JP4714448B2 - 冷却システム用制御装置 - Google Patents

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    • F25B2600/21Refrigerant outlet evaporator temperature

Description

本発明は、冷凍サイクルにおける冷却システム用制御装置、及び冷却システム用制御システムに係り、詳細には、圧縮機が始動した後、庫内温度が庫内設定温度に移行するまでの電動式膨張弁の開度を制御する冷却システム用制御装置に関する。
従来、本発明に関連する先行文献として、例えば特開平8−285383号公報(特許文献1)、特開平9−4955号公報(特許文献2)、特許第3059534号公報(特許文献3)、特公昭60−58384号公報(特許文献4)がある。
特許文献4は、冷凍装置は蒸発器入口部の温度センサの時間遅れを30秒程度、蒸発器出口部の温度センサの時間遅れを60秒程度有することを開示している。
特許文献3は、蒸発器出口部に温度センサと圧力センサとを備え、圧力センサの時間遅れが極めて小さい信号により電気式膨張弁の開度を好適に制御している。
特許文献1及び特許文献2は、蒸発器入口部と蒸発器出口部と庫内とに3つの温度センサを備えている。
特許文献2は、液バックを防止しつつ、過熱度制御と温度制御との切り替えをスムーズに行えるようにするとともに、温度状態に合わせた制御を選択して目標の庫内温度に可及的速やかに到達するよう電動式膨張弁を制御する装置を提供している。
特許文献1は、冷凍サイクルの系によって可変される値αを想定して、測定過熱度が設定過熱度+αになるように弁開度を制御して冷凍負荷の大きな運転初期段階において冷却速度をアップでき、また、液バックの生じにくい制御装置を提供している。
特開平8−285383号公報 特開平9−4955号公報 特許第3059534号公報 特公昭60−58384号公報
特許文献2の従来技術は、測定過熱度と設定過熱度とを比較して電動式膨張弁の弁開度を調節して過熱度を制御する過熱度制御手段と、測定庫内温度と目標庫内温度とを比較して電動式膨張弁の弁開度を調節して庫内温度を制御する温度制御手段とを備える制御装置において、測定庫内温度と目標庫内温度との偏差、及び所定時間経過による庫内温度の温度変化量について、各々予め定めたメンバーシップ関数とファジイ制御ルールとから重み係数を算出し、前記重み係数と過熱度制御信号と温度制御信号とから電動式膨張弁の操作量を演算しているが、メンバーシップ関数やファジイ制御ルールを用いるので演算工程が余分に必要となる点、また、より多くのメモリを必要とする点で改良の余地がある。
特許文献1の従来技術は、冷凍サイクルの系によって可変される値αを想定して、測定過熱度が設定過熱度+αになるように弁開度を制御している。前記値αは前述のように冷凍サイクルの系によって個々に異なるので冷凍サイクルの設備設置の都度、好適な値αに選択決定(変更)しなければならないので、選択決定に手間取り使い勝手(操作勝手)の点で改良の余地がある。
本発明は、上記の課題を解決し、冷凍サイクルの圧縮機始動時における信頼性を高めるとともに、冷媒の液バックを防止して冷却速度を向上させることを課題とする。
請求項の冷却システム用制御装置は、冷凍サイクルの蒸発器の出口側及び入口側に装着した温度センサからの信号に基づいて過熱度を算出するとともに、蒸発器の出口側に設けられた圧力検出手段で蒸発圧力を検出して、蒸発圧力相当温度が庫内温度よりも所定温度低い温度に相当する蒸発圧力になるように、電動式膨張弁の開度を制御する冷却システム用制御装置において、前記蒸発圧力と前記出口側に装着した温度センサからの信号とに基づいて第2の過熱度を算出するとともに、冷凍サイクルの運転開始以後、前記算出した過熱度と第2の過熱度との差である補正値を演算・記憶し、庫内温度が−5℃以上のとき、前記蒸発圧力相当温度が庫内温度よりも所定温度低い温度に相当する蒸発圧力になるように電動式膨張弁の開度制御を行い、庫内温度が−5℃未満であって、冷凍負荷が大きい時、可変設定過熱度に前記補正値を加算した補正設定過熱度と、前記算出した過熱度との偏差がなくなるように電動式膨張弁の開度制御を行う制御工程を備えることを特徴とする。
