JPS63184519A - 車両用空気調和装置の制御装置 - Google Patents

車両用空気調和装置の制御装置

Info

Publication number
JPS63184519A
JPS63184519A JP1595687A JP1595687A JPS63184519A JP S63184519 A JPS63184519 A JP S63184519A JP 1595687 A JP1595687 A JP 1595687A JP 1595687 A JP1595687 A JP 1595687A JP S63184519 A JPS63184519 A JP S63184519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacity
compressor
temperature
clutch
refrigerant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1595687A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Shibata
柴田 由喜雄
Kazutoshi Nishizawa
一敏 西沢
Masashi Takagi
正支 高木
Yuichi Kajino
祐一 梶野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP1595687A priority Critical patent/JPS63184519A/ja
Publication of JPS63184519A publication Critical patent/JPS63184519A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3204Cooling devices using compression
    • B60H1/3205Control means therefor
    • B60H1/3208Vehicle drive related control of the compressor drive means, e.g. for fuel saving purposes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、特に外部より圧縮機容量すなわち圧縮機能
力を可変制御できるようにした冷媒圧縮機が使用され、
車両内冷房を行なうようにした車両用空気調和装置の制
御装置に関する。
[従来の技術] 自動車等の車両に搭載される空気調和装置にあっては、
その冷凍サイクルを構成する冷媒圧縮機は、エンジンに
よって駆動されるようになっているもので、クラッチ機
構を含む動力伝達機構を介して、冷媒圧縮機に動力が伝
達されるようになっている。
また、上記のような空気調和装置にあっては、空気温度
を設定された目標温度状態に制御する手段として、PI
D制御が知られている。すなわち、冷房された空気温度
と設定された目標温度との差の状態に対応して、上記冷
媒圧縮機の容量を可変制御するようにしているものであ
る。
そして、この空気調和装置の熱負荷が減少したような状
態となった場合には、エバポレータ部分のフロストを防
止するために、エバポレータの出口部分の出力空気の温
度が所定値以下に低下した状態で、上記クラッチをオフ
制御することも行われている。
このようにクラッチをオフ制御した場合、空気温度が」
−Hした場合には再びクラッチをオン制御し、冷媒圧縮
機を動作させるようにするものであるが、このクラッチ
によって圧縮機がエンジンに連結されたときには、この
エンジンに急激に負荷が作用する状態となる。すなわち
、エンジンにクラッチの連結ショックが作用するように
なり、自動車の運転フィーリングを著しく悪化させてい
た。
冷媒圧縮機の吐出容量を可変制御することによって、低
負荷状態では圧縮機容量を減少させ、エバポレータ後の
空気温度を一定に保つようにする冷凍サイクルの制御装
置が考えられているものであるが、極めて熱負荷の低い
条件、例えば春先、伏目等においては、やはりクラッチ
の断続動作が生ずるようになり、クラッチ連結ショック
の発生を抑制することが困難である。
このような問題点を解決する手段として、例えば特開昭
58−199215号公報に示されるように、クラッチ
をオン制御する場合に、冷媒圧縮機の吐出容量を小容量
に設定することが考えられている。このようにすればク
ラッチ連結ショックをある程度軽減できるものであるが
、クラッチの連結後に急激な容量増加があるような場合
には、依然ショック感が残る。
[発明が解決しようとする問題点] この発明は上記のような点に鑑みなされたもので、エン
ジンから冷媒圧縮機に動力を伝達するクラッチ機構にお
いて、断続動作が存在するような場合であっても、特に
クラッチが連結される際にエンジンに急激な負荷が作用
しないようにして、クラッチ連結ショックの発生が効果
的に抑制されるようにする車両用空気調和装置の制御装
置を提供しようとするものである。
E問題点を解決するための手段] すなわち、この発明に係る空気調和装置の制御装置にあ
