JP6540101B2 - クレンジング料 - Google Patents

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Description

本発明は、ファンデーション、マスカラ、口紅などの油性のメイクアップ化粧料を落とすために用いられ、またはボディシャンプー、ハンドソープ、毛髪用シャンプーなどにも利用することができるクレンジング料に関する。
クレンジング料は、ファンデーションやマスカラ、口紅などの油性のメイクアップ化粧料を落とすことを主目的とした化粧料である。クレンジング料としては、O/W型乳化物がマッサージにより転相して洗浄機能を発揮する乳液またはクリームタイプ、界面活性剤を油剤に溶解したオイルタイプなどが挙げられ、近年、簡単に素早くメイク汚れを除去できる観点から、オイルタイプのクレンジング料が汎用的に使用されている。
しかし、オイルタイプのクレンジング料は、油剤を多く配合しているので、クレンジング力には優れているものの、洗浄時のすべり性が悪く、洗浄後にべたつきがあり、さらには油と肌の脂の相溶性が高いので、皮脂を過剰に落としてしまい、肌の保湿機能を低下させるといった問題がある。
このような技術背景から、脂肪酸エステルおよび脂肪酸トリグリセライドなどのエステル油、ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸エステル型非イオン性界面活性剤、脂肪酸を含有し、クレンジング力に優れ、すすぎ性が良好な皮膚洗浄組成物が提案されている(特許文献1)。しかしながら、特許文献1の皮膚洗浄組成物は、クレンジング力、および洗浄後のしっとり感が不十分であった。
また、水、ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸エステル型非イオン性界面活性剤、高分子化合物を含有し、低刺激性で、肌荒れ防止効果のあるクレンジング料が提案されている(特許文献2)。しかしながら、特許文献2のクレンジング料は、クレンジング力、洗浄時のすべり性、および洗浄後のしっとり感が不十分であった。
特開2004−217640号公報 特開2009−227629号公報
本発明の目的は、上記の課題に鑑み、クレンジング力が高く、洗浄時のすべり性に優れ、洗浄後にべたつき難く、さらには洗浄後にしっとり感を付与することができるクレンジング料を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決するために研究を重ねたところ、下記に示す成分(a)〜成分(e)をそれぞれ特定の含有量で含有する組成物を用いることにより、クレンジング力、洗浄時のすべり性、洗浄後のべたつき感、洗浄後のしっとり感が向上することを見い出し、本発明を完成させるに至った。
このような効果が得られる理由は、成分(a)、成分(b)、および成分(d)が水と油性成分との界面に密に並び、界面層を厚くすることができるためであると推測される。
すなわち本発明は、成分(a)を5〜20質量%、成分(b)を10〜50質量%、成分(c)を0.5〜5質量%、成分(d)を8〜25質量%、成分(e)を25〜57質量%含有するクレンジング料である。
なお、成分(a)、成分(b)、成分(c)、成分(d)、および成分(e)の合計質量は100質量%である。
(a)下記式(1)で示されるポリアルキレングリコール誘導

O[(EO)/(PO)]−H・・・(1)

(式(1)中、Rは炭素数4〜6のアルキル基であり、EOはオキシエチレン基であり、POはオキシプロピレン基であり、jおよびkは、それぞれEOおよびPOの平均付加モル数を示し、独立して5≦j≦15、5≦k≦15であり、POの平均付加モル数に対するEOの平均付加モル数のモル比[j/k]は0.5〜2であり、EOとPOとがランダム状に付加している。
b)炭素数の合計が15〜30である脂肪酸エステルおよび炭素数の合計が25〜35である脂肪酸トリグリセライドからなる群から選ばれた一種類または二種類以上のエステル油であり、かつ25℃で液状のエステル油
(c)炭素数が16〜18である分岐または不飽和脂肪酸
(d)ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸エステル型非イオン性界面活性剤
(e)水
