JP4730877B2 - 応力を低減して層転位を介して緩和シリコン−ゲルマニウムを絶縁体上に作製する方法 - Google Patents

応力を低減して層転位を介して緩和シリコン−ゲルマニウムを絶縁体上に作製する方法 Download PDF

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Description

本発明は、高速CMOS集積回路に関し、具体的には、酸化物絶縁体上に緩和SiGe層を形成する効率的な製作方法に関する。
(発明の背景)
歪みシリコンCMOSにおいて、キャリア伝達特性が、緩和SiGe上の歪みシリコン層の二軸引張り歪みによって強化される。
歪みシリコンMOSFETは、歪みシリコンの高い移動度と、100nm以下のデバイスにおけるSOI構造の有利な点との組み合わせを有するSGOI(SiGe−on−insulator)基板上で用いられる(非特許文献1に記載)。
絶縁体上SiGe基板を製作する方法は、MITグループおよびIBMによって報告されている。SiGeの絶縁体基板上への転位は、スマートカット(Smart−Cut)技術によって水素注入およびアニーリングによって達成される(非特許文献2〜6に記載)。
従来技術において、厚い層のSiGeは、一定のゲルマニウム濃度を有する勾配付けされたSiGeバッファ層および緩和SiGe層を備えるシリコン基板上に堆積される。CMP等による表面の平坦化に続いて、SiGe層に水素が注入され、ウェハの分割(splitting)を容易にする。Si/SiGeウェハは、その後、酸化されたシリコン基板に結合される。酸化物上SiGeは、熱アニーリングによってカプレットの残り部分から分割され、ここで、結合界面と平行の水素注入によって引き起こされた微小な亀裂に沿って分割が生じる。
絶縁体基板上にSiGeのない歪みシリコンを形成する技術が報告されているものがある(非特許文献7)。この技術は、ウェハを結合する前に、エピタキシャルシリコンの薄膜がSiGe層上に堆積されることを除いて上述の技術と同様である。ウェハを結合および分割した後、SiGe層が、酸化およびHFエッチングにより除去され、非常に薄くて均一な歪みシリコンが酸化物表面上に形成され得る。
上述のすべての技術は、比較的厚いSiGe層を含み、1つまたは2つの複雑なCMPプロセスを必要とする。膜転位およびアイランドの形成の後のBPSG(borophosphorosilicate glass)上のSiGeの緩和について記載されているものがある(非特許文献8)。
K.Rimらによる「Strained Si for sub−100nm MOSFETs」 Proceedings of the 3rd International Conference on SiGe Epitaxy and Heterostructures、Sante Fe、New Mexico、(3月9−12日、2002年)、125ページ M.Bruelらによる「Smart−Cut:A New Silicon On Insulator Material Technology Based on Hydroge Implantation and Wafer Bonding、Jpn.J.Appl.Phys.、Vol.36、1636(1997年) Z.−Y.Chengらによる「SiGe−on insulator(SGOI):Substrate Preparation and MOsfet Fabrication for Electron Mobility Evaluation、(2001年) IEEE International SOI Conference Proceedings、13ページ Z.Chengらによる「Relaxed Silicon−Germanium on Insulator Substrate by Layer Transfer」、Journal of Electronics Materials、Vol.30、No.12、(2001年)、L37、 G.Taraschiらによる「Relaxed SiGe on Insulator Fabricated via Wafer Bonding and Layer Transfer:Etch−back and Smart−Cut Alternatives」Electrochemical Society Proceedings Vol.2001−3、27ページ L.