っては、冷媒圧縮機を容量可変機構を有するように構成
するものであり、この圧縮機にエンジンからの動力を伝
達するクラッチ機構がオフ制御された状態では、上記圧
縮機の容量を最少の状態に設定する。そして、上記クラ
ッチ機構がオン制御されたときには、上記容量の最少状
態から時間の経過と共に徐々に上昇させ、目標温度に近
付ける制御圧縮機容量の状態に移行させるようにするも
のである。
【作用コ 上記のような空気調和装置の制御装置によれば、クラッ
チ機構がオフ状態からオン状態に切換えられたときには
、冷媒圧縮機容量は最少の状態となっている。そして、
クラッチ機構がオン状態となった後は、このときの温度
状態から圧縮機容量を急激に−L昇させることが要求さ
れていたとしても、この圧縮機容量は所定の時間割合い
で徐々に上昇され、所定の制御圧縮機容量の状態に移行
される。
したがって、クラッチ機構のオンされた後は、圧縮機容
量が急激に増大されることがなく、エンジンに対して作
用する負荷が急激に上昇されることがなく、クラッチ連
結ショックの発生が効果的に抑制されるものである。
[発明の実施例コ 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図は車両用空気調和装置の冷凍サイクルを示してい
るもので、自動車に搭載されるエンジン11によって冷
媒圧縮機12が駆動されるようになっている。
上記圧縮機12は、その能力である圧縮機吐出容量が、
容量可変機構14によって可変制御されるようになって
いるもので、この容量可変機構は例えば電磁弁によって
構成されている。すなわち、この機構14を構成する電
磁弁を制御する信号によって、冷媒圧縮機12の容量が
設定されるようになる。
ここで、上記電磁弁の駆動信号としては、例えば矩形波
パルス状の信号が用いられるもので、このパルス状信号
のデユーティ比Diに応じて電磁弁の開度、すなわち圧
縮機12の吐出容量が設定されるようになる。
ここで、圧縮機12の吐出容量と上記デユーティ比Dt
との関係は、例えば第2図で示すようになっている。す
なわち、デユーティ比D【が「1」に近付く程圧縮機容
量が小さくにるものであり、また容量の増大と共に出力
冷媒の口が増加するものである。
そして、冷媒圧縮機12からの出力冷媒は、コンデンサ
15、レシーバIBを介して膨張弁17に送られ、さら
にエバポレータ18に供給されるようになる。
上記エバポレータ18の部分にはファン19が設けられ
、エバポレータ18で冷却された空気が車室内に送り込
まれるようになっているものであり、このエバポレータ
18の空気出口部分には、サーミスタ等でなる空気温度
検出用のセンサ20が設定されている。
この温度センサ20で検出された温度Tcに対応する信
号は、マイクロコンピュータ等によって構成される制御
装置21に供給されるようになるものであり、さらにこ
の制御装置21には6SS低抵抗路によって構成される
目標温度設定部22で設定される目標温度Tsの信号が
供給設定されている。
そして、この制御装置2!では検出温度Tcと目標温度
Tsとの偏差から、冷媒圧縮機12の容量を想定し、容
量可変機構14に供給される制御信号のデユーティ比D
Lを算出して、この容は可変機構14を制御するもので
あり、検出温度Teが目標温度Tsに近い値に維持され
るようにしている。
第2図は上記のような制御を実行する制御装置21の構
成例を示していもので、クラッチ制御手段211 G備
えこの制御手段からの指令によってクラッチ機構23が
オン−オフ制御されるようになる。
このクラッチ制御手段211でクラッチをオフ制御する
指令が発生されたならば、このクラッチのオフ状態がク
ラッチオフ検出手段212によって検出されるようにな
るものであり、この手段212でクラッチオブが検出さ
れたならば、最少容量設定手段213で圧縮機12の容
Ωを最少状態に設定する指令が発生される。そして、最
少容量の状態が設定されたならば、容量増加設定手段2
14で圧縮機容量が時間の経過と共に暫増させるように
するものである。上記容量設定手段213からの指令信
号、および容量増加指令手段214からの出力指令信号
は選択手段215に供給されるようになるものであり、
最少容量設定手段213から指令信号が出力される状態
で選択手段215はF記最少容口設定指令を選択し、容
量可変機構14に容量を最少状態に設定する制御信号の
デユーティ比Dtを設定させる。
そして、上記容量が最少状態に設定された状態で選択手
段215は容量増加制御手段214からの出力を選択し
て容は可変制御が実行されるようにする。
また、制御装置21にあっては、温度信号Tcおよび設
定された目標温度信号Tsが供給される圧縮機容量演算
設定手段21Bを備えているもので、この手段21Bで
は上記温度’l’ cが目標温度Tsに近付くようにす
る圧縮機12の容量を演算しているもので、この演算結
果に対応した容は設定指令が出力されるようになる。そ
して、この容量設定指令は上記選択手段215に供給さ
れているもので、上記容量増加制御手段214の設定容
量が容量演算設定手段21Gで演算設定された容量に達
したならば、この演算設定手段からの出力指令信号が選