請求項の冷却システム用制御装置は、冷凍サイクルの蒸発器の出口側及び入口側に装着した温度センサからの信号に基づいて過熱度を算出するとともに、蒸発器の出口側に設けられた圧力検出手段で蒸発圧力を検出して、蒸発圧力相当温度が庫内温度よりも所定温度低い温度に相当する蒸発圧力になるように、電動式膨張弁の開度を制御する冷却システム用制御装置において、前記蒸発圧力と前記出口側に装着した温度センサからの信号とに基づいて第2の過熱度を算出するとともに、冷凍サイクルの運転開始以後、前記算出した過熱度と第2の過熱度との差である補正値を演算・記憶し、庫内温度が−5℃以上のとき、前記蒸発圧力相当温度が庫内温度よりも所定温度低い温度に相当する蒸発圧力になるように電動式膨張弁の開度制御を行い、庫内温度が−5℃未満であって、冷凍負荷が小さい時、固定設定過熱度に前記補正値を加算した補正設定過熱度と、前記算出した過熱度との偏差がなくなるように電動式膨張弁の開度制御を行う制御工程を備えることを特徴とする。
請求項の冷却システム用制御装置によれば、庫内温度が−5℃以上のとき、蒸発圧力相当温度が庫内温度よりも所定温度(例えば10℃程度)低い温度に相当する蒸発圧力になるように電動式膨張弁の開度制御を行って庫内を冷却し、庫内温度が−5℃未満のとき、算出した過熱度により電動式膨張弁の開度制御を行って庫内を冷却する。すなわち、運転初期段階など、庫内温度が−5℃以上のときは、蒸発圧力を制御して庫内温度よりも所定温度低い蒸発圧力相当温度により冷却するので開度制御の応答性が向上し冷却速度が上がる。また、庫内温度が−5℃未満のときは、温度/圧力式による第2の過熱度に比較すると温度/温度式による高精度の過熱度の制御を行うので、過熱度が付き過ぎず、液バックもなく、庫内温度も安定し、信頼性の高い制御装置を提供できる。
さらに、請求項の冷却システム用制御装置によれば運転開始以後、算出した過熱度SHTと第2の過熱度SHPとの差である補正値βを演算・記憶し、庫内温度が−5℃未満であって、冷凍負荷が大きい時、可変設定過熱度SH′に補正値βを加算した補正設定過熱度(SH′+β)と、蒸発器入口側温度センサと蒸発器出口側温度センサとから演算し算出した過熱度SHTとの偏差ΔSHがなくなるように電動式膨張弁の開度制御(一般的にはPID制御)を行う。すなわち、請求項6の冷却システム用制御装置によれば、多くの安価な圧力センサは庫内温度が−5℃点で過熱度の演算に支障のない精度を出力するので、圧力制御から過熱度制御にスムーズに移行でき、当該冷凍サイクルに好適な過熱度で冷却運転ができるので冷却速度が向上する。
請求項の冷却システム用制御装置によれば、請求項1と同様に、庫内温度が−5℃以上のときは、蒸発圧力を制御して庫内温度よりも所定温度低い蒸発圧力相当温度により冷却するので開度制御の応答性が向上し冷却速度が上がる。また、庫内温度が−5℃未満のときは、温度/圧力式による第2の過熱度に比較すると温度/温度式による高精度の過熱度の制御を行うので、過熱度が付き過ぎず、液バックもなく、庫内温度も安定し、信頼性の高い制御装置を提供できる。さらに、運転開始以後、算出した過熱度SHTと第2の過熱度SHPとの差である補正値βを演算・記憶し、庫内温度が−5℃未満であって、冷凍負荷が小さい時、固定設定過熱度SHに補正値βを加算した補正設定過熱度(SH+β)と、蒸発器入口側温度センサと蒸発器出口側温度センサとから演算し算出した過熱度SHTとの偏差ΔSHがなくなるように電動式膨張弁の開度制御(一般的にはPID制御)を行う。すなわち、請求項7の冷却システム用制御装置によれば、請求項6と同様に演算・記憶した補正値βを用いているので、請求項と同様な作用効果が得られる。
請求項の冷却システム用制御装置によれば、運転初期段階など、冷凍負荷が大きいときは、蒸発圧力を制御して庫内温度よりも所定温度低い蒸発圧力相当温度により冷却するので冷却速度が上がり、また、冷凍負荷が小さいときは、温度/温度式による過熱度の制御を行うので、過熱度が付き過ぎず、液バックもなく、庫内温度も安定し、信頼性の高い制御装置を提供できる。
