JP4721926B2 - 多数個取り配線基板 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品が搭載される複数の配線基板領域が縦横に配列形成された多数個取り配線基板に関するものである。
従来、半導体素子や水晶振動子等の電子部品が収納される電子部品収納用パッケージに用いられる配線基板は、例えば、酸化アルミニウム質焼結体等のセラミック材料から成り、表面に配線導体が形成された複数のセラミック絶縁層が積層された構造を有している。この配線基板に電子部品が搭載され、電子部品の電極が配線導体に半田やボンディングワイヤ等を介して電気的に接続されることにより電子装置が製造される。
ところで、このような配線基板は、近年の電子装置の小型化に伴い、その大きさが数mm角程度の極めて小さなものとなってきている。そして、このような小さな配線基板の取り扱いを容易なものとするとともに、配線基板および電子装置の作製を効率よく行なうために、1枚のセラミック材料等から成る母基板から多数個の配線基板を得るようにした、いわゆる多数個取り配線基板の形態で作製されている。
このような多数個取り配線基板の一例を図に示す。図(a)は、従来の多数個取り配線基板の平面図、図(b)は、(a)のB−B’線における断面図である。多数個取り配線基板は、四角形状の複数の配線基板領域202が縦横に配列形成された母基板201と、各配線基板領域202に形成された複数の配線導体(図示せず)と、母基板201の外周部に形成された枠状の捨て代領域203とを備えている。

そして、配線基板領域202に電子部品を搭載するとともに、電子部品を配線導体に電気的に接続し、必要に応じて電子部品を蓋体等で封止することによって、多数の電子装置が多数個取りの状態で形成される。しかる後、この多数個取りの状態の電子装置を個々の配線基板領域202に分割することにより、多数個の電子装置が形成される。なお、配線基板領域202への電子部品の搭載は、多数個取り配線基板を個々の配線基板領域202に分割した後に行われる場合もある。
母基板201の分割は、配線基板領域202同士の境界206に沿って分割溝209を形成しておき、この分割溝209に沿って母基板201に曲げ応力を加え、分割溝209が形成された部位(配線基板領域202の境界)に沿って母基板201を破断させることにより行なわれる。
この分割溝209は、母基板201となるセラミックグリーンシートの配線基板領域202同士の境界206に沿ってカッター刃等を押し入れることにより形成される。この場合、分割溝209は、母基板201の外周の捨て代領域203の、各配線基板領域202の境界206の延長線上の両端に位置決め用のマーク208を形成しておき、このマーク208を基準にして形成される。すなわち、例えば、マーク208の位置を画像認識装置で認識させ、互いに対向する一対のマーク208間を結ぶ線に沿ってカッター刃を押し入れたり、スライシング用の回転刃を漸次移動させて切り込ませたりすることにより分割溝209が形成される。このマーク208は、例えば、配線導体と同様の導体材料により形成されている。
このような多数個取り配線基板においては、通常、酸化腐食の防止や半田の濡れ性、ボンディングワイヤのボンディング性を向上させること等のために、配線導体の露出表面にニッケルや金等のめっき層(図示せず)が被着される。
特開2004−47821号公報
しかしながら、近年、配線基板の小型化および薄型化はさらに進んでおり、これに伴って母基板201の厚みもさらに薄くなってきており、搬送等の際に、母基板201に分割溝209に沿った割れが発生する可能性が高まってきた。
すなわち、配線基板の小型化に伴って、1枚の母基板201に形成される配線基板領域202の数が増加していることにより、1枚の母基板201に形成される分割溝209の数も増加している。そして、配線基板の薄型化により、母基板201の厚みも薄くなってきており、母基板201の強度が低下してきている。このため、搬送等の際に、母基板に衝撃が加わることにより、母基板に割れが生じる可能性が高まっている。
