JP2016131855A - 表示装置保持具、および保持具設置構造 - Google Patents

表示装置保持具、および保持具設置構造 Download PDF

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日奈子 佐藤
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利斉 石田尾
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菜々子 山崎
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Abstract

【課題】平面状の表示装置を浴室に容易に設置できる表示装置保持具、およびその設置構造を提供する。
【解決手段】浴室壁52から浴室5内側に向かって突出した浴室設置物6に取り付け可能な取付部11と、平面状の表示装置4をその表示画面40を浴室壁52と反対側に向けた状態で保持するための保持部10とを備える。取付部11が、浴室設置物6に引っ掛けられて支持される引掛部18である。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴室に表示装置を設置するための表示装置保持具、およびその設置構造に関する。
特許文献1には、テレビジョンを浴室壁に取り付ける際の取付け構造が開示されている。この取付け構造では、浴室壁に取付け金具がねじ止めされ、この取付け金具にテレビジョンが係合されている。
特開2010−41086号公報
ところで、前記取付け構造では、取付け金具を浴室壁に対してねじ止めにより固定する必要があり、手間を要する。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであって、平面状の表示装置を浴室に容易に設置できる表示装置保持具、およびその設置構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明の表示装置保持具は、浴室壁から浴室内側に向かって突出した浴室設置物に取り付け可能な取付部と、平面状の表示装置をその表示画面を前記浴室壁と反対側に向けた状態で保持するための保持部とを備え、前記取付部が、前記浴室設置物に引っ掛けられて支持される引掛部であることを特徴とする。
また、本発明の別の表示装置保持具は、強磁性を有する浴室壁に取り付け可能な取付部と、平面状の表示装置をその表示画面を前記浴室壁と反対側に向けた状態で保持するための保持部とを備え、前記取付部が、前記浴室壁に吸着可能な磁石で構成されたことを特徴とする。
また、本発明の保持具設置構造は、前記表示装置保持具が前記浴室に設置された保持具設置構造であって、前記浴室壁に、前記浴室設置物として収納棚が設置され、前記収納棚は、前記浴室壁に沿って配置された棚と、前記棚の上方部の前記浴室壁と反対側に配置された前壁とを備え、前記引掛部が前記前壁の上端部に引っ掛けられて、前記表示装置保持具が前記収納棚に支持されたことを特徴とする。
本発明に係る表示装置保持具および保持具設置構造では、取付部が、浴室設置物に引っ掛け可能な引掛部、または磁力を用いて浴室壁に吸着可能な磁石で構成されるため、表示装置保持具を浴室に容易に設置できる。
図1は、本発明の実施形態の表示装置保持具を浴室に設置した状態を示した斜視図である。 図2は、前記表示装置保持具の斜視図である。 図3は、吸盤が設けられた表示装置が、前記表示装置保持具で保持された状態を示した斜視図である。 図4は、浴室に設置した収納棚に前記表示装置保持具の引掛部を取り付けた状態を示した断面図である。 図5は、前記収納棚の設置構造を示した、連結具部分における断面図である。 図6は、浴室壁に設置された前記収納棚、およびこれに取り付けられる棚を示した斜視図である。 図7は、変形例1の表示装置保持具の斜視図である。 図8は、変形例2の表示装置保持具の斜視図である。 図9は、変形例3の表示装置保持具の斜視図である。 図10は、浴室壁に設置した変形例4の表示装置保持具、およびこの表示装置保持具に保持される表示装置を示した斜視図である。
