JP6284463B2 - 乳化シェービング剤 - Google Patents

乳化シェービング剤 Download PDF

Info

Publication number
JP6284463B2
JP6284463B2 JP2014193388A JP2014193388A JP6284463B2 JP 6284463 B2 JP6284463 B2 JP 6284463B2 JP 2014193388 A JP2014193388 A JP 2014193388A JP 2014193388 A JP2014193388 A JP 2014193388A JP 6284463 B2 JP6284463 B2 JP 6284463B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
content
mass
shaving
shaving agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014193388A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016064997A (ja
Inventor
幸奈 中島
幸奈 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mandom Corp
Original Assignee
Mandom Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mandom Corp filed Critical Mandom Corp
Priority to JP2014193388A priority Critical patent/JP6284463B2/ja
Publication of JP2016064997A publication Critical patent/JP2016064997A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6284463B2 publication Critical patent/JP6284463B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Description

本発明は乳化されたシェービング剤に関する。
従来、髭剃り時には、髭を湿潤および柔軟にして髭剃りを容易にするため、フォーム、ジェル、クリームなどの様々な剤型のシェービング剤が用いられている。
上記シェービング剤には、肌に塗布した際の塗布厚みを比較的厚くでき、髭剃り時の肌を保護する特性や、髭剃り時の剃刀の刃の滑り性(以下、「刃滑り性」と称する場合がある)に優れる特性が求められる。また、近年、男性のスキンケアに対する意識の向上に伴い、シェービング剤には、スキンケア効果も求められてきている。
これらの要求に対して、例えば、アクリル酸・メタクリル酸アルキルコポリマー、非イオン性界面活性剤、油剤、高重合ポリエチレンオキサイド、及び水を特定量含有するシェービング剤組成物が知られている(特許文献1参照)。しかしながら、上記シェービング剤組成物でも、スキンケア効果は十分ではなく、特に、肌の保護性とスキンケア効果の両立はできていない。従って、刃滑り性、肌の保護性とスキンケア効果の全てに優れたシェービング剤は得られていないのが現状である。
特開2011−26316号公報
なお、上記特許文献に記載のシェービング剤組成物の油剤を増加させることにより、スキンケア効果を高めることは可能である。しかし、その場合、肌に塗布した際の塗布厚みが低下し、肌の保護性が低下する傾向にある。このため、従来のシェービング剤を改良しても、刃滑り性、肌の保護性とスキンケア効果の全てに優れたシェービング剤を得ることは困難である。
従って、本発明の目的は、刃滑り性、肌の保護性、及びスキンケア効果に優れたシェービング剤を提供することにある。
本発明者は、鋭意検討した結果、高重合ポリエチレングリコールと、特定分子量のポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体と、高級アルコールと、シリコーン油と、エステル油及び/又は炭化水素油である液状油剤と、ノニオン界面活性剤と、水とをそれぞれ特定量配合することにより、刃滑り性、肌の保護性、及びスキンケア効果に優れたシェービング剤が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、
成分(A):数平均分子量が10万〜1000万であるポリエチレングリコールと、
成分(B):数平均分子量が10000〜20000であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体と、
成分(C):炭素数が12〜24である一価アルコールと、
成分(D):シリコーン油と、
成分(E):エステル油及び炭化水素油からなる群より選ばれた、23℃で液状の油剤と、
成分(F):ノニオン界面活性剤と、
成分(G):水とを含有し、
上記成分(A)の含有量が0.001〜0.1質量%であり、
上記成分(B)の含有量が0.1〜10.0質量%であり、
上記成分(C)の含有量が0.1〜10.0質量%であり、
上記成分(D)の含有量が0.1〜2.0質量%であり、
上記成分(E)の含有量が15.0〜30.0質量%であることを特徴とする乳化シェービング剤を提供する。
上記成分(E)の含有量に対する、上記成分(F)の含有量の比率[成分(F)の含有量/成分(E)の含有量](質量比)は0.01〜0.3が好ましい。
