JP2003148525A - ディスクブレーキ - Google Patents

ディスクブレーキ

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JP2003148525A
JP2003148525A JP2001343151A JP2001343151A JP2003148525A JP 2003148525 A JP2003148525 A JP 2003148525A JP 2001343151 A JP2001343151 A JP 2001343151A JP 2001343151 A JP2001343151 A JP 2001343151A JP 2003148525 A JP2003148525 A JP 2003148525A
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pad
pads
return spring
locking
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Takeshi Tarui
健 樽井
Hisaya Hashizume
尚也 橋爪
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Akebono Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制動解除に伴う、パッド戻し機構によるロー
タ1の両側面からの1対のパッド6a、6bの退避を、
ライニングの摩耗の進行に関係なく、円滑に行なわせ
る。 【解決手段】 サポートと上記各パッド6a、6bとの
間に設けるパッドクリップ14の連結部に、突片17、
17を形成する。リターンスプリング18の中間部19
に設けた1対のコイル部23、23により上記突片1
7、17を挟持し、この中間部19を、上記ロータ1の
軸方向に変位せず、径方向に変位する様に支持する。こ
の構成により、上記リターンスプリング18の押圧腕部
20、20が上記各パッド6a、6bを押圧する力を安
定させ、上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係るディスクブレ
ーキは、自動車の制動を行なう為に利用するもので、本
発明は、制動解除に伴う、パッド戻し機構によるパッド
の戻りを円滑に行なわせる事により、非制動時にパッド
のライニングとロータの側面とが擦れ合う事を防止し
て、非制動時に於ける車輪の回転抵抗の低減と、上記ラ
イニングの摩耗防止とを効率良く図れるディスクブレー
キを実現するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の制動を行なう為に、ディスクブ
レーキが一般的に使用されている。この様なディスクブ
レーキの構造及び作用の1例に就いて、本発明の実施の
形態を示す図1〜2により説明する。このディスクブレ
ーキは、車輪(図示せず)と共に回転するロータ1の一
側に隣接させる状態で設けるサポート2を、このサポー
ト2の内径寄りの円周方向両端部分に設けた取付孔3を
介して車体(実際には図示しない懸架装置)に固定す
る。このサポート2にはキャリパ4を、上記ロータ1の
軸方向(図1の表裏方向、図2の左右方向)の変位自在
に支持している。又、このサポート2の一部で上記ロー
タ1の周方向両端部に設けた係合部5にパッド6a、6
bを構成する裏板7の両端部を、上記ロータ1の軸方向
の変位(摺動)自在に係合させている。又、上記両パッ
ド6a、6bを跨ぐ状態で、シリンダ部8とキャリパ爪
9とを有する上記キャリパ4を配設し、上記シリンダ部
8に、インナ側(図2の右側)のパッド6aを上記ロー
タ1に対して押圧する為のピストン10を内蔵してい
る。
【0003】制動を行なう場合には、上記シリンダ部8
内に圧油を送り込み、上記ピストン10により上記イン
ナ側のパッド6aを、上記ロータ1の内側面に、図2の
右から左に押し付ける。すると、この押し付け力の反作
用として上記キャリパ4が、図2の右方に変位し、上記
キャリパ爪9がアウタ側(図2の左側)のパッド6b
を、上記ロータ1の外側面に押し付ける。この結果、こ
のロータ1が内外両側面側から強く挟持されて、制動が
行なわれる。尚、図示はしないが、1対のパッドを車体
