JP4721523B2 - 化学機械研磨パッドを洗浄するための方法およびシステム - Google Patents

化学機械研磨パッドを洗浄するための方法およびシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化学機械研磨(CMP)技術とそれに関連するウエハ洗浄工程に関し、より詳細には、改良されたCMP工程に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイスの製造では、化学機械研磨(CMP)工程とウエハ洗浄とを行う必要がある。通常、集積回路デバイスは多層構造の形態を有している。基板レベルには、拡散領域を持つトランジスタデバイスが形成される。これに続くレベルでは、接続のためのメタライゼーション(金属化)配線がパターン形成されて、トランジスタデバイスに電気的に接続されており、これにより所望の機能を持つデバイスを規定している。周知のように、パターン形成された導電層は、二酸化ケイ素のような誘電材料によって他の導電層から絶縁されている。より多くのメタライゼーション(金属化)層とそれらに関連する誘電体層が形成されると、誘電材料を平坦化する必要性が増大する。平坦化を行わなければ、表面の形状がばらつくため、さらなるメタライゼーション(金属化)層の製造が実質的に困難になる。他の用途では、誘電材料内にメタライゼーション(金属化)配線パターンが形成された後に、余分な金属を除去するために金属CMP工程が実行される。このようなCMP工程の後には必ず、微粒子と汚染物質を除去するために、平坦化されたウエハを洗浄することが必要である。
【0003】
図1は、化学機械研磨(CMP)システム14と、ウエハ洗浄システム16と、CMP工程の後処理18の概略図である。半導体ウエハ12は、CMPシステム14でCMP工程を施された後、ウエハ洗浄システム16で洗浄される。次いで、半導体ウエハ12は、CMP工程の後処理18に進み、さらなる層の蒸着やスパッタリング、光露光、関連するエッチングを含むいくつかの異なる製造工程の一つを施されてもよい。
【0004】
CMPシステム14は、通常、ウエハ12の表面を取り扱い、研磨するためのシステム構成要素を含んでいる。例えば、そのような構成要素は、環状研磨パッドや線形ベルト研磨パッドなどである。パッド自体は、通常、ポリウレタン材料でできている。作動中、ベルトパッドが動かされ、次いで、スラリ材料がベルトパッドの表面に塗布されて全体に広げられる。スラリが塗布されたベルトが所望の速度になると、ウエハは、ベルトパッド表面の上に下ろされる。このように、平坦化を施されるウエハ表面は、サンドペーパを用いて木材を磨いたときのように十分に滑らかになる。次いで、ウエハは、ウエハ洗浄システム16に送られて洗浄される。
【0005】
半導体ウエハ12が化学機械研磨(CMP)システム14でCMP工程を施された後に、半導体チップを洗浄することは重要である。なぜなら、CMP工程後の半導体ウエハ12の表面には、粒子や微粒子、その他の残留物が残っているからである。これらの残留物によって、CMP後の工程において半導体ウエハ12に損傷が生じることがある。例えば、残留物は、ウエハの表面を引っ掻いたり、導電形状の間に不適切な相互作用を引き起こしたりすることがある。さらに、1つの半導体ウエハ12から、いくつかの同一な半導体チップダイが生成される。ウエハの表面に残った1つの望ましくない残留粒子が、CMP後の処理中に実質的にすべてのウエハ表面を引っ掻くことにより、その半導体ウエハ12から生成できたはずのダイを破損することもある。洗浄工程中にそのような災難が起こると、非常にコストが高くなってしまうだろう。
【0006】
ウエハ洗浄システム16におけるより優れたウエハ洗浄は、ウエハがウエハ洗浄システム16に到達する前にCMPシステム14で用いられるプロセスを改善することにより達成可能である。ベルトパッド表面を予めコンディショニングすることにより、次のウエハのためにCMPシステム14を改善することが可能である。パッドのコンディショニングは、一般に、ベルトパッドの働きを妨げる過剰なスラリと残留物の蓄積とを除去するために行われる。研磨するウエハが多くなるほど、ベルトパッドに残留物が蓄積し、CMPは効率的に作動しにくくなる。ベルトパッドコンディショニングの1つの周知の方法は、ベルトパッドをコンディショニングディスクで磨く方法である。コンディショニングディスクは、通常、ニッケルメッキされたダイヤモンドグリッドもしくはナイロンブラシをその表面に備える。ダイヤモンドグリッドは、通常、表面の硬いベルトパッドをコンディショニングするために用いられる。逆に、ナイロンブラシは、通常、表面の軟らかいベルトパッドをコンディショニングするために用いられる。ベルトパッドのコンディショニングは、作動中、すなわちベルトパットがウエハを研磨している時に実行されてもよいし、非作動中、すなわちベルトパッドがウエハを研磨していない時に実行されてもよい。
【0007】