上記乳化シェービング剤は、さらに、成分(H):カルボキシビニルポリマー及びアルキル変性カルボキシビニルポリマーからなる群より選ばれたポリマーを含み、上記成分(H)の含有量が0.1〜1.0質量%であることが好ましい。
上記乳化シェービング剤は、さらに、成分(J):多価アルコールを含み、上記成分(J)の含有量が5.0〜20.0質量%であることが好ましい。
上記乳化シェービング剤は、乳液またはクリームであることが好ましい。
本発明のシェービング剤は、上記構成を有することにより、肌に塗布した際の塗布厚みを比較的厚くでき、髭剃り時の肌を保護する特性(保護性)に優れる。また、髭剃り時の剃刀の刃の滑り性(刃滑り性)にも優れる。さらに、髭剃りの肌にしっとりした感触を付与することができ、スキンケア効果にも優れる。
本発明のシェービング剤は、乳化された乳化シェービング剤である。
本発明のシェービング剤は、数平均分子量が10万〜1000万(10万以上、1000万以下)であるポリエチレングリコールと、数平均分子量が10000〜20000(10000以上、20000以下)であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体と、炭素数が12〜24(12以上、24以下)である一価アルコールと、シリコーン油と、エステル油及び炭化水素油からなる群より選ばれた、23℃で液状の油剤と、ノニオン界面活性剤と、水とを、必須の成分として含有する。また、本発明のシェービング剤は、カルボキシビニルポリマー及びアルキル変性カルボキシビニルポリマーからなる群より選ばれたポリマーを含むことが好ましい。さらに、本発明のシェービング剤は、多価アルコールを含むことが好ましい。さらにまた、本発明のシェービング剤は、その他の成分を含有していてもよい。
なお、本明細書においては、上記数平均分子量が10万〜1000万であるポリエチレングリコールを「成分(A)」、上記数平均分子量が10000〜20000であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体を「成分(B)」、上記炭素数が12〜24である一価アルコールを「成分(C)」、上記シリコーン油を「成分(D)」、上記エステル油及び炭化水素油からなる群より選ばれた、23℃で液状の油剤を「成分(E)」、上記ノニオン界面活性剤を「成分(F)」、上記水を「成分(G)」、上記カルボキシビニルポリマー及びアルキル変性カルボキシビニルポリマーからなる群より選ばれたポリマーを「成分(H)」、上記多価アルコールを「成分(J)」と称する場合がある。
本発明のシェービング剤に含まれる成分、即ち、成分(A)〜成分(J)やその他の成分は、それぞれ、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
[成分(A):数平均分子量が10万〜1000万であるポリエチレングリコール]
上記成分(A)は、数平均分子量が10万〜1000万であるポリエチレングリコール、即ち、高重合ポリエチレングリコールである。成分(A)は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
成分(A)の数平均分子量は、10万〜1000万であり、好ましくは100万〜500万である。上記数平均分子量が10万以上であることにより、本発明のシェービング剤の刃滑り性が向上する。また、上記数平均分子量が1000万以下であることにより、べたつきが抑制される。
成分(A)の市販品としては、例えば、ダウ・ケミカル社製、商品名「POLYOX WSR−301」、商品名「POLYOX WSR N−750CG」等が挙げられる。
本発明のシェービング剤中の成分(A)の含有量は、本発明のシェービング剤100質量%に対して、0.001〜0.1質量%であり、好ましくは0.01〜0.05質量%である。上記含有量が0.001質量%以上であることにより、本発明のシェービング剤の刃滑り性が向上する。一方、上記含有量が0.1質量%以下であることにより、本発明のシェービング剤を使用した後の肌のべたつき感がなく優れた使用感を付与することができる。上記成分(A)の含有量は、本発明のシェービング剤中の全ての成分(A)の含有量の合計量である。
[成分(B):数平均分子量が10000〜20000であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体]
上記成分(B)は、ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体である。すなわち、成分(B)は、複数のオキシエチレン単位(酸化エチレン単位)と、複数のオキシプロピレン単位(酸化プロピレン単位)とを少なくとも有するランダム共重合体である。成分(B)は、オキシエチレン単位及びオキシプロピレン単位以外の構成単位を有していてもよい。成分(B)は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
成分(B)における共重合形態は、ランダム共重合である。オキシエチレン単位とオキシプロピレン単位がランダム共重合の形態で共重合していることにより、ブロック共重合体と比べて乳化粒子の粒径が大きくなるためと推定されるが、本発明の効果の持続性が向上するため好ましい。
成分(B)における、オキシエチレンの平均付加モル数は、特に限定されないが、100〜400が好ましく、より好ましくは200〜350である。また、成分(B)における、オキシプロピレンの平均付加モル数は、特に限定されないが、30〜150が好ましく、より好ましくは40〜100である。
成分(B)の数平均分子量は、10000〜20000であり、好ましくは12000〜18000である。上記数平均分子量が10000以上であることにより、肌に塗布した際の塗布厚みが厚くなり、肌の保護性が向上する。さらに、シェービング剤の垂れ落ちが抑制される。また、上記数平均分子量が20000以下であることにより、べたつき感が抑制され、優れた使用感が得られる。
