JP4716912B2 - 電子写真用トナー - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真法、静電記録法、静電印刷法等において形成される潜像の現像に用いられる電子写真用トナー及びその製造方法に関する。
近年、プリンターの小型化、高速化及び高画質化に伴い、トナーにも高い性能が要求されている。なかでもフルカラープリンターに対するこれらの要求が顕著であり、特に、プリンターの高速化に対しては、トナーの耐久性の向上が求められている。トナーの耐久性を改良する技術として、主に結着樹脂、荷電制御剤、外添剤等についての検討がなされており、特に、外添剤についての検討が多数行われている。
特許文献1には、外添剤として、シリコーンオイルで表面処理されたシリカとシリコーンオイル処理が施されていない無機粉末を含有したトナーが開示されている。
特許文献2には、外添剤として、2種類の異なった平均粒径の無機微粉体を含有し、少なくとも1種類の無機微粉体がシリコーンオイルによって表面処理が施されたトナーが開示されている。
特許文献3には、互いに疎水化処理剤及び平均粒径が異なる3種類の外添剤を含有するトナーが開示されている。
特開2000−131888号公報 特開2000−298373号公報 特開2004−258265号公報
従来の複数の無機微粒子を含有したトナーは、クリーニングブレードを実装した一成分現像機において印刷すると、現像ローラー上のスジや、感光体上のフィルミングが発生しやすい傾向があり、良好な画像を提供することが困難である。よって、耐久性に優れたトナーの開発が要望されている。
本発明の課題は、複数の無機微粒子を含有した場合でも、クリーニングブレードを実装した現像機による印刷において、現像ローラー上のスジや、感光体上のフィルミングが発生することなく良好な耐久性を有する電子写真用トナー及びその製造方法を提供することにある。
本発明は、
(1)結着樹脂を含有してなる樹脂微粒子及び外添剤を含有してなる電子写真用トナーであって、前記外添剤がシランカップリング剤で疎水化処理された平均一次粒子径が5〜20nmの無機微粒子(無機微粒子a)及びシリコーンオイルで疎水化処理された平均一次粒子径が5〜20nmの無機微粒子(無機微粒子b)を含有してなり、前記無機微粒子aと無機微粒子bの平均一次粒子径の粒径差が5nm以下であり、前記無機微粒子aと無機微粒子bの重量比(無機微粒子a/無機微粒子b)が60/40〜80/20である電子写真用トナー、及び
(2)結着樹脂を含有してなる樹脂微粒子と、少なくともシランカップリング剤で疎水化処理された平均一次粒子径が5〜20nmの無機微粒子(無機微粒子a)及びシリコーンオイルで疎水化処理された平均一次粒子径が5〜20nmの無機微粒子(無機微粒子b)とを混合する工程を有する電子写真用トナーの製造方法であって、前記無機微粒子aと無機微粒子bの平均一次粒子径の粒径差が5nm以下であり、前記無機微粒子aと無機微粒子bの重量比(無機微粒子a/無機微粒子b)が60/40〜80/20である電子写真用トナーの製造方法
に関する。
本発明の電子写真用トナーは、複数の無機微粒子を含有した場合でも、クリーニングブレードを実装した現像機による印刷において、現像ローラー上のスジや、感光体上のフィルミングが発生することなく良好な耐久性を有するという優れた効果を奏するものであり、また、本発明の方法により、上記効果に優れた電子写真用トナーを得ることができる。
本発明の電子写真用トナーは、結着樹脂を含有する樹脂微粒子及び外添剤を含有する電子写真用トナーであって、前記外添剤がシランカップリング剤で疎水化処理された平均一次粒子径が5〜20nmの無機微粒子(無機微粒子a)及びシリコーンオイルで疎水化処理された平均一次粒子径が5〜20nmの無機微粒子(無機微粒子b)を含有し、前記無機微粒子aと無機微粒子bの平均一次粒子径の粒径差が5nm以下であり、前記無機微粒子aと無機微粒子bの重量比(無機微粒子a/無機微粒子b)が60/40〜80/20である点に大きな特徴を有する。
