JP4718137B2 - 防振装置 - Google Patents

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    • B60K5/12Arrangement of engine supports
    • B60K5/1208Resilient supports

Description

本発明は、例えば、自動車、一般産業用機械等に適用され、エンジン等の振動発生部から車体等の振動受部へ伝達される振動を吸収及び減衰させる防振装置に関する。
自動車には、エンジンと車体(フレーム)との間に防振装置としてのエンジンマウントが配置されている。このエンジンマウントは、ゴム弾性体の弾性変形により振動エネルギを吸収し、エンジンからの振動を減衰してフレームへ振動の伝達を抑制している。また、このようなエンジンマウントとしては、内部に主液室、副液室及びこれらの液室間を繋ぐオリフィスを備えた所謂、液体封入式のものがあり、この液体封入式のエンジンマウントでは、振動入力時にオリフィスを通して主液室と副液室との間で液体を相互に流通させると共に、オリフィス内で液体の共振現象(液柱共振)を発生させることにより、弾性体自体の振動に対する減衰作用に加え、液体の粘性抵抗等によっても振動を効果的に減衰吸収できるようになる。
上記のようなエンジンマウントとして適用される液体封入式の防振装置の一例としては、例えば特許文献1に示されている液体封入式マウント装置がある。
この特許文献1に示されたマウント装置には、外筒、ゴム弾性体及びダイヤフラムにより外部から密閉された液室空間が形成されており、この液室空間は、仕切部材により弾性体を隔壁の一部とする主液室と、ダイヤフラムを隔壁の一部とする副液室とに区画され、これらの主液室と副液室とが制限通路であるオリフィスにより繋ぎ合わされている。ここで、主液室、副液室及びオリフィス内には、水、エチレングリコール等の液体が充填されている。仕切部材には、外周側に主液室と副液室とを連通させる制限通路であるオリフィスが設けられている。また仕切部材には、その内周側に円柱状の空間である収納室が設けられ、この収納室内は仕切部材に形成された開口部を通して主液室及び副液室にそれぞれ連通している。マウント装置では、収納室内に円板状の可動プレートが収納されており、この可動プレートは、振動の振幅方向に沿って高周波振動に対応する所定の振幅で振動可能とされている。
上記のように構成された防振装置では、振動入力時に弾性体が弾性変形することにより、弾性体により振動が減衰吸収される。このとき、入力振動の周波数が所定の値よりも低い場合には、可動プレートが仕切部材における開口部の周縁部に密着した状態となるので、収納室内を通って液体が主液室と副液室との間を実質的に流通することなくなり、オリフィスのみを通して主液室と副液室との間で液体が相互に流通する。これにより、オリフィス内を流通する液体に共振現象(液柱共振)が生じるので、この液柱共振の作用によって入力振動を効果的に減衰できる。
一方、上記のような防振装置では、入力振動の周波数が所定の値よりも高い高周波振動である場合には、オリフィスが目詰まり状態となるが、可動プレートが収納室内で入力振動に同期して振動することにより、収納室内を通って主液室と副液室との間で液体の流通が生じるので、主液室内の液圧上昇に伴う動ばね定数の上昇を抑えることができ、このような高周波振動の入力時も弾性体の動ばね定数を低く維持し、この弾性体の弾性変形等により高周波振動を効果的に吸収できるようになる。
特開平1−193425号公報
しかしながら、上記のような防振装置では、高周波振動の入力時に可動プレートが入力振動の振幅方向に沿って振動し、収納室(仕切部材)内における前記振幅方向に沿って互いに対向する一対の内壁面に入力振動の周波数に対応する周期で繰り返し衝突する。これにより、このような防振装置が適用された車両では、防振装置における可動プレートと仕切部材との衝突に起因する打音が高周波振動の入力時、具体的には、例えば、車両のアイドリング運転時や突起を乗り越えた直後の時期に発生し、この打音が車体を通して車内へ異音として伝達されることがある。