−J.Huangらによる「Carrier Mobility Enhancement in Strained Si−on−Insulator Fabricated by Wafer Bonding」、2001年、Symposium on VLSI Technology Digest of Technical Papers T.A.Langdoらによる「Preparation of Novel SiGe−Free Strained Si on Insulator Substrates」2002 IEEE International SOI Conference Proceedings(2001年10月)、211ページ H.Yinらによる「Strain relaxation of SiGe islands on compliant oxide」Journal of Applied Physics、91、(2002年)、9718
従来技術では、比較的厚いSiGe層を含み、1つまたは2つの複雑なCMPプロセスを必要とする。
(発明の要旨)
シリコン−ゲルマニウムを絶縁体上に形成する方法は、シリコン基板を準備するステップと、シリコン−ゲルマニウム層を該シリコン基板上に堆積して、SiGe/シリコンの界面を有するシリコン/シリコン−ゲルマニウム部分を形成するステップと、該シリコン−ゲルマニウム/シリコンの界面の下の約500Å〜1μmの該シリコン基板に水素イオンを注入するステップと、絶縁体基板を準備するステップと、シリコン/シリコン−ゲルマニウム部分を絶縁体基板に結合するステップであって、シリコン−ゲルマニウム層は、該絶縁体基板と接触してカプレットを形成する、ステップと、第1の熱アニーリングステップにおいてカプレットを熱アニーリングして、カプレットを、シリコン部分と絶縁体上シリコン−ゲルマニウム部分とに分割する、ステップと、絶縁体上シリコン−ゲルマニウム部分をパターニングおよびエッチングして、シリコンの部分およびSiGe層を除去するステップと、絶縁体上シリコン−ゲルマニウム部分をエッチングして、残りのシリコン層を除去するステップと、第2のアニーリングステップにおいて絶縁体上シリコン−ゲルマニウム部分を熱アニーリングして、SiGe層を緩和するステップと、SiGe層の周辺に歪みシリコンの層を堆積するステップと
本発明の目的は、厚いSiGeバッファ層の形成を必要とすることなく、緩和SiGe層を絶縁体上に製作し、これにより、長時間を要するSiGe堆積ステップ、および、これに続く複雑なCMPステップを省略することである。
本発明の別の目的は、歪みSiGe層、または薄いエピタキシャルシリコンで覆われた歪みSiGe層を絶縁体に転位すること、具体的には、歪みSiGe層をシリコン酸化物絶縁体に転位する方法を提供することである。
本発明の別の目的は、ウェハ転位の後の膜転位ステップの間、または、これに続くアニーリングステップの間に緩和された緩和シリコン−ゲルマニウム層を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、従来技術よりも簡単、安価、およびもたらされる膜の欠陥がより少ないプロセスによってシリコンゲルマニウム膜を形成する方法を提供することである。
本発明のこの要旨および目的は、本発明の性質を即座に理解できるように提供されている。本発明は、本発明の好ましい実施形態の以下の詳細な記載を図面とともに参照することによってさらに徹底的に理解される。
本発明のシリコン−ゲルマニウム層を絶縁体上に形成する方法は、シリコン基板上にシリコン−ゲルマニウム層を、ゲルマニウムの濃度を10%−60%で、20−1000nmの厚さで、圧縮歪みの形態でエピタキシャル堆積して、シリコン/シリコン−ゲルマニウム部分を形成するステップと、シリコン−ゲルマニウム/シリコン界面下の500Å〜1μmのシリコン基板に水素イオンを注入するステップと、絶縁体基板に直接シリコン/シリコン−ゲルマニウム部分を結合して基板結合体を形成するステップと、第1の熱アニーリングステップにおいて、該基板結合体を熱アニーリングして水素注入領域に沿って該シリコン/シリコン−ゲルマニウム部分を該シリコン基板から分割することによって切り離すステップと、該絶縁体基板上のシリコン/シリコン−ゲルマニウム部分を複数の部分に分割されるようパターニングおよびエッチングして、シリコンの部分およびシリコン−ゲルマニウムの部分を除去するステップと、該絶縁体基板上のシリコン/シリコン−ゲルマニウム部分をエッチングして、残りのシリコン層を除去するステップと、第2の熱アニーリングステップにおいて該絶縁体基板上のシリコン−ゲルマニウムを不活性雰囲気中で10分−60分間、600℃−900℃の温度で熱アニーリングするステップと、該絶縁体基板上のシリコン−ゲルマニウム層の周辺に歪みシリコンの層を堆積するステップとを包含し、それにより上記目的が達成される。