本発明のクレンジング料は、クレンジング力が高く、洗浄時のすべり性に優れ、洗浄後にべたつき難く、さらには洗浄後にしっとり感を付与することができる。
以下、本発明の実施形態を説明する。本発明のクレンジング料は、下記の成分(a)、成分(b)、成分(c)、成分(d)、および成分(e)を含有する。以下、各成分について説明する。
〔成分(a)〕
本発明に用いられる成分(a)は、上記式(1)で示されるポリアルキレングリコール誘導体であり、下記式(2)で示されるポリアルキレングリコール誘導体と組み合わせて用いることもできる。
式(1)において、Rは炭素数4〜6のアルキル基であり、直鎖および分岐のいずれのアルキル基でもよい。具体的には、Rとしては、n−ブチル基、イソブチル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル基が挙げられ、n−ブチル基、n−ヘキシル基が好ましく、n−ブチル基がより好ましい。Rの炭素数が4未満または6を超えると、クレンジング力、洗浄時のすべり性が不十分となることがある。
式(1)において、EOはオキシエチレン基であり、POはオキシプロピレン基であり、jおよびkは、それぞれEOおよびPOの平均付加モル数であり、独立して5≦j≦15、5≦k≦15を満足する。
jが5未満または15を超えると、クレンジング力、洗浄時のすべり性が不十分となることがある。jは、6≦j≦14が好ましく、7≦j≦13がより好ましい。
同様に、kが5未満または15を超えると、クレンジング力、洗浄時のすべり性が不十分となることがある。kは、6≦k≦14が好ましく、7≦k≦13がより好ましい。
POの平均付加モル数に対するEOの平均付加モル数のモル比[j/k]は0.5〜2であり、0.6〜1.8が好ましく、0.7〜1.6がより好ましい。モル比[j/k]が0.5未満または2を超えると、クレンジング力、洗浄時のすべり性が不十分となることがある。
式(1)のポリアルキレングリコール誘導体におけるEOとPOはランダム状に付加している。EOとPOがブロック状に付加すると、クレンジング力、洗浄時のすべり性が不十分となることがある。
下記式(2)は、グリセリンまたはポリグリセリンにプロピレンオキシドを付加して得られるポリアルキレングリコール誘導体である。
H(PO) O[CH CH(O(PO) H)CH O] (PO) H・・・(2)
式(2)において、xはポリグリセリンの平均重合度を表しており、1≦x≦3である。ポリグリセリンとしては、例えば、グリセリン(x=1)、ジグリセリン(x=2)、トリグリセリン(x=3)が挙げられる。xが3を超えると、クレンジング力、洗浄時のすべり性が不十分となることがあるばかりでなく、洗浄後にべたつきが生じることがある。xは1〜2が好ましく、2がより好ましい。
式(2)において、POはオキシプロピレン基であり、POの平均付加モル数[l+m+n]は、5≦l+m+n≦20であり、6≦[l+m+n]≦18が好ましく、7≦[l+m+n]≦16がより好ましい。[l+m+n]が5未満または20を超えると、クレンジング力、洗浄時のすべり性が不十分となることがある。
さらに、クレンジング力、洗浄時のすべり性の観点から、成分(a)のIOBは、0.80〜1.30が好ましく、0.85〜1.20がより好ましく、0.90〜1.10が更に好ましい。なお、IOBとは、有機概念図(藤田穆(Fujita Atsushi)、有機化合物の予測と有機概念図、化学の領域 vol.11、No.10(1957)、719〜725)に基づき求められる無機性値および有機性値の比(Inorganic Organic Balance)を表すもので、次式により求められるものである。
IOB値 =(無機性値)/(有機性値)
さらに、クレンジング力、洗浄時のすべり性の観点から、成分(a)の平均分子量は、500〜1500が好ましく、550〜1300がより好ましく、600〜1100が更に好ましい。なお、平均分子量は、JIS K−1557 1に記載の水酸基価によって求めることができる。
成分(a)は、式(1)で示されるポリアルキレングリコール誘導体から選ばれた一種類を用いることができ、また二種類以上を組み合わせて用いることもできる。二種類以上組み合わせて用いたときのIOBは、各成分のIOB値の加重平均により算出することができる。
