JP4716384B2 - タイヤ成型工程におけるビード供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ成型におけるビードセット及びターンアップを行う工程の成型機に円環状のビードを供給するビード供給装置に関するものである。
タイヤは、複数のゴム部材とコードを主材とする複数の補強部材により構成されている。代表的には、図20に示すように、インナーライナー1、トレッド2、サイドウオール3、リムストリップまたはチェーファー4、さらにベルト下パッド5等の各部が各々要求される特性に応じたゴム部材により形成され、これらのゴム部材がコ−ドを含む補強部材である力−カス層6やベルト層7及びビード8等と組み合されてタイヤTが構成されている。図19にタイヤの各構成部材の1例を分解して示している。
図19において、前記トレッド2はトレッドベ−ス2aとトレッドキャップ2bよりなる。また、前記カーカス層6は第1と第2のカーカスプライ6a,6bよりなり、前記ベルト層7は複数のベルト7a,7bよりなる。前記ビード8は補強材であるワイヤ等のビードコア8aとフィラ−ゴム8bとよりなる。図中の1aはインナーライナーの上に積層されるスキージと称するゴム層、6cはプライ間テープ、7cはベルトエッジテープであり、いずれもゴム部材よりなる。9はベルト層7の上に巻き付けられる繊維コード入りの補強テープである。
近年、前記のタイヤの成型法として、タイヤ構成部材毎にそれぞれ別に成型ポジションを設定し、成型ドラムあるいは成型ドラム上で成型される成型体自体を各成型ポジションに移送して各構成部材を成型し積層して、加硫前のグリーンタイヤを成型する方式が提案されている。さらに、前記のタイヤの成型において、インナーライナー及びトレッド等の各ゴム部材についてはリボン状に押出した未加硫のゴムストリップを、各別の成型ポジションで螺旋状に重ねて巻きつけることにより成型することも提案されている(特許文献1−4)。
ところで、前記のタイヤ成型工程中のビードセット及びターンアップを行う工程においては、該工程の成型機を構成する相対向する二つの支持体の一方により成型ドラムを片持ちで支持した状態で、両支持体の所定の位置に円環状のビードをセットし、この後、バンド成型工程より移送される円筒状のカーカスバンドを受け入れた成型ドラムを前記両支持体により両持ちで支持する。この状態において、前記両支持体にセットされているビードを成型ドラム上のカーカスバンドの両端部に押し込みセットし、さらにターンアップを行い、グリーンケースを成型する。
従来、前記のビードセット及びターンアップを行う工程の成型機へのビードのセット作業は、供給用台車等にストックされているビードを、作業者が手作業で前記両支持体に装入しセットするようにしていたが、その作業に手数がかかり、また作業者が必要になることから、タイヤ成型効率の向上及びタイヤ成型の自動化の障害になっていた。このため、前記ビードの成型機への供給及びセット作業の自動化が要望され、種々の試みがなされている。
本発明者らも、タイヤの成型サイクルにあわせて、ビードをストックする部分から各ビードを個々に送出し供給することで、前記成型機へのビードの供給及びセット作業を自動化しようとしたものである。この場合において、前記ビードはビードコアの外周に断面略三角状をなす未加硫のフィラーゴムを付設した円環状をなしているため、前記ストック部においてフィラーゴム同士が接触していると、接触部が接着状態になって容易に剥がせなくなることがあり、また、これを無理に剥がそうとすると変形が生じる等の問題がある。従って、前記ビードの成型機への供給及びセット作業を自動化する場合には、前記フィラーゴムの変形等を生じさせずに個々に供給できることが望まれる。
日本国特公平6−51367号公報 日本国特開平9−29858号公報 日本国特開2002−178415号公報 日本国特開2002一205512号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになしたものであり、タイヤ成型工程におけるビードセット及びターンアップの工程において、該工程の成型ドラムを支持する成型機に対し、タイヤの成型サイクルに応じて、前記円環状のビードを自動的に供給しセットできるようにしたビード供給装置を提供するものであり、特に前記ビードをフィラーゴム同士を接触させずにストックした部分から順次送出して供給できるようにしたものである。
本発明は、タイヤ成型工程におけるビードセット及びターンアップを行う工程において、該工程の成型ドラムを支持する成型機に対しビードコアとフィラーゴムとを有してなる円環状のビードを供給する装置であって、
一端部で水平に支持された支持腕部を有し、該支持腕部に沿って、複数本の前記ビードを内周より係止して一定間隔毎の離隔状態に保持するとともに、保持した前記ビードを間欠的に前記支持腕部の開放側に向かって搬送する搬送手段が設けられ、各ビードを1本ずつ送出するように構成されたビードストック装置と、
前記ビードストック装置との対向位置において前記開放側の前記搬送手段の端部から送出される前記ビードを1本ずつ内周で支持して受け取り保持する保持手段を有するとともに、ビード保持状態で前記対向位置から前記成型機への装入用待機位置に移動するビード移送装置と、
前記装入用待機位置において前記ビード移送装置から前記ビードを内周で支持して受け取り保持する保持手段を有するとともに、ビード保持状態で前記成型機の二つの支持体と対向する位置に移動して該両支持体に対し前記ビードを装入セット可能にする装入セット装置とを備えてなり、
タイヤ成型サイクルに応じて前記各装置を関連動作させて成型機の両支持体に前記ビードを装入しセットできるようにしたものである。
これにより、前記ビードコアとビードフィラーとを有してなる円環状のビードを、フィラーゴム同士を接触させずに離隔状態に保持してストックした部分から、タイヤ成型サイクルにあわせて1本ずつ順次送出して、ビードセット及びターンアップを行う工程の成型機への装入セット装置に前記ビードを保持させることができ、ひいては前記成型機における両支持体に対し対向する位置に装入セット可能に供給することができる。しかも、前記ビードを常にビードコアが存する内周より支持するため、ストック中あるいは移送中において該ビードのフィラーゴムに変形が生じるおそれもない。