に固定のキャリパに支持すると共に、このキャリパに互
いに対向する状態で設けた複数のピストンにより、上記
各パッドをロータに向け押圧する、対向ピストン型のデ
ィスクブレーキも、従来から知られている。
【0004】上述の様に構成し作用するディスクブレー
キの非制動時に、上記各パッド6a、6bのライニング
11が上記ロータ1の側面と擦れ合うと、このロータ1
を結合固定した車輪を回転させる為に要するトルク(回
転抵抗)が大きくなるだけでなく、上記ライニング11
が無駄に摩耗する。回転抵抗の増大は、燃費性能、加速
性能を中心とする自動車の各種性能を悪化させる原因と
なる。又、上記ライニング11の無駄な摩耗は、上記各
パッド6a、6bを交換するまでの走行距離が短くな
り、運転経費が嵩む原因となる。
【0005】この様な不都合を解消する為に従来から、
例えば特開昭56−127830号公報に記載されてい
る様に、インナ側、アウタ側両パッド同士の間にリター
ンスプリングを設け、制動解除に伴ってこれら両パッド
のライニングの摩擦面を、ロータの両側面から離隔させ
る構造が知られている。上記公報に記載された従来構造
の場合、上記リターンスプリングの両端部を、上記各パ
ッドを構成する裏板の端部に形成した係止孔に係合させ
ている。又、上記リターンスプリングを、上記両パッド
とサポートとの間に設けられてこれら各パッドがこのサ
ポートに対しがたつく事を防止する弾性金属板製のパッ
ドクリップに隣接して設けている。そして、このパッド
クリップに形成したストッパ部及びガイド突起により、
上記リターンスプリングの脱落防止を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開昭56−
127830号公報に記載された従来構造の場合には、
インナ側とアウタ側との1対のパッドを、互いにリター
ンスプリングのアンカとして機能させている。ストッパ
部及びガイド突起は、このリターンスプリングの脱落防
止を図るが、上記各パッドを押圧する事に伴う反力を支
承する為のアンカとしての機能は持たない。一方、上記
リターンスプリングの両端部に設けた係止部を係止する
為の裏板同士の距離は、上記各パッドのライニングが摩
耗するのに伴って短くなる。この為、このライニングの
摩耗が不均一となった場合等、上記リターンスプリング
の姿勢が必ずしも安定せず、このリターンスプリングが
上記各パッドを押圧する力が、上記ライニングの摩耗程
度に応じて必ずしも安定しない場合がある。本発明は、
この様な事情に鑑みて、パッドをリターンスプリングの
アンカとせず、且つ、ライニングの摩耗程度に関係なく
リターンスプリングの姿勢を安定させる事により、非制
動時に上記インナ側、アウタ側両パッドのライニングと
ロータの側面とを確実に離隔させる事ができるディスク
ブレーキを実現すべく発明したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクブレー
キは、前述した従来から知られているディスクブレーキ
と同様に、パッド支持部材と、1対のパッドと、パッド
クリップと、リターンスプリングとを備える。このうち
のパッド支持部材は、車輪と共に回転するロータに隣接
して車体に固定されて、上記1対のパッドを、このロー
タの軸方向の変位自在に支持するものである。この様な
パッド支持部材としては、フローティングキャリパ型デ
ィスクブレーキに於けるサポート、或は対向ピストン型
ディスクブレーキに於けるキャリパが対応する。又、上
記1対のパッドは、上記パッド支持部材に支持された状
態で、上記ロータの両側面に対向配置されている。又、
上記パッドクリップは、上記各パッドと上記パッド支持
部材との間に設けられて、これら各パッドがこのパッド
支持部材に対しがたつく事を防止する為のもので、ステ
ンレスのばね鋼板等の弾性材製である。又、上記リター
ンスプリングは、ステンレスのばね鋼製の線材を巻回し
て成る捩りコイルばねの如きばね材であって、上記1対
のパッド同士の間に掛け渡された状態で、これら両パッ
ド同士の間隔を広げる方向の弾力を有する。
【0008】特に、本発明のディスクブレーキに於いて
は、上記パッドクリップの一部に突片を形成している。
そして、この突片に対して上記リターンスプリングの中
間部を、上記ロータの軸方向の変位を阻止した状態でこ
のロータの径方向の変位を可能に係合させている。更