コンディショニングディスクは、スラリと残留物を除去する際に、必然的にベルトパッド表面の一部を除去する。もちろん、ベルトパッド表面の除去によって、ベルトパッドの新しい層が現れ、CMPにおける研磨速度が増大する。残念ながら、従来のコンディショニング方法を用いてベルトパッド表面を除去すると、ベルトパッドは急速に磨耗し、それによってCMPシステム14のランニングコストが増大する。逆に、ベルトパッドのコンディショニングが不十分であれば、ベルトパッドを除去する量が少ないためにベルトパッドの耐用期間は長くなるだろう。しかしながら、目詰まりを起こす残留物が、ベルトパッド表面に残されることになる。このため、ベルトパッドは、一般に、効率的な速度で研磨を行わず、CMP工程自体の品質もあまり高くならない。
【0008】
上述の理由から、ベルトパッドをコンディショニングするための技術は、半導体チップ製造プロセスの重要な部分である。それゆえ、ベルトパッドをコンディショニングするための改良技術が必要とされる。
【0009】
【発明の概要】
概して、本発明は、化学機械研磨(CMP)パッドをコンディショニングするための改良方法と、それを実装するためのシステムを提供することにより、これらの要請を満たす。その方法は、CMPパッドを化学的に処理し機械的に研磨する工程を含む。 ここで、本発明が、工程、装置、システム、デバイス、または方法を含む種々の手段で実現できることを理解しておく必要がある。以下では、本発明の実施形態をいくつか説明する。
【0010】
一実施形態では、すでにウエハ表面にCMP工程を施すために用いられ、その表面に残留物が付着したCMPパッドをコンディショニングするための方法が開示されている。その方法は、CMPパッドの表面に化学薬品を塗布する工程に始まる。次いで、化学薬品は、残留物と反応して副生成物を生成する。次に、パッド表面にすすぎ洗いが行われて十分に副生成物が除去される。次いで、パッドの表面に機械的なコンディショニング処理が施される。この実施形態の一態様では、ウエハ表面の一部は、銅のような金属である。ウエハ表面が銅である場合、化学物質はHClが最も好ましく、溶液はHClと脱イオン水である。ウエハ表面が主に酸化物である場合、化学物質はNH4OHであり、溶液はNH4OHと脱イオン水である。
【0011】
別の実施形態では、CMPパッドの表面に残留物が付着した状態で、CMPパッドをコンディショニングするための方法が開示されている。その方法は、CMPパッドの表面に化学薬品を塗布する工程に始まる。次いで、パッド表面にすすぎ洗いが行われて、塗布された化学薬品と残留物が十分に除去される。この実施形態の一態様では、化学薬品は、一般に、副生成物を生成するために、ある期間残留物と反応することが許容される。次いで、その副生成物にすすぎ洗いが行われる。この実施形態は、すすぎ洗いの後、次のウエハにCMP工程が施される前に、パッドの表面に機械的コンディショニング処理を行う工程を含んでいてもよい。
【0012】
さらに別の実施形態では、残留物が付着したCMPパッド表面を有するCMPシステムが開示されている。CMPシステムは、CMPパッドを受けるための保持表面を備える。また、ウエハを保持してCMP表面に接触させるための研磨ヘッドが備えられている。さらに、システムは、パッドコンディショニング用の化学薬品をCMPパッド表面に塗布するための化学薬品ディスペンサを備える。パッドコンディショニング用の化学薬品は、CMPパッド表面から残留物を十分に除去するよう構成されることが好ましい。この実施形態の一態様では、CMPパッドは、線形ベルト、環状ディスクの形状、もしくはその他任意の機械的または力学的な形状でよい。
【0013】
本発明の実施形態のいずれかに従ってCMPパッドをコンディショニングすることにより、CMPパッドが、ウエハ表面(例えば、金属表面や酸化物表面)に対してより効率的できれいな研磨工程を施すことが可能になるという利点がある。さらに、良好にコンディショニングされたパッドを用いてCMP工程を施されたウエハは、よりきれいになるため、次に施されるウエハ洗浄工程でも、洗浄パラメータの改善が見られると考えられる。CMPおよび洗浄工程の改良の結果として、ウエハとそこから製造される集積回路デバイスも、高品質となり、それによって信頼性も高くなる。本発明の原理を例示した添付図面に即して行う以下の詳細な説明から、本発明のその他の態様および利点が明らかになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
CMPパッドをコンディショニングするための方法およびシステムの発明が開示されている。以下の説明では、本発明の完全な理解を促すために、数多くの詳細が示されている。しかしながら、当業者にとっては、本発明がこれらの具体的な詳細の一部もしくはすべてがなくとも実行可能であることが理解されるだろう。そのほか、本発明が不必要に不明瞭となることを避けるため、周知の工程動作の説明は省略した。
【0015】
図2は、本発明の一実施形態に従ったCMPおよび洗浄ユニット100の鳥瞰図を示す。ユーザは、グラフィカルユーザインターフェース130を備える制御コンピュータシステムを用いて、パラメータを設定し、CMPおよび洗浄システム100の工程を監視することができる。
【0016】
