JPH0618892Y2 - 吸着盤の保持構造 - Google Patents

吸着盤の保持構造

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JPH0618892Y2
JPH0618892Y2 JP18421987U JP18421987U JPH0618892Y2 JP H0618892 Y2 JPH0618892 Y2 JP H0618892Y2 JP 18421987 U JP18421987 U JP 18421987U JP 18421987 U JP18421987 U JP 18421987U JP H0618892 Y2 JPH0618892 Y2 JP H0618892Y2
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JP
Japan
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suction
suction cup
mounting rod
holding structure
tray
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP18421987U
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JPH0188834U (ja
Inventor
和弘 小柴
満 当麻
Original Assignee
日本ヒーター機器株式会社
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Publication date
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、横孔式吸着盤を所望の対象商品に保持させる
ための構造に関するものである。
(従来技術) タワシやスポンジ等の洗い具を収容するボックスやトレ
イあるいは吊下げ具などの日用品といった各種商品をシ
ンクのバックガードや壁面などに取付けるための手軽な
手段として、吸着盤が広く使用される。
この吸着盤のうち、吸着盤本体裏面のつまみ部に径方向
に貫通する横孔を形成して成るいわゆる横孔式吸着盤
は、通常、前記商品類の背面などに形成した取付け杆の
端部を上記横孔に強制的に挿通し、取付け杆の膨出した
先端部によって抜け止め保持される。
ところが、こうした保持構造の場合、吸着盤を壁面等に
吸着させるときに、吸着盤本体の中心近くを押圧して吸
着盤本体内部の空気を抜こうとしても、取付け杆の上記
端部が邪魔になって充分に抜くことができない。この結
果、吸着力が十分に発揮できず、商品類あるいはこれに
収納される物の重量から生じる引き剥すモーメント力に
抗しきれなくなって吸着盤が壁面等から脱落してしま
う。
また、取付け杆を介して横孔に商品類等の重量がかかる
ため、つまみ部が撓み、商品類がふらつく問題点があ
る。
(目的) 本考案は、このような点に鑑み、吸着盤の吸着力を十分
に発揮することができると共に、この吸着盤を介して壁
面等に固定される商品類がつまみ部のところでふらつい
たりすることのない、吸着盤の保持構造を提供すること
を目的とするものである。
(構成) 本考案は上記した目的を達成するために、ボックスやト
レイあるいは吊下げ具などの各種の商品類に取付け杆を
具備させ、この取付け杆の端部を横孔式吸着盤のつまみ
部の横孔に挿通して横孔式吸着盤を上記商品類に保持さ
せるようにした吸着盤の保持構造において、吸着盤の上
記横孔に挿通される取付け杆端部の先端と、この先端か
ら取付け杆の軸方向に所定の間隔を置いた取付け杆外周
とに吸着盤本体の外周面を押圧可能な押え突起を突設し
た点に特徴を有するものである。
(実施例) 以下、本考案を図示した実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例に係る保持構造を適用したバ
ックガード棚の分解斜視図である。
図中符号1はスポンジ、タワシあるいは石鹸などの洗い
具が載置されるトレイ、2はこのトレイ1を着脱自在に
支持する取付けバーである。
トレイ1は、垂直な背面板3とこの背面板3の下端から
前方に突設された受け板4とを備える。
背面板3の上部には、後方に山なりに屈曲した後、背面
板3と平行に立下ったフック部5が設けられている。フ
ック部5は取付けバー2の後述する支持部6に掛止され
る。
受け板4は、背面板3の下端に添って若干鈍角(例えば
90数度)に傾斜して連設され、スポンジやタワシを横
にして載置するに充分な奥行き幅を有する。受け板4の
前方端には背面板3よりも低い前面部4aが立上り形成
されている。
取付けバー2は、トレイ1の幅よりも若干長めの直線状
の支持部6とその両端の吸着盤保持部7,7とから構成
されている。
支持部6はその径が前記フック部5の内径と同じかこれ
よりもやや小さめに形成されている。支持部6の頂部に
は突条6aが突設され、この頂部において支持部6はそ
の断面上下方向寸法がフック部5の内径よりも若干大き
くなる。突条6aは支持部の長さ方向に連続して設ける
必要はなく、その一部に設けるようにしても良い。
吸着盤保持部7は支持部6の両端にこれと同一平面上で
開く方向に斜めに延びており、吸着盤8のつまみ部8a
に形成された径方向通孔9とほぼ等しい外径を有する。
この保持部7の先端には第1の押え足10が突設され、
またこの第1の押え足10から軸方向に離れた位置にこ
れと平行な第2の押え足11が突設されている。両押え
