JP4716056B2 - 液晶表示装置および電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、横電界モードの液晶によって表示が行われる液晶表示装置およびこれを備えた電子機器に関する。
液晶表示装置の一タイプとして、FFS(フリンジフィールドスイッチング)モード等の横電界モード液晶を用いたものがある。図15は、FFSモードの液晶表示装置100の一部を拡大した断面部分を表すものである。FFSモードの液晶表示装置100には、液晶表示パネルを構成する2枚のガラス基板101a、101bが備えられている。一方のガラス基板101aと他方のガラス基板101bとの間には、ガラス基板101a、101b間の距離を決めるスペーサ102が配置されている。一方のガラス基板101a側には、薄膜トランジスタ103が形成されている。薄膜トランジスタ103の上には、凹凸を平坦化するための層間絶縁膜104が有機膜等によって形成されている。層間絶縁膜104の上には、共通電極膜105と画素絶縁膜106とが順次積層され、さらに、その上には、スリット状の隙間が設けられた画素電極膜107が積層配置されている。画素電極膜107と他方のガラス基板101bとの間には、液晶層108が配置されている。このような液晶表示装置100が開示されたものには、特許文献1がある。
特開2008−20753号公報
上記したように、液晶表示装置にはスペーサが画素内または画素外に配設される。しかしながら、例えばスペーサを画素内に配置する場合に、その画素内の何処に配設するのが適切であるか、あるいはどのような構造にするのがよいか等について具体的な検討はあまりなされていない。
上記した図15はスペーサ102を画素内に配置した場合の一例を示しているが、このような構造の液晶表示装置100の画面に押す力が加わると、この力がスペーサ102に伝達され、さらに、スペーサの下の画素電極膜107、画素絶縁膜106および共通電極膜105へと伝わる。ここで、画素電極膜107および共通電極膜105は酸化インジウム等の硬い材料で形成され、画素絶縁膜106はSiN(窒化シリコン)等の硬い材料で形成されることが多い。これに対し、共通電極膜105の下の層間絶縁膜104は、例えばアクリル樹脂等の有機材料で形成されることが多く、軟らかく、変形し易くなっている。このため、スペーサ102に比較的大きな力が加わった場合には、例えば図16に示したように、スペーサ102の配置領域の層間絶縁膜104が変形すると同時に、画素電極膜107、画素絶縁膜106および共通電極膜105にはクラックが生じ、場合によっては完全に破断する。この場合には、割れた画素電極膜107または共通電極膜105の一部によって、画素電極膜107と共通電極膜105とが短絡し、液晶表示装置100に画素欠陥が発生する。特に、このような問題は、画素の電界を強くするために、画素絶縁膜106の膜厚を薄くしたときに顕著になる。
さらに、最近、液晶表示装置として、表示機能のみならず撮像機能をも有するものが提案されているが、特にこの種の撮像機能付き液晶表示装置では、画面が指等で頻繁にタッチされることから、上記のような画面への加圧による画素欠陥の発生という問題が生じる可能性が高い。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、画面の押圧による画素欠陥の発生を防止して、信頼性を向上することのできる液晶表示装置およびこれを備えた電子機器を提供することを目的とする。
本発明の液晶表示装置は、下地絶縁膜と、下地絶縁膜の上に形成された共通電極と、共通電極の上に画素絶縁膜を介して形成された画素電極とを有する第1の基板と、第1の基板の画素電極側に対向して配置された第2の基板と、第1の基板と第2の基板との間に配置された液晶層と、第1の基板と第2の基板との間の間隔を保ち、画素電極の上面に一端が当接するスペーサとを備え、下地絶縁膜は画素絶縁膜よりも圧縮変形しやすい材料で形成され、スペーサが占める領域であるスペーサ領域における下地絶縁膜の厚さが他の領域における下地絶縁膜の厚さよりも薄くなるように構成したものである。
スペーサ領域の下地絶縁膜を他の領域の下地絶縁膜よりも薄くする方法としては、例えば、スペーサ領域の下地絶縁膜のうち、その厚さ方向の少なくとも一部(厚み全体も含む)を、下地絶縁膜よりも圧縮変形量が小さい材料からなる台座によって置換するという方法や、スペーサ領域の下地絶縁膜に凹部を形成するという方法がある。また、上記の構成に加えて、スペーサ領域の画素絶縁膜の厚さを他の領域における画素絶縁膜の厚さよりも厚くするようにしてもよい。
