JP4730751B2 - ガスセンサ及びガスセンサユニット - Google Patents

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Description

本発明は、ガスセンサ及びガスセンサユニットに関する。更に詳しくは、酸素センサ、炭化水素センサ、酸化窒素センサなど、測定雰囲気中の特定ガス濃度を検出するためのガスセンサ及びガスセンサユニットに関する。
従来より、特許文献1のようなガスセンサが知られている。このガスセンサは、測定雰囲気中の特定ガス濃度を検出する検出部を先端に備える検出素子と、検出部を測定雰囲気に晒すようにして検出素子を保持する主体金具と、検出素子の後端側を覆うようにして、主体金具に固定される筒状の外筒と、外筒の内部に収容され、検出素子と外部とを電気的に接続するリード線が挿通されたリード線挿通孔及び外筒内部と外部とを貫通する貫通孔を備えるシール部材等の複数の部材が組み合わされて構成されている。
また、特許文献2のようなガスセンサユニットも既に知られている。このガスセンサユニットは、測定雰囲気中の特定ガス濃度を検出する検出部を先端側に備える検出素子と、検出部と電気的に接続して検出素子からの出力信号を伝えるセンサ端子とを有するガスセンサを備えている。さらに、ガスセンサユニットは、ガスセンサからの出力信号を外部装置に伝送するために、ガスセンサに結合するセンサキャップも備えている。このセンサキャップは、センサ端子と電気的に接続するキャップ端子、及びキャップ端子を取り囲み、ガスセンサに結合されてガスセンサとの間で内部空間を形成し、内部空間と外部とを連通する貫通孔を含む包囲部材を備えている。
このようなガスセンサ又はガスセンサユニットは、エンジンの吸気管や排気管に取り付けられ、測定雰囲気に晒される。このとき、ガスセンサ又はガスセンサユニットは外部に露出して取り付けられるため、自動車走行時等に跳ね上げられた水が、ガスセンサ又はガスセンサユニットの外表面に付着する。すると、水が貫通孔からガスセンサ内部に侵入してしまうことがある。これに対し、特許文献1や特許文献2のように、貫通孔を塞ぐようにフィルタが備えている。このフィルタは、水の通過を防止し、通気性を有するため、ガスセンサ内部に水が侵入するのを抑制しつつ、基準ガス(大気ガス)をガスセンサ内部に取り入れることができる。
特開平9−54063号公報 特開2006−162597号公報 特開2008−111820号公報
ところで、特許文献1のガスセンサや特許文献2のガスセンサユニットでは、棒状のフィルタをシール部材やセンサキャップに直接挿入している。この場合、シール部材やセンサキャップによりフィルタを保持するためには、シール部材やセンサキャップにフィルタを圧入したり、フィルタをシール部材やセンサキャップ内に挿入した状態で、シール部材やセンサキャップの弾性でフィルタを保持する必要がある。すると、フィルタが潰れてしまい、通気性が低下する虞がある。
これに対し、特許文献3のように、シート状のフィルタを用い、シール部材に設けられた貫通孔を塞ぐようにフィルタを配置し、シール部材の後端面とフィルタの外周縁を周方向に直接融着するガスセンサが知られている。これにより、フィルタをシール部材に圧入することや、弾性保持する必要が無く、フィルタの通気性を十分に確保できる。しかしながら、排気管からの熱によってシール部材が変形すると、フィルタがシール部材の変形に追従できないことがあり、フィルタが破れてシール部材から剥離してしまう虞がある。また、フィルタがシール部材の変形に追従できたとしても、フィルタが伸び縮みしてしまい、フィルタの通気性が変化してしまう虞がある。
そこで、本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、フィルタの通気性が変化せず、且つシール部材や包囲部材によって保持できるガスセンサ及びガスセンサユニットを提供することを目的とする。
本発明のガスセンサは、軸線方向に延び、測定雰囲気中の特定ガス濃度を検出する検出部を先端側に備える検出素子と、該検出部を前記測定雰囲気に晒すようにして前記検出素子を取り囲む主体金具と、前記検出素子の後端側を覆うように、前記主体金具に固定される筒状の外筒と、前記外筒の内部に収容され、前記検出素子と外部とを電気的に接続するリード線が挿通されたリード線挿通孔、及び前記軸線方向に貫通する貫通孔を備えたシール部材と、を備えるガスセンサにおいて、
前記シール部材よりも熱膨張率が低い樹脂からなり、前記貫通孔内に保持されると共に、前記外筒の内部に気体を導入する通気孔を有する筒状の保持部材と、前記通気孔を覆うと共に、前記保持部材に接合される、水の通過を阻止し、且つ通気性を有するフィルタと、前記フィルタを後端側から覆い、通気性を有する金属又は前記樹脂からなるメッシュと、を備えることを特徴とする。
このように、通気孔を有する筒状の保持部材に、通気孔を覆うようにフィルタを接合し、保持部材を貫通孔内に保持させることで、排気管からの熱によってシール部材が変形しても、フィルタがシール部材の変形に追従する必要が無く、フィルタが破れることや、フィルタの通気性が変化してしまうことを抑制できる。
また、保持部材をシール部材の貫通孔内に圧入したり、保持部材をシール部材に挿入した状態で、シール部材の弾性で保持しても、フィルタが潰れることが無く、通気性が低下することを抑制できる。
さらに、保持部材は、シール部材よりも熱膨張率が低い樹脂から形成されているので、排気管から保持部材が熱を受けても保持部材が変形しにくく、フィルタの通気性が変化することが抑制できる。
さらに、本発明のガスセンサは、フィルタを後端側から覆い、通気性を有する金属又は樹脂からなるメッシュを備えているので、フィルタが外部からの衝撃を受けにくくなり、フィルタが破れることを抑制できる。なお、メッシュの通気量は適宜設定すればよいが、少なくともフィルタの通気量よりも大きくする必要がある。
なお、本発明のガスセンサは、使用時にシール部材の温度が約230℃〜270℃となるため、この温度下にてシール部材よりも保持部材の熱による膨張が抑えられればよい。
さらに、本発明のガスセンサは、前記フィルタが、前記保持部材に溶着により接合されていることを特徴とする。これにより、フィルタが保持部材に強固に接合することができる。