さらに、請求項の冷却システム用制御装置によれば安価な圧力センサにより、圧力制御から過熱度制御にスムーズに移行でき、当該冷凍サイクルに好適な過熱度で冷却運転ができるので冷却速度が向上する。
請求項の冷却システム用制御装置によれば、請求項と同様な効果が得られる。
なお、近年、実用化が著しいインバータ式圧縮機の場合でも、本発明は蒸発器出口側の圧力を検出しているので、冷凍サイクルの系を乱すことなく安定した冷却運転ができる。庫内温度センサを設けない場合、別個に設けられる庫内用温度コントローラからの信号(伝送、あるいは通信)を授受して、好適に制御できることはいうまでもない。
次に、本発明の冷却システム用制御装置の実施形態を図面を参照して説明する。図1は実施形態の冷却システム用制御装置を適用した冷凍サイクルにおける急速冷却制御装置の基本構成を示す図である。この急速冷却制御装置は、冷凍サイクルの蒸発器の出口側と入口側とにそれぞれ装着した温度センサ6,7、庫内温度センサ8及び圧力検出手段(圧力センサ、圧力スイッチ等)10からの信号をA/D変換するA/D変換部91と、A/D変換部91から出力される温度センサ6,7の温度データに基づいて過熱度を演算する過熱度演算手段92a−1と、この演算した過熱度と予め設定した設定過熱度とを比較して弁開度を演算する弁開度演算手段92a−2と、A/D変換部91から出力される庫内温度センサ8の温度データにより庫内の各温度における弁開度の上限値及び下限値を演算する弁開度上下限演算手段92a−3と、弁開度上下限演算手段92a−3により演算した弁開度の上限値及び下限値と前記弁開度演算手段92a−2により演算した弁開度とを比較し、その比較結果を弁駆動部5に送出して、電動式膨張弁3を駆動させる比較手段92a−4と、を備えている。なお、圧力検出手段10は、後述の圧力センサ、圧力スイッチに対応しており、これらの要素にも符号「10」を用いる。
図2は実施形態の冷凍サイクルと急速冷却制御装置を示す図である。図において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は電動式膨張弁、4は蒸発器であり、これらは配管で環状に接続することにより冷凍サイクルを構成し、冷媒の圧縮、凝縮液化、減圧(膨張)、蒸発気化を行う周知のサイクルを形成する。5は電動式膨張弁3の開度を入力信号に応じて調整する電磁石、パルスモータなどの弁駆動部、6,7は蒸発器4の出口側と入口側の温度をそれぞれ検出する温度センサ、8は冷凍庫内の温度を検出する温度センサ、10は蒸発器4の出口側の蒸発圧力を検出する圧力スイッチ、9は圧力スイッチ10と温度センサ6,7及び8が接続され、その出力に基づき弁駆動部5を制御する制御部である。
制御部9は、蒸発器4の出口側と入口側の温度をそれぞれ検出する温度センサ6,7からのそれぞれの入力信号により蒸発器出口温度と冷媒温度すなわち蒸発器入口温度との差をとって過熱度(温度/温度式による算出)を演算し、この過熱度と設定過熱度とを比較して算出した偏差信号をPID動作に従った調節信号を求め、この調節信号に基づいて操作量を出力、すなわち、電動式膨張弁3を開閉させるパルス数を弁駆動部5に与える弁開度調節信号を印加することにより、電動式膨張弁3の開度を制御し、冷凍サイクルの冷媒流量を調整する。また、圧力スイッチ10からの入力信号により蒸発圧力を求める。また、第実施例では、さらに圧力スイッチ10からの入力信号と前記出口側の温度センサ6からの信号とに基づいて第2の過熱度(温度/圧力式による算出)を算出する。
図3は上記制御部9の内部構成を示し、同図において、A/D変換部91は蒸発器出口温度センサ6、入口温度センサ7、庫内温度センサ8及び圧力センサ10からの信号をA/D変換するA/D変換器、92は予め定めたプログラムに従って動作するマイクロコンピュータであり、マイクロコンピュータ92はCPU92a、プログラムや各種の固定データを格納したROM92b及び各種のデータエリアやワークエリアを有する書き換え可能なRAM92cを有する。CPU92aは、温度センサ6,7からの信号に基づいて過熱度を演算し、この演算した過熱度と予め設定しRAM92c中のデータエリア内に格納した設定過熱度とを比較して弁開度を演算する。