JP2007334003A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】柱状スペーサを配置した部位に配線との容量結合やショートが生じない段差を形成した液晶表示装置及びその製造方法の提供。
【解決手段】アクティブマトリクス型液晶表示装置において、TFT基板218に、補助柱に対応する部分のTFT基板218をエッチングして形成した凹部213や、補助柱に対応する部分のパッシベーション膜をエッチングして形成した凹部、主柱に対応する部分のオーバーコート膜を適切な厚みで残した台座などを設ける。これにより金属の台座パターンを形成することなく段差を確保することができるため良好な補助柱効果が得られると共に、容量結合による信号伝達への悪影響や他の電極とのショートを防止できる。
【選択図】図2
【解決手段】アクティブマトリクス型液晶表示装置において、TFT基板218に、補助柱に対応する部分のTFT基板218をエッチングして形成した凹部213や、補助柱に対応する部分のパッシベーション膜をエッチングして形成した凹部、主柱に対応する部分のオーバーコート膜を適切な厚みで残した台座などを設ける。これにより金属の台座パターンを形成することなく段差を確保することができるため良好な補助柱効果が得られると共に、容量結合による信号伝達への悪影響や他の電極とのショートを防止できる。
【選択図】図2
Description
本発明は、液晶表示装置及びその製造方法に関し、特に高開口率かつ高コントラストな、横電界方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置及びその製造方法に関する。
近年、TVなど大型モニター向けにIPS(In−Plane Switching)方式の採用が広がっている。このIPS方式は、液晶の分子軸を横電界によって基板に対して平行な面内で回転させて表示を行うものであり、分子軸の立ち上がり角に対する視角依存性がなくなるため、TN(Twisted Nematic)方式よりも視角特性が大幅に有利となるが、TN方式と比較してセルギャップの高い面内均一性が求められる。
ここでセルギャップを形成する方法として、従来用いられてきた球状スペーサを散布する方法では、球状スペーサが固着せず液晶パネル内を移動してしまい、面内均一性に限界があり、また、表示領域内に散布されると、スペーサ周辺の液晶分子の配向を乱してしまい、黒状態における光漏れの原因となり、近年はTVや医療用途などで高コントラストへの要求が高いため、球状スペーサの使用は好ましくない。このため、特に大型品種については、対向基板側に柱状のスペーサを形成する方法が必須となっている。
この柱状スペーサは周期的に配置され、表示領域外の配線上などでTFT(Thin Film Transistor)側基板と接触し、ギャップを保持するものであり、柱状スペーサの本数が多いほど、接触する面積も大きく、ギャップも均一になるはずである。ここで、2枚の基板に面が平行にずれるような力を外部から加えると一時的なずれを生じるが、柱状スペーサの本数が多すぎると、接触面積が大きいために摩擦力が強く、外力から開放されてもずれが戻らなくなってしまう。一方、柱状スペーサの本数が少なすぎると、基板に対して垂直な外力に対して塑性変形を起こし、外力から開放されても局所的なギャップ不均一性が残ってしまう。このような問題を解決するため、特許第3680730号公報で公開されている手段がある。以下、図面を参照して説明する。
図16のように、走査信号配線1601上で柱状スペーサと接触する場合を考える。ゲート絶縁膜1603を介して、ある位置では走査信号配線1601に台座パターン1615を置き、ある位置では何も置かない。このような構成により、通常は台座パターン1615と対向する柱状スペーサ1617(主柱)のみがTFT基板と接触してギャップを保持し、台座パターンのない位置と対向する柱状スペーサ1617(補助柱)は、台座パターンの厚さ分の段差ができるためTFT基板と接触しない。従って、基板に対して垂直な外力が加わった場合、変形を起こすが、補助柱スペーサもTFT基板と接触し、外力を分散して受け止める。また、通常接触している面積が小さいことから、基板面に平行な外力が加わった場合に、外力から開放されてもずれが戻らなくなるという問題に対しても効果がある。
実際の画素構成の例を、図17および図18を用いて説明する。図17は、従来の液晶表示装置を構成するTFT基板の一画素の構造を示す平面図であり、図18は、図17上に示した箇所の構造を示す断面図である。
図18に示すように、TFT基板1818上に、第1の金属層からなる走査信号配線1801と、並行する共通信号配線1802が形成される。前記走査信号配線1801、共通信号配線1802上にゲート絶縁膜1803が形成され、前記ゲート絶縁膜1803上に第2の金属層からなる映像信号配線1804、薄膜トランジスタ1805、ソース電極1806、台座パターン1815が形成される。前記映像信号配線1804、薄膜トランジスタ1805、ソース電極1806、台座パターン1815上にパッシベーション膜1807が形成され、さらに前記パッシベーション膜1807上に感光性を有するオーバーコート膜1808を塗布する。
前記オーバーコート膜1808は、例えばアクリル樹脂などの透明な膜であり、露光により、オーバーコート膜1808の上層に位置する画素電極1809−ソース電極1806間コンタクトホール1811、オーバーコート膜1808の上層に位置する共通電極1810−共通信号配線1802間コンタクトホール1812、柱を受ける穴1816の位置のオーバーコート膜1808をそれぞれ除去する。このような基板をさらにエッチングして前記ゲート絶縁膜1803、パッシベーション膜1807を除去し、前記画素電極−ソース電極間コンタクトホール1811、共通電極−共通信号配線間コンタクトホール1812を形成する。
その後、透明電極からなる画素電極1809、共通電極1810を形成する。このとき前記映像信号配線1804上にも共通電極1810を形成してシールドする。前記画素電極1809は、前記コンタクトホール1811を介して前記ソース電極1806と電気的に接続され、前記共通電極1810は、前記コンタクトホール1812を介して前記共通信号配線1802と電気的に接続されている。
このような構成により、通常時は主柱の位置では柱状スペーサ1817は台座パターン1815によってTFT基板と接触し、補助柱の位置では台座パターン1815がないためにTFT基板と接触しない。この構成の従来との違いは、台座パターンがあることだけである。なお、特許第3680730号公報では、対向基板側に台座パターンを形成する方法が記載されているが、効果は同じである。
