JP4716921B2 - 冷菓及び冷菓を作る方法 - Google Patents

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本発明は、炭酸ガスハイドレート(Carbon Dioxide Hydrate)を利用して生成する冷菓及び冷菓を作る方法に関する。
代表的な冷菓としては、カキ氷、アイスクリーム、シャーベット、フローズン飲料、フルーツポンチ等がある。近年、このような冷菓に新食感をもたらす様々な工夫がなされている。そのうちの一つとして、炭酸水を混入させる試みがなされている。例えば、フローズン飲料に炭酸水を混ぜて炭酸フローズン飲料とするが如き試みである。
特許文献1には、そのような炭酸フローズン飲料を製造する装置が開示されている。つまり、特許文献1には、シロップと炭酸水入りの希釈水とを冷却し攪拌することで、炭酸水に溶存していた炭酸ガスが発泡してその細かな気泡がシャーベット状の飲料中に混入し、炭酸フローズン飲料が製造されることが示されている。そして、炭酸フローズン飲料は、体積膨張率が高く、無炭酸フローズン飲料と比べて口当たりがソフトで清涼感があると述べられている(段落0003、0017等参照)。
特開2000−163651 特開2001−299298
前述したように、冷菓、例えばフローズン飲料に炭酸水を混入させることで新食感を追求する試みが既になされている。この場合、特許文献1にも記載されている通り、口当たりのソフトさや清涼感がもたらされる。
これに対して、この出願の発明者等は、炭酸が持つ食感の刺激性に着目し、刺激的な食感を冷菓にもたらすことを意図して鋭意、冷菓の開発を進めた。その結果、炭酸ガスハイドレートを利用して生成する冷菓を創案するに至った。
本発明は、器に注ぎ入れられた水素イオン濃度(pH)に応じて色調が変化する色素が混入されて二酸化炭素ガスとは水素イオン濃度が異なる流動体からなる飲料に、二酸化炭素ガスをゲストガスとするスラリー状のガスハイドレートを脱水して固めて生成したペレット状のガスハイドレートを入れて、冷菓を構成した。
本発明は、水素イオン濃度(pH)に応じて色調が変化する色素が混入されて二酸化炭素ガスとは水素イオン濃度が異なる流動体からなる飲料を器に注ぎ入れる工程と、二酸化炭素ガスをゲストガスとするスラリー状のガスハイドレートを脱水して固めて生成したペレット状のガスハイドレートを前記器に注ぎ入れられた前記飲料に入れる工程と、によって冷菓を作るようにした。
本発明によれば、口に入れて溶けることでガスハイドレートの圧力が解放され、したがって、擬態的に表現すると炭酸特有のシュワシュワ感の他に、口中で冷菓が弾けるような刺激的な食感を生じさせることができる。
本発明の実施の形態を図1ないし図6に基づいて説明する。
本実施の形態の冷菓101は、二酸化炭素ガスをゲストガスとするガスハイドレート102から構成されている。ガスハイドレート102は、水分子が構成するクラスター(かご構造)の中に原料ガスである二酸化炭素ガスの分子をゲストとして取り込んだ包接水和物である。このような二酸化炭素ガスをゲストガスとするガスハイドレート102は、炭酸ガスを加圧した状態で取り込んでいるので、気体状態の二酸化炭素ガスに比べてより多くの二酸化炭素ガスを包蔵し、例えば−5℃程度の環境で大きな自己保存効果を発揮する。
このようなガスハイドレート102としては、様々な形態のものを用いることができる。一例として、規定圧力で加圧した規定温度下で二酸化炭素ガスを水に混入させて当該水を攪拌して生成したスラリー状のガスハイドレート102を用いることができる(図1参照)。この場合の規定圧力は、一例として20気圧である。また、規定温度は、一例として−5℃である。別の一例として、当該スラリー状のガスハイドレートを脱水して固めて生成したペレット状のガスハイドレートを砕いてカキ氷状にしたガスハイドレート102を用いることができる(図2参照)。更に別の一例として、スラリー状のガスハイドレート102を脱水して固めて生成したペレット状のガスハイドレート102を固体状、半流動体状又は流動体状の飲食物103(例えば、アイスクリーム、ソフトクリーム、カクテル、シロップ等)に混入させて冷菓101を構成しても良い(図3〜図6参照)。
したがって、本実施の形態の冷菓101によれば、口に入れて溶けることでガスハイドレート102の圧力が解放されるので、擬態的に表現すると炭酸特有のシュワシュワ感の他に、口中で冷菓101が弾けるような刺激的な食感を生じさせることができる。これにより、消費者のより高い趣向に応えることができる。
また、ガスハイドレート102中のゲストである二酸化炭素ガスの割合(再ガス化の割合)を調節することで、口の中で溶けた時の液中の炭酸ガス濃度を変えることができる。これにより、バリエーションに富んだ食感を楽しむことができる。