に、好ましくは、請求項2に記載した様に、上記リター
ンスプリングの両端部に設けられた係止突片を上記各パ
ッドの裏板の端部に形成された係止孔に、上記ロータに
対向する面側から挿入する。そして、上記裏板の端部で
このロータに対向する面に、この裏板の外周縁に開口
し、上記係止孔部分にまで達するガイド溝を形成する。
【0009】
【作用】上述の様に構成する本発明のディスクブレーキ
によれば、リターンスプリングの中間部の、ロータの軸
方向に関する位置は、各パッドのライニングの摩耗程度
に関係なく一定のままである。これに対して、上記ロー
タの径方向に関する上記リターンスプリングの中間部の
位置は、上記ライニングの摩耗程度に応じて変化する。
但し、この中間部は、パッドクリップの突片上を移動す
る為、このパッドクリップが常にアンカ部として機能
し、このロータの側面からの上記各パッドの引き離し
を、安定して行なわせる事ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜11は、本発明の実施の形
態の第1例を示している。尚、本発明のディスクブレー
キの基本的な構成及び作用は前述した通りであるから、
重複する説明を省略し、以下、本発明の特徴部分並びに
先に説明しなかった部分を中心に説明する。ロータ1の
周方向に関してサポート2の両端部の係合部5に形成し
た係止凹部12に、インナ側、アウタ側各パッド6a、
6bを構成する裏板7の両端部に設けた係止突片13を
係合させる事により、これら各パッド6a、6bを上記
ロータ1の軸方向の変位自在に支持している。そして、
上記各係止凹部12と上記各係止突片13との間に、図
5〜7に示す様なパッドクリップ14を介在させてい
る。このパッドクリップ14の基本的な構成及び作用自
体は従来から周知のものである。即ち、このパッドクリ
ップ14は、ステンレスのばね鋼、亜鉛メッキ鋼板等の
様に、弾性及び耐食性を有する金属板を曲げ形成する事
により造っており、両端部に設けた1対の抱持部15、
15同士を連結部16により連結して成る。
【0011】上記パッドクリップ14は、ディスクブレ
ーキのアンカ側(ブレーキトルクを支承する側)部分と
反アンカ側部分とにそれぞれ設けるが、それぞれのパッ
ドクリップ14の両端部に設けた抱持部15、15は、
それぞれの部分で、上記インナ側、アウタ側各パッド6
a、6bの端部に設けた係止突片13の外面と、上記サ
ポート2の端部の係合部5に形成した係止凹部12の内
面との間に挟持される。そして、上記係止突片13を所
定方向に向け弾性的に押圧して、上記各パッド6a、6
bが上記サポート2に対しがたつく事を防止する。又、
この状態で上記連結部16は、上記ロータ1の外周縁よ
りも径方向外方に位置し、上記1対の抱持部15、15
同士を互いに連結する。
【0012】特に、本発明のディスクブレーキを構成す
るパッドクリップ14の場合には、上記連結部16の中
間部の一部を上記ロータ1の径方向に関して外方に曲げ
起こして、1対の突片17、17を、このロータ1の軸
方向に関し互いに離隔した状態で形成している。尚、こ
れら両突片17、17の曲げ起こし方向は、必ずしも上
記ロータ1の直径方向に一致する必要はない。曲げ起こ
す事で、上記両突片17、17が、上記連結部16の一
部でこれら両突片17、17を形成した部分よりも、上
記ロータ1の径方向外方若しくは円周方向に突出すれば
良い。何れにしても、上記両突片17、17同士の間隔
は、上記連結部16の面方向に関して変化しない(この
面方向に関してこれら両突片17、17同士は互いに平
行である)。
【0013】又、上記インナ側、アウタ側各パッド6
a、6bを構成する裏板7の端部同士の間に、図8〜1
1に示す様なリターンスプリング18を設けている。こ
のリターンスプリング18は、ステンレスのばね鋼製の
線材を曲げ形成して成る捩りコイルばねで、中央に設け
た中間部19の両側から、それぞれ押圧腕部20、20
を延出させている。このうちの中間部19は、コ字形の
連結部21の両端にそれぞれU字形の折り返し部22、
22の基端を連続させ、更にこれら各折り返し部22、
22の先端に、コイル部23、23の基端を連続させて
いる。そして、これら各コイル部23、23の先端に、
上記各押圧腕部20、20の基端を連続させている。更
に、これら各押圧腕部20、20の先端部は互いに逆方