しかしながら、上述した台座パターンによる段差形成には問題がある。すなわち、台座パターンはいわばフローティングの電極であり、走査信号配線との容量結合が信号伝達に悪影響を及ぼす恐れがある。また、映像信号配線などの他の電極とショートすれば、さらなる悪影響が考えられる。従って金属の台座パターンを用いない段差形成の手段が望ましい。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、主柱と補助柱とからなる柱状スペーサを用いてセルギャップを形成する構成において、配線との容量結合やショートが生じることがなく段差を形成することができる液晶表示装置及びその製造方法を提案することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、互いに対向する第1の基板及び第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に狭持される液晶層とを備え、前記第1の基板は、複数の走査信号配線と、前記走査信号配線に並行する複数の共通信号配線と、前記走査信号配線及び前記共通信号配線に交差する複数の映像信号配線と、前記走査信号配線と前記映像信号配線の各交点に配置される複数の薄膜トランジスタと、各々の前記薄膜トランジスタの一方の電極に接続される画素電極と、前記共通信号配線に接続される共通電極と、前記これらの信号配線及び電極間に形成される絶縁膜とを少なくとも備え、前記第2の基板は、前記第1の基板に向かって略等しい高さで突出する複数の柱状スペーサを少なくとも備えるアクティブマトリクス型液晶表示装置において、前記第1の基板の前記複数の柱状スペーサの一部に対応する領域に、前記第1の基板を予めエッチングして形成した凹部を有し、前記柱状スペーサは、前記凹部がない位置では前記第1の基板に接触し、前記凹部がある位置では前記第1の基板に接触していないものである。
また、本発明は、互いに対向する第1の基板及び第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に狭持される液晶層とを備え、前記第1の基板は、複数の走査信号配線と、前記走査信号配線に並行する複数の共通信号配線と、前記走査信号配線及び前記共通信号配線に交差する複数の映像信号配線と、前記走査信号配線と前記映像信号配線の各交点に配置される複数の薄膜トランジスタと、各々の前記薄膜トランジスタの一方の電極に接続される画素電極と、前記共通信号配線に接続される共通電極と、前記これらの信号配線及び電極間に形成される絶縁膜とを少なくとも備え、前記第2の基板は、前記第1の基板に向かって略等しい高さで突出する複数の柱状スペーサを少なくとも備えるアクティブマトリクス型液晶表示装置において、前記第1の基板の前記複数の柱状スペーサの一部に対応する領域に、前記第1の基板に形成される絶縁膜を予めエッチングして形成した凹部を有し、前記柱状スペーサは、前記凹部がない位置では前記第1の基板に接触し、前記凹部がある位置では前記第1の基板に接触していないものである。
また、本発明は、互いに対向する第1の基板及び第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に狭持される液晶層とを備え、前記第1の基板は、複数の走査信号配線と、前記走査信号配線に並行する複数の共通信号配線と、前記走査信号配線及び前記共通信号配線に交差する複数の映像信号配線と、前記走査信号配線と前記映像信号配線の各交点に配置される複数の薄膜トランジスタと、各々の前記薄膜トランジスタの一方の電極に接続される画素電極と、前記共通信号配線に接続される共通電極と、前記これらの信号配線及び電極間に形成される絶縁膜とを少なくとも備え、前記第2の基板は、前記第1の基板に向かって略等しい高さで突出する複数の柱状スペーサを少なくとも備えるアクティブマトリクス型液晶表示装置において、前記第1の基板の前記複数の柱状スペーサの一部に対応する領域に、前記第1の基板に形成される絶縁膜を残して形成した台座を有し、前記柱状スペーサは、前記台座がある位置では前記第1の基板に接触し、前記台座がない位置では前記第1の基板に接触していないものである。
本発明においては、前記凹部又は前記台座の段差は、略200nm乃至300nmの範囲であることが好ましい。
また、本発明においては、前記液晶表示装置は、前記画素電極と前記共通電極との間に印加される、前記第1の基板の表面に略平行な電界により、前記液晶層の分子軸を前記第1の基板に略平行な面内で回転させる横電界方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置とすることができる。もちろん横電界方式の液晶表示装置に限定されない。
また、本発明の方法は、互いに対向する第1の基板及び第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に狭持される液晶層とを備え、前記第1の基板に、複数の走査信号配線と、前記走査信号配線に並行する複数の共通信号配線と、前記走査信号配線及び前記共通信号配線に交差する複数の映像信号配線と、前記走査信号配線と前記映像信号配線の各交点に配置される複数の薄膜トランジスタと、各々の前記薄膜トランジスタの一方の電極に接続される画素電極と、前記共通信号配線に接続される共通電極と、前記これらの信号配線及び電極間に形成される絶縁膜とを少なくとも形成し、前記第2の基板に、前記第1の基板に向かって略等しい高さで突出する複数の柱状スペーサを少なくとも形成するアクティブマトリクス型液晶表示装置の製造方法であって、前記第1の基板の、前記複数の柱状スペーサの一部に対応する領域をエッチングして凹部を形成する工程を有するものである。
また、本発明の方法は、互いに対向する第1の基板及び第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に狭持される液晶層とを備え、前記第1の基板に、複数の走査信号配線と、前記走査信号配線に並行する複数の共通信号配線と、前記走査信号配線及び前記共通信号配線に交差する複数の映像信号配線と、前記走査信号配線と前記映像信号配線の各交点に配置される複数の薄膜トランジスタと、各々の前記薄膜トランジスタのソース電極に接続される画素電極と、前記共通信号配線に接続される共通電極と、前記これらの信号配線及び電極間に形成される絶縁膜とを少なくとも形成し、前記第2の基板に、前記第1の基板に向かって略等しい高さで突出する複数の柱状スペーサを少なくとも形成するアクティブマトリクス型液晶表示装置の製造方法であって、前記第1の基板に形成する絶縁膜の、前記複数の柱状スペーサの一部に対応する領域をエッチングして凹部を形成する工程を有するものである。
本発明においては、前記絶縁膜は、前記ソース電極と前記画素電極との間に形成するパッシベーション膜であり、前記ソース電極と前記画素電極とを繋ぐためのコンタクトホールを形成する際に、前記凹部を形成する構成とすることができる。
また、本発明においては、前記絶縁膜は、前記共通信号配線と前記共通電極との間に形成するゲート絶縁膜及びパッシベーション膜であり、前記共通信号配線と前記共通電極とを繋ぐためのコンタクトホールを形成する際に、前記凹部を形成する構成とすることもできる。
