JP4720860B2 - カップ用壁掛け用具 - Google Patents

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本発明は、側部に環状の取っ手を有するカップを、飲み口を下方に向けて懸吊することにより、カップを衛生的に保管することが可能なカップ用壁掛け用具に関するものである。
一般的に、洗面台等で使用される側部に環状の取っ手を有するカップは、使用後、洗面台に置いて飲み口を上方に向けて載置するか、壁に固定したフックに懸吊して飲み口を上方に向けて釣支する。しかし、この保管では、水切りが悪くカップ内に水滴が残りやすいために、時間が経過するにつれて雑菌や水垢が発生するとともに、カップ内に塵埃などが入るために、カップが汚れて不衛生である。また、カップの飲み口を下方に向けて洗面台の上に倒立させることにより、カップ内に水滴を溜まりにくくすることができるものの、飲み口が洗面台と接触するために、飲み口に汚れが付着する恐れがあるので、この保管もまた不衛生である。
そこで、この不具合に対して、下記特許文献1のように、カップ本体を加工することにより、カップ内に水滴を溜まりにくくして、衛生的に上記カップを保管するものが提案されている。このカップ本体は、取っ手を有するカップであって、取っ手に少なくとも1つの係止孔を形成して、この係止孔は、壁面等に固定された係止フックと係合したときに、カップの飲み口が斜め下向きになるように穿設されている。
特開2004−187794号公報
しかしながら、特許文献1に記載のように、カップ本体を加工してしまうと、専用のカップに限定されてしまうとともに、カップを加工する作業が発生するためにコストアップになるという問題点がある。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決すべくなされたもので、既存の環状の取っ手を有するカップの飲み口を斜め下方に向けて保持することにより、カップ内に水滴を溜めにくくして衛生的に保管することができるカップ用壁掛け用具を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の本発明は、側部に環状の取っ手を有するカップを、飲み口を斜め下方に向けて懸吊するためのカップ用壁掛け用具であって、壁面に固定される板状の基板と、この基板の表面から突出して上記取っ手が挿入される2つのフックとを備えてなり、かつ上記フックは、それぞれ1つの上記カップの上記取っ手に挿入可能となるように上記表面の上下方向に間隔をおいて設けられるとともに、少なくとも上方の先端部には、上方に向けて屈曲形成されて上記取っ手の脱落を防止する係止部が形成されてなることを特徴とするものである。
ここで、請求項2に記載の本発明は、上記フックの側方に位置する上記基板の表面は、上方から下方に向けて漸次板厚保が増加する傾斜面によって形成されていることを特徴とするものである。
一般的に多用されるカップ用壁掛け用具においては、基板と1つのフックによって構成されているために、環状の取っ手を有するカップを上記フックに懸吊すると、上記カップは、上記フックを支点にして重心により上方もしくは横に向いて保持される。このため、水滴が内部に残り、雑菌や水垢が発生するので、上記カップを衛生的に保管することが難しい。
この点、請求項1に記載の発明においては、上記基板の表面から突出して取っ手が挿入される2つのフックを備えており、上記2つのフックは、それぞれ1つの上記カップの上記取っ手に挿入可能となるように上記表面の上下方向に間隔を置いて設けているために、上記カップの上記取っ手に上記フックを挿入した際、上記カップの重心により、上方の上記フックを支点に飲み口が上向きなる方向に上記カップが回転しようとしても、下方の上記フックが、上記カップの飲み口を斜め下方に向けた位置で上記カップの取っ手あるいは側部を支持して回転を阻止するために、カップの飲み口を斜め下方に向けて上記カップを保持することが可能である。この結果カップ内に水滴が残ることがなく、雑菌および水垢の発生を防ぐとともに、塵埃が入るのを防ぐために、衛生的に保管することができる。
そして、上方の上記フックの先端部には、上方に向けて屈曲形成している係止部を設けているために、上記取っ手の脱落を防止することができる。
請求項2に記載の本発明によれば、上記フックの側方に位置する上記基板の表面は、上方から下方に向けて漸次板厚が増加する傾斜面を形成しているために、取っ手を懸吊した際に壁面側に位置する上記カップの側面と上記傾斜面とが接触すると、上記基板の厚みにより、壁面と上記カップの側面とに間隔を形成する。これにより、上記カップの飲み口と壁面とが接触することがなくなるために、飲み口に汚れが付着することなく、上記カップを衛生的に保管することができる。
以下、本発明の一実施形態を具体的に説明する。
図1〜3は、本発明のカップ用壁掛け用具1の一実施形態を示すものである。
図1及び図2(a)に示すように、基板2は、板状に形成されている。そして、基板2の表面の上下方向に間隔(図では指2本分)をおいてフック3が2つ突出して設けられている。このフック3は、それぞれ帯板状の部材で、その板面を鉛直方向に沿わせて配置されている。加えて、上方のフック3の先端部4は、上方に向けて屈曲形成されて係止部5が形成されており、また、下方のフック3の先端部4は、上方に向けて屈曲形成されて支持部8が形成されている。さらに、上方のフック3は、水平方向より上方側に傾斜(図では3度)して突出しており、また、下方のフック3は、水平方向に突出している。