前記基板結合体を形成するステップの前に、前記水素イオンを注入したシリコンゲルマニウム層上にエピタキシャルシリコン層を堆積するステップと、前記第2の熱アニーリングステップにて熱アニーリングをして緩和絶縁体基板上のシリコン−ゲルマニウム部分を形成した後に、該緩和絶縁体基板上のシリコン−ゲルマニウム部分から該シリコンゲルマニウム層を除去するステップとをさらに包含してもよい。
前記絶縁体基板はシリコン基板上にシリコン酸化膜を形成してなるシリコン上シリコン酸化物基板であってもよい。
前記シリコン基板上に前記シリコン−ゲルマニウム層を堆積するステップでは、該ゲルマニウム濃度は、該シリコン−ゲルマニウム層全体にわたって勾配が付けられるか、または均一であってもよい。
前記シリコン−ゲルマニウム層に水素イオンを注入するステップは、HイオンおよびH イオンからなる水素イオンの群より選択された水素イオンを、1・1016cm−2〜5・1017cm−2のイオン注入量で、1ke〜300keVのエネルギーで注入するステップを包含してもよい。
前記基板結合体を形成するステップは、前記シリコン/シリコン−ゲルマニウム部分と前記シリコン上シリコン酸化物基板とをそれぞれの結合面を密着させて押圧することにより結合するステップを包含してもよい。
前記基板結合体を形成するステップは、前記シリコン/シリコン−ゲルマニウム部分と前記シリコン上シリコン酸化物基板とをそれぞれの結合面を密着させて押圧することで圧接した後、該基板結合体を1時間〜14時間の間、150℃〜250℃の温度でキュアリングするステップを包含してもよい。
前記第1の熱アニーリングステップは、前記基板結合体を30分から4時間の間、350℃〜700℃の温度でアニーリングするステップを包含してもよい。
前記歪みシリコンの層を堆積するステップは、450℃〜800℃の範囲の温度のCVDおよび分子線エピタキシからなる堆積技術の群より選択された堆積技術により、歪みシリコンを10nm〜30nmの厚さになるように堆積するステップを包含してもよい。
本発明のシリコン上シリコン酸化物基板上にシリコン−ゲルマニウム層を形成する方法は、シリコン基板を準備するステップと、シリコン−ゲルマニウム層を該シリコン基板上に、ゲルマニウムの濃度を10%−60%で、20−1000nmの厚さで、圧縮歪みの形態でエピタキシャル堆積して、シリコン−ゲルマニウム/シリコン界面を有するシリコン/シリコン−ゲルマニウム部分を形成する、ステップと、該シリコン−ゲルマニウム/シリコン界面下の200Å〜1μmの該シリコン基板に水素イオンを注入するステップと、シリコン基板上にシリコン酸化膜を形成してなるシリコン上シリコン酸化物基板を準備するステップと、該シリコン/シリコン−ゲルマニウム部分を該シリコン上シリコン酸化物基板に、該シリコン−ゲルマニウム層が該シリコン酸化物と接触するよう直接結合して基板結合体を形成するステップと、30分〜4時間で、350℃〜700℃の温度の第1の熱アニーリングステップにおいて、該基板結合体を熱アニーリングして、該基板結合体をシリコン部分と酸化物上シリコン−ゲルマニウム部分とに分割するステップと、該酸化物上シリコン−ゲルマニウム部分を複数の部分に分割されるようパターニングおよびエッチングして、シリコン部分およびシリコン−ゲルマニウムの部分を除去するステップと、該シリコン上シリコン酸化物基板上のシリコン/シリコン−ゲルマニウム部分をエッチングして、残りのシリコン層を除去するステップと、第2の熱アニーリングステップにおいて該シリコン上シリコン酸化物基板上のシリコン−ゲルマニウムを不活性雰囲気中で10分−60分間、600℃−900℃の温度で熱アニーリングして、該シリコン−ゲルマニウム層を緩和するステップと、該シリコン−ゲルマニウム層の周辺に歪みシリコンの層を堆積するステップとを包含し、それにより上記目的が達成される。