従来、複数の無機微粒子を含有するトナーが開示されているが、いずれのトナーも、互いに粒径の異なる無機微粒子を含有するトナーである。これは、連続印刷、特にストレスの強い一成分現像での印刷における小粒径無機微粒子の埋め込みを大粒径無機微粒子により抑制する技術と考えられるが、大粒径無機微粒子はトナーへの付着力が弱いためトナーから遊離しやすく、流動性悪化による画像劣化が問題となる。一方、小粒径無機微粒子のみを含有するトナーでは、ストレスによる小粒径無機微粒子の埋め込みでトナーの劣化による画像劣化が問題となる。しかし、本発明のトナーでは、互いに同程度の粒径を有し、異なる疎水化処理剤で処理された2種類の無機微粒子が特定の比率で樹脂微粒子に外添されているため、その詳細なる理由は不明なるも、意外にも、クリーニングブレードによる現像ローラー上のスジ及び現像ブレードによる感光体上のフィルミングの発生が抑制されるという驚くべき効果が奏されることが判明した。
無機微粒子aはシランカップリング剤により疎水化処理されている。シランカップリング剤としては、イソブチルトリメトキシシラン、イソブチルメトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、ヘキサメチルジシラザン、ジメチルジクロロシラン、ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキンサン等が挙げられるが、これらの中では、無機微粒子bとの分散性及び耐久性の観点から、ヘキサメチルジシラザン(HMDS)が好ましい。
シランカップリング剤による処理量は、疎水化度を高め、耐久性を向上させる観点から、疎水化処理前の無機微粒子100重量部に対して、1〜50重量部が好ましく、5〜35重量部がより好ましい。
無機微粒子aの平均一次粒子径は、耐久性の観点から、5〜20nmであり、好ましくは7〜14nmであり、より好ましくは7〜10nmである。本明細書において、無機微粒子の平均一次粒子径とは、後述の実施例に記載の個数平均粒径をいう。
無機微粒子aのBET比表面積は、耐久性の観点から、200〜380m2/gが好ましく、260〜330m2/gがより好ましい。
無機微粒子aの含有量は、樹脂微粒子100重量部に対して、耐久性の観点から、0.2〜2.0重量部が好ましく、0.5〜1.5重量部がより好ましい。
無機微粒子aの市販品としては、RX-300(日本アエロジル社製;平均一次粒子径8nm、BET比表面積300m2/g、HMDS処理シリカ)、RX-200(日本アエロジル社製;平均一次粒子径14nm、BET比表面積200m2/g、HMDS処理シリカ)、R-976(日本アエロジル社製;平均一次粒子径9nm、BET比表面積300m2/g、ジメチルジクロロシラン処理シリカ)、R-972(日本アエロジル社製;平均一次粒子径14nm、BET比表面積200m2/g、ジメチルジクロロシラン処理シリカ)等が挙げられる。
無機微粒子bは、シリコーンオイルにより疎水化処理されている。シリコーンオイルとしては、ジメチルシリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル等が挙げられるが、これらの中では、耐久性の観点から、ジメチルシリコーンオイルが好ましい。
シリコーンオイルによる処理量は、帯電性及び流動性の観点から、疎水化処理前の無機微粒子100重量部に対して、1〜30重量部が好ましく、5〜15重量部がより好ましい。
無機微粒子bの平均一次粒子径は、耐久性の観点から、5〜20nmであり、好ましくは7〜14nmであり、より好ましくは7〜10nmである。本明細書において、無機微粒子の平均一次粒子径とは、後述の実施例に記載の個数平均粒径をいう。
無機微粒子bのBET比表面積は、耐久性の観点から、200〜380m2/gが好ましく、260〜330m2/gがより好ましい。
無機微粒子bの含有量は、樹脂微粒子100重量部に対して、耐久性の観点から、0.05〜1.3重量部が好ましく、0.1〜1.0重量部がより好ましい。