また、従来の多数個取り配線基板において、分割溝形成用のマーク208は、各配線基板領域202に電子部品を搭載する際のアライメントマークとしても用いられてきたが、マーク208は、通常、配線導体と同様の導体材料により形成されており、母基板201との色調差が小さいため、マーク208の画像認識が困難であった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み案出されたものであり、その目的は、搬送等の際に衝撃が加わったとしても割れが生じる可能性を低減させるとともに、電子部品を各配線基板領域に搭載する際の画像認識性を向上させることができる多数個取り配線基板を提供することにある。
本発明の多数個取り配線基板は、複数の配線基板領域が縦横に配列形成され、該複数の配線基板領域を取り囲むように捨て代領域が形成されるとともに、前記複数の配線基板領域の各々に凹部が形成された母基板と、前記複数の配線基板領域の境界に形成された分割溝と、前記捨て代領域に形成された枠状の第1のメタライズ層と、前記捨て代領域の前記第1のメタライズ層より内側に形成され、前記配線基板領域の境界の延長線で挟まれた領域ごとに形成されたダミー凹部とを備え、前記第1のメタライズ層は、前記ダミー凹部の
外側で内周に切り込み部が形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明の多数個取り配線基板は、前記分割溝の先端部を囲むように形成され、前記第1のメタライズ層に電気的に接続された第2のメタライズ層をさらに備え、前記第2のメタライズ層が、前記第1のメタライズ層から前記複数の配線基板領域側へ延びるように形成されているとともに、前記分割溝の先端から離間されて形成されていることを特徴とするものである。

また、本発明の多数個取り配線基板は、前記分割溝の先端部は、隣接する前記ダミー凹部の外側の内壁よりも内側に位置していることを特徴とするものである。

また、本発明の多数個取り配線基板は、好ましくは、前記捨て代領域のうち、前記第1のメタライズ層よりも内側で、且つ前記配線基板領域よりも外側に位置する領域に第3のメタライズ層が形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明の多数個取り配線基板は、好ましくは、前記第3のメタライズ層は、前記ダミー凹部と前記配線基板領域との間に位置するとともに、前記ダミー凹部に沿って前記母基板の外周側に延出されている延出部を備えることを特徴とするものである。
また、本発明の多数個取り配線基板は、好ましくは、前記配線基板領域内で、且つ前記凹部の外側には、第4のメタライズ層が形成されており、該第4のメタライズ層と、前記第3のメタライズ層とは、前記分割溝を挟んで略平行に配置されていることを特徴とするものである。
また、本発明の多数個取り配線基板は、好ましくは、前記第3のメタライズ層の厚みが、前記第4のメタライズ層の厚みと実質的に同じであることを特徴とするものである。
本発明の多数個取り配線基板は、捨て代領域に形成された枠状の第1のメタライズ層と、分割溝の先端部を囲むように形成され、第1のメタライズ層に電気的に接続された第2のメタライズ層を備えていることにより、搬送等の際に衝撃が加わったとしても割れが生じる可能性を低減させるとともに、電子部品を各配線基板領域に搭載する際の画像認識性を向上させることができる。
すなわち、本発明の多数個取り配線基板は、割れの起点となる分割溝の両端の先端部に作用する応力を、分割溝の先端部を囲むように形成された第2のメタライズ層により緩和させることができる。よって、搬送等の際の衝撃による母基板の割れを低減させることができる。
また、本発明の多数個取り配線基板は、第2のメタライズ層が、枠状の第1のメタライズ層に電気的に接続されていることにより、第1のメタライズ層を介して第2のメタライズ層にもめっき用の電圧を供給することができ、分割溝の先端部に形成された第2のメタライズ層にめっき層を被着することができる。そのため、母基板の表面と第2のメタライズ層との色調差を大きくすることができ、第2のメタライズ層をアライメントマークとして用いた場合に、その画像認識性を向上させることができる。
また、本発明の多数個取り配線基板は、第2のメタライズ層が、第1のメタライズ層から複数の配線基板領域側へ延びるように形成されているとともに、分割溝の先端から離間されて形成されていることにより、分割溝の形成時に第1のメタライズ層に亀裂が生じることを防止し、分割溝の先端部に作用する応力を効率よく分散させることができる。