本発明の目的は、上記事実を考慮して、所定の周波数を有する振動の入力時に、主液室と副液室とを区画する仕切部材内に配設された可動板が振動することにより所定の周波数を有する振動を効果的に吸収でき、しかも可動板と仕切部材との衝突に起因する異音の発生を防止できる防振装置を提供することある。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る防振装置は、振動発生部及び振動受部の一方に連結される第1の取付部材と、振動発生部及び振動受部の他方に連結される第2の取付部材と、前記第1の取付部材と前記第2の取付部材との間に配置された弾性体と、液体が封入され、前記弾性体を隔壁の一部として該弾性体の変形に伴い内容積が変化する主液室と、液体が封入され、隔壁の少なくとも一部がダイヤフラムにより形成されて拡縮可能とされた副液室と、前記主液室と前記副液室との間を区画し、内部に中空状の収納室が設けられると共に、該収納室を前記主液室及び前記副液室にそれぞれ連通させる開口部が形成された仕切部材と、前記主液室と前記副液室とを連通する制限通路と、前記収納室内に液体が流通することを制限するように配設されると共に、前記仕切部材における前記開口部が開口した開口周縁部との間に径方向全域に亘って所定寸法の隙間を形成し、前記第1又は第2の取付部材への振動入力時に前記隙間の範囲内で振動し、該振動に同期して前記開口周縁部に対して接離する可動板と、前記収納室の内壁面における少なくとも開口周縁部に固着され、粘弾性を有するゴム組成物で形成され、厚みが0.5mmから5.0mmの範囲内に設定された薄膜状の緩衝膜材と、を有することを特徴とする。
上記請求項1に係る防振装置では、振動入力時に弾性体が弾性変形することにより、吸振主体である弾性体により振動が減衰吸収されると共に、入力振動の振幅が所定の値よりも大きい場合には、可動板が仕切部材における開口周縁部に密着した状態となって、収納室内を通って液体が主液室と副液室との間を実質的に流通することがなくなり、制限通路のみを通して主液室と副液室との間で液体が相互に流通するので、制限通路内を流通する液体に共振現象(液柱共振)が生じ、この液柱共振の作用によって入力振動を効果的に減衰できる。
また請求項1に係る防振装置では、入力振動の振幅が所定の値よりも小さい場合には、制限通路が目詰まり状態となり制限通路には液体が流れ難くなるが、可動板が収納室内で入力振動に同期して振動することにより、収納室内を通って主液室と副液室との間で液体の流通が生じるので、主液室内の液圧上昇に伴う動ばね定数の上昇を抑えることができ、このような振幅が小さい振動の入力時も弾性体の動ばね定数を低く維持し、この弾性体の弾性変形等により振動を効果的に吸収できるようになる。
また請求項1に係る防振装置では、粘弾性を有する薄膜状の緩衝膜材が収納室の内壁面における少なくとも開口周縁部に固着されていることにより、第1又は第2の取付部材への振動入力時に可動板が収納室内で振動し、この振動に同期して可動板が仕切部材における開口周縁部に当接(衝突)する際に、この衝突により生じる衝撃力が粘弾性を有する緩衝膜材により吸収されるので、この振動に同期して可動板が仕切部材における開口周縁部に衝突することにより生じる打音の音圧を低減できる。
また本発明の請求項2に係る防振装置は、請求項1記載の防振装置において、前記開口部は、内周部から外周側へ向かって周方向に沿った寸法が広がる扇状であること、を特徴とする。
また本発明の請求項3に係る防振装置は、請求項1記載の防振装置において、前記緩衝膜材をゴム組成物により加硫成形すると共に、該緩衝膜材を前記収納室の内壁面における少なくとも開口周縁部に加硫接着したことを特徴とする。
また本発明の請求項4に係る防振装置は、請求項1記載の防振装置において、前記緩衝膜材をペースト状のシーリング剤を前記収納室の内壁面における少なくとも開口周縁部に塗布し、該シーリング剤を硬化させて形成してことを特徴とする。