無機微粒子bの市販品としては、RY-300(日本アエロジル社製;平均一次粒子径8nm、BET比表面積300m2/g、ジメチルシリコーンオイル処理シリカ)、RY-200(日本アエロジル社製;平均一次粒子径14nm、BET比表面積200m2/g、ジメチルシリコーンオイル処理シリカ)、H30TD(クラリアント社製;平均一次粒子径9nm、BET比表面積300m2/g、ジメチルシリコーンオイル処理シリカ)、H20TD(クラリアント社製;平均一次粒子径14nm、BET比表面積200m2/g、ジメチルシリコーンオイル処理シリカ)等が挙げられる。
本発明のトナーは、無機微粒子aと無機微粒子bの平均一次粒子径の粒径差が5nm以下である。従来のトナーは粒径が互いに異なる無機微粒子を含有しているが、本発明のトナーは無機微粒子の粒径を互いに同程度にすることで、現像ローラー上のスジが改善される。したがって、粒径差は、3nm以下が好ましく、1nm以下がさらに好ましい。最も好ましくは、実質的に粒径差が0nmである。
無機微粒子aと無機微粒子bの重量比(無機微粒子a/無機微粒子b)は、耐久性の観点から、60/40〜80/20であるが、流動性の観点から、65/35〜80/20がより好ましく、70/30〜80/20がさらに好ましい。
無機微粒子aと無機微粒子bの総含有量は、樹脂微粒子100重量部に対して、耐久性及び流動性の観点から、0.2〜4重量部が好ましく、0.6〜3重量部がより好ましく、0.8〜2重量部がさらに好ましい。
無機微粒子a、bの原体としては、シリカ、チタニア、アルミナ、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化セリウム、酸化鉄、酸化銅及び酸化錫からなる群より選ばれた無機酸化物が挙げられ、これらの中では、耐久性の観点から、無機微粒子a、bの少なくともいずれか一方が疎水化処理されたシリカであることが好ましく、両方とも疎水化処理されたシリカであることがより好ましい。
シリカは公知の方法で製造されたものを用いることできるが、シリカの分散性の観点から、乾式法、高温加水分解法により製造されたものが好ましい。また、無水シリカのほか、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸亜鉛などを含有するものであってもよいが、SiO2を80重量%以上含むものが好ましく、85重量%以上含むものがより好ましい。
さらに、本発明のトナーは、本発明の効果を損なわない範囲で、外添剤として、無機微粒子aと無機微粒子b以外の他の無機及び/又は有機微粒子を含有していてもよいが、耐久性及び流動性の観点から、無機微粒子aと無機微粒子bの総含有量は、外添剤中、50〜100重量%が好ましく、70〜100重量%がより好ましく、90〜100重量%であることがさらに好ましく、実質的に100重量%であることがさらに好ましい。
他の無機微粒子としては、耐久性の観点から、平均一次粒子径が20nmより大きい無機微粒子が好ましく、シランカップリング剤又はシリコーンオイルで疎水化処理された平均一次粒子径が20nmより大きい無機微粒子がより好ましく、シリコーンオイルで疎水化処理された平均一次粒子径が20nmより大きい無機微粒子であることがさらに好ましい。また、前記無機微粒子としては、シリカ、チタニア、アルミナ、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化セリウム、酸化鉄、酸化銅及び酸化錫からなる群より選ばれた無機酸化物が挙げられるが、これらの中では、耐久性の観点から、シリカであることが好ましい。他の有機微粒子としては、耐久性の観点から、メラミン系有機微粒子、アクリル系有機微粒子等が好ましい。なお、上記無機微粒子の平均一次粒子径は、前述の無機微粒子a、bと同様の方法により測定され、有機微粒子の平均一次粒子径は、有機微粒子を電界放射走査型電子顕微鏡(SEM)(日立製作所製、S-4000)を用い、5万倍の倍率で観察し、100個の粒子の平均値を平均粒径とする。