足10,11の間隔は、吸着盤8のつまみ部8aに保持
部7が挿通されたときに、つまみ部近傍の吸着盤本体外
面を押えるに可能な長さに設定される。また、押え足1
0,11の長さもつまみ部8aの通孔9から吸着盤本体
外表面に達する長さを考慮して吸着盤本体を押えるに充
分な長さに形成される。
次に、使用状態に説明すると、先ず、取付けバー両端の
保持部7,7に設けられた第1の押え足10をつまみ部
8aの通孔9に通し、つまみ部8aを第1の押え足10
と第2の押え足11との間に挿着する。
この状態で、第2図に示すように吸着盤8を流し台のバ
ックガードBの所望位置に取付けてこの取付けバー2を
固定する。このとき、上下に位置する押え足10,11
を吸着盤本体の中心部周辺の外表面に押さえつけるよう
にして吸着盤本体をバックガードに押し付けると、吸着
盤本体内の空気が抜かれて吸着盤はバックガードに確実
に吸着固定される。
尚、押え足10,11の底面には、ずれを防止するため
の粗面を形成すると良い。この粗面には、例えば表面を
不規則なピッチで粗くしたものや規則的な凹凸あるいは
溝など、吸着板本体外表面に対して摩擦抵抗を生じさせ
る種々の手段が含まれる。
次いで、取付けバー2の支持部7にフック部5を上から
掛止してトレイ1を一体化する。
トレイ1に加えられた力はいずれか一方の押え足10,
11によって支えられるから、つまみ部自体が従来のよ
うに撓んだりすることがなくなり、トレイ1が極端にゆ
れたりすることがなくなる。
トレイ1の受け板4上にはスポンジなどの洗い具12を
載置して使用する(第3図参照)。洗い作業が終ったと
きには、前面部4aを持上げると、トレイ1は支持部6
に掛止されたフック部5を支点として上方に回動する。
回動に伴い、フック部5はその内周径よりも寸法の大き
な突条に6aよって若干拡開された状態となり、これに
よって生じた弾性によって支持部6をゆるく弾持する。
この結果、トレイ1は回動したどの位置においても自重
のみでは逆転しなくなる。
また、トレイ1を回動するときに取付けバー2に作用す
る力によって第1の押え足10が吸着盤外周に押圧され
るので、吸着盤8がバックガードBから外れることはな
い。トレイ1を上方にほぼ90度回動させると、受け板
4が正面に、前面部4aが上面にくるため、受け板4上
に載置されたスポンジ12等は正面からは見えなくなっ
てシンク周りの美感を損ねることもなくなる(第4図参
照)。
このようにして収納されたスポンジ12はトレイ1内で
立ち上った状態となるため、使用時の載置状態と比較し
てその大きな落差によって、含まれている水分が底面よ
り更にしみ出る。この水分は背面板3からフック部5を
伝って下方に落下する。従って、洗い具12はトレイ1
内に収納された不使用時に自然に乾燥される。
尚、洗い具12の不使用状態においては、シンクに受け
板4が張り出していないから、シンクの利用に邪魔にな
ることもない。また、トレイ1が汚れて洗いの必要があ
る場合には、フック部5を持上げるようにして支持部か
ら外せば、フレーム体2とは別個に容易に水洗いができ
る。
取付けバー22が支持部26に突条を有しない場合、第
5図に示すように、トレイ21がそのフック部25を介
して回動しないような構造のもの、つまり受け板24の
前面部24aが背の高いトレイ21を用いるようにして
も良い。この場合においても吸着盤28の保持部27の
構造は上記したものと同様である。
第6図は本考案の他の実施例を示すもので、この実施例
は、吸着盤38を保持させる商品が単純なフック部材3
1の場合を示している。
杆状部材の下端をU字状に屈曲して形成されたフック部
材31の上部を吸着盤38の取付け杆の保持部37とし
て構成し、この部分37に第1及び第2の押え足40,
41を突設するようにしたものである。
この実施例においても同様にして吸着盤38を容易かつ
確実に吸着固定でき、またこの吸着盤38によって所望
の壁面に取付けられるフック部材31もつまみ部の部分
でゆれたりすることがなくなる。
尚、図示しないが、押え突起はこの他、取付け杆の所定
位置に左右に枝状に突設し、この分岐杆の先端にそれぞ
れ第3及び第4のものを設けるようにしても良い。そし
て、これら第3及び第4の押え突起は、吸着盤本体外表
面のつまみ部周辺の左右箇所を押圧し、これによってよ
り確実な吸着効果が得られることとなる。
また、本考案に係る吸着盤の保持構造は上記した商品以
外に他の種々の商品にそのまま適用できるものであるこ
とはいうまでもない。
(効果) 以上述べたように、本考案によれば、吸着盤のつまみ部
に設けた横孔に、各種商品類に設けられた取付け杆端部
を挿通し、この取付け杆端部に突設した複数の押え突起
によって吸着盤外周面を押えるようにしたので、手指を
使用することなしに吸着盤内の空気を押出して吸着盤を
壁面等にしっかりと吸着固定できる。
また各種商品類によって生じた力が押え突起を介して支
持されるので、つまみ部を撓ませることがなくなり、上
記商品類をゆれることなく確実に支持できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る構造を適用したバック
ガード棚の分解斜視図、第2図はその取付け状態を示す
説明図、第3図及び第4図はその使用状態を示す断面
図、第5図は他のバックガード棚の斜視図、第6図は他
の実施例に係る構造を適用したハンガーの斜視図であ
る。 1,21…トレイ、 2,22…取付けバー、 6,26…支持部、6a…突条、 7,27,37…保持部、 8,28,38…吸着盤、 8a…ツマミ部、9…通孔、 10,11,40,41…押え足