成分(a)の含有量は、クレンジング料の全質量(100質量%)に対して、5〜20質量%であり、5〜18質量%が好ましく、5〜15質量%がより好ましい。成分(a)の含有量が5質量%未満であると、クレンジング力、洗浄時のすべり性が不十分となることがあり、20量%を超えると、洗浄時のすべり性が不十分となるだけでなく、洗浄後にべたつきが生じることがある。
〔成分(b)〕
本発明に用いられる成分(b)は、炭素数の合計が15〜30である脂肪酸エステルおよび炭素数の合計が25〜35である脂肪酸トリグリセライドからなる群から選ばれた一種類または二種類以上のエステル油であり、かつ25℃で液状のエステル油である。
成分(b)の脂肪酸エステルの炭素数の合計は15〜30であり、17〜24が好ましく、24がより好ましい。分子内にある炭素数の合計が15未満であると、クレンジング力、洗浄時のすべり性、洗浄後のしっとり感が不十分となることがある。また、炭素数の合計が30を超えると、クレンジング力、洗浄時のすべり性が不十分となるだけでなく、洗浄後にべたつきが生じることがある。
成分(b)の脂肪酸トリグリセライドの炭素数の合計は、25〜35であり、27〜33が好ましく、27〜30がより好ましい。分子内にある炭素数の合計が25未満であると、クレンジング力、洗浄時のすべり性、洗浄後のしっとり感が不十分となることがある。また、炭素数の合計が35を超えると、クレンジング力、洗浄時のすべり性が不十分となるだけでなく、洗浄後にべたつきが生じることがある。
脂肪酸エステルは、脂肪酸と一価のアルコールとのエステル油である。本発明に用いられる脂肪酸エステルは25℃で液状であり、かかる脂肪酸エステルとして、具体的には、ピバリン酸イソステアリル(炭素数 23)、2−エチルヘキサン酸セチル(炭素数 24)、2−エチルヘキサン酸イソセチル(炭素数 24)、2−エチルヘキサン酸ステアリル(炭素数 26)、2−エチルヘキサン酸イソステアリル(炭素数 26)、イソノナン酸2−エチルヘキシル(炭素数 17)、イソノナン酸イソノニル(炭素数 18)、イソノナン酸イソデシル(炭素数 19)、イソノナン酸イソトリデシル(炭素数 22)、ミリスチン酸イソプロピル(炭素数 17)、ミリスチン酸イソセチル(炭素数 30)、パルミチン酸イソプロピル(炭素数 19)、パルミチン酸2−エチルヘキシル(炭素数 24)、イソパルミチン酸2−エチルヘキシル(炭素数 24)、イソステアリン酸イソプロピル(炭素数 21)、イソステアリン酸イソデシル(炭素数 28)、オレイン酸エチル(炭素数 21)、リノール酸エチル(炭素数 20)などが挙げられ、2−エチルヘキサン酸セチル(炭素数 24)、ミリスチン酸イソプロピル(炭素数 17)、パルミチン酸イソプロピル(炭素数 19)、パルミチン酸2−エチルヘキシル(炭素数 24)、イソパルミチン酸2−エチルヘキシル(炭素数 24)、オレイン酸エチル(炭素数 21)が好ましく、2−エチルヘキサン酸セチル(炭素数 24)、パルミチン酸2−エチルヘキシル(炭素数 24)、イソパルミチン酸2−エチルヘキシル(炭素数 24)がより好ましい。
脂肪酸トリグリセライドは、脂肪酸とグリセリンとのトリエステル油である。本発明に用いられる脂肪酸トリグリセライドは25℃で液状であり、かかるトリグリセライドとして、具体的には、トリカプリン酸グリセリル(炭素数 33)、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル(炭素数 27)、トリカプリル酸グリセリル(炭素数 27)、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル(炭素数 28)などが挙げられ、トリカプリン酸グリセリル(炭素数 33)、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル(炭素数 27)、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル(炭素数 28)、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル(炭素数 27)が好ましく、トリカプリン酸グリセリル(炭素数 33)、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル(炭素数 27)がより好ましい。