なお、フィルタは保持部材の先端側外周縁や保持部材の通気孔内部に溶着されていても良いが、保持部材の後端側外周縁に溶着されている事が好ましい。これにより、保持部材の通気孔内部に水分が滞留することがなくなり、通気性を十分に確保できる。さらに、フィルタは通気孔を覆うように保持部材の通気孔の外周縁に全周溶着されていることが好ましい。これにより、フィルタと保持部材とが強固に固定できる。
さらに、本発明のガスセンサは、前記メッシュと前記保持部材とが溶着により直接接合されていることを特徴とする。これにより、メッシュと保持部材とが強固に固定できる。なお、メッシュは、フィルタと保持部材との溶着位置よりも外周側にて全周溶着されていることが好ましい。これにより、フィルタと保持部材との固定に影響を与えることなく、メッシュと保持部材とを強固に固定できる。
さらに、本発明のガスセンサは、前記メッシュと前記フィルタとは離間していることを特徴とする。これにより、メッシュと保持部材とを溶着により直接接合する際に、溶着時の熱がフィルタに伝わることがないため、フィルタが溶けて通気量が変化することを防止できる。
さらに、本発明のガスセンサは、前記保持部材は、周方向に亘って前記軸線方向に突出する外壁と、該外壁により囲まれた窪み部と、を有し、前記フィルタは前記窪み部に配置され、且つ前記メッシュは前記外壁に接合されていることを特徴とする。これにより、フィルタとメッシュとを確実に離間させて配置することができ、フィルタに溶着時の熱が伝わらず、フィルタの通気量が変化することを防止できる。
さらに、本発明のガスセンサは、前記外壁には、前記通気孔の前記貫通方向に突出すると共に、周方向に亘って間隙をおいて配置された突起部を有し、前記メッシュは、前記突起部に接合されていることを特徴とする。これにより、メッシュが外壁に溶着される際に、外壁の溶け込み量が周方向に偏りが生じることで、メッシュが保持部材に対して傾くことを防止できる。つまり、突起部のみを溶け代とすることで、周方向における外壁の溶け込み量に偏りが生じることを防止できる。
さらに、本発明のガスセンサは、前記保持部材には、前記通気孔から径方向外側に向かって突出する凹部を有し、前記フィルタ及び前記メッシュは、前記凹部に挟持されることを特徴とする。このように、フィルタ及びメッシュを保持部材で挟持することで、フィルタ及びメッシュを保持部材にさらに強固に固定することができる。なお、凹部は、通気孔から通気孔の径方向に窪みを設けることも良いが、保持部材の後端側に通気孔よりも大きな保持孔を設け、この保持孔にフィルタ及びメッシュを配置し、その後、保持孔の周囲に設けられた保持孔周縁部を溶かして径方向内部に向かって潰し込むことで形成しても良い。
さらに、本発明のガスセンサは、前記保持部材の前記フィルタを覆うように後方側から前記保持部材に被さる被覆部材を有し、前記被覆部材の前記フィルタに対向する部位には、前記メッシュが備えられることを特徴とする。このように保持部材とは別にメッシュが備えられた被覆部材を用い、保持部材に被覆部材を被せるようにすることで、容易にフィルタをメッシュで覆うことができる。
本発明のガスセンサユニットは、測定雰囲気中の特定ガス濃度を検出する検出部を先端側に備える検出素子と、該検出部と電気的に接続して検出素子からの出力信号を伝えるセンサ端子と、を有するガスセンサと、前記ガスセンサに結合するセンサキャップであって、前記センサ端子と電気的に接続するキャップ端子、及び該キャップ端子を取り囲み、前記ガスセンサに結合されて前記ガスセンサとの間で内部空間を形成し、該内部空間と外部とを連通する貫通孔を含む包囲部材、を有し、前記出力信号を外部装置に伝送するセンサキャップと、を備えるガスセンサユニットにおいて、
前記包囲部材よりも熱膨張率が低い樹脂からなり、前記貫通孔内に保持されると共に、前記包囲部材の内部に気体を導入する通気孔を有する筒状の保持部材と、前記通気孔を覆うと共に、前記保持部材に接合される、水の通過を阻止し、且つ通気性を有するフィルタと、前記フィルタを外部側から覆い、通気性を有する金属又は前記樹脂からなるメッシュと、を備えることを特徴とする。
このように、通気孔を有する筒状の保持部材に、通気孔を覆うようにフィルタを接合し、保持部材を貫通孔内に保持させることで、排気管からの熱によって包囲部材が変形しても、フィルタが包囲部材の変形に追従する必要が無く、フィルタが破れることや、フィルタの通気性が変化してしまうことを抑制できる。
また、保持部材を包囲部材の貫通孔内に圧入したり、保持部材を包囲部材に挿入した状態で、包囲部材の弾性で保持しても、フィルタが潰れることが無く、通気性が低下することを抑制できる。
さらに、保持部材は、包囲部材よりも熱膨張率が低い樹脂から形成されているので、排気管から保持部材が熱を受けても保持部材が変形しにくく、フィルタの通気性が変化することが抑制できる。なお、本発明のガスセンサユニットは、使用時に包囲部材の温度が約60℃〜100℃となるため、この温度下にて、包囲部材よりも保持部材の熱による膨張が抑えられればよい。
さらに、本発明のガスセンサユニットは、フィルタを外部側から覆い、通気性を有する金属又は前記樹脂からなるメッシュを備えているので、フィルタが外部からの衝撃を受けにくくなり、フィルタが破れることを抑制できる。なお、メッシュの通気量は適宜設定すればよいが、少なくともフィルタの通気量よりも大きくする必要がある。
さらに、本発明のガスセンサユニットは、前記フィルタが、前記保持部材に溶着により接合されていることを特徴とする。これにより、フィルタが保持部材に強固に接合することができる。
なお、フィルタは保持部材の内部外周縁や保持部材の通気孔内部に溶着されていても良いが、保持部材の外部外周縁に溶着されている事が好ましい。これにより、保持部材の通気孔内部に水分が滞留することがなくなり、通気性を十分に確保できる。さらに、フィルタは通気孔を覆うように保持部材の通気孔の外周縁に全周溶着されていることが好ましい。これにより、フィルタと保持部材とが強固に固定できる。
さらに、本発明のガスセンサユニットは、前記メッシュと前記保持部材とが溶着により直接接合されていることを特徴とする。これにより、メッシュと保持部材とが強固に固定できる。なお、メッシュは、フィルタと保持部材との溶着位置よりも外周側にて全周溶着されていることが好ましい。これにより、フィルタと保持部材との固定に影響を与えることなく、メッシュと保持部材とを強固に固定できる。
さらに、本発明のガスセンサユニットは、前記メッシュと前記フィルタとは離間していることを特徴とする。これにより、メッシュと保持部材とを溶着により直接接合する際に、溶着時の熱がフィルタに伝わることがないため、フィルタが溶けて通気量が変化することを防止できる。