前記のタイヤ成型工程におけるビード供給装置において、前記ビードストック装置は、回動可能な基台上に立設された支持柱に前記支持腕部の一端部が連設されて水平に支持されるとともに、該支持腕部に沿って前記搬送手段が設けられており、該搬送手段に所要本数のビードを係止した状態での前記基台の回動により、前記開放側の前記搬送手段の端部を前記ビード移送装置との非対向側から対向側に向けるように設けられてなるものとする。
これにより、前記ビードストック装置の前記搬送手段を前記ビード移送装置との非対向側、例えば反対方向に向けた状態において、前記搬送手段に前記開放側から所要本数のビードを係止して保持させた後、該搬送手段の端部を前記ビード移送装置との対向側に向けるように回動できる。そのため、前記ビードストック装置へのビード供給及び係止作業を容易に行え、しかもビード移送装置への受け渡しも搬送手段による搬送作用を利用してスムーズに行えることになる。
前記のタイヤ成型工程におけるビード供給装置において、前記ビードストック装置には、前記ビードをその内周の上下部において係止状態に保持する上下の搬送手段が、それぞれ支持腕部に沿って同期して駆動されるように設けられてなるものが好ましく、該搬送手段に係止される前記ビードを上下で安定性よく保持できる。
特に、前記上下の搬送手段間の中間部左右に、前記ビードを、その内周の左右部において係止状態に保持する左右の搬送手段が、それぞれ支持腕部に沿って前記上下の搬送手段と同期して駆動されるように設けられてなる場合は、各ビードを上下及び左右の各搬送手段により上下及び左右で係止して保持できるため、横揺れやずれを生じさせることなく安定性のよい保持状態を維持して搬送でき、ビード移送装置の保持手段への受け渡しも確実に行えることになる。
前記ビードストック装置の搬送手段は、正逆回転可能な無端の回動部材の外側面に前記ビードを離隔状態に保持するピンを一定間隔毎に立設したものよりなり、前記開放側端部における該回動部材の転回部において、前記ピンが前記支持腕部の先端より突出して転回するように設けられてなるものが好ましい。
これにより、前記搬送手段に前記ビードを係止する際は、前記回動部材を送出方向とは反対方向に回転駆動しながら、前記開放側端部における前記転回部において前記各ピン毎に1本のビードを掛けることにより、前記ビードを一定間隔に容易に係止して保持でき、しかも前記回動部材を送出方向に回転駆動することにより、前記ビード移送装置へのビードの受け渡しも問題なく行えることになる。
さらに、前記のタイヤ成型工程におけるビード供給装置において、前記ビード移送装置は、少なくとも前記ビードストック装置の前記開放側の前記搬送手段の端部と対向する位置において、該搬送手段の端部に対する接近方向に移動可能に設けられてなるものが好ましい。これにより、前記搬送手段の端部からのビードの受け取りを確実に行えることになる。
また、前記ビード移送装置は、ビードを保持する保持手段として、前記開放側の前記搬送手段の端部との対向側において、前記ビードの内周縁に係止し得る複数の係止部材が周方向の所要間隔位置で径方向に同期して変位可能に配設されてなるものが好ましい。これにより、搬送手段から送出される前記ビードを前記係止部材に確実に受け入れ保持することができる。
前記のタイヤ成型工程におけるビード供給装置において、前記装入セット装置は、前記ビード移送装置から前記ビードを受け取って保持する保持手段が軸方向の両面にそれぞれ設けられるとともに、この両面の保持手段を交互に前記ビード移送装置との対向側に向けるように旋回可能に支持され、前記両面の保持手段により二つのビードを保持した状態で前記成型機の両支持体と対向する位置に移動可能に設けられてなるものが好ましい。
これにより、前記装入セット装置の軸方向両面にそれぞれビードを保持した状態で、前記成型機の両支持体と対向する位置に移動することにより、一度の移動動作により前記両支持体に対して装入セット可能に供給することができ、以て、両支持体へのセット作業を容易に行え、ビードのセット作業に要する時間を短縮できる。
上記したように本発明のビード供給装置によれば、タイヤ成型工程中のビードセット及びターンアップを行う工程において、ビードを1本ずつ送出可能なビードストック装置に、必要本数のビードを内周より係止して離隔状態に保持しておくことにより、タイヤの成型サイクルにあわせて、前記ビードを相互に接触させることなく順次移送して装入セット可能に供給できるので、成型機へのビードの装入セット作業を簡略化でき、ビード供給を自動化できるとともに、タイヤ成型効率の向上に寄与できる。特に、前記ビードを、常にビードコアが存する内周より支持してかつ相互に接触させないようにしたことにより、ストック中あるいは移送中にビードのフィラーゴムが変形する虞がなく、以て前記ビード供給の自動化も問題なく可能になる。
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1はタイヤ成型工程において本発明に係るビード供給装置全体の概略を示す略示平面図、図2は同上のビードストック装置とビード移送装置の軸方向に対し直交する方向からの側面図、図3はビードストック装置の拡大側面図、図4は前図の一部の拡大図、図5はビードストック装置の開放側からの正面図、図6はビードストック装置の平面図、図7はビードストック装置の支持部の構造を示す断面図、図8はビードストック装置の開放側をビード移送装置との対向側に向けた状態の側面図である。図9はビード移送装置の一部を断面した側面図、図10はビード移送装置の軸方向にみた正面図、図11はビード移送装置の本体部の支持構造を示す平面図である。図12は装入セット装置の軸方向一方側からの正面図、図13は装入セット装置の軸方向に対し直交する方向からの側面図、図14は一部の拡大断面図、図15は同一部の平面図、図16は装入セット装置の係止部材の径方向の変位機構を説明する一部の正面図、図17は成型機への装入セット状態を示す略示正面図である。
本発明のビード供給装置Aは、タイヤ成型の一工程、特にはビードセット及びターンアップを行う工程の成型機、すなわち相対向する二つの支持体101,102により成型ドラムDを支持してビードセット及びターンアップを行う成型機100の前記両支持体101,102に対して、図18に示すような円環状のビード8、すなわちワイヤ等のビードコア8aの外周に断面略三角状のフィラーゴム8bを付設してなる円環状のビード8を装入セット可能に供給するものであり、次の構成よりなる。