成分(B)は、特に限定されないが、ハンドリング性向上の観点から、23℃で液状であることが好ましい。即ち、成分(B)は、23℃で流動性を有することが好ましく、例えば、半径2cm、高さ7cmのガラスボトルに50gの試料を入れ、23℃の温度下、上記ガラスボトルを逆さにした場合に、逆さにした直後より5分間に、試料がガラスボトルから垂れ落ちる性状を有することが好ましい。
成分(B)の市販品としては、例えば、三洋化成工業社製、商品名「ニューポール 75H−90000」等が挙げられる。
本発明のシェービング剤中の成分(B)の含有量は、本発明のシェービング剤100質量%に対して、0.1〜10.0質量%であり、好ましくは1.0〜5.0質量%である。上記含有量が0.1質量%以上であることにより、本発明のシェービング剤を肌に塗布した際の塗布厚みが厚くなり、肌の保護性が向上する。一方、上記含有量が10.0質量%以下であることにより、べたつき感が抑制される。上記成分(B)の含有量は、本発明のシェービング剤中の全ての成分(B)の含有量の合計量である。
[成分(C):炭素数が12〜24である一価アルコール]
上記成分(C)は、炭素数が12〜24である一価アルコールであり、所謂高級アルコールである。上記炭素数は16〜22が好ましい。成分(C)としては、例えば、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、べへニルアルコール等が挙げられる。成分(C)は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
本発明のシェービング剤中の成分(C)の含有量は、本発明のシェービング剤100質量%に対して、0.1〜10.0質量%であり、好ましくは0.5〜5.0質量%である。上記含有量が0.1質量%以上であることにより、本発明のシェービング剤の肌への密着性が向上するため、肌の保護性が向上する。一方、上記含有量が10.0質量%以下であることにより、シェーバーの洗い性が向上する。上記成分(C)の含有量は、本発明のシェービング剤中の全ての成分(C)の含有量の合計量である。
[成分(D):シリコーン油]
上記成分(D)は、シリコーン油である。成分(D)としては、例えば、メチルポリシロキサン、平均重合度が650〜7000である高重合メチルポリシロキサン等のジメチルシリコーン油;メチルフェニルポリシロキサン等のメチルフェニルシリコーン油;メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状シリコーン油;アミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体等のアミノ変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルキル変性シリコーン等の変性シリコーン;メチルハイドロジェンポリシロキサン、ジメチコノールなどが挙げられる。中でも、ジメチルシリコーン油が好ましい。成分(D)は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
本発明のシェービング剤中の成分(D)の含有量は、本発明のシェービング剤100質量%に対して、0.1〜2.0質量%であり、好ましくは0.1〜1.0質量%である。上記含有量が0.1質量%以上であることにより、本発明のシェービング剤の刃滑り性が向上する。一方、上記含有量が2.0質量%以下であることにより、べたつき感が抑制される。上記成分(D)の含有量は、本発明のシェービング剤中の全ての成分(D)の含有量の合計量である。
[成分(E):エステル油及び炭化水素油からなる群より選ばれた、23℃で液状の油剤]
上記成分(E)は、エステル油及び炭化水素油からなる群より選ばれた油剤(少なくとも1の油剤)である。成分(E)は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
上記エステル油としては、例えば、オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸セチル、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリトリット、テトライソステアリン酸ペンタエリトリット、オクタン酸イソセチル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸オクチルドデシル、イソノナン酸イソノニル、コハク酸ジオクチル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルなどが挙げられる。中でも、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリルが好ましい。
上記炭化水素油としては、例えば、流動パラフィン、流動イソパラフィン、軽質イソパラフィン、スクワラン、α−オレフィンオリゴマーなどが挙げられる。中でも、流動パラフィンが好ましい。
成分(E)は、23℃で液状である。即ち、成分(E)は、23℃で流動性を有し、例えば、半径2cm、高さ7cmのガラスボトルに50gの試料を入れ、23℃の温度下、上記ガラスボトルを逆さにした場合に、逆さにした直後より5分間に、試料がガラスボトルから垂れ落ちる性状を有することが好ましい。