さらに、本発明のガスセンサユニットは、前記保持部材は、周方向に亘って前記通気孔の貫通方向に突出する外壁と、該外壁により囲まれた窪み部と、を有し、前記フィルタは前記窪み部に配置され、且つ前記メッシュは前記外壁に接合されていることを特徴とする。これにより、フィルタとメッシュとを確実に離間させて配置することができ、フィルタに溶着時の熱が伝わらず、フィルタの通気量が変化することを防止できる。
さらに、本発明のガスセンサユニットは、前記外壁には、前記通気孔の前記貫通方向に突出すると共に、周方向に亘って間隙をおいて配置された突起部を有し、前記メッシュは、前記突起部に接合されていることを特徴とする。これにより、メッシュが外壁に溶着される際に、外壁の溶け込み量が周方向に偏りが生じることで、メッシュが保持部材に対して傾くことを防止できる。つまり、突起部のみを溶け代とすることで、周方向における外壁の溶け込み量に偏りが生じることを防止できる。
さらに、本発明のガスセンサユニットは、前記保持部材には、前記通気孔から該通気孔の径方向に突出する凹部を有し、前記フィルタ及び前記メッシュは、前記凹部に挟持されることを特徴とする。このように、フィルタ及びメッシュを保持部材で挟持することで、フィルタ及びメッシュを保持部材にさらに強固に固定することができる。なお、凹部は、通気孔から通気孔の径方向に窪みを設けることも良いが、保持部材に通気孔よりも大きな保持孔を設け、この保持孔にフィルタ及びメッシュを配置し、その後、保持孔の周囲に設けられた保持孔周縁部を溶かして径方向内部に向かって潰し込むことで形成しても良い。
さらに、本発明のガスセンサユニットは、前記保持部材の前記フィルタを覆うように後方側から前記保持部材に被さる被覆部材を有し、前記被覆部材の前記フィルタに対向する部位には、前記メッシュが備えられることを特徴とする。このように保持部材とは別にメッシュが備えられた被覆部材を用い、保持部材に被覆部材を被せるようにすることで、容易にフィルタをメッシュで覆うことができる。
本発明のガスセンサまたはガスセンサユニットによれば、フィルタの通気性が変化せず、且つシール部材や包囲部材によって保持できる。
第1実施形態に係るガスセンサ1の模式的な断面図である。 図1のガスセンサ1の要部拡大断面図である。 保持部材86の斜視図である。 第2実施形態に係るガスセンサ2の要部拡大図である。 第2実施形態の保持部材186にフィルタ85、メッシュ84を取り付ける説明図である。 第3実施形態に係るガスセンサ3の要部拡大図である。 第4実施形態に係るガスセンサユニット600の要部拡大断面図である。 第4実施形態に係るガスセンサ800の要部拡大断面図である。 第4実施形態に係るセンサキャップ700の要部拡大断面図である。 第5実施形態に係るセンサキャップ700の要部拡大断面図である。 第5実施形態に係る保持部材854の斜視図である。 変形例に係る保持部材954の斜視図である。 変形例に係る保持部材1054の斜視図である。
(実施形態1)
実施形態1について、図1、図2を用いて説明する。図1及び図2に示すように、実施形態1のガスセンサ1は、例えば、自動車の排気系に取り付けられて、排気ガス中の酸素濃度を測定する酸素センサであり、主に検出素子20と、ケース60と、シール部材17と、セパレータ18等を備えている。
検出素子20は、酸素イオン伝導性を有する固体電解質からなり、先端側が閉じ、後端側が開口し、軸線X方向に延びる有底筒状とされている。そして、検出素子20の先端側には、被測定ガス成分である酸素を検出する検出部20aを有する。
検出素子20の軸線X方向の中間部には、径方向外側に突出する係合フランジ部20sが設けられており、係合フランジ部20sは、後述するセラミックホルダ13aを介して主体金具11に固定される。そして、検出素子20の有底孔21の内周面には、そのほぼ全面を覆うように、例えば、PtあるいはPt合金により多孔質に形成された内部電極層24が公知の無電解メッキ法により形成されている。他方、検出素子20の外周面のうち、係合フランジ部20sよりも先端側の全面には、内部電極層24と同様な多孔質の外部電極層25が形成されている。この内部電極層24は検出素子20の有底孔21の後端側に挿入された内部電極層用接続部材30の先端側に電気的に接続されており、外部電極層25は検出素子20の後端側に外嵌された外部電極層用接続部材31の先端側に電気的に接続されている。
さらに、検出素子20の有底孔21内には、内部電極層用接続部材30に保持されたヒータ12が配置されており、ヒータ12が検出素子20の内周面に当接して検出部20aを加熱することで、検出素子の早期活性を行っている。
つぎに、ケース60は、軸線Xに沿って先端側から、主体金具11と、外筒16とにより構成されている。このケース60により、検出素子20の後端側に基準ガス空間60aを形成している。
このうち、主体金具11は、金属製の中空筒状体であり、軸線X方向略中央部には、径方向外側に向かって突出する鍔部11cが形成されており、鍔部11cよりも先端側には、ガスセンサ1を排気管に取り付けるためのネジ部11bが形成されている。さらに、ネジ部11bよりも先端側には、後述するプロテクタ15を係合する先端側開口部11aが形成されている。一方、鍔部11cよりも後端側には、外筒16が係合するための接続部11dが形成されており、さらにその後端側には加締めるための後端側開口部11eが形成されている。
主体金具11の内孔22には、検出素子20が挿入配置されている。そして、この内孔22は、金具段部22aを有しており、この金具段部22aには、金属製パッキン81、セラミックホルダ13a、金属製パッキン82を介して検出素子20の係合フランジ部20sが保持されている。他方、主体金具11と検出素子20との間隙における係合フランジ部20sの後端側には、セラミック粉末14(例えば、滑石)が充填され、さらにその後方には、セラミックスリーブ13bが配置されている。そして、セラミックスリーブ13bの後端側に配置された金属製パッキン83を介して後端側開口部11eを加締めることで、セラミック粉末14により気密を保持している。
外筒16は、先端側が主体金具11の接続部11dに外側から嵌挿されて全周レーザ溶接により固着されている。この外筒16は、先端側が後端側よりも径大となっており、先端側が検出素子20を取り囲み、後端側には、後述するセパレータ18及びシール部材17が配置されている。