前記基板結合体を形成するステップの前に、前記水素イオンを注入したシリコンゲルマニウム層上にエピタキシャルシリコン層を堆積するステップと、前記第2の熱アニーリングステップにて熱アニーリングをして、緩和シリコン上シリコン酸化物基板上のシリコン−ゲルマニウム部分を形成した後に、前記緩和シリコン上シリコン酸化物基板上のシリコン−ゲルマニウム部分から該シリコンゲルマニウム層を除去するステップとをさらに包含してもよい。
前記シリコン−ゲルマニウム層を前記シリコン基板上に堆積するステップは、二軸方向の圧縮歪みの形態で該シリコン−ゲルマニウム層を堆積するステップを包含し、該ゲルマニウム濃度は、該シリコン−ゲルマニウム層全体にわたって勾配が付けられるか、または均一であってもよい。
前記シリコン−ゲルマニウム層に水素イオンを注入するステップは、HイオンおよびH イオンからなる水素イオンの群より選択された水素イオンを、1・1016cm−2〜5・1017cm−2のイオン注入量で、1ke〜300keVのエネルギーで注入するステップを包含してもよい。
前記歪みシリコンの層を堆積するステップは、450℃〜800℃の範囲の温度のCVDおよび分子線エピタキシからなる堆積技術の群より選択された堆積技術により、歪みシリコンを10nm〜30nmの厚さになるように堆積するステップを包含してもよい。
本発明により、厚いSiGeバッファ層の形成を必要とすることなく、緩和SiGe層を絶縁体上に製作し、これにより、長時間を要するSiGe堆積ステップ、および、これに続く複雑なCMPステップを省略することができる。
(好ましい実施形態の詳細な説明)
本発明の目的は、厚いSiGeバッファ層の形成を必要とすることなく、緩和SiGe層を絶縁体上に製作し、これにより、長時間を要するSiGe堆積ステップ、および、これに続く複雑なCMPステップを省略することである。転位されるべき膜は、歪みSiGe層か、または、薄いエピタキシャルSiで覆われた歪みSiGe層である。緩和は、ウェハ転位の後に、膜転位ステップの間か、または、これに続く第2のアニーリングステップの間に生じる。プロセスは、従来技術よりも簡単かつ安価であり、膜の欠陥の数がより少ない。
本発明の方法は、ウェハ結合の前か、または、ウェハの切り分けの後にCMPを必要としない、比較的薄いSiGe層を用いる技術を提供する。本発明の方法は、SiGeを熱酸化物上に直接方向付け、この方法は、現在のIC製作プロセスとより互換性があり、CMOS製作に組み込むよりもはるかに簡単である。
これらのプロセスステップは、以下のように記載され、ここで、図1を参照して、本発明の方法のステップは、概して10で示される。
シリコン基板が準備され(ブロック12)、SiGeの層がシリコン基板上に堆積される(ブロック14)。水素イオンが注入され(ブロック16)、水素の深さは、SiGe/Si界面の下に、約200Å〜1μmの深さにある。水素注入されたシリコン基板上のSiGeは、本明細書中で、SiGe部分と呼ばれる。
シリコン基板が再び準備され、熱酸化されて、基板上にSiO層が形成される。この層は、本明細書中で酸化物部分と呼ばれる(ブロック18)。
SiGe部分は、酸化物部分に結合され(ブロック20)、SiGe層は、SiOと接触し、組み合わされた構造を形成し、これは、本明細書中でカプレットまたは結合されたエンティティとも呼ばれる。
このカプレットは、約350℃〜550度の温度の第1の熱アニーリングステップによって分割され、酸化物部分上のSiGeまたは絶縁体部分上のSiGeと、シリコン部分との2つの改変された部分を生成する。
酸化物部分上のSiGeは、ここで、上部シリコン層およびSiGe層の一部分を除去するためにパターニングおよびエッチングされ、その後、エッチングされて残りの上部シリコンが除去される(ブロック24)。
SiGe膜を緩和するために、第2のアニーリングステップが実行される(ブロック26)。歪みシリコンの層は、緩和SiGe層上に堆積される(ブロック28)。
ここで、図2を参照して、シリコン基板30が準備され、SiGeの層32がシリコンウェハ上にエピタキシャル堆積される。ゲルマニウム濃度は、約10%〜60%の範囲であり、全体にわたって勾配が付けられるか、または、均一であり得る。SiGe厚さは、約20nm〜1000nmである。SiGeは、二軸方向の圧縮歪みの状態であり、この時点で緩和は生じない。