また本発明の請求項5に係る防振装置は、請求項1乃至4の何れか1項記載の防振装置において、前記可動板を、その厚さ方向に沿った表裏面がそれぞれ凸状の湾曲面からなる略凸レンズ状に形成すると共に、該可動板の表裏面における中心部がそれぞれ前記仕切部材の内壁面に圧接するように前記収納室内に収納し、前記第1又は第2の取付部材への振動入力時に、該振動入力に同期して前記可動板前における前記収納室の内壁面に圧接する中心部に対して外周側の撓み領域が、前記開口周縁部に対して接離することを特徴とする。
以上説明したように本発明の防振装置によれば、所定の周波数を有する振動の入力時に、主液室と副液室とを区画する仕切部材内に配設された可動板が振動することにより所定の周波数を有する振動を効果的に吸収でき、かつ可動板と仕切部材との衝突に起因する異音の発生を防止できる。
以下、本発明の実施形態に係る防振装置について図面を参照して説明する。
図1には本発明の実施形態に係る防振装置が示されている。この防振装置10は、自動車における振動発生部であるエンジンを振動受部である車体へ支持するエンジンマウントとして適用されるものである。なお、図1にて符合Sが付された一点鎖線は装置の軸心を示しており、この軸心Sに沿った方向を装置の軸方向として以下の説明を行う。
図1に示されるように、防振装置10は、エンジン側に連結される略肉厚円筒状に形成された内筒金具12と、この内筒金具12の外周側に略同軸的に配置され、車体側へ連結される略円筒状の外筒金具14と、内筒金具12と外筒金具14との間に配置され、吸振主体となるゴム製の弾性体16とを備えている。内筒金具12は、その上端側が外筒金具14内へ挿入されると共に、下端側が外筒金具14の下端側の開口部を通って外筒金具14の下方まで突出している。外筒金具14には、その軸方向中間部に設けられた段差部18に対して上端側の部分に下端側の部分の直径よりも直径が拡大された拡径部20が形成されている。また外筒金具14には、その下端部に下方へ向って直径がテーパ状に縮小するテーパ部22が屈曲形成されると共に、拡径部20の上端部に装置の組立時に内周側へかしめられるかしめ部24が形成されている。
防振装置10には、外筒金具14の下端側が嵌挿固定される略カップ状の連結筒26及び、この連結筒26の下端側が嵌挿固定される略有底円筒状のホルダ金具28が設けられている。外筒金具14は、その下端部が連結筒26の底板部に当接するまで連結筒26内へ挿入されている。またホルダ金具28には、その外周面に複数の脚部30,32が溶接等により固定されており、この脚部30,32の先端側に形成された連結穴32を挿通するボルト(図示省略)により、ホルダ金具28は車体側へ締結固定される。これにより、外筒金具14が、連結筒26及びホルダ金具28を介して車体側へ連結固定される。
内筒金具12の下端側は、連結筒26の底板部に形成された開口部92を通って連結筒26の下方まで突出しており、内筒金具12の下端部には、ボルト34によりエンジン連結用のブラケット36の基端部が締結固定されている。このブラケット36は、ホルダ金具28の側面部に形成された開口部(図示省略)を通って外周側へ延出しており、ブラケット36の先端側にはボルト等によりエンジン(図示省略)が締結固定される。またブラケット36の基端部には、略角筒状に形成されたストッパゴム38が被せられており、このストッパゴム38の上面部は連結筒26の底板部に圧接している。これにより、ブラケット36の軸方向に沿った過大な変位が防止されると共に、大荷重の入力によりブラケット36が連結筒26又はホルダ金具28へ衝突した際にも大きな衝突音の発生が防止される。
内筒金具12の上端面には、上方へ向って開口する略カップ状に形成された延長金具40の底板部が溶接等により固着されている。延長金具40は、その側板部が底板側から上端側へ向って直径が拡大するテーパ状とされており、この側板部の上端部分には、リング状のフランジ部材42が溶接等により固着され、延長金具40の上端部から内周側へ延出している。また延長金具40の側板部には、弾性体16の成形素材となる加硫ゴムを延長金具40内へ充填するための湯道穴44が複数穿設されている。