また、本発明の方法は、互いに対向する第1の基板及び第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に狭持される液晶層とを備え、前記第1の基板に、複数の走査信号配線と、前記走査信号配線に並行する複数の共通信号配線と、前記走査信号配線及び前記共通信号配線に交差する複数の映像信号配線と、前記走査信号配線と前記映像信号配線の各交点に配置される複数の薄膜トランジスタと、各々の前記薄膜トランジスタの一方の電極に接続される画素電極と、前記共通信号配線に接続される共通電極と、前記これらの信号配線及び電極間に形成される絶縁膜とを少なくとも形成し、前記第2の基板に、前記第1の基板に向かって略等しい高さで突出する複数の柱状スペーサを少なくとも形成するアクティブマトリクス型液晶表示装置の製造方法であって、前記第1の基板に形成する絶縁膜の、前記複数の柱状スペーサの一部に対応する領域を残して台座を形成する工程を有するものである。
本発明においては、前記絶縁膜は、前記映像信号配線と前記画素電極との間に形成する感光性有機膜であり、前記映像信号配線と前記画素電極とを繋ぐためのコンタクトホールを形成する際に、前記台座を形成する構成とすることができ、前記台座を形成する工程は、前記感光性有機膜を塗布する工程と、前記コンタクトホール形成領域及び前記台座を形成しない領域の前記感光性有機膜を第1の光量で露光すると共に、前記台座を形成する領域の前記感光性有機膜を前記第1の光量よりも少ない第2の光量で露光する工程と、前記コンタクトホール形成領域及び前記台座を形成しない領域の前記感光性有機膜を除去すると共に、前記台座を形成する領域の前記感光性有機膜を薄く残す工程と、を含む構成とすることもできる。
また、本発明においては、前記絶縁膜は、前記映像信号配線と該映像信号配線を覆う前記共通電極との間に形成する感光性有機膜であり、前記映像信号配線上に前記感光性有機膜を形成する際に、前記台座を形成する構成とすることができ、前記台座を形成する工程は、前記感光性有機膜を塗布する工程と、前記映像信号配線の周囲及び前記台座を形成しない領域の前記感光性有機膜を第1の光量で露光すると共に、前記台座を形成する領域の前記感光性有機膜を前記第1の光量よりも少ない第2の光量で露光する工程と、前記映像信号配線の周囲及び前記台座を形成しない領域の前記感光性有機膜を除去すると共に、前記台座を形成する領域の前記感光性有機膜を薄く残す工程と、を含む構成とすることもできる。
また、本発明においては、前記液晶表示装置の製造方法は、前記画素電極と前記共通電極との間に印加される、前記第1の基板の表面に略平行な電界により、前記液晶層の分子軸を前記第1の基板に略平行な面内で回転させる横電界方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置の製造方法とすることができる。もちろん横電界方式の液晶表示装置の製造方法に限定されない。
このように、本発明は上記構成により、金属の台座パターンを形成することなく段差を確保することができるため、良好な補助柱効果が得られると同時に、容量結合による信号伝達への悪影響や、他の電極とのショートがない高品位な液晶表示装置を提供することができる。
本発明によれば、金属の台座パターンを形成することなく段差を確保することにより良好な補助柱効果が得られると同時に、容量結合による信号伝達への悪影響や他の電極とのショートを防止することができる。
その理由は、一方の基板に主柱と補助柱とからなる柱状スペーサが形成され、通常状態において主柱が他方の基板に接触し、補助柱が他方の基板に接触しない構造を実現するために、他の基板側に、補助柱に対応する部分の基板をエッチングして凹部を形成したり、補助柱に対応する部分のパッシベーション膜をエッチングして凹部を形成したり、主柱に対応する部分のオーバーコート膜を適切な厚みで残して台座を形成することによって段差を形成しているからである。
本発明のアクティブマトリクス型液晶表示装置は、TFTなどのスイッチング素子が形成される一方の基板(以下、「TFT基板」と言う)と、他方の基板(以下、「対向基板」と言う)と、その間に狭持される液晶とから構成されている。
対向基板は、カラー表示方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置においてはガラスなどの透明絶縁性基板上に、RGB各色の色層と、不要な光を遮断するためのブラックマトリクスなどが形成され、ブラックマトリクス上の所定の位置に、TFT基板とのギャップを保持するためにTFT基板に向かって略等しい高さで突出する柱状スペーサが形成されている。ここで、モノクロ方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置の対向基板においては、前記RGB各色の色層を形成せずに、前記ブラックマトリクスや前記柱状スペーサを形成することができる。この柱状スペーサは感光性樹脂材料を部分的に露光するなどによって形成され、定常状態でTFT基板に接触する主柱と、押圧時にTFT基板に接触する補助柱とで構成される。なお、柱状スペーサの形成方法は特に限定されない。
TFT基板は、ガラスなどの透明絶縁性基板上に、走査信号配線と映像信号配線とが所定の角度で交差するように配置され、走査信号配線と略平行に共通信号配線が配置されている。また、走査信号配線と映像信号配線とで囲まれる各々の画素にTFTが配置され、ソース/ドレイン電極の一方が映像信号配線に接続され、ソース/ドレイン電極の他方が、画素内で映像信号配線に沿って延びる画素電極に接続されている。また、共通信号配線には、画素内で映像信号配線に沿って延びる共通電極が接続され、画素電極と共通電極とが交互に配置されて櫛歯電極が形成されている。そして、各画素において、TFTを介して映像信号配線から供給される画素電位を持つ画素電極と共通電位を持つ共通電極との間に働く横電界によって液晶が駆動される。
更に、本実施例のTFT基板には、柱状スペーサの内の主柱に対応する部分と、補助柱に対応する部分とで段差が生じるように、補助柱に対応する部分の基板をエッチングして形成した凹部や、補助柱に対応する部分のパッシベーション膜をエッチングして形成した凹部、主柱に対応する部分のオーバーコート膜を適切な厚みで残した台座などが設けられている。
これにより、従来のように金属の台座パターンを形成することなく段差を確保することができるため、良好な補助柱効果(基板に対して垂直な外力が加わった場合に外力を分散して受け止め、また、基板面に平行な外力が加わった場合に、外力から開放されたらずれを戻す効果)が得られると同時に、容量結合による信号伝達への悪影響や、他の電極とのショートを防止し、高品位な液晶表示装置を提供できる。
なお、本発明では、対向基板に柱状スペーサを形成し、TFT基板に段差を形成する場合について記載するが、TFT基板に柱状スペーサを形成し、対向基板に段差を形成することもできる。また、以下では、本実施例の液晶表示装置を横電界方式として説明するが、縦電界方式など、他の方式の液晶表示装置に対しても適用可能である。また、以下では、TFTの構造をゲート電極の上層に半導体層を備える逆スタガ型として説明するが、半導体層の上層にゲート電極を備える正スタガ型に対しても同様に適用可能である。更に、以下では、TFT基板の走査信号配線上に対向する位置に柱状スペーサを形成する場合を示すが、走査信号配線上に代えて、又は走査信号配線上に加えて、共通配線上や映像信号配線上に柱状スペーサを形成することもできる。