少なくとも1つの半導体ウエハ101を収容できることが好ましいウエハカセット102が、CMPおよび洗浄ユニット100に備えられるようにしてもよい。次いで、ドライロボット104が、プリアライナ106にウエハ101を搬送するようにしてもよい。ここでは、ウエハ101は、次の取り扱いのために適切に並べられる。次いで、ウェットロボット108が、プリアライナ106からダイヤルプレート116へウエハ101を搬送するようにしてもよい。ウエハがCMPシステムの研磨パッド上に設置される際にウエハ101を保持するために、研磨ヘッド(図示せず)が用いられてもよい。ダイヤルプレート116は、次のCMPおよび洗浄の位置にウエハ101を回転させるために用いられる。例えば、ダイヤルプレート116は、ウエハを第1のCMPシステム114aに回転させるために用いられてもよい。そこで、ウエハ101は、研磨ヘッドに載せられる。研磨ヘッドは、ウエハ101が、第1のCMPシステム114aの一部である線形ベルト研磨パッドの上に下ろされる際に定位置にウエハ101を固定する。以下で論じるように、図3Aは、CMPシステム114のより詳細な図を提供するものである。このように、半導体ウエハ101は、第1のCMPシステム114aでCMP工程を施され、所望の量の物質がウエハ101の表面から除去される。ここでは、線形ベルト研磨システム114について説明されているが、円形の動きで回転する環状研磨パッドが代わりに用いられてもよいことを当業者は理解すべきである。
【0017】
ウエハ101は、第1のCMPシステム114aでCMP工程を施された後、ダイヤルプレート116によって第2のCMPシステム114bのさらなる研磨ヘッド118に搬送されるようにしてもよい。そこで、ウエハは、さらなるCMP工程を施される。次いで、ウエハ101は、さらなる回転モジュール120に搬送され、そこで、洗浄前の工程を施されてもよい。この例では、さらなる回転モジュール120は、軟質環状パッド表面を実装している。次いで、ウエハ101は、ウエハ洗浄システム122の積載ステーション124に積み込まれてもよい。CMPシステム114でのCMP工程から残っている望ましくないスラリ残留物を除去するには、一般にウエハ洗浄システム122が用いられる。望ましくない残留物は、ブラシボックス126における工程によって取り払われてもよい。
【0018】
ブラシボックス126はそれぞれ、非常に軟質かつ多孔質な1セットのPVAブラシを備える。したがって、ブラシは、繊細な表面に損傷を与えることなくウエハをきれいにこすることができる。ブラシは、多孔質であるため、洗浄中にウエハ表面に用いられる液体のための導管として機能することもできる。これらの洗浄処理は、通常、脱イオン(DI)水だけでなく化学薬品も用いる。ウエハ101の洗浄処理を仕上げるために、回転ステーション128が用いられてもよい。次いで、ウエハ101は、ウェットキュー(wet queue)110に搬送されてもよい。ウエハ101は、ここでCMP後の処理に向けて搬送されるのを待つ。
【0019】
図3Aは、本発明の一実施形態に従ったCMPシステム114の拡大図を示す。研磨ヘッド150は、処理中にウエハ101を定位置に固定し、保持するために用いられるようにしてもよい。線形ベルト研磨パッド156は、回転ドラム160aおよび160bの周りに連続的なループを形成する薄い金属ベルト(図示せず)に固定されるようにするのが好ましい。線形ベルト研磨パッド156は、周知の糊もしくは接着剤を用いて金属ベルトに固定されていてもよい。線形ベルト研磨パッド自体は、ポリウレタン材料でできていることが好ましい。線形ベルト研磨パッド156は、一般に、矢印で示された方向に毎分約400フィートの速さで回転する。ベルトが回転する際に、研磨スラリ154が、線形ベルト研磨パッド156の表面156aに塗布され、全体に広げられてもよい。次いで、研磨ヘッド150は、回転する線形ベルト研磨パッド156の表面156aにウエハを下ろすために用いられてよい。このようにして、平坦化が必要とされるウエハ101の表面は十分に滑らかになる。
【0020】
CMP工程は、酸化物のような物質の平坦化に用いられることもあるが、メタライゼーション(金属化)層の除去に用いられてもよい。平坦化の速度は、研磨圧力152を調節することによって変更されてもよい。研磨速度は、一般に研磨パッドスタビライザ158へ向かって線形ベルト研磨パッド156に加えられる研磨圧力152の大きさに比例する。所望の量の物質がウエハ101の表面から除去された後、研磨ヘッド150は、線形ベルト研磨パッド156からウエハ101を引き上げるために用いられてもよい。これで、ウエハは、さらなる研磨ヘッド118もしくはウエハ洗浄システム122に進む準備が整う。
【0021】
ウエハがウエハ洗浄システム122に到達する前にCMPシステム114で用いられるプロセスを改良することにより、ウエハ洗浄システム122でより良好なウエハ洗浄が達成される。線形ベルト研磨パッド156の表面を整えることにより、次のウエハのためにCMPシステム114を改善することが可能である。パッドのコンディショニングは、過剰なスラリと残留物の蓄積で目詰まりしているベルトパッドから、それらを除去することによって行われるようにしてもよい。平坦化されるウエハが多くなるほど、多くの残留物がベルトパッドに付着してCMPは効率的に作動しにくくなる。ベルトパッドコンディショニングの1つの方法は、研磨パッドコンディショニングシステム166を用いる方法である。コンディショニングトラック168がコンディショニングヘッド170を保持しているため、コンディショニングディスク172を保持(いくつかの実施形態では回転)するために、コンディショニングヘッド170が用いられることが好ましい。コンディショニングトラック168は、コンディショニングディスク172が、線形ベルト研磨パッド156を研磨する際に、コンディショニングヘッド170を往復移動させる。コンディショニングディスク172は、ニッケルメッキされていることが好ましい。
