JP2017122790A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】TFT基板と対向基板の間隔を表示領域とシール部において、正確に制御する。【解決手段】第1の基板200と第2の基板100が周辺のシール部においてシール材150によって接着し、内部に液晶300が封止され、表示領域50と額縁領域を有する液晶表示装置であって、前記表示領域50においては、前記第1の基板200と前記第2の基板200の間隔は第1の柱状スペーサ21によって規定され、前記シール部においては、前記第1の基板200と前記第2の基板100の間隔は、第2の柱状スペーサ24によって規定され、前記表示領域50には画素毎にカラーフィルタ202が形成され、前記額縁領域には、カラーフィルタが平面状に形成されており、前記第2の柱状スペーサ24は、前記平面状に形成されたカラーフィルタ202の上に形成されていることを特徴とする液晶表示装置。【選択図】図13

Description

本発明は表示装置に係り、表示領域とシール部とにおける、TFT基板と対向基板との間隔の差に起因した表示むらを対策した液晶表示装置に関する。
液晶表示装置では画素電極および薄膜トランジスタ(TFT)等を有する画素がマトリクス状に形成されたTFT基板と、TFT基板に対向して対向基板が配置され、TFT基板と対向基板とは、基板の周辺に形成されたシール材によって接着している。シール材の内側において、TFT基板と対向基板の間に液晶が挟持されている構成となっている。そして液晶分子による光の透過率を画素毎に制御することによって画像を形成している。
TFT基板と対向基板との間隔、すなわち、液晶層の層厚が変化すると、透過率が変化する。この透過率の変化は色毎に異なるために、色むらを生じやすい。TFT基板と対向基板の間隔(以後ギャップということもある)は、例えば対向基板に形成された柱状スペーサによって規定される。表示領域と、表示領域の周辺すなわち額縁領域では、TFT基板でも対向基板でも構造が異なるために、シール材が形成された部分では、ギャップの差が生じやすい。
特許文献1には、表示領域とシール材との間隔をできるだけ同じにするために、シール部においても、柱状スペーサの土台にカラーフィルタを配置する構成が記載されている。
特開2015−25905号公報
液晶表示パネルは、表示領域とその周辺の額縁領域に分けられるが、表示領域と額縁領域とでは、層構成が異なるので、TFT基板と対向基板の間隔を同一にするのは難しい。しかし、ギャップが表示領域と額縁領域で異なると表示領域周辺(表示領域のうち、額縁領域に近い領域)において色むらが発生する。
TFT基板と対向基板の間隔は柱状スペーサによって規定されるが、柱状スペーサの土台となる層構造が、表示領域と額縁領域とでは異なる。シール部におけるギャップを表示領域におけるギャップにできるだけ合わせるために、額縁領域における柱状スペーサの土台をできるだけ表示領域と同じにする対策をとっても、製品によって、表示領域の層構成が異なるために、効果的に対策することが難しい。
本発明の課題は、額縁領域におけるギャップと表示領域におけるギャップを正確に制御することが出来る構成を実現することである。
本発明は上記問題を克服するものであり、具体的な手段は次のとおりである。
(1)第1の基板と第2の基板が周辺のシール部においてシール材によって接着し、内部に液晶が封止され、表示領域と額縁領域を有する液晶表示装置であって、前記表示領域においては、前記第1の基板と前記第2の基板の間隔は第1の柱状スペーサによって規定され、前記シール部においては、前記第1の基板と前記第2の基板の間隔は、第2の柱状スペーサによって規定され、前記表示領域には画素毎にカラーフィルタが形成され、
前記額縁領域には、カラーフィルタが平面状に形成されており、前記第2の柱状スペーサは、前記平面状に形成されたカラーフィルタの上に形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
(2)第1の基板と第2の基板が周辺のシール部においてシール材によって接着し、内部に液晶が封止され、表示領域と額縁領域を有する液晶表示装置であって、前記表示領域においては、前記第1の基板と前記第2の基板の間隔は第1の柱状スペーサによって規定され、前記シール部においては、前記第1の基板と前記第2の基板の間隔は、第2の柱状スペーサによって規定され、前記表示領域には画素毎にカラーフィルタが形成され、前記額縁領域には、カラーフィルタが平面状に形成され、前記額縁領域における前記平面状のカラーフィルタの厚さは、前記表示領域におけるカラーフィルタの厚さよりも小さく、前記第2の柱状スペーサは、前記平面状に形成されたカラーフィルタの上に形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
(3)第1の基板と第2の基板が周辺のシール部においてシール材によって接着し、内部に液晶が封止され、表示領域と額縁領域を有する液晶表示装置であって、前記表示領域においては、前記第1の基板と前記第2の基板の間隔は第1の柱状スペーサによって規定され、前記シール部においては、前記第1の基板と前記第2の基板の間隔は、第2の柱状スペーサによって規定され、前記表示領域には画素毎にカラーフィルタが形成され、前記額縁領域には、カラーフィルタが平面状に形成され、前記第2の柱状スペーサの高さは、前記第1の柱状スペーサの高さよりも低く、前記第2の柱状スペーサは、前記平面状に形成されたカラーフィルタの上に形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