弾性体16は、外筒金具14内へ挿入された内筒金具12の上端側及び延長金具40にそれぞれ加硫接着されると共に、外筒金具14の下端側に加硫接着されており、内筒金具12と外筒金具14とを弾性的に連結している。ここで、弾性体16は、内筒金具12の外周面及び延長金具40の外周面にそれぞれ加硫接着されると共に、湯道穴44を通って延長金具40の内周側に充填され、延長金具40の内周面及び底面部とフランジ部材42の下面側にもそれぞれ加硫接着されている。また弾性体16には、外周部から上方へ延出する薄肉状の被覆部46が一体的に形成されており、この被覆部46は、外筒金具14の内周面における上端側に加硫接着され、外筒金具14の内周面を被覆している。
外筒金具14内には、その段差部18の上側に全体として略円板状に形成された仕切部材48及び、この仕切部材48の上面部に密着した略ハット状の仕切金具50が挿入されており、仕切部材48の下面における外周部は、被覆部46を介して段差部18に当接している。また外筒金具14内には、仕切部材48及び仕切金具50の上側に円筒状の支持筒52が嵌挿されており、この支持筒52の下端部は仕切金具50の外周部に当接している。これらの仕切部材48、仕切金具50及び支持筒52が挿入された外筒金具14はかしめ部が内周側へかしめられる。これにより、仕切部材48、仕切金具50及び支持筒52が外筒金具14内における段差部18とかしめ部24との間に固定される。ここで、支持筒52には、その内周面に上方へ向って凸状のカップ状に形成されたゴム製のダイヤフラム54の外周部が全周に亘って加硫接着されている。
防振装置10内には、外筒金具14、弾性体16及びダイヤフラム54により外部から密閉された液室空間が形成されており、この液室空間は、仕切部材48及び仕切金具50により弾性体16を隔壁の一部とする主液室56と、ダイヤフラム54を隔壁の一部とする副液室58とに区画されている。防振装置10では、副液室58の隔壁の一部を形成するダイヤフラム54の外側が大気空間とされており、これにより、ダイヤフラム54は、副液室58内の液圧変化に応じて副液室58の内容積を拡縮するように弾性変形可能とされている。また主液室56は、その内容積が弾性体16の弾性変形に伴って拡縮する。
また仕切部材48には、その外周面に周方向へ延在する凹状の溝部60が設けられている。図2(B)に示されるように、溝部60は軸心Sを中心とする周方向に沿ってC字状に延在しており、仕切部材48には、溝部60の一端部から下方へ向って溝部60の下部側が切り欠かれて連通口62が形成されると共に、溝部60の他端部から上方へ向って溝部60の上部側が切り欠かれて連通口64が形成されている。ここで、溝部60は、図1に示されるように、その外周側が被覆部46を介して外筒金具14の内周面により閉止されることにより、主液室56と副液室58とを連通させる制限通路であるオリフィス66を形成している。
ここで、主液室56、副液室58及びオリフィス66内には、水、エチレングリコール、シリコーンオイル等の液体が充填されており、この液体はオリフィス66を通して主液室56と副液室58との間で流通可能とされている。このオリフィス66は、その路長及び断面積がシェイク振動の振幅及び周波数に適合するように設定(チューニング)されている。
仕切部材48には、その上面中央部に円形凸状の肉厚部68が形成されており、この肉厚部68の中央部には円形の凹部70が形成されている。また仕切部材48には、その下面中央部に肉厚部68よりも大径とされた円形凹状の逃げ部72が形成されており、この逃げ部72の頂面と凹部70の底面との間には厚さが略一定の底板部90が設けられている。逃げ部72内には、軸方向に沿って底板部90との間に隙間を空けつつ、延長金具40及び弾性体16の上端部が挿入されている。ここで、底板部90と延長金具40及び弾性体16との間の隙間は、ブラケット36にエンジンが連結され、このエンジンの重量に起因する荷重がブラケット36に入力した状態では、図示した状態よりも拡大されて十分な幅となるので、振動が入力しても延長金具40及び弾性体16が底板部90に接することは無い。