成分(b)の含有量は、クレンジング料の全質量(100質量%)に対して、10〜50質量%であり、20〜45質量%が好ましく、22〜40質量%がより好ましく、25〜35質量%がより好ましい。成分(b)の含有量が10質量%未満であると、クレンジング力、洗浄時のすべり性、洗浄後のしっとり感が不十分となることがあり、50質量%を超えると、洗浄時のすべり性が不十分となるだけでなく、洗浄後にべたつきが生じることがある。
〔成分(c)〕
本発明に用いられる成分(c)は、炭素数が16〜18である分岐または不飽和脂肪酸である。
成分(c)の炭素数は16〜18であり、18が好ましい。炭素数が16未満であると、クレンジング力、洗浄時のすべり性、洗浄後のしっとり感が不十分となることがあり、炭素数が18を超えると、クレンジング力、洗浄時のすべり性が不十分であるだけなく、洗浄後にべたつきが生じることがある。
成分(c)としては、具体的には、パルミトレイン酸、イソパルミチン酸、オレイン酸、イソステアリン酸などが挙げられ、イソステアリン酸、オレイン酸が好ましい。これらの中から一種類または二種類以上を用いることができる。
成分(c)の含有量は、クレンジング料の全質量(100質量%)に対して、0.5〜5質量%であり、0.5〜4質量%が好ましく、0.5〜3質量%がより好ましい。成分(c)の含有量が0.5質量%未満であると、クレンジング力、洗浄時のすべり性、洗浄後のしっとり感が不十分となることがあり、5質量%を超えると、洗浄時のすべり性が不十分となるだけでなく、洗浄後にべたつきが生じることがある。
〔成分(d)〕
本発明に用いられる成分(d)は、ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸エステル型非イオン性界面活性剤であり、多価アルコール脂肪酸エステルにエチレンオキシドを付加したものである。なお、以下では、「ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸エステル型非イオン性界面活性剤」を単に「非イオン性界面活性剤」と表記することがあり、さらに「非イオン性界面活性剤」、「ポリオキシエチレン」、および「ポリオキシプロピレン」をそれぞれ、「ノニオン」、「POE」、および「POP」と表記することもある。
多価アルコール脂肪酸エステルの原料となる多価アルコールとしては、例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン、エリスリトール、ペンタエリスリトール、ソルビタン、ジグリセリン、キシリトール、トリグリセリン、ソルビトール、ジペンタエリスリトール、イノシトール、テトラグリセリンなどが挙げられ、グリセリン、ソルビタン、ソルビトールが好ましい。
多価アルコール脂肪酸エステルの原料となる脂肪酸の炭素数は、8〜22が好ましく、10〜20がより好ましく、12〜18が更に好ましい。多価アルコール脂肪酸エステルの原料となる脂肪酸としては、具体的には、カプリル酸、カプリン酸、ウンデシレン酸、ラウリン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、ペンタデシル酸、パルミチン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、ドデセン酸、テトラデセン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、バクセン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、イソオクタン酸、イソノナン酸、イソデカン酸、イソトリデカン酸、イソテトラデカン酸、イソパルミチン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸などが挙げられ、クレンジング力、洗浄時のすべり性の観点から、ラウリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸が好ましい。