(4)第1の基板と第2の基板が周辺のシール部においてシール材によって接着し、内部に液晶が封止され、表示領域と額縁領域を有する液晶表示装置であって、前記表示領域においては、前記第1の基板と前記第2の基板の間隔は第1の柱状スペーサによって規定され、前記シール部においては、前記第1の基板と前記第2の基板の間隔は、第2の柱状スペーサによって規定され、前記表示領域には画素毎にカラーフィルタが形成され、前記額縁領域には、カラーフィルタが平面状に形成されており、前記第2の柱状スペーサは、前記平面状に形成されたカラーフィルタの上に形成され、前記TFT基板において、前記表示領域には第1の有機パッシベーション膜が形成され、前記額縁領域には、前記第1の有機パッシベーション膜に連続して第2の有機パッシベーション膜が形成され、前記第2の有機パッシベーション膜の厚さは前記第1の有機パッシベーション膜の厚さよりも小さいことを特徴とする液晶表示装置。
本発明の液晶表示装置の平面図である。 比較例としての、図1のA−A断面図である。 図2のA部詳細図である。 図2のB部詳細図である。 表示領域において柱状スペーサを形成する方法を示す断面図である。 額縁領域において柱状スペーサを形成する方法を示す断面図である。 カラーフィルタが薄い場合での、シール部におけるTFT基板と対向基板の間隔を示す模式断面図である。 カラーフィルタが薄い場合での、表示領域におけるTFT基板と対向基板の間隔を示す模式断面図である。 カラーフィルタが厚い場合での、シール部におけるTFT基板と対向基板の間隔を示す模式断面図である。 カラーフィルタが厚い場合での、表示領域におけるTFT基板と対向基板の間隔を示す模式断面図である。 カラーフィルタが平面状である場合での、柱状スペーサを形成する方法を示す模式断面図である。 実際の表示領域における、柱状スペーサを形成する方法を示す模式断面図である。 カラーフィルタの幅と柱状スペーサの高さの定義を示す模式断面図である。 額縁領域におけるカラーフィルタの幅と、額縁領域における柱状スペーサと表示領域における柱状スペーサの高さの差との関係を示すグラフである。 実施例1の断面図である。 実施例1の平面図である。 実施例2の断面図である。 実施例2の平面図である。 実施例3の断面図である。 実施例3の平面図である。
図1は本発明が適用される液晶表示パネルの平面図である。図1において、TFT基板100と対向基板200がシール材150によって接着し、TFT基板100と対向基板200の間に液晶が挟持されている。TFT基板100は対向基板200よりも大きく形成されており、TFT基板100が1枚となっている部分は端子部160となっている。端子部160には、液晶表示パネルを駆動するドライバIC170が搭載され、液晶表示パネルに、電源、映像信号、走査信号等を供給するためのフレキシブル配線基板180が接続されている。
図1において、表示領域50には走査線101が第1の方向に延在し、第2の方向に配列している。また、映像信号線102が第1の方向に延在し、第2の方向に配列している。走査線101と映像信号線102とで囲まれた領域が画素103となっている。狭額縁の液晶表示装置では、表示領域50の端部と液晶表示装置の端部までの距離wfは0.5mm程度にまで小さくなっている。このため、表示領域50の外側の領域(以下、周辺領域、或いは、額縁領域ともいう)におけるギャップが表示領域におけるギャップと異なると、その影響が表示領域の周辺において影響をおよぼし、表示領域周辺における表示むらの原因になる。しかし、表示領域とその周辺の額縁領域とでは構造が異なるので、ギャップを同じにすることは簡単ではない。
図2は、図1のA−A断面に相当するシール部の詳細断面図である。図2において、TFT基板100には配線層11、有機パッシベーション膜12、上部層構造13が形成され、対向基板200には、ブラックマトリクス201、カラーフィルタ202、オーバーコート膜203、TFT基板と対向基板のギャップを規定するためのスペーサ(以下、柱状スペーサともいう)21等が形成されている。TFT基板100と対向基板200はシール材150によって接着しており、シール材150の内側に液晶300が封止されている。
TFT基板100における配線層11は、TFT、ゲート絶縁膜、層間絶縁膜、走査線、映像信号線等を含んでいる。上部層構造13は、図3、図4で説明するように、表示領域50と額縁領域では若干異なるが、画素電極、或いは、共通電極であるITO(Indium Tin Oxide)膜、無機絶縁膜、配向膜等を含む。TFT基板100において、有機パッシベーション膜12は平坦化膜の役割も有するので、膜厚は3.5μm程度と厚く形成される。有機パッシベーション膜12の厚さは、通常は2乃至4μm程度である。有機パッシベーション膜12は有機膜なので、外部から水分が浸透する。これを防止するために、有機パッシベーション膜12に溝121を形成し、外部から侵入する水分を遮断する。溝121は基板の辺に沿って表示領域を囲むように形成される。