また、本発明の多数個取り配線基板は、複数の配線基板領域の各々に凹部が形成されているとともに、捨て代領域の第1のメタライズ層より内側に、分割溝に隣接してダミー凹部が形成されており、分割溝の先端部は、隣接するダミー凹部の外側の内壁よりも内側に位置していることにより、母基板の割れの起点となる分割溝の先端部よりもダミー凹部の外側の内壁の方が母基板の外周側に形成されることになり、外部から受ける応力は、まずダミー凹部の内壁に作用してから分割溝の先端部に作用することになり、外部から受ける応力がダミー凹部の外側の内壁および分割溝の先端部に分散される。よって、搬送等の際の衝撃により母基板に割れが発生する可能性を低減させることができる。
また、本発明の多数個取り配線基板は、ダミー凹部が、配線基板の境界の延長線で挟まれた領域ごとに形成されており、ダミー凹部の外側で第1のメタライズ層の内周に切り込み部が形成されていることにより、例えば、母基板がセラミック積層体からなる場合、断続的に形成された切り込み部がセラミック積層体を焼成する際のセラミック積層体と導電性ペーストとの間の収縮の度合いの違いを分散させる作用がある。よって、磁器収縮率の違いによる母基板の反りを切り込み部により緩和することができ、反りの発生を低減させた母基板とすることができる。
また、本発明の多数個取り配線基板において、好ましくは、捨て代領域のうち、第1のメタライズ層よりも内側で、且つ配線基板領域よりも外側に位置する領域に第3のメタライズ層が形成されている。
このような構造としたことから、母基板となるセラミック積層体を焼成する際の配線基板領域と捨て代領域との間の収縮の度合いの差をより一層緩和させることができ、最外周に形成される配線基板領域の捨て代領域と接する辺に発生する反りや、母基板の反りをより効果的に低減できる。
また、本発明の多数個取り配線基板において、好ましくは、第3のメタライズ層は、ダミー凹部と配線基板領域との間に位置するとともに、ダミー凹部に沿って母基板の外周側に延出されている延出部を備えている。
このような構造としたことから、母基板となるセラミック積層体を焼成する際の配線基板領域と捨て代領域との間の収縮の度合いの差を、捨て代領域の幅広い範囲で効果的に緩和させることができる。このため、最外周に形成される配線基板領域の捨て代領域と接する辺に発生する反りや、母基板の反りをさらに効果的に低減できる。
また、捨て代領域に形成された分割溝のうち、先端部から離間した部分の分割溝が第3のメタライズ層により開口する(メタライズ層は磁器よりも焼成時の収縮が大きく、分割溝を広げる作用がある)ことから、配線基板領域と捨て代領域との分割境界において分割溝の表層の角部同士が広がって分割溝の両端を除く部分の分割性が向上し、バリやカケを防止できる。
また、本発明の多数個取り配線基板は、好ましくは、配線基板領域内で、且つ凹部の外側には、第4のメタライズ層が形成されており、第4のメタライズ層と、第3のメタライズ層とは、分割溝を挟んで略平行に配置されている。
このような構造としたことから、第3のメタライズ層および第4のメタライズ層となるメタライズペーストが形成されたセラミック積層体の表層の部位が、メタライズペーストが形成されない表層の部位よりも焼成時の収縮が大きくなる。その結果、セラミック積層体の表層における分割溝が焼成時に広げられるようになることから、分割溝の癒着が抑制でき、バリやカケの発生をより確実に低減させることができる。
また、本発明の多数個取り配線基板は、好ましくは、第3のメタライズ層の厚みが、第4のメタライズ層の厚みと実質的に同じであるように形成されている。
このような構造としたことから、母基板となるセラミック積層体の主面に第3のメタライズ層と第4のメタライズ層を同時にスクリーン印刷等により形成することができるため、生産性を良好に確保することができる。
また、最外周の配線基板領域と捨て代領域との境界において第3のメタライズ層と第4のメタライズ層との厚みが実質的に同じに成してあり、セラミック積層体を焼成する際の配線基板領域と捨て代領域との間の収縮の度合いの差を、捨て代領域の外周から最外周の分割溝にかけて緩和させることができ、最外周に形成される配線基板領域の捨て代領域と接する辺での反りや、母基板全体の反りをより一層低減できる。