成分(d)である非イオン性界面活性剤としては、例えば、POEソルビタン脂肪酸エステル、POEソルビトール脂肪酸エステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POEジグリセリン脂肪酸エステル、POE硬化ヒマシ油、脂肪酸POE硬化ヒマシ油エステル、POEヒマシ油などが挙げられ、POEグリセリン脂肪酸エステル、POEソルビタン脂肪酸エステル、POEソルビトール脂肪酸エステルが好ましい。
成分(d)である非イオン性界面活性剤は、HLBが低い成分(d)とHLBが高い成分(d)を二種類以上組み合わせることで、クレンジング力、洗浄時のすべり性を更に向上させることができる。具体的には、低HLBの成分(d)のHLB範囲は8.0〜13.0であり、9.0〜12.0が好ましく、10.0〜11.5がより好ましく、10.0〜11.0が更に好ましい。高HLBの成分(d)のHLB範囲は14.0〜18.0であり、14.5〜17.5が好ましく、15.0〜17.0がより好ましい。なお、HLBは下記の式から算出することができる(アトラス法)。
HLB=20(1−S/A)
S:非イオン界面活性剤のケン化価(S.V.)[JIS K−0070 4.1]
A:原料脂肪酸の酸価(A.V.)[JIS K−0070 3.1]
低HLBの成分(d)としては、具体的には、モノヤシ油脂肪酸POE(7モル)グリセリル(HLB 13.0)、モノイソステアリン酸POE(5モル)グリセリル(HLB 10.2)、モノイソステアリン酸POE(8モル)グリセリル(HLB 12.0)、モノイソステアリン酸POE(10モル)グリセリル(HLB 12.9)、トリイソステアリン酸POE(20モル)グリセリル(HLB 10.4)、トリイソステアリン酸POE(30モル)グリセリル(HLB 12.3)、モノオレイン酸POE(6モル)ソルビタン(HLB 11.8)、トリオレイン酸POE(20モル)ソルビタン(HLB 10.8)、テトラオレイン酸POE(30モル)ソルビトール(HLB 11.2)、テトラオレイン酸POE(40モル)ソルビトール(HLB 12.5)、テトライソステアリン酸POE(30モル)ソルビトール(HLB 11.1)、ペンタオレイン酸POE(40モル)ソビトール(HLB 11.4)が挙げられ、クレンジング力、洗浄時のすべり性の観点から、トリイソステアリン酸POE(20モル)グリセリル(HLB 10.4)、トリオレイン酸POE(20モル)ソルビタン(HLB 10.8)、テトラオレイン酸POE(30モル)ソルビトール(HLB 11.2)、テトライソステアリン酸POE(30モル)ソルビトール(HLB 11.1)、ペンタオレイン酸POE(40モル)ソビトール(HLB 11.4)が好ましく、トリイソステアリン酸POE(20モル)グリセリル(HLB 10.4)がより好ましい。
高HLBの成分(d)としては、具体的には、モノラウリン酸POE(12モル)グリセリル(HLB 15.0)、モノラウリン酸POE(20モル)グリセリル(HLB 16.5)、モノラウリン酸POE(30モル)グリセリル(HLB 17.5)、モノヤシ油脂肪酸POE(30モル)グリセリル(HLB 17.4)、モノイソステアリン酸POE(15モル)グリセリル(HLB 14.4)、モノイソステアリン酸POE(20モル)グリセリル(HLB 15.4)、モノイソステアリン酸POE(30モル)グリセリル(HLB 16.8)、モノオレイン酸POE(20モル)グリセリル(HLB 15.4)、モノオレイン酸POE(30モル)グリセリル(HLB 16.6)、モノラウリン酸POE(10モル)ソルビタン(HLB 14.9)、モノラウリン酸POE(20モル)ソルビタン(HLB 16.7)、モノオレイン酸POE(20モル)ソルビタン(HLB 15.7)、モノイソステアリン酸POE(20モル)ソルビタン(HLB 15.7)、テトラオレイン酸POE(60モル)ソルビトール(HLB 14.2)が挙げられ、クレンジング力、洗浄時のすべり性の観点から、モノラウリン酸POE(20モル)グリセリル(HLB 16.5)、モノイソステアリン酸POE(20モル)グリセリル(HLB 15.4)、モノオレイン酸POE(20モル)グリセリル(HLB 15.4)、モノラウリン酸POE(20モル)ソルビタン(HLB 16.7)、モノオレイン酸POE(20モル)ソルビタン(HLB 15.7)、モノイソステアリン酸POE(20モル)ソルビタン(HLB 15.7)が好ましく、モノラウリン酸POE(20モル)グリセリル(HLB 16.5)、モノイソステアリン酸POE(20モル)グリセリル(HLB 15.4)、モノイソステアリン酸POE(20モル)ソルビタン(HLB 15.7)がより好ましい。