図2において、対向基板200には、表示領域50ではブラックマトリクス201が形成され、ブラックマトリクス201の開口部にカラーフィルタ202が形成されている。カラーフィルタ202は赤カラーフィルタ202R、緑カラーフィルタ202G、青カラーフィルタ202Bが並列して配置している。表示領域50より外側の額縁領域ではブラックマトリクス201は連続して平面状に形成され、遮光膜としての役割をしている。ブラックマトリクス201にはスリット2011が形成されているが、これは、ブラックマトリクス201を伝わって外部から侵入する水分を遮断するためである。スリットは、対向基板において表示領域を囲むように全周に形成されている。スリット2011部分から光が漏れることを防止するために、TFT基板100側の対応する位置に遮光膜14が形成されている。この遮光膜14は、配線層11を構成する金属と併用されることが多い。
図2において、対向基板200の額縁領域には、柱状スペーサ24が形成される場所に対応してカラーフィルタ201が島状に配置されている。表示領域50と額縁領域とでTFT基板100と対向基板200の間隔をそろえるためである。このカラーフィルタ202は断面なので島状に見えるが、実際は、所定の幅で表示領域50を囲むように枠状に形成されている。対向基板200において、カラーフィルタ202およびブラックマトリクス201を覆ってオーバーコート膜203が形成されている。オーバーコート膜203はカラーフィルタ202あるいはブラックマトリクス201の成分が液晶中に溶出することを防止する役割を有する。
対向基板200における表示領域50には、TFT基板100と対向基板200の間隔を規定するためにメインスペーサ21が形成されている。メインスペーサ21は、図2では1本しか記載されていないが、実際には、表示領域50において、所定の間隔を持って多数形成されている。表示領域50には、メインスペーサ21の他サブスペーサ22が形成されている。サブスペーサ22は、対向基板200に押し圧力が加わった場合に、TFT基板100と対向基板200の間隔が過度に小さくなることを防止するために設けられている。サブスペーサ22の数はメインスペーサ21の数よりも多い。
サブスペーサ22はメインスペーサ21よりも高さが0.4μmほど低く形成されている。したがって、通常はTFT基板100に接触していないが、対向基板200が押し圧力を受けるとTFT基板100側に接触し、TFT基板100と対向基板200の間隔が過度に小さくなることを防止するとともに、押し圧力が解除されたときの、ギャップの戻りを容易にする。サブスペーサ21はメインスペーサ22よりも高さが低いが、ハーフ露光技術を用いることによってメインスペーサ21と同時に形成することが出来る。
図2において、額縁領域にはシール材150が形成されているシール部と、表示領域50とシール材との間の緩衝領域とが形成されている。シール部では、シール材150が形成されている部分と、さらにその外側のスクライビング領域とに分かれている。液晶表示パネルは、マザー基板に多数の液晶表示パネルを形成し、マザー基板から個々の液晶表示パネルを取り出す。このとき、個々の液晶表示パネルを分離する際に、ガラスにスクライビングを入れ、衝撃を加えることによって、個々の液晶表示パネルを分離する。スクライビング領域には、衝撃によって個々の液晶表示パネルが分離しやすいように、シール材150は存在しないか、存在してもわずかであり、その代わり、土手状スペーサ23が形成されている。土手状スペーサ23は柱状スペーサ21と同じプロセスで同時に形成される。またハーフ露光技術を用いて、サブスペーサ22と同じ高さに形成される。土手状スペーサ23の幅wpは100μm程度である。シール材150と土手状スペーサ23との間に、シール材が存在しない領域があってもよい。
図2において、シール材150が形成された部分と緩衝領域には表示領域におけるメインスペーサ21と同じプロセスによって額縁領域スペーサ24が形成されている。図2に示すような構造の場合、後で説明するように、メインスペーサ21と同じプロセスで形成しても、額縁領域スペーサ24の高さはメインスペーサ21の高さよりも低くなる。
図3は図2のA部の詳細断面図である。TFT基板100と対向基板200のギャップ、すなわち、液晶層の層厚は、メインスペーサ21によって規定されている。メインスペーサ21が接するTFT基板側の上部層構造13は、例えばIPS(In Plane Swiching)方式においては、次のような構成になる。すなわち、有機パッシベーション膜12の上にITOで形成されたコモン電極131、無機絶縁膜132、配向膜134がこの順で形成されている。コモン電極131は、画素において、無機絶縁膜132の上に形成された櫛歯状あるいはストライプ状の画素電極との間に形成される電界によって液晶の回転を制御して、画素における液晶の透過率を規定する。尚、コモン電極は、無機絶縁膜132と配向膜134との間に設けられる構成であってよく、メインスペーサが設けられる箇所にコモン電極を設けない構成であってもよい。