本発明の多数個取り配線基板について図面を参照して詳細に説明する。図1(a)は、本発明の多数個取り配線基板の構造を示す平面図である。また、図1(b)は、図1(a)に示した多数個取り配線基板のA−A’線における断面図である。
本発明の多数個取り配線基板は、複数の配線基板領域102および捨て代領域103が形成された母基板101と、配線基板領域102の境界に形成された分割溝109と、捨て代領域103に形成された枠状の第1のメタライズ層104と、第1のメタライズ層104に電気的に接続された第2のメタライズ層108とを備えている。
母基板101は、酸化アルミニウム質焼結体,ガラスセラミック焼結体,窒化アルミニウム質焼結体,ムライト質焼結体等から成る。母基板101は、例えば、酸化アルミニウム質焼結体から成る場合であれば、酸化アルミニウム等の原料粉末をシート状に成形したセラミックグリーンシート(以下、グリーンシートという)を複数枚準備するとともに縦横に区画して配線基板領域102を形成し、次に、このグリーンシートの一部のものについて適当な打ち抜き加工を施した後、積層および焼成することによって作製される。
配線基板領域102は、母基板101の中央部に縦横に配列形成されている。捨て代領域103は、母基板101の外周部に、複数の配線基板領域102を取り囲むように形成されている。
また、この実施形態では、各配線基板領域102に電子部品が収容される凹部110が設けられ、配線導体(図示せず)が各配線基板領域102の凹部110、または、その周辺から凹部110の外側に導出するように形成されている。この配線導体の凹部110内に露出している部分は、凹部110に搭載される電子部品(図示せず)の電極を電気的に接続させるための電極パッドとして機能する。
電子部品を、凹部110内に収容するとともに凹部110底面の所定位置に接合した後、電子部品の電極を配線導体の露出部分にボンディングワイヤや半田等(図示せず)を介して電気的に接続することにより電子装置が多数個取りの状態で形成される。凹部110内の電子部は、配線導体を介して凹部の外側に導出される。
配線導体の露出表面には、例えば電解めっき法によりニッケルや金、銅等のめっき層が被着される。めっき層は、配線導体の酸化、腐食を防止するとともに、ボンディングワイヤのボンディング性や半田の濡れ性等の特性を向上させる機能をなす。
捨て代領域103に形成されている枠状の第1のメタライズ層104は、取り囲んでいる配線基板領域102間を電気的に接続させる共通導体層として機能する。
例えば、母基板101の外周にめっき導通端子107を形成するとともに、めっき導通端子107から第1のメタライズ層104を経て各配線基板領域102にめっき用の電流を供給することにより、各配線基板領域102の配線導体にめっきを被着させることができる。
なお、各配線基板領域102へのめっき用の電流供給は、配線基板領域102同士の間に互いの配線導体同士を接続するようにして貫通導体105を形成し、貫通導体105を経由して導通させることにより各配線基板領域102の並びの最外周のものから、順次、配線基板領域102の並びの中央部側の各配線導体に供給されていく。
この第1のメタライズ層104は、いわゆる補助陰極としても機能し、これにより、母基板101の外周部に配列形成された配線基板領域102の配線導体や貫通導体105に被着されるめっき厚みが厚くなってめっき層の厚さにばらつきを生じることを低減させている。
第1のメタライズ層104は、配線導体のめっき厚みのばらつきを有効に防止するためには、2mm以上の幅で形成することが好ましい。第1のメタライズ層104や配線導体および貫通導体105は、タングステン,モリブデン,銅,銀等の金属材料から成る。例えばタングステンから成る場合であれば、タングステンの金属ペーストを母基板101となるグリーンシートに所定のパターンで印刷しておくことにより形成される。なお、第1のメタライズ層104、配線導体および貫通導体105は、生産性やコスト等を考慮すると、同じ材料で形成することが好ましい。
母基板101には、配線基板領域102の境界106に分割溝109が形成されている。分割溝109は、母基板101を個片の配線基板領域102に分割するためのものであり、配線基板領域102と捨て代領域103との境界106にも形成されている。
そして、分割溝109に沿って母基板101を分割することにより、母基板101は各配線基板領域102毎に個片状に分割される。