成分(d)の含有量は、クレンジング料の全質量(100質量%)に対して、8〜25質量%であり、12〜24質量%が好ましく、16〜23質量%がより好ましい。成分(d)の含有量が8質量%未満であると、クレンジング力、洗浄時のすべり性が不十分となることがあり、25質量%を超えると、洗浄時のすべり性が不十分となるだけでなく、洗浄後にべたつきが生じることがある。
〔成分(e)〕
本発明に用いられる成分(e)は、水であり、例えば、蒸留水やイオン交換水などの精製水を好ましく用いることができる。
成分(e)の含有量は、クレンジング料の全質量(100質量%)に対して、25〜57質量%であり、30〜55質量%が好ましく、35〜50質量%がより好ましい。成分(e)の含有量が25質量%未満または57質量%を超えると、クレンジング力、洗浄時のすべり性が不十分となることがある。
本発明のクレンジング料には、発明の効果を損なわない範囲で、その他の任意成分を含有していてもよい。例えば、油脂類、炭化水素油、高級アルコール類、シリコーン類、界面活性剤(但し、成分(d)を除く)、溶剤、pH調整剤、抗酸化剤、多糖類、アミノ酸、ペプチド、防腐剤、香料、着色剤などを適宜配合することができる。
本発明のクレンジング料は、メイクアップ化粧料落としのクレンジング料のほかに、ボディシャンプー、ハンドソープ、毛髪用シャンプーなどにも利用することができる。
以下、実施例、参考例および比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の含有量は、成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の合計質量に対する質量%で表記し、その他の成分の含有量は、成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の合計質量を100質量部としたときの質量部で表記する。
<クレンジング料の調製>
表1および表2に示した実施例1〜8、参考例1〜2および比較例1〜7の各原料をビーカーに全て投入し、プロペラを使って1時間攪拌し、クレンジング料を調製した。
<クレンジング料の評価>
専門パネラー20名による使用感の評価テストを行った。調製したクレンジング料を使ってメイクを落とし、1)クレンジング力、2)洗浄時のすべり性、3)洗浄後のべたつき感、4)洗浄後のしっとり感の4項目について評価した。
1)クレンジング力
クレンジング料でメイクを落とし、そのクレンジング力について、専門パネラー各人が下記評価にて4段階に評価し評点を付けた。そして、その評点の合計によって、「◎◎」〜「×」の下記5段階評価を行い、「◎◎」および「◎」を合格とした。ただし、「◎◎」または「◎」であっても、0点と評価するパネラーが1名以上いた場合は、不合格とした。
<評価基準>
(評点):(評価)
3:メイクの落ちが非常によい。
2:メイクの落ちがよい。
1:メイクがあまり落ちない。
0:メイクがほとんど落ちない。
<評点の合計による5段階評価>
◎◎:評点の合計が50点以上、60点以下
◎:評点の合計が40点以上、50点未満
○:評点の合計が30点以上、40点未満
△:評点の合計が20点以上、30点未満
×:評点の合計が20点未満
2)洗浄時のすべり性
クレンジング料でメイクを落としている最中のすべり性について、専門パネラー各人が下記評価にて4段階に評価し評点を付けた。そして、その評点の合計によって、「◎◎」〜「×」の下記5段階評価を行い、「◎◎」および「◎」を合格とした。ただし、「◎◎」または「◎」であっても、0点と評価するパネラーが1名以上いた場合は、不合格とした。
<評価基準>
(評点):(評価)
3:非常にすべり性がある。
2:すべり性がある。
1:あまりすべり性がない。
0:ほとんどすべり性がない。
<評点の合計による5段階評価>
◎◎:評点の合計が50点以上、60点以下
◎:評点の合計が40点以上、50点未満
○:評点の合計が30点以上、40点未満
△:評点の合計が20点以上、30点未満
×:評点の合計が20点未満
3)洗浄後のべたつき感