また、主体金具11の先端側開口部11aから突出する検出素子20の検出部20aを覆うように、主体金具11の先端側開口部11aにプロテクタ15が取り付けられている。プロテクタ15は、外側プロテクタ15a、内側プロテクタ15bの二重構造をなしており、これら外側プロテクタ15a、内側プロテクタ15bには、被測定ガスを透過させる複数のガス透過口が形成されている。このため、検出素子20の外部電極層25は、プロテクタ15のガス透過口を通して、被測定ガスと接触することが可能となっている。
セパレータ18は、絶縁性のアルミナセラミックからなる略円柱体であり、検出素子20と後述するシール部材17との間に配置されている。セパレータ18には、セパレータ18の後端面側に4つの開口を有し、さらに先端面側にその4つの開口に繋がる大きな1つの開口を有する空洞部18aが形成されている。そして、空洞部18a内には、内部電極層用接続部材30の後端部30a、外部電極層用接続部材31の後端部31a、ヒータリード線用接続部材32、33(33は32と軸線Xに対して対称位置)が配設されている。そして、この空隙部18a内で、内部電極層用接続部材30の後端部30a、外部電極層用接続部材31の後端部31aが、後述するセンサ出力リード線19a、19bに機械的に接続し、ヒータリード線用接続部材32、33が、ヒータリード線12a、12bに機械的に接続している。
シール部材17は、フッ素ゴム製の略円柱体である。そして、シール部材17は、金属外筒16の後端側開口部16aに嵌入され、後端側開口部16aが径方向に加締められることにより金属外筒16に封止されて、ケース60の後端側に配置されている。シール部材17には、軸線Xを中心軸とする貫通孔17aが形成されている。このようなシール部材17は、ケース60とともに基準ガス空間60aを形成し、かつ、貫通孔17aにより大気側と基準ガス空間60a側とを連通させている。なお、ガスセンサ1のシール部材17に用いられるフッ素ゴムの熱膨張率は、100〜300×10−6/℃である。
さらに、シール部材17には更に4つのリード線挿入孔が形成されており、センサ出力リード線19a、19b及びヒータリード線12a、12bが外部に引き出されている。
次に、本発明の主要部について説明する。シール部材17の貫通孔17a内には、保持部材86が挿入されている。また、保持部材86の後端側外周縁86aには、フィルタ85が溶着により接合されている。さらに、フィルタ85を覆うようにして、保持部材86の後端側外周縁86aにメッシュ84が溶着により接合されている。
このうち、保持部材86は、図3に示すように、先端側から後端側に向かって通気孔86pを有している。また、後端側外周縁86aには、フィルタ85を配置する段部86g、及びメッシュ84を配置する段部86hがそれぞれ形成されている。この保持部材86は、シール部材17よりも熱膨張率が低く、具体的には、PPS(ポリフェニレンサルファサイド樹脂)等の樹脂から形成されている。なお、PPSの熱膨張率は、30×10−6/℃である。
フィルタ85は、撥水性及び通気性を兼ね備え、具体的には、PTFE材料を用い、シート状に形成されている。このフィルタ85は、保持部材86の段部86gに接触させて、フィルタ85を保持部材86に溶着することで保持部材86に固定している。
メッシュ84は、フィルタよりも通気性を備え、具体的には、ステンレス等の金属やPPS等の樹脂を用い、網目状に形成されている。このメッシュ84は、保持部材86の段部86hに接触させて、メッシュ84を保持部材86に溶着することで保持部材86に固定している。なお、メッシュ84は、フィルタ85に接触することなく離間させて、保持部材86に固定している。
このような構成により、ガスセンサ1の外部の大気は、フィルタ85、保持部材86の通気孔86pを介して外筒16内の基準ガス空間60aに導入され、ひいては検出素子20の有底孔21内に導入されるようになっている。
このような構成である実施形態1のガスセンサ1は、例えば、自動車等に搭載され、エンジン等の吸気系配管や排気系配管等に装着され、被測定ガスがプロテクタ15のガス透過口を通して、検出素子20の外周面の外部電極層25に接触する。そして、内部電極層24に接触する大気との酸素濃度差に応じて起電力が発生し、この起電力を被測定ガス中の酸素濃度の検出信号として、内部電極層24、外部電極層25、内部電極層用接続部材30、外部電極層用接続部材31及びセンサ出力リード線19a、19b等を介して外部に取り出すことにより、被測定ガス中の酸素濃度を検出することが可能となっている。
このように、通気孔86pを有する筒状の保持部材86に、通気孔86pを覆うようにフィルタ85を溶着し、保持部材86を貫通孔17a内に保持させることで、排気管からの熱によってシール部材17が変形しても、フィルタ85がシール部材17の変形に追従する必要が無く、フィルタ85が破れることや、フィルタ85の通気性が変化してしまうことを抑制できる。
また、保持部材86をシール部材17の貫通孔17a内に圧入したり、保持部材86をシール部材17に挿入した状態で、シール部材17の弾性で保持しても、フィルタ85が潰れることが無く、通気性が低下することを抑制できる。
さらに、保持部材86は、シール部材17よりも熱膨張率が低い樹脂から形成されているので、排気管から保持部材86が熱を受けても保持部材86が変形しにくく、フィルタ85の通気性が変化することが抑制できる。
また、フィルタ85を覆い、通気性を有する金属又は樹脂からなるメッシュ84を備えることで、フィルタ85が外部からの衝撃を受けにくくなり、フィルタ85が破れることを抑制できる。
さらに、メッシュ84と保持部材86とが溶着により直接接合されているで、メッシュ84と保持部材86とが強固に固定できる。
さらに、メッシュ84とフィルタ85とを離間させることでメッシュ84を保持部材86に溶着により直接接合する際に、溶着時の熱がフィルタ85に伝わることがないため、フィルタ85が溶けて通気量が変化することを防止できる。
(実施形態2)
次に、実施形態2について図4を用いて説明する。なお、図4に示すように、実施形態2のガスセンサ2は、実施形態1のガスセンサ1における挿入部材86の代わりに、挿入部材186を採用しており、その他の構成は、実施形態1のガスセンサ1と同様である。よって、実施形態2では、挿入部材186を中心に説明し、その他の構成についての説明は簡略、または省略する。