なお、分割溝109に沿った母基板101の分割とは、分割溝109を挟んで母基板101にたわませるようにして応力を加え、分割溝109の底部から対向する母基板101の主面にかけて母基板101を破断させることである。
分割溝109は、例えば母基板101となるセラミックグリーンシート(積層体)の主面に、カッター刃を押圧して所定の深さで溝状に切り込ませること等により形成される。
図1に示す実施形態において、分割溝109は、その各先端部分が捨て代領域103に入り込むように延長され、母基板101の分割をより容易にしている。
本発明の多数個取り配線基板は、分割溝109の先端部を囲むように形成され、第1のメタライズ層104に電気的に接続された第2のメタライズ層108を備えている。
第2のメタライズ層108は、タングステン,モリブデン,銅,銀等の金属材料から成る。第2のメタライズ層108は、例えば、第1のメタライズ層104等と同様に、タングステン等の金属ペーストを母基板101となるグリーンシートに印刷しておくことにより形成される。
第2のメタライズ層108は、分割溝109の先端部を取り囲み、分割溝109に沿って母基板101に不用意な母基板101の割れが生じることを抑える機能をなす。
すなわち、分割溝109の先端部が第2のメタライズ層108で取り囲まれていることにより、割れの発生する起点となる分割溝109の先端部の周囲に、母基板101よりも低弾性で応力を吸収しやすい応力の緩和層が形成されることになる。その結果、多数個取り配線基板の搬送等の取り扱い時の振動や機械的衝撃等の際に母基板101に外部から応力が作用したとしても、その応力が分割溝109の先端部に集中して作用し割れが生じるようなことは抑制される。
この分割溝109の先端部が形成される部分を取り囲むように形成された第2のメタライズ層108が保護層として作用する。
また、第2のメタライズ層108は、第1のメタライズ層104に電気的に接続されていることから、第1のメタライズ層104を介して第2のメタライズ層108にも金めっき層等のめっき層(図示せず)を被着することができる。
母基板101の表面と第2のメタライズ層108とは色調および光沢の度合いが異なる。例えば、母基板101が、酸化モリブデン等の着色材料が添加された酸化アルミニウム質焼結体である場合、母基板101の色調は茶褐色であり、まためっき層を被着したあとの第2のメタライズ層108の色調は、最表層のめっき層が金めっき層の場合、金色となる。また、めっき層は母基板101に比べて表面が平滑で光沢性も高い。そのため、第2のメタライズ層108と母基板101とのコントラストが大きいので、第2のメタライズ層108の画像認識装置等による認識が容易に高い精度で行なえる。
よって、電子部品を各配線基板領域102の凹部110に収容する際の搭載位置を決める時のマークとして作用する第2のメタライズ層108の画像認識性を向上させることができる。
なお、第2のメタライズ層108は、分割溝109が形成されている部分では非形成であり、分割溝109の先端部を、例えば円環状に、完全に取り囲んではいない。
図1に示す実施形態では、第2のメタライズ層108は、分割溝109を挟んで線対称に形成された長方形状のパターンであるが、半円状、半楕円状、台形状等の他のパターンでもよい。
また、第2のメタライズ層108は、その下側部分が母基板101に埋まり込んでいることが好ましい。これにより、分割溝109の先端部により厚い応力の緩和層が、母基板101に対する被着の強度がより高くなって形成されることになる。そのため、分割溝109の先端部が割れの起点となることはより効果的に防止される。また、その応力で、第2のメタライズ層108自体が母基板101から剥がれたりするようなこともより確実に防ぐことができる。その結果、取り扱いが容易で、さらに信頼性の高い多数個取り配線基板を提供することができる。
この場合、分割溝109は、母基板101の外周の捨て代領域103の、各配線基板領域102の境界106の延長線上の両端に位置決め用のマークとなる第2のメタライズ層108を形成しておき、この第2のメタライズ層108を基準にして形成される。