以下、横電界方式の液晶表示装置を例にとり、図面を参照して、本発明の特徴部分である凹部や台座の構造及び製造方法について説明する。
まず、本発明の第1の実施例に係る液晶表示装置及びその製造方法について、図1および図2を参照して説明する。図1は、第1の実施例に係る液晶表示装置を構成するTFT基板における一画素の構造を示す平面図であり、図2は、図1に示した箇所の構造を示す断面図である。
図に示すように、TFT基板218には、TFT基板に対向する対向基板に形成された柱状スペーサ217の補助柱に対向する位置に、あらかじめエッチングにより凹部213が形成されている。この凹部213は、通常のフォトマスクによる露光工程の後に、薬液によるウェットエッチを行うことにより容易に形成することができる。この凹部213の段差は、大きすぎると基板に垂直な外力を印加しても補助柱が接触せず、補助柱としての機能を果たさず、また、小さすぎると定常状態でも補助柱が接触してしまうことから、経験上200nm〜300nm程度が望ましい。なお、本実施例においては、柱状スペーサ217の主柱に対向する位置に凹部213は形成しない。
そして、エッチングを施したTFT基板218上に、Crなどの第1の金属層からなる走査信号配線201と、並行する共通信号配線202とが形成される。この走査信号配線201及び共通信号配線202の膜厚は特に限定されないが、TFT基板218の凹部213の深さと略等しくすることにより、補助柱が接触する面を略平坦にすることができる。
また、前記走査信号配線201、共通信号配線202上に、SiOx、SiNxなどの絶縁材料からなるゲート絶縁膜203が形成され、前記ゲート絶縁膜203上にアモルファスシリコン、ポリシリコンなどからなる島状の半導体層が形成され、更にCrなどの第2の金属層からなる映像信号配線204、ソース電極206が形成され、薄膜トランジスタ205が形成される。そして、前記映像信号配線204、薄膜トランジスタ205、ソース電極206上に、SiNxなどの絶縁材料からなるパッシベーション膜207が形成され、さらに前記パッシベーション膜207上に感光性を有するオーバーコート膜208を塗布する。
前記オーバーコート膜208は、例えばアクリル樹脂などの透明な膜であり、露光により、画素電極−ソース電極間コンタクトホール211、共通電極−共通信号配線間コンタクトホール212、柱を受ける穴216の位置のオーバーコート膜208を除去する。そして、エッチングによってオーバーコート膜208を除去した部分のパッシベーション膜207を除去して前記画素電極−ソース電極間コンタクトホール211を形成すると共に、前記ゲート絶縁膜203及びパッシベーション膜207を除去して共通電極−共通信号配線間コンタクトホール212を形成する。
その後、ITO(Indium Thin Oxide)などの透明電極からなる画素電極209、共通電極210を形成する。このとき前記映像信号配線204上にも電界をシールドする目的で共通電極210を形成する。上記画素電極209は、前記コンタクトホール211を介して前記ソース電極206と電気的に接続され、共通電極210は、前記コンタクトホール212を介して前記共通信号配線202と電気的に接続される。
このような構成により、通常時は主柱の位置では柱状スペーサ217はTFT基板と接触し(図2の破線(エッチングしない場合の膜面位置214)参照)、補助柱の位置では柱状スペーサ217は凹部213のためにTFT基板と接触しない。従って、金属の台座パターンを形成することなく段差を確保して良好な補助柱効果が得られると同時に、金属の台座の場合のように容量結合による信号伝達への悪影響や他の電極とのショートを防止することができる。なお、第1の実施例の製造方法では、あらかじめTFT基板218をエッチングする分、露光回数が1回増えるが、その後は従来の技術と同じプロセスで製造できる。
次に、本発明の第2の実施例に係る液晶表示装置及びその製造方法について、図3を参照して説明する。図3(a)は、第2の実施例に係る液晶表示装置の構造を示す断面図であり、図3(b)は、補助柱用凹部の製造方法を模式的に示す工程断面図である。なお、平面図については前記した第1の実施例の図1と同じである。
第1の実施例との違いは、柱状スペーサ317の補助柱に対向する位置に形成される凹部313がTFT基板318のエッチングではなくパッシベーション膜307のエッチングにより形成されていることである。その他の構成は第1の実施例と同じである。
凹部313の形成方法としては、以下のようにする。図3(b)に示した通り、コンタクトホール312の露光工程において、前記コンタクトホール312の形成位置(図の波線の右側)では通常露光でレジストを完全に抜くが、凹部313の形成位置(図の波線の左側)ではハーフトーン露光によってレジストを薄く残すようにする(図の[露光]参照)。そして、最初のエッチングによりパッシベーション膜307およびゲート絶縁膜303を完全に抜き、前記コンタクトホール312が形成される(図の[ドライエッチ(1)]参照)。次に、アッシングにより前記凹部313の形成位置上に薄く残していたレジストを除去し(図の[アッシング]参照)、2度目のエッチングにより、パッシベーション膜307、ゲート絶縁膜303を除去し(図の[ドライエッチ(2)]参照)、他の部分のレジストを剥離して前記凹部313が形成される(図の[レジスト剥離」参照)。ここで、パッシベーション膜307、ゲート絶縁膜303によって形成される凹部313の段差は、第1の実施例と同様に、200nm〜300nm程度が望ましい。
このように、通常時は主柱の位置では柱状スペーサ317はTFT基板と接触し(図3(a)の破線(エッチングしない場合の膜面位置314)参照)、補助柱の位置では柱状スペーサ317は凹部313のためにTFT基板と接触しないため、上記と同様の効果が得られる。なお、第2の実施例の製造方法では、エッチングの回数が1回増えるが、露光回数は増やさずに製造することができる。
次に、本発明の第3の実施例に係る液晶表示装置及びその製造方法について、図4を参照して説明する。図4(a)は、第3の実施例に係る液晶表示装置の構造を示す断面図であり、図4(b)は、主柱用台座部の製造方法を模式的に示す工程断面図である。なお、平面図については前記した第1の実施例の図1と同じであるが、本実施例では、図1の柱を受けるオーバーコート膜の穴には、主柱を接続させている。
第1および第2の実施例との違いは、柱状スペーサ417の補助柱に対向する位置に凹部を形成するのではなく、感光性を有する有機膜(オーバーコート膜408)を柱状スペーサ417の主柱に対向する位置にハーフトーン露光により適切な厚さだけ残し、凸部を形成していることである。その他の構成は第1および第2の実施例と同じである。