さらに、図1及び図2(c)に示すように、フック3の側方に位置する基板2の表面には、上方から下方に向けて漸次板厚が増加する傾斜面5が形成されている。
以上の構成からなるカップ用壁掛け用具1は、図3に示すように、洗面所や台所の壁面9に配置して、基板2の裏面に吸盤や、粘着テープを取り付けて貼設する。そして、カップ6の飲み口を下方に向けて、取っ手にフック3を挿入することにより、カップ6を懸吊する。
上述実施形態のカップ用壁掛け用具1は、基板2の表面から突出して取っ手が挿入される2つのフック3を備えており、フック3は、それぞれ1つのカップ6の取っ手に挿入可能となるように、基板2の表面の上下方向に間隔をおいて設けているために、カップ6の取っ手にフック3を挿入した際、カップ6の重心により、上方のフック3を支点にして飲み口が上向きなる方向にカップ6が回転しようとしても、下方のフック3がカップ6の飲み口を斜め下方に向けた位置でカップ6の取っ手あるいは側部を支持して回転を阻止するために、カップ6の飲み口を斜め下方に向けて保持することができる。これにより、カップ6の使用後に、カップ6内に残った水滴が飲み口より垂れて、カップ6内は、早々に乾燥するために、水滴により発生する殺菌及び水垢の発生を防ぐとともに、塵埃が入るのを防ぐことができるので、衛生的にカップ6を保管することが可能である。
加えて、上方のフック3の先端部4には、上方に向けて屈曲形成している係止部7を設けているために、取っ手の脱落を防止することができる
しかも、フック3の側方に位置する基板2の表面は、上方から下方に向けて漸次板厚が増加する傾斜面5を形成しているために、取っ手を懸吊した際に壁面9側に位置するカップ6の側面と傾斜面5とが接触すると、基板2の厚みにより、壁面9とカップ6の側面に間隔S1を形成する。これにより、カップ6の飲み口と壁面9とが接触することがなくなるために、飲み口に汚れが付着することがなく、カップ6を衛生的に保管することができる。
さらに、上方のフック3は、水平方向より上方側に3度傾斜させて形成しているために、上方フック3に懸吊されたカップ6は、壁面9側に寄せられるので、カップ6の脱落を防ぐことができる。
また、上方のフック3と下方のフック3との間隔を、指2本分の間隔で形成しているために、既存の環状の取っ手を有するカップの殆どを懸吊することが可能である。
加えて、フック3は、それぞれ帯板状の部材で、その板面を鉛直方向に沿わせて配置しているために、幅広の形状を有する板面がカップ6の取っ手あるいは側部を安定した状態で支持するとともに、板厚方向の面は、幅の狭い形状を有するために、取っ手に挿入し易くなっており、かつ環状の取っ手を横短に形成しているカップ6等も懸吊することが可能である。
また、指一本程度の広さの環状の取っ手を有するカップを懸吊する場合には、上方のフック3のみを取っ手に挿入する。すると、カップの重心により、上方のフック3を支点にカップは飲み口が上向きになる方向に回転しようとする。しかし、下方のフック3がカップの飲み口を斜め下方に向けた位置で、カップの飲み口近傍の側部を支持して回転を阻止するために、カップの飲み口を斜め下方にむけて保持することができる。その際、下方のフック3の先端部4には、上方に向けて屈曲形成している支持部8設けているために、下方のフック3の板面と支持部8との幅広い範囲により、カップ6の飲み口近傍の側部を支持することができるので、安定した状態で支持することが可能である。
この結果、上記カップ用壁掛け用具1によれば、様々な形状の環状の取っ手を有するカップを安定した状態で懸吊することができるとともに、衛生的にカップを保管することが可能である。
本発明の一実施形態を示すカップ用壁掛け用具の斜面図である。 本発明の一実施形態を示すカップ用壁掛け用具の(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は平面図である。 本発明の一実施形態を示すカップ用壁掛け用具にカップを懸吊する場合の、(a)は左側面図、(b)は右側面図
符号の説明
1 カップ用壁掛け用具
2 基板
3 フック
4 先端部
5 傾斜面
6 カップ
7 係止部
9 壁面

Claims (2)

  1. 側部に環状の取っ手を有するカップを、飲み口を斜め下方に向けて懸吊するためのカップ用壁掛け用具であって、
    壁面に固定される板状の基板と、この基板の表面から突出して上記取っ手が挿入される2つのフックとを備えてなり、かつ上記フックは、それぞれ1つの上記カップの上記取っ手に挿入可能となるように上記表面の上下方向に間隔をおいて設けられるとともに、少なくとも上方の先端部には、上方に向けて屈曲形成されて上記取っ手の脱落を防止する係止部が形成されてなることを特徴とするカップ用壁掛け用具。
  2. 上記フック部の側方に位置する上記基板の表面は、上方から下方に向けて漸次板厚が増加する傾斜面によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカップ用壁掛け用具。
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