図3は、水素イオン34の注入ステップを示し、HまたはH の水素イオンがSiGe膜を通して注入される。注入量の範囲は、約1×1016cm−2〜5×1017cm−2であり、エネルギー範囲は、約1keV〜300keVである。例えば、Ar、He、B等の他の気体が用いられるか、または、組み合わされてもよい。水素の範囲は、SiGe/Si界面よりも200Å〜1μm下にある。注入された水素イオンは、そのどちらかの側にシリコン基板30を有する水素領域34を形成する。この構造は、本明細書中で、SiGe部分36と呼ばれる。
SiGeの下に位置するシリコン領域中に水素を深く注入する理由は、転位された膜の応力を低減することである。SiGeの上部シリコンは、膜構造の全応力の低減を促進する。この上部シリコン層がない場合、SiGe層が高応力を有するので、SiGe転位の後に膜にしわがよるか、または、座屈(backle up)する傾向がある。
図4は、もう1つの、すなわち第2のシリコン基板38の準備を示す。この基板は、熱酸化され、シリコン基板、すなわち酸化物部分42の上にSiO層40が生成される。
図5は、SiGe部分36の酸化物部分42への結合を示す。カプレットが直接的ウェハ結合によって形成される。直接的ウェハ結合において、両方の部分の表面が改変されたSC−1(HO:H:NHOH=5:1:1)洗浄溶液中で洗浄され、蒸留水中ですすがれる。90℃よりも低い温度で乾燥した後、両方の表面は親水性である。対面し合う乾燥した親水性の露出部分は、周囲温度と接触させられる。結合は、ウェハを押し付け合い、捕獲された空気を押出すことによって、接触するウェハ(touching wafer)の小さい面積において開始される。結合された領域は、接触している表面全体にわたって、数秒以内に素早く広がる。ここで、結合されたエンティティは、約150℃〜250℃の温度で約1時間〜14時間の間、キュアリングされる。
図6は、約350℃〜700℃の温度で約30分〜4時間の間、熱アニーリングして、水素注入領域に沿ってSiGe部分をシリコン基板から分割することによって切り離し、酸化物部分上のSiGe層(本明細書中でSiGe酸化物部分44とも呼ばれる)およびシリコン部分46がもたらされる。
SiGe酸化物部分44上のシリコン層30およびSiGe層32は、パターニングおよびエッチングされ(図7)、シリコンおよびSiGeの部分が除去され、その後、上部シリコン層30がエッチングおよび除去される(図8)。
第2のアニーリングステップ(図8)が実行され、不活性雰囲気中で、約600℃〜900℃の温度で約10分〜60分の間、SiGe層を緩和する。最後に、歪みシリコン48の層は、約450℃〜800℃の温度で、CVD、分子線エピタキシ、または他の適切な堆積技術によってSiGe層の周辺に約10nm〜30nmの厚さにエピタキシャル堆積される(図9)。
本発明の代替的方法において、本発明の方法の第1の実施形態によるように、シリコン基板50が準備され、SiGeの層52が堆積され、エピタキシャルシリコン54の薄い層がSiGe層52上に堆積される(図10)。水素注入、シリコン基板58とシリコン酸化物層60とを有する酸化物部分56への結合、ウェハの分割、上部シリコン層50のパターニングおよびエッチングならびに除去の後、構造がアニーリングされて、SiGe緩和を向上させ、これにより、SiGe層52の下に位置するエピタキシャルシリコン層54が歪む(図11)。SiGe層52は、酸化およびエッチングステップの間に除去され、酸化物部分上の薄い歪みシリコン層54のみが残る(図12)。
歪みSiGeおよびシリコンの従来技術の堆積と関連する問題が図13に示される。これは、550℃未満の温度でSiO上に転位されたSiGeの1000倍の写真である。SiGeの応力および低い結合エネルギーが原因で、SiGe層が座屈し、かつしわがよって(64)、応力を開放する。
650℃よりも高い温度では、バックルまたはしわが生じないが、本明細書中で後述されるように、SiGe膜がふくれを呈する。本発明の方法の重要な特徴は、製作プロセスを簡略化して、転位SiGe/Si構造の応力を低減し、これにより、膜が350℃〜550℃といった低温で転位され、しわ、ふくれ、座屈の形成を防止し得ることである。
膜転位の後に、構造が小さいフィーチャにパターニングおよびエッチングされる。シリコンが除去された後、アニーリングすると、これらの小さいフィーチャのエッジに残留応力が伝播し、これは、膜のしわまたは座屈の形成を防止する。さらなる緩和は、より高い温度でのアニーリングによって達成され得る。
(熱酸化物へのSiGeの転位)