図4(b)に示した通り、補助柱位置(図の右側)のオーバーコート膜408の穴416は通常露光で除去されるが、主柱位置(図の左側)ではハーフトーン露光により適切な厚さだけ残し(図の[露光]参照)、その部分を台座415とする(図の[焼成]参照)。この台座415の厚さとしては、200nm〜300nm程度が望ましい。
このように、通常時は主柱の位置では柱状スペーサ417は台座415によってTFT基板と接触し、補助柱の位置では柱状スペーサ417は台座415がないためにTFT基板と接触しないため、上記と同様の効果が得られる。なお、第3の実施例の製造方法では、工程はまったく増やさずに製造することができる。
次に、本発明の第4の実施例に係る液晶表示装置及びその製造方法について、図5及び図6を参照して説明する。図5は、第4の実施例に係る液晶表示装置を構成するTFT基板の一画素の構造を示す平面図であり、図6は、図5上に示した箇所の構造を示す断面図である。
前記した第1の実施例との違いは、感光性を有するオーバーコート膜608が、映像信号配線604上を除き除去されていることである。その他の工程は第1の実施例と同じである。
図6に示すように、TFT基板618には、補助柱に対向する位置に、あらかじめエッチングにより凹部613が形成され、その上に、走査信号配線201と、並行する共通信号配線202とが形成され、その上に、ゲート絶縁膜203が形成される。また、前記ゲート絶縁膜203上に島状の半導体層が形成され、映像信号配線204、ソース電極206が形成されて薄膜トランジスタ205が形成され、その上にパッシベーション膜207が形成される。
そして、パッシベーション膜207上に感光性を有するオーバーコート膜208を塗布し、露光により、映像信号配線604上を除き、前記オーバーコート膜608を除去する。このオーバーコート膜608は表示領域上から除去されているため、透明な膜には限らず、ノボラック樹脂などの着色した膜でもよい。
その後、エッチングによって前記ゲート絶縁膜603、パッシベーション膜607を除去し、画素電極−ソース電極間コンタクトホール611、共通電極−共通信号配線間コンタクトホール612を形成し、透明電極からなる画素電極609、共通電極610を形成する。
このように、通常時は主柱の位置では柱状スペーサ617はTFT基板と接触し(図6の破線(エッチングしない場合の膜面位置614)参照)、補助柱の位置では柱状スペーサ617は凹部613のためにTFT基板と接触しないため、上記と同様の効果が得られる。なお、第4の実施例の製造方法では、第1の実施例と同様にあらかじめ基板をエッチングする分、露光回数が1回増えるが、その後は従来の技術と同じプロセスで製造できる。
次に、本発明の第5の実施例に係る液晶表示装置及びその製造方法について、図7を参照して説明する。図7は、第5の実施例に係る液晶表示装置の構造を示す断面図である。なお、平面図については前記した第4の実施例の図5と同じである。
第4の実施例との違いは、凹部713は基板のエッチングではなくパッシベーション膜707のエッチングにより形成されていることである。その他の構成は第4の実施例と同じである。凹部713の形成方法としては、図3(b)に示した方法と同様である。
このように、通常時は主柱の位置では柱状スペーサ717はTFT基板と接触し(図7の破線(エッチングしない場合の膜面位置714)参照)、補助柱の位置では柱状スペーサ717は凹部713のためにTFT基板と接触しないため、上記と同様の効果が得られる。なお、第5の実施例の製造方法では、エッチングの回数が1回増えるが、露光回数は増やさずに製造することができる。
次に、本発明の第6の実施例に係る液晶表示装置及びその製造方法について、図8を参照して説明する。図8(a)は、第6の実施例に係る液晶表示装置の構造を示す断面図であり、図8(b)は、主柱用台座部の製造方法を模式的に示す工程断面図である。なお、平面図については前記した第4の実施例の図5と同じである。
第4および第5の実施例との違いは、凹部を形成するのではなく、感光性を有するオーバーコート膜808をハーフトーン露光により適切な厚さだけ残し、凸部を形成していることである。その他の構成は第4および第5の実施例と同じである。
図8(b)に示した通り、映像信号配線804上を除く大部分の領域(右側の図)及び補助柱位置(中央の図)では、オーバーコート膜808は通常露光で除去されるが、主柱位置(左側の図)ではハーフトーン露光により適切な厚さだけ残し(図の[露光]参照)、その部分を台座815とする(図の[焼成]参照)。この台座815の厚さとしては、200nm〜300nm程度が望ましい。
このように、TFT基板に段差を配置することで、通常時は主柱の位置では柱状スペーサ817は台座815によってTFT基板と接触し、補助柱の位置では柱状スペーサ817は台座815がないためにTFT基板と接触しない。そのため、上記と同様の効果が得られる。なお、第6の実施例の製造方法では、工程はまったく増やさずに製造することができる。
次に、本発明の第7の実施例に係る液晶表示装置及びその製造方法について、図9及び図10を参照して説明する。図9は、第7の実施例に係る液晶表示装置を構成するTFT基板の一画素の構造を示す平面図であり、図10は、図9上に示した箇所の構造を示す断面図である。
第4の実施例との違いは、画素電極1009が映像信号配線1004と同層かつ同時に形成されていることである。その他の工程は第4の実施例と同じである。
図10に示すように、TFT基板1018には、補助柱に対向する位置に、あらかじめエッチングにより凹部1013が形成され、その上に、Crなどの第1の金属層からなる走査信号配線1001と、並行する共通信号配線1002が形成される。前記走査信号配線1001、共通信号配線1002上にゲート絶縁膜1003が形成され、前記ゲート絶縁膜1003上に島状の半導体層が形成され、更に、第2の金属層からなる映像信号配線1004、画素電極1009が形成されて薄膜トランジスタ1005が形成される。そして、前記映像信号配線1004、薄膜トランジスタ1005、画素電極1009上にパッシベーション膜1007が形成される。
そして、前記パッシベーション膜1007上に感光性を有するオーバーコート膜1008を塗布し、露光により、映像信号配線1004上を除き、前記オーバーコート膜1008を除去する。このオーバーコート膜1008は、表示領域上から除去されているため、透明な膜には限らず、ノボラック樹脂などの着色した膜でもよい。エッチングによって前記ゲート絶縁膜1003、パッシベーション膜1007を除去し、共通電極−共通信号配線間コンタクトホール1012を形成する。
その後、透明電極からなる共通電極1010を形成する。このとき前記映像信号配線1004上にも共通電極1010を形成して電界をシールドする。前記共通電極1010は、前記コンタクトホール1012を介して前記共通信号配線1002と電気的に接続されている。
このように、TFT基板に段差を配置することで、通常時は主柱の位置では柱状スペーサ1017はTFT基板と接触し(図10の破線(エッチングしない場合の膜面位置1014)参照)、補助柱の位置では柱状スペーサ1017は凹部1013のためにTFT基板1018と接触しないため、上記と同様の効果が得られる。なお、第7の実施例の製造方法では、あらかじめ基板をエッチングする分、露光回数が1回増えるが、その後は従来の技術と同じプロセスで製造できる。