本発明の電子機器は、上記のような構成の液晶表示装置を備えたものである。
本発明の液晶表示装置および電子機器では、外部から液晶表示装置の表示面に押圧力が加わると、スペーサを介してスペーサ領域における画素電極、画素絶縁膜、共通電極および下地絶縁膜に押圧力が加わる。ところが、スペーサ領域の下地絶縁膜は他の領域の下地絶縁膜よりも薄くなっているので、スペーサ領域の下地絶縁膜を他の領域と同様に厚く形成した場合に比べて圧縮変形量が小さい。このため、画素電極、画素絶縁膜および共通電極の変形量も小さくなる。このような作用は、下地絶縁膜が例えば有機材料のような圧縮変形量の比較的小さい(柔らかい)材料からなる場合に特に顕著である。
本発明の液晶表示装置および電子機器によれば、スペーサ領域の下地絶縁膜を他の領域よりも薄くして、下地絶縁膜の圧縮変形量を小さくしたので、画素電極、画素絶縁膜、共通電極および下地絶縁膜にクラックや破断が生じるのを抑制することができる。よって、表示面の押圧による画素欠陥の発生を低減して、信頼性を向上することができる。
また、上記の構成に加えて、スペーサ領域の画素絶縁膜の厚さを他の領域における画素絶縁膜の厚さよりも厚くするようにした場合には、画素絶縁膜自体の膜強度が向上するので、クラックや破断による画素欠陥の発生をより効果的に抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
[液晶表示装置の構成]
図1は、第1の実施の形態に係る液晶表示装置の要部の平面構成を表すものである。なお、図1では、液晶層よりも上側の構成要素を取り除いた状態を表している。図2は、図1のA−A線における矢視断面構造を表すものである。
図2に示したように、液晶表示装置1は、第1のガラス基板10と、第2のガラス基板40とを備えている。第1のガラス基板10側には、薄膜トランジスタ(TFT)12が画素毎に設けられると共に、画素絶縁膜27を挟み込む位置に配置された画素電極29と共通電極25とが設けられている。
液晶表示装置1の詳細な構成は、以下のようになっている。
第1のガラス基板10の上には、選択線としてのゲート線11が行方向(図1では横方向)に複数延設されている。1つの画素を構成する領域内において、ゲート線11からは、画素を駆動するためのTFT12のゲート12gが列方向(図1では縦方向)に延設されている。図1では、2本のゲート12gが互いに平行に延設されており、いわゆるダブルゲート構造になっている。
図2に示したように、第1のガラス基板10の上には、ゲート線11およびTFT12のゲート12gを覆うようにしてゲート絶縁膜13が設けられている。ゲート絶縁膜13の上には、TFT12の活性層となる半導体層14が設けられている。本実施の形態の場合、半導体層14は行方向に延設されている(図1を参照)。半導体層14のうち、ゲート12gとの交差領域がTFT12のチャネルを構成する。ゲート絶縁膜13および半導体層14の上には、これらを覆うようにして、TFT12を保護するための絶縁性のトランジスタ保護膜15が設けられている。トランジスタ保護膜15は、例えばSiN等によって形成されているので硬い膜となっており、このため、圧縮変形し難くい。
トランジスタ保護膜15には、半導体層14の一端(ソース12s)側となる位置に第1コンタクトホール16が設けられ、半導体層14の他端(ドレイン12d)側となる位置に第2コンタクトホール17が設けられている(図1を参照)。第1コンタクトホール16の内部には、導電体が充填されることにより、半導体層14に導通する第1コンタクト18が形成されている。また、第2コンタクトホール17の内部には、導電体が充填されることにより、半導体層14に導通する第2コンタクト19が形成されている(図1を参照)。第1コンタクト18は、TFT12のソース12sと画素電極29とを電気的に接続するものである。第2コンタクト19は、トランジスタ保護膜15の上に列方向に延設されたデータ線20とTFT12のドレイン12dとの間を電気的に接続するものである。この第2コンタクト19を介してデータ線20からTFT12にデータ信号(画素電圧)が供給されるようになっている。このデータ信号は、TFT12がオン状態のときに、TFT12のドレイン12dからソース12sおよび第1コンタクト18を介して画素電極29に供給されるようになっている。