本発明のシェービング剤中の成分(E)の含有量は、本発明のシェービング剤100質量%に対して、15.0〜30.0質量%であり、好ましくは15.0〜25.0質量%である。上記含有量が15.0質量%以上であることにより、本発明のシェービング剤のスキンケア効果が向上する。即ち、本発明のシェービング剤を用いた後の肌の保湿性が向上する。一方、上記含有量が30.0質量%以下であることにより、乳化安定性が保たれ、べたつき感が抑制される。上記成分(E)の含有量は、本発明のシェービング剤中の全ての成分(E)の含有量の合計量である。
[成分(F):ノニオン界面活性剤]
上記成分(F)は、ノニオン界面活性剤である。成分(F)としては、例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(硬化)ヒマシ油、脂肪酸アルキロールアミドなどが挙げられる。中でも、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルが好ましい。成分(F)は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
上記グリセリン脂肪酸エステルとしては、例えば、モノステアリン酸グリセリルなどが挙げられる。上記グリセリン脂肪酸エステルの市販品としては、例えば、BASF社製、商品名「CUTINA GMS−V」、;日本サーファクタント工業社製、商品名「MGS−BV2」などが挙げられる。
上記ポリオキシエチレン脂肪酸としては、例えば、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、ジラウリン酸ポリエチレングリコール、モノミリスチン酸ポリエチレングリコール、モノパルミチン酸ポリエチレングリコール、ジパルミチン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、ジステアリン酸ポリエチレングリコール、モノイソステアリン酸ポリエチレングリコール、ジイソステアリン酸ポリエチレングリコール、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、ジオレイン酸ポリエチレングリコールなどが挙げられる。オキシエチレンの平均付加モル数は、特に限定されないが、2〜100が好ましく、より好ましくは5〜90である。
上記ポリオキシエチレン脂肪酸の市販品としては、例えば、花王社製、商品名「エマノーン 1112」;日本サーファクタント工業社製、商品名「NIKKOL MYL−10」、商品名「NIKKOL MYO−10」、商品名「NIKKOL MYS−4V」、商品名「NIKKOL MYS−40V」、商品名「NIKKOL MYS−25V」などが挙げられる。
上記ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルとしては、例えば、ポリオキシエチレン(カプリル/カプリン酸)グリセリル、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル、モノオレイン酸ポリオキシエチレングリセリル、モノミリスチン酸ポリオキシエチレングリセリル、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、ジイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルなどが挙げられる。オキシエチレンの平均付加モル数は、特に限定されないが、2〜100が好ましく、より好ましくは4〜90である。
上記ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルの市販品は、例えば、交洋ファインケミカル社製、商品名「ハイバーオイルCC−6」;コグニスジャパン社製、商品名「CETIOL HE810」;サソール社製、商品名「ソフチゲン767」;青木油脂工業社製、商品名「ブラウノン RGL−5MISE」、商品名「ブラウノン RGL−8MISE」、商品名「ブラウノン RGL−10MISE」、商品名「RGL−20MISE」、商品名「ブラウノン RGL−20TISE」、日本エマルジョン社製、商品名「EMALEX GWIS−160」、商品名「EMALEX GWIS−220」、商品名「EMALEX GWIS−310」、ミヨシ油脂社製、商品名「MファインオイルCOG−7M」などが挙げられる。
上記ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルとしては、例えば、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノヤシ油脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン、セスキオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、セスキステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタンなどが挙げられる。オキシエチレンの平均付加モル数は、特に限定されないが、10〜100が好ましく、より好ましくは20〜90である。
上記ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの市販品は、例えば、花王社製、商品名「レオドール TWO−120V」;日光ケミカルズ社製、商品名「NIKKOL TO−10V」;日本サ−ファクタント工業社製、商品名「NIKKOL TI−10V」、商品名「NIKKOL TL−10」などが挙げられる。
