JP2009233073A - 浴室用棚 - Google Patents
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Abstract
【課題】 水切りや水捌けが良くなり、物品の滑り落ちを防止でき、また載置面積を拡大でき、更にはタオル掛け等の収納具の取り付けが容易で、取り付け位置の変更も簡単にできる、使い勝手の良い浴室用棚を提供する。
【解決手段】 物品1を載置する棚板2に、水切り用の孔2aを多数形成する。この孔2aを介して棚板2に取り付ける物品収納具7を、複数備える。この場合、棚板2の上面2bは、奥側に向かって下り勾配に形成するのが良い。また本発明は、孔2aから棚板2の上面2b側に露出する物品収納具7の引っ掛け部8の位置8aを、棚板2の上面2bに密着状に形成するのが良い。
【選択図】 図1
【解決手段】 物品1を載置する棚板2に、水切り用の孔2aを多数形成する。この孔2aを介して棚板2に取り付ける物品収納具7を、複数備える。この場合、棚板2の上面2bは、奥側に向かって下り勾配に形成するのが良い。また本発明は、孔2aから棚板2の上面2b側に露出する物品収納具7の引っ掛け部8の位置8aを、棚板2の上面2bに密着状に形成するのが良い。
【選択図】 図1
Description
本発明は、浴室の壁面等に取り付けて使用する浴室用棚に関し、更に詳しくは水切りや水捌けが良くなるように形成すると共に、使い勝手が良くなるよう形成した浴室用棚に関するものである。
従来、水切りが良くなるように形成した棚としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この従来品は、物品の載置面に多数の水切り孔が形成され、流し台の水槽に横に掛け渡すことができるよう、伸縮自在に形成されているものである。
ところで浴室の壁面等に取り付けて使用する棚は、シャワー等の水がかかり易いことから、載置面の水切り、水捌けが良くなるよう、また石鹸の飛沫などで物品が滑り落ちることがないよう形成されているのが望ましい。
しかるに従来の浴室用棚は、載置面が単に平滑な板面に形成され、石鹸やシャンプー容器など、物品が異なる場合でも、単に上面に載置して使用する構造であった。
従って従来品の場合は、載置面の水切り、水捌けが不十分になり易く、またシャワー散水等により載置物品が滑り落ち易いものであった。
また従来品の場合は、載置能力が棚の大きさに制限されただけではなく、例えばタオル掛けなどを、棚とは別個に壁面に取り付けなければならず、またこの種の収納具は壁などに一旦取り付けると、その位置を簡単には変更できないものであった。
特開平7−31578号公報
しかるに従来の浴室用棚は、載置面が単に平滑な板面に形成され、石鹸やシャンプー容器など、物品が異なる場合でも、単に上面に載置して使用する構造であった。
従って従来品の場合は、載置面の水切り、水捌けが不十分になり易く、またシャワー散水等により載置物品が滑り落ち易いものであった。
また従来品の場合は、載置能力が棚の大きさに制限されただけではなく、例えばタオル掛けなどを、棚とは別個に壁面に取り付けなければならず、またこの種の収納具は壁などに一旦取り付けると、その位置を簡単には変更できないものであった。
本発明は、このような従来の実情に鑑み、提案されたものである。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、水切りや水捌けが良くなり、物品の滑り落ちを防止でき、また載置面積を拡大でき、更にはタオル掛け等の収納具の取り付けが容易で、取り付け位置の変更も簡単にできるよう形成した、使い勝手の良い浴室用棚を提供することにある。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、水切りや水捌けが良くなり、物品の滑り落ちを防止でき、また載置面積を拡大でき、更にはタオル掛け等の収納具の取り付けが容易で、取り付け位置の変更も簡単にできるよう形成した、使い勝手の良い浴室用棚を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち本発明は、図1等に示されるように、物品1を載置する棚板2に、水切り用の孔2aが多数形成され、この孔2aを介して棚板2に取り付けられる物品収納具7を複数備えて形成されていることを特徴とする(請求項1)。
即ち本発明は、図1等に示されるように、物品1を載置する棚板2に、水切り用の孔2aが多数形成され、この孔2aを介して棚板2に取り付けられる物品収納具7を複数備えて形成されていることを特徴とする(請求項1)。
棚板2は、通常、樹脂材等で長板状に形成されるが、その形状や材質は任意である。また本発明の場合、物品収納具7としては、物品1としての石鹸やシャンプー容器等を載置する棚形式のものや、タオル等の物品1を吊り下げるバー形式のものがある。本発明の場合、物品収納具7を棚板2に取り付ける仕方としては、例えば物品収納具7の引っ掛け部8を、棚板2の下側から孔2aに通し、孔2aを介して物品収納具7を棚板2に引っ掛けて吊り下げたり、或いは物品収納具7の係合爪9を、孔2aに上から差し入れて取り付ける方法等がある。