以下、添付図面に基づき発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態の表示装置保持具1を浴室壁52に設置した状態を示した斜視図である。以下、浴室5の4方の浴室壁52のうち、表示装置保持具1が設置される浴室壁52を設置壁53と記載し、表示装置保持具1から見て設置壁53側(浴室5外側)を後方、浴室5内側を前方、設置壁53に沿う横方向を左右方向として説明する。すなわち、以下では、図1中D1に示す方向を前方、D2に示す方向を後方、D3に示す方向を左方、D4に示す方向を右方として説明する。
表示装置保持具1は、薄型のテレビジョン受像機や、タブレットコンピューターなどの平面状(平板状)の表示装置4を保持するために用いられる。
表示装置4の前面(一方の板面)には、映像を表示するための表示画面40が設けられている。表示装置保持具1は、表示画面40を前方に向けた状態で表示装置4を保持する。
表示装置保持具1は、例えばステンレスなどの金属板を折り曲げて形成される。なお、表示装置保持具1の材料は、ステンレスに制限されず、例えばステンレス以外の金属から形成されてもよいし、合成樹脂から形成されてもよい。
図2に示すように、表示装置保持具1は、表示装置4を保持するための保持部10と、設置壁53に設置された浴室設置物6に取り付けられる取付部11とを備えている。
保持部10は、平面状の表示装置4を立て掛けた状態で保持する機能を有している。保持部10は、表示装置4が載置される載置部12と、載置部12で載置された表示装置4を設置壁53側から支持する支持部13とを備えている。
載置部12は、厚み方向が上下方向と平行で、長さ方向が左右方向と平行な矩形平板状に形成されている。載置部12の上面(表示装置4が載置される面)の長さ方向は、左右方向と平行である。載置部12の上面には、例えば表示装置4の左右方向の全長にわたる下端部が載置され、このようにして表示装置4は載置部12により下方から支持される。
支持部13は、載置部12の後端部から上方に突出した平板状に形成されている。支持部13は、載置部12の左右方向の全長にわたって形成されており、正面視矩形状である。支持部13には、例えば載置部12に載置された表示装置4の上端部が接して凭せ掛けられる。このようにして表示装置4は、保持部10に立て掛けられて保持される。
支持部13の前面は、全体にわたって凹凸のない平面状に形成されており、吸盤41が吸着可能な吸着面14となっている。例えば図3に示すように、表示装置4に吸盤41を設け、この吸盤41を吸着面14に吸着することで、表示装置4を吸盤41を介して支持部13で支持することもできる。なお、この場合、表示装置4は吸盤41と載置部12の両者で支持されてもよいし、吸盤41だけで支持されてもよい。
図2に示すように、保持部10には、浴室5内側となる前方を向く鏡面部15が設けられることが好ましい。本実施形態では、支持部13の前面が鏡面部15を構成している。この鏡面部15は、例えば支持部13の前面の全体を、光が反射して物が映る程度まで鏡面仕上げすることで形成される。なお、鏡面部15は、支持部13の前面に取り付けられた鏡であってもよい。
図2に示すように、保持部10は、載置部12の前端部から上方に突出した滑り止め部16を備えている。滑り止め部16は、厚み方向が前後方向と平行な矩形平板状に形成されている。滑り止め部16は、載置部12の左右方向の全長にわたって形成されている。
滑り止め部16の上端は、支持部13の上端よりも下方に位置し、支持部13の大部分は、滑り止め部16よりも上方に突出している。
保持部10には、表示装置保持具1の下端部に位置する下溝部17が形成されている。下溝部17は、支持部13の下端部、滑り止め部16、および載置部12で構成されており、上方および左右両側に開口している。
図1に示すように、下溝部17には、表示装置4の下端部を挿入できる。この場合、滑り止め部16は、表示装置4の下端部の前方に位置する。これにより、表示装置4は、下端部が滑り止め部16によって前方から支持されることで、載置部12の前側に滑り落ちることが抑制される。なお、滑り止め部16は、省略可能である。