図1において、10は予め別工程で成形されて台車等に積載されて送られてくる前記ビード8の供給部となるビードストック装置、40は前記ビードストック装置10から送出されるビード8を1本ずつ移送するビード移送装置、60は前記成型機100に対するビード8の装入セット装置を示す。
前記ビードストック装置10は、図2〜図7に示すように、一端部で水平に支持されて1方向に延びる片持ちの支持腕部11を有し、該支持腕部11に沿って、複数本の前記ビード8を、軸心を横向きにして内周より係止して一定間隔の離隔状態に整列して保持できるとともに、保持した前記ビード8を間欠的に一定ピッチで前記支持腕部11の開放側(非支持側)に向かって搬送し得る搬送手段20を有してなる。前記ビード8の保持高さは後述するビード移送装置40の保持高さに対応するように設定される。
前記ビードストック装置10は、回動可能な基台12上に立設された支持柱13に前記支持腕部11の一端部が連設されて水平に支持されるとともに、該支持腕部11に沿って前記搬送手段20が設けられている。
前記支持柱13に支持された支持腕部11及び搬送手段20の具体的構成として、図示する実施例の場合は、前記支持柱13が正面(前記支持腕部の開放側)よりみて略クロス形状をなし、前記のように保持されるビード8の軸心O1を中心にして、上下及び左右に、それぞれ平行をなして水平方向に延びる支持腕部11a,11b及び11c,11dが、該支持柱13に連設されるとともに、前記上下の支持腕部11a,11b及び左右の支持腕部11c,11dに沿って、それぞれ前記軸心O1を中心とする同心円上において前記ビード8の所要本数を内周より離隔状態に係止して保持するとともに、保持した前記ビード8を一定ピッチで先端部に向かって搬送する搬送手段20a,20b及び20c,20dが設けられている。
前記上下の搬送手段20a,20bとして、前記上下の支持腕部11a,11bの両サイドにおいて、それぞれ開放側の端部(先端部)と基部側の端部とに有するスプロケット21a,22a;21b,22bに、無端のチェーン等よりなる正逆回転可能な回動部材23a,23bが掛架され、該回動部材23a,23bの外側面における長さ方向の一定間隔毎に前記ビード8を離隔状態に保持するピン24a,24bが突設されており、前記ビード8を、前記回動部材23a,23bにより前記ビードコア8aによる内周上下部のそれぞれ2個所を係止して、かつ前記ピン24a,24bにより一定間隔の離隔状態に保持できるようになっている。
また、左右の搬送手段20c,20dとして、その一方、例えば開放側よりみて左側の搬送手段20cは支持腕部11cの下側において、また右側の搬送手段20dは支持腕部11dの上側において、それぞれ前記開放側端部(先端部)と基部側端部とに設けられたスプロケット21c,22c;21d,22dに無端のチェーンよりなる正逆回転可能な回動部材23c,23dが掛架され、該回動部材23c,23dの外側面における長さ方向(搬送のための移動方向)の一定間隔毎に前記ビード8を離隔状態に保持するピン24c,24dが突設されており、前記回動部材23c,23dにより前記ビード8を内周左右部でそれぞれ係止して、かつ前記ピン24c,24dにより一定間隔の離隔状態に保持できるようになっている。
前記上下及び左右の前記各搬送手段20a,20b及び20c,20dは、それぞれの外側搬送部分が、前記軸心O1を中心とする同心円上にあって、かつ前記各ピン24a,24b及び24c,24dが対応位置に保持された状態で、それぞれの搬送手段20a,20b及び20c,20d毎に個別に設けられたモータ等の駆動手段25a,25b,25c,25dにより、同期して正転及び逆転可能に回動するように設けられている。これにより、前記上下及び左右の前記各搬送手段20a,20b及び20c,20dにより、前記ビード8を、ビードコア8aの内周部分の上下及び左右で離隔状態に整列して保持できて、かつ正逆任意の方向に一定ピッチ毎に間欠的に搬送できるようになっている。
特に、前記搬送手段20a,20b及び20c,20dは、前記開放側端部における該回動部材23a,23b及び23c,23dの転回部において、前記ピン24a,24b及び24c,24dが前記支持腕部11a,11b及び11c,11dの先端より突出して回動するように設けられており、前記外側搬送部分が前記開放側から基部側に移動する逆転方向の回動により、すなわち該転回部での内方から外方への回動により、前記各ピン24a,24b及び24c,24d毎に前記ビード8を供給して係止でき、また前記外側搬送部分が基部側から開放側に向かって移動する正転方向の回動により、すなわち該転回部での前記ピンの外方から内方への回動により、前記ビード8を先端部より1本ずつ間欠的に送出できるように設定されている。前記搬送手段20a,20b及び20c,20dの搬送及び送出作用は、後述するビード移送装置40の移送作用に合わせて、該ビード移送装置40が該ビードストック装置10に対向位置する毎に間欠的に行われる。
なお、前記各ピン24a,24b及び24c,24dの直径、間隔及び突出高さ等は、保持対象のビード8や保持間隔に応じて適宜設定できるが、例えば、直径が約10mm程度、間隔が20mm程度に設定されている。また前記各ピン24a,24b及び24c,24dの突出高さは、ビード8の断面における径方向寸法より小さく設定される。例えば、前記径方向寸法の1/3〜1/2程度の高さに設定される。
また、前記上下及び左右の各搬送手段20a,20b及び20c,20dの駆動手段については、図示する実施例のように、各搬送手段の回動部材毎に個別に設けるほか、例えば、上下の搬送手段20a,20bあるいは左右の搬送手段20c,20bを連動可能に連結構成して、共通する一つまたは二つの駆動手段により回動させるように設けることもできる。
そして、前記のビードストック装置10は、前記基台12の回動により、前記開放側の前記搬送手段20(20a,20b及び20c,20d)の端部を、前記ビード移送装置40との非対向側、例えば前記ビード移送装置40との対向側から180°方向を転換した状態(図2参照)と、前記ビード移送装置40との対向側に向けた状態(図8参照)との間で方向転換できるように設けられている。これにより、前記ビードストック装置10の前記ビード移送装置40との対向側とは反対側において、前記搬送手段20に所定本数のビード8を係止して並列させた後、該搬送手段20の先端部を前記ビード移送装置40との対向側に向けることができるようになっている。