【0022】
コンディショニングディスク172は、ニッケルメッキしたダイヤモンドグリッドもしくはナイロンブラシをその表面に備えることが好ましい。ダイヤモンドグリッドは、表面の硬いベルトパッドをコンディショニングするために用いられることが好ましい。ナイロンブラシは、表面の軟らかいベルトパッドをコンディショニングするために用いられることが好ましい。ベルトパッドのコンディショニングは、作動中、すなわちベルトパットがウエハを研磨している時に実行されてもよいし、非作動中、すなわちベルトパッドがウエハを研磨していない時に実行されてもよい。残念ながら、ベルトからスラリや残留物をこすり取ることによって除去すると、ベルトパッド自体を磨滅することを避けられず、その結果、各コンディショニング処理中に約200オングストロームのベルトパッド材料がベルトから除去される。
【0023】
図3Bは、本発明の一実施形態に従って、コンディショニングディスク172を用いて線形ベルト研磨パッド156を研磨する前に、線形ベルト研磨パッド156を化学的に処理することにより洗浄プロセスを大きく改良する方法を示す。CMP工程がウエハに施された後であって、線形ベルト研磨パッド156がコンディショニングディスク172で磨かれる前に、ベルトが回転している状態で線形ベルト研磨パッド156に化学薬品180を塗布するために、化学薬品ディスペンサ174を用いるのが好ましい。この実施形態において、化学薬品ディスペンサ174は、多数の孔を持つ棒状の形をしている。孔は、ある列の各々の孔が次の列の周囲の孔から離れているように、2以上の列に配置されている。
【0024】
化学薬品180は、化学薬品供給源176から供給されるようにするのが好ましい。化学薬品供給源は、CMPおよび洗浄ユニット100の内部に配置されてもよいし、外部に配置されてもよい。化学薬品180が化学薬品ディスペンサ174に到達するための経路を提供するために、化学薬品供給源176から化学薬品ディスペンサ174へとつながる導管178が用いられることが好ましい。一実施形態では、CMP工程後に表面156aに残った物質と化学薬品とが所望の相互作用をすることにより、化学薬品は、ある特定の有利な結果を実現する助けとなる。例えば、化学薬品は、ウエハ101から除去された物質およびCMP工程で用いられたスラリの残留物と反応し、これらを十分に溶解することができる。上述のように、CMP工程は、ウエハ101から物質を研磨除去するが、これにより線形ベルト研磨パッド156の表面156a上にウエハ材料の残留物が残る。化学薬品が残留物と反応することによって生じた表面156a上の薄膜の十分にすべてが、すすぎ液ですすがれてもよい。すすぎ液は、脱イオン水であることが好ましい。この結果、コンディショニングされて次のウエハのCMP工程に対して準備される前に、線形ベルト研磨パッド156は化学的に処理されることになる。
【0025】
線形ベルト研磨パッド156を化学的に処理するという付加的な工程は、従来の洗浄方法を凌ぐいくつかの利点を提供することができる。付加的な化学処理工程によって、研磨パッドがよりきれいになり効率的になるため、次のCMP工程でウエハを研磨パッドに接触させる際の圧力と時間が十分に低減される。よりきれいな研磨パッドに関して、必要な圧力は、通常約3〜4ポンド/平方インチ(psi)であり、ウエハの研磨に必要な時間は、通常約60秒である。比較のために示すと、パッド表面に化学処理を施さない場合、次のウエハを研磨する時間は約2分よりもかなり長くなるだろう。
【0026】
さらに、付加的な化学処理工程によって、不必要に研磨除去されるパッド材料の量が十分に低減される。上述のように、代表的なコンディショニング技術は、主にコンディショニングが施されるごとに約200オングストロームの研磨パッド材料を研磨除去する工程に基づいている。例えば、化学処理が施されない従来のコンディショニング技術では、硬質研磨パッドは、約300〜500回のCMP工程の間使用することができる。しかしながら、上述のように化学処理を実施することにより、代表的な硬質研磨パッドは、約800〜1000回のCMP工程の間使用できるようになる。このパッドの寿命の延長は主に、次の研磨動作をあまり強く行う必要がないためである。パッドの寿命が延びることにより、整備と修理のための休止時間が減少する。さらに、休止時間が減少することにより保有コストがかなり低くなる。
【0027】
さらに、本発明の化学処理は、コンディショニングの過不足による結果のいくつかから製造システムを保護することもできる。研磨パッドのコンディショニングが過剰である場合、パッドが期待通りに機能せずコンディショニングディスクの表面の物質が、早い時期に劣化する可能性がある。コンディショニングディスクの表面の物質は、ダイヤモンドグリッドを含むことがある。その交換には非常にコストが掛かると思われる。また、ダイヤモンドグリッドが磨耗すると、その破片が、パッド表面やウエハの表面に落ちることもある。そのような望ましくない破片の脱落によって、ウエハ全体を処分する必要も生じることも考えられる。
【0028】