絶縁体上歪みSiGe層に直接付加することによって、SiGe層の適切な緩和が分割アニーリングステップにて生じる。歪みSiGe層は、勾配付けされたSiGe層か、または均一ゲルマニウム成分を有するSiGeであり得る。その結果、勾配付けされたSiGe層が熱酸化物に結合される。約80%の緩和が達成される。
図14は、SiO/Si上のSiGeを2000倍で示し、SiGeは、650℃で60分間熱アニーリング分割し、5秒間ランプ上昇することによってシリコン部分のサンプルから転位した。図15は、サンプルのXRDを示し、ここで、ピークのFWHM=0.30°(表面に沿って)であり、SiGe(224)ピークは、x=0.253、R=79%を与えるが、結合されたSiGeの高応力が原因で、図16に25倍で示されるように、表面ふくれまたは剥離が観察され、これは、図14のサンプルについて2000倍で示され、図17については、200倍で示される。
(SiGeフィーチャサイズの効果)
図18および図19に示されるように、SiGe層が異なった次元でエッチングされ、SiGeの転位が成功する。
図18は、650℃で分割された後にSiO表面に転位された4μm×4μmのSiGeパターンである。
図19は、650℃で分割した後にSiOに転位された16μm×16μmのSiGeパターンである。
転位された層の緩和が図20に示され、これは、650℃の分割(白丸)の後、転位されたチェッカー盤のようなSiGe膜の緩和を示し、780℃で1時間のさらなるアニーリング(黒丸)の後、および、950℃で30分間のさらなるアニーリング(三角)の後に続く。85%を越える緩和が達成され得る。この高い緩和は、4μm×4μm構造、および、1よりも大きい平坦なSiGe領域にも観察される。950℃のアニーリングの後、SiGeの表面が図21〜図23に示される。図21は、950℃のアニーリングの後の酸化物上のSiGeの4μm×4μmの格子を示し、図22は、950℃のアニーリングの後の酸化物上のSiGeの16μm×16μmの格子を示し、図23は、950℃のアニーリングの後にSiO上に転位された、分割された128μm×128μmの方形である。
(SiGe/Si構造を制御することによるプロセスの簡略化)
プロセスを簡略化するために、小さいフィーチャにエッチングする前に、SiGe膜の転位によってSiGe/Si膜の応力が制御され、従って、膜の転位の前ではなく、SiGe/Ge構造の転位の後にSiGe膜のパターニングおよびエッチングが実行される。
従って、応力を低減して、層転位を介して緩和シリコン−ゲルマニウムを絶縁体上に製作する方法が開示された。この開示のさらなる変形および改変が、添付の請求項にて定義される本発明の範囲内で成され得ることが理解される。
シリコン−ゲルマニウム層を絶縁体上に形成する方法は、シリコン基板上にシリコン−ゲルマニウム層を堆積して、シリコン/シリコン−ゲルマニウム部分を形成するステップと、シリコン−ゲルマニウム/シリコン界面下の約500Å〜1μmのシリコン基板に水素イオンを注入するステップと、絶縁体基板にシリコン/シリコン−ゲルマニウム部分を結合するステップと、第1の熱アニーリングステップ内のカプレットを熱アニーリングしてカプレットを分割するステップと、絶縁体上シリコン−ゲルマニウム部分をパターニングおよびエッチングして、シリコンの部分およびSiGe層を除去するステップと、絶縁体上シリコン−ゲルマニウム部分をエッチングして、残りのシリコン層を除去するステップと、第2のアニーリングステップにおける絶縁体上シリコン−ゲルマニウム部分を熱アニーリングするステップと、SiGe層の周辺に歪みシリコンの層を堆積するステップとを包含する。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