樹脂微粒子に含有される結着樹脂としては、ポリエステル、スチレン−アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート、ポリウレタン、2種以上の樹脂成分が部分的に化学結合したハイブリッド樹脂等が挙げられ、特に限定されないが、これらの中では、着色剤の分散性及び転写性の観点から、ポリエステル及びポリエステル成分とビニル系樹脂等の付加重合系樹脂成分とを有するハイブリッド樹脂が好ましく、ポリエステルがより好ましい。ポリエステルの含有量は、結着樹脂中、50〜100重量%が好ましく、80〜100重量%がより好ましく、実質的に100重量%が特に好ましい。
なお、ハイブリッド樹脂は、2種以上の樹脂を原料として得られたものであっても、1種の樹脂と他種の樹脂の原料モノマーから得られたものであっても、さらに2種以上の樹脂の原料モノマーの混合物から得られたものであってもよいが、効率よくハイブリッド樹脂を得るためには、2種以上の樹脂の原料モノマーの混合物から得られたものが好ましい。
ポリエステルは、2価以上のアルコールからなるアルコール成分と2価以上のカルボン酸化合物からなるカルボン酸成分を含む原料モノマーを縮重合させて得られる。
2価のアルコールとしては、ポリオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシエチレン(2.0)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン等のビスフェノールAのアルキレン(炭素数2又は3)オキサイド付加物(平均付加モル数1〜10)、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、ビスフェノールA、水素添加ビスフェノールA等が挙げられる。
3価以上のアルコールとしては、ソルビトール、1,4−ソルビタン、ペンタエリスリトール、グリセロール、トリメチロールプロパン等が挙げられる。
また、2価のカルボン酸化合物としては、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、フマル酸、マレイン酸等のジカルボン酸、炭素数1〜20のアルキル基又は炭素数2〜20のアルケニル基で置換されたコハク酸、これらの酸の無水物及びアルキル(炭素数1〜12)エステル等が挙げられる。
3価以上のカルボン酸化合物としては、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸(トリメリット酸)及びその酸無水物、アルキル(炭素数1〜12)エステル等が挙げられる。
なお、アルコール成分には1価のアルコールが、カルボン酸成分には1価のカルボン酸化合物が、分子量調整や耐オフセット性向上の観点から、適宜含有されていてもよい。
ポリエステルは、例えば、アルコール成分とカルボン酸成分とを不活性ガス雰囲気中にて、要すればエステル化触媒を用いて、さらには減圧下、180〜250℃の温度で縮重合することにより製造することができる。
ポリエステルの軟化点は、定着性及び耐久性の観点から、好ましくは95〜170℃、より好ましくは100〜160℃であり、ガラス転移点は50〜85℃が好ましい。また、酸価は0.1〜30mgKOH/gが、水酸基価は5〜50mgKOH/gがそれぞれ好ましい。
樹脂微粒子には、さらに、着色剤、離型剤、荷電制御剤、磁性粉、導電性調整剤、体質顔料、繊維状物質等の補強充填剤、酸化防止剤、老化防止剤、流動性向上剤、クリーニング性向上剤等の添加剤が、適宜含有されていてもよい。
着色剤としては、トナー用着色剤として用いられている染料、顔料等のすべてを使用することができ、カーボンブラック、フタロシアニンブルー、パーマネントブラウンFG、ブリリアントファーストスカーレット、ピグメントグリーンB、ローダミン−Bベース、ソルベントレッド49、ソルベントレッド146、ソルベントブルー35、キナクリドン、カーミン6B、ジスアゾエロー等が挙げられ、これらは単独で又は2種以上を混合して用いることができ、本発明のトナーは黒トナー、カラートナー、フルカラートナーのいずれであってもよい。着色剤の含有量は、結着樹脂100重量部に対して、1〜40重量部が好ましく、3〜10重量部がより好ましい。