向に突出する方向に曲げ形成して、それぞれ係止突片2
4、24としている。
【0014】この様なリターンスプリング18は、図3
〜4に示す様に、上記連結部21を上記パッドクリップ
14に設けた上記両突片17、17同士の間に配置し、
上記各コイル部23、23によりこれら両突片17、1
7を挟持する状態で、上記パッドクリップ14に添設す
る。又、この状態で、上記各係止突片24、24を、図
3〜4に示す様に、上記裏板7の端部に形成した係止孔
25に、ライニング11を設けた面(互いに対向する
面)側から挿入する。この状態で上記リターンスプリン
グ18を構成する上記1対の押圧腕部20、20は、図
10に実線で示した状態となり、これら両押圧腕部2
0、20同士のなす角度は、同図に鎖線αで示した自由
状態よりも小さくなる。従って、この状態で前記インナ
側、アウタ側各パッド6a、6bには、互いに離れる方
向の弾力が付与される。又、上記各コイル部23、23
を設けた中間部19は、上記パッドクリップ14の突片
17、17に対し、前記ロータ1の軸方向の変位を阻止
された状態で、このロータ1の径方向の変位を可能に係
合した状態となる。
【0015】上述の様に構成する本例のディスクブレー
キによれば、上記リターンスプリング18の中間部19
の、上記ロータ1の軸方向に関する位置は、上記インナ
側、アウタ側各パッド6a、6bのライニング11の摩
耗程度に関係なく、一定のままである。これに対して、
上記ロータ1の径方向に関する上記中間部19の位置
は、上記ライニング11の摩耗程度に応じて変化する。
従って、上記パッドクリップ14の突片17、17が、
上記各パッド6a、6bを上記ロータ1の側面から離隔
させる力を受けるアンカ部として機能し、このロータ1
の側面からの上記各パッド6a、6bの引き離しを、安
定して行なわせる事ができる。
【0016】これら各パッド6a、6bのライニング1
1の摩耗進行に伴って、これら各パッド6a、6bの裏
板7同士の間隔が縮まる。そして、上記リターンスプリ
ング18を構成する上記1対の押圧腕部20、20同士
のなす角度は、図10に鎖線βで示した様に、同図に実
線で示した初期状態よりも小さくなる。この場合でも、
上記ロータ1の回転方向に関して、上記両押圧腕部2
0、20の先端部の係止突片24の位置は変わらない。
この理由は、この係止突片24が、上記各パッド6a、
6bの裏板7の端部に形成した係止孔25に挿入した状
態のままである為である。
【0017】従って、上記ライニング11の摩耗の進行
に伴い、上記リターンスプリング18の中間部19は、
前記各係止突片24、24に沿って、上記ロータ1の径
方向外方に、図4の左半部の状態から同図の右半部に示
す状態にまで移動する。この移動は円滑に行なわれる。
又、移動の前後並びに途中の段階で、上記中間部19
が、上記ロータ1の軸方向に関する位置を変える事な
く、前記パッドクリップ14の突片17、17が、上記
各パッド6a、6bを押圧する力の反力を受けるアンカ
部として、アウタ側とインナ側とで互いに独立して機能
し続ける。この結果、制動解除に伴って上記各パッド6
a、6aのライニング11の摩擦面を上記ロータ1の両
側面から引き離そうとする力が安定し、非制動時にこれ
ら両面同士が擦れ合う事を確実に防止できる。
【0018】次に、図12〜14は、請求項2に対応す
る、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の
場合の上述した第1例の場合と同様に、リターンスプリ
ング18の両端部に設けた係止突片24を、各パッド6
a(6b)の裏板7の端部に設けた係止突片13に形成
された係止孔25に、ライニング11を設けてロータに
対向する面側から挿入する様にしている。特に本例の場
合には、上記裏板7の端部で上記ロータに対向する面
に、ガイド溝26を形成している。このガイド溝26
は、上記裏板7の外周縁、即ち、上記係止突片13の周
縁のうちで上記ロータの径方向外側の縁に開口し、上記
係止孔25部分にまで達している。言い換えれば、上記
係止突片13に、外周縁側に開口しこの係止突片13の
中央部にまで達するガイド溝26を形成し、このガイド
溝26の奥部に上記係止孔25を形成している。
【0019】この様なガイド溝26を有する本例の構造
の場合には、上記リターンスプリング18の両端部に設
けた係止突片24を上記係止孔25に係合させる作業を