図1は、本発明の方法のブロック図である。 図2は、本発明の方法のステップを示す。 図3は、本発明の方法のステップを示す。 図4は、本発明の方法のステップを示す。 図5は、本発明の方法のステップを示す。 図6は、本発明の方法のステップを示す。 図7は、本発明の方法のステップを示す。 図8は、本発明の方法のステップを示す。 図9は、本発明の方法のステップを示す。 図10は、本発明の方法の代替的実施形態のステップを示す。 図11は、本発明の方法の代替的実施形態のステップを示す。 図12は、本発明の方法の代替的実施形態のステップを示す。 図13は、シリコン酸化物基板を1000倍で転位した後のSiGe層を示す。 図14は、本発明の方法により製作されたSiGe表面の拡大写真である。 図15は、本発明の方法により製作されたSiGe層のXRDである。 図16は、低いアニーリング温度の結果として生じた欠陥を示す。 図17は、低いアニーリング温度の結果として生じた欠陥を示す。 図18は、本発明の方法により製作された、SiGe表面特性の拡大写真である。 図19は、本発明の方法により製作された、SiGe表面特性の拡大写真である。 図20は、種々のアニーリング温度の転位されたSiGe層の緩和を示す。 図21は、950℃でアニーリングされた後のSiGeの表面を種々の拡大図で示す。 図22は、950℃でアニーリングされた後のSiGeの表面を種々の拡大図で示す。 図23は、950℃でアニーリングされた後のSiGeの表面を種々の拡大図で示す。
符号の説明
10 本方法のステップ
30 Si
32 SiGe
34 H注入部分
36 SiGe部分
40 SiO
42 酸化物部分
44 SiGe酸化物部分
54 エピタキシャルシリコン

Claims (14)

  1. シリコン−ゲルマニウム層を絶縁体上に形成する方法であって、
    シリコン基板上にシリコン−ゲルマニウム層を、ゲルマニウムの濃度を10%−60%で、20−1000nmの厚さで、圧縮歪みの形態でエピタキシャル堆積して、シリコン/シリコン−ゲルマニウム部分を形成するステップと、
    シリコン−ゲルマニウム/シリコン界面下の500Å〜1μmのシリコン基板に水素イオンを注入するステップと、
    絶縁体基板に直接シリコン/シリコン−ゲルマニウム部分を結合して基板結合体を形成するステップと、
    第1の熱アニーリングステップにおいて、該基板結合体を熱アニーリングして水素注入領域に沿って該シリコン/シリコン−ゲルマニウム部分を該シリコン基板から分割することによって切り離すステップと、
    該絶縁体基板上のシリコン/シリコン−ゲルマニウム部分を複数の部分に分割されるようパターニングおよびエッチングして、シリコンの部分およびシリコン−ゲルマニウムの部分を除去するステップと、
    該絶縁体基板上のシリコン/シリコン−ゲルマニウム部分をエッチングして、残りのシリコン層を除去するステップと、
    第2の熱アニーリングステップにおいて該絶縁体基板上のシリコン−ゲルマニウムを不活性雰囲気中で10分−60分間、600℃−900℃の温度で熱アニーリングするステップと、
    該絶縁体基板上のシリコン−ゲルマニウム層の周辺に歪みシリコンの層を堆積するステップと
    を包含する、方法。
  2. 前記基板結合体を形成するステップの前に、前記水素イオンを注入したシリコンゲルマニウム層上にエピタキシャルシリコン層を堆積するステップと、前記第2の熱アニーリングステップにて熱アニーリングをして緩和絶縁体基板上のシリコン−ゲルマニウム部分を形成した後に、該緩和絶縁体基板上のシリコン−ゲルマニウム部分から該シリコンゲルマニウム層を除去するステップとをさらに包含する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記絶縁体基板は、シリコン基板上にシリコン酸化膜を形成してなるシリコン上シリコン酸化物基板である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記シリコン基板上に前記シリコン−ゲルマニウム層を堆積するステップでは、該ゲルマニウム濃度は、該シリコン−ゲルマニウム層全体にわたって勾配が付けられるか、または均一である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記シリコン−ゲルマニウム層に水素イオンを注入するステップは、HイオンおよびH イオンからなる水素イオンの群より選択された水素イオンを、1・1016cm−2〜5・1017cm−2のイオン注入量で、1ke〜300keVのエネルギーで注入するステップを包含する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記基板結合体を形成するステップは、前記シリコン/シリコン−ゲルマニウム部分と前記シリコン上シリコン酸化物基板とをそれぞれの結合面を密着させて押圧することにより結合するステップを包含する、請求項3に記載の方法。