図4に示すように、シール部材17の貫通孔17a内には、保持部材186が挿入されている。この保持部材186には、先端側から後端側に向かって通気孔186pを有している。さらに通気孔186pの径方向に向かって凹部186sが設けられている。この凹部186sは、フィルタ85を配置する小径凹部186gと、メッシュ84を配置する大径凹部186hがそれぞれ形成されている。この保持部材186も実施形態1と同様に、シール部材17よりも熱膨張率が低い樹脂からなり、具体的には、PPS(ポリフェニレンサルファサイド樹脂)から形成されている。
フィルタ85は、実施形態1と同様に、PTFE材料を用い、撥水性及び通気性を兼ね備えたシート形状を有している。そして、フィルタ85は、保持部材186の小径凹部186gに接触させて、フィルタ85を保持部材186に溶着することで保持部材186に固定している。
メッシュ84は、実施形態1と同様に、ステンレス等の金属やPPS等の樹脂を用い、網目状に形成されている。このメッシュ84は、保持部材186の大径凹部186hに接触させて、メッシュ84を保持部材186に溶着することで保持部材186に固定している。
なお、保持部材186にフィルタ85、及びメッシュ84を固定する方法としては、図5に記載されたように、保持部材186に通気孔186pよりも大きな保持孔186tを設け(図5a参照)、この保持孔186tにフィルタ85を配置して保持部材186に溶着し(図5b参照)、さらにメッシュ84を配置して、その後、保持孔186tの周囲に設けられた保持孔周縁部を溶かして径方向内部に向かって潰し込む(図5c参照)ことで凹部186sを形成している(図5d参照)。
このように、保持部材186に、通気孔186pから径方向に突出する凹部186sを設け、フィルタ85及びメッシュ84を、凹部186sに挟持されることで、フィルタ85及びメッシュ84を保持部材186にさらに強固に固定することができる。
(実施形態3)
次に、実施形態3について図6を用いて説明する。なお、図6に示すように、実施形態3のガスセンサ3は、実施形態1のガスセンサ1における挿入部材86の代わりに、挿入部材286及び被覆部材288を採用しており、その他の構成は、実施形態1のガスセンサ1と同様である。よって、実施形態3では、挿入部材286及び被覆部材288を中心に説明し、その他の構成についての説明は簡略、または省略する。
図6に示すように、シール部材17の貫通孔17a内には、保持部材286及び被覆部材288が挿入されている。このうち、保持部材286には、先端側から後端側に向かって通気孔286pを有している。また、外側面には、後述する被覆部材288の位置決めを行う段部286aが形成されている。この保持部材286も実施形態1と同様に、シール部材17よりも熱膨張率が低い樹脂からなり、具体的には、PPS(ポリフェニレンサルファサイド樹脂)から形成されている。
フィルタ85は、実施形態1と同様に、PTFE材料を用い、撥水性及び通気性を兼ね備えたシート形状を有している。そして、フィルタ85は、保持部材286の通気孔286pの後端側外周縁に接触させて、フィルタ85を保持部材286に溶着することで保持部材286に固定している。
被覆部材288は、後端側にメッシュ84を備える筒状に形成されており、保持部材286の後端側からフィルタ85を覆うように被さっている。そして、保持部材286の段部286aに被覆部材288の先端が接触している。メッシュ84は、実施形態1と同様に、ステンレス等の金属やPPS等の樹脂を用い、網目状に形成されている。
このように、保持部材286とは別にメッシュ84が備えられた被覆部材288を用い、保持部材286に被覆部材288を被せるようにすることで、容易にフィルタ85をメッシュ84で覆うことができる。
(実施形態4)
実施形態4について、図7〜図9を用いて説明する。図7〜図9に示すように、実施形態4にかかるガスセンサユニット600、およびこれを使用に供したときの様子を示す説明図である。この図7から理解できるように、本実施形態にかかるガスセンサユニット600は、ガスセンサ821とこのガスセンサ821の軸線O方向後端側に配置されたセンサキャップ700とからなる。このガスセンサユニット600は、車両の排気管に、ガスセンサ821の先端部分を排気管内に突出させる形態で締結し、排気ガス中の酸素濃度を計測する酸素センサである。
このうち、ガスセンサ821は、図8に示すように、ガス検出素子822、セラミック包囲体823、端子部材824、及び主体金具825を備える。
なお、以下の説明では、軸線Oに沿う方向のうち、センサキャップの取り付けられる側を後端側とし、この逆側を先端側として説明する。
主体金具825はSUS430からなり、円筒状に形成されている。この主体金具825には、後述するガス検出素子822の鍔部822bを支持するための内周受け部825aであって、先端側に向かって縮径するテーパ形状の内周受け部825aが、内周面から径方向内側に突出する形態で周設されている。また、この主体金具825の外側には、ガスセンサ821を排気管に取付けるためのネジ部825bが形成されており、このネジ部825bの後端側には、ネジ部825bを排気管に螺挿するための取付工具を係合させる六角部825cが周設されている。また、主体金具825の先端側には、後述するガス検出素子822の先端部822aを覆うプロテクタ826が取付けられている。プロテクタ826は、金属製、円筒状の有底筒体で、排気管内の排気をガスセンサ821の内部に導入するためのガス導入孔826aを複数有している。
ガス検出素子822は、酸素イオン伝導性を有する固体電解質からなり、先端部822aが閉塞された有底で、軸線O方向に延びる円筒状を有している。このガス検出素子821の外周には、径方向外向きに突出した鍔部822bが設けられており、この鍔部822bの先端側面と主体金具825の内周受け部825aの表面との間に金属製のパッキン827を介在させた状態で、ガス検出素子822は主体金具825内に配置されている。なお、ガス検出素子822を構成する固体電解質としては、例えば、YまたはCaOを固溶させたZrOが代表的なものであるが、それ以外のアルカリ土類金属または希土類金属の酸化物とZrOとの固溶体を使用しても良い。さらには、これにHfOが含有されていても良い。
このガス検出素子822の先端部822aには、外周面に外側電極828が形成されている。この外側電極828は、PtあるいはPt合金を多孔質に形成したものである。この外側電極828は、鍔部822bの先端側面まで設けられており、金属製のパッキン827を介して主体金具825に電気的に接続される。このため外側電極828の電位は、主体金具825から取り出すことができる。