前記基台12を回動させる手段として、該基台12がその下方の固定台14上に回転可能に設置されるとともに、該基台12の下面に連設されかつ前記固定台14を貫通して下方に延びる軸部15の部分に歯車16が設けられ、該歯車16と噛み合うラック17がこれに連結されたシリンダー装置18の作動により長手方向に進退運動することにより、前記基台12が前記したように所要の角度回動するように設けられている。
また、図示する実施例の場合、前記支持柱13は、前記基台12上の軸受26,26に支持された水平の支持軸27により軸支されるとともに、該支持柱13の下端部両側に付設された支持板28,28にシリンダー装置29が係合連結され、該シリンダー装置29の非作動時は、前記支持板28,28の下端が前記基台12上に対接して直立状態に保持され、かつ前記シリンダー装置29の作動により後方側に傾動可能に設けられており、前記搬送手段20にビード8を係止する際に前記搬送手段20を支持する支持柱13に傾きを与えて、ビード係止作業を容易に行えるようになっている。図の場合、前記支持板28に形成された斜めの長孔28aに前記シリンダー装置29の出力軸の端部に有する係合部材29aが係合せしめられており、出力軸の進退作用により前記支持板28を傾斜させることにより支持柱13を、前記支持腕部や搬送手段と共に傾けることができるようになっている。
さらに、前記上下の支持腕部11a,11bは、その後端の取付板31a,31bに付設されたガイド32a,32bが、前記支持柱13の前面に有する上下方向のガイドレール33に対し係合して上下動可能に支持されるとともに、上下部に互いに逆ネジが形成されたネジ軸34が該両支持腕部11a,11bの後端部を上下に貫通して、かつ上下の逆ネジ部分34a,34bがそれぞれ両支持腕部11a,11bの一部に有するネジ孔部35a,35bに螺合せしめられ、該ネジ軸34の端部に連接されたハンドル36による回転操作により、前記両支持腕部11a,11bを互いに近接方向又は離反する方向に上下動させることができるように設けられている。
左右の支持腕部11c,11dについても、その後端の取付板31c,31dに付設されたガイド32c,32dが、前記支持柱13の前面に有する左右方向のガイドレール37に対し係合して左右動可能に支持されるとともに、左右部に互いに逆ネジが形成されたネジ軸38が該両支持腕部11c,11dの後端部を左右に貫通して、かつ左右部の逆ネジ部分38c,38dがそれぞれ両支持腕部11c,11dの一部に有するネジ孔部35c,35dに螺合せしめられ、該ネジ軸38に連設されたハンドル39による回転操作により、前記両支持腕部を互いに近接方向又は離反する方向に左右動させることができるように設けられている。
これにより、前記各支持腕部11a,11b及び11c,11dに設けられた上下及び左右の搬送手段20a,20b間、及び20c,20d間の間隔を、係止されるビード8の径に応じて適宜変更調整できるようになっている。
前記構成のビードストック装置10は1台であってもよいが、図示する実施例の場合は、図1のように前記構成の2台のビードストック装置10が並列して設けられており、一方のビードストック装置10から後述のビード移送装置40へのビード受け渡しが行われている間に、他方のビードストック装置10に対して新たにビード8を一定間隔に係止し保持させておくことができるように構成されている。すなわち、運転を停止することなくビード供給作業を行えることになる。
また、前記2台のビードストック装置10を備えることにより、成型対象のタイヤの切り替えの際には、一方のビードストック装置10からのビード送出が行われている間に、他方のビードストック装置10に切り替え用のビードを係止し保持させておくことができるため、成型対象のタイヤの切り替え作業を、成型機の運転を連続しながら行えることになる。
前記ビード移送装置40は、図9〜図11に示す構成よりなるもので、前記ビードストック装置10との対向位置において前記搬送手段20(20a,20b及び20c,20d)の先端部から前記ビード8を1本ずつ受け取って保持する後述の保持手段を本体部41の前記ビードストック装置10との対向側になる前面に備えてなり、該保持手段によるビード保持状態において前記ビードストック装置10との対向位置から後述する成型機100への装入用待機位置P1に移動できるように、前記ビードストック装置10との対向位置から装入用待機位置P1まで延びるレール42上を移動可能な基板台43上に設置されている。前記基板台43は、その下面に付設されたガイド44が前記レール42に係合することにより移動可能に設置されている。
また、前記ビード移送装置40は、前記本体部41の下部下端に取付支持板45が固設され、該取付支持板45の下面に付設されたガイド46が、前記基板台43上において前記レール42と直交方向に設けられたガイドレール47に係合して、例えば前記ビードストック装置10の搬送手段20(20a,20b及び20c,20d)の先端部と対向する位置で該搬送手段20の先端部に対し接近する方向に移動可能に設けられている。48は前記移動用の駆動手段としてのリニアガイド等のアクチュエータである。
前記基板台43の移動手段として、前記基板台43上に上下方向の軸心をなす駆動用モータ49が載置され、前記基板台43の下方に突出する前記モータ49の出力軸の部分に歯車50が固設され、該歯車50が前記レール42に沿って設けられたラック51に噛み合っており、該モータ49の作動による前記歯車50の回転により前記ラック51に沿って該基板台43が移動し、前記ビードストック装置10との対向位置と前記装入用待機位置P1との間を往復移動できるように設けられている。
前記ビード移送装置40において、ビード8を保持する前記保持手段として、前記本体部41の前面、すなわち前記ビードストック装置10の前記搬送手段20の先端部との対向側になる前面に、前記ビード8の内周縁に係止し得る係止段部52aを有する複数の係止部材52が、ビード受け取りの際に前記ビードストック装置10の軸心O1と一致する軸心O2に対して周方向等角度間隔位置において径方向(放射方向)に同期して変位可能に配設されており、該係止部材52により前記ビード8を受け取り保持できるように設けられている。前記係止段部52aには、必要に応じてビード8の受け取りを確実にするために磁気吸着できるマグネット(図示せず)を設けておく場合がある。