荷電制御剤としては、ニグロシン染料、3級アミンを側鎖として含有するトリフェニルメタン系染料、4級アンモニウム塩化合物、ポリアミン樹脂、イミダゾール誘導体等の正帯電性荷電制御剤及び含金属アゾ染料、銅フタロシアニン染料、サリチル酸のアルキル誘導体の金属錯体、ベンジル酸のホウ素錯体等の負帯電性荷電制御剤が挙げられる。荷電制御剤の含有量は、結着樹脂100重量部に対して、0.1〜8重量部が好ましく、0.5〜7重量部がより好ましい。
離型剤としては、カルナウバワックス、ライスワックス等の天然エステル系ワックス、パラフィンワックス、ポリプロピレンワックス、ポリエチレンワックス、フィッシャートロプッシュ等の合成ワックス、モンタンワックス等の石炭系ワックス、アルコール系ワックス等のワックスが挙げられるが、定着性及び無機微粒子の埋め込み防止の観点から、パラフィンワックスが好ましい。これらは単独でまたは2種以上を混合して含有されていても良い。離型剤の含有量は、結着樹脂100重量部に対して、0.1〜20重量部が好ましく、0.5〜10重量部がより好ましい。
離型剤の融点は、定着性及び耐フィルミング性の観点から、60〜100℃が好ましく、65〜95℃がより好ましい。本明細書において、離型剤の融点は、後述の実施例に記載の方法により測定される。
本発明の電子写真用トナーは、結着樹脂を含有する樹脂微粒子と外添剤とを混合し、外添剤を樹脂微粒子に表面処理することにより得られる。
結着樹脂を含む樹脂微粒子を得る方法としては、前記結着樹脂を原料の一つとする混練粉砕法、転相乳化法、乳化分散法、懸濁重合法等の従来公知のいずれの方法であってもよいが、製造が容易なことから、混練粉砕法が好ましい。例えば、混練粉砕法による場合、結着樹脂を含む原料をヘンシェルミキサー等の混合機で均一に混合した後、密閉式ニーダー又は1軸もしくは2軸の押出機等で溶融混練し、冷却、粉砕、分級して製造することができる。樹脂微粒子の体積中位粒径(D50)は、高画質を得る観点から、3〜15μmが好ましく、4〜9μmがより好ましい。なお、本明細書において、体積中位粒径(D50)とは、体積分率で計算した累積体積頻度が粒径の小さい方から計算して50%になる粒径を意味する。
樹脂微粒子と外添剤の混合において、各外添剤はそれぞれ単独で樹脂微粒子と混合しても、予め混合した後に樹脂微粒子と混合してもよいが、両無機微粒子の樹脂微粒子表面上での分散性の観点から、前者の方法、即ち、樹脂微粒子と少なくとも無機微粒子a及び無機微粒子bとを混合する方法が好ましい。
樹脂微粒子と外添剤を混合する際に用いられる混合機としては、ヘンシェルミキサー(三井三池社製)、スーパーミキサー(カワタ社製)、メカノフュージュンシステム(ホソカワミクロン社製)等の攪拌装置が挙げられるが、これらの中では攪拌力の点でヘンシェルミキサーが好ましい。また、攪拌装置を用いる際には、外添剤を十分に樹脂微粒子に付着させるために、攪拌具の周速を上げたり、攪拌時間を長くしたりすることが好ましい。
なお、遊離無機微粒子や凝集無機微粒子等の除去のため、樹脂微粒子に外添剤を表面処理した後は、篩工程を施して本発明のトナーを得るのが好ましい。
篩工程ではメッシュの細かい篩を使用することが好ましく、特に目開きが50μm以下(300メッシュ以上)の篩を有するものが好ましい。篩工程に使用される装置としては、佐藤式振動篩(晃栄産業社製)、ジャイロシフター(徳寿社製)、超音波篩(ラッセル社製)等が挙げられるが、異物発生が少なく、品質劣化の起こりにくい超音波篩が好ましい。
本発明のトナーは、現像ブレードによる帯電方式である一成分現像方式や、キャリアとの攪拌混合による帯電方式である二成分現像方式のいずれの現像装置にも用いることができるが、本発明のトナーは耐久性に優れることから、現像ブレードによりトナーを帯電する一成分現像方式、特に、トナーへのストレスの強いクリーニングブレードを実装した一成分現像方式の現像装置に好適に用いられる。