而して本発明の場合、上記の棚板2の上面2bが、奥側に向かって下り勾配に形成されているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、物品収納具7の引っ掛け部8と棚板2の上面2bとの引っ掛かり具合が確実になり、物品収納具7の姿勢を安定化できるからである。
なぜならこれによると、物品収納具7の引っ掛け部8と棚板2の上面2bとの引っ掛かり具合が確実になり、物品収納具7の姿勢を安定化できるからである。
またこの場合は、水切り用の孔2aから棚板2の上面2b側に露出する物品収納具7の引っ掛け部8の位置8aが、棚板2の上面2bに密着状に形成されているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、物品収納具7の引っ掛け部8の位置8aと上面2bとの摩擦抵抗が増大し、物品収納具7の姿勢を、一層安定化できるからである。
なぜならこれによると、物品収納具7の引っ掛け部8の位置8aと上面2bとの摩擦抵抗が増大し、物品収納具7の姿勢を、一層安定化できるからである。
また本発明の場合、物品収納具7の形態は、収納する物品1に合わせて夫々異なるのが好ましい(請求項4)。
なぜならこれによると、物品1に対応して体裁良く、確実に収納でき、使い勝手が一層良くなるからである。
なぜならこれによると、物品1に対応して体裁良く、確実に収納でき、使い勝手が一層良くなるからである。
本発明は、このように物品を載置する棚板に、水切り用の孔を多数形成し、この孔を介して棚板に取り付ける物品収納具を複数備えているものである。
従って本発明によれば、棚板の上面の水切り、水捌けが良くなり、物品の滑り落ちを防止でき、また載置面積を拡大でき、更には物品収納具の取り付けを簡単、迅速にでき、取り付け位置の変更を楽にできるものである。
従って本発明によれば、棚板の上面の水切り、水捌けが良くなり、物品の滑り落ちを防止でき、また載置面積を拡大でき、更には物品収納具の取り付けを簡単、迅速にでき、取り付け位置の変更を楽にできるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1等において、1は、石鹸やシャンプー容器等の物品である。また2は、この物品1を載置する棚板である。この棚板2は、この実施形態では樹脂材で長板状に形成され、全体に満遍なく水切り用の孔2aが多数形成されている。またこの棚板2の上面2bは、図4に示されるように、奥側に向かって下り勾配に形成されている。3は、棚板2にネジ4で止め付けられている棚受け部である。棚板2は、壁等の取付箇所5に棚受け部3がネジ6で止め付けられることにより固定される。
図1等において、1は、石鹸やシャンプー容器等の物品である。また2は、この物品1を載置する棚板である。この棚板2は、この実施形態では樹脂材で長板状に形成され、全体に満遍なく水切り用の孔2aが多数形成されている。またこの棚板2の上面2bは、図4に示されるように、奥側に向かって下り勾配に形成されている。3は、棚板2にネジ4で止め付けられている棚受け部である。棚板2は、壁等の取付箇所5に棚受け部3がネジ6で止め付けられることにより固定される。
7は、孔2aを介して棚板2に取り付けられる物品収納具である。本発明は、この物品収納具7を複数備えて形成されている。物品収納具7は、この実施形態では、図1、図5に示されるように、孔2aを介して棚板2に引っ掛けて吊り下げるタイプと、図7に示されるように、孔2aを介して棚板2に取り付けて載置するタイプとに形成され、収納する物品1に合わせて形態が異なるように構成されている。
図5に示される吊り下げタイプの物品収納具7は、同図Aに示されるように、物品1を載置する棚型や、同図Bに示されるように、タオル等の物品1を吊り下げて使用するバー型に形成されている。またこの物品収納具7は、腕部材7aの上端に引っ掛け部8が形成されている。そしてこの実施形態では、図6に示されるように、孔2aから棚板2の上面2b側に露出する引っ掛け部8の位置8aが、棚板2の上面2bに密着状に形成されている。
また載置タイプの物品収納具7は、図7、図8に示されるように、収納具7を棚板2に取り付けるための係合爪9を、左右一対備えて形成されている。この係合爪9は、この実施形態では載置部7bの前側の縁から前方に突き出され、側面視で鉤形に形成されている。物品収納具7は、係合爪9が孔2aへ差し込まれて係合することにより、棚板2に取り付けられるものである。
なお図7Aに示される物品収納具7は、載置部7bに載せた物品1の背を支持する背凭れ部材7cが起立部材7dに固定されている。また同図Bに示される物品収納具7は、載置部7bの前側が開放されてケース状に形成されている。
次に本発明の使用例を説明する。