一方、ガス検出素子822の内周面にも、内側電極829が形成されている。この内側電極829も、PtあるいはPt合金を多孔質に形成したものである。
セラミック包囲体823は、絶縁性セラミック(具体的には、アルミナ)からなり、円筒状を有している。このセラミック包囲体823は、そのうちの肉厚とされた先端側部分823aが、ガス検出素子822のうち、鍔部822bよりも後端側の部分の周囲を取り囲む形態で、金属製のパッキン831、タルクから形成されたセラミック粉末830と共に、ガス検出素子822と主体金具825との間に介在するように保持され、金属製のパッキン832を介して主体金具825の後端部825dによって加締められている。
端子部材824は、例えばインコネル(英インコネル社、商標名)からなり、筒状で、出力側端子部824a、素子側端子部824b、及び両者を連結する端子接続部824cを有している。
このうち、出力側端子部824aは、軸線Oに直交する断面が略C字形状の筒状である。この出力側端子部824aは、後述するキャップ端子751の環状部751aを、軸線Oに沿う方向に相対移動させて、自身の内側に挿入したときに、弾性的に拡径するように構成されている。
一方、端子部材824のうち、素子側端子部824bも、軸線Oに直交する断面が略C字形状の筒形状を有している。この素子側端子部824bは、弾性的に縮径しつつガス検出素子822内に挿入されて、内側電極829と電気的に接続している。従って、素子側端子部824bが、内側電極829を内側から径方向外側に向かって押圧しつつ電気的に接続している。
次に、本実施形態4のセンサキャップ700について、図面を参照しつつ説明する。図9は、センサキャップ700の部分破断断面図である。センサキャップ700は、キャップ端子751、このキャップ端子751を被覆し保持する包囲部材752、リード線753等を備えている。
キャップ端子751は、例えばステンレス鋼(SUS310S等)からなり、板材を絞り加工等によって二重略円筒形状に成形してなる。さらに、キャップ端子751は、軸線Oについて同心環状で板状の環状部751aと、環状部751aの外周縁に連なって軸線Oに沿う一方側に突出する把持部751bと、環状部751aの内周縁に連なって把持部751bと同じ側に突出する円筒状の挿入部751cと、を有する。環状部751a、把持部751b、及び挿入部751cは、互いに一体に成型されている。
ガスセンサ821のセラミック包囲体823にキャップ端子751の把持部751bを嵌め込んだ場合(図7参照)、挿入部751cは、セラミック包囲体823の内側で、かつ、端子部材824の出力側端子部824aの内側に挿入される。
なお、環状部751aは、図7に示すように、挿入部751cが端子部材824の出力側端子部824a内に挿入された状態において、セラミック包囲体823の後端面上に位置する出力側端子部824aに当接することで、キャップ端子751の挿入部751cがさらに先端側に挿入されることを防止している。
包囲部材752は、絶縁性のフッ素系ゴムを用いて中空状に成形してなり、キャップ端子751を収容する。この包囲部材752は、キャップ端子751及びガスセンサユニット600時のセラミック包囲体823の後端側を包囲する挿通孔を有する端子包囲部752a、端子包囲部752aの後端側から径方向に突出するように設けられ、貫通孔752baを塞ぐように配置された保持部材754の周囲を包囲する保持部材包囲部752b、端子包囲部752aの後端側から径方向に突出するように設けられ、リード線753の周囲を包囲するリード線包囲部752cを備える。
端子包囲部752aのうち、後端側はキャップ端子751の把持部751bの周囲に位置しており、その把持部751bと端子包囲部752aが当接している。一方、端子包囲部752aの先端側には、ガスセンサ821のセラミック包囲体823に密着する。
ついで、リード包囲部752cについて説明する。このリード包囲部752cは、リード線753を包囲している。リード線753は、芯線753aのほか、第1被覆材753b,第2被覆材753cの2重の被覆を有している。このリード線753は、前述したように、芯線の先端がキャップ端子751の芯線カシメ部751dで加締められてキャップ端子751と電気的に接続している。このため、このリード線753を通じて、ガスセンサ821のガス検出素子822の内側電極829からの出力信号を、外部装置(例えば、エンジンコントロールユニット(ECU))に送信することが可能となる。
ついで、保持部材包囲部752bについて説明する。この保持部材包囲部752bは、貫通孔752baを塞ぐように配置された保持部材754の周囲を包囲している。また、保持部材754の外部に露出する外周縁754aには、フィルタ785が溶着により接合されている。さらに、フィルタ785を覆うようにして、保持部材754の外周縁754aにメッシュ784が溶着により接合されている。
このうち、保持部材754は、外部から内部空間に向かって通気孔754pを有している。また、外周縁754aには、凹部754sが設けられている。この凹部754sは、フィルタ785を配置する小径凹部754gと、メッシュ784を配置する大径凹部754hがそれぞれ形成されている。この保持部材754は、包囲部材752よりも熱膨張率が低い樹脂からなり、具体的には、PPS(ポリフェニレンサルファサイド樹脂)から形成されている。
フィルタ785は、撥水性及び通気性を兼ね備え、具体的には、PTFE材料を用い、シート状に形成されている。このフィルタ785は、保持部材754の小径凹部754gに接触させて、フィルタ785を保持部材754に溶着することで保持部材754に固定している。
メッシュ784は、フィルタ785よりも通気性を備え、具体的には、ステンレス等の金属やPPS等の樹脂を用い、網目状に形成されている。このメッシュ784は、保持部材754の大径凹部754hに接触させて、メッシュ784を保持部材754に溶着することで保持部材754に固定している。
なお、保持部材754にフィルタ785及びメッシュ784を固定する方法としては、実施形態2と同様に、図5に記載された方法を用いて固定している。