トランジスタ保護膜15の上には、台座21が、後述するスペーサ35が占める領域(スペーサ領域22)に、それよりもひと回り大きく配置されている。この台座21は、後述する層間絶縁膜23よりも圧縮変形し難い材料、例えば、無機材料から形成されている。無機材料の具体的な一例としては、第1コンタクト18と同じ金属材料やこれ以外の金属材料、SiN、酸化シリコン等である。
トランジスタ保護膜15、台座21、第1コンタクト18および第2コンタクト19の上には、これらを覆うようにして層間絶縁膜23が設けられている。この層間絶縁膜23の厚さは、スペーサ領域22において他の領域よりも薄くなっている。層間絶縁膜23として、例えば、アクリル樹脂等の有機材料を用いることにより、下層で生じた凹凸を平坦化しやすくしているが、その反面、圧縮変形し易くなっている。層間絶縁膜23には、第1コンタクト18と平面視して重なる位置に、第1コンタクト18の上面に達する層間絶縁膜コンタクトホール24が形成されている。ここで、層間絶縁膜23が、本発明の「下地絶縁膜」の一具体例に対応する。
層間絶縁膜23の上には、共通電極25が設けられている。この共通電極25には、
第1コンタクト18と対応した位置に共通電極コンタクトホール26が形成されている。この共通電極コンタクトホール26は、共通電極25と画素電極29とが短絡するのを防止するために、層間絶縁膜コンタクトホール24よりも穴サイズを大きくして形成されている。
共通電極25の上には、画素絶縁膜27が設けられている。画素絶縁膜27には、第1コンタクトと対応した位置に、第1コンタクト18の上面に達する画素絶縁膜コンタクトホール28が形成されている。画素絶縁膜コンタクトホール28は、共通電極コンタクトホール26よりも穴サイズが小さく形成されている。
画素絶縁膜27の上には、画素電極29が画素ごとに設けられている。画素電極29は、図1に示したように、隣接する2本のゲート線11の間にかけ渡されるようにして、両端が各ゲート線11とオーバーラップして配置されている。画素電極29は、図2に示したように、画素絶縁膜コンタクトホール28の内面をも覆うように形成され、ホール底部で第1コンタクト18と接触している。これにより、TFT12のソース12sと画素電極29とが第1コンタクト18を介して電気的に接続されている。また、画素電極29には、列方向に沿って延びる複数の細長い開口(スリット30)が形成されている。
一方、第2のガラス基板40の下には、カラーフィルタ41およびブラックマトリクス42からなる層と、平坦化層43とが順次積層されて形成されている。ブラックマトリクス42の下には、スペーサ35が設けられている。ブラックマトリクス42は、スペーサ領域22よりもひと回り大きく形成され、スペーサ領域22およびその周囲に入射する光を遮光するようになっている。ここで、ブラックマトリクス42が、本発明の「遮光層」の一具体例に対応する。
このスペーサ35の下端は、第1ガラス基板に形成された画素電極29の上面に当接している。第2のガラス基板40側の積層構造物と、第1ガラス基板側の積層構造物との間には、液晶層36が設けられている。スペーサ35は、液晶層36の中を貫き、第1ガラス基板側の積層構造と第2のガラス基板40側の積層構造との間を所定の距離に保つように機能する。なお、スペーサ35およびブラックマトリクス42は、全ての画素に設けられていてもよく、また一部の画素にのみ設けられていてもよい。一部の画素にのみ設ける場合は、青色用画素、緑色用画素および赤色用画素のうちいずれかの色用画素の全てまたは一部に設けることができる。この場合、例えば一部の青色用画素または一部の赤色用画素に設けることが好ましい。青色用画素または赤色用画素では、視感度特性上、スペーサ35の配置に伴って透過光量が低下しても、影響が少ないからである。ここで、トランジスタ保護膜15、台座21、層間絶縁膜23、共通電極25、画素絶縁膜27および画素電極29等を備えた第1のガラス基板が本発明の「第1の基板」の一具体例に対応し、カラーフィルタ41、ブラックマトリクス42および平坦化層43を備えた第2のガラス基板40が本発明の「第2の基板」の一具体例に対応する。
図3は、液晶表示装置1の全体斜視構造を模式的に表すものである。図3に示したように、画素電極29の上側(光出射側)には、第1配向膜46、液晶層36、第2配向膜47および第2偏光板48が配置されている。また、第1のガラス基板10(共通電極25)の下側(光入射側)には、第1偏光板45が配置されている。なお、これらの構成要素の記載を図1、2では省略している。
[液晶表示装置の製造方法]
