JP2017029414A - 浴室 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】支持材と、後端よりも後方の支持材の横方向の幅よりも広い横方向の幅を有する天板と、天板の上方、かつ、天板の前端よりも後方に設けられた被ホース接続部と、ホースと、シャワーヘッドと、シャワーヘッドを異なる高さで着脱自在に保持可能なシャワーヘッド保持手段と、シャワーヘッドを天板よりも前方で使用者が操作しているときに、ホースが天板を下回って天板の後端に引っ掛かることを抑制するホース引っ掛かり抑制手段と、を備え、ホース引っ掛かり抑制手段は、被ホース接続部を、シャワーヘッド保持手段によってシャワーヘッドが最低位置で保持された状態において、U字状に垂れるホースの下端が天板の下面よりも上方に位置する高さに配置することで構成されたことを特徴とする浴室が提供される。
【選択図】図1
Description
これにより、水が入隅に溜まることを抑え、水垢や石鹸カスなどによる汚れが入隅に発生することを抑えることができる。また、入隅が形成されることを抑えることができるため、例えばシリコーンなどのシール材を入隅に塗布する必要がなく、浴室の見栄えをより向上させることができる。
また、天板の全ての側端面が浴槽および壁面から水平方向に離間しているため、例えば清掃者は、汚れが付着した天板の側端面を端から端まで洗剤およびスポンジなどの清掃用具で簡単に擦り洗いすることができる。
また、天板後端よりも後方の支持材の幅が天板の幅よりも狭いため、天板よりも後方側における支持材の上面の横方向の清掃範囲を小さく抑えることができる。これにより、水が比較的かかりやすい支持材の上面の清掃の手間を軽減することができる。
これによれば、ホースの下端が天板の下面よりも下方に位置する場合に比べ、シャワーヘッド保持手段から取り外された状態のシャワーヘッドを天板よりも前方の比較的低い位置で使用者が操作したとしても、U字状に垂れるホースの下端が天板の下面を下回ることを抑制できるため、別途専用の部材を設けることなく、天板の後端にホースが引っかかることを抑制することができる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる浴室を表す模式的斜視図である。
図2は、本実施形態にかかる浴室を表す模式的平面図である。
図3は、本実施形態の被ホース接続部およびホースを表す模式的斜視図である。
図4および図5は、本実施形態にかかる浴室を表す模式的平面図である。
図6は、本実施形態の変形例にかかる浴室を表す模式的斜視図である。
図2に表したように、天板310は、第1の側端面311と、第2の側端面312と、第3の側端面313と、第4の側端面314と、上面316と、下面317(図4参照)と、を有し、支持材320により支持されている。図1および図2に表したように、天板310は、浴槽200、第1の壁面110および第2の壁面120から離間している。
本願明細書において「横方向」とは、水平方向であって第1の壁面110に平行な方向をいう。
第1の壁面110には、被ホース接続部411が取り付けられている。被ホース接続部411は、浴室10を前方から眺めた(正面視)ときに天板310の上方、かつ、浴室10を側方から眺めた(側面視)ときに天板310の前端よりも後方に設けられている。
このように、シャワーヘッド保持手段460は、シャワーヘッド430を複数の位置に固定するタイプ(図6に表した浴室10の例)のものでもよいし、シャワーヘッド430を支持する部分を昇降させるタイプ(図1に表した浴室10の例)のものでもよい。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (5)
- 壁に固定された支持材と、
浴槽および前記壁から離間した状態で前記支持材により下面を支持され上面視において後端よりも後方の前記支持材の横方向の幅よりも広い横方向の幅を有する天板と、
正面視で前記天板の上方、かつ、側面視で前記天板の前端よりも後方に設けられた被ホース接続部と、
一端が前記被ホース接続部に接続されたホースと、
前記ホースの他端に接続されたシャワーヘッドと、
前記天板よりも上方かつ前記壁に設けられ、前記シャワーヘッドを異なる高さで着脱自在に保持可能なシャワーヘッド保持手段と、
前記シャワーヘッド保持手段から取り外された状態の前記シャワーヘッドを前記天板よりも前方で使用者が操作しているときに、前記被ホース接続部と前記シャワーヘッドとを繋ぐ前記ホースが前記天板を下回って前記天板の後端に引っ掛かることを抑制するホース引っ掛かり抑制手段と、
を備え、
前記ホース引っ掛かり抑制手段は、被ホース接続部を、前記シャワーヘッド保持手段によって前記シャワーヘッドが最低位置で保持された状態において、U字状に垂れる前記ホースの下端が前記天板の下面よりも上方に位置する高さに配置することで構成されたことを特徴とする浴室。 - 前記ホース引っ掛かり抑制手段は、被ホース接続部を、前記シャワーヘッド保持手段によって前記シャワーヘッドが最低位置で保持された状態において、U字状に垂れる前記ホースの下端が前記天板の上面よりも上方に位置する高さに被ホース接続部を配置することで構成されたことを特徴とする請求項1記載の浴室。
- 前記シャワーヘッド保持手段は、
前記壁に固定され上下方向の成分を有する第1の方向へ延びるバーと、
前記第1の方向へ移動可能に前記バーに取り付けられ、前記シャワーヘッドを係止可能な係止部と、
を有し、
前記被ホース接続部は、前記係止部が最低位置に取り付けられている状態において、前記係止部よりも高い位置に配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載の浴室。 - 前記シャワーヘッド保持手段は、
前記壁に前記シャワーヘッドを最低位置で保持可能な高さに固定され、前記シャワーヘッドを係止可能な第1の係止部と、
前記第1の係止部よりも上方において前記壁に固定され前記シャワーヘッドを係止可能な第2の係止部と、
を有し、
前記被ホース接続部は、前記第1の係止部よりも高い位置に配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載の浴室。 - 前記被ホース接続部および前記シャワーヘッド保持手段は、正面視において、前記天板の左右端部のいずれか一方の端部の側に配置されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の浴室。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2015-07-31 JP JP2015152769A patent/JP6493806B2/ja active Active
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