このように、通気孔754pを有する筒状の保持部材754に、通気孔754pを覆うようにフィルタ785を溶着し、保持部材754を貫通孔752ba内に保持させることで、排気管からの熱によって包囲部材752が変形しても、フィルタ785が包囲部材752の変形に追従する必要が無く、フィルタ785が破れることや、フィルタ785の通気性が変化してしまうことを抑制できる。
また、保持部材754を包囲部材752の貫通孔752ba内に圧入したり、保持部材754を包囲部材752に挿入した状態で、包囲部材752の弾性で保持しても、フィルタ785が潰れることが無く、通気性が低下することを抑制できる。
さらに、保持部材754は、包囲部材752よりも熱膨張率が低い樹脂から形成されているので、排気管から保持部材754が熱を受けても保持部材754が変形しにくく、フィルタ785の通気性が変化することが抑制できる。
(実施形態5)
次に、実施形態5について図10、図11を用いて説明する。なお、実施形態5のガスセンサユニットは、実施形態4のガスセンサ600におけるセンサキャップ700に配置される保持部材754の代わりに保持部材854を採用しており、その他の構成は、実施形態4のガスセンサユニット600と同様である。よって、実施形態5では、保持部材854を中心に説明し、その他の構成についての説明は簡略、または省略する。
次に、実施形態5のセンサキャップ700について、図面を参照しつつ説明する。図10は、センサキャップ700の部分破断断面図であり、図11は、保持部材854の斜視図である。センサキャップ700は、キャップ端子751、このキャップ端子751を被覆し保持する包囲部材752、リード線753等を備えている。
包囲部材752は、絶縁性のフッ素系ゴムを用いて中空状に成形してなり、キャップ端子751を収容する。この包囲部材752は、キャップ端子751及びガスセンサユニット600時のセラミック包囲体823の後端側を包囲する挿通孔を有する端子包囲部752a、端子包囲部752aの後端側から径方向に突出するように設けられ、貫通孔752baを塞ぐように配置された保持部材754の周囲を包囲する保持部材包囲部752b、端子包囲部752aの後端側から径方向に突出するように設けられ、リード線753の周囲を包囲するリード線包囲部752cを備える。
このうち、保持部材包囲部752bは、貫通孔752baを塞ぐように配置された保持部材854の周囲を包囲している。この保持部材854には、フィルタ785及びメッシュ784が溶着により接合されている。
このうち、保持部材854は、具体的には、PPS(ポリフェニレンサルファサイド樹脂)から形成されており、図11に示すように、外部から内部空間に向かって通気孔854pを有している。また、通気孔854pの周囲には、フィルタ785が配置される窪み部854iが配置されている。フィルタ785は、窪み部854i内に配置されて溶着される。他方、窪み部854iの周囲には、メッシュ784が溶着される外壁854jが設けられている。この外壁854jには、通気孔854pの軸線方向に突出する半球状の突起部854kが周方向に亘って間隙をおいて配置されており(本実施例においては、12個)メッシュ784はこの突起部854kに溶着される。なお、フィルタ785及びメッシュ784を保持部材854に溶着させる方法としては、まずフィルタ785を窪み部854iに配置し、加熱された溶着治具(図示せず)にてフィルタ785を窪み部854iに溶着する。その後、メッシュ784を突起部854k上に配置し、突起部854kを溶かすようにしてメッシュ784を外壁854jに溶着する。これにより、フィルタ785とメッシュ784は離間して配置される。また、保持部材854の窪み部854iの反対側も窪み部854iに向かって凹んでいる。
このように、メッシュ784とフィルタ785とが離間することで、メッシュ784と保持部材854とを溶着により直接接合する際に、溶着時の熱がフィルタ785に伝わることがないため、フィルタ785が溶けて通気量が変化することを防止できる。
さらに、保持部材854は、外壁854jと窪み部854iとを有し、フィルタ785を窪み部854iに配置し、且つメッシュ784を外壁854jに配置して溶着することで、フィルタ785とメッシュ784とを確実に離間させて配置することができ、フィルタ785に溶着時の熱が伝わらず、フィルタ785の通気量が変化することを防止できる。その上、外壁に周方向に亘って間隙をおいて突起部を配置し、メッシュ784を突起部に接合させることで、メッシュ784が外壁854jに溶着される際に、外壁854jの溶け込み量が周方向に偏りが生じることで、メッシュ785が保持部材854に対して傾くことを防止できる。つまり、突起部854kのみを溶け代とすることで、周方向における外壁854jの溶け込み量に偏りが生じることを防止できる。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。
例えば、実施形態1〜5において、フィルタ85、785を覆うように、保持部材86、186、286、754、854にメッシュ84、784を溶着したが、これに限られず、メッシュ84、784を配置しない構造でも良い。
また、実施形態1、4、5において、フィルタ85、785を覆うように、保持部材86、754にメッシュ84、784を溶着したが、これに限られず、メッシュ84、784を保持部材86、754に溶着以外の方法(例えば、接着材を用いて接着する方法や、保持部材とフィルタとで挟持する方法)で固定しても良い。
また、実施形態4、5において、メッシュ784、フィルタ785を保持部材754に設けた凹部754sにそれぞれ溶着し、さらに保持部材754にて挟持する構成、もしくは、保持部材854にメッシュ784、フィルタ785を溶着する構成であったが、これに限られず、実施形態3のように、保持部材と被覆部材とを用いてフィルタ785をメッシュ784で覆うようにしてもよい。
また、実施形態5において、窪み部854i及び外壁854jを有する保持部材854を用いたが、これに限られず、図12や図13のような保持部材954、1054を用いてもよい。図12の保持部材954は、外部から内部空間に向かって通気孔954pを有している。また、通気孔954pの周囲には、フィルタ785が配置される窪み部954iが配置されている。フィルタ785は、窪み部954i内に配置されて溶着される。他方、窪み部954iの周囲には、メッシュ784が溶着される外壁954jが設けられている。この外壁854jには、周方向に亘って連なる最外壁954mと、最外壁954mの内側に配置され、最外壁954mよりもへこんで形成された段部954nを有している。そして、この段部954nには、通気孔954pの軸線方向に突出する突起部954kが周方向に亘って間隙をおいて形成されてなる(本実施例では、6個)。メッシュ784は、この突起部954kに溶着されて外壁954jに配置されてなる。