更に、スラリー状のガスハイドレート102を脱水して固めて生成したペレット状のガスハイドレート102を流動体状の飲食物103(例えば、カクテル、シロップ等)に混入させて冷菓101を構成する場合、飲食物103には、水素イオン濃度(pH)に応じて色調が変化する色素を混入することができる。この場合、飲食物103を構成するカクテルやシロップ等の飲食物103を、炭酸ガスの水素イオン濃度(pH)と異なる水素イオン濃度(pH)としておく。これにより、ガスハイドレート102が溶けることによって出現する二酸化炭素ガスによって飲食物103の水素イオン濃度(pH)に変化が生じ、その色調の変化を楽しむことが可能となる。
以下、図1ないし図6を参照し、各種の冷菓101について説明する。
図1は、実施の一形態として、シャーベット状あるいはフローズン飲料状に構成された冷菓101を示す斜視図である。冷菓101の器104としては、台座104aの上に細長い脚104bを介して逆三角錐状に形成された器本体104cが取り付けられた形状のガラス製の器104が用いられている。この器104にシャーベット状あるいはフローズン飲料状に構成されたガスハイドレート102が盛られている。この場合のガスハイドレート102は、規定圧力(例えば20気圧)で加圧した規定温度(例えば−5℃)下で二酸化炭素ガスを水に混入させ、当該水を攪拌して生成したスラリー状のガスハイドレート102である。
シャーベット状あるいはフローズン飲料状のガスハイドレート102の上には、サクランボや一口大に切断されたりんご、バナナ、メロン等のフルーツ105が盛り付けられている。したがって、冷菓101は、フルーツシャーベットとして構成されている。
この場合、スラリー状にしたガスハイドレート102に対して、このガスハイドレート102が溶けないようにフルーツの果肉や果汁、砂糖等を素早く混ぜ合わせて即座に冷却することで、より美味しさを増すことができる。
このような構成において、器104に添えられたスプーン106でシャーベット状あるいはフローズン飲料状になったガスハイドレート102を掬い、口に入れると、ガスハイドレート102が溶けてその圧力が解放される。これにより、擬態的に表現すると炭酸特有のシュワシュワ感の他に、口中で冷菓101が弾けるような刺激的な食感を生じさせることができる。
図2は、別の実施の一形態として、カキ氷状に構成された冷菓101を示す斜視図である。冷菓101の器104としては、平べったく口が大きく開いた形状を有する陶器又は磁器等からなる器104が用いられている。この器104には、カキ氷状にされたガスハイドレート102が盛られている。この場合のガスハイドレート102は、図1に例示したスラリー状のガスハイドレート102を脱水して固めて生成したペレット状のガスハイドレート102とし、これを公知の一般的なカキ氷製造機によって砕いてカキ氷状にしたガスハイドレート102である。
カキ氷状のガスハイドレート102の上には、イチゴやレモンなどの味のついたシロップ107をかける。あるいは、シロップ107を例えば抹茶味とし、図示しない宇治金時を乗せても良い。
このような構成において、ガスハイドレート102にシロップ107をかけると、シロップ107の温度でガスハイドレート102が解け、その部分に擬態的に表現するとプチプチッと弾けるような動的変化が現われる。これにより、視覚的な面白みを見るものに与えることができる。
また、カキ氷状になったガスハイドレート102を口に入れると、ガスハイドレート102が溶けてその圧力が解放される。これにより、擬態的に表現すると炭酸特有のシュワシュワ感の他に、口中で冷菓101が弾けるような刺激的な食感を生じさせることができる。そして、弾けたガスハイドレート102にはシロップ107がかかっているので、シロップ107が口中に広がり、今までにない新味な食感の発生が促される。
図3は、別の実施の一形態として、アイスクリーム(飲食物103)にペレット状のガスハイドレート102を混入して構成した冷菓を示す縦断正面図である。冷菓101の器104としては、平べったい円筒カップ状の器本体104cに蓋104dが着脱自在に取り付けられた紙製やプラスチック製等の器104が用いられている。この器104には、固体状の飲食物103として、アイスクリームが盛られている。そして、アイスクリームには、図1に示すスラリー状のガスハイドレート102を脱水して固めて生成したペレット状のガスハイドレート102が混入されている。つまり、卵黄、卵白、砂糖、生クリーム等を混ぜ合わせたものに、ペレット状のガスハイドレート102を素早く混ぜ合わせ、これを即座に冷凍することで、ペレット状のガスハイドレート102がアイスクリーム形態の飲食物103に混入した冷菓101が生成される。