本発明のシェービング剤中の成分(F)の含有量は、特に限定されないが、本発明のシェービング剤100質量%に対して、0.1〜5.0質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜2.0質量%である。上記含有量が0.1質量%以上であることにより、シェービング剤の乳化状態がより一層安定となる。一方、上記含有量が5.0質量%以下であることにより、乳化粒子径が小さくなりすぎず、シェービング時における剤の持続性がより一層向上する。上記成分(F)の含有量は、本発明のシェービング剤中の全ての成分(F)の含有量の合計量である。
本発明のシェービング剤において、成分(E)の含有量に対する、成分(F)の含有量の比率[成分(F)の含有量/成分(E)の含有量](質量比)は、特に限定されないが、0.01〜0.3が好ましく、より好ましくは0.05〜0.2である。上記比率が上記範囲内にある、即ち成分(F)が比較的少ないことにより、乳化状態を安定的に保つ効果は有しながら、本発明のシェービング剤中の乳化粒子が比較的大きくなる。これにより、本発明のシェービング剤を肌に塗布した後に、刃滑り性及び肌の保護性の効果が長時間持続しやすくなるため好ましい。乳化粒子が小さい場合には、経時で乳化粒子がなくなりやすく、上記効果の持続性が低下する場合がある。
[成分(G):水]
上記成分(G)は、特に限定されないが、精製水が好ましい。本発明のシェービング剤中の、成分(G)の含有量は、特に限定されないが、本発明のシェービング剤100質量%に対して、20.0〜80.0質量%が好ましく、より好ましくは40.0〜70.0質量%である。
[成分(H):カルボキシビニルポリマー及びアルキル変性カルボキシビニルポリマーからなる群より選ばれたポリマー]
上記成分(H)は、カルボキシビニルポリマー及びアルキル変性カルボキシビニルポリマーからなる群より選ばれたポリマー(少なくとも1のポリマー)である。カルボキシビニルポリマーとは主としてアクリル酸の重合体であり、アルキル変性カルボキシビニルポリマーとは主としてアクリル酸とメタクリル酸アルキル(例えばC10〜C30)の共重合体である。成分(H)は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
上記カルボキシビニルポリマーとしては、例えば、日本ルーブリゾール社製、商品名「カーボポール934」、商品名「カーボポール940」、商品名「カーボポール941」、商品名「カーボポール981」、商品名「カーボポール1342」、商品名「カーボポール2984」、商品名「カーボポールUltrez 10」、商品名「カーボポールETD 2050」;和光純薬工業社製、商品名「AQUPEC HV−501」、商品名「AQUPEC HV−504」、商品名「AQUPEC HV−505」、商品名「ハイビスワコー104」、商品名「ハイビスワコー105」などが挙げられる。上記アルキル変性カルボキシビニルポリマーの市販品としては、例えば、日本ルーブリゾール社製、商品名「PEMULEN TR−1」、商品名「PEMULEN TR−2」、商品名「カーボポールETD 2020」、商品名「カーボポールULTREZ 20」などが挙げられる。
本発明のシェービング剤中の成分(H)の含有量は、本発明のシェービング剤100質量%に対して、0.1〜1.0質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜0.5質量%である。上記含有量が0.1質量%以上であることにより、シェービング剤の密着性がより一層向上する。一方、上記含有量が1.0質量%以下であることにより、シェービング剤が固くなりすぎず、剃刀の洗い性がより一層向上する。上記成分(H)の含有量は、本発明のシェービング剤中の全ての成分(H)の含有量の合計量である。
上記成分(H)は、特に限定されないが、塩基性物質で中和して用いられることが好ましい。上記塩基性物質としては、例えば、トリエタノールアミン、モノエタノールアミンなどのアルカノールアミン類、アンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機塩基、アルギニンなどの塩基性アミノ酸などが挙げられる。
[成分(J):多価アルコール]
上記成分(J)は、多価アルコールである。成分(J)としては、例えば、グリコール、グリセリン、糖アルコールなどが挙げられる。上記グリコールとしては、特に限定されないが、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール、1,2−デカンジオール、ポリエチレングリコールなどが挙げられる。上記グリセリンとしては、特に限定されないが、例えば、グリセリン、濃グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリンなどが挙げられる。上記糖アルコールとしては、特に限定されないが、例えば、ソルビトール、マルチトール、トレハロースなどが挙げられる。成分(J)は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。なお、成分(J)は、成分(A)及び成分(B)に該当するものは除くものとする。
成分(J)としては、特に限定されないが、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、イソプレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、グリセリン、ジグリセリンが好ましく、より好ましくは、ジプロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコールである。
本発明のシェービング剤中の成分(J)の含有量は、本発明のシェービング剤100質量%に対して、5.0〜20.0質量%が好ましく、より好ましくは5.0〜15.0質量%である。上記含有量が5.0質量%以上であることにより、保湿感がより一層向上する。一方、上記含有量が20.0質量%以下であることにより、べたつき感がより一層抑制される。上記成分(J)の含有量は、本発明のシェービング剤中の全ての成分(J)の含有量の合計量である。