このような構成の液晶表示装置1は、例えば、次のようにして製造することができる。まず、ゲート線11と、液晶表示装置1の各画素を駆動するためのTFT12のゲート12gとを形成するために、第1のガラス基板10の上に金属膜を形成する。この金属膜は、例えば、スパッタ等の成膜法を用いて、モリブデン等の金属材料を成膜することにより形成すればよい。この後、フォトリソグラフィ技術を利用してマスクを形成すると共に金属膜のエッチングを行うことにより、ゲート線11とTFT12のゲート12gとを形成する。
次に、第1のガラス基板10、ゲート線11およびTFT12のゲート12gを覆うゲート絶縁膜13を形成する。ゲート絶縁膜13は、例えば、プラズマ化学気相成長法(プラズマCVD)等の成膜法を用いて、SiN等の絶縁材料を成膜することにより形成する。
次に、半導体層14を形成する。この半導体層14を形成するには、まず、半導体層14となるアモルファスシリコン等の半導体材料を、プラズマCVD等の成膜法を用いてゲート絶縁膜13の上に成膜する。この後、フォトリソグラフィ技術を利用してマスクを形成すると共に半導体材料のエッチングを行うことにより、半導体層14を形成する。
次に、TFT12を保護するトランジスタ保護膜15を、半導体層14およびゲート絶縁膜13の上に形成する。このトランジスタ保護膜15を形成するには、まず、プラズマCVD等の成膜法を用いてSiN等の絶縁材料をゲート絶縁膜13の上に成膜して、半導体層14を覆う。この後、第1コンタクトホール16および第2コンタクトホール17がそれぞれ積層方向に沿って形成されるように、ゲート絶縁膜13の上にフォトリソグラフィ技術を用いてマスクを形成すると共にトランジスタ保護膜15のエッチングを行う。
次に、台座21、データ線20、第1コンタクト18および第2コンタクト19を形成する。これらを形成するには、まず、スパッタ等の成膜法によりアルミニウムとチタンとを成膜して、トランジスタ保護膜15、第1コンタクトホール16および第2コンタクトホール17の表面に金属積層膜を形成する。台座21およびデータ線20については、この後、積層金属膜上にフォトリソグラフィ技術を利用してマスクを形成すると共に積層金属膜のエッチングを行うことにより形成すればよい。ここで、台座21は、例えば0.5μm〜1μm程度の膜厚となっていればよい。さらに、台座21が金属等の光を透過しない材料で形成される場合には、ブラックマトリクス42よりも平面視して内側に配置されるように小さく形成する。これにより、台座21によって遮蔽される光を最小限にすることができる。また、第1コンタクト18および第2コンタクト19については、第1コンタクトホール16および第2コンタクトホール17を積層金属膜により充填することにより形成すればよい。
次に、トランジスタ保護膜15、台座21、データ線20、第1コンタクト18および第2コンタクト19の上に、層間絶縁膜23を、例えば1.5μm〜2μm程度の膜厚(他の領域の膜厚)となるように形成する。この層間絶縁膜23は、絶縁性の材料で形成することができ、例えば、アクリル樹脂等により形成することができる。この場合、アクリル樹脂が感光性のものであれば、フォトリソグラフィ技術を利用することにより、層間絶縁膜コンタクトホール24を容易に形成することができる。このようにして、データ線20、第1コンタクト18および第2コンタクト19と、共通電極25とを絶縁させる層間絶縁膜23を形成する。
次に、層間絶縁膜23の上に、透明電極である共通電極25を、例えば0.05μm〜0.1μm程度の膜厚となるように形成する。この共通電極25を形成するには、まず、スパッタ等の成膜法を用いて、例えば酸化インジウム等の電極材料を層間絶縁膜23の上に成膜する。この後、共通電極コンタクトホール26を形成するために、フォトリソグラフィ技術を用いてマスクを形成し、エッチングを行う。これにより、第1コンタクト18に対向する領域が除去された共通電極コンタクトホール26を備えた共通電極25を形成する。
次に、共通電極25の上に、例えば0.1μm〜0.2μm程度の膜厚の画素絶縁膜27を形成する。画素絶縁膜27は、プラズマCVD等の成膜法を用いて、例えば、SiN等の絶縁材料を共通電極25の上に成膜した後、フォトリソグラフィ技術を用いてマスクを形成し、エッチングを行うことにより形成する。これにより、画素絶縁膜コンタクトホール28を備えた画素絶縁膜27を得る。
次に、画素絶縁膜27の上に、画素電極29を、例えば0.05μm〜0.1μm程度の膜厚となるように形成する。画素電極29は、スパッタ等の成膜法を用いて、例えば、酸化インジウム等の電極材料を成膜した後、フォトリソグラフィ技術を用いてマスクを形成し、エッチングを行うことにより形成する。これにより、画素絶縁膜27を介して画素電極29と共通電極25との間に電界が加わるようにするためのスリット30を備えた画素電極29を得る。
