JP4729126B2 - 高粘度o/wクリームの製造方法 - Google Patents
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Description
本発明にかかる高粘度O/Wクリームは、(A)非イオン性界面活性剤と、(B)前記非イオン性界面活性剤とともに水中でαゲルを形成し得る炭素数16以上の直鎖状高級アルコールと、(C)油分と、を含む油相と、(D)水を含む水相とを70℃以上の温度で混合して乳化し、得られたO/W乳化物(乳化パーツ)を冷却する過程において、水相中で油相がαゲルを形成する温度領域のピーク温度以上で撹拌を停止することによって得られ、高粘度O/Wクリームの乳化粒子界面にはαゲルが形成されていることを特徴としている。
なお、αゲルの形成の上では、バチルアルコール、モノグリセライド等を添加することが好ましい。
液体油脂として、例えば、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン等が挙げられる。
固体油脂としては、例えば、カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等が挙げられる。
なお、本発明の高粘度O/Wクリームにおける水の総配合量は、特に限定されるものではないが、一般的には、高粘度O/Wクリーム中40〜95重量%であることが好ましい。
一方で、分子内に水酸基を4個以上有する水溶性の物質は、通常、室温で固体になってしまい、本発明に用いられる水性溶媒として効果を発揮することができないことが多い。
本発明において「αゲル形成温度領域」とはαゲル形成による発熱ピークの温度範囲を意味し、ピーク温度とは前記発熱ピーク頂点の温度を意味する(図1参照)。なお、DSC測定において、αゲル形成による発熱ピークの他にも発熱ピークが検出されることがある。これは、乳化パーツ中に含まれる成分の単なる凝固による発熱ピークであり、αゲル形成による発熱ピークはこれら凝固による発熱ピークとは異なる。
概念
1)(A)非イオン性界面活性剤と(B)前記非イオン性界面活性剤とともに水中でαゲルを形成し得る炭素数16以上の直鎖状高級アルコールと(C)油分とを含む油相と、(D)水を含む水相とを70℃以上の温度で乳化し、得られた乳化パーツを攪拌しながら冷却する。このとき、水相中で油相がαゲルを形成する温度領域のピーク温度以上で撹拌を停止する。例えば、油相と水相とを70℃以上(好ましくは70〜80℃、さらに好ましくは70〜75℃)で乳化し、得られた乳化パーツを攪拌しながら放冷または任意の冷却装置により冷却し、冷却中に乳化パーツの温度がαゲル形成温度領域のピーク温度以上となった時に撹拌を停止し、その後は放冷する方法が挙げられる。乳化、攪拌、冷却などに用いる装置は通常使用されているものから適宜選択すればよく、それまで使用していた装置をそのまま利用することができ、特別の設備は不要である。
上記方法によれば、従来法ではたとえ乳液等の粘度の低いO/W乳化物になってしまうような処方を用いたとしても高粘度のクリームを得ることができる。
また、本発明にかかる高粘度O/Wクリームには、上記必須成分の他に、通常、化粧品、医薬品等に用いられる成分を安定性など本発明の効果を損なわない範囲で配合することができる。かかる成分としては、例えば次のようなものが挙げられる。
また、その他、香料、スクラブ剤、粉末、色材、美白剤、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤などの紫外線防御剤なども、安定性などを損なわない範囲で適宜配合することができる。
[粘度]
B型粘度計(ローター番号4番、ローター回転数12rpm)を用い、30℃における粘度を測定した。
同じ組成を用いて比較例1と同様の方法(従来工程)により調製したO/W乳化組成物の粘度と比較して、粘度増加率により以下の判定を行った。
○:6倍以上
○△:4倍以上
△:2倍以上
×:2倍未満
なお、△以上の評価を合格とした。
調製したO/W乳化組成物を、低温(−10℃)〜高温(60℃)の恒温槽に1か月間保存した後、乳化状態を肉眼で観察し、乳化粒子の破壊や合一の有無を確認し、以下の判定を行った。
○:乳化粒子の破壊や合一が認められない。
△:乳化粒子の破壊や合一が一部認められる。
×:乳化粒子の破壊や合一が認められる。
なお、△以上の評価を合格とした。