次に、本発明の第8の実施例に係る液晶表示装置及びその製造方法について、図11を参照して説明する。図11は、第8の実施例に係る液晶表示装置の構造を示す断面図である。なお、平面図については前記した第7の実施例の図9と同じである。
第7の実施例との違いは、凹部1113は基板のエッチングではなくパッシベーション膜1107のエッチングにより形成されていることである。その他の構成は第7の実施例と同じである。凹部1113の形成方法としては、図3(b)に示した方法と同様である。
このように、TFT基板に段差を配置することで、通常時は主柱の位置では柱状スペーサ1117はTFT基板と接触し(図11の破線(エッチングしない場合の膜面位置1114)参照)、補助柱の位置では柱状スペーサ1117は凹部1113のためにTFT基板1118と接触しないため、上記と同様の効果が得られる。なお、第8の実施例の製造方法では、エッチングの回数が1回増えるが、露光回数は増やさずに製造することができる。
次に、本発明の第9の実施例に係る液晶表示装置及びその製造方法について、図12を参照して説明する。図12は、第9の実施例に係る液晶表示装置の構造を示す断面図である。なお、平面図については前記した第7の実施例の図9と同じである。
第7および第8の実施例との違いは、凹部を形成するのではなく、感光性を有するオーバーコート膜1208をハーフトーン露光により適切な厚さだけ残し、凸部を形成していることである。その他の構成は第7および第8の実施例と同じである。
図8(b)と同様に、映像信号配線1204上を除く大部分の領域及び補助柱位置では、オーバーコート膜1208は通常露光で除去されるが、主柱位置ではハーフトーン露光により適切な厚さだけ残し、その部分を台座1215とする。この台座1215の厚さとしては、200nm〜300nm程度が望ましい。
このように、TFT基板に段差を配置することで、通常時は主柱の位置では柱状スペーサ1217は台座1215によってTFT基板と接触し、補助柱の位置では台座1215がないためにTFT基板と接触しないため、上記と同様の効果が得られる。なお、第9の実施例の製造方法では、工程はまったく増やさずに製造することができる。
次に、本発明の第10の実施例に係る液晶表示装置及びその製造方法について、図13及び図14を参照して説明する。図13は、第10の実施例に係る液晶表示装置を構成するTFT基板の一画素の構造を示す平面図であり、図14は、図13上に示した箇所の構造を示す断面図である。
第10の実施例においては、共通電極1410は走査信号電極1401および共通信号配線1402と同層かつ同時に形成され、画素電極1409は映像信号配線1404と同層かつ同時に形成されている。オーバーコート膜はない。
図10に示すように、TFT基板1418には、補助柱に対向する位置に、あらかじめエッチングにより凹部1413が形成され、その上に、Crなどの第1の金属層からなる走査信号配線1401と、並行する共通信号配線1402、および共通電極1410が形成される。前記走査信号配線1401、共通信号配線1402、共通電極1410上にゲート絶縁膜1403が形成され、前記ゲート絶縁膜1403上に島状の半導体層が形成され、更に、第2の金属層からなる映像信号配線1404、画素電極1409が形成されて薄膜トランジスタ1405が形成される。そして、前記映像信号配線1404、薄膜トランジスタ1405、画素電極1409上にパッシベーション膜1407が形成される。
この構成では画素内にコンタクトホールが存在しないが、端子にはコンタクトホールが存在するため、エッチングによって端子のコンタクトホールを形成する。
このように、TFT基板に段差を配置することで、通常時は主柱の位置では柱状スペーサ1417はTFT基板と接触し(図14の破線(エッチングしない場合の膜面位置1414)参照)、補助柱の位置では柱状スペーサ1417は凹部1413のためにTFT基板と接触しないため、上記と同様の効果が得られる。なお、第10の実施例の製造方法では、あらかじめ基板をエッチングする分、露光回数が1回増えるが、その後は従来の技術と同じプロセスで製造できる。
次に、本発明の第11の実施例に係る液晶表示装置及びその製造方法について、図15を参照して説明する。図15は、第11の実施例に係る液晶表示装置の構造を示す断面図である。なお、平面図については前記した第10の実施例の図13と同じである。
第10の実施例との違いは、凹部1513は基板のエッチングではなくパッシベーション膜1507のエッチングにより形成されていることである。その他の構成は第10の実施例と同じである。凹部1513の形成方法としては、図3(b)に示した方法と同様である。
この構成でも画素内にコンタクトホールは存在しないが、端子にはコンタクトホールが存在するため、端子のコンタクトホールとハーフトーンによる一括露光を行い生成する。
このように、TFT基板に段差を配置することで、通常時は主柱の位置では柱状スペーサ1517はTFT基板と接触し(図15の破線(エッチングしない場合の膜面位置1514)参照)、補助柱の位置では柱状スペーサ1517は凹部1513のためにTFT基板と接触しないため、上記と同様の効果が得られる。なお、第11の実施例の製造方法では、エッチングの回数が1回増えるが、露光回数は増やさずに製造することができる。
本発明は、液晶表示装置及びその製造方法に適用することができる。
101、201、301、401、501、601、701、801、901、1001、1101、1201、1301、1401、1501、1601、1701、1801 走査信号配線
102、202、302、402、502、602、702、802、902、1002、1102、1202、1302、1402、1502、1702、1802 共通信号配線
203、303、403、603、703、803、1003、1103、1203、1403、1503、1603、1803 ゲート絶縁膜
104、204、304、404、504、604、704、804、904、1004、1104、1204、1304、1404、1504、1604、1704、1804 映像信号配線
105、205、305、405、505、605、705、805、905、1005、1105、1205、1305、1405、1505、1705、1805 薄膜トランジスタ(TFT)
106、206、306、406、506、606、706、806、1706、1806 ソース電極
207、307、407、607、707、807、1007、1107、1207、1407、1507、1607、1807 パッシベーション膜
208、308、408、508、608、708、808、908、1008、1108、1208、1608、1808 オーバーコート膜
109、209、309、409、509、609、709、809、909、1009、1109、1209、1309、1409、1509、1709、1809 画素電極