図の場合、前記各係止部材52は、その背面に有するガイド53が前記本体部41の前面の径方向のガイドレール54に係合して変位可能に保持されている。前記の各係止部材52に径方向の変位を付与する手段として、前記各係止部材52には、本体部41の軸方向後方向きに突設されたレバー55が、前記本体部41の軸心O2を中心に放射方向をなす長孔41aにその長手方向に変位可能に嵌合して本体部41の背面に突出せしめられ、また、前記本体部41の中央部にはシリンダー装置56が設けられ、該シリンダー装置56の進退する出力軸56aの外周に周方向の凹溝部材57が設けられ、該凹溝部材57に係合するL字形のアーム部材58が回動可能に支持されるとともに、該アーム部材58の一端部と、前記レバー55とが、長さ調整可能な連接部材59により連結され、前記シリンダー装置56の作動による前記凹溝部材57の軸方向の進退移動により、前記アーム部材58を介して前記各係止部材52を放射方向に変位させることができるようになっている。これにより、前記ビード8を受け取る際、前記係止部材52を係止段部52aの外接円がビード内径より径小になるように保持しておき、係止部材52の係止段部52aが前記ビード8内に進入した状態において拡径方向に変位させることにより、前記ビード8を内側から係止し保持できるように構成されている。
また、前記装入セット装置60は、前記装入用待機位置P1において該位置に移動してくる前記ビード移送装置40と対向して前記ビード移送装置40から前記ビード8を受け取って保持するように設けられており、図12〜図16に示す構造をなしている。
すなわち、前記装入セット装置60は、環状の本体部61の軸方向の両面に、それぞれ前記ビード移送装置40から前記ビード8を受け取って保持し得る保持手段62,63が設けられるとともに、前記両保持手段62,63を交互に前記ビード移送装置40との対向側に向けるように前記本体部61が支持基板64に対して旋回可能に支持されており、前記のようにビード移送装置40により移送されてくるビード8を、前記両保持手段62,63により交互に受け入れ保持できるように設けられている。またそのため、前記本体部61はその軸心O3が前記ビード移送装置40との対向状態において前記軸心O2と合致する高さに支持されている。
前記装入セット装置60は、前記装入用待機位置P1と前記成型機100の両支持体101,102と対向する装入セット位置P2との間で移動可能であり、前記のようにビード8,8を前記両保持手段62,63により保持した状態で、前記成型機100の両支持体101,102と対向する装入セット位置P2に移動できるように設けられている。これにより、前記装入セット装置60の両面にそれぞれビード8を保持した状態での装入セット位置P2への一度の移動により、前記両支持体101,102に対してそれぞれビード8を装入セット可能に供給することができるようになっている。
前記装入セット装置60を前記装入用待機位置P1と装入セット位置P2との間で移動させる手段として、図の実施例の場合、次のような構成が採用されている。
装置上方において前記移動方向に平行に横架された2本の架台フレーム65に沿って移動可能な移動台板66が設けられ、前記本体部63を支持する前記支持基板64が該移動台板66に連結支持部材67により連結されて吊り下げ状態に支持されている。前記架台フレーム65の下面に移動用のガイドレール68が固設され、前記移動台板66は、その上面に固定されたガイド69が前記ガイドレール68に係合することにより移動可能に支持されている。そして、前記移動台板66上に移動用のモータM1が載設されており、該モータM1の出力軸上の歯車70が前記架台フレーム65に沿って固設されたラック71に噛み合わされて、前記モータM1による前記歯車70の回転により、前記ラック71を介して前記移動台板66が前記架台フレーム65に沿って移動するように設けられている。
また、前記本体部61を旋回可能に支持する手段として、図の場合、次のように構成されている。
前記支持基板64の中央部には、上下に貫通する支持筒72が設けられ、該支持筒72の内側に嵌設された軸受73により回転自在な支持軸74が上下に貫通して設けられている。前記支持筒72より下方に突出する該支持軸74の下端部には、前記本体部61を支持する略逆U形状のフレーム部材75が取り付けられ、また、前記支持筒72より上方に突出する前記支持軸74の上端部には歯車76が取り付けられている。この歯車76には、前記支持基板64上に設けられた水平のガイド部材78に沿って長手方向に移動可能なラック77が噛み合っており、前記支持基板64上に設けられたシリンダー装置79の出力軸が前記ラック77に連結されている。これにより、前記シリンダー装置79の作動によって前記ラック77が進退移動することで、前記歯車76とともに前記支持軸74が回転し、前記本体部61が旋回するようになっている。この旋回角度は、前記ラック77の進退移動の距離により適宜設定でき、前記のように180°旋回して交互に前記本体部61の前後両面、つまりは前記保持手段62,63が前記ビード移送装置40との対向側に向くように設定される。
前記本体部61は、軸方向に開口する筒状胴部80と、該胴部80の軸方向両端部にそれぞれ一体に溶接されて径方向にフランジ状に張り出した取付板81,81とよりなり、前記胴部80の軸方向に対し直交する左右両側部に前記フレーム部材75の両端部75a,75aが連結されて支持されている。
前記軸方向両面の前記保持手段62,63として、それぞれ前記取付板81,81の外側において、前記ビード8の内周縁に係止し得る係止段部82a,83aを有する複数の係止部材82,83が、前記軸心O3に対し周方向等角度間隔位置、特には前記ビード移送装置40の係止部材52とは対応しない位置において径方向(放射方向)に同期して変位可能に配設されており、該変位作用により前記ビード8を係止できるように設けられている。図の場合、前記係止段部82a,83aは、係止部材82,83の主体部82b,83bとは別の部材よりなり、該主体部82b,83bに対しバネ手段82a1,83a1を介して弾力的に変位できるように取設されている。これにより、前記ビード移送装置40の係止部材52からビード8を受け取る際、或いは後述する成形機100の両支持体101,102に対しセットする際の接触による衝撃を緩和できるようになっている。