クレンジング料でメイクを落とし、水で洗い流した後のべたつきについて、専門パネラー各人が下記評価にて4段階に評価し評点を付けた。そして、その評点の合計によって、「◎◎」〜「×」の下記5段階評価を行い、「◎◎」および「◎」を合格とした。ただし、「◎◎」または「◎」であっても、0点と評価するパネラーが1名以上いた場合は、不合格とした。
<評価基準>
(評点):(評価)
3:全くべたつきがない。
2:あまりべたつきがない。
1:すこしべたつきがある。
0:非常にべたつきがある。
<評点の合計による5段階評価>
◎◎:評点の合計が50点以上、60点以下
◎:評点の合計が40点以上、50点未満
○:評点の合計が30点以上、40点未満
△:評点の合計が20点以上、30点未満
×:評点の合計が20点未満
4)洗浄後のしっとり感
クレンジング料でメイクを落とし、水で洗い流した後のしっとり感について、専門パネラー各人が下記評価にて4段階に評価し評点を付けた。そして、その評点の合計によって、「◎◎」〜「×」の下記5段階評価を行い、「◎◎」および「◎」を合格とした。ただし、「◎◎」または「◎」であっても、0点と評価するパネラーが1名以上いた場合は、不合格とした。
<評価基準>
(評点):(評価)
3:非常にしっとり感がある。
2:しっとり感がある。
1:しっとり感がほとんどない。
0:全くしっとり感がない。
<評点の合計による5段階評価>
◎◎:評点の合計が50点以上、60点以下
◎:評点の合計が40点以上、50点未満
○:評点の合計が30点以上、40点未満
△:評点の合計が20点以上、30点未満
×:評点の合計が20点未満
以上の評価結果を表1および表2に示す。
表1に示したとおり、本発明に係る実施例1〜のクレンジング料は、クレンジング力が高く、洗浄時のすべり性に優れ、洗浄後にべたつき難く、さらには洗浄後にしっとり感を付与することができるクレンジング料であった。
なお、実施例1〜8および参考例1〜2のクレンジング料は、いずれの評価項目においても0点と評価するパネラーは皆無であった。
これに対し、比較例1〜7では十分な効果は得られなかった。
すなわち、比較例1では、本発明における成分(a)の代わりに、式(1)におけるオキシエチレン基およびオキシプロピレン基の平均付加モル数が本発明の規定を外れる成分(a’)が配合されているので、クレンジング力、洗浄時のすべり性が悪かった。
比較例2および比較例3では、本発明における成分(c)が配合されていないので、クレンジング力、洗浄時のすべり性、洗浄後のしっとり感が不十分であった。
比較例4では、本発明における成分(a)が配合されていないので、クレンジング力、洗浄時のすべり性が悪かった。
比較例5では、本発明における成分(a)が配合されておらず、さらに成分(b)、成分(c)、成分(d)の代わりに、成分(b’)、成分(c’)、成分(d’)が配合されているので、クレンジング力、洗浄時のすべり性、洗浄後のしっとり感が不十分であった。
比較例6では、本発明における成分(a)、成分(c)が配合されていないので、クレンジング力、洗浄時のすべり性が悪く、洗浄後のしっとり感が不十分であった。
比較例7では、本発明における成分(a)の代わりに、式(2)におけるポリグリセリンの平均重合度およびオキシプロピレン基の平均付加モル数が本発明の規定を外れる成分(a’)が配合され、さらに成分(c)が配合されていないので、クレンジング力、洗浄時のすべり性が悪く、洗浄後のべたつき感が悪く、洗浄後のしっとり感が不十分であった。
なお、比較例1〜6のクレンジング料は、「◎◎」および「◎」の評価を受けた項目において0点と評価するパネラーは皆無であった。
Figure 0006540101
Figure 0006540101
以下、本発明のクレンジング料の参考処方として実施例、実施例10および実施例11を例示する。何れの処方例も、クレンジング力が高く、洗浄時のすべり性に優れ、洗浄後にべたつき難く、さらには洗浄後にしっとり感を付与することができるクレンジング料であった。
(実施例
成分名(配合率:質量%)
(a)CO[(EO)/(PO)10]−H (8.0)
(b)パルミチン酸2−エチルヘキシル (15.0)
(b)パルミチン酸イソプロピル(5.0)
(b)オレイン酸エチル (5.0)
(c)イソパルミチン酸 (3.0)
(d)トリイソステアリン酸POE(20)グリセリル (15.0)