〔樹脂の軟化点〕
フローテスター(島津製作所、CFT-500D)を用い、1gの試料を昇温速度6℃/分で加熱しながら、プランジャーにより1.96MPaの荷重を与え、直径1mm、長さ1mmのノズルから押出した。温度に対し、フローテスターのプランジャー降下量をプロットし、試料の半量が流出した温度を軟化点とする。
〔樹脂のガラス転移点〕
示差走査熱量計(セイコー電子工業社製、DSC210)を用いて200℃まで昇温し、その温度から降温速度10℃/分で0℃まで冷却したサンプルを昇温速度10℃/分で昇温し、吸熱の最高ピーク温度以下のベースラインの延長線とピークの立ち上がり部分からピークの頂点までの最大傾斜を示す接線との交点の温度とする。
〔樹脂の酸価〕
JIS K0070の方法に基づき測定する。但し、測定溶媒のみJIS K0070の規定のエタノールとエーテルの混合溶媒から、アセトンとトルエンの混合溶媒(アセトン:トルエン=1:1(容量比))に変更した。
〔離型剤の融点〕
示差走査熱量計(セイコー電子工業社製、DSC210)を用いて200℃まで昇温し、その温度から降温速度10℃/分で0℃まで冷却したサンプルを昇温速度10℃/分で昇温し、融解熱の最大ピーク温度を融点とする。
〔トナーの体積中位粒径(D50)〕
測定機:コールターマルチサイザーII(ベックマンコールター社製)
アパチャー径:100μm
解析ソフト:コールターマルチサイザーアキュコンプ バージョン 1.19(ベックマンコールター社製)
電解液:アイソトンII(ベックマンコールター社製)
分散液:エマルゲン109P(花王社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:13.6)5%電解液
分散条件:分散液5mlに測定試料10mgを添加し、超音波分散機にて1分間分散させ、その後、電解液25mlを添加し、さらに、超音波分散機にて1分間分散させる。
測定条件:ビーカーに電解液100mlと分散液を加え、3万個の粒子の粒径を20秒で測定できる濃度で、3万個の粒子を測定し、その粒度分布から体積中位粒径(D50)を求める。
〔無機微粒子のBET比表面積〕
BET法により求める。
〔無機微粒子の平均一次粒子径〕
下記式より求める。
個数平均粒径(nm)=6/(ρ×比表面積(m2/g))×1000
式中、ρは無機微粒子の真比重であり、比表面積は無機微粒子の、窒素吸着法により求められたBET比表面積である。シリカの真比重は2.2であり、酸化チタンの真比重は4.2である。
なお、上記式は、粒径Rの球と仮定して、
BET比表面積=S×(1/m)
m(粒子の重さ)=4/3×π×(R/2)3×密度
S(表面積)=4π(R/2)2
から得られる式である。
樹脂製造例1
ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物(平均付加モル数:2.2モル)2450g、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物(平均付加モル数:2.2モル)975g、テレフタル酸963g、ドデセニルルコハク酸343g、トリメリット酸298g及びジブチル錫オキシド10gを窒素導入管、脱水管、攪拌器および熱電対を装備した5リットル容の四つ口フラスコに入れ、窒素雰囲気下、230℃で反応率が90%に達するまで縮重合反応させた後、8.3kPaにて所望の軟化点に達するまで反応を行い、樹脂Aを得た。得られた樹脂の軟化点は149.8℃、ガラス転移点は63.2℃、酸価は3.4mgKOH/gであった。なお、反応率とは、生成反応水量(mol)/理論生成水量(mol)×100の値をいう。
実施例1〜3及び比較例1〜5(実施例1、3は参考例である)