逆に、ベルトパッドのコンディショニングが不十分であれば、望ましくない残留物が、研磨パッドに残される可能性がある。スラリの残留物があるため、CMP工程の後にウエハが十分に洗浄されることが重要であることは当業者に周知である。スラリの残留物は、CMP後の工程もしくはデバイスの工程においてウエハの損傷を引き起こすことがある。例えば、残留物は、ウエハの表面を引っ掻いたり、導電形状の間に不適切な相互作用を引き起こしたりすることがある。さらに、1つの半導体ウエハからは、多数の同一な半導体チップダイが生成される。ウエハの表面に残った1つの望ましくない残留粒子が、CMP後の処理中に十分にすべてのウエハ表面を引っ掻くことにより、その半導体ウエハから生成できたはずのダイを破損することもある。洗浄工程中にそのような災難が起こると、非常にコストが高くなると考えられる。したがって、化学処理工程は、CMP工程に適した状態の研磨パッドを提供することにより、安定した除去率を提供し、さらに、次の製造プロセスにおいて望ましくない微粒子と残留物がウエハに残される危険性を低減する。望ましくない残留物と微粒子が少ないと、欠陥ウエハが少なくなり、それによって歩留まりが上がる。
【0029】
表面156aに塗布するのに好ましい化学薬品は、CMP工程で用いられるスラリの種類とCMP工程でウエハ101から研磨除去される物質の種類によって決まる。以下の説明では、様々な種類の製造プロセスと研磨パッドのコンディショニングに好ましいそれぞれの化学薬品を開示している。
【0030】
図4Aは、ウエハ200の上面に銅層208が蒸着されたウエハ200の断面図である。酸化物層204は、半導体基板202全体に蒸着される。酸化物層204にパターン形成された形状を形成するために、周知の光露光およびエッチング技術が用いられてもよい。次いで、ウエハの上面は、Ta/TaN層206でコーティングされる。次に、ウエハの上面は、銅層208でコーティングされ、それによって、パターン形成された形状は、銅材料210で満たされる。
【0031】
図4Bは、研磨されたウエハ表面212を形成するために、上面がCMP工程中に研磨された後の半導体ウエハ200の断面図を示す。実際の研磨工程では、研磨スラリ154が、線形ベルト研磨パッド156の上面156aに塗布される。CMP工程が、銅層208のような金属層に施される場合、研磨スラリ154は、Al23研磨剤とその他の化学成分を含むことが好ましい。しかしながら、銅のような金属に有効な様々な他の研磨スラリ154の化学成分が用いられてもよいことを、当業者は理解すべきである。次いで、ウエハ200は、線形ベルト研磨パッド156の上に下ろされ、最終的に下にある酸化物層204が現れるまで、所望の量のウエハ表面が平坦化される。
【0032】
図4Cは、図4BのCMP工程後の線形ベルト研磨パッド156の拡大断面図を示す。示されているように、微粒子216を含む銅材料210とスラリの残留物薄膜214が、線形ベルト研磨パッド156の表面156aを覆っている。一般に、ウエハ200からの銅材料210は、研磨スラリ154と混ざり、酸化銅(CuOx)と微粒子216からなる残留物薄膜214を形成する。研磨スラリ154がAl23である場合、微粒子は主にアルミナである。微粒子216が埋まっている酸化銅は、表面156aから十分に除去されることが望ましい。
【0033】
図5Aは、本発明の一実施形態に従って、銅のようなメタライゼーション(金属化)材料にCMP工程が施された後に、線形ベルト研磨パッド156をコンディショニングするための方法のフローチャートを示す。その方法は、メタライゼーション(金属化)材料の研磨に使用済みの研磨パッドを有するCMPシステムを準備する工程410で始まる。
【0034】
次いで、この方法は、パッド表面に化学薬品を均一にコーティングする工程412に進む。一般に、線形ベルト研磨パッド156は動いていることが好ましい。一例では、線形ベルト研磨パッド156は、毎分約100フィートの速さで作動していてよい。化学薬品は、散布された後、パッド表面の残留物薄膜214と反応して水溶性の副生成物を生成する。化学薬品は、溶液の形でよく、脱イオン水と塩酸(HCl)を含むことが最も好ましい。溶液中のHCl濃度は、重量で約0.05%〜約1.0%が好ましく、重量で約0.2%〜約0.8%がさらに好ましく、重量で約0.5%が最も好ましい。溶液の残りの成分は、脱イオン水が好ましい。この溶液と残留物を反応させる時間は、約30秒〜約3分が好ましく、約60秒〜約2分がさらに好ましく、約90秒が最も好ましい。ここで生じる化学反応は、CuOx+HCl→CuCl2+H2Oであり、ここで副生成物CuCl2+H2Oは水溶性の物質である。
【0035】
他の好ましい化学薬品の溶液は、脱イオン水、NH4Cl、CuCl2、HClを含む。NH4Clの濃度は、1リットル当たり約0.5〜約2.4モルが好ましい。CuCl2の濃度は、1リットル当たり約0.5〜約2.5モルが好ましい。HClの濃度は、1リットル当たり約0.02〜約0.06モルが好ましい。溶液の残りの成分は脱イオン水が好ましい。
【0036】
さらに他の好ましい化学薬品の溶液は、脱イオン水、過硫酸アンモニウム((NH4228)、硫酸(H2SO4)を含む。(NH4228の濃度は、約0.5〜約1.0のモル濃度が好ましい。H2SO4の濃度は、約0.25〜約0.5のモル濃度が好ましい。溶液の残りの成分は、脱イオン水が好ましい。この溶液と残留物を反応させる時間は、約30秒〜180秒が好ましく、約60秒が最も好ましい。