択手段215で選択され、容量制御信号のデユーティ比
Dtを設定させるようにしている。
ここで、圧縮機12の吐出容量と上記デユーティ比Dt
との関係は、例えば第3図で示すようになっている。す
なわち、デユーティ比Dtが「1」に近付く程圧縮機容
量が小さくにるものであり、また容量の増大と共に出力
冷媒の量が増加するものである。
このように構成される車両用空気調和装置にあって、通
常の冷房運転状態では、エバポレータ18の出口部分の
温度Teが、設定される目標温度Tsに近付けられるよ
うに、冷媒圧縮機12の容量可変機構14制御する。具
体的には、容量可変機構14を構成する電磁弁に供給さ
れる制御信号のデユーティ比Dtを制御する。そして、
熱負荷が著しく低下して温度Tcが目標温度Tsに対応
して設定される第1の設定温度Tolになったときには
、エバポレータ18のフロストを防止するためにクラッ
チ機構をオフし、このような状態で温度Teが上昇して
、この温度Teが上記第1の設定温度Telよりやや低
い値に設定される第2の設定温度Tc2まで上昇された
ときに、再びクラッチ機構をオン制御させるようにする
この場合、上記クラッチ機構がオフ状態に設定されてい
るときには、圧縮機12の容量は最低容量状態に設定さ
れ、この状態でクラッチ機構がオン制御されるようにし
、このオンにされたときにエンジン11に大きな負荷が
作用しないようにしている。
ここで、上記冷媒圧縮機12の容量制御は、検出温度T
e、目標温度Ts等に基づき制御装置21で算出され実
行されるようになるもので、通常状態では次のようなP
ID制御式によって、容量可変機構14の電磁弁を制御
する信号のデユーティ比Dtが算出され、制御圧縮機容
量が設定されるものである。
←」)−1(Te)n−(Te)n−111θ この制御式において、(Tc)nは周期θで例えばエバ
ポレータの出力部の空気温度T(3をサンプリングした
値であり、Dtoはデユーティ比Diの基準値、Kpは
比例ゲイン、T1は積分時間、TDは微分時間である。
ここで、Kp STi 、θは限界感度法等によって決
められるもので、安定性と定常偏差が両立されるように
決定される。
そして、上記したようにクラッチ機構は圧縮機12の容
量が最低容量状態で連結されるようになるものであるが
、このクラッチ機構が連結された後は、 圧縮機容量−最小容量十に−J 但し、K:容量変化率、J:経過時間 で圧縮機容量を」1記制御圧縮機容量まで増大させるよ
うにし、それ以後はこの制御圧縮機容量に移行させるよ
うにするものである。
第4図は制御装置21における容量可変機構14の制御
の流れを示しているもの・で、スタート後にステップ1
01でデユーティ比Dtおよび制御過程で使用されるソ
フトエンゲージデユーティDtlをそれぞれ「1」に初
期化し、さらにクラッチ制御信号MGCを「0」 (ク
ラッチオフ)に初期化する。
そして、ステップ102で空気温度Teをサンプリング
するもので、このToは周期θでサンプリングし、ステ
ップ103でこのサンプリング毎にそのサンプリング値
をTeaとして記憶させるようにする。
ステップ104では温度設定部22で設定した目標温度
Tsを取り込み、次のステップ105で上記PID制御
式の微分項に代入するための温度TBの変化部rTe−
TcoJをDとして記憶設定する。
ステップ10Bでは検出温度Teが第1の設定温度Te
lより小さいか否かを判断しているもので、温度Toが
温度Telより低いと判定された場合にはステップ10
7に進み、クラッチ制御信号MGCを「0」としてクラ
ッチをオフ制御する。またステップ10Bで温度Tcが
温度Telより高いと判定された場合はステップ108
に進み、このときのクラッチ制御信号MGCが「1」で
あるか否かを判定し、(r4号MGCが「0」と判定さ
れたならばステップ109に進んで、温度Teが第2の
設定温度Te2より高いか否かを判定する。このステッ
プ109で温度Teが温度Te2より低いと判定された
ならば上記ステップ108に進むもので、このステップ
108でクラッチがオフ制御されたならば、次のステッ
プllOでソフトエンゲージデユーティD tl、およ
び制御デユーティ比Dtを「1」に設定し、圧縮機12
の容量が最少状態に設定されるようにする。また、ステ
ップ107でMGCが「1」であると判定され、さらに
ステップ109で温度Teが温度Te2より高いと判定
されたならば、ステップ111に進んでクラッチ制御信
号MGCが「1」に設定されるようにする。
ここで、上記第1および第2の設定温度TelおよびT
e2は、それぞれ目標温度Tsとの関係で第5図で示す
ように設定されている。すなわち、温度TOが第1の設
定温度Telより低下した状態となった場合にはクラッ
チがオフ制御され、この状態で温度Tcが上昇して第2
の設定温fiTc2となったときに、クラッチがオン制
御されるものである。
通常はこのクラッチのオン状態で温度TOを所定状態に
制御するようにしているものであり、このための演算を
実行させるための温度偏差rTe−TsJをステップ1
12で求め、これをEとして記憶させるようにする。ま
た、ステップ113ではソフトエンゲージデユーティD
tlを rDtt・(1−nK)Jとして求めて記憶し