前記係止部材82,83に径方向の変位を付与する手段として、図の実施例の場合はそれぞれ次の構成を備えている。
前記両取付板81,81の外側に、それぞれリング円板状の可動板84を該取付板81との間で周方向に回動可能に保持するリング状の保持板85が固定されている。前記保持板85の軸方向の外側面には、前記係止部材82,83の配置間隔毎にそれぞれ径方向の平行な一対のガイドレール86が取設されるとともに、前記係止部材82,83の裏面にそれぞれ付設されたガイド87が前記ガイドレール86に対し摺動可能に係合せしめられている。
また、前記可動板84には、前記係止部材82,83の配置間隔毎に、それぞれ前記本体部61の軸心O3を中心とする円の接線に対して傾斜した長孔状の傾斜孔88が形成されるとともに、前記保持板85における前記係止部材82,83の配置間隔毎の前記傾斜孔88と対応する位置において径方向の長孔89が形成されている。
前記各係止部材82,83には、それぞれ前記主体部82b,83bの背面に突設された軸部材91により変位ガイド用のローラ90が取着されており、前記軸部材91が前記長孔89に対し長手方向(径方向)に変位可能に貫通して、前記ローラ90が前記傾斜孔88に転動可能に嵌合せしめられている。これにより、前記可動板84が前記保持板85に対して周方向に回動することにより、前記傾斜孔88の傾斜により前記ローラ90が径方向へ変位するとともに、前記軸部材91が前記長孔89内で径方向に変位し、これによって、前記係止部材82,83がそれぞれ径方向に変位するように設けられている。
すなわち、前記両側の可動板84,84のそれぞれを、周方向に回動変位させることにより、前記のように両側の各係止部材82,83を各々径方向に変位させることができる。
前記の可動板84,84を周方向に回動変位させる手段として、次の構成を有している。前記本体部61の筒状胴部80の外周一部に突設された一つの支承部材92aと、一方の係止部材82側の前記可動板84に対しそれぞれ保持板85又は取付板81の一部に有する切欠部95aを通じて連結された連結部材93aとの間に、シリンダー装置94aが介設され、また、前記筒状胴部80の外周一部に突設された他の一つの支承部材92bと、他方の係止部材83側の前記可動板84に対しそれぞれ保持板85又は取付板81の一部に有する切欠部を通じて連結された連結部材93bとの間に、シリンダー装置94bが介設されており、前記両シリンダー装置94a,94bがそれぞれ進退作用することにより、固定された筒状胴部80つまりは取付板81に対して、前記可動板84,84が各々別に回動変位するように設けられている。前記両シリンダー装置94a,94bは、前記ビード移送装置40からのビード受け取り、及び装入セット位置P2での成型機100への受け渡し等に応じて適宜制御される。
なお、図12〜図14では、前記本体部61の軸方向両側の保持手段62、63としての各係止部材82,83について、主体部82b,83bの長さを異にし、ビード8を係止する係止段部82a,83aの位置の異にしたものを示しているが、これは、供給対象のビード8の内径に応じてそれぞれに対応した係止部材82,83と取り換え得ることを示すものであり、実際のビード供給作業においては、通常、両側の係止部材82,83として同径のビード8を保持するものが使用される。もちろん、成型対象のタイヤの種類によっては、両側の係止部材82,83により異径のビード8,8を保持するようにして実施する場合もある。この場合、前記2台のビードストック装置10,10に、異径のビードをストックしておいて、双方のビードを前記ビード移送装置40により交互に移送して、前記両側の係止部材82,83に係止し保持させるようにする。
前記のビード供給装置の動作状態について説明すると、ビードストック装置10には、上下及び左右の支持腕部11a,11b及び11c,11dに沿って設けられた上下及び左右の前記各搬送手段20a,20b及び20c,20dの開放側端部を、ビード移送装置40との非対向側に向けた状態において、該各搬送手段20(20a,20b及び20c,20d)を開放側端部の転回部で逆転方向に所定ピッチ毎に回動、好ましく間欠的に回動させながら、該搬送手段20に有する一定間隔毎の各ピン24a,24b及び24c,24d間に供給対象のビード8を係止し、所要数のビード8を一定間隔の離隔状態に並列して保持しておく(図2)。これにより、前記ビード8はビードコアが存する内周より支持されて、かつ相互に隔離状態に保持されるため、ストック中あるいは移送中において該ビード8のフィラーゴム8bが相互に接着したり、変形が生じたりするおそれがない。
そして、所要数のビード8を保持したビードストック装置10を、シリンダー装置18の作動により基台12を回動させて180°方向転換し、前記搬送手段20(20a,20b及び20c,20d)の前記開放側端部を、前記ビード移送装置40との対向側に向ける(図8)。
そして、前記ビード移送装置40は、前記ビードストック装置10との対向位置に移動してきたとき、その本体部41が、アクチュエータ48の作動により前記ビードストック装置10の搬送手段20の先端部、つまり回動部材23(23a,23b及び23c,23d)による転回部に対し接近する方向に前進移動する。これと同時に、前記ビードストック装置10の前記搬送手段20(20a,20b及び20c,20d)が、前記回動部材23の回動により、該搬送手段20に有する各ピン24a,24b及び24c,24dの突設ピッチに応じた長さ分の搬送を行い、該搬送手段20に有する各ピン24a,24b及び24c,24dが前記転回部で外方から内方へ回動して所定の傾き位置で停止し、前記ビード8が前記搬送手段20から離脱可能な状態に保持される。
この状態において、前記のように前記搬送手段20の転回部に対し接近移動してきている前記ビード移送装置の本体部41の前面に有する複数の係止部材52が、前記ビード8の内方に進入するとともに、シリンダー装置56の作動によってL字形のアーム部材58及びレバー55を介して径方向外方に変位することにより、該係止部材52の係止段部52aが前記ビード8の内周縁に係止することにより内側から保持する。このとき、必要に応じて、磁気吸着手段を利用して前記係止段部52aに保持する。