本発明のシェービング剤は、上記成分(A)〜成分(J)以外の成分(その他の成分)を含有していてもよい。上記その他の成分としては、特に限定されないが、例えば、カチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、紫外線吸収剤、粉体、酸化防止剤、防腐剤、香料、着色剤、キレート剤、清涼剤、増粘剤、植物抽出液、ビタミン類、中和剤、アミノ酸、pH調整剤、美白剤、抗炎症剤、殺菌剤などの添加剤などが挙げられる。
本発明のシェービング剤は、乳化された乳化シェービング剤である。本発明のシェービング剤の剤型としては、例えば、クリーム、乳液などが挙げられる。中でも、クリームが好ましい。即ち、本発明のシェービング剤は、好ましくは、シェービングクリームである。
本発明のシェービング剤としては、例えば、髭剃りの際に使用される髭剃り用組成物;産毛などの体毛の剃毛処理に用いられる組成物などが挙げられる。また、例えば、髭剃り前及び髭剃り時に使用される、所謂プレシェービング剤又はシェービング剤であっても、髭剃り後に使用される所謂アフターシェービング剤であってもよい。中でも、剃刀の刃滑り性を向上させる観点から、特に髭剃りや剃毛処理などの処理前及び処理時に使用されるシェービング剤であることが好ましい。特に好ましくは、男性用の髭剃り用シェービング剤である。なお、本発明のシェービング剤は、例えば、化粧品、医薬部外品、医薬品、雑貨のいずれであってもよい。
本発明のシェービング剤は、常法により製造することができる。例えば、上記した各構成成分を混合し、ホモミキサー等の公知の方法で撹拌する製造方法等が挙げられる。
本発明のシェービング剤は、水(成分(G))を含む乳化組成物であるため、乳化粒子の外相の水により、髭をやわらかくする効果が高く、シェービング効果に優れる。また、本発明のシェービング剤は乳化する際に、ノニオン界面活性剤(成分(F))を用いているため、低刺激性に優れ、使用感に優れる。
本発明のシェービング剤は、高重合ポリエチレングリコールである成分(A)及びシリコーン油である成分(D)をそれぞれ特定量含有することにより、髭剃りや剃毛時の剃刀の刃滑り性が向上して、使用性が向上する。
また、特定の分子量のポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体である成分(B)及び高級アルコールである成分(C)を特定量含有することにより、シェービング剤を肌に塗布した際の塗布層の厚みを比較的厚く保つことができるため、髭剃りや剃毛時の肌の保護性が向上する。成分(C)を用いることにより、シェービング剤の粘度を高め、肌への密着性を高めることより、塗布層の厚みを比較的厚く保つ効果が得られる。これに加えて、成分(B)を併用することにより、成分(B)の効果によって、上記効果を十分に高いものとできる。成分(C)による粘度調整のみでは上記効果を十分に高めることはできず、洗浄性が低下する場合がある。成分(B)による効果は、以下ように推定される。成分(B)は、水溶性で分子量が比較的大きいため、塗布層の厚みを保つと同時に水による洗浄性も向上する。
さらに、特定の液状油である成分(E)を特定量含有することにより、使用後の保湿感を高め、スキンケア効果が向上する。加えて、シェービング剤を肌に塗布した際の塗布層の厚みを比較的厚く保つ効果を長時間保つことができ、効果の安定性・持続性が向上し、使用性が向上する。なお、特に限定されないが、成分(E)の含有量に対する成分(F)の含有量の比率[成分(F)の含有量/成分(E)の含有量]を特定の範囲に制御すると、上記効果の安定性・持続性をより一層高めることができるため好ましい。これは、乳化粒子の粒径が比較的大きくなることによる効果と推定される。乳化粒子の粒径が小さい場合には、刃滑り性や肌の保護性の効果が、比較的短時間で失われやすいと推定される。
本発明のシェービング剤を髭剃りや剃毛等の処理に用いる際には、本発明のシェービング剤を処理部分に塗布した後、剃刀等を用いて、髭剃りや剃毛等の処理を行う方法が挙げられる。上記処理後、処理部分の肌は洗い流してもよいし、洗い流さなくてもよい。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。尚、表に記載の配合量は、各成分の配合量(即ち、各原料中の有効成分の配合量)であり、特記しない限り「質量%」で表す。
実施例1〜5、比較例1〜4
表1に記した組成に従い、実施例および比較例の各シェービング剤(クリーム状の乳化シェービング剤)を常法により調製した。
なお、表および処方例に記載の各成分の詳細は、以下の通りである。
成分(A)
高重合PEG:商品名「POLYOX WSR−301」、ダウ・ケミカル社製
成分(B)、高重合ポリエチレングリコール、数平均分子量(Mn)400万
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンヘキシレングリコールエーテル(300E.O.)(75P.O.):商品名「ニューポール 75H−90000」、三洋化成工業株式会社製、数平均分子量14000、液状
成分(C)
ステアリルアルコール:商品名「カルコール 8688」、花王社製
ベヘニルアルコール:商品名「ベヘニルアルコール」、高級アルコール工業社製
成分(D)
メチルポリシロキサン:商品名「DOW CORNING TORAY SH200 C FLUID 350CS」、ダウ・コーニング社製
成分(E)
流動パラフィン:商品名「KAYDOL」、島貿易社製