【0037】
さらに他の好ましい化学薬品の溶液は、脱イオン水、塩化銅(CuCl2)、塩化アンモニウム(NH4Cl)、水酸化アンモニウム(NH4OH)を含む。CuCl2の濃度は、1リットル当たり約2〜約5グラムが好ましい。NH4Clの濃度は、1リットル当たり約5〜約10グラムが好ましい。NH4OHの濃度は、重量で約0.2%〜約0.5%が好ましい。溶液の残りの成分は、脱イオン水が好ましい。この溶液と残留物を反応させる時間は、約30秒〜約180秒が好ましく、約60秒が最も好ましい。
【0038】
次に、工程414において、パッド表面に脱イオン水ですすぎ洗いが行われて、水溶性の副生成物が十分に除去される。次いで、パッドに機械的なコンディショニング工程416が施される。ある圧力で研磨パッドの表面にコンディショニングディスク172を接触させることが可能であり、その圧力は約1〜約2ポンド/平方インチに設定されることが好ましい。パッドがコンディショニングされ、次のウエハを研磨するよう準備された時点で、ウエハが研磨される工程418に進む。研磨されたウエハは、続いてCMP後の洗浄工程420へと進められる。ここで、方法は、次のウエハがCMP工程を施されるか否かを決定する決定工程422に進む。次のウエハがない場合には、方法は終了する。しかしながら、次のウエハがある場合には、この方法は、工程412に戻って継続する。決定工程422で次のウエハがなくなるまで、上述のサイクルが継続する。
【0039】
図5Bは、本発明の一実施形態に従って、パッド表面が、工程412において化学的に処理され、工程414において脱イオン水ですすぎ洗いが行われ、残留物を十分に除去するために工程416において機械的にコンディショニングされた後の線形ベルト研磨パッド156を示す。
【0040】
上の説明では、メタライゼーション(金属化)材料にCMP工程が施された研磨パッドから望ましくない物質を除去するための技術が開示された。以下の説明では、誘電材料もしくは実質的に酸化物ベースの材料にCMP工程が施された研磨パッドを洗浄し、コンディショニングするための技術を開示する。
【0041】
図6Aは、ウエハ600の上面に誘電材料604が蒸着されたウエハ600の断面図を示す。基板602にパターン形成された金属形状606を形成するために、周知の光露光およびエッチング技術が用いられてよい。ウエハの上面は一般に、誘電材料604でコーティングされ、パターン形成された形状606は、完全に覆われる。
【0042】
図6Bは、研磨されたウエハ表面612を形成するために、上面がCMP工程中に研磨された後の半導体ウエハ600の断面図を示す。実際の研磨工程では、研磨スラリ154が、線形ベルト研磨パッド156の上面156aに塗布される。CMP工程が、SiO2のような誘電材料604に施される場合、研磨スラリ154は、研磨剤としてのSiO2とその他の化学成分を含むことが好ましい。しかしながら、誘電材料604のような材料に有効な様々な他の研磨スラリ154の化学成分が用いられてもよいことを、当業者は理解すべきである。次いで、ウエハ600は、線形ベルト研磨パッド156の上に下ろされ、所望の量のウエハ表面が平坦化され、研磨されたウエハ表面612が形成される。
【0043】
図6Cは、図6BのCMP工程後の線形ベルト研磨パッド156の拡大断面図を示す。図示されているように、微粒子312を含む誘電材料604と研磨スラリの残留物薄膜310が、線形ベルト研磨パッド156の表面156aを覆っている。一般に、ウエハ600からの誘電材料604は、研磨スラリ154と混ざり、アモルファス二酸化ケイ素(SiO2)と微粒子からなる残留物薄膜310を形成する。研磨スラリ154も二酸化ケイ素ベースである場合、微粒子は主に、研磨用の二酸化ケイ素である。微粒子212が埋まっている二酸化ケイ素が、表面156aから十分に除去され、効率的なCMP工程が可能となることが望ましい。
【0044】
図7Aは、本発明の一実施形態に従って、二酸化ケイ素のような誘電材料にCMP工程が施された後に、線形ベルト研磨パッド156をコンディショニングするための方法のフローチャートを示す。その方法は、誘電材料の研磨に使用済みの研磨パッドを有するCMPシステムを提供する工程510で始まる。
【0045】
次いで、方法は、パッド表面に化学薬品を均一にコーティングする工程512に進む。化学薬品は、散布された後、パッド表面の残留物310と反応することにより、水溶性の副生成物を生成し、埋まりこんだSiO2粒子を持つパッド表面を改善する。化学薬品は、溶液の形でよく、脱イオン水と水酸化アンモニウム(NH4OH)を含むことが最も好ましい。溶液中のNH4OH濃度は、重量で約0.5%〜約2.5%が好ましく、重量で約0.7%〜約1.5%がさらに好ましく、重量で約1.0%が最も好ましい。溶液の残りの成分は、脱イオン水が好ましい。この溶液と残留物を反応させる時間は、約45秒〜約3分が好ましく、約50秒〜約2分がさらに好ましく、約60秒が最も好ましい。この溶液は、摂氏21度の周囲の室温ほどで反応させることが好ましい。室温でその方法を実施することによって、加えられる溶液の温度を変化させるために、機械的設備、電気的設備、および制御設備を余分に用いる必要がないという利点がある。
【0046】