一方、第2のガラス基板40には、カラーフィルタ41、ブラックマトリクス42、平坦化層43およびスペーサ35を形成する。まず、ブラックマトリクス42を第2のガラス基板40の上に形成する。ブラックマトリクス42は、カラーフィルタ41の色の境目部分と、スペーサ35の上端配置領域、すなわちスペーサ35と平面視して重なる部分とに形成する。ブラックマトリクス42は、第2のガラス基板40の上にブラックのネガ型レジストを塗布し、フォトリソグラフィ技術を用いて露光し、現像することにより得る。これにより、露光した部分のレジストがブラックマトリクス42として第2のガラス基板40の上に残る。なお、ブラックのレジストには、ポジ型を用いても良い。
次に、カラーフィルタ41を第2のガラス基板40の上に形成する。カラーフィルタ41は、赤、緑および青の色毎に形成する。具体的には、赤色のカラーフィルタ41は、第2のガラス基板40の上に赤色のネガ型カラーレジストを塗布し、フォトリソグラフィ技術を用いて露光し、現像することにより赤色画素となる領域に得る。この後、緑色および青色のカラーフィルタ41を形成する。緑色および青色のカラーフィルタ41は、赤色のカラーフィルタ41と同様な方法により形成すればよい。なお、赤色のカラーフィルタ41、緑色のカラーフィルタ41および青色のカラーフィルタ41を形成する順番は任意である。なお、カラーレジストには、ポジ型を用いても良い。
次に、平坦化層43を、ブラックマトリクス42およびカラーフィルタ41の上に形成する。この平坦化層43により、ブラックマトリクス42およびカラーフィルタ41の表面に生じた凹凸を平坦にしている。
次に、スペーサ35を平坦化層43の上に形成する。スペーサ35は、平坦化層43の上にネガ型レジストを塗布し、フォトリソグラフィ技術を用いて露光し、現像することにより得る。このようにして、ブラックマトリクス42と平面視して重なったスペーサ35を形成する。なお、レジストには、ポジ型を用いても良い。
この後、第1のガラス基板10側に形成された画素電極29と、第2のガラス基板40側に形成されたスペーサ35とを対面させ、第1のガラス基板10側と第2のガラス基板40側とを張り合わせる。このとき、スペーサ35の下側に台座21が配置されるように位置合わせをして、スペーサ35の一方の端部を画素電極29に当接する。このとき、台座21が光を透過しない材料で形成されている場合には、平面視してブラックマトリクス42よりも内側に台座21が配置される。
次に、画素電極29と平坦化層43との間に液晶を注入して液晶層36を形成する。これにより、液晶表示装置1の主要な製作工程が完了する。
[液晶表示装置1の動作および作用]
まず、図3および図4を用いて液晶表示装置1の基本動作を説明する。図4は、液晶表示装置1の一断面(図1におけるB−B矢視断面)を表すものである。ここで図3(A)および図4(A)は電圧無印加状態を表し、図3(B)および図4(B)は電圧印加状態を表している。
液晶表示装置1には、第1のガラス基板10の裏面側(図2では下側)に配置されたバックライト(図示せず)から光が入射される。液晶層36に入射した光は、そこを通過する際に、以下に述べるようなFFSモードの空間変調を受ける。
すなわち、図3(A)および図4(A)に示したように、共通電極25と画素電極29との間に電圧を印加していない状態では、液晶層36を構成する液晶分子37の軸が入射側の第1偏光板45の透過軸と直交し、且つ、出射側の第2偏光板48の透過軸と平行な状態となる。このため、入射側の第1偏光板45を透過した入射光hは、液晶層36内において位相差を生じることなく出射側の第2偏光板48に達し、ここで吸収されるため黒表示となる。
一方、図3(B)および図4(B)に示したように、共通電極25と画素電極29との間に電圧を印加した状態では、液晶分子37の配向方向が画素電極29間に生じる電界Eにより、画素電極29の延設方向に対して斜め方向に回転する。この際、液晶層36の厚み方向の中央に位置する液晶分子37が約45度回転するように白表示時の電界強度を最適にする。これにより、入射側の第1偏光板45を透過した入射光には、液晶層36内を透過する間に位相差が生じ、90度回転した直線偏光となり、出射側の第2偏光板48を通過するため、白表示となる。