また、第実施例の制御では、温度センサ6と圧力センサ10からの信号に基づいて第2の過熱度を演算し、過熱度と第2の過熱度との差として補正値βを演算し設定過熱度を補正値βで補正し、弁開度を演算する。そして、この演算による弁開度を弁駆動部5に送出して、電動式膨張弁3を動作させる。また、CPU92aは、ROM92b中の所定エリア内に格納した庫内温度、電動式膨張弁の能力、必要冷却能力、蒸発温度、凝縮温度などの各種設定値から、庫内の各温度における弁開度の上限値及び下限値を演算する。制御部9が電動式膨張弁3を操作して、この上限値及び下限値に達すると弁開度は上限値/下限値で制限される。
図4は庫内温度に対して演算により求められる弁開度の上限値及び下限値の変化の様子を示すグラフであり、図示グラフから判るように、曲線aは庫内温度の低下によって上限開度が下げられていく様子を、曲線bは庫内温度の低下によって下限開度が下げられていく様子がそれぞれ示されている。曲線cは初期所定開度であり、この初期所定開度は、下限(曲線b)から、この下限と上限(曲線a)との間隔の70%の値となっている。庫内温度が高いとき下限開度を上げている理由は、電動式膨張弁3の閉めすぎを防止するためである。
以上説明したように、庫内温度が高いときには弁開度の上限値を低めの開度に設定し、庫内温度の低下とともに上限値を下げ、最終的には設定過熱度で運転できるようにしている。これは、急速冷却の負荷の大きな初期段階における蒸発器出口での初期過熱度が、急速冷却の負荷が小さくなる最終段階での最終過熱度に比べて大きいという特性を利用したのであり、冷却初期にはやや過熱気味の運転となるが、液量過多による弁閉動作を防止することができるので、無駄な操作がなくなり、結果的に冷却速度をアップして最終的な冷却温度を得るための時間を短縮することができる(液量過多になると弁の開閉を繰り返すので遅くなる。)。
以上概略説明した動作の詳細を、ROM92bに格納したプログラムに従ってCPU92aが行う処理を示すフローチャートを参照して以下説明する。図5は第1参考例のフローチャートであり、この第1参考例では、CPU92aは電源の投入によって動作を開始し、その最初のステップS1において初期設定を行う。この初期設定は、ROM92bに格納されている庫内温度、電動式膨張弁の能力、必要冷却能力、蒸発温度、凝縮温度、過冷却度、設定過熱度の値SHなどの各種設定値をRAM92c内の所定のエリアに書き込むことによって行われる。ステップS2では、図示しない起動スイッチの操作による起動信号があるか否かを判定し、この判定がYESになるのを待つ。起動信号があるとステップS3で弁初期開度運転を行って、ステップS4に進む。
ステップS4では、圧力センサ10からの信号を読み込み、A/D変換して蒸発器出口圧力PG、蒸発圧力相当温度SPGを演算し、ステップS5に進む。ステップS5では、温度センサ6,7,8からの信号を読み込み、A/D変換して温度データSG(蒸発器出口温度)、SL(蒸発器入口温度)、SR(庫内温度)とする。次に、ステップS6で、過熱度SHTを式SHT=SG−SLにより演算する。このステップS6の処理により、CPU92aは蒸発器4の出口及び入口の冷媒配管に装着した温度センサ6,7からの信号に基づいて過熱度を演算する過熱度演算手段92a−1として機能している。次に、ステップS7で、第2の過熱度SHPを式SHP=SG−SPGにより演算し、ステップS8に進む。
ステップS8では、「冷凍負荷が大きいか/小さいか」を判定する。現在の庫内温度SRと設定庫内温度SRSとの差が15℃以上である時、判定はYESとなりステップS9に進み、15℃未満の時、判定はNOとなりステップS13に進む。ステップS9では、冷凍負荷が大きいので、蒸発圧力を検出して庫内温度SRよりも10℃(所定温度)低い蒸発圧力相当温度SPG′を求め、ステップS10で、蒸発圧力相当温度SPG′と所定の関数fから、蒸発圧力PG′=f(SPG′)を演算する。次に、ステップS11で、“PG′←PG”となるような電動式膨張弁3の操作量を演算してRAM92cに蓄え、ステップS12に進む。そして、ステップS12で、“25℃≧SHT≧5℃と”となるような電動式膨張弁3の操作量を演算してRAM92cに蓄え、ステップS15に進む。