ユーザーは、図4、図6に示されるように、物品収納具7の引っ掛け部8の先端を棚板2の下側から水切り用の孔2aに通し、棚板2に物品収納具7を吊り下げる。この場合、棚板2の上面2bから露出する引っ掛け部8の位置8aは、上面2bに密着する。また上面2bは、奥側に向かって下り勾配に形成されているから、物品収納具7はぶれることなく安定した姿勢で棚板2に吊り下げられる。ユーザーは、この状態で物品収納具7の形態に合わせ、例えば図5Aのタイプの収納具7の場合は物品1を載せ、また同図Bのバー形状の物品収納具7の場合は、図1に示されるようにタオル等の物品1を引っ掛けて使用する。
ユーザーは、図4、図6に示されるように、物品収納具7の引っ掛け部8の先端を棚板2の下側から水切り用の孔2aに通し、棚板2に物品収納具7を吊り下げる。この場合、棚板2の上面2bから露出する引っ掛け部8の位置8aは、上面2bに密着する。また上面2bは、奥側に向かって下り勾配に形成されているから、物品収納具7はぶれることなく安定した姿勢で棚板2に吊り下げられる。ユーザーは、この状態で物品収納具7の形態に合わせ、例えば図5Aのタイプの収納具7の場合は物品1を載せ、また同図Bのバー形状の物品収納具7の場合は、図1に示されるようにタオル等の物品1を引っ掛けて使用する。
また載置タイプの物品収納具7の場合は、図4、図8に示されるように、係合爪9を棚板2の孔2aに差し入れ、棚板2の上面2bに物品収納具7を載せて使用する。係合爪9は、先端側9aの上面が棚板2の下面に当たり、屈曲箇所の背面9bが孔2aの内周面に係止する。従ってこれにより収納具7は、後側にずれ落ちることなく、棚板2に固定される。
以上の処において、本発明の場合、物品収納具7の形態や材質は、上例に限定されるものではなく任意である。また棚板2との取り付け方についても、水切り用の孔2aを利用して取り付ける構造であれば、本発明は上記の引っ掛け部8や係合爪9の構成に限定されるものではない。
1 物品
2 棚板
2a 水切り用の孔
2b 上面
7 物品収納具
8 引っ掛け部
2 棚板
2a 水切り用の孔
2b 上面
7 物品収納具
8 引っ掛け部
Claims (4)
- 物品を載置する棚板に、水切り用の孔が多数形成され、この孔を介して棚板に取り付けられる物品収納具を複数備えて形成されていることを特徴とする浴室用棚。
- 請求項1記載の浴室用棚であって、棚板の上面が、奥側に向かって下り勾配に形成されていることを特徴とする浴室用棚。
- 請求項1又は2記載の浴室用棚であって、水切り用の孔から棚板の上面側に露出する物品収納具の引っ掛け部の位置が、棚板の上面に密着状に形成されていることを特徴とする浴室用棚。
- 請求項1乃至3の何れかに記載の浴室用棚であって、物品収納具の形態が、収納する物品に合わせて夫々異なることを特徴とする浴室用棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008082169A JP2009233073A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 浴室用棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008082169A JP2009233073A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 浴室用棚 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009233073A true JP2009233073A (ja) | 2009-10-15 |
Family
ID=41247776
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2008082169A Pending JP2009233073A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 浴室用棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009233073A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016131855A (ja) * | 2015-01-22 | 2016-07-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 表示装置保持具、および保持具設置構造 |
KR101843149B1 (ko) * | 2016-02-26 | 2018-04-02 | 권도현 | 다용도 융합형 수건걸이 |
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2008
- 2008-03-26 JP JP2008082169A patent/JP2009233073A/ja active Pending
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