また、図13に示される保持部材1054は、図11に示される保持部材854の突起部854kの半球状とは異なり、外壁の外面及び内面に連なる突起部1054kを有している。これにおいても、実施形態5と同様の効果が得られる。
また、実施形態5及びその変形例において、図11〜図13に示される保持部材854、954、1054は、ガスセンサユニット600に用いられたが、これに限られず、実施形態1〜3のようなガスセンサ1、2、3に用いられてもよい。
1、2、3、821:ガスセンサ、11、825:主体金具、16:外筒、17:シール部材、17a:貫通孔、20:検出素子、84、784:メッシュ、85、785:フィルタ、86、186、286、754、854、954、1054:保持部材、86p、186p、286p:通気孔、186s:凹部、288:被覆部材、600:ガスセンサユニット、700:センサキャップ、823:セラミック包囲体、824:端子部材、751:キャップ端子、752:包囲部材、752a:端子包囲部、752b:保持部材包囲部、752c:リード包囲部

Claims (16)

  1. 軸線方向に延び、測定雰囲気中の特定ガス濃度を検出する検出部を先端側に備える検出素子と、
    該検出部を前記測定雰囲気に晒すようにして前記検出素子を取り囲む主体金具と、
    前記検出素子の後端側を覆うように、前記主体金具に固定される筒状の外筒と、
    前記外筒の内部に収容され、前記検出素子と外部とを電気的に接続するリード線が挿通されたリード線挿通孔、及び前記軸線方向に貫通する貫通孔を備えたシール部材と、
    を備えるガスセンサにおいて、
    前記シール部材よりも熱膨張率が低い樹脂からなり、前記貫通孔内に保持されると共に、前記外筒の内部に気体を導入する通気孔を有する筒状の保持部材と、
    前記通気孔を覆うと共に、前記保持部材に接合される、水の通過を阻止し、且つ通気性を有するフィルタと、
    前記フィルタを後端側から覆い、通気性を有する金属又は前記樹脂からなるメッシュと、
    を備えることを特徴とするガスセンサ。
  2. 前記フィルタは、前記保持部材に溶着により接合されることを特徴とする請求項1記載のガスセンサ。
  3. 前記メッシュと前記保持部材とが溶着により直接接合されていることを特徴とする請求項1又は2記載のガスセンサ。
  4. 前記メッシュと前記フィルタとは離間していることを特徴とする請求項3記載のガスセンサ。
  5. 前記保持部材は、周方向に亘って前記軸線方向に突出する外壁と、該外壁により囲まれた窪み部と、を有し、前記フィルタは前記窪み部に配置され、且つ前記メッシュは前記外壁に接合されていることを特徴とする請求項3又は請求項4記載のガスセンサ。
  6. 前記外壁には、前記軸線方向に突出すると共に、周方向に亘って間隙をおいて配置された突起部を有し、前記メッシュは、前記突起部に接合されていることを特徴とする請求項5記載のガスセンサ。
  7. 前記保持部材には、前記通気孔から径方向外側に向かってに突出する凹部を有し、
    前記フィルタ及び前記メッシュは、前記凹部に挟持されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のガスセンサ。
  8. 前記保持部材の前記フィルタを覆うように後方側から前記保持部材に被さる被覆部材を有し、前記被覆部材の前記フィルタに対向する部位には、前記メッシュが備えられることを特徴とする請求項1記載のガスセンサ。
  9. 測定雰囲気中の特定ガス濃度を検出する検出部を先端側に備える検出素子と、
    該検出部と電気的に接続して検出素子からの出力信号を伝えるセンサ端子と、を有するガスセンサと、
    前記ガスセンサに結合するセンサキャップであって、
    前記センサ端子と電気的に接続するキャップ端子、及び該キャップ端子を取り囲み、前記ガスセンサに結合されて前記ガスセンサとの間で内部空間を形成し、該内部空間と外部とを連通する貫通孔を含む包囲部材、を有し、
    前記出力信号を外部装置に伝送するセンサキャップと、を備える
    ガスセンサユニットにおいて、
    前記包囲部材よりも熱膨張率が低い樹脂からなり、前記貫通孔内に保持されると共に、
    前記包囲部材の内部に気体を導入する通気孔を有する筒状の保持部材と、
    前記通気孔を覆うと共に、前記保持部材に接合される、水の通過を阻止し、且つ通気性を有するフィルタと、
    前記フィルタを外部側から覆い、通気性を有する金属又は前記樹脂からなるメッシュと、
    を備えることを特徴とするガスセンサユニット。
  10. 前記フィルタは前記保持部材に溶着により接合されることを特徴とする請求項9記載のガスセンサユニット。
  11. 前記メッシュと前記保持部材とが溶着により直接接合されていることを特徴とする請求項9又は10記載のガスセンサユニット。
  12. 前記メッシュと前記フィルタとは離間していることを特徴とする請求項11記載のガスセンサユニット
  13. 前記保持部材は、周方向に亘って前記通気孔の貫通方向に突出する外壁と、該外壁により囲まれた窪み部と、を有し、前記フィルタは前記窪み部に配置され、且つ前記メッシュは前記外壁に接合されていることを特徴とする請求項11又は請求項12記載のガスセンサユニット
  14. 前記外壁には、前記通気孔の前記貫通方向に突出すると共に、周方向に亘って間隙をおいて配置された突起部を有し、前記メッシュは、前記突起部に接合されていることを特徴とする請求項13記載のガスセンサユニット
  15. 前記保持部材には、前記通気孔から該通気孔の径方向に突出する凹部を有し、
    前記フィルタ及び前記メッシュは、前記凹部に挟持されることを特徴とする請求項9乃至12のいずれかに記載のガスセンサユニット。
  16. 前記保持部材の前記フィルタを覆うように後方側から前記保持部材に被さる被覆部材を有し、前記被覆部材の前記フィルタに対向する部位には、前記メッシュが備えられることを特徴とする請求項9記載のガスセンサユニット。
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