また、第2のメタライズ層108は、捨て代領域103の両側においてそれぞれ分割溝109の最先端から分割溝109の長さ方向に少なくとも2〜5mm程度突出するように形成されていることが望ましい。これは、母基板101となるセラミックグリーンシートの配線基板領域102同士の境界106に沿ってカッター刃等を押し入れて形成する際のカッター刃のホルダーへの位置がずれたとしても分割溝109の先端部を囲むように、かつ分割溝109の先端から離間されるように再現性よく形成するためである。
また、第2のメタライズ層108は、母基板101に対する被着の強度を確保することも考慮すると10〜20μm程度の厚みとなるように捨て代領域103の表面に形成されることが望ましい。
また、本発明の多数個取り配線基板において、好ましくは、第2のメタライズ層108は、第1のメタライズ層104から複数の配線基板領域102側へ延びるように形成されているとともに、分割溝109の先端から離間されて形成されている。
このような構造とすることにより、分割溝109の形成時に第1のメタライズ層104に亀裂が生じることを防止し、分割溝109の先端部に作用する応力を効率よく分散させることができる。
また、第2のメタライズ層108が、第1のメタライズ層104から複数の配線基板領域102側へ延びるように形成されているとともに、分割溝109の先端から離間されて形成されていることにより、分割溝109に沿った母基板101の分割性を良好に確保することができる。
この場合、分割溝109の先端部が第2のメタライズ層108と接したり重なったりしていると、第2のメタライズ層108(金属ペースト)が分割溝109に入り込んで分割溝を埋め、分割の妨げになる可能性がある。
また、本発明の多数個取り配線基板において、好ましくは、複数の配線基板領域102の各々に凹部110が形成されているとともに、捨て代領域103の第1のメタライズ層104より内側に、分割溝109に隣接してダミー凹部111が形成されており、分割溝109の先端部は、隣接するダミー凹部111の外側の内壁よりも内側に位置している。
このような構造としたことから、より一層効果的に不用意な母基板101の割れが発生することを防止することができる。
これは、外部から作用する応力により母基板101がたわむ方向に変形するため、たわみ時の頂点部分(上に凸となる部分)の分割溝109を左右に開く方向に応力が作用して分割溝109の先端部を起点にして亀裂が生じることになり、たわみ時の頂点部分における分割溝109の先端部の左右にダミー凹部111が形成されていることから、たわみ時の頂点部分における分割溝109の先端部に集中する応力を、この左右のダミー凹部111の機械的剛性が適度に弱まることにより緩和されるからである。
また、捨て代領域103の第1のメタライズ層104より内側に、分割溝109に隣接してダミー凹部111が形成されており、より効果的に外部から受ける応力を分割溝109の先端部の左右に形成されたダミー凹部111に分散させることができる。
よって、外部から受ける機械的応力がダミー凹部111の外側の内壁および分割溝109の先端部に分散されることから、多数個取り配線基板の形態で作業する際に、より一層効果的に搬送時の取り扱いでの振動や機械的衝撃により母基板101の不用意な割れが発生することを防止することができる。
また、本発明の多数個取り配線基板において、好ましくは、ダミー凹部111は、配線基板(配線基板領域102)の境界106の延長線で挟まれた領域ごとに形成されており、ダミー凹部111の外側で第1のメタライズ層104の内周に切り込み部112が形成されている。
このような構造としたことから、配線基板領域102と捨て代領域103との境界106において、導電性ペーストとセラミックグリーンシートとの焼成時の収縮率の違いにより発生する応力が切り込み部112により直線状に連続して作用することが防止される。したがって、母基板101の一辺の全長にわたって連続して作用することを防止して、母基板101が凹状または凸状に反ってしまう可能性を低減させることができる。
よって、母基板101に反りが生じることが効果的に防止され、より一層電子部品の搭載時のアライメント作業が容易で、信頼性や実用性の高い多数個取り配線基板とすることができる。