別の好ましい化学薬品の溶液は、脱イオン水、水酸化アンモニウム(NH4OH)、過酸化水素(H22)と脱イオン水を含む。NH4OHの濃度は、重量で約1%が好ましい。NH4OH:H22:脱イオン水の体積比は、約1:4:20が好ましく、約1:1:5が最も好ましい。この溶液と残留物を反応させる時間は、約30秒〜約180秒が好ましく、約60秒が最も好ましい。また、この溶液は、高温で研磨パッドに塗布されてもよい。その温度は、摂氏約40度〜摂氏約80度が好ましく、摂氏約60度が最も好ましい。
【0047】
工程512に続く工程514において、パッド表面に脱イオン水ですすぎ洗いが行われ、微粒子と副生成酸化物が十分に除去される。一般に、残留物は、十分に溶解され、十分に除去される。次に、機械的なコンディショニング工程516がパッドに施される。パッドがコンディショニングされ、ウエハを研磨するよう準備された時点で、ウエハが研磨される工程518に進む。研磨されたウエハは、続いてCMP後の洗浄工程520へと進められる。次に、この方法は、次のウエハがCMP工程を施されるか否かを決定する決定工程522に進む。次のウエハがない場合には、方法は終了する。しかしながら、次のウエハがある場合には、この方法は、工程512に戻り、継続する。決定工程522で次のウエハがなくなるまで、上述のサイクルが継続される。
【0048】
図7Bは、本発明の一実施形態に従って、パッド表面が、副生成酸化物を十分に除去するために脱イオン水ですすがれた後の線形ベルト研磨パッド156を示す。脱イオン水でのすすぎ洗いの後、線形ベルト研磨パッド156の表面156aに残された望ましくないスラリ微粒子312は、十分に少数になるだろう。これらの望ましくない微粒子312は、機械的コンディショニング工程516によって十分に除去されてもよい。上述のように、コンディショニングを施すために、コンディショニングディスク172を用いることができる。
【0049】
ベルト型のCMPマシンを具体的に参照したが、本発明のコンディショニング方法は、回転機構に円形のパッドを実装したものなど、他の種類のCMPマシンに応用可能であることを理解すべきである。それゆえ、これらのパッドコンディショニング方法を実装することにより、完全なCMPおよび洗浄工程が、質の高い平坦化および洗浄をなされた金属および酸化物表面を高い歩留まりで提供するだろう。
【0050】
本発明は、いくつかの好ましい実施形態に関して説明されたが、当業者は、上述の明細事項を読み、図面を見た際に、様々な変更、追加、置き換え、および等価物を実現すると思われる。したがって、本発明は、本発明の真の趣旨および範囲内での変更、追加、置き換え、および等価物の全てを含むことが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 化学機械研磨(CMP)システムとウエハ洗浄システムとCMP後の処理の概略図である。
【図2】 本発明の一実施形態に従ったCMPおよび洗浄ユニットの鳥瞰図である。
【図3A】 本発明の一実施形態に従ったCMPシステムの拡大図である。
【図3B】 本発明の一実施形態に従って、コンディショニングディスク172を用いて線形ベルト研磨パッド156を研磨する前に、線形ベルト研磨パッド156を化学的に処理することにより洗浄プロセスを大きく改良する方法を示す図である。
【図4A】 ウエハの上面に銅層が蒸着された半導体ウエハの断面図である。
【図4B】 研磨されたウエハ表面を形成するために上面がCMP工程で研磨された後の半導体ウエハの断面図である。
【図4C】 図4BのCMP工程中もしくは工程後の研磨パッドの拡大断面図である。
【図5A】 本発明の一実施形態に従って、ウエハのメタライゼーション(金属化)材料にCMP工程が施された後に、線形ベルト研磨パッドをコンディショニングするための方法のフローチャートである。
【図5B】 本発明の一実施形態に従って、パッド表面が化学的に処理され、次いで機械的コンディショニングに先立って脱イオン水ですすがれ、副生成酸化銅などの残留物質を十分に除去するために機械的にコンディショニングされた後の線形ベルト研磨パッドを示す図である。
【図6A】 ウエハの上面に誘電材料の層が蒸着された半導体ウエハの断面図である。
【図6B】 研磨されたウエハ表面を形成するために上面がCMP工程で研磨された後の半導体ウエハの断面図である。
【図6C】 図6BにおけるCMP工程後の線形ベルト研磨パッドの拡大断面図である。
【図7A】 本発明の一実施形態に従って、誘電材料にCMP工程が施された後に、線形ベルト研磨パッドをコンディショニングするための方法のフローチャートである。
【図7B】 本発明の一実施形態に従って、パッド表面が化学的に処理され、次いで副生成酸化物を十分に除去するために脱イオン水ですすがれた後の線形ベルト研磨パッドを示す図である。
【符号の説明】
12 半導体ウエハ
14 化学研磨システム
16 ウエハ洗浄システム
18 CMP工程の後処理
100 CMPおよび洗浄ユニット
101 ウエハ
104 ドライロボット
106 プリアライナ
108 ウェットロボット
110 ウェットキュー
114 CMPシステム
114a 第1のCMPシステム
114b 第2のCMPシステム
116 ダイヤルプレート
118 研磨ヘッド
122 ウエハ洗浄システム
124 積載ステーション
126 ブラシボックス