このような構成において、冷菓101を口に入れると、アイスクリーム形態の飲食物103と共にペレット状のガスハイドレート102が口に入る。ガスハイドレート102は口中溶け、その圧力が解放される。これにより、擬態的に表現すると炭酸特有のシュワシュワ感の他に、口中で冷菓101が弾けるような刺激的な食感を生じさせることができる。この場合、ガスハイドレート102の密度に応じて、冷菓101を口に入れた際に同時に口に入るガスハイドレート102の確率が調節される。
なお、飲食物103としてアイスクリームを用いる場合、図3に例示するようなカップ入りアイスクリームの形態に限らず、アイス最中やアイスドラ焼き等のような各種の形態として実現することが可能である。また、固体状の飲食物103としては、アイスクリームの他、ゼリー等にも適用することができる。
図4は、別の実施の一形態として、ソフトクリーム(飲食物103)にペレット状のガスハイドレート102を混入して構成した冷菓を示す正面図である。冷菓101の器104としては、紙製やプラスチック製等の円筒カップ状の器104が用いられている。この器104には、半流動体状の飲食物103として、ソフトクリームが盛られている。そして、ソフトクリームには、図1に示すスラリー状のガスハイドレート102を脱水して固めて生成したペレット状のガスハイドレート102が混入されている。つまり、卵黄、卵白、砂糖、生クリーム等を混ぜ合わせたものに、ペレット状のガスハイドレート102を素早く混ぜ合わせ、これを即座に冷凍することで、ペレット状のガスハイドレート102がソフトクリーム形態の飲食物103に混入した冷菓101が生成される。
このような構成において、冷菓101を口に入れると、ソフトクリーム形態の飲食物103と共にペレット状のガスハイドレート102が口に入る。ガスハイドレート102は口中溶け、その圧力が解放される。これにより、擬態的に表現すると炭酸特有のシュワシュワ感の他に、口中で冷菓101が弾けるような刺激的な食感を生じさせることができる。この場合、ガスハイドレート102の密度に応じて、冷菓101を口に入れた際に同時に口に入るガスハイドレート102の確率が調節される。
なお、飲食物103としてソフトクリームを用いる場合、図4に例示するようなカップ入りソフトクリームの形態に限らず、シューアイス等のような各種の形態として実現することが可能である。また、固体状の飲食物103としては、アイスクリームの他、ヨーグルト等にも適用することができる。
図5は、更に別の実施の一形態として、カクテル(飲食物103)にペレット状のガスハイドレート102を混入して構成した冷菓を示す正面図である。冷菓101の器104としては、台座104aの上に細長い脚104bを介して逆三角錐状に形成された器本体104cが取り付けられたカクテルグラス形状のガラス製の器104が用いられている。この器104には、流動体状の飲食物103として、カクテルが注ぎ入れられている。そして、カクテルには、図1に示すスラリー状のガスハイドレート102を脱水して固めて生成したペレット状のガスハイドレート102が混入されている。
また、飲食物103としてカクテルには、水素イオン濃度(pH)に応じて色調が変化する色素、例えば赤キャベツ由来のアントシアニン系色素が混入されている。そして、カクテルの水素イオン濃度(pH)を適度な弱アルカリ性にしておく。
このような構成において、飲食物103であるカクテルに混入されたガスハイドレート102は、温度上昇に伴いカクテルの内部で溶け出し、その圧力が解放される。これにより、カクテルの内部で、擬態的に表現すると炭酸特有のシュワシュワッとした状態が倍増される。そこで、そのような炭酸特有のシュワシュワッとした状態が倍増されているカクテルを飲めば、炭酸が口中で弾けるような刺激的な感覚を楽しむことができる。あるいは、ガスハイドレート102をそのまま口に含めば、炭酸が口中で弾けるような更に刺激的でファンタスティックな感覚を味わうことができる。味覚的側面からは、更に、ガスハイドレート102にカクテルとは異なる味覚をもつ成分を添加しておけば、ガスハイドレート102が溶け出す前後で、異なる味覚を楽しむことができる。
擬態的に表現すると炭酸特有のシュワシュワッとした状態は、視覚的も見る者の目を楽しませる。特に、本実施の形態では、ガスハイドレート102が溶け出して内部圧力が解放されることで、そのシュワシュワッとした視覚的効果が一層倍増され、新味な視覚演出効果が発揮される。このような視覚演出効果は、カクテルという遊びの要素が強い商品にとって重要なことである。視覚的な側面からは、更に、ガスハイドレート102のペレット形状を工夫することで、カクテルが本来的に有している様々な色彩とマッチングさせることができ、視覚的な楽しさをより一層倍化させることができる。