一方、ステップS8で現在の庫内温度SRと設定庫内温度SRSとの差が15℃未満の時、ステップS13で、過熱度と設定過熱度との差である過熱度偏差ΔSHを式ΔSH=SHT−SHにより演算する。そして、ステップS14では、“0←ΔSH”となるような電動式膨張弁3の操作量を演算してRAM92cに蓄え、ステップS15に進む。
ステップS15では、“PG≦PGM(所定の蒸発圧力)”となるような電動式膨張弁3の操作量を演算してRAM92cに蓄え、ステップS16で、RAM92cに蓄えられた弁の操作量に基づいて電動式膨張弁3の開閉操作を行い、ステップS4に戻る。ここで、ステップS4が別個の割込み処理にて処理される場合は、破線のようにステップS5に戻ることもある。
図6は第1参考例の制御に対応する温度変化と過熱度変化の説明図であり、図6(a) に庫内温度の状態を示したように、庫内温度が30℃近傍から−15℃までの範囲が「冷凍負荷が大」であり、庫内温度が−15℃未満の範囲が「冷凍負荷が小」である。「冷凍負荷が大」のときは、圧力相当温度SPG′は庫内温度SRより10℃低い温度で下がっていく。図6(b) の過熱度の状態を示したように、「冷凍負荷が大」のときは、圧力相当温度制御域(ステップS9〜ステップS12)であり、過熱度SHTは変動しながら下がっていく。「冷凍負荷が小」となると、PI制御域(ステップS13,S14)となり、過熱度偏差ΔSH(斜線部)が“0”となるように制御し、過熱度SHTが設定過熱度になる。
図7は第実施例のフローチャートであり、この第実施例のステップS21〜ステップS27は第1参考例のステップS1〜ステップS7と同じであり、説明を省略する。ステップS27の処理が終了すると、ステップS28で、庫内温度SRにより設定過熱度SHの補正演算を行って補正設定過熱度SH′とする。次に、ステップS29で、「冷凍負荷が大きいか/小さいか」を判定する。現在の庫内温度SRが−5℃以上である時、判定はYESとなりステップS30に進み、5℃未満の時、判定はNOとなりステップS34に進む。
ステップS30では、冷凍負荷が大きいので、このステップS30〜ステップS32で第1参考例のステップS9〜11と同じ処理を行って、蒸発圧力相当温度SPG′、蒸発圧力PG′を演算し、“PG′←PG”となるような電動式膨張弁3の操作量を演算してRAM92cに蓄え、ステップS33に進む。そして、ステップS33で、過熱度のズレβ(補正値)を式β=SHT−SHPにより演算・記憶し、ステップS38に進む。
一方、ステップS29で現在の庫内温度SRが−5℃未満の時、ステップS34で、さらに「冷凍負荷が大きいか/小さいか」を判定する。現在の庫内温度SRと設定庫内温度SRSとの差が20℃以上である時、判定はYESとなりステップS35に進み、20℃未満の時、判定はNOとなりステップS36に進む。ステップS35では、冷凍負荷が大きいので、補正過熱度偏差ΔSHを式ΔSH=SHT−(SH′+β)により演算し、ステップS37に進む。ステップS36では、冷凍負荷が小さいので、補正過熱度偏差ΔSHを式ΔSH=SHT−(SH+β)により演算し、ステップS37に進む。
ステップS37〜ステップS39の処理は、第1参考例のステップS14〜16と同じであり、“0←ΔSH”となるような電動式膨張弁3の操作量を演算してRAM92cに蓄え、“PG≦PGM”となるような電動式膨張弁3の操作量を演算してRAM92cに蓄え、RAM92cに蓄えられた弁の操作量に基づいて電動式膨張弁3の開閉操作を行い、ステップS24に戻る。この第実施例でも、ステップS24,S25が別個の割込み処理にて処理される場合は、破線のようにステップS26に戻ることもある。
以上の処理で、ステップS30〜ステップS32、ステップS34→S36が請求項の処理に対応し、ステップS34→S35→S37が請求項の処理に対応している。