本実施形態の下溝部17は、左右方向と直交する断面の形状が左右方向にわたって同じであり、表示装置4を載置部12上に左右方向の位置を変更して載置できる。また、下溝部17は、左右両側に開口しており、表示装置4の下端部を下溝部17に側方から挿入することもできる。
図2に示すように、取付部11は、浴室壁52から前方に向かって突出した浴室設置物6に引っ掛けられて支持される引掛部18で構成されている。
引掛部18は、支持部13の上端部から後方に向かって突出した上片部19と、上片部19の後端部から下方に向かって突出した掛止片部20とで構成されている。引掛部18は、載置部12よりも上方に位置している。
上片部19は、厚み方向が上下方向と平行で長さ方向が左右方向と平行な矩形平板状に形成されている。上片部19は、支持部13の左右方向の全長にわたって形成されている。
掛止片部20は、厚み方向が前後方向と平行で長さ方向が左右方向と平行な矩形平板状に形成されている。掛止片部20は、上片部19の左右方向の全長にわたって形成されている。
表示装置保持具1の上端部には、上溝部21が形成されている。上溝部21は、支持部13の上端部、上片部19、および掛止片部20で構成されている。上溝部21は、下方および左右両側に開口している。引掛部18は、上溝部21に浴室設置物6を挿入することで浴室設置物6に引っ掛けられて支持される。このようにして、表示装置保持具1は浴室設置物6に吊り下げられる。
本実施形態の上溝部21は、左右方向と直交する断面の形状が左右方向にわたって同じである。このため、例えば浴室設置物6において引掛部18が引っ掛けられる部分の左右方向と直交する断面の形状が、左右方向にわたって略同じ形状である場合、引掛部18を浴室設置物6に対して左右方向にスライドして表示装置保持具1の左右位置を調整できる。
図1は、表示装置保持具1を浴室設置物6である収納棚60に設置した状態を示した斜視図である。図1に示す浴室5は、洗い場50と、洗い場50に隣接する浴槽51と、4方の浴室壁52とを備えている。
浴槽51は、利用者の上半身を浴槽51の長さ方向の一端側に位置させ、かつ利用者の脚を浴槽51の長さ方向の他端側に延ばした状態で入浴できる形状に形成されている。浴槽51の長さ方向の一端側には、利用者の頭を置くためのヘッドレスト54および利用者の腕を置くためのアームレスト55が形成され、浴槽51の長さ方向の他端側には利用者の足を置くためのフットレスト56が形成されている。
図1に示す例では、浴槽51の幅方向と平行な浴室壁52(浴槽51と洗い場50に跨って設置される浴室壁52)のうち、浴槽51に入浴した人の足先側に位置する一方の浴室壁52が、設置壁53となっている。設置壁53には、浴室設置物6として、収納棚60が設置されている。
収納棚60は、設置壁53に沿って左右方向に延びている。収納棚60は、浴槽51よりも上方に位置している。本実施形態の収納棚60は、設置壁53の左右方向の全長にわたっており、設置壁53において洗い場50と浴槽51の両者に対応する部分に跨っている。
なお、収納棚60は、設置壁53において、浴槽51に対応する部分にのみ、あるいは洗い場50に対応する部分にのみ設けられてもよい。また、収納棚60は、浴槽51に入浴した人の足先側に位置する浴室壁52以外の3方のいずれかの浴室壁52に設置されてもよい。
図4〜図6に示すように、収納棚60は、設置壁53に対向した前壁62と、設置壁53と前壁62を連結した複数の連結具63を備えている。収納棚60は、さらに設置壁53と前壁62のそれぞれに複数設けられた支持具64と、これら支持具64に支持されて設置壁53と前壁62の間に配置された複数の棚65を備えている。
図4に示すように、前壁62は、設置壁53の前方に隙間66を介して配置されている。前壁62は、厚み方向が前後方向と平行で長さ方向が左右方向と平行な、略矩形板状に形成されている。前壁62の左右方向と直交する断面の形状は、左右方向にわたって一様である。
前壁62の上端部には、前壁62の上端部を手で掴んだ際に指を引っ掛けるための指掛部67が形成されている。指掛部67は、前壁62の上端部から後方に向かって突出している。指掛部67は、前壁62の左右方向の全長にわたって形成されている。なお、指掛部67は、例えば前壁62の後面に形成された凹部であってもよい。また、指掛部67は、省略可能である。