仕切金具50には、その中央部に仕切部材48の肉厚部68に対応する円形凸状の外嵌部74が形成されると共に、この外嵌部74の下端部から外周側へ延出する環状のフランジ部76が一体的に形成されている。仕切金具50は、上方から外嵌部74を仕切部材48の肉厚部68へ外嵌すると共に、フランジ部76を仕切部材48の外周部へ当接させている。これにより、仕切部材48の凹部70の上面側が外嵌部74の頂板部78により閉止され、この凹部70内には主液室56及び副液室58から区画された収納室80が設けられる。この収納室80内には、軸方向に沿った肉厚が略一定とされた円板状の空間が形成されている。また仕切金具50には、図2(B)に示されるように、外周端から内周側へ向って略矩形状に切り欠かれた切欠部82が形成されており、この切欠部82を通して、オリフィス66の連通口64は副液室58へ連通している。
図2(B)に示されるように、仕切金具50には、その頂板部78に内周部から外周側へ向って周方向に沿った寸法が広がる扇状の開口部88が複数個(本実施形態では、4個)穿設されている。この開口部88を通して収納室80は副液室58と互いに連通している。また図2(A)に示されるように、仕切部材48の底板部90にも、仕切金具50の開口部88と同様の形状及び開口面積を有する開口部92が複数個(本実施形態では、4個)穿設されている。この開口部92を通して収納室80は、主液室56と互いに連通している。また収納室80内には、ゴムを素材として略円板状に形成された可動板94が収納されている。
可動板94は、その厚さが径方向に沿った任意の部位で略一定とされた円板状に形成されている。ここで、可動板94の厚さPT(図2(A)参照)は、収納室80の軸方向に沿った厚さSTよりも所定寸法短くなっている。具体的には、例えば、可動板94の厚さPT収納室80の厚さSTとの差は、相対的に低周波振動であるシェイク振動の振幅よりも短く、かつ相対的に高周波振動であるアイドル振動の振幅よりも長くなるように設定されている。これにより、収納室80内に収納された可動板94と仕切金具50の頂板部78及び仕切部材48の底板部90との間には軸方向に沿って低周波振動と高周波振動との振幅差に対応する幅dTの隙間が形成される。
図2(A)に示されるように、可動板94の外周端は、底板部90の開口部92及び仕切金具50の開口部88の外周端よりも外周側まで延出している。また可動板94の外径は収納室80の内径よりも僅かに小さくなっている。これにより、可動板94は、収納室80内に収納された状態で、軸方向に沿って幅dTの範囲内で往復移動(振動)可能となる。
図2(A)に示されるように、仕切金具50の頂板部78の下面側及び仕切部材48の底板部90の上面側には、その開口部88,92を除く領域にそれぞれ薄膜状の緩衝膜材110,112が貼り付けられている。この緩衝膜材110,112はゴム組成物を素材として加硫成形されており、頂板部78及び底板部90にそれぞれ加硫接着されている。緩衝膜材110,112の素材となるゴム組成物としては、例えば、防振等の用途に使用されている各種のゴムが使用可能であり、具体的には、天然ゴム(NR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)あるいはこれらの混合ゴムが使用され、このようなゴム成分中に硫黄、モルホリンジスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィド等の加硫剤が添加されると共に、必要に応じて加硫促進剤、補強材、加硫助剤、軟化剤、加工助剤、老化防止剤、充填材等が配合されたものが使用される。
ここで、緩衝膜材110,112は、その厚さが0.5mm〜5mmの範囲内となるように成形されている。すなわち、緩衝膜材110,112の厚さが0.5mmよりも薄いと、後述する高周波振動の入力時に、可動板94が頂板部78及び底板部90に衝突する際の緩衝能力が不足して打音を効果的に低減できず、また緩衝膜材110,112の厚さが5mmよりも厚いと、後述する低周波振動の入力時に、可動板94が頂板部78及び底板部90に密着した際に、可動板94と頂板部78又は底板部90との間に隙間ができ、この隙間から液体のリークが発生し易くなる。