110、210、310、410、510、610、710、810、910、1010、1110、1210、1310、1410、1510、1710、1810 共通電極
111、211、311、411、511、611、711、811、1711、1811 画素電極−ソース電極間コンタクトホール
112、212、312、412、512、612、712、812、912、1012、1112、1212、1712、1812 共通電極−共通信号配線間コンタクトホール
113、213、313、513、613、713、913、1013、1113、1313、1413、1513 エッチングで形成された補助柱用凹部
214、314、614、714、1014、1114、1414、1514 エッチングしない場合の膜面位置(主柱部)
415、815、1215、1615、1715、1815 主柱用台座部
116、216、316、416、1616、1716、1816 柱を受けるオーバーコート膜の穴
217、317、417、617、717、817、1017、1117、1217、1417、1517、1617、1817 柱状スペーサ
218、318、418、618、718、818、1018、1118、1218、1418、1518、1618、1818 TFT基板
1619 対向基板
1620 ブラックマトリクス
1621 オーバーコート膜
1622 液晶層
102、202、302、402、502、602、702、802、902、1002、1102、1202、1302、1402、1502、1702、1802 共通信号配線
203、303、403、603、703、803、1003、1103、1203、1403、1503、1603、1803 ゲート絶縁膜
104、204、304、404、504、604、704、804、904、1004、1104、1204、1304、1404、1504、1604、1704、1804 映像信号配線
105、205、305、405、505、605、705、805、905、1005、1105、1205、1305、1405、1505、1705、1805 薄膜トランジスタ(TFT)
106、206、306、406、506、606、706、806、1706、1806 ソース電極
207、307、407、607、707、807、1007、1107、1207、1407、1507、1607、1807 パッシベーション膜
208、308、408、508、608、708、808、908、1008、1108、1208、1608、1808 オーバーコート膜
109、209、309、409、509、609、709、809、909、1009、1109、1209、1309、1409、1509、1709、1809 画素電極
110、210、310、410、510、610、710、810、910、1010、1110、1210、1310、1410、1510、1710、1810 共通電極
111、211、311、411、511、611、711、811、1711、1811 画素電極−ソース電極間コンタクトホール
112、212、312、412、512、612、712、812、912、1012、1112、1212、1712、1812 共通電極−共通信号配線間コンタクトホール
113、213、313、513、613、713、913、1013、1113、1313、1413、1513 エッチングで形成された補助柱用凹部
214、314、614、714、1014、1114、1414、1514 エッチングしない場合の膜面位置(主柱部)
415、815、1215、1615、1715、1815 主柱用台座部
116、216、316、416、1616、1716、1816 柱を受けるオーバーコート膜の穴
217、317、417、617、717、817、1017、1117、1217、1417、1517、1617、1817 柱状スペーサ
218、318、418、618、718、818、1018、1118、1218、1418、1518、1618、1818 TFT基板
1619 対向基板
1620 ブラックマトリクス
1621 オーバーコート膜
1622 液晶層
Claims (15)
- 互いに対向する第1の基板及び第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に狭持される液晶層とを備え、
前記第1の基板は、複数の走査信号配線と、前記走査信号配線に並行する複数の共通信号配線と、前記走査信号配線及び前記共通信号配線に交差する複数の映像信号配線と、前記走査信号配線と前記映像信号配線の各交点に配置される複数の薄膜トランジスタと、各々の前記薄膜トランジスタの一方の電極に接続される画素電極と、前記共通信号配線に接続される共通電極と、前記これらの信号配線及び電極間に形成される絶縁膜とを少なくとも備え、
前記第2の基板は、前記第1の基板に向かって略等しい高さで突出する複数の柱状スペーサを少なくとも備えるアクティブマトリクス型液晶表示装置において、
前記第1の基板の前記複数の柱状スペーサの一部に対応する領域に、前記第1の基板を予めエッチングして形成した凹部を有し、
前記柱状スペーサは、前記凹部がない位置では前記第1の基板に接触し、前記凹部がある位置では前記第1の基板に接触していないことを特徴とする、液晶表示装置。 - 互いに対向する第1の基板及び第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に狭持される液晶層とを備え、
前記第1の基板は、複数の走査信号配線と、前記走査信号配線に並行する複数の共通信号配線と、前記走査信号配線及び前記共通信号配線に交差する複数の映像信号配線と、前記走査信号配線と前記映像信号配線の各交点に配置される複数の薄膜トランジスタと、各々の前記薄膜トランジスタの一方の電極に接続される画素電極と、前記共通信号配線に接続される共通電極と、前記これらの信号配線及び電極間に形成される絶縁膜とを少なくとも備え、
前記第2の基板は、前記第1の基板に向かって略等しい高さで突出する複数の柱状スペーサを少なくとも備えるアクティブマトリクス型液晶表示装置において、
前記第1の基板の前記複数の柱状スペーサの一部に対応する領域に、前記第1の基板に形成される絶縁膜を予めエッチングして形成した凹部を有し、
前記柱状スペーサは、前記凹部がない位置では前記第1の基板に接触し、前記凹部がある位置では前記第1の基板に接触していないことを特徴とする、液晶表示装置。 - 互いに対向する第1の基板及び第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に狭持される液晶層とを備え、
前記第1の基板は、複数の走査信号配線と、前記走査信号配線に並行する複数の共通信号配線と、前記走査信号配線及び前記共通信号配線に交差する複数の映像信号配線と、前記走査信号配線と前記映像信号配線の各交点に配置される複数の薄膜トランジスタと、各々の前記薄膜トランジスタの一方の電極に接続される画素電極と、前記共通信号配線に接続される共通電極と、前記これらの信号配線及び電極間に形成される絶縁膜とを少なくとも備え、