図8は第実施例の制御に対応する温度変化と過熱度変化の説明図であり、図8(a) に庫内温度の状態を示したように、庫内温度が−5℃以上のとき(負荷が大きい時)、第2の過熱度により電動式膨張弁の開度制御を行い、庫内温度が−5℃未満のとき、過熱度により電動式膨張弁の開度制御を行う。庫内温度が−5℃以上のとき、図8(b) の第2の過熱度の状態を示したように第2の過熱度SHPは可変設定過熱度SH′になるように電動式膨張弁の開度制御が行われる。庫内温度が−5℃未満のとき、図8(c) の過熱度の状態を示したように、例えば、設定庫内温度が−60℃の場合、庫内温度が−5℃未満〜−40℃以上のとき、過熱度SHTは可変設定過熱度SH′に過熱度のズレβを加算した値(SH′+β)になるように電動式膨張弁の開度制御が行われる。以上の説明で、庫内温度が−40℃以上のとき、設定過熱度SH′は庫内温度により値が可変する「可変設定過熱度SH′」としている。なお、図8(b) の第2の過熱度SHPの曲線は圧力検出手段の確度(精度)がマイナス側にある場合を示している。確度(精度)が±0の場合、第2の過熱度SHPは可変設定過熱度SH′及び固定設定過熱度SHに対して振れることはいうまでもない。
図9は第実施例のフローチャートであり、この第実施例は第実施例のステップS30〜ステップS32の代わりにステップS41,ステップS42を実行する例であり、第実施例と同じ処理(ステップS28,S29,S33,S34,S38)は同ステップ番号とする。ステップS29で、現在の庫内温度SRが−5℃以上である時(負荷が大きい時)、ステップS41で、補正過熱度偏差ΔSHを式ΔSH=SHP−SH′により演算し、ステップS42で、“0←ΔSH”となるような電動式膨張弁3の操作量を演算してRAM92cに蓄え、ステップS33で、過熱度のズレβ=SHT−SHPを演算・記憶し、ステップS38に進む
図10は第2参考例における圧力検出手段としての圧力スイッチ10のブロック図、図
11は第2参考例の冷却システム用制御システムの構成図である。この第2参考例では、1台の圧縮機1、1台の凝縮器2に対して、4台の蒸発器41〜44とそれに対応する電動式膨張弁31〜34とにより冷凍サイクルが構成されている。各蒸発器41〜44には、それぞれ参考例の冷却システム用制御装置91〜94が接続されている。なお、以下、冷却システム用制御装置を適宜「制御装置」ともいう。各制御装置91〜94には、蒸発器41〜44の出口側の温度センサ61〜64と入口側の温度センサ71〜74が接続されている。また、各制御装置91〜94の内の親機としての制御装置91はパーソナルコンピュータ100に接続されるとともに、この親機の制御装置91には庫内温度センサ8が接続されている。圧縮機1と凝縮器2との間には高圧圧力スイッチ11が接続され、蒸発器41〜44の出口側には圧力スイッチ10が接続されており、この圧力スイッチ10と各制御装置91〜94は通信端子を介して通信ケーブル200で接続されている。また、親機の制御装置91と圧力スイッチ10の通信端子には終端抵抗Rが接続されている。なお、図に破線で示したように、蒸発器41〜44の出口側及び入口側の温度センサ61〜64,71〜74は、親機の制御装置91だけに接続されてもよい。なお、電動式膨張弁駆動部51〜54は、制御装置91〜94の信号を受けて電動式膨張弁31〜34を開閉操作し、弁開度を制御する弁駆動部である。広義では、電動式膨張弁31〜34に包含されるものである。また、図において圧力スイッチ10は、冷凍サイクルの配管中と通信線接続中との2箇所に図示してあるが、この圧力スイッチ10は同じ位置に設置される1つのものである。
図10に示すように、圧力スイッチ10は、マイコン10a、RAM10b、ROM10c、EEPROM10d、通信インタフェース10e、入出力インタフェース10f、圧力センサ10g、操作スイッチ10h、リレー駆動回路及び出力リレー10i、デジタル表示器10j、電源回路10kを備えている。マイコン10aは、圧力スイッチ10全体の制御を行い、操作スイッチ10hによる各種の設定値の入力操作、各種演算処理、通信インタフェース10eを介して制御装置91〜94等との間で通信データの授受を行う。デジタル表示器10jは7セグメントLED素子を4桁備えており、この7セグメントLED素子は青色LEDで構成されている。なお、青色LEDによる7セグメントLED素子は圧力スイッチに限らず、本発明の制御装置などに広く用いられることはいうまでもない。