前壁62は、左右方向に並べて配置された複数の連結具63を介して設置壁53に連結されている。
前壁62、および設置壁53において前壁62に対向する部分のそれぞれには、複数の支持具64が左右方向に並べて取り付けられている。前壁62に設けられた複数の支持具64は、前壁62の下部から後方に向かって突出している。設置壁53に設けられた複数の支持具64は、設置壁53から前方に向かって突出している。
棚65は、左右方向に隣り合う連結具63の間のそれぞれに配置されている。各棚65は、前部が前壁62に設けられた支持具64により支持され、後部が設置壁53に設けられた支持具64により支持されており、設置壁53と前壁62の間の下部に位置している。前壁62の上部は、棚65の上方部の前側(設置壁53と反対側)に位置している。
各棚65には、ボトルや清掃用具などの物品を載置することができる。このように棚65に載置された物品の前方には前壁62が位置するため、棚65に載置された物品は、棚65の前側に落ち難い。
浴室5の利用者は、浴槽51や洗い場50において立ち上がるときや座るときなどに、収納棚60の前壁62の上端部を掴むことで、その動作を安定させることができる。すなわち、この場合、収納棚60は、利用者から与えられる荷重を受ける手摺りとして機能する。
図1に示すように、収納棚60の前壁62は、設置壁53において浴槽51と洗い場50に対応する部分に跨って設けられている。このため、利用者は、前壁62を掴みながら、浴槽51から洗い場50に移動したり、洗い場50から浴槽51に移動したりすることができる。また、図4に示すように、前壁62の上端部には指掛部67が形成されているため、利用者は前壁62の上端部を掴んだ手の指を指掛部67の下面に掛けて、滑り難い状態で前壁62の上端部を掴むことができる。
表示装置保持具1を収納棚60に取り付ける場合、利用者は、図4に示すように、表示装置保持具1の上溝部21に、収納棚60の前壁62の上端部を嵌め込む。これにより、引掛部18が、収納棚60の前壁62の上端部に引っ掛けられる。すなわち、掛止片部20が指掛部67の後面に掛止され、引掛部18の上片部19が前壁62に載置され、支持部13の上端部が前壁62の前面に沿って配置される。
表示装置保持具1の引掛部18は、前壁62の上端部の左右方向における任意の位置に引っ掛けることができる。このため、利用者は、表示装置保持具1を収納棚60に対して左右方向の位置を調節して取り付け、表示装置4を、浴槽51に居る人から見えやすい位置など、所望の位置に配置できる。また、利用者は、前壁62の上端部に引っ掛けられた引掛部18を前壁62に沿ってスライドして、表示装置保持具1の左右方向の位置を微調整することもできる。
なお、表示装置保持具1の引掛部18は、浴室設置物6の左右方向における複数個所のうちの任意の箇所に選択的に引っ掛け可能であってもよい。また、表示装置保持具1は、浴室設置物6の一箇所にのみ引っ掛け可能であってもよい。
表示装置保持具1は、上方に移動して収納棚60に対する引掛部18の掛止を解除することで、収納棚60から簡単に取り外すことができる。
なお、本実施形態では、表示装置保持具1の引掛部18を収納棚60に引っ掛けて取り付ける例について説明したが、引掛部18は、浴室壁52から浴室5内に向かって突出して設置されるその他の浴室設置物に引っ掛けられるように構成されてもよい。その他の浴室設置物としては、例えば浴室壁52に沿って横に長い握りバーやタオル掛けなどが挙げられる。なお、引掛部18が引っ掛けられる浴室設置物には、単に表示装置保持具1を設置壁53に取り付けることを目的として浴室壁52に設けられるねじやビスなどの固着具は含まれない。
設置壁53に浴室設置物6を介して取り付けられた表示装置保持具1は、図1に示すように保持部10で平面状の表示装置4を保持する。これにより、利用者は、例えば浴槽51に居ながら、表示装置保持具1で保持された表示装置4の表示画面40を見て、快適に入浴できる。
以上説明した本実施形態の表示装置保持具1は、以下の特徴を有している。浴室壁52から浴室5内側に向かって突出した浴室設置物6に取り付け可能な取付部11と、平面状の表示装置4を表示画面40を浴室壁52と反対側に向けた状態で保持するための保持部10とを備える。取付部11が、浴室設置物6に引っ掛けられて支持される引掛部18である。