前記のように1本のビード8を保持したビード移送装置40は、前記本体部41が元の位置に戻った後、モータ49の駆動によりレール42に沿って成型機100への装入用待機位置P1に移動し、該装入用待機位置P1に備える装入セット装置60の本体部61の軸方向の一方側に対向する(図14の鎖線)。この対向状態において、前記ビード移送装置40の本体部41が係止部材52によりビード8を保持した状態のまま、前記装入セット装置60の本体部61の側に前進移動し、前記ビード8を該本体部61に有する保持手段62(又は63)により係止可能な位置に送り込む。
このとき、前記装入セット装置60の本体部61に有する保持手段62(又は63)を構成する係止部材82(又は83)の係止段部82a(又は83a)が前記ビード8の内径より径小の状態にあり、前記の本体部41の前進により送り込まれるビード8は、前記係止段部82a(又は83a)の外方に位置する。この状態において、前記本体部61の筒状胴部80と可動板84との間に介設されたシリンダー装置94a(又は94b)の作動により前記係止部材82(又は83)側の可動板84が回動することにより、前記係止部材82(又は83)が径方向外方に変位し、前記ビード8の内周縁に係止するとともに、これと同時に、前記ビード移送装置40の係止部材52が径方向内方に変位して該ビード8から離脱し、前記本体部41が元の位置に戻る。これにより、前記ビード8は、前記ビード移送装置40から前記装入セット装置60の本体部61の前後一方側の保持手段62(又は63)に受け渡される。
前記のように一方側の保持手段62(又は63)によるビード8の受け取りが完了すると、前記ビード移送装置40は、前記ビードストック装置10との対向位置に移動して、上記と同様にして、前記ビードストック装置10から1本のビード8を前記係止部材52により受け取り保持する。
また、装入セット装置60の本体部61については、上方に設けたシリンダー装置79の作動により、進退移動するラック77および歯車76を介して支持軸74が回転することにより180°旋回して、軸方向の前後他方側が前記ビード移送装置40との対向側に向けられる。この後、前記ビード移送装置40がビード8を保持した状態で前記装入セット装置60との対向位置に移動し、該ビード移送装置40の本体部41と対向している前記装入セット装置60の本体部61の他方側の保持手段63(又は62)に対し、前記と同様にして、ビード8を受け渡し保持させる。
こうして、前記装入セット装置60が、その本体部61の軸方向の両面に備える保持手段62,63によるビード8,8の保持が完了すると、該装入セット装置60の支持基板64と連結された移動台板66が、これに載設された移動用のモータM1の作動により、成型機100の両支持体101,102と対向する装入セット位置P2に移動し(図17)、両支持体101,102に対し供給可能な状態に保持される。
このとき、前記装入セット位置P2においては、成型機100のいずれか一方の支持体、例えば支持体101により成型ドラムDを支持した状態で、前記両支持体101,102が前記装入セット位置P2から離反した状態にあり、前記のように前記装入セット装置60が前記装入セット位置P2に移動した後、前記両支持体101,102が一方ずつ交互に前記装入セット装置60の本体部61に対し進入し、同時に、保持手段としての前記係止部材82又は83が径方向内方へ変位しビード保持作用を解除することにより、前記ビード8,8をそれぞれ両支持体101,102の所定の支持位置に保持させる。この後、前記装入セット装置60を元の装入待機位置P1に戻し、前記同様にビード移送装置40により移送されてくるビード8を軸方向の前後両面にそれぞれ保持する。
また、前記成型機100においては、前記のようにビード8,8を保持した後、ビードセット及びターンアップ等の所定の成型作業が行われる。例えば、前記成型ドラムDによる円筒状のカーカスバンドの受け取り、前記両支持体101,102により前記成型ドラムDを支持した状態でのビードセット及びターンアップ、ベルト下パッドの貼り付け等が行われる。この後、前記両支持体101,102が離反して、成型済みのグリーンケースを成型ドラムDから抜き出して後続の成型工程に送り出した後、前記両支持体101,102が前記装入セット位置P2の両側に分離した状態で待機する。
このような動作を繰り返すことにより、成型ドラムを支持する成型機に対し、タイヤの成型サイクルに応じて、前記円環状のビードを自動的に供給しセットすることができる。
なお、前記のビードストック装置10の各構成部分、ビード移送装置40の各構成部分及び装入セット装置60の各構成部分の各動作は、それぞれ前記のビード供給のための動作を相互に関連し連続して行うように制御される。
本発明は、タイヤ成型におけるビードセット及びターンアップを行う工程の成型機に対して、補強部材である円環状のビードを自動的に供給するのに好適に利用することができる。
本発明に係るビード供給装置全体の概略を示す略示平面図である。 同上ビード供給装置におけるビードストック装置とビード移送装置の軸方向に対し直交する方向からの側面図である。 ビードストック装置の拡大側面図である。 前図の一部の拡大図である。 ビードストック装置の開放側からの正面図である。 ビードストック装置の平面図である。 ビードストック装置の支持部の構造を示す断面図である。 ビードストック装置の開放側をビード移送装置との対向側に向けた状態の側面図である。 ビード移送装置の一部を断面した側面図である。 ビード移送装置の軸方向にみた正面図である。 ビード移送装置の本体部の支持構造を示す平面図である。 同上のビード供給装置における装入セット装置の軸方向一方側からの正面図である。 同装入セット装置の軸方向に対し直交する方向からの略示側面図である。 同装置の一部の拡大断面図である。 同装置の一部の平面図である。 装入セット装置の係止部材の径方向の変位機構を説明する一部の軸方向一方側からの正面図である。 成型機への装入セット状態を示す略示正面図である。 円環状のビードの断面斜視図である。 タイヤ構成部材の分解図である。 タイヤの断面構造を示す断面図である。
符号の説明
