、11bに向かう程径方向外方に向かう方向に傾斜させている。そして、上記各押圧片28a、28aの径方向内側面を、上記両パッド10b、11bを構成するプレッシャプレート13b、13bの円周方向両端部外周面のうちの軸方向中央側周縁部に、弾性的に当接させている。
上述の様に構成するパッドクリップ14eを、上記ピン12、12と上記両パッド10b、11bとの間に配置する場合には、前記両係止鉤部34の幅を、これらピン12、12の間隔よりも弾性的に縮めた状態で、前記係合板部27aの中央部を、これらピン12、12同士の間に、径方向外方から進入させる。そして、上記両係止鉤部34の幅を縮める力を解除して、これら両係止鉤部34を上記ピン12、12に弾性的に係合させる。この様に、これら両係止鉤部34をこれら両ピン12、12に係止した状態で、前述した様に、上記各押圧片28a、28aが上記両パッド10b、11bの円周方向両端部外周縁を押圧する。尚、上記パッドクリップ14eを外す際には、上記両係止鉤部34を径方向内方に押圧して上記ピン12、12との係合を外す。そして、これら両係止鉤部34の幅を、これらピン12、12の間隔よりも弾性的に縮めて、上記係合板部27aの中央部を、これらピン12、12の間から径方向外方に引き抜く。
上述の様に構成する本例の場合も、折り曲げる前の素板の板取性を良好にできる。即ち、上記各押圧片28a、28aの基端部乃至中間部を、上記係合板部27aの軸方向両端部に配置された上記各腕部31a、31aの先端部と接続している。この為、上記各押圧片28a、28aの、これら各腕部31a、31aの端縁からの突出量を少なくできる。従って、材料となる金属板から上記素板を打ち抜く際に、不要な部分が少なくなって、板取性(歩留り)を良好にできる。又、本例の場合、パッドクリップ14eを、キャリパ5bの径方向外方から着脱可能である為、作業性が良好である。その他の構造及び作用は、前述した参考例の1例と同様である。
本発明に関する参考例の1例を示す、パッドクリップをアウタパッド及びインナパッドとピンとの間に配置した状態を、外径側から見た図。 一部を省略して示す、図1のA−A断面図。 パッドクリップと両パッドのみを取り出して示す、図1の側方から見た図。 一部を省略して示す、図1の拡大B−B断面図。 本発明の実施の形態の1例を示す、パッドクリップをディスクブレーキに組み込んだ状態の半部を、外径側から見た図。 一部を省略して示す、図5のC−C断面図。 パッドクリップと両パッドのみを取り出して一部を省略して示す、図5の右側から見た図。 従来構造の第1例を示す、ディスクブレーキの平面図。 図8のD−D断面図。 従来構造の第1例に組み込まれるパッドクリップの3例を示す斜視図。 従来構造の第2例を示す、部分切断平面図。 図11のE−E断面図。 図12のF−F断面図。
1、1a ディスクブレーキ
2 ロータ
3、3a、3b アウタボディ部
4、4a、4b インナボディ部
5、5a、5b キャリパ
6 アウタシリンダ
7 インナシリンダ
8 アウタピストン
9 インナピストン
10、10a、10b アウタパッド
11、11a、11b インナパッド
12 ピン
13、13a、13b プレッシャプレート
14、14a、14b、14c、14d、14e パッドクリップ
15a、15b 金属板
16 折り曲げ部
17、17a 弾性係合部
18 連結部
19 外側結合ピン
20 中間結合ピン
21 中央係合部
22 押圧腕部
23 内壁部
24 ライニング
25 突部
26 通孔
27、27a 係合板部
28、28a 押圧片
29 突出部
30 傾斜部
31、31a 腕部
32 連続部
33 折り曲げ部
34 係止鉤部
35 切り欠き
36 係止ピン

Claims (1)

  1. 弾性を有する1枚の金属板を曲げ形成して成り、車輪と共に回転するロータを挟んで設けられたアウタボディ部とインナボディ部との間に掛け渡す状態で円周方向に離隔した2箇所位置に設けたピンに係合する係合板部と、上記ロータの円周方向に関してこの係合板部の両端部に設けられ、上記アウタボディ部とインナボディ部とに、それぞれ上記ロータの軸方向に関する変位を自在に支持されたアウタパッドとインナパッドとの径方向外周縁に対し、上記ロータの円周方向に関して両端部で、それぞれ弾性的に当接させて、上記両パッドに対し径方向内方に向く弾力及び互いに離れる方向の弾力を付与する4個の押圧片とを備えたディスクブレーキ用パッドクリップに於いて、これら各押圧片は、上記係合板部の両端部から、上記両パッドに近づく程径方向外方に向かう方向に折り曲げられる事により形成されたもので、上記係合板部の軸方向両端部で上記ロータの円周方向に関して両端寄りの4箇所部分を、先端部にそれぞれ上記各押圧片を設けた4本の腕部とすると共に、上記係合板部のうちで、上記ロータの軸方向に関して中間部で円周方向両端部に、それぞれ係止鉤部を形成して、これら両係止鉤部を上記両ピンに、上記ロータの径方向に関して内側から係止し、これら両ピンよりも径方向外方を通る状態で設けられた上記各腕部の先端部を、上記アウタパッド及び上記インナパッドの両端側で径方向内方に曲げると共に、上記各腕部の先端部に上記各押圧片を、上記両パッドに向けて、それぞれ軸方向に突出する様に形成して、これら各押圧片の径方向内側面を上記両パッドの円周方向両端部外周縁に、弾性的に当接させている事を特徴とするディスクブレーキ用パッドクリップ。
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