この特徴を有する表示装置保持具1は、引掛部18を浴室設置物6に引っ掛けることで、簡単に設置できる。また、表示装置保持具1は、浴室5に予め設置された浴室設置物6を利用して設置できるため、表示装置保持具1を浴室壁52に固定するためのビスなどの固着具を別途設ける必要がない。このため、浴室壁52において前記のようなビスが挿入された箇所のシール性を確保する必要がなく、この点でも表示装置保持具1の設置の手間を軽減できる。
また、表示装置保持具1は、本実施形態のように以下の特徴を有することが好ましい。保持部10が、表示装置4が載置される載置部12と、載置部12で載置された表示装置4を浴室壁52と反対側から支持する支持部13とを備える。
この特徴を有する表示装置保持具1は、保持部10により平面状の表示装置4を立て掛けた状態で保持できる。
また、表示装置保持具1は、本実施形態のように載置部12が取付部11よりも下方に設けられることが好ましい。
この表示装置保持具1は、取付部11よりも下方に位置する載置部12で、表示装置4を比較的低い位置に支持できる。このため、表示装置4を、浴槽51や洗い場50に座った利用者から見えやすい低い位置に配置できる。
また、表示装置保持具1は、本実施形態のように、載置部12の表示装置4が載置される面(上面)の長さ方向が、浴室壁52に沿う横方向と平行であることが好ましい。
この表示装置保持具1は、載置部12により平面状の表示装置4を広範囲にわたって支持でき、平面状の表示装置4を載置部12に安定して保持できる。
また、表示装置保持具1は、保持部10が、平面状で吸盤41が吸着可能な吸着面14を備えることが好ましい。
この表示装置保持具1は、表示装置4に設けられた吸盤41を吸着面14に吸着した状態で、表示装置4を安定して保持できる。
また、表示装置保持具1は、保持部10に、浴室壁52と反対側を向く鏡面部15が設けられることが好ましい。このようにすることで、利用者は表示装置保持具1を鏡としても利用できる。
また、本実施形態の保持具設置構造は、以下の特徴を有している。表示装置保持具1が浴室5に設置される。浴室壁52に、浴室設置物6として収納棚60が設置される。収納棚60は、浴室壁52に沿って配置された棚65と、棚65の上方部の浴室壁52と反対側に配置された前壁62とを備える。引掛部18が前壁62の上端部に引っ掛けられて、表示装置保持具1が収納棚60に支持される。
この特徴を有する保持具設置構造では、表示装置保持具1を、収納棚60の前壁62を利用して、浴室壁52に設置することができる。
(変形例1)
図7に変形例1の表示装置保持具1Aを示す。なお、以下の変形例1の説明では、前記実施形態で用いた名称を用いて説明し、前記実施形態と重複する点については説明を省略する。また、以下では、前記実施形態で用いた符合の末尾にAを追加した符合を用いて、変形例1について説明する。
表示装置保持具1Aは、引掛部18Aと保持部10Aの一部が線材22Aで構成されている。
矩形平板状の支持部13Aの両側端部のそれぞれには、線材22Aが接続されている。各線材22Aは、縦線部23A、上横線部24A、掛止部25A、下横線部26A、および立上部27Aを備えている。
上下方向に延びた縦線部23Aは、上部が支持部13Aの側端部に溶接などにより接続されている。縦線部23Aの下部は、支持部13Aよりも下方に突出している。
上横線部24Aは、縦線部23Aの上端部から後方に向かって突出している。上横線部24Aは、支持部13Aの上端部と略同じ高さに位置している。掛止部25Aは、上横線部24Aの後端部から下方に向かって突出している。両線材22Aの上横線部24Aと掛止部25Aによって、引掛部18Aが構成されている。
下横線部26Aは、縦線部23Aの下端部から前方に突出している。両線材22Aの下横線部26Aにより、載置部12Aが構成されている。立上部27Aは、下横線部26Aの前端部から上方に突出している。両線材22Aの立上部27Aにより、滑り止め部16Aが構成されている。