前記第2の基板は、前記第1の基板に向かって略等しい高さで突出する複数の柱状スペーサを少なくとも備えるアクティブマトリクス型液晶表示装置において、
前記第1の基板の前記複数の柱状スペーサの一部に対応する領域に、前記第1の基板に形成される絶縁膜を残して形成した台座を有し、
前記柱状スペーサは、前記台座がある位置では前記第1の基板に接触し、前記台座がない位置では前記第1の基板に接触していないことを特徴とする、液晶表示装置。 - 前記凹部又は前記台座の段差は、略200nm乃至300nmの範囲であることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一に記載の液晶表示装置。
- 前記液晶表示装置は、前記画素電極と前記共通電極との間に印加される、前記第1の基板の表面に略平行な電界により、前記液晶層の分子軸を前記第1の基板に略平行な面内で回転させる横電界方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置であることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一に記載の液晶表示装置。
- 互いに対向する第1の基板及び第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に狭持される液晶層とを備え、
前記第1の基板に、複数の走査信号配線と、前記走査信号配線に並行する複数の共通信号配線と、前記走査信号配線及び前記共通信号配線に交差する複数の映像信号配線と、前記走査信号配線と前記映像信号配線の各交点に配置される複数の薄膜トランジスタと、各々の前記薄膜トランジスタの一方の電極に接続される画素電極と、前記共通信号配線に接続される共通電極と、前記これらの信号配線及び電極間に形成される絶縁膜とを少なくとも形成し、
前記第2の基板に、前記第1の基板に向かって略等しい高さで突出する複数の柱状スペーサを少なくとも形成するアクティブマトリクス型液晶表示装置の製造方法であって、
前記第1の基板の、前記複数の柱状スペーサの一部に対応する領域をエッチングして凹部を形成する工程を有することを特徴とする、液晶表示装置の製造方法。 - 互いに対向する第1の基板及び第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に狭持される液晶層とを備え、
前記第1の基板に、複数の走査信号配線と、前記走査信号配線に並行する複数の共通信号配線と、前記走査信号配線及び前記共通信号配線に交差する複数の映像信号配線と、前記走査信号配線と前記映像信号配線の各交点に配置される複数の薄膜トランジスタと、各々の前記薄膜トランジスタのソース電極に接続される画素電極と、前記共通信号配線に接続される共通電極と、前記これらの信号配線及び電極間に形成される絶縁膜とを少なくとも形成し、
前記第2の基板に、前記第1の基板に向かって略等しい高さで突出する複数の柱状スペーサを少なくとも形成するアクティブマトリクス型液晶表示装置の製造方法であって、
前記第1の基板に形成する絶縁膜の、前記複数の柱状スペーサの一部に対応する領域をエッチングして凹部を形成する工程を有することを特徴とする、液晶表示装置の製造方法。 - 前記絶縁膜は、前記ソース電極と前記画素電極との間に形成するパッシベーション膜であり、
前記ソース電極と前記画素電極とを繋ぐためのコンタクトホールを形成する際に、前記凹部を形成することを特徴とする、請求項7記載の液晶表示装置の製造方法。 - 前記絶縁膜は、前記共通信号配線と前記共通電極との間に形成するゲート絶縁膜及びパッシベーション膜であり、
前記共通信号配線と前記共通電極とを繋ぐためのコンタクトホールを形成する際に、前記凹部を形成することを特徴とする、請求項7記載の液晶表示装置の製造方法。 - 互いに対向する第1の基板及び第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に狭持される液晶層とを備え、
前記第1の基板に、複数の走査信号配線と、前記走査信号配線に並行する複数の共通信号配線と、前記走査信号配線及び前記共通信号配線に交差する複数の映像信号配線と、前記走査信号配線と前記映像信号配線の各交点に配置される複数の薄膜トランジスタと、各々の前記薄膜トランジスタの一方の電極に接続される画素電極と、前記共通信号配線に接続される共通電極と、前記これらの信号配線及び電極間に形成される絶縁膜とを少なくとも形成し、
前記第2の基板に、前記第1の基板に向かって略等しい高さで突出する複数の柱状スペーサを少なくとも形成するアクティブマトリクス型液晶表示装置の製造方法であって、
前記第1の基板に形成する絶縁膜の、前記複数の柱状スペーサの一部に対応する領域を残して台座を形成する工程を有することを特徴とする、液晶表示装置の製造方法。 - 前記絶縁膜は、前記映像信号配線と前記画素電極との間に形成する感光性有機膜であり、
前記映像信号配線と前記画素電極とを繋ぐためのコンタクトホールを形成する際に、前記台座を形成することを特徴とする、請求項10記載の液晶表示装置の製造方法。 - 前記台座を形成する工程は、
前記感光性有機膜を塗布する工程と、
前記コンタクトホール形成領域及び前記台座を形成しない領域の前記感光性有機膜を第1の光量で露光すると共に、前記台座を形成する領域の前記感光性有機膜を前記第1の光量よりも少ない第2の光量で露光する工程と、
前記コンタクトホール形成領域及び前記台座を形成しない領域の前記感光性有機膜を除去すると共に、前記台座を形成する領域の前記感光性有機膜を薄く残す工程と、を含むことを特徴とする、請求項11記載の液晶表示装置の製造方法。 - 前記絶縁膜は、前記映像信号配線と該映像信号配線を覆う前記共通電極との間に形成する感光性有機膜であり、
前記映像信号配線上に前記感光性有機膜を形成する際に、前記台座を形成することを特徴とする、請求項10記載の液晶表示装置の製造方法。 - 前記台座を形成する工程は、
前記感光性有機膜を塗布する工程と、
前記映像信号配線の周囲及び前記台座を形成しない領域の前記感光性有機膜を第1の光量で露光すると共に、前記台座を形成する領域の前記感光性有機膜を前記第1の光量よりも少ない第2の光量で露光する工程と、
前記映像信号配線の周囲及び前記台座を形成しない領域の前記感光性有機膜を除去すると共に、前記台座を形成する領域の前記感光性有機膜を薄く残す工程と、を含むことを特徴とする、請求項13記載の液晶表示装置の製造方法。 - 前記液晶表示装置の製造方法は、前記画素電極と前記共通電極との間に印加される、前記第1の基板の表面に略平行な電界により、前記液晶層の分子軸を前記第1の基板に略平行な面内で回転させる横電界方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置の製造方法であることを特徴とする、請求項6乃至14のいずれか一に記載の液晶表示装置の製造方法。
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