次に、液晶表示装置1の特徴的な作用を説明する。図5は、液晶表示装置1の断面構成を表すものである。なお、図5では、ここでの説明に必要な要素にのみ符号を付し、その他の要素の符号は省略する。図5に矢印で示したように、第2のガラス基板40側から液晶表示装置1に力が加わると、スペーサ35に下方への力が加わり、スペーサ領域22の層間絶縁膜23にも圧縮応力がかかる。ところが、スペーサ領域22の層間絶縁膜23は、その厚さ方向の最下部に設けられた台座21によって他の領域よりも薄くなっているので、その圧縮変形量は、他の領域と同等に厚い場合と比べて小さくなる。このため、スペーサ領域22における共通電極25、画素絶縁膜27および画素電極29の圧縮変形量が小さくなる。よって、破損し難い。
以上のように、本実施の形態によれば、スペーサ領域22において、層間絶縁膜23の厚さ方向の一部が台座21によって置換されることにより層間絶縁膜23が薄くなっているので、スペーサ領域22の層間絶縁膜23、共通電極25および画素電極29の変形量も小さくすることができる。よって、スペーサ35に押圧が加わった場合でも、共通電極25、画素絶縁膜27および画素電極29にクラックや破断を生じ難くなり、画素欠陥の発生を抑制することができる。すなわち、液晶表示装置1の強度を大きくすることができるので、信頼性を高めることができる。その結果、液晶表示装置1の全体としての薄型化が可能になる。
[変形例]
以上、第1の実施の形態を説明したが、本実施の形態の液晶表示装置1は種々変形が可能である。
例えば、上記の実施の形態では、スペーサ領域22において、層間絶縁膜23の最下層に台座21を配置する場合について説明したが、層間絶縁膜23の厚さ方向の少なくとも一部に台座21を配置してもよい。すなわち、図6(A)に示したように、層間絶縁膜23の最上部に台座21を配置してもよく、図6(B)に示したように、層間絶縁膜23の厚さ方向の中間部に台座21を配置してもよい。さらに、図7に示したように、スペーサ領域22における層間絶縁膜23の厚さ方向の全体を台座21に置き換えてもよい。
また、上記の実施の形態では、スペーサ領域22に台座21を別途設けることにより層間絶縁膜23を薄くした場合について説明したが、図8に示したように、スペーサ領域22のトランジスタ保護膜15を上側に凸にすることにより、その上に配置される層間絶縁膜23のスペーサ領域22を他の領域に比べて薄くしてもよい。
以下、本発明の他の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態の説明において、第1の実施の形態と同じ構成要素には、同一番号を付してその詳細な説明を省略または簡略化する。
<第2の実施の形態>
[液晶表示装置の構成および作用]
図9は、第2の実施の形態に係る液晶表示装置の断面構成を表すものである。液晶表示装置2は、第1の実施の形態の液晶表示装置1と比較して、主に画素絶縁膜50の構成が異なるものであり、画素絶縁膜50におけるスペーサ領域22が他の領域よりも厚く形成されている。すなわち、画素絶縁膜50は、上方および下方に向けて凸の形状になっている。スペーサ領域22の層間絶縁膜23は、他の領域に比べて薄くなり、押圧に対する強度が大きくなる。このため、スペーサ領域22における共通電極25、画素絶縁膜50および画素電極29の変形量は小さくなる。特に、スペーサ領域22における画素絶縁膜50が下方に向けて凸になっているので、共通電極25と台座21との間隔を、第1の実施の形態の液晶表示装置1に比べて狭くすることができる。このため、層間絶縁膜23の圧縮変形量をさらに小さくすることができる。また、スペーサ35に押圧力が加わった場合でも、画素絶縁膜50にクラックや破断を生じ難くすることができる。
また、上記の実施の形態では、画素絶縁膜50を上方および下方に向けて凸になるようにした場合について説明したが、図10(A)に示したように、下方に向けてのみ凸になるようにしてもよい。この場合、画素絶縁膜50は、SOG(スピンオングラス)法により、その上面が平坦になるように形成すればよい。また、画素絶縁膜50は、図10(B)に示したように、上方に向けてのみ凸になっていてもよい。
[液晶表示装置の製造方法]
このような構成の液晶表示装置2は、例えば、次のようにして製造することができる。図11は、液晶表示装置2の製造工程の一部を表すものである。
トランジスタ保護膜15の上に台座21を形成した後、トランジスタ保護膜15および台座21の上に層間絶縁膜23を形成する。この後、層間絶縁膜23の上面におけるスペーサ領域22をエッチングして、凹部51を形成する(図11(A))。次に、層間絶縁膜23の上に、その上面の形状に倣う共通電極25を形成する(図11(B))。