なお、本実施形態では、緩衝膜材110,112を加硫成形すると同時に、この緩衝膜材110,112を成形モール内にインサートコアとして装填された仕切金具50の頂板部78及び仕切部材48の底板部90に加硫接着しているが、予めフィルム状に成形された緩衝膜材110,112を接着剤等により頂板部78及び底板部90に接着するようにしても良い。
また本実施形態では、緩衝膜材110,112をゴム組成物により形成したが、緩衝膜材110,112は、基本的に粘弾性を有する薄膜状のものであれば良く、例えば、ペースト状のシーリング剤を仕切金具50の頂板部78及び仕切部材48の底板部90にそれぞれ塗布し、これを硬化させることにより、緩衝膜材を形成するようにしても良い。このようなシーリング剤としては、例えば、公知のシリコーン系、変性シリコーン系、ポリサルファイド系、アクリルウレタン系、ポリウレタン系、SBR系、ブチルゴム系のシーリング剤が使用可能である。
次に、上記のように構成された本発明の第1の実施形態に係る防振装置10の作用について説明する。
防振装置10では、エンジン又は車体側からの振動入力時に、吸振主体である弾性体16が振動により弾性変形すると、この振動が弾性体16によって減衰吸収される。
また防振装置10では、エンジン又は車体側からの振動入力時に、この振動入力に同期して弾性体16が弾性変形すると共に主液室56内の液圧が変化する。この液圧変化に伴って、オリフィス66を通して主液室56と副液室58との間に液体が相互に流通すると共に、主液室56に連通した収納室80内に収納された可動板94には、入力振動に同期して周期的に変化する液圧(圧力波)が作用する。これにより、可動板94は、主液室56内の液圧変化に伴って軸方向に沿って上下へ振動する。このとき、可動板94は、収納室80内で主液室56内の液圧変化に同期して上下へ振動すると同時に、緩衝膜材110,112を介して仕切金具50における頂板部78及び仕切部材48における底板部90にそれぞれ当接及び離間する動作を繰り返す。
防振装置10では、上記したように、主液室56内の液圧変化に同期して可動板94の表裏面が仕切金具50の頂板部78及び仕切部材48の底板部90に当接及び離間する動作を繰り返すと、その移動時に可動板94と頂板部78の開口部88及び底板部90の開口部92との間に、幅dT(図2(A)参照)の範囲内で可動板94の軸方向に沿った位置に対応する幅の隙間が形成されることから、この隙間及び開口部88,92を通って主液室56と副液室58との間で液体が相互に流通する現象が生じ得る。一方、防振装置10では、主液室56内の液圧変化に同期して振動する可動板94が仕切金具50の頂板部78及び仕切部材48の底板部90の一方に密着すると、可動板94により開口部92及び開口部88の一方が閉止されて収納室80が閉塞した状態となるので、収納室80を通って主液室56と副液室58との間で液体が流通することが実質的に阻止される。
具体的には、防振装置10では、入力振動の周波数がシェイク振動の周波数(例えば、8〜12Hz)以下で、その振幅が大きい場合(例えば、0.5mm〜1mm程度の場合)には、可動板94が仕切部材48の底板部90又は仕切金具50の頂板部78に密着した状態となり、開口部88,92の一方が塞がれる。これにより、収納室80内を通って液体が主液室56と副液室58との間を実質的に流通することがなくなり、オリフィス66のみを通して主液室56と副液室58との間で液体が相互に流通する。ここで、オリフィス66は、その路長及び断面積がシェイク振動に適合するようにチューニングされている。この結果、防振装置10では、入力振動が特にシェイク振動の場合には、オリフィス66を流通する液体に共振現象(液柱共振)が生じ、この液柱共振の作用によって入力振動を効果的に減衰できる。