図4は、図2のB部の詳細断面図である。TFT基板100と対向基板200のギャップは額縁領域スペーサ24とシール材に分散されているフィラー30によって規定されている。フィラー30は球状のプラスチックあるいはガラス等によって形成されているが、フィラー30の粒径は、平均値μと分散σを持つ。シール材150におけるフィラー30の径の平均値は0.4μm程度である。したがって、額縁領域スペーサ24の高さは、表示領域50におけるメインスペーサ21の高さよりも0.4μm程度低くなることが望ましい。後で述べるように、額縁領域スペーサ24は、メインスペーサ21と同じプロセスで形成しても高さを低くすることが出来る。なお、図2における、表示領域外でシール材150が形成されていない緩衝領域では、柱状スペーサ24は、TFT基板100側との間に0.4μm程度の差が生じているが、これは、表示領域50におけるサブスペーサと同じ役割を有することになる。
図4に戻り、TFT基板100側の上部層構造13では、有機パッシベーション膜12の上に無機絶縁膜132が形成され、その上に配向膜134が形成されている。シール材150内のフィラー30は配向膜134と接する。無機絶縁膜132と配向膜134との間には、ITOが形成される場合がある。ITO膜は、画素電極と同時に形成されるが、画素電極とは絶縁されており、ITO膜にはコモン電圧が印加される。
図5および図6は、各々、表示領域および額縁領域における柱状スペーサの形成方法を示す模式断面図である。図5および図6は、図2乃至4と異なり、対向基板200の向きが上下逆になっている。図5において、対向基板200の上にブラックマトリクス201とカラーフィルタ202が形成され、その上にオーバーコート膜203が形成されている。オーバーコート膜203の上に柱状スペーサ21を形成するための感光性の樹脂25を所定の厚さh1で塗布する。樹脂25は、例えば、透明なアクリル樹脂が使用されるが、シリコン樹脂等が使用される場合もある。図5において、感光性樹脂25を露光し、現像することによって、高さがh1である柱状スペーサが形成される。
図6は、図2の額縁領域における柱状スペーサ24の形成方法を示す模式断面図である。図6において、対向基板200の上に遮光膜となるブラックマトリクス201が平面状に形成され、その上にカラーフィルタ202が島状に形成され、その上にオーバーコート膜203が形成されている。オーバーコート膜203の上に柱状スペーサ24を形成するために感光性樹脂25を塗布する。なお、図6は断面図なのでカラーフィルタ202は島状に見えるが、実際の製品では、表示領域を囲むように、ストライプ状に形成されている。
図6において、ブラックマトリクス201の厚さは例えば、0.4μm程度であり、カラーフィルタ202の厚さは、2μm以上である場合が多い。島状に形成された2μm以上の厚さを有するカラーフィルタ202の上では、感光性樹脂25を塗布したときのレベリング効果によって、感光性樹脂25の厚さが小さくなる。例えば、島状のカラーフィルタ202が無い部分における感光性樹脂25の厚さがh1となるように塗布したとしても、カラーフィルタ202の上における感光性樹脂25の厚さはh2になる。額縁領域柱状スペーサは島状カラーフィルタの上に形成されるので、柱状スペーサ24の高さはh1よりも低いh2となる。この差が表示領域50と額縁領域における柱状スペーサの高さの差になる。
問題は、島状に形成されたカラーフィルタ202の厚さによって、図6における柱状スペーサ24の高さが異なるということである。一方、表示領域では、図5に示すように、カラーフィルタ202が全面に形成されているので、レベリング効果の厚さへの影響は小さい。したがって、カラーフィルタ202の厚さによって、表示領域と額縁領域の柱状スペーサの高さが異なってくるという現象を生ずる。
図7Aおよび図7Bは、カラーフィルタ202が薄い場合における表示領域とシール部におけるTFT基板100と対向基板200の間隔の差を示す模式断面図である。図6に示すように、カラーフィルタ202が薄いと、レベリング効果による柱状スペーサ24の高さの目減りは小さくなり、表示領域における柱状スペーサ21の高さとシール部における柱状スペーサ24の高さの差は小さくなる。
シール部においては、柱状スペーサ24とTFT基板100の間にフィラー30が存在することになるので、シール部におけるTFT基板100と対向基板200の間隔は、h2+hf=h3になる。なお、フィラー30の径hfは0.4μm程度である。一方、表示領域においては、柱状スペーサ21の高さh1によってTFT基板100と対向基板200の間隔が規定されるが、h3>h1になると、シール部におけるギャップは、表示領域におけるギャップよりも大きくなる。
図8Aおよび図8Bは、カラーフィルタ202が厚い場合における表示領域とシール部におけるTFT基板100と対向基板200の間隔の差を示す模式断面図である。図6に示すように、カラーフィルタ202が厚いと、レベリング効果による柱状スペーサ24の高さの目減りは大きくなり、表示領域における柱状スペーサ21の高さとシール部における柱状スペーサ24の高さの差は大きくなる。
シール部においては、柱状スペーサ24とTFT基板100の間にフィラー30が存在するので、シール部におけるギャップはh2+hf=h3となる。表示領域においては、柱状スペーサ21の高さh1によってギャップが規定される。h2がh1に比べて非常に小さくなると、フィラー30の存在を考慮しても、h3<h1となり、シール部におけるギャップは、表示領域におけるギャップよりも小さくなる。