本変形例1の表示装置保持具1Aは、その一部が線材22Aで構成されて構造が簡易である。また、両線材22Aの上横線部24A同士の間、掛止部25A同士の間、縦線部23A同士の間、および立上部27A同士の間には、隙間が形成される。このため、表示装置保持具1Aには、水が溜まりにくい。また、表示装置保持具1Aは、乾きやすくてカビなどが発生しにくい。
(変形例2)
図8に変形例2の表示装置保持具1Bを示す。なお、以下の変形例2の説明では、前記実施形態で用いた名称を用いて説明し、前記実施形態と重複する点については説明を省略する。また、以下の変形例2の説明では、前記実施形態で用いた符合の末尾にBを追加した符合を用いる。
表示装置保持具1Bは、支持部13Bが網状に形成されている。また、引掛部18Bと保持部10Bの一部が線材22Bで構成されている。
支持部13Bは、例えば金属や合成樹脂から形成される。支持部13Bは、全体が矩形状に形成されている。支持部13Bには前後方向に貫通する網目(貫通孔)28Bが多数形成されている。
支持部13Bの両側端部のそれぞれには、線材22Bが接続されている。各線材22Bは、縦線部23B、上横線部24B、掛止部25B、下横線部26B、および立上部27Bを備えている。
上下方向に延びた縦線部23Bは、上下方向の中間部が支持部13Bの側端部に接続されている。縦線部23Bの下端部は、支持部13Bよりも下方に突出し、縦線部23Bの上端部は、支持部13Bよりも上方に突出している。
上横線部24Bは、縦線部23Bの上端部から後方に向かって突出している。掛止部25Bは、上横線部24Bの後端部から下方に向かって突出している。両線材22Bの上横線部24Bと掛止部25Bによって、引掛部18Bが構成されている。
下横線部26Bは、縦線部23Bの下端部から前方に突出している。両線材22Bの下横線部26Bにより、載置部12Bが構成されている。立上部27Bは、下横線部26Bの前端部Bから上方に突出している。両線材22Bの立上部27Bにより、滑り止め部16Bが構成されている。
本変形例2の表示装置保持具1Bは、その一部が線材22Bで構成されて構造が簡易である。また、両線材22Bの上横線部24B同士の間、掛止部25B同士の間、縦線部23B同士の間、下横線部26B同士の間、および立上部27B同士の間には隙間が形成され、支持部13Bには多数の網目28Bが形成される。このため、表示装置保持具1Bには、水が溜まりにくく、また、乾きやすくてカビなどが発生しにくい。
(変形例3)
図9に変形例3の表示装置保持具1Cを示す。なお、以下の変形例3の説明では、前記実施形態で用いた名称を用いて説明し、前記実施形態と重複する点については説明を省略する。また、以下では、前記実施形態で用いた符合の末尾にCを追加した符合を用いて、変形例3について説明する。
表示装置保持具1Cは、左右の縦線材22Cと、左右の縦線材22Cを繋ぐ複数の横線材C29とで構成されている。
各縦線材22Cは、縦線部23C、上横線部24C、掛止部25C、下横線部26C、および立上部27Cを備えている。
上横線部24Cは、上下方向に延びた縦線部23Cの上端部から後方に向かって突出している。掛止部25Cは、上横線部24Cの後端部から下方に向かって突出している。両縦線材22Cの上横線部24Cと掛止部25Cによって、引掛部18Cが構成されている。
下横線部26Cは、縦線部23Cの下端部から前方に突出している。両縦線材22Cの下横線部26Cにより、載置部12Cが構成されている。立上部27Cは、下横線部26Cの前端部から上方に突出している。両縦線材22Cの立上部27Cにより、滑り止め部16Cが構成されている。
両縦線材22Cの縦線部23Cは、左右方向に離間している。両縦線材22Cの縦線部23C同士は、上下方向に複数並ぶ横線材29Cによって接続されている。
各横線材29Cは、左右方向に延びている。両横線材29Cは、上下に離れている。これら複数の横線材29Cにより、支持部13Cが構成されている。
本変形例3の表示装置保持具1Cは、線材22C、29Cで構成されるため、構造が簡易である。また、両縦線材22Cの間、および両横線材29Cの間には、隙間が形成されている。このため、表示装置保持具1Cには、水が溜まりにくい。また、表示装置保持具1Cは、乾きやすく、カビなどが発生しにくい。
(変形例4)