また防振装置10では、入力振動の周波数がシェイク振動の周波数よりも高く、その振幅が小さい場合、例えば、入力振動がアイドル振動(例えば、20〜30Hz)で、その振幅が0.1mm〜0.2mm程度の場合には、シェイク振動に適合するようにチューニングされたオリフィス66が目詰まり状態となり、オリフィス66には液体が流れ難くなるが、可動板94が収納室80内で入力振動に同期して上下へ振動することにより、可動板94と頂板部78及び底板部90との間に隙間が形成されることから、開口部88,92及び収納室80内を通って主液室56と副液室58との間で液体の流通が生じるので、主液室56内の液圧上昇に伴う動ばね定数の上昇を抑えることができ、このような高周波振動の入力時も弾性体16の動ばね定数を低く維持し、この弾性体16の弾性変形等により高周波振動も効果的に吸収できる。
また本実施形態に係る防振装置10では、粘弾性(ゴム状弾性)を有する薄膜状の緩衝膜材110,112が仕切金具50の頂板部78下面側における開口部88を除く領域及び仕切部材48の底板部90上面側における開口部92を除く領域にそれぞれ固着されていることにより、エンジン又は車体側からの振動入力時に可動板94が収納室80内で振動し、この振動に同期して可動板94が頂板部78及び底板部90に当接(衝突)する際に、この衝突により生じる衝撃力がゴム状弾性を有する緩衝膜材110,112により吸収されるので、入力振動に同期して可動板94が頂板部78又は底板部90に衝突することにより生じる打音の音圧を効果的に低減できる。
なお、以上説明した本実施形態に係る防振装置10では、収納室80内に収納される可動板94として径方向に沿った任意の位置で厚さが略一定の円板状のものを用いていたが、このような可動板94に代えて、例えば、図3に示されるように、厚さが外周側から中心部へ向って徐々に厚くなるような可動板100を適用しても良い。この可動板100は、その厚さ方向に沿った表面部及び裏面部がそれぞれ凸状の湾曲面(球面)からなる略凸レンズ状に形成されており、これらの表面部及び裏面部の形状が互いに略面対称となっている。ここで、可動板100の中心部における厚さは、収納室80の軸方向に沿った厚さよりも厚くなっている。これにより、収納室80内に収納された可動板100は、その中心部が仕切金具50の頂板部78と仕切部材48の底板部90との間で軸方向に沿って圧縮された状態で挟持され、この中心部に対して外周側の撓み部96が外嵌部74及び底板部90から軸方向に沿って離間した状態となる。
可動板100の外径は収納室80の内径よりも僅かに小さいか、収納室80の内径と略等しくなっている。これにより、可動板100は、収納室80内に収納された状態で、頂板部78及び底板部90にそれぞれ圧接した中心部付近を支点(揺動中心)として撓み部96が軸方向に沿って上下するように揺動可能に支持される。また可動板100の外周端は、底板部90の開口部92及び仕切金具50の開口部88の外周端よりも外周側まで延出している。
可動板100は、エンジン又は車体側からの振動入力時に、その中心部付近を支点として収納室80内で僅かに揺動すると共に、撓み部96が主液室56内の液圧変化に伴って軸方向に沿って上下へ撓み変形する。このとき、撓み部96は、収納室80内で主液室56内の液圧変化に同期して上下へ撓み変形すると同時に、仕切金具50における頂板部78及び仕切部材48における底板部90に当接及び離間する動作を繰り返す。
図3に示される可動板100を用いた防振装置10でも、主液室56内の液圧変化に同期して撓み変形する撓み部96が仕切金具50の頂板部78及び仕切部材48の底板部90に当接及び離間する動作を繰り返すと、可動板94の外周端と収納室80の内周面との間に撓み量に対応する幅の隙間が形成されることから、この隙間及び開口部88,92を通って主液室56と副液室58との間で液体が相互に流通する現象が生じ得る。一方、防振装置10では、主液室56内の液圧変化に同期して撓み変形する撓み部96が仕切金具50の頂板部78及び仕切部材48の底板部90の一方に密着すると、撓み部96により開口部92及び開口部88の一方が閉止されて収納室80が閉塞した状態となるので、収納室80を通って主液室56と副液室58との間で液体が流通することが実質的に阻止される。