ておく。ここでnはサンプリング周期θ毎の演算回数を
示している。さらにステップ口4では積分量I(初期状
態では0)に、に記憶を加算してあたな積分mlを求め
、これを記憶しておく。
そして、ステップ115では上記のようにして求められ
記憶されている偏差E1積分1kA I 、変化分り等
に基づき前記PID制御式によって、圧縮機I2の制御
容量に対応するデユーティ比DL2を演算する。このデ
ユーティ比Dt2はステップ11Gでステップ113で
求めたソフトエンゲージデユーティDtlと比較される
もので、r D tt> D t2Jと判定された状態
でステップ117に進み、その逆の判定でステップ11
gに進む。そして、ステップ117では上記水められた
ソフトエンゲージデユーティDtlを制御デユーティ比
D【とし、またステップ118では制御デユーティ比D
tを上記デユーティDL2に設定するものである。
すなわち、ステップttaで求められるソフトエンゲー
ジデユーティDtlは、クラッチがオン制御されてから
時間の経過と共に特定される比率で増加するものであり
、このデユーティ比Dtlがステップ115で求められ
た制御圧縮機容量に対応するデユーティ比Dt2に等し
くなるまで、制御デユーティ比Dtが上記ソマトエンゲ
ージデユーティ比Dtlに設定されるものである(ステ
ップ117)。
したがって、圧縮機12の容量は、クラッチのオフで最
少容量状態に設定され、クラッチがオンされた後は、時
間の経過と共に上記ソフトエンゲージデユーティ比Dt
lにしたがって、暫増加されるようになる。
そして、上記のように時間の経過と共に増加するソフト
エンゲージデユーティ比Dtlが、ステップ115で求
められた演算結果より大きくなると、ステップ118で
容量可変機構14を制御する信号の制御デユーティ比D
Iは上記演算結果の制御圧縮機容量に対応するデユーテ
ィ比Dt2とされ、通常の制御状態に移行されるように
なるものである。
ステ・ツブ119ではサンプリングしたiR度TeをT
eaとして記憶し、ステップ120では上記ステップ1
17あるいはステップ118で求めた制御デユーティ比
Dt等に基づく制御データを出力し、クラッチさらに冷
媒圧縮機12の容量を制御設定するものである。
第6図は上記のような制御装置における制御状態を示し
ているもので、特に熱負荷が著しく低下した場合の例を
示している。すなわち、温度TOが第1の設定温度Te
lを越えて低下するよう°になるとクラッチがオフ制御
される。そして、このクラッチのオフ制御と共に。圧縮
機12の容量が最少容量状態に設定される。このような
状態では温度Toが−1−昇されるようになるものであ
り、この温度が第2の設定温度Tc2に達するとクラッ
チがオン制御される。そして、圧縮機12の容量は変化
率Kに対応した比率で時間経過と共にF昇され、図に破
線で示す演算により求められる容量と一致したところで
、この演算により求められた容量に制御されるようにな
るものである。そして、以後は温度Teが設定目標温度
Tsに近付けられるように、冷媒圧縮機12の容量がM
ll副制御れるようになる。
したがって、上記のような圧縮機容量の制御が実行され
るものであるため、特にクラッチの連結直後における圧
縮機容量の急激な容量増大が防止されるようになる。−
のため、クラッチの連結時においてその連結ショックの
発生が効果的に抑制されるものである。
尚、実施例ではクラッチ連結後の容量変化の変化率Kが
一定であるように説明した。しかし、このKの値は状況
に応じて変化させられるものであってもよい。例えば素
早いクールダウンの必要な始動時には、変化率にの値を
大きな値に設定し、またクラッチのオン・オフが頻繁に
発生するような状況では、変化率Kを小さな値に設定さ
せるようにする。また、この変化率にの値をrTc −
Ts Jに応じて変化させるようにしてもよいものであ
り、このように温度偏差に応じてKの値を設定させるよ
うにすると、温度制御特性が改善されるようになること
がある。
さらに実施例ではエバポレータ18の下流側の空気温度
Teを制御する系に適用したが、これはエバポレータ1
8の冷媒出力低圧部等の圧力を制御する系、あるいはこ
れらを組合わせた系に適用するようにしてもよい。さら
に、クラッチをオン・オフする基準値は、実施例のよう
に温度Tcではなく、エバポレータにおけるフロストを
防止するための物理量であれば適宜使用できる。例えば
冷媒温度、あるいは低圧圧力等が用いられる。
さらに実施例では1樟温度を可変抵抗等を使用した温度
設定部22で設定したが、オートエアコンと組合イ〕せ
て、外気温度センサ、内気温度センサ、日射センサ等の
空気調和装置の関連センサを含めて制御設定させるよう
にしてもよい。
そして、この空気調和装置の制御装置は、フロスト防1
1−のためのクラッチのオン・オフ制御時に限らず、強
制的にクラッチをオン・オフ制御させる必要が生じた場
合、例えば加速時にクラッチをポフさせるようにし、こ
の加速状態が解除されたときにクラッチをオン制御する
ような場合、あるいは保護装置の作動が解除された時に
等に適用できるものである。
[発明の効果] 以上のようにこの発明に係る車両用空気調和装置の制御
装置によりげ、例えば空気温度が特定される温度以下に