本発明の特徴は、シール部における柱状スペーサ24の高さがカラーフィルタ202の厚さの影響によってばらつかないように、シール部におけるカラーフィルタ202を平面状に形成することである。図9に示すように、カラーフィルタ202が平面状に形成されていれば、カラーフィルタ202の厚さが変化しても、柱状スペーサ204の高さh2は影響を受けることがない。
ところで、実際の製品では、図10に示すように、表示領域においても、ブラックマトリクス201の影響等により、凹凸は存在する。図10において、柱状スペーサ21はブラックマトリクス201の上に形成されるので、ブラックマトリクス201が無い部分よりも柱状スペーサ21の高さは小さくなる。例えば、ブラックマトリクス201の無い部分における柱状スペーサの高さをh4とした場合、実際の製品における柱状スペーサの高さはh4よりも低いh1となる。
すなわち、シール部において、カラーフィルタ202を平面状に形成すると、シール部における柱状スペーサ24の高さが、表示領域における柱状スペーサ21の高さよりも大きくなることになる。つまり、シール部において、カラーフィルタ202を平面的に形成することによって、カラーフィルタ202の厚さによって、シール部における柱状スペーサの高さが影響を受けることを防止することはできるが、シール部におけるギャップの増加を防止することが必要になる。
図11および図12は、この問題を解決するための、評価結果である。カラーフィルタ202が同じ厚さであっても、カラーフィルタの幅wbを変えることによって、形成される柱状スペーサ24の高さが異なる。図11は、カラーフィルタの幅と、柱状スペーサの高さの関係を定義する模式断面図である。なお、オーバーコート膜203の形成においてもレベリングの効果は生ずる。したがって、柱状スペーサ24の高さは、カラーフィルタ202の厚さ、カラーフィルタの幅、オーバーコート膜203等によるレベリングの効果によって影響を受けることになる。
図11において、カラーフィルタの幅wbを変えていくと、形成される柱状スペーサの高さh2は異なることになる。図10に示す表示領域における柱状スペーサの高さh1と図11における柱状スペーサの高さh2との差を、カラーフィルタの幅wbを変化させてプロットしたものが図12である。
図12において、横軸が図11に示すカラーフィルタ202の幅wbで、縦軸が図11に示す柱状スペーサ24の高さh2と図10に示す表示領域における柱状スペーサ21の高さの差、h2−h1である。図12に示すように、カラーフィルタ202の幅wbが50μm程度であると、h2はh1よりも0.6μm低くなる。カラーフィルタの202幅wbが100μm程度であると、h2とh1はほぼ等しくなる。カラーフィルタの幅wbがシール部を含む額縁において、平面になるといえる、1000μm程度になると、シール部における柱状スペーサ24の高さh2が表示領域における柱状スペーサ21の高さh1よりも0.6μm高くなる。上記では、wbが1000μm以上を平面としているが、本明細書では、400μm以上であれば平面であるとする。また、カラーフィルタを表示領域を囲むように形成せず、島状に形成する場合であっても、最も短い径が400μm以上であれば平面であるとする。
つまり、本発明におけるように、柱状スペーサの土台となるカラーフィルタを平面で形成すると、TFT基板100と対向基板200の間隔がシール部において、表示領域よりも0.6μm大きくなることになる。さらに、シール部においては、柱状スペーサ24とTFT基板100との間に径が0.4μm程度のフィラー30が入り込む。したがって、表示領域とシール部におけるTFT基板100と対向基板200のギャップを同等にするためには、シール部において、ギャップ小さくするような手段を採用する必要がある。
カラーフィルタ202を額縁領域において平面状に形成することによって額縁領域における柱状スペーサ24の高さがカラーフィルタの厚さの影響を受けることを回避するとともに、実施例1乃至3に示す手段によって、表示領域と額縁領域におけるTFT基板と対向基板の間隔を同等にすることが出来る。
図13は実施例1における額縁領域の断面図である。図13は図1のA−A断面図に相当するものである。図14は、実施例1での額縁領域におけるカラーフィルタ202の形成領域である。図13の構成は、額縁領域におけるカラーフィルタ202を除いて図2で説明したのと同様である。図13において、カラーフィルタ202は額縁領域において、平面状に形成されている。但し、額縁領域におけるカラーフィルタ202の厚さは、表示領域50におけるカラーフィルタ202の厚さよりも1μm小さい。
図12に示すように、カラーフィルタ202を平面状に形成することによって、柱状スペーサ24は表示領域よりも0.6μm高くなる。また、シール部においては、柱状スペーサ24とTFT基板100の間に径が0.4μmのフィラー30が入り込むので、0.6μm+0.4μm=1μmだけ、カラーフィルタ202の厚さを小さくしている。これによって、表示領域と額縁領域におけるギャップの差を小さくすることが出来る。