従って、防振装置10に略凸レンズ状の可動板100を適用した場合でも、ゴム状弾性を有する薄膜状の緩衝膜材110,112を仕切金具50の頂板部78下面側における開口部88を除く領域及び仕切部材48の底板部90上面側における開口部92を除く領域にそれぞれ固着することにより、エンジン又は車体側からの振動入力時に可動板100の撓み部96が上下へ繰り返して撓み変形し、この撓み変形に同期して可動板94の撓み部96が頂板部78及び底板部90に当接(衝突)する際に、この衝突により生じる衝撃力がゴム状弾性を有する緩衝膜材110,112により吸収されるので、入力振動に同期して撓み部96が頂板部78又は底板部90に衝突することにより生じる打音の音圧を効果的に低減できる。
本発明の第1の実施形態に係る防振装置の構成を示す断面図である。 図1に示される可動板を収納した仕切部材及び仕切金具の構成を示す側面断面図及び斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る防振装置における可動板の他の例を示す側面断面図である。
符号の説明
10 防振装置
12 内筒金具(取付部材)
14 外筒金具(取付部材)
16 弾性体
48 仕切部材
50 仕切金具(仕切部材)
54 ダイヤフラム
56 主液室
58 副液室
66 オリフィス(制限通路)
78 頂板部(開口周縁部)
80 収納室
88 開口部
90 底板部(開口周縁部)
92 開口部
94 可動板
100 可動板
110、112 緩衝膜材

Claims (5)

  1. 振動発生部及び振動受部の一方に連結される第1の取付部材と、
    振動発生部及び振動受部の他方に連結される第2の取付部材と、
    前記第1の取付部材と前記第2の取付部材との間に配置された弾性体と、
    液体が封入され、前記弾性体を隔壁の一部として該弾性体の変形に伴い内容積が変化する主液室と、
    液体が封入され、隔壁の少なくとも一部がダイヤフラムにより形成されて拡縮可能とされた副液室と、
    前記主液室と前記副液室との間を区画し、内部に中空状の収納室が設けられると共に、該収納室を前記主液室及び前記副液室にそれぞれ連通させる開口部が形成された仕切部材と、
    前記主液室と前記副液室とを連通する制限通路と、
    前記収納室内に液体が流通することを制限するように配設されると共に、前記仕切部材における前記開口部が開口した開口周縁部との間に径方向全域に亘って所定寸法の隙間を形成し、前記第1又は第2の取付部材への振動入力時に前記隙間の範囲内で振動し、該振動に同期して前記開口周縁部に対して接離する可動板と、
    前記収納室の内壁面における少なくとも開口周縁部に固着され、粘弾性を有するゴム組成物で形成され、厚みが0.5mmから5.0mmの範囲内に設定された薄膜状の緩衝膜材と、
    を有することを特徴とする防振装置。
  2. 前記開口部は、内周部から外周側へ向かって周方向に沿った寸法が広がる扇状であること、を特徴とする請求項1に記載の防振装置。
  3. 前記緩衝膜材をゴム組成物により加硫成形すると共に、該緩衝膜材を前記収納室の内壁面における少なくとも開口周縁部に加硫接着したことを特徴とする請求項1記載の防振装置。
  4. 前記緩衝膜材をペースト状のシーリング剤を前記収納室の内壁面における少なくとも開口周縁部に塗布し、該シーリング剤を硬化させて形成してことを特徴とする請求項1記載の防振装置。
  5. 前記可動板を、その厚さ方向に沿った表裏面がそれぞれ凸状の湾曲面からなる略凸レンズ状に形成すると共に、該可動板の表裏面における中心部がそれぞれ前記仕切部材の内壁面に圧接するように前記収納室内に収納し、
    前記第1又は第2の取付部材への振動入力時に、該振動入力に同期して前記可動板前における前記収納室の内壁面に圧接する中心部に対して外周側の撓み領域が、前記開口周縁部に対して接離することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の防振装置。
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