ここで、MOP及び低圧カットについて説明する。MOP(Maximum Operating Pressure)とは、元々温度式膨張弁の機能である。MOPの規制の結果、圧縮機始動時の液戻り防止、圧縮機モータの過負荷防止が可能となる。一般的にいう、ハイ・リミットの機能である。低圧カットは低圧側圧力スイッチの主たる機能である。膨張弁、蒸発器など冷凍サイクルに異常が発生して冷媒が流れなくなると低圧側圧力が下がるので、そのとき低圧カットが作用して冷凍サイクルを保護する。一般的にいう、ロー・リミットの機能である。操作スイッチ10hからは、冷凍サイクルにおけるMOP設定値、低圧カット設定値が入力設定され、これらの設定値はEEPROM10dに記憶される。そして、圧力スイッチ10からこれらの設定値と、検出圧力データが制御装置91〜94に送信され、制御装置91〜94で、これらの設定値と検出圧力データに基づいて各制御装置91〜94に対応する電動式膨張弁31〜34の開度が制御される。このとき、各制御装置91〜94は、検出圧力データによる検出圧力が、MOP設定値>検出圧力>低圧カット設定値となるように弁開度を制御する。
また、検出圧力データはデジタル表示器10jに表示される。このとき、低圧の圧力データは青色で表示される。これにより、例えば緑色で表示するよりも、視認性が良くなり、峻別がきわめて容易になる。
図12及び図13は第2参考例の各制御装置91〜94における制御のフローチャートであり、各制御装置91〜94の制御動作について説明する。なお、制御装置91〜94において、親機である制御装置91は「アドレス1」、子機である制御装置92〜94は「アドレス2〜4」に設定されている。電源の投入によって動作を開始し、ステップS51で初期設定を行い、ステップS52で冷凍サイクルが起動されるのを監視し、起動されるとステップS53で弁初期開度運転を行ってステップS54に進む。
ステップS54では、アドレスは“1”であるか(親機であるか)を判断し、YESであればステップS55,S56を介してステップS59に進み、NOであればステップS57,S58を介してステップS59に進む。ステップS55では親機から子機へのデータの送信を行い、ステップS56では親機が子機からのデータを受信する。ステップS57では子機が親機からのデータを受信し、ステップS58では子機から親機へのデータの送信を行う。
ステップS59ではデータの比較格納処理を行い、ステップS60で圧力に関わるデータすなわち蒸発器出口圧力PG、蒸発圧力相当温度SPGを演算し、ステップS61に進む。ステップS61では、温度に関わるデータすなわち温度センサ8あるいは受信した信号を読み込み、A/D変換して温度データSG(蒸発器出口温度)、SR(庫内温度)、SL(蒸発器入口温度)とする。次に、ステップS62で、過熱度SHTを式SHT=SG−SLにより演算し、ステップS63で、第2の過熱度SHPを式SHP=SG−SPGにより演算し、ステップS64に進む。そして、ステップS64で、過熱度のズレβ(補正値)を式β=SHT−SHPにより演算・記憶し、図13のステップS65に進む。
ステップS65では、「冷凍負荷が大きいか/小さいか」を判定する。現在の庫内温度SRが−5℃以上である時(冷凍負荷が大きいので)、判定はYESとなり、ステップS66で、第2の過熱度と設定過熱度との差である過熱度偏差ΔSHを式ΔSH=SHP−SHにより演算し、ステップS68に進む。一方、5℃未満の時(冷凍負荷が小さいので)、判定はNOとなり、ステップS67で、補正過熱度偏差ΔSHを式ΔSH=SHT−(SH+β)により演算し、ステップS68に進む。