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボックスやトレイあるいは吊下げ具などの
    各種の商品類に取付け杆を具備させ、この取付け杆の端
    部を横孔式吸着盤のつまみ部の横孔に挿通して横孔式吸
    着盤を上記商品類に保持させるようにした吸着盤の保持
    構造において、 吸着盤の上記横孔に挿通される取付け杆端部の先端と、
    この先端から取付け杆の軸方向に所定の間隔を置いた取
    付け杆外周とに、吸着盤本体の外周面を押圧可能な押え
    突起を突設した、 ことを特徴とする吸着盤の保持構造。
  2. 【請求項2】前記押え突起の底面が粗面として形成され
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の吸着盤の保持構造
JP18421987U 1987-12-02 1987-12-02 吸着盤の保持構造 Expired - Lifetime JPH0618892Y2 (ja)

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JP18421987U JPH0618892Y2 (ja) 1987-12-02 1987-12-02 吸着盤の保持構造

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JP18421987U JPH0618892Y2 (ja) 1987-12-02 1987-12-02 吸着盤の保持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0188834U JPH0188834U (ja) 1989-06-12
JPH0618892Y2 true JPH0618892Y2 (ja) 1994-05-18

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ID=31475594

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JP18421987U Expired - Lifetime JPH0618892Y2 (ja) 1987-12-02 1987-12-02 吸着盤の保持構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4782449B2 (ja) * 2005-03-18 2011-09-28 幸恵 山永 小物載置具

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JPH0188834U (ja) 1989-06-12

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