なお、図13において、ブラックマトリクス201に形成されたスリット2011においては、カラーフィルタ202を形成していないことは、図2と同様である。また、ブラックマトリクス201のスリット2011より外側のカラーフィルタ202の厚さは、表示領域50におけるカラーフィルタ202の厚さと同じである。この領域にはシール材150がほとんど存在していないのと、スペーサも柱状スペーサではなく、土手状スペーサ23が存在しており、他のシール部とは構成が異なるからである。
図14は、実施例1での対向基板200の額縁領域において、カラーフィルタ202を形成する領域を示す平面図である。図14において、平面状に形成された厚さの小さいカラーフィルタ2021が表示領域50を枠状に囲んでいる。カラーフィルタ2021の外側には、ブラックマトリクスのスリット2011に対応して、カラーフィルタが存在していない領域が形成され、その外側のスクライビング領域には、表示領域と同じ厚さのカラーフィルタ202が形成されている。
本実施例によって、TFT基板100と対向基板200の間隔をシール部と表示領域において、同等にすることが出来るので、表示領域50の周辺領域におけるギャップの変動に伴う色むらの発生等を防止することが出来る。
図15は実施例1における額縁領域の断面図である。図15は図1のA−A断面図に相当するものである。図16は、実施例2での額縁領域におけるカラーフィルタ202の形成領域である。図15の構成は、額縁領域におけるカラーフィルタ202及び柱状スペーサ24を除いて図2で説明したのと同様である。図15において、カラーフィルタ202は額縁領域において、平面状に形成されていることは図13と同様である。しかし、図15においては、カラーフィルタ202の厚さは表示領域50におけるカラーフィルタ202の厚さと同じである。その代わり、本実施例では、ハーフ露光技術を用いて、柱状スペーサ24の高さを、図13に示す実施例1の場合よりも1μm低い、h5としている。なお、この高さh5は、表示領域に形成された柱状スペーサ21の高さh2よりも0.4μm低くなっている。これによって、柱状スペーサ24の高さとフィラー30の径の合計の高さを表示領域における柱状スペーサ21の高さと同等としている。
なお、図15において、ブラックマトリクス201に形成されたスリット2011においては、カラーフィルタ202を形成していないこと、スリット2011より外側のカラーフィルタ202の厚さは表示領域50におけるカラーフィルタ202の厚さと同じであることは、図13で説明したのと同様である。
図16は、実施例2での対向基板200の額縁領域において、カラーフィルタ202を形成する領域および、柱状スペーサ21、22、24の配置を示す平面図である。図16において、平面状のカラーフィルタ202がスリット2011を除く額縁領域全域に形成されている。図16では、額縁領域に形成されたカラーフィルタ202の厚さは、表示領域50に形成されたカラーフィルタ202の厚さと同じである。
図16において、シール部および、シール部と表示領域の間に形成された柱状スペーサ24は、ハーフ露光技術を用いて通常形成されるよりも1μm低くなっている。言い換えると、本実施例では、柱状スペーサ24の高さは表示領域における柱状スペーサ21の高さよりも0.6μm低くなっている。これによって、表示領域とシール部におけるTFT基板100と対向基板200の間隔を同等にすることが出来る。なお、図16において、表示領域50には、通常状態においてTFT基板100と対向基板200の間隔を規定する柱状スペーサ21と対向基板に押し圧力が加わった場合に、TFT基板100と接触するサブ柱状スペーサ22が形成されている。
図17は実施例3における額縁領域の断面図である。図17は図1のA−A断面図に相当するものである。図18は、実施例3での額縁領域におけるカラーフィルタ202の形成領域である。図17の構成は、対向基板200の額縁領域におけるカラーフィルタ202及び柱状スペーサ24、TFT基板100の額縁領域における有機パッシベーション膜122の構成を除いて図2で説明したのと同様である。
実施例3において、対向基板200側にはカラーフィルタ202が平面状に形成されているが、このカラーフィルタ202の厚さは表示領域50におけるカラーフィルタ202の厚さと同等である。シール部の柱状スペーサ24は、平面状に形成されたカラーフィルタ202の上に形成されているために、表示領域における柱状スペーサ21よりも0.6μm高く形成されている。したがって、フィラー30が柱状スペーサ24とTFT基板100の間に入り込むことを考慮すると、TFT基板100と対向基板200の間隔は、シール部において表示領域よりも1μm大きくなる。
本実施例では、TFT基板200における有機パッシベーション膜121の膜厚を表示領域における有機パッシベーション膜12の膜厚よりも1μm薄くすることによって、シール部と表示領域におけるTFT基板100と対向基板200の間隔を同等にしている。有機パッシベーション膜12は、表示領域では3.5μm程度形成されているので、1μm薄くしても有機パッシベーション膜が無くなることはない。