低下した場合に、冷媒圧縮機に動力を伝達するクラッチ
がオフ制御されるようになった場合、上記圧縮機の吐出
容量が最少状態に設定されるようになる。そして、上記
クラッチがオン制御されるときには、上記圧縮機の容量
が時間の経過と共にある時間の変化割合いで上昇される
ようになる。したがって、クラッチの連結時において、
この圧縮機を駆動するエンジンに急激に負荷が作用する
ことが確実に防止されるものであり、クラッチ連結ショ
ックの発生が確実に抑制されるようになって、運転フィ
ーリングが効果的に改善されるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る車両用空気調和装置
の冷凍サイクルを説明する構成図、第2図は上記装置の
特に制御装置部分を取出して示した図、第3図は上記装
置の冷媒圧縮機の容量とこの容量を制御する信号のデユ
ーティ比との関係を示す図、第4図は上記装置の動作の
流れを説明するフローチャート、第5図は上記制御過程
で使用される第1および第2の設定温度を説明する図、
第6図は上記装置の制御状態を説明する図である。 ll・・・エントン、12・・・冷媒圧縮機、13・・
・動力伝達機構、14・・・容は可変機構、18・・・
エバポレータ、20・・・温度センサ、21・・・制御
装置、22・・・温度設定部。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1(1 1I2r!!J 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  エンジンからクラッチ機構を介して動力が伝達され、
    上記エンジンで駆動されるようにした冷媒圧縮機と、 この冷媒圧縮機の容量を外部から可変制御する容量可変
    手段と、 上記冷媒圧縮機から循環される冷媒が供給される熱交換
    機構によって制御される空気温度に対応した温度情報を
    検出する手段と、 この温度検出手段で検出された温度を目標温度に近付け
    るように上記容量可変手段を制御し、制御圧縮機容量を
    設定する手段と、 上記冷媒圧縮機に動力を伝達するクラッチ機構のオフ状
    態を検出し、上記冷媒圧縮機容量を最少容量状態に設定
    する手段と、 上記クラッチ機構がオフ状態からオン上位に変化した状
    態で、上記冷媒圧縮機容量を上記最少容量状態からの経
    過時間に比例して、上記制御圧縮機容量に達するまで容
    量増加制御する手段とを具備し、 クラッチのオン制御後は、冷媒圧縮機の容量が最少容量
    状態から時間の経過と共に徐々に増加されるようにした
    ことを特徴とする車両用空気調和装置の制御装置。
JP1595687A 1987-01-28 1987-01-28 車両用空気調和装置の制御装置 Pending JPS63184519A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1595687A JPS63184519A (ja) 1987-01-28 1987-01-28 車両用空気調和装置の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1595687A JPS63184519A (ja) 1987-01-28 1987-01-28 車両用空気調和装置の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63184519A true JPS63184519A (ja) 1988-07-30

Family

ID=11903191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1595687A Pending JPS63184519A (ja) 1987-01-28 1987-01-28 車両用空気調和装置の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63184519A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0268215A (ja) * 1988-09-05 1990-03-07 Diesel Kiki Co Ltd 車輌用空気調和装置
JPH02231221A (ja) * 1989-03-02 1990-09-13 Sanden Corp 車両用空調装置の制御装置
JPH02231219A (ja) * 1989-03-02 1990-09-13 Sanden Corp 車両用空調装置の制御装置
JPH03189227A (ja) * 1989-12-18 1991-08-19 Zexel Corp 車両用空気調和制御装置
US5074123A (en) * 1990-01-22 1991-12-24 Zexel Corporation Air conditioning control system for automotive vehicles