次に、共通電極25の上に画素絶縁膜50を形成する。画素絶縁膜50を形成する場合、まず、CVD法やSOG法により、例えばSiN等の第1の誘電体を共通電極25の上に成膜した後、パタンニングおよびエッチングを行って第1の誘電体膜50aを形成する(図11(C))。この後、第1の誘電体とはエッチングレートの異なる第2の誘電体、例えば酸化シリコン等をCVD法により成膜する。このとき、第2の誘電体膜50bを、第1の誘電体膜50aよりも厚く形成する。この後、パタンニングおよびエッチングを行うことにより、上方および下方に向けて凸になった形状の画素絶縁膜50を得る(図11(D))。
実施の形態では、画素絶縁膜50を、CVD法やSOG法により第1の誘電体膜50aを形成し、その後、CVD法により第2の誘電体膜50bを形成することにより得る場合について説明したが、以下に説明する方法により形成してもよい。まず、共通電極25の上に誘電体を成膜し、パタンニングおよびエッチングを行うことにより図11(C)に示したような形状を形成し、その後、SOG法により誘電体を成膜しパタンニングすることにより、図11(D)に示したような画素絶縁膜50を形成してもよい。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、種々変形が可能である。
図12は、第1の変形例に係る液晶表示装置のスペーサ領域における断面構成を表すものである。この液晶表示装置3では、台座21が設けられていないが、スペーサ領域22の画素絶縁膜50が下方に向けて凸になっているので、スペーサ領域22の層間絶縁膜23が他の領域よりも薄くなっている。このため、スペーサ35に下方への力が加わった場合には、層間絶縁膜23の圧縮変形量が小さくなる。また、スペーサ領域22の層間絶縁膜23は、下方に向けて凸になった形状になっているので厚くなり、押圧に対する強度が大きくなる。このため、スペーサ領域22における共通電極25、画素絶縁膜50および画素電極29の変形量は小さくなる。
また、図13に示したように、スペーサ領域22の画素絶縁膜50が上方および下方に向けて凸になるようにしてもよい。
また、本発明の液晶表示装置1〜3を実現することができるものであれば、本発明の趣旨に反しない範囲で、形状および材料を変更することができる。例えば、層間絶縁膜23に有機材料を用いた場合について説明したが、平坦化させやすい膜であればこれに限定されることはなく、無機材料であってもよい。
[液晶表示装置の適用例]
以下、上記実施の形態で説明した液晶表示装置1〜3は、例えば携帯電話等の携帯端末装置など、電子機器に入力された映像信号、若しくは、電子機器内で生成した映像信号を、画像若しくは映像として表示するあらゆる分野の電子機器の表示装置に適用することが可能である。
図14は、上記実施の形態の液晶表示装置1〜3が適用される一具体例の携帯電話機の外観を表したものである。ここで、図14(A)は開いた状態での正面図、同図(B)はその側面図、同図(C)は閉じた状態での正面図、同図(D)は左側面図、同図(E)は右側面図、同図(F)は平面図、同図(G)は底面図である。携帯電話機は、上部筐体201、下部筐体202、連結部(ここではヒンジ部)203、ディスプレイ204、サブディスプレイ205、ピクチャーライト206、カメラ207等を備えている。そのディスプレイ204やサブディスプレイ205は、本実施の形態の液晶表示装置1〜3により構成されている。これにより、携帯電話機は、信頼性および耐久性が向上する。
第1の実施の形態に係る液晶表示装置の要部の平面図である。 図1のA−A線における矢視断面図である。 第1の実施の形態の液晶表示装置の斜視構造を模式的に表す図である。 図1のB−B線における矢視断面図である。 第1の実施の形態の液晶表示装置の作用を説明する断面図である。 第1の実施の形態の第1変形例に係る液晶表示装置のスペーサ領域における断面図である。 第1の実施の形態の第2変形例に係る液晶表示装置のスペーサ領域における断面図である。 第1の実施の形態の第3変形例に係る液晶表示装置のスペーサ領域における断面図である。 第2の実施の形態に係る液晶表示装置の断面図である。 第2の実施の形態の変形例に係る液晶表示装置のスペーサ領域における断面図である。 第2の実施の形態に係る液晶表示装置の製造工程の一部を表す図である。 第1の変形例に係る液晶表示装置のスペーサ領域における断面図である。 第3の実施の形態の変形例に係る液晶表示装置のスペーサ領域における断面図である。 液晶表示装置が適用される一具体例の携帯電話機の外観図である。 従来のFFSモードの液晶表示装置の要部構造を示す断面図である。 図15に示した液晶表示装置において、画素電極膜、画素絶縁膜および共通電極膜が破損したときの状態を示す断面図である。