128 回転ステーション
130 グラフィカルユーザインターフェース
150 研磨ヘッド
152 研磨圧力
154 研磨スラリ
156 線形ベルト研磨パッド
156a 線形ベルト研磨パッドの表面
158 研磨パッドスタビライザ
160a 回転ドラム
160b 回転ドラム
166 研磨パッドコンディショニングシステム
168 コンディショニングトラック
170 コンディショニングヘッド
172 コンディショニングディスク
174 化学薬品ディスペンサ
176 化学薬品供給源
178 導管
180 化学薬品
200 ウエハ
208 銅層
204 酸化物層
210 銅材料
212 ウエハ表面
214 残留物薄膜
216 微粒子
310 残留物薄膜
312 微粒子
600 ウエハ
604 誘電材料
606 パターン形成された金属形状
612 ウエハ表面

Claims (19)

  1. 化学機械研磨(CMP)パッドを洗浄する方法であって、
    前記CMPパッドは、基板に形成された銅層を化学機械研磨した結果として、前記CMPパッドの表面に、酸化銅を含む残留物を有し、
    前記CMPパッドの洗浄方法は、
    前記CMPパッドの前記表面に化学薬品を塗布する工程と、
    前記化学薬品を前記残留物と反応させて副生成物を生成する工程と、
    前記CMPパッドの表面すすぎ洗いを行う工程と、
    前記すすぎ洗いを行った後、前記CMPパッドの前記表面に機械的なコンディショニング処理を施す工程と、
    を備える洗浄方法。
  2. 前記化学薬品はHClである、請求項1に記載の洗浄方法。
  3. 前記残留物は酸化銅及びスラリ材料の両方を含み、前記副生成物は前記すすぎ洗いによって除去される水溶性の薄膜の形態を有する、請求項2に記載の洗浄方法。
  4. 前記CMPパッドは、ベルトパッドである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の洗浄方法。
  5. 多数の孔を有する棒状の化学薬品ディスペンサを用いて前記ベルトパッドの表面に前記化学薬品を塗布する、請求項4に記載に洗浄方法。
  6. 動いている前記ベルトパッドの前記表面に前記化学薬品を塗布する、請求項4又は5に記載の洗浄方法。
  7. 前記化学薬品を前記残留物と反応させる時間は、30秒〜180秒間である、請求項2〜6のいずれか一項に記載の洗浄方法。
  8. 前記化学薬品は、
    (a)NHCl+CuCl+HCl、
    (b)(NH+HSO及び、
    (c)CuCl+NHCl+NHOH、
    で構成されるグループから選択される、請求項1に記載の洗浄方法。
  9. 前記すすぎ洗いは、前記CMPパッドの前記表面を脱イオン水ですすぎ洗いする工程を更に含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の洗浄方法。
  10. 機械的なコンディショニング処理は、ニッケルメッキされたダイヤモンドグリッド表面を有するコンディショニングディスク及びナイロンブラシ表面を有するコンディショニングディスクのいずれか一方を用いる工程を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の洗浄方法。
  11. 化学機械研磨(CMP)パッドを洗浄する方法であって、
    前記CMPパッドは、基板に形成された誘電材料又は酸化物ベースの材料を化学機械研磨した結果として、前記CMPパッドの表面に、酸化物を含む残留物を有し、
    前記CMPパッドの洗浄方法は、
    前記CMPパッドの前記表面に化学薬品を塗布する工程と、
    前記化学薬品を前記残留物と反応させて副生成物を生成する工程と、
    前記CMPパッド表面すすぎ洗いを行う工程と、
    前記すすぎ洗いを行った後、前記CMPパッドの前記表面に機械的なコンディショニング処理を施す工程と、
    を備える洗浄方法。
  12. 前記化学薬品はNH 4 OHを含む溶液である、請求項11に記載の洗浄方法。
  13. 前記残留物は二酸化ケイ素材料及びスラリ材料の両方を含み、前記副生成物は水溶性を有し前記すすぎ洗いによって除去される、請求項12に記載の洗浄方法。
  14. 前記CMPパッドは、ベルトパッドである、請求項11〜13のいずれか一項に記載の洗浄方法。
  15. 多数の孔を有する棒状の化学薬品ディスペンサを用いて前記ベルトパッドの表面に前記化学薬品を塗布する、請求項14に記載に洗浄方法。
  16. 動いている前記パッドの前記表面に前記化学薬品を塗布する、請求項14又は15に記載の洗浄方法。
  17. 前記化学薬品はNH4OH、H及び脱イオン水からなる、請求項11に記載の洗浄方法。
  18. 前記すすぎ洗いは、前記CMPパッドの前記表面を脱イオン水ですすぎ洗いする工程を更に含む、請求項11〜17のいずれか一項に記載の洗浄方法。
  19. 機械的なコンディショニング処理は、ニッケルメッキされたダイヤモンドグリッド表面を有するコンディショニングディスク及びナイロンブラシ表面を有するコンディショニングディスクのいずれか一方を用いる工程を含む、請求項11〜18のいずれか一項に記載の洗浄方法。
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