(d)モノイソステアリン酸POE(20)グリセリル (5.0)
(e)イオン交換水 (44.0)
小計 100質量%
(その他の成分)
1,3−ブチレングリコール (5.0)
プロピレングリコール (5.0)
エタノール (1.0)
ポリエチレングリコール1000 (0.5)
ポリエチレングリコール1540 (0.5)
クエン酸ナトリウム (0.5)
メチルパラベン (0.1)
香料 (0.1)
グリチルリチン酸2カリウム (0.1)
クエン酸 (0.1)
エチドロン酸4ナトリウム (0.1)
キサンタンガム (0.05)
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマー (0.05)
ポリクオタニウム−51 (0.05)
カルボマー (0.05)
トコフェロール (0.01)
合計 113.21質量%
(実施例10
成分名(配合率:質量%)
(a)CO[(EO)/(PO)13]−H (9.0)
(b)2−エチルヘキサン酸セチル (15.0)
(b)イソパルミチン酸2−エチルヘキシル(5.0)
(b)ミリスチン酸イソプロピル (5.0)
(c)パルミトレイン酸 (2.0)
(d)トリイソステアリン酸POE(20)グリセリル (15.0)
(d)モノラウリン酸POE(20)ソルビタン (5.0)
(e)イオン交換水 (44.0)
小計 100質量%
(その他の成分)
1,3−ブチレングリコール (4.0)
ジプロピレングリコール (2.0)
エタノール (2.0)
ポリエチレングリコール1000 (1.0)
ポリエチレングリコール1540 (1.0)
クエン酸ナトリウム (0.5)
フェノキシエタノール (0.5)
香料 (0.1)
EDTA−2ナトリウム (0.1)
ヒアルロン酸Na (0.05)
(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー (0.05)
酢酸トコフェロール (0.01)
アスコルビン酸誘導体(0.01)
合計 111.32質量%
(実施例11
成分名(配合率:質量%)
(a)CO[(EO)/(PO)]−H (3.0)
(a)CO[(EO)/(PO)10]−H (4.0)
(a)CO[(EO)10/(PO)]−H (3.0)
(a)CO[(EO)12/(PO)12]−H (3.0)
(b)イソパルミチン酸エチルヘキシル(19.5)
(c)イソステアリン酸 (2.5)
(d)テトライソステアリン酸ソルベス‐30 (20.5)
(d)ポリソルベート20 (2.5)
(e)イオン交換水 (42.0)
小計 100質量%
(その他の成分)
水添ポリイソブテン (6.5)
シクロペンタシロキサン (6.5)
グリセリン (6.5)
プロパンジオール (6.5)
ポリクオタニウム‐51 (0.1)
クエン酸 (0.4)
コカミドDEA (2.5)
ラウロイルメチルアラニンNa (0.8)
合計 129.8質量%

Claims (1)

  1. 成分(a)を5〜20質量%、成分(b)を10〜50質量%、成分(c)を0.5〜5質量%、成分(d)を8〜25質量%、成分(e)を25〜57質量%含有するクレンジング料。
    (a)下記式(1)で示されるポリアルキレングリコール誘導

    O[(EO)/(PO)]−H・・・(1)

    (式(1)中、Rは炭素数4〜6のアルキル基であり、EOはオキシエチレン基であり、POはオキシプロピレン基であり、jおよびkは、それぞれEOおよびPOの平均付加モル数を示し、独立して5≦j≦15、5≦k≦15であり、POの平均付加モル数に対するEOの平均付加モル数のモル比[j/k]は0.5〜2であり、EOとPOとがランダム状に付加している。
    b)炭素数の合計が15〜30である脂肪酸エステルおよび炭素数の合計が25〜35である脂肪酸トリグリセライドからなる群から選ばれた一種類または二種類以上のエステル油であり、かつ25℃で液状のエステル油
    (c)炭素数が16〜18である分岐または不飽和脂肪酸
    (d)ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸エステル型非イオン性界面活性剤
    (e)水
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