符号の説明
1〜3…液晶表示装置、10…第1のガラス基板、21…台座、22…スペーサ領域、23…層間絶縁膜、25…共通電極、27,50…画素絶縁膜、29…画素電極、35…スペーサ、36…液晶層、40…第2のガラス基板、42…ブラックマトリクス、51…凹部。

Claims (11)

  1. 下地絶縁膜と、前記下地絶縁膜の上に形成された共通電極と、前記共通電極の上に画素絶縁膜を介して形成された画素電極とを有する第1の基板と、
    前記第1の基板の前記画素電極側に対向して配置された第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置された液晶層と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間の間隔を保ち、前記画素電極の上面に一端が当接するスペーサと
    を備え、
    前記下地絶縁膜は前記画素絶縁膜よりも圧縮変形しやすい材料で形成され、
    前記スペーサが占める領域であるスペーサ領域における前記下地絶縁膜の厚さは、他の領域における前記下地絶縁膜の厚さよりも薄い
    液晶表示装置。
  2. 前記スペーサ領域における前記下地絶縁膜のうち、その厚さ方向の少なくとも一部が、前記下地絶縁膜よりも圧縮変形量が小さい材料からなる台座によって置換され、これにより、前記スペーサ領域における前記下地絶縁膜の厚さが他の領域における前記下地絶縁膜の厚さよりも薄くなっている
    請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記台座は、前記下地絶縁膜の厚さ方向の最下部に設けられている
    請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記下地絶縁膜が有機材料からなり、前記台座が無機材料からなる
    請求項2に記載の液晶表示装置。
  5. 前記無機材料は、金属、酸化シリコンおよび窒化シリコンのいずれかである
    請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. さらに、前記スペーサ領域を含む領域において前記第2の基板に遮光層が選択的に設けられ、
    前記台座は、前記遮光層が占める領域の内側に配置されている
    請求項2に記載の液晶表示装置。
  7. 前記スペーサ領域における前記画素絶縁膜の厚さは、他の領域における前記画素絶縁膜の厚さよりも厚い
    請求項1または2に記載の液晶表示装置。
  8. 前記画素絶縁膜は、前記スペーサ領域において、前記共通電極および前記画素電極の少なくとも一方の側に凸になっている
    請求項7に記載の液晶表示装置。
  9. 前記スペーサ領域において前記下地絶縁膜に凹部が形成され、これにより、前記スペーサ領域における前記下地絶縁膜の厚さが他の領域における前記下地絶縁膜の厚さよりも薄くなっている
    請求項1に記載の液晶表示装置。
  10. 前記画素絶縁膜の上面が平坦化され、これにより、前記スペーサ領域における前記画素絶縁膜の厚さが他の領域における前記画素絶縁膜の厚さよりも厚くなっている
    請求項9に記載の液晶表示装置。
  11. 下地絶縁膜と、前記下地絶縁膜の上に形成された共通電極と、前記共通電極の上に画素絶縁膜を介して形成された画素電極とを有する第1の基板と、
    前記第1の基板の前記画素電極側に対向して配置された第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置された液晶層と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間の間隔を保ち、前記画素電極の上面に一端が当接するスペーサと
    を含み、
    前記下地絶縁膜は前記画素絶縁膜よりも圧縮変形しやすい材料で形成され、
    前記スペーサが占める領域であるスペーサ領域における前記下地絶縁膜の厚さが、他の領域における前記下地絶縁膜の厚さよりも薄くなっている液晶表示装置を備えた
    電子機器。
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