加えて、カクテルの水素イオン濃度(pH)は適度な弱アルカリ性にしてあるのに対して、ガスハイドレート102が溶け出して二酸化炭素ガスが飛び出すにつれ、カクテルは弱酸性に変化する。これにより、カクテルの水素イオン濃度(pH)が徐々に変化し、これに応じてカクテルに混入されているアントシアニン系色素が紫色から赤桃色に変化する。したがって、カクテルに色調変化が生じ、視覚的面白さを倍加させることができる。水素イオン濃度(pH)の変化に応じたアントシアニン系色素の色調変化については、特許文献2を参照されたい。
なお、実施に際しては、流動体の飲食物103として、カクテルに限らず、他のアルコール飲料や非アルコール飲料にも適用することができる。
図6は、更に別の実施の一形態として、シロップ(飲食物)にペレット状のガスハイドレートや各種フルーツ等を混入して構成した冷菓を示す縦断正面図である。つまり、本実施の形態は、フルーツポンチへの適用例である。冷菓101の器104としては、平べったく口が大きく開いた形状を有する陶器又は磁器等からなる器104が用いられている。この器104には、流動体状の飲食物103として、シロップ水が注ぎ入れられている。このシロップ水には、必要に応じてアルコールが加えられる。そして、シロップ水には、図1に示すスラリー状のガスハイドレート102を脱水して固めて生成したペレット状のガスハイドレート102が混入されている。更に、蜜豆108、サクランボや一口大に切断されたりんご、バナナ、メロン、洋ナシ、オレンジ等のフルーツ105が盛り付けられている。
このような構成において、飲食物103であるシロップ水に混入されたガスハイドレート102は、温度上昇に伴いシロップ水の内部で溶け出し、その圧力が解放されて二酸化炭素ガスが飛び出す。これにより、フルーツポンチには不可欠な炭酸をシロップ水に供給することができる。そして、ガスハイドレート102をそのまま口に含めば、炭酸が口中で弾けるような刺激的でファンタスティックな感覚を味わうことができる。
擬態的に表現すると炭酸特有のシュワシュワッとした状態は、視覚的も見る者の目を楽しませる。特に、本実施の形態では、ガスハイドレート102が溶け出して内部圧力が解放されることで、そのシュワシュワッとした視覚的効果が一層倍増され、新味な視覚演出効果が発揮される。このような視覚演出効果は、フルーツポンチという遊びの要素が強い商品にとって重要なことである。視覚的な側面からは、更に、ガスハイドレート102のペレット形状を工夫することで、フルーツポンチに盛り付けられているフルーツ105や蜜豆108の色彩及び形状とマッチングさせることができ、視覚的な楽しさをより一層倍化させることができる。
施の一形態として、シャーベット状あるいはフローズン飲料状に構成された冷菓を示す斜視図である。 の実施の一形態として、カキ氷状に構成された冷菓を示す斜視図である。 の実施の一形態として、アイスクリーム(飲食物)にペレット状のガスハイドレートを混入して構成した冷菓を示す縦断正面図である。 の実施の一形態として、ソフトクリーム(飲食物)にペレット状のガスハイドレートを混入して構成した冷菓を示す正面図である。 に別の実施の一形態として、カクテル(飲食物)にペレット状のガスハイドレートを混入して構成した冷菓を示す正面図である。 に別の実施の一形態として、シロップ(飲食物)にペレット状のガスハイドレートや各種フルーツ等を混入して構成した冷菓を示す縦断正面図である。
符号の説明
101 冷菓
102 ガスハイドレート

Claims (5)

  1. 器に注ぎ入れられた水素イオン濃度(pH)に応じて色調が変化する色素が混入されて二酸化炭素ガスとは水素イオン濃度が異なる流動体からなる飲料に、二酸化炭素ガスをゲストガスとするスラリー状のガスハイドレートを脱水して固めて生成したペレット状のガスハイドレートを入れた、ことを特徴とする冷菓。
  2. 前記ガスハイドレートは、規定圧力で加圧した規定温度下で二酸化炭素ガスを水に混入させて当該水を攪拌して生成したスラリー状のガスハイドレートである、ことを特徴とする請求項1記載の冷菓。
  3. 前記ガスハイドレートに、このガスハイドレートを入れる前記飲料とは異なる味覚をもつ成分を添加した、ことを特徴とする請求項1又は2記載の冷菓。
  4. 冷菓を作る方法であって、
    水素イオン濃度(pH)に応じて色調が変化する色素が混入されて二酸化炭素ガスとは水素イオン濃度が異なる流動体からなる飲料を器に注ぎ入れる工程と、
    二酸化炭素ガスをゲストガスとするスラリー状のガスハイドレートを脱水して固めて生成したペレット状のガスハイドレートを前記器に注ぎ入れられた前記飲料に入れる工程と、
    を特徴とする冷菓を作る方法。
  5. 前記ガスハイドレートは、前記流動体からなる飲料とは異なる味覚をもつ成分を添加したものである、ことを特徴とする請求項4記載の冷菓を作る方法。
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