ステップS68では、“0←ΔSH”となるような電動式膨張弁3の操作量M1を演算してRAMに蓄え、ステップS69に進む。ステップS69では“PG≦PGM”であるか、すなわち蒸発圧力がMOP設定値以下であるか否かを判定する。判定がYESであればステップS71に進み、判定がNOであればステップS70で、“PG≦PGM”となるような電動式膨張弁3の操作量M2を演算してRAMに蓄え、ステップS71に進む。ステップS71では、“PG≧PGL”であるか、すなわち蒸発圧力が低圧カット設定値以上であるか否かを判定する。判定がYESであればステップS73に進み、判定がNOであればステップS72で、“PG≧PGM”となるような電動式膨張弁3の操作量M3を演算してRAMに蓄え、ステップS73に進む。そして、ステップS73で、操作量M1,M2,M3を加算して電動式膨張弁3の操作量MとしてRAMに蓄え、ステップS74で、RAMに蓄えられた弁の操作量Mに基づいて電動式膨張弁3の開閉操作を行い、ステップS54に戻る。
本発明による実施形態の冷却システム用制御装置を適用した冷凍サイクルにおける急速冷却制御装置の基本構成を示す図である。 実施形態の冷凍サイクルと急速冷却制御装置を示す図である。 実施形態における制御部の内部構成を示す図である。 実施形態における弁開度の上限値、下限値及び初期所定開度の変化の様子を示す図である。 実施形態における第1参考例のフローチャートである。 実施形態における第1参考例の制御に対応する温度変化と過熱度変化の説明図である。 実施形態における第実施例のフローチャートである。 実施形態における第実施例の制御に対応する温度変化と過熱度変化の説明図である。 実施形態における第実施例のフローチャートである。 2参考例における圧力スイッチのブロック図である。 2参考例における冷却システム用制御システムの構成図である。 実施形態における第2参考例のフローチャートの一部である。 実施形態における第2参考例のフローチャートの他の一部である。
符号の説明
1 圧縮機
2 凝縮器
3 電動式膨張弁
4 蒸発器
5 弁駆動部
6 蒸発器出口温度センサ
7 蒸発器入口温度センサ
8 庫内温度センサ
10 圧力検出手段(圧力スイッチ)
92a−1 過熱度演算手段(CPU)
92a−2 弁開度演算手段(CPU)
92a−3 弁開度上下限演算手段(CPU)
92a−4 比較手段(CPU)

Claims (2)

  1. 冷凍サイクルの蒸発器の出口側及び入口側に装着した温度センサからの信号に基づいて過熱度を算出するとともに、蒸発器の出口側に設けられた圧力検出手段で蒸発圧力を検出して、蒸発圧力相当温度が庫内温度よりも所定温度低い温度に相当する蒸発圧力になるように、電動式膨張弁の開度を制御する冷却システム用制御装置において、
    前記蒸発圧力と前記出口側に装着した温度センサからの信号とに基づいて第2の過熱度を算出するとともに、冷凍サイクルの運転開始以後、前記算出した過熱度と第2の過熱度との差である補正値を演算・記憶し、
    庫内温度が−5℃以上のとき、前記蒸発圧力相当温度が庫内温度よりも所定温度低い温度に相当する蒸発圧力になるように電動式膨張弁の開度制御を行い、
    庫内温度が−5℃未満であって、冷凍負荷が大きい時、可変設定過熱度に前記補正値を加算した補正設定過熱度と、前記算出した過熱度との偏差がなくなるように電動式膨張弁の開度制御を行う制御工程を備える
    ことを特徴とする冷却システム用制御装置。
  2. 冷凍サイクルの蒸発器の出口側及び入口側に装着した温度センサからの信号に基づいて過熱度を算出するとともに、蒸発器の出口側に設けられた圧力検出手段で蒸発圧力を検出して、蒸発圧力相当温度が庫内温度よりも所定温度低い温度に相当する蒸発圧力になるように、電動式膨張弁の開度を制御する冷却システム用制御装置において、
    前記蒸発圧力と前記出口側に装着した温度センサからの信号とに基づいて第2の過熱度を算出するとともに、冷凍サイクルの運転開始以後、前記算出した過熱度と第2の過熱度との差である補正値を演算・記憶し、
    庫内温度が−5℃以上のとき、前記蒸発圧力相当温度が庫内温度よりも所定温度低い温度に相当する蒸発圧力になるように電動式膨張弁の開度制御を行い、
    庫内温度が−5℃未満であって、冷凍負荷が小さい時、固定設定過熱度に前記補正値を加算した補正設定過熱度と、前記算出した過熱度との偏差がなくなるように電動式膨張弁の開度制御を行う制御工程を備える
    ことを特徴とする冷却システム用制御装置。
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