また、ダミー凹部111が、配線基板(配線基板領域102)の境界の延長線で挟まれた領域ごとに形成されていることから、ダミー凹部111の形状(平面視したときの寸法、形状や深さ)を凹部110と一致または近似させることが容易にできる。そのため、捨て代領域103の機械的強度を、並びの最外周の配線基板領域102の機械的強度に揃えることができ、母基板101を分割するときの応力で、配線基板領域102にクラック等の機械的な破壊が生じることをより確実に防ぐことができる。
また、本発明の多数個取り配線基板において、好ましくは、捨て代領域103のうち、第1のメタライズ層104よりも内側で、且つ配線基板領域102よりも外側に位置する領域に第3のメタライズ層113が形成されている。
このような構造としたことから、母基板101となるセラミック積層体を焼成する際の配線基板領域102と捨て代領域103との間の収縮の度合いの差を緩和させることができ、最外周に形成される配線基板領域102の捨て代領域103と接する辺に発生する反りや、母基板101の反りを低減できる。
つまり、配線基板領域102と捨て代領域103との境界において焼成時の収縮度合いに差が生じることを、この第3のメタライズ層113により捨て代領域103の配線基板領域102側において緩和することができる。
また、本発明の多数個取り配線基板において、好ましくは、第3のメタライズ層111は、ダミー凹部111と配線基板領域102との間に位置するとともに、ダミー凹部111に沿って母基板101の外周側に延出されている延出部114を備えている。
このような構造としたことから、母基板101となるセラミック積層体を焼成する際の配線基板領域102と捨て代領域103との間の収縮度合いの差を、捨て代領域103の幅広い範囲で効果的に緩和させることができることから、最外周に形成される配線基板領域102の捨て代領域103と接する辺に発生する反りや、母基板101の反りをさらに効果的に低減できる。また、捨て代領域103に形成された分割溝109のうち、先端部から離間した部分の分割溝109が第3のメタライズ層113により開口する(メタライズ層は磁器よりも焼成時の収縮が大きく、分割溝109を広げる作用がある)ことから、配線基板領域102と捨て代領域103との分割境界において分割溝109の表層の角部同士が広がって分割溝109の両端を除く部分の分割性が向上し、バリやカケを抑制できる。
また、本発明の多数個取り配線基板は、好ましくは、配線基板領域102内で、且つ凹部110の外側には、第4のメタライズ層115が形成されており、第4のメタライズ層115と、第3のメタライズ層113とは、分割溝109を挟んで略平行に配置されている。
このような構造としたことから、第3のメタライズ層113および第4のメタライズ層115となるメタライズペーストが形成されたセラミック積層体の表層の部位が、メタライズペーストが形成されない表層の部位よりも焼成時の収縮が大きくなり、その結果、セラミック積層体の表層における分割溝109が焼成時に広げられるようになることから、分割溝109の癒着が有効に抑制される。そして、配線基板領域102同士の境界、および配線基板領域102と捨て代領域103との境界に形成された分割溝109が同じように焼成時に広げられるようになることから、母基板101を分割溝109に沿って分割する際に、母基板101を分割溝109に沿って容易かつ正確に分割することができる。
ここで、メタライズペーストの焼成時の収縮がセラミック積層体101の焼成時の収縮よりも大きいため、焼成時にメタライズペーストの方が過度に大きく収縮しないように、メタライズペーストの焼成時の収縮を例えば母基板101の各辺の反りが100μmを越えない程度に調整することが望ましい。このときのメタライズペーストの収縮の調整方法としては、例えば添加する金属粉の焼結性を抑制して焼成時の収縮を若干小さくするために、セラミック粉等の無機物を微量添加する方法が採用されている。
また、本発明の多数個取り配線基板は、好ましくは、第3のメタライズ層113の厚みが、第4のメタライズ層115の厚みと実質的に同じであるように形成されている。
このような構造としたことから、母基板101となるセラミック積層体の主面に第3のメタライズ層113と第4のメタライズ層を同時にスクリーン印刷等により形成することができるとともに、最外周の配線基板領域102と捨て代領域103との境界において第3のメタライズ層113と第4のメタライズ層115との厚みの変化がなく、セラミック積層体を焼成する際の配線基板領域102と捨て代領域103との間の収縮度合いの差を、捨て代領域103の外周から最外周の分割溝109にかけて緩和させることができ、最外周に形成される配線基板領域102の捨て代領域103と接する辺に発生する反りや、母基板101の反りを低減できる。