図10に変形例4の表示装置保持具1Dを示す。なお、以下の変形例4の説明では、前記実施形態で用いた名称を用いて説明し、前記実施形態と重複する点については説明を省略する。また、以下の変形例4の説明では、前記実施形態で用いた符合の末尾にDを追加した符合を用いる。
変形例4の表示装置保持具1Dの取付部11Dは、複数の磁石30D(永久磁石)で構成されている。これら複数の磁石30Dは、支持部13Dの後面に固定されている。各磁石30Dは、載置部12Dよりも上方に位置している。なお、取付部11Dは、1つの磁石で構成されてもよい。
表示装置保持具1Dは、例えば図10に示すように設置壁53Dに取り付けられる。この設置壁53Dは、例えば鋼板で構成された表面板57Dを備えており、強磁性を有している。表示装置保持具1Dは、後面に設けられた複数の磁石30Dが表面板57Dの表面に沿っており、これら複数の磁石30Dの磁気吸着力によって表面板57Dに固定されている。
本変形例の表示装置保持具1Dは、以下の特徴を有している。強磁性を有する浴室壁52Dに取り付け可能な取付部11Dと、平面状の表示装置4Dをその表示画面40Dを浴室壁52Dと反対側に向けた状態で保持するための保持部10Dとを備える。取付部11Dが、浴室壁52Dに吸着可能な磁石30Dで構成される。
この特徴を有する表示装置保持具1Dは、磁石30Dと強磁性を有する浴室壁52との間で発生する磁力を利用して、浴室壁52Dに容易に固定できる。また、表示装置保持具1Dを浴室壁52Dに固定するためのビスなどの固着具を別途設ける必要がない。このため、浴室壁52Dにおいて前記のようなビスが挿入された箇所のシール性を確保する必要がなく、この点でも表示装置保持具1Dの設置の手間を軽減できる。
1 表示装置保持具
10 保持部
11 取付部
12 載置部
13 支持部
18 引掛部
30D 磁石
4 表示装置
40 表示画面
5 浴室
52 浴室壁
6 浴室設置物
60 収納棚

Claims (8)

  1. 浴室壁から浴室内側に向かって突出した浴室設置物に取り付け可能な取付部と、
    平面状の表示装置をその表示画面を前記浴室壁と反対側に向けた状態で保持するための保持部とを備え、
    前記取付部が、前記浴室設置物に引っ掛けられて支持される引掛部であることを特徴とする表示装置保持具。
  2. 強磁性を有する浴室壁に取り付け可能な取付部と、
    平面状の表示装置をその表示画面を前記浴室壁と反対側に向けた状態で保持するための保持部とを備え、
    前記取付部が、前記浴室壁に吸着可能な磁石で構成されたことを特徴とする表示装置保持具。
  3. 前記保持部が、
    前記表示装置が載置される載置部と、
    前記載置部で載置された前記表示装置を前記浴室壁と反対側から支持する支持部とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置保持具。
  4. 前記載置部が前記取付部よりも下方に設けられたことを特徴とする請求項3に記載の表示装置保持具。
  5. 前記載置部の前記表示装置が載置される面の長さ方向が、前記浴室壁に沿う横方向と平行であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の表示装置保持具。
  6. 前記保持部が、
    平面状で吸盤が吸着可能な吸着面を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置保持具。
  7. 前記保持部に、前記浴室壁と反対側を向く鏡面部が設けられたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示装置保持具。
  8. 請求項1に記載の表示装置保持具が前記浴室に設置された保持具設置構造であって、
    前記浴室壁に、前記浴室設置物として収納棚が設置され、
    前記収納棚は、
    前記浴室壁に沿って配置された棚と、
    前記棚の上方部の前記浴室壁と反対側に配置された前壁とを備え、
    前記引掛部が前記前壁の上端部に引っ掛けられて、前記表示装置保持具が前記収納棚に支持されたことを特徴とする保持具設置構造。
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