図17のTFT基板100において、有機パッシベーション膜の溝121より外側の有機パッシベーション膜12の厚さは、表示領域における有機パッシベーション膜12の厚さと同じである。また、図17の対向基板200において、スリット2011より外側に形成されたカラーフィルタ202の厚さは表示領域におけるカラーフィルタ202の厚さと同じである。すなわち、ブラックマトリクス201のスリット2011より外側、あるいは、有機パッシベーション膜122の溝121より外側の領域であるスクライビング領域には、シール材がほとんど存在しておらず、また、スペーサも土手状スペーサ23であり、シール材が形成された領域とは、TFT基板100と対向基板200の間隔の規定方法が異なるからである。
このように、実施例3においても、TFT基板100と対向基板200の間隔を表示領域と額縁領域とで同等にすることが出来るので、ギャップの変動に起因する表示領域周辺における色むらや輝度むらを抑制することが出来る。
実施例1乃至3は、代表的な例である。製品によっては、実施例1、2、3を適宜組み合わせて、TFT基板と対向基板の間隔を表示領域と額縁領域において制御することが出来る。
本発明が優れている点は、カラーフィルタの厚さに関わらす、表示領域と額縁領域における基板の間隔をばらつきなく、正確に制御できる点である。したがって、例えば、TFT基板と対向基板の間隔を表示領域とシール部とで意図的に変えたい場合等においても、本発明を使用することによって、カラーフィルタの膜厚の影響を受けることなく、表示領域と額縁領域における基板間のギャップを正確に制御することが出来る。
額縁領域におけるカラーフィルタは、青カラーフィルタを用いることが最も多い。すなわち、額縁領域にはブラックマトリクスが存在しているが、ブラックマトリクスは0.4μm程度と薄いので、ブラックマトリクスの材料によっては、遮光効果が十分でない場合もありうる。青カラーフィルタは他の色よりも遮光効果が優れているので、ブラックマトリクスの遮光効果を補うことが出来る。但し、本発明の目的は、青カラーフィルタに限らず、赤カラーフィルタあるいは緑カラーフィルタを使用しても達成することが出来る。
実施例1乃至3では、フィラーの平均粒径は、0.4μmであるとしたが、フィラーの径はこれに限らない。フィラーの粒径に応じて、実施例1では、額縁領域におけるカラーフィルタの厚さ調整し、実施例2では額縁領域の柱状スペーサの高さを調整し、実施例3では額縁領域における有機パッシベーション膜の厚さを調整すればよい。尚、スペーサは、その断面が円形の柱状に限定されるものではなく、断面が多角形、或いは長円(楕円)等の形状であってもよい。また、TFT基板上に、スペーサと対応する構造物(台座、或いは、対向スペーサ等)を設けてもよい。
11…配線層、 12…有機パッシベーション膜、 13…上部層構造、 14…遮光膜、 21…メイン柱状スペーサ、 22…サブ柱状スペーサ、 23…土手状柱状スペーサ、 24…額縁領域柱状スペーサ 25…柱状スペーサ用塗布膜、 30…フィラー、 50…表示領域、 100…TFT基板、 101…走査線、 102…映像信号線、 103…画素、 121…有機パッシベーション膜溝、 122…有機パッシベーション膜薄膜部、 131…コモン電極、 132…無機絶縁膜、 133…シールド電極、 134…配向膜、 150…シール材、 160…端子部、 170…ドライバIC、 180…フレキシブル配線基板、 200…対向基板、 201…ブラックマトリクス、 202…カラーフィルタ、 203…オーバーコート膜、 300…液晶、 1221…有機パッシベーション膜の溝、 1222…有機パッシベーション膜の薄膜部、 2011…ブラックマトリクススリット、 2021…カラーフィルタ薄膜部

Claims (20)

  1. 第1の基板と第2の基板とがシール材によって接着し、内部に液晶が封止され、前記シール材が形成されたシール部と表示領域とを有する液晶表示装置であって、
    前記表示領域においては、前記第1の基板と前記第2の基板との間隔は第1のスペーサによって規定され、
    前記シール部においては、前記第1の基板と前記第2の基板との間隔は、第2のスペーサによって規定され、

    前記シール部では、カラーフィルタが平面状に形成されており、
    前記第2のスペーサは、前記平面状に形成されたカラーフィルタと前記第1基板との間に形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記第2のスペーサと前記平面状のカラーフィルタとの間にはオーバーコート膜が存在することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記シール材はフィラーを有し、前記TFT基板と前記対向基板の間隔は、前記シール部において、前記第2のスペーサと前記フィラーとによって規定されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記カラーフィルタは、平面状に形成された遮光膜の上に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 前記遮光膜には、表示領域を囲むようなスリットが形成されており、前記スリットの上には、前記平面状のカラーフィルタは形成されていないことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  6. 第1の基板と第2の基板が周辺のシール部においてシール材によって接着し、内部に液晶が封止され、表示領域と額縁領域を有する液晶表示装置であって、