ここで、第3のメタライズ層113の厚みが第4のメタライズ層115の厚みと実質的に同じであるとは、第3のメタライズ層113の厚みに対して、第4のメタライズ層115の厚みが80%〜120%の範囲の厚みであることをいう。
なお、本発明は以上の実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えても何ら差し支えない。例えば、この例では配線基板領域の形を長方形とし、これを縦横に配列して構成された母基板としたが、配線基板領域を正方形の形として母基板を構成してもよいのは言うまでもない。
(a)は、本発明の多数個取り配線基板の構造を示す平面図である。
(b)は、本発明の多数個取り配線基板の構造を示す図1(a)のA−A’線における断面図である。
(a)は、本発明の多数個取り配線基板の他の構造を示す平面図、(b)は、本発明の多数個取り配線基板の他の構造を示す図1(a)のA−A’’線における断面図、(c)は、本発明の多数個取り配線基板の他の構造を示す要部拡大平面図である。 (a)は、従来の多数個取り配線基板の構造を示す平面図である。
(b)は、従来の多数個取り配線基板の構造を示す図2(a)のB−B’線における断面図である。
符号の説明
101・・・母基板
102・・・配線基板領域
103・・・捨て代領域
104・・・第1のメタライズ層
105・・・貫通導体
106・・・境界
107・・・めっき導通端子
108・・・第2のメタライズ層
109・・・分割溝
110・・・凹部
111・・・ダミー凹部
112・・・切り込み部
113・・・第3のメタライズ層
114・・・延出部
115・・・第4のメタライズ層

Claims (7)

  1. 複数の配線基板領域が縦横に配列形成され、該複数の配線基板領域を取り囲むように捨て代領域が形成されるとともに、前記複数の配線基板領域の各々に凹部が形成された母基板と、前記複数の配線基板領域の境界に形成された分割溝と、前記捨て代領域に形成された枠状の第1のメタライズ層と、前記捨て代領域の前記第1のメタライズ層より内側に形成され、前記配線基板領域の境界の延長線で挟まれた領域ごとに形成されたダミー凹部とを備え、前記第1のメタライズ層は、前記ダミー凹部の外側で内周に切り込み部が形成され
    ていることを特徴とする多数個取り配線基板。
  2. 前記分割溝の先端部を囲むように形成され、前記第1のメタライズ層に電気的に接続された第2のメタライズ層をさらに備え、前記第2のメタライズ層は、前記第1のメタライズ層から前記複数の配線基板領域側へ延びるように形成されているとともに、前記分割溝の先端から離間されて形成されていることを特徴とする請求項1記載の多数個取り配線基板。
  3. 前記分割溝の先端部は、隣接する前記ダミー凹部の外側の内壁よりも内側に位置していることを特徴とする請求項1または請求項2記載の多数個取り配線基板。
  4. 前記捨て代領域のうち、前記第1のメタライズ層よりも内側で、且つ前記配線基板領域よ
    りも外側に位置する領域に第3のメタライズ層が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の多数個取り配線基板。
  5. 前記第3のメタライズ層は、前記ダミー凹部と前記配線基板領域との間に位置するとともに、前記ダミー凹部に沿って前記母基板の外周側に延出されている延出部を備えることを特徴とする請求項4に記載の多数個取り配線基板。
  6. 前記配線基板領域内で、且つ前記凹部の外側には、第4のメタライズ層が形成されており、該第4のメタライズ層と、前記第3のメタライズ層とは、前記分割溝を挟んで略平行に配置されていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の多数個取り配線基板。
  7. 前記第3のメタライズ層の厚みが、前記第4のメタライズ層の厚みと実質的に同じであることを特徴とする請求項6に記載の多数個取り配線基板。
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