樹脂A 5520g(92重量部)、カーボンブラック「Mougul−L」(キャボット社製)300g(5重量部)、パラフィンワックス「HNP−9」(日本精鑞社製、融点78℃)120g(2重量部)及び荷電制御剤「T−77」(保土ヶ谷化学工業社製)60g(1重量部)をヘンシェルミキサーに投入し、槽内温度40℃で2分間攪拌混合して混合物を得た。得られた混合物を連続型二軸混練機により100℃で溶融混練を行い、衝突版式粉砕機、ディスパージョンセパレーターを用いて、粉砕、分級を行い、体積中位粒径が8.2μmの樹脂微粒子Aを得た。
樹脂微粒子A 100重量部と表1に示す無機微粒子とをヘンシェルミキサーを用いて混合後、佐藤式振動篩(晃栄産業社製;150メッシュ;目開き105μm)に供してトナーを得た。
試験例1
クリーニングブレード装備の非磁性一成分現像方式の現像装置LP−1400(セイコーエプソン(株)製、印刷速度:A4 20ppm)の印字速度を26ppmに改造した装置に、表1のトナーを実装後、印字率2%の連続印刷を7000枚まで行い、現像ローラー上のスジ、感光体上のフィルミングについて1000枚毎に目視で観察し、下記の評価基準に従って評価した。結果を表1に示す。
〔スジの評価基準〕
◎:7000枚までの印刷で、現像ローラー上にスジがない
○:6000枚の印刷で、現像ローラー上にスジが発生
×:5000枚以下の印刷で、現像ローラー上にスジが発生
〔フィルミングの評価基準〕
◎:7000枚までの印刷で、感光体上にフィルミングなし
○:6000枚の印刷で、感光体上にフィルミングが発生
×:5000枚以下の印刷で、感光体上にフィルミングが発生
Figure 0004716912
以上の結果から、無機微粒子a、bの粒径差が5nm以下であり、無機微粒子a、bの重量比が60/40〜80/20である実施例1〜3のトナーは、連続印刷においてもスジやフィルミングの発生がなく、高い耐久性を有することが分かる。一方、無機微粒子をa又はbいずれか一方のみを有する比較例1〜2のトナー、無機微粒子a、bの重量比が60/40〜80/20ではない比較例3〜4のトナー、あるいは無機微粒子a、bの粒径差が0〜5nmではない比較例5のトナーは、いずれも連続印刷においてスジやフィルミングが発生し、耐久性が劣るものであった。
本発明の電子写真用トナーは、電子写真法、静電記録法、静電印刷法等において形成される潜像の現像等に用いられる。

Claims (5)

  1. 結着樹脂を含有してなる樹脂微粒子及び外添剤を含有してなる電子写真用トナーであって、前記外添剤がシランカップリング剤で疎水化処理された平均一次粒子径が5〜20nmのシリカ(無機微粒子a)及びシリコーンオイルで疎水化処理された平均一次粒子径が5〜20nmのシリカ(無機微粒子b)を含有してなり、前記無機微粒子aと無機微粒子bの平均一次粒子径の粒径差が5nm以下であり、前記無機微粒子aと無機微粒子bの重量比(無機微粒子a/無機微粒子b)が65/35〜75/25である電子写真用トナー。
  2. 無機微粒子a及び無機微粒子bの総含有量が、樹脂微粒子100重量部に対して0.2〜4重量部である、請求項1記載の電子写真用トナー。
  3. 無機微粒子aと無機微粒子bの平均一次粒子径の粒径差が1nm以下である、請求項1又は2記載の電子写真用トナー。
  4. クリーニングブレードを実装した一成分現像方式の現像装置に使用される、請求項1〜3いずれか記載の電子写真用トナー。
  5. 結着樹脂を含有してなる樹脂微粒子と、少なくともシランカップリング剤で疎水化処理された平均一次粒子径が5〜20nmのシリカ(無機微粒子a)及びシリコーンオイルで疎水化処理された平均一次粒子径が5〜20nmのシリカ(無機微粒子b)とを混合する工程を有する電子写真用トナーの製造方法であって、前記無機微粒子aと無機微粒子bの平均一次粒子径の粒径差が5nm以下であり、前記無機微粒子aと無機微粒子bの重量比(無機微粒子a/無機微粒子b)が65/35〜75/25である電子写真用トナーの製造方法。
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