ミリスチン酸オクチルドデシル:商品名「エキセパールOD−M」、花王社製
テトライソステアリン酸ペンタエリトリット:商品名「サラコス5418V」、日清オイリオ社製
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル:商品名「エキセパールTGO」、花王社製
成分(F)
モノステアリン酸ポリエチレングリコール:商品名「NIKKOL MYS−25V」、日本サーファクタント工業社製
親油型モノステアリン酸グリセリル:商品名「CUTINA GMS−V」、BASF社製
成分(G)
精製水
成分(H)
カルボキシビニルポリマー:商品名「CARBOPOL 940」、ルーブリゾール社製
成分(J)
グリセリン:商品名「化粧用濃グリセリン」、阪本薬品工業社製
DPG:商品名「DPG−FC」、旭硝子社製、ジプロピレングリコール
PEG1500:商品名「PEG#1500K」、ライオン社製、ポリエチレングリコール1500
(評価)
6名の専門評価パネルにより、各実施例および各比較例で得られた各シェービング剤について以下の通り評価した。評価結果は表1に記載した。
髭部位を水で濡らした後、シェービング剤を適量塗布し、T字剃刀にて、髭剃りを行った。
(1)刃滑り性
上記髭剃り時の剃刀の刃の滑り性について、「満足」、「やや満足」、「普通」、「不満」の4段階で回答し、以下の判定基準に従って、刃滑り性を評価した。
<判定基準>
◎(優れる):3人以上が「満足」と回答し、「不満」の回答がなかった。
○(良好) :1〜2人が「満足」と回答し、「不満」の回答がなかった。
△(普通) :全員が「やや満足」又は「普通」と回答した。
×(不良) :1人以上が「不満」と回答した。
(2)肌の保護性(厚み・密着性)
上記塗布時のシェービング剤(塗布層)の厚み及び密着性について、「満足」、「やや満足」、「普通」、「不満」の4段階で回答し、以下の判定基準に従って、肌の保護性を評価した。
<判定基準>
◎(優れる):3人以上が「満足」と回答し、「不満」の回答がなかった。
○(良好) :1〜2人が「満足」と回答し、「不満」の回答がなかった。
△(普通) :全員が「やや満足」又は「普通」と回答した。
×(不良) :1人以上が「不満」と回答した。
(3)スキンケア効果(保湿感)
上記髭剃り後の肌の保湿感について、「満足」、「やや満足」、「普通」、「不満」の4段階で回答し、以下の判定基準に従って、スキンケア性を評価した。
<判定基準>
◎(優れる):3人以上が「満足」と回答し、「不満」の回答がなかった。
○(良好) :1〜2人が「満足」と回答し、「不満」の回答がなかった。
△(普通) :全員が「やや満足」又は「普通」と回答した。
×(不良) :1人以上が「不満」と回答した。
(4)剤の持続性
上記髭剃りにおいて、剤の持続性(1回のシェービング剤の塗布により、髭剃りを完了できたか否か)について、「満足」、「やや満足」、「普通」、「不満」の4段階で回答し、以下の判定基準に従って、剤の持続性を評価した。
<判定基準>
◎(優れる):3人以上が「満足」と回答し、「不満」の回答がなかった。
○(良好) :1〜2人が「満足」と回答し、「不満」の回答がなかった。
△(普通) :全員が「やや満足」又は「普通」と回答した。
×(不良) :1人以上が「不満」と回答した。
Figure 0006284463
さらに、以下に、本発明のシェービング剤の処方例を示す。
処方例1:シェービングクリーム
濃グリセリン 5.0質量%
ジプロピレングリコール 5.0質量%
高重合PEG(Mn=400万) 0.03質量%
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンヘキシレングリコールエーテル(300E.O.)(75P.O.) 2.0質量%
親油型モノステアリン酸グリセリル 1.0質量%
モノステアリン酸ポリエチレングリコール 1.0質量%
ステアリルアルコール 2.0質量%
流動パラフィン 10.0質量%
ミリスチン酸オクチルドデシル 5.0質量%
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 5.0質量%
メチルポリシロキサン 0.1質量%
カルボキシビニルポリマー 0.2質量%
水酸化カリウム 0.1質量%
フェノキシエタノール 0.3質量%
パラオキシ安息香酸エステル 0.2質量%
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1質量%
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム 0.001質量%
ユビデカレノン 0.001質量%
l−メントール 0.05質量%
香料 0.2質量%
精製水 残部
合計 100.0質量%

Claims (4)

  1. 成分(A):数平均分子量が10万〜1000万であるポリエチレングリコールと、
    成分(B):数平均分子量が10000〜20000であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体と、
    成分(C):炭素数が12〜24である一価アルコールと、
    成分(D):シリコーン油と、
    成分(E):エステル油及び炭化水素油からなる群より選ばれた、23℃で液状の油剤と、
    成分(F):ノニオン界面活性剤と、
    成分(G):水とを含有し、
    前記成分(A)の含有量が0.001〜0.1質量%であり、
    前記成分(B)の含有量が0.1〜10.0質量%であり、
    前記成分(C)の含有量が0.1〜10.0質量%であり、
    前記成分(D)の含有量が0.1〜2.0質量%であり、