  7. 前記基板結合体を形成するステップは、前記シリコン/シリコン−ゲルマニウム部分と前記シリコン上シリコン酸化物基板とをそれぞれの結合面を密着させて押圧することで圧接した後、該基板結合体を1時間〜14時間の間、150℃〜250℃の温度でキュアリングするステップを包含する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1の熱アニーリングステップは、前記基板結合体を30分から4時間の間、350℃〜700℃の温度でアニーリングするステップを包含する、請求項1に記載の方法。
  9. 前記歪みシリコンの層を堆積するステップは、450℃〜800℃の範囲の温度のCVDおよび分子線エピタキシからなる堆積技術の群より選択された堆積技術により、歪みシリコンを10nm〜30nmの厚さになるように堆積するステップを包含する、請求項1に記載の方法。
  10. シリコン上シリコン酸化物基板上にシリコン−ゲルマニウム層を形成する方法であって、
    シリコン基板を準備するステップと、
    シリコン−ゲルマニウム層を該シリコン基板上に、ゲルマニウムの濃度を10%−60%で、20−1000nmの厚さで、圧縮歪みの形態でエピタキシャル堆積して、シリコン−ゲルマニウム/シリコン界面を有するシリコン/シリコン−ゲルマニウム部分を形成する、ステップと、
    該シリコン−ゲルマニウム/シリコン界面下の200Å〜1μmの該シリコン基板に水素イオンを注入するステップと、
    シリコン基板上にシリコン酸化膜を形成してなるシリコン上シリコン酸化物基板を準備するステップと、
    該シリコン/シリコン−ゲルマニウム部分を該シリコン上シリコン酸化物基板に、該シリコン−ゲルマニウム層が該シリコン酸化物と接触するよう直接結合して基板結合体を形成するステップと、
    30分〜4時間で、350℃〜700℃の温度の第1の熱アニーリングステップにおいて、該基板結合体を熱アニーリングして、該基板結合体をシリコン部分と酸化物上シリコン−ゲルマニウム部分とに分割するステップと、
    該酸化物上シリコン−ゲルマニウム部分を複数の部分に分割されるようパターニングおよびエッチングして、シリコン部分およびシリコン−ゲルマニウムの部分を除去するステップと、
    シリコン上シリコン酸化物基板上のシリコン/シリコン−ゲルマニウム部分をエッチングして、残りのシリコン層を除去するステップと、
    第2の熱アニーリングステップにおいて該シリコン上シリコン酸化物基板上のシリコン−ゲルマニウムを不活性雰囲気中で10分−60分間、600℃−900℃の温度で熱アニーリングして、該シリコン−ゲルマニウム層を緩和するステップと、
    シリコン−ゲルマニウム層の周辺に歪みシリコンの層を堆積するステップと
    を包含する、方法。
  11. 前記基板結合体を形成するステップの前に、前記水素イオンを注入したシリコンゲルマニウム層上にエピタキシャルシリコン層を堆積するステップと、前記第2の熱アニーリングステップにて熱アニーリングをして、緩和シリコン上シリコン酸化物基板上のシリコン−ゲルマニウム部分を形成した後に、前記緩和シリコン上シリコン酸化物基板上のシリコン−ゲルマニウム部分から該シリコンゲルマニウム層を除去するステップとをさらに包含する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記シリコン−ゲルマニウム層を前記シリコン基板上に堆積するステップは、二軸方向の圧縮歪みの形態で該シリコン−ゲルマニウム層を堆積するステップを包含し、該ゲルマニウム濃度は、該シリコン−ゲルマニウム層全体にわたって勾配が付けられるか、または均一である、請求項10に記載の方法。
  13. 前記シリコン−ゲルマニウム層に水素イオンを注入するステップは、HイオンおよびH イオンからなる水素イオンの群より選択された水素イオンを、1・1016cm−2〜5・1017cm−2のイオン注入量で、1ke〜300keVのエネルギーで注入するステップを包含する、請求項10に記載の方法。
  14. 前記歪みシリコンの層を堆積するステップは、450℃〜800℃の範囲の温度のCVDおよび分子線エピタキシからなる堆積技術の群より選択された堆積技術により、歪みシリコンを10nm〜30nmの厚さになるように堆積するステップを包含する、請求項10に記載の方法。
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