    前記表示領域においては、前記第1の基板と前記第2の基板の間隔は第1のスペーサによって規定され、
    前記シール部においては、前記第1の基板と前記第2の基板の間隔は、第2のスペーサによって規定され、
    前記表示領域には画素毎にカラーフィルタが形成され、
    前記額縁領域には、カラーフィルタが平面状に形成され、
    前記額縁領域における前記平面状のカラーフィルタの厚さは、前記表示領域におけるカラーフィルタの厚さよりも小さく、
    前記第2のスペーサは、前記平面状に形成されたカラーフィルタの上に形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  7. 前記第2のスペーサと前記平面状のカラーフィルタとの間にはオーバーコート膜が存在することを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置。
  8. 前記シール材はフィラーを有し、前記TFT基板と前記対向基板との間隔は、前記シール部において、前記第2のスペーサと前記フィラーによって規定されていることを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置。
  9. 前記第2の柱状スペーサの高さは、前記第1の柱状スペーサの高さよりも高いことを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置。
  10. 前記カラーフィルタは、平面状に形成された遮光膜の上に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  11. 第1の基板と第2の基板が周辺のシール部においてシール材によって接着し、内部に液晶が封止され、表示領域と額縁領域を有する液晶表示装置であって、
    前記表示領域においては、前記第1の基板と前記第2の基板との間隔は第1のスペーサによって規定され、
    前記シール部においては、前記第1の基板と前記第2の基板との間隔は、第2のスペーサによって規定され、
    前記表示領域には画素毎にカラーフィルタが形成され、
    前記額縁領域には、カラーフィルタが平面状に形成され、
    前記第2のスペーサの高さは、前記第1のスペーサの高さよりも低く、
    前記第2のスペーサは、前記平面状に形成されたカラーフィルタの上に形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  12. 前記第2のスペーサと前記平面状のカラーフィルタとの間にはオーバーコート膜が存在することを特徴とする請求項11に記載の液晶表示装置。
  13. 前記シール材はフィラーを有し、前記TFT基板と前記対向基板との間隔は、前記シール部において、前記第2のスペーサと前記フィラーによって規定されていることを特徴とする請求項11に記載の液晶表示装置。
  14. 前記額縁領域に形成された前記平面状のカラーフィルタの厚さは、前記表示領域に形成されたカラーフィルタと同等の厚さであることを特徴とする請求項11に記載の液晶表示装置。
  15. 前記カラーフィルタは、平面状に形成された遮光膜の上に形成されていることを特徴とする請求項11に記載の液晶表示装置。
  16. 第1の基板と第2の基板が周辺のシール部においてシール材によって接着し、内部に液晶が封止され、表示領域と額縁領域を有する液晶表示装置であって、
    前記表示領域においては、前記第1の基板と前記第2の基板との間隔は第1のスペーサによって規定され、
    前記シール部においては、前記第1の基板と前記第2の基板との間隔は、第2のスペーサによって規定され、
    前記表示領域には画素毎にカラーフィルタが形成され、
    前記額縁領域には、カラーフィルタが平面状に形成されており、
    前記第2のスペーサは、前記平面状に形成されたカラーフィルタの上に形成され、
    前記TFT基板において、前記表示領域には第1の有機パッシベーション膜が形成され、前記額縁領域には、前記第1の有機パッシベーション膜と連続して第2の有機パッシベーション膜が形成され、前記第2の有機パッシベーション膜の厚さは前記第1の有機パッシベーション膜の厚さよりも小さいことを特徴とする液晶表示装置。
  17. 前記第2のスペーサと前記平面状のカラーフィルタとの間にはオーバーコート膜が存在することを特徴とする請求項16に記載の液晶表示装置。
  18. 前記シール材はフィラーを有し、前記TFT基板と前記対向基板の間隔は、前記シール部において、前記第2のスペーサと前記フィラーとによって規定されていることを特徴とする請求項16に記載の液晶表示装置。
  19. 前記第2のスペーサの高さは、前記第1のスペーサの高さよりも高いことを特徴とする請求項16に記載の液晶表示装置。
  20. 前記カラーフィルタは、平面状に形成された遮光膜の上に形成されていることを特徴とする請求項16に記載の液晶表示装置。
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