    前記成分(E)の含有量が15.0〜30.0質量%であり、
    前記成分(E)の含有量に対する、前記成分(F)の含有量の比率[前記成分(F)の含有量/前記成分(E)の含有量](質量比)が0.01〜0.3であることを特徴とする乳化シェービング剤。
  2. さらに、成分(H):カルボキシビニルポリマー及びアルキル変性カルボキシビニルポリマーからなる群より選ばれたポリマーを含み、前記成分(H)の含有量が0.1〜1.0質量%である請求項に記載の乳化シェービング剤。
  3. さらに、成分(J):多価アルコールを含み、前記成分(J)の含有量が5.0〜20.0質量%である請求項1又は2に記載の乳化シェービング剤。
  4. 乳液またはクリームである請求項1〜3のいずれか一項に記載の乳化シェービング剤。
JP2014193388A 2014-09-24 2014-09-24 乳化シェービング剤 Active JP6284463B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014193388A JP6284463B2 (ja) 2014-09-24 2014-09-24 乳化シェービング剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014193388A JP6284463B2 (ja) 2014-09-24 2014-09-24 乳化シェービング剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016064997A JP2016064997A (ja) 2016-04-28
JP6284463B2 true JP6284463B2 (ja) 2018-02-28

Family

ID=55803945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014193388A Active JP6284463B2 (ja) 2014-09-24 2014-09-24 乳化シェービング剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6284463B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023182102A1 (ja) * 2022-03-22 2023-09-28 三洋化成工業株式会社 化粧料用組成物、皮膚化粧料及び洗浄料

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0948713A (ja) * 1995-08-03 1997-02-18 Shiseido Co Ltd シェービング化粧料
JP2002114628A (ja) * 2000-10-12 2002-04-16 Kose Corp 化粧料
JP2007217346A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Kose Corp シェービング組成物
JP5631078B2 (ja) * 2009-07-03 2014-11-26 花王株式会社 シェービング剤組成物
JP6153285B2 (ja) * 2011-07-04 2017-06-28 株式会社マンダム 保湿化粧料
JP5812338B2 (ja) * 2011-10-28 2015-11-11 クラシエホームプロダクツ株式会社 シェービング剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016064997A (ja) 2016-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5495757B2 (ja) 水性クレンジング化粧料
JP7411709B2 (ja) 水中油型乳化組成物
JP6249918B2 (ja) 皮膚外用剤
JP6683524B2 (ja) 水性クレンジング化粧料
JP6482723B2 (ja) 温感クレンジング化粧料
CN101578090A (zh) 卸妆剂化妆品组合物
TW201332577A (zh) 液狀化妝料
JP5709167B2 (ja) ジェル状クレンジング用化粧料
EP2932957B1 (en) Cleansing cosmetics
EP2474298A1 (en) Novel liquid crystal composition
JP2007223938A (ja) 乳化型クレンジング化粧料組成物
JP6618404B2 (ja) 乳化保湿化粧料およびその使用方法
KR102344638B1 (ko) 모발 화장료
JP6626387B2 (ja) 皮膚用乳化組成物
JP6284463B2 (ja) 乳化シェービング剤
JP6754171B2 (ja) 油中水型乳化組成物
JP4688579B2 (ja) 頭皮用組成物
JP2020002126A (ja) エアゾール化粧料
WO2019188795A1 (ja) ジェル状化粧料
JP2019178107A (ja) 毛髪化粧料
JP7169047B2 (ja) 皮膚用乳化組成物
JPWO2016052277A1 (ja) 乳化デオドラント組成物およびデオドラント剤
JP2018052849A (ja) 皮膚用乳化組成物
JP6909179B2 (ja) 油性化粧料
JP2010260819A (ja) 水中油型乳化組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6284463

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250