A…ビード供給装置、D…成型ドラム、T…タイヤ、O1…ビードストック装置の軸心、O2…ビード移送装置の軸心、O3…装入セット装置の軸心、P1…装入用待機位置、、P2…装入セット位置、1…インナーライナー、2…トレッド、3…サイドウォール、4…チェーファー、5…ベルト下パッド、6…カーカス層、7…ベルト層、8…ビード、9…補強テープ、10…ビードストック装置、11a,11b;11c,11d…上下及び左右の支持腕部、12…基台、13…支持柱、14…固定台、15…軸部、16…歯車、17…ラック、18…シリンダー装置、20a,20b;20c,20d…搬送手段、21a,22a;21b,22b…スプロケット、21c,22c;21d,22d…スプロケット、23a,23b;23c,23d…回動部材、24a,24b;24c,24d…ピン、25a,25b;25c,25d… 駆動手段、26…軸受、27…支持軸 、28…支持板、28a…長孔、29…シリンダー装置、29a…係合部材、31a,31b;31c,31d…取付板、32a,32b;32c,32d…ガイド、33,37…ガイドレール、34,38…ネジ軸、34a,34b;38c,38d…逆ネジ部分、35a,35b;35c,35d…ネジ孔部、36,39…ハンドル、40…ビード移送装置、41…本体部、41a…長孔、42…レール、43…基板台、44…ガイド、45…取付支持板、46…ガイド、47…ガイドレール、48…アクチュエータ、49…モータ、50…歯車、51…ラック、52…係止部材、52a…係止段部、53…ガイド、54…ガイドレール、55…レバー、56…シリンダー装置、56a…出力軸、57…凹溝部材、58…アーム部材、59…連設部材、60…装入セット装置、61…本体部、62,63…保持手段、64…支持基板、65…架台フレーム、66…移動台板、67…連結支持部材、68…ガイドレール、69…ガイド、M1…モータ、70…歯車、71…ラック、72…支持筒、73…軸受、74…支持軸、75…フレーム部材、76…歯車、77…ラック、78…ガイド部材、79…シリンダー装置、80…筒状胴部、81…取付板、82,83…係止部材、82a,83a…係止段部、82b,83b…主体部、84…可動板、85…保持板、86…ガイドレール、87…ガイド、88…傾斜孔、89…長孔、90…ローラ、91…軸部材、92a,92b…支承部材、93a,93b…連結部材、94a,94b…シリンダー装置、95a…切欠部、100…成型機、101,102…支持体。

Claims (8)

  1. タイヤ成型におけるビードセット及びターンアップを行う工程において、該工程の成型ドラムを支持する成型機にビードコアとビードフィラーとを有してなる円環状のビードを供給する装置であって、
    一端部で水平に支持された支持腕部を有し、該支持腕部に沿って、複数本の前記ビードを内周より係止して一定間隔毎の離隔状態に保持するとともに、保持した前記ビードを間欠的に前記支持腕部の開放側に向かって搬送する搬送手段が設けられ、各ビードを1本ずつ送出するように構成されたビードストック装置と、
    前記ビードストック装置との対向位置において前記開放側の前記搬送手段の端部から送出される前記ビードを1本ずつ内周で支持して受け取り保持する保持手段を有するとともに、ビード保持状態で前記対向位置から前記成型機への装入用待機位置に移動するビード移送装置と、
    前記装入用待機位置において前記ビード移送装置から前記ビードを内周で支持して受け取り保持する保持手段を有するとともに、ビード保持状態で前記成型機の二つの支持体と対向する位置に移動して該両支持体に対し前記ビードを装入セット可能にする装入セット装置とを備えてなり、
    前記ビードストック装置は、回動可能な基台上に立設された支持柱に前記支持腕部の一端部が連設されて水平に支持されるとともに、該支持腕部に沿って前記搬送手段が設けられており、該搬送手段に所要本数のビードを係止した状態での前記基台の回動により、前記開放側の前記搬送手段の端部を前記ビード移送装置との非対向側から対向側に向けるように設けられてなり、
    タイヤ成型サイクルに応じて前記各装置を関連動作させて成型機の両支持体にビードを装入しセットできるようにしたことを特徴とするタイヤ成型工程におけるビード供給装置。
  2. 前記ビードストック装置には、前記ビードをその内周の上下部において係止状態に保持する上下の搬送手段が、それぞれ支持腕部に沿って同期して駆動されるように設けられてなる請求項1に記載のタイヤ成型工程におけるビード供給装置。
  3. 前記上下の搬送手段の中間部の左右部に、前記ビードをその内周の左右部において係止状態に保持する左右の搬送手段が、それぞれ支持腕部に沿って前記上下の搬送手段と同期して駆動されるように設けられてなる請求項2に記載のタイヤ成型工程におけるビード供給装置。
  4. 前記ビードストック装置の搬送手段は、正逆回転可能な無端の回動部材の外側面に前記ビードを離隔状態に保持するピンを一定間隔毎に立設したものよりなり、前記開放側端部における該回動部材の転回部において、前記ピンが前記支持腕部の先端より突出して転回するように設けられてなる請求項1、2、3のいずれか1項に記載のタイヤ成型工程におけるビード供給装置。
  5. 前記ビード移送装置は、少なくとも前記ビードストック装置の前記開放側の前記搬送手段の端部と対向する位置において、該搬送手段の端部に対する接近方向に移動可能に設けられてなる請求項1、2、3のいずれか1項に記載のタイヤ成型工程におけるビード供給装置。
  6. 前記ビード移送装置は、ビードを保持する保持手段として、前記開放側の前記搬送手段の端部との対向側において、前記ビードの内周縁に係止し得る複数の係止部材が周方向の所要間隔位置で径方向に同期して変位可能に配設されてなる請求項5に記載のタイヤ成型工程におけるビード供給装置。
  7. 前記装入セット装置は、前記ビード移送装置から前記ビードを受け取って保持する保持手段が軸方向の両面にそれぞれ設けられるとともに、この両面の保持手段を交互に前記ビード移送装置との対向側に向けるように旋回可能に支持され、前記両面の保持手段により二つのビードを保持した状態で前記成型機の両支持体と対向する位置に移動可能に設けられてなる請求項1、2、3のいずれか1項に記載のタイヤ成型工程におけるビード供給装置。
  8. 前記装入セット装置は、前記ビード移送装置から前記ビードを受け取って保持する保持手段が軸方向の両面にそれぞれ設けられるとともに、この両面の保持手段を交互に前記ビード移送装置との対向側に向けるように旋回可能に支持され、前記両面の保持手段により二つのビードを保持した状態で前記成型機の両支持体と対向する位置に移動可能に設けられてなる請求項4に記載のタイヤ成型工程におけるビード供給装置。
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