10名のパネルに対して使用性(のび、なじみ、べたつき、みずみずしさ、しっとりさ)を評価してもらう。総合評価として従来品(下表比較例6の高粘度処方)とよりも優れていると回答した人数により、以下の判定を行った。
○:9名以上10名以下
○△:7名以上8名以下
△:5名以上6名以下
△×:3名以上4名以下
×:2名以下
とし、△以上を優位性ありとして合格とした。
表中の(A),(B),(C1),(C2),及び(D1)を70℃で乳化してO/Wエマルション(乳化パーツ)を得た。この乳化パーツを攪拌しながら所定温度の主水相(D2)を混合した。主水相混合終了時点での混合物温度は何れも40.2℃以下であった。所定温度になった時点で撹拌を止め、その後室温まで放冷してO/W乳化組成物を得た。
表中の(A),(B),(C1),及び(C2)をホモゲナイザーで攪拌しながら(D1)及び(D2)を混合し、70℃にて乳化し調製したW/Oエマルションをオンレーターに通過させて35℃まで冷却し、その後室温まで放冷してO/W乳化組成物を得た。
そして、オンレーターで冷却する従来工程を用いた比較例1では、組成物の粘度は3000mPa・sとなり、実施例1と同じ組成であるにもかかわらず高粘度のO/Wクリームを得ることはできなかった。したがって、従来工程を用いた場合、比較例6のようにカルボキシビニルポリマーのような増粘剤を多量に配合させなければ高粘度のものは得られない。比較例6のように増粘剤を多量配合すれば増粘効果や安定性は良好であるが、実施例1〜4に比べて使用性は非常に悪い。
したがって、主水相と前記乳化パーツの好適な質量比は3:1〜1:1であることが明らかとなった。
実施例5
クリーム 配合量(質量%)
(1)イオン交換水 残余
(2)グリセリン 5.0
(3)ブチレングリコール 5.0
(4)ポリエチレングリコール1500 2.0
(5)エタノール 3.0
(6)フェノキシエタノール 0.3
(7)パラベン 0.1
(8)水酸化カリウム 0.1
(9)エデト酸3ナトリウム 0.05
(10)カルボキシビニルポリマー 0.1
(11)キサンタンガム 0.1
(12)ベヘニルアルコール 0.5
(13)ベヘニン酸 0.3
(14)ステアリン酸 0.4
(15)イソステアリン酸 0.3
(16)ワセリン 2.0
(17)スクワラン 3.0
(18)デカメチルシクロペンタシロキサン 3.0
(19)ジメチルポリシロキサン 2.0
(20)2−エチルヘキサン酸セチル 2.0
(21)イソステアリン酸PEG−60グリセリル 1.0
(22)ステアリン酸PEG−5グリセリル 1.0
(23)香料 0.1
製造方法:70℃まで加温した成分(1)〜(3)の一部[(1)〜(3)合計量の約30質量%]および(8)からなる水相(一部水相)に、70℃まで加温した(12)〜(23)からなる油相を徐々に添加しホモミキサーで乳化して乳化パーツを調製した。この乳化パーツを攪拌しながら25℃にある残りの(1)〜(7)、(9)〜(11)の水相成分(主水相)を添加し混合することでクリームが得られた。得られたクリームの粘度は40,000mPa・s/30℃であった。(αゲル形成温度領域のピーク温度は44℃、混合攪拌停止時の温度は46℃)
頭髪化粧料 配合量(質量%)
(1)流動パラフィン 5.0
(2)ワセリン 2.0
(3)ジメチルポリシロキサン 5.0
(4)セタノール 4.0
(5)ステアリルアルコール 1.0
(6)1,3−ブチレングリコール 10.0
(7)ポリオキシプロピレングリセリルエーテル 2.0
(8)イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 2.0
(9)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(10)ポリオクタニウム−10 0.5
(11)精製水 残余
(12)香料 0.1
製造方法:70℃まで加温した成分(6)、(11)の一部からなる水相[(6)及び(11)の合計量の約30質量%]に、70℃まで加温した(1)〜(5)、(7)〜(10)、及び(12)からなる油相を徐々に添加しホモミキサーで乳化して乳化パーツを調製した。この乳化パーツを攪拌しながら25℃にある残りの水相成分を添加し混合することで頭髪化粧料が得られた。得られた頭髪化粧料の粘度は30,000mPa・s/30℃であった。(αゲル形成温度領域のピーク温度は48℃、混合攪拌停止時の温度は50℃)