容易に行なえる。即ち、上記リターンスプリング18を
1対のパッド6a(6b)同士の間に掛け渡す際には、
図14に示す様に、上記係止突片24を上記ガイド溝2
6の開口部近くに挿入した状態で、上記リターンスプリ
ング18を上記ロータの径方向内方(図14の下方)に
押圧する。この作業により、上記係止突片24が上記ガ
イド溝26の奥部に達した状態で、この係止突片24
が、自動的に上記係止孔25に入り込む。この為、上記
リターンスプリング18の装着作業を容易に行なえる。
尚、この様な装着作業をより容易に行なえる様にすべ
く、上記係止孔25のうちで上記ガイド溝26側の開口
部を、摺鉢状の傾斜面27とする事が好ましい。
【0020】
【発明の効果】本発明のディスクブレーキは、以上に述
べた通り構成され作用するので、制動解除後に各パッド
をロータの側面から安定して退避させる事ができて、こ
れら各パッドのライニングとロータの側面とが擦れ合う
事を確実に防止でき、自動車の走行性能の向上とパッド
の寿命延長とに寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を、アウタ側から
見た状態で示す部分正面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】サポートを省略した状態で示す、図1のB−B
断面図。
【図4】サポート及びキャリパを省略した状態で示す、
図1のC矢印方向から見た模式図。
【図5】パッドクリップを取り出して図3と同方向から
見た図。
【図6】図5の右方から見た図。
【図7】図5の上方から見た図。
【図8】リターンスプリングを取り出して図1と同方向
から見た図。
【図9】図8のD矢視図。
【図10】図8のE矢視図。
【図11】図8のF矢視図。
【図12】パッドの端部をライニングを設けた面側から
見た図。
【図13】図12のG−G断面図。
【図14】パッドの端部にリターンスプリングの端部を
係合させる状態を、図12の左方から見た状態で示す
図。
【符号の説明】
1 ロータ 2 サポート 3 取付孔 4 キャリパ 5 係合部 6a、6b パッド 7 裏板 8 シリンダ部 9 キャリパ爪 10 ピストン 11 ライニング 12 係止凹部 13 係止突片 14 パッドクリップ 15 抱持部 16 連結部 17 突片 18 リターンスプリング 19 中間部 20 押圧腕部 21 連結部 22 折り返し部 23 コイル部 24 係止突片 25 係止孔 26 ガイド溝 27 傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J058 AA48 AA53 AA63 AA69 AA77 AA83 AA87 BA41 BA55 CA47 CA65 DD05 FA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪と共に回転するロータに隣接して車
    体に固定されるパッド支持部材と、このパッド支持部材
    に支持された状態で上記ロータの両側面に対向配置され
    た1対のパッドと、これら各パッドと上記パッド支持部
    材との間に設けられてこれら各パッドがこのパッド支持
    部材に対しがたつく事を防止する弾性材製のパッドクリ
    ップと、上記1対のパッド同士の間に掛け渡された、こ
    れら両パッド同士の間隔を広げる方向の弾力を有するリ
    ターンスプリングとを備えたディスクブレーキに於い
    て、上記パッドクリップの一部に突片を形成し、この突
    片に対して上記リターンスプリングの中間部を、上記ロ
    ータの軸方向の変位を阻止した状態でこのロータの径方
    向の変位を可能に係合させた事を特徴とするディスクブ
    レーキ。
  2. 【請求項2】 上記リターンスプリングの両端部に設け
    られた係止突片が上記各パッドの裏板の端部に形成され
    た係止孔に、上記ロータに対向する面側から挿入されて
    おり、この裏板の端部でこのロータに対向する面に、こ
    の裏板の外周縁に開口し、上記係止孔部分にまで達する
    ガイド溝が形成されている、請求項1に記載したディス
    クブレーキ。
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