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58199215A (ja) * 1982-05-13 1983-11-19 Nippon Denso Co Ltd 自動車用空調装置
JPS6025812A (ja) * 1983-07-20 1985-02-08 Sanden Corp 車輛用空調装置
JPS6172889A (ja) * 1984-09-16 1986-04-14 Toyoda Autom Loom Works Ltd 圧縮機における稼動シヨツク緩和装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58199215A (ja) * 1982-05-13 1983-11-19 Nippon Denso Co Ltd 自動車用空調装置
JPS6025812A (ja) * 1983-07-20 1985-02-08 Sanden Corp 車輛用空調装置
JPS6172889A (ja) * 1984-09-16 1986-04-14 Toyoda Autom Loom Works Ltd 圧縮機における稼動シヨツク緩和装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0268215A (ja) * 1988-09-05 1990-03-07 Diesel Kiki Co Ltd 車輌用空気調和装置
JPH02231221A (ja) * 1989-03-02 1990-09-13 Sanden Corp 車両用空調装置の制御装置
JPH02231219A (ja) * 1989-03-02 1990-09-13 Sanden Corp 車両用空調装置の制御装置
JPH03189227A (ja) * 1989-12-18 1991-08-19 Zexel Corp 車両用空気調和制御装置
US5074123A (en) * 1990-01-22 1991-12-24 Zexel Corporation Air conditioning control system for automotive vehicles

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4753083A (en) Device for controlling the capacity of a variable capacity compressor
US4646535A (en) Temperature and pressure monitored refrigeration system
CA1252177A (en) Device for controlling the capacity of a variable capacity compressor
US6523361B2 (en) Air conditioning systems
EP0085246A1 (en) A control circuit for a variable displacement air conditioning compressor
US20100023166A1 (en) Free-cooling limitation control for air conditioning systems
EP0085247B1 (en) A control device for a compressor in a refrigerating system
CA2063701C (en) Modulated temperature control for environmental chamber
US6397613B1 (en) Refrigerating cycle apparatus
US5970726A (en) Defrost control for space cooling system
GB2265448A (en) Reversible heat pump
KR950003789B1 (ko) 가변용량압축기의 용량조절장치
US5467605A (en) System for preventing fogging in climate control system
US5216895A (en) Engine idle speed control system for automotive vehicle
JP2001121952A (ja) 車両用空調装置
JPS63184519A (ja) 車両用空気調和装置の制御装置
JPS6014071A (ja) 温度制御方法
JP2007032895A (ja) 超臨界冷凍サイクル装置およびその制御方法
EP1120301A2 (en) Control strategy for operating an on-board vehicle refrigeration system
JPS6228016B2 (ja)
JPS59112156A (ja) 車両空調用コンプレツサの制御方法
JPS61116255A (ja) 冷媒流量制御方法及び装置
JPS6315513B2 (ja)
JPH0215782B2 (ja)
KR20120061467A (ko) 이원화된 필터링을 통해 증발기 온도를 제어하는 차량용 공조장치 및 방법