皮膚洗浄料 配合量(質量%)
(1)エタノール 15.0
(2)ソルビット液 10.0
(3)ポリオキシプロピレン(9)ジグリセリルエーテル 4.0
(4)ヒマシ油 2.0
(5)イソステアリン酸 2.0
(6)ステアリン酸 7.0
(7)ラウリン酸 6.0
(8)ミリスチン酸 11.0
(9)パルミチン酸 3.0
(10)ドデカン−1,2−ジオール酢酸エーテルナトリウム 3.0
(11)N−メチルタウリンナトリウム 5.0
(12)水酸化ナトリウム 4.0
(13)塩化ナトリウム 0.5
(14)カモミラエキス 0.1
(15)ジブチルヒドロキシトルエン 0.1
(16)ヒドロキシエタンジホスホン酸4ナトリウム(30%) 0.1
(17)エデト酸3ナトリウム 0.1
(18)4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン 0.05
(19)パラメトキシケイヒ酸2−エチルヘキシル 0.05
(20)白糖・ソルビット混合物 15.0
(21)色素 0.5
(22)精製水 残余
(23)香料 0.1
製造方法:70℃まで加温した成分(22)の一部[(22)全量の約50質量%]および(12)、(13)からなる水相に、70℃まで加温した(3)〜(11)、(18)、(19)及び(23)からなる油相を徐々に添加しホモミキサーで乳化して乳化パーツを調製した。この乳化パーツを攪拌しながら25℃にある残りの水相成分を添加し混合することで皮膚洗浄料が得られた。得られた皮膚洗浄料の粘度は25,000mPa・s/30℃であった。(αゲル形成温度領域のピーク温度は48℃、混合攪拌停止時の温度は53℃)
クリームファンデーション 配合量(質量%)
(1)タルク 3.0
(2)二酸化チタン 4.0
(3)ベンガラ 0.5
(4)黄酸化鉄 1.5
(5)黒酸化鉄 0.1
(6)ベントナイト 0.5
(7)モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 1.0
(8)トリエタノールアミン 1.5
(9)ジプロピレングリコール 8.0
(10)イオン交換水 残余
(11)ベヘニン酸 0.5
(12)ステアリルアルコール 0.4
(13)イソヘキサデシルアルコール 6.0
(14)モノステアリン酸グリセリン 2.0
(15)液状ラノリン 2.0
(16)流動パラフィン 6.0
(17)パラベン 0.1
(18)香料 0.05
製造方法:成分(6)、(17)を分散した(8)、(9)を一部の(10)に加え、70℃で撹拌し、これに70℃に加熱溶解された(7)、(11)〜(16)、(18)からなる油相を徐々に添加しホモミキサーで乳化して乳化パーツを調製した。この乳化パーツを攪拌しながら室温の(10)と十分混合粉砕された粉体部(1)〜(5)とを添加することでクリームファンデーションが得られた。得られたクリームファンデーションの粘度は15,000mPa・s/30℃であった。(αゲル形成温度領域のピーク温度は47℃、混合攪拌停止時の温度は49℃)
Claims (2)
- 粘度が8,000mPa・s(B型粘度計、30℃)以上である高粘度O/Wクリームの製造方法であって、
(A)非イオン性界面活性剤と、
(B)前記非イオン性界面活性剤とともに水中でαゲルを形成し得る炭素数16以上の直鎖状高級アルコールと、
(C)油分、
とを含む油相と、
(D)水
を含む水相の一部とを70℃以上の温度で乳化してO/W乳化物(乳化パーツ)を調製し、
この乳化パーツを攪拌しながら、20〜40℃の残りの主水相を前記乳化パーツと混合して冷却し、
DSC(示査走査型熱量測定)による前記乳化パーツの発熱ピークのピーク温度以上70℃未満で撹拌を停止することを特徴とする高粘度O/Wクリームの製造方法
(ただし、前記(A)非イオン界面活性剤と前記(B)炭素数16以上の直鎖状高級アルコールの合計量が前記(C)油分10質量部に対して0.5〜10質量部であり、
前記(D)水はO/W乳化組成物全量中の40〜95質量%であり、
前記主水相と前記乳化パーツの質量比が3:1〜1:1であり、
前記乳化パーツ中には水溶性溶媒を5質量%以上含む)。 - 請求項1記載の高粘度O/Wクリームの製造方法において、攪拌停止温度が55℃以下であることを特徴とする高粘度O/Wクリームの製造方法。
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