JP4714030B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェットプリンタに関し、さらに詳細には、数値制御により記録紙などの媒体上に印刷、例えば、高速かつ高解像度でのカラー印刷などをインクジェット方式により行うインクジェットプリンタに関する。
なお、本明細書において「媒体」とは、普通紙などの紙類よりなる各種の記録媒体は勿論のこと、PVC、ポリエステルなどの樹脂材料やアルミ、鉄、木材のような材料などの各種の材料が含まれるものとする。
また、本明細書においてインクジェット方式とは、二値偏向方式あるいは連続偏向方式などの各種の連続方式や、サーマル方式あるいは圧電素子方式などの各種のオンデマンド方式を含む、従来より公知の各種の手法によるインクジェット技術による印刷方式を意味するものとする。
従来より、マイクロコンピューターによって全体の動作を制御され、給紙装置によって供給された記録紙上に記録紙の幅方向(なお、本明細書においては、当該記録紙の幅方向を、「主走査方向」と適宜称することとする。)で移動するインクヘッドを用い、インクジェット方式により媒体上に所定の印刷を行うようにしたインクジェットプリンタが知られている。
ところで、こうしたインクジェットプリンタにおいては、液体状のインクをインクヘッドへ供給し、インクヘッドの下面に形成されたインクジェットノズルから液体状のインクを吐出して印刷を行うものであるが、インクヘッドへのインクの供給に伴い、インク溶媒の揮散によりインクヘッドの下面にあるインクジェットノズルなどに目詰まりを生じさせる恐れがあった。
このため、従来のインクジェットプリンタにおいては、上記したインクヘッドのインクジェットノズルなどの目詰まりの発生を防止したり、あるいは発生した目詰まりを解消するために、インクヘッドのクリーニング処理を行うようになされている。こうしたクリーニング処理は、例えば、印刷を長時間休止した後に再開する場合に自動的に実行されたり、あるいは、発生した目詰まり解消のためにユーザーが所定の操作子を操作してクリーニング処理の開始を指示した場合に実行されるものである。
上記したようなクリーニング処理を行うインクジェットプリンタとしては、例えば、特許文献1として提示する特許第3216706号公報に開示されたインクジェットプリンタが知られている。
この特許文献1として提示する特許第3216706号公報に開示されたインクジェットプリンタにおけるクリーニング処理は、インクヘッドをキャッピング手段により封止して大気との連通を断った状態で吸引ポンプの負圧を作用させてインクヘッドからインクを吸引し、それからインクヘッドをキャッピング手段により封止した状態で大気に連通させて吸引ポンプの負圧を作用させてキャッピング手段内のインクを排出し、さらにインクヘッドをキャッピング手段から開放してワイパー(ワイピングブレード)によりワイピング処理を行い、次にキャッピング手段をインクヘッドから開放した状態でキャッピング手段に残留しているインクを再度排出するというものである。

しかしながら、上記した従来のインクジェットプリンタによるクリーニング処理は、吸引蓄圧によりインクヘッドの目詰まりを解消するようになされていたため、インクヘッドの目詰まり解消のために作用する力が十分ではないという問題点があった。
即ち、インクヘッドにおいてインクが固化したり、あるいはインクヘッドのインクジェットノズルに異物が詰まったような場合には、吸引蓄圧によるクリーニング処理ではインクヘッドの目詰まりを容易には解消することができないものであった。
また、上記した従来のインクジェットプリンタの吸引蓄圧によるクリーニング処理では、一時的にインクヘッド内部およびインクの流通経路全体が負圧になるが、この負圧を十分に解除しないと、インクヘッドへのインクの供給処理ならびにインクヘッドからのインクの吐出処理に悪影響を及ぼすことになるという問題点があった。
さらに、インクヘッド内部およびインクの流通経路全体が負圧になることにより、その負圧によりインクへ溶け込んでいた気体成分が細かな泡(キャビテーション)として発生し、この泡がインクヘッドからインクを吐出する際のダンパーとして作用することになってしまい、インクの吐出力が弱められるという問題点があった。

特許第3216706号公報
本発明は、上記したような従来の技術の有する種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、インクヘッドのクリーニング処理において、インクヘッドの目詰まり解消のために十分な力を作用することができるようにして、インクヘッドにおいてインクが固化したり、あるいはインクヘッドのインクジェットノズルに異物が詰まってしまったような場合においても、インクヘッドの目詰まりを容易に解消することのできるインクジェットプリンタを提供しようとするものである。
また、本発明の目的とするところは、インクヘッドのクリーニング処理を行っても、インクヘッドへのインクの供給処理ならびにインクヘッドからのインクの吐出処理に悪影響を及ぼすことのないインクジェットプリンタを提供しようとするものである。
さらに、本発明の目的とするところは、インクヘッドのクリーニング処理を行っても、インクに溶け込んでいた気体成分が細かな泡として発生することのないようにしたインクジェットプリンタを提供しようとするものである。
さらにまた、本発明の目的とするところは、上記した目的を達成するに際して、インクヘッドに形成されたインクジェットノズルへの空気の流入によるインクの吐出の動作不良を生じさせる恐れがないようにしたインクジェットプリンタを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明によるインクジェットプリンタは、インクヘッドと当該インクヘッドへ供給するためのインクを貯留したインク貯留手段との間にインクを加圧してインクヘッドへ送出するチューブポンプを配設するとともに、インクヘッドのインクジェットノズルが配置された領域を封止するためのキャッピング手段と当該領域をワイパーによりワイピング処理するワイピング手段とを備えたクリーニング手段を設けるようにしたものであり、チューブポンプのセンサーによりポンプホイールの回転の基準位置を検出する際に、初期状態におけるポンプホイールの最初の回転の回転方向が、インクをインクヘッドへ加圧して移送する回転方向となるようにしたものである。
ここで、チューブポンプは、インクを加圧してインクヘッドへ送出するとともに、インクの流路を遮断した閉鎖状態(本明細書においては、チューブポンプによりインクの流路を遮断した閉鎖状態を「ポンプクローズ状態」と適宜に称する。)とインクの流路を開放した開放状態(本明細書においては、チューブポンプによりインクの流路を開放した開放状態を「ポンプオープン状態」と適宜に称する。)とを選択的に維持することができるように構成されている。
こうした本発明によるインクジェットプリンタは、チューブポンプによりインクを加圧して強制的にインクに圧力を加え、これにより当該インクヘッドのインクジェットノズルからインクを吐出させてインクヘッドの目詰まりを解消するものであり、インクの圧力がインクヘッドの目詰まり解消のために十分な力として作用し、インクヘッドの目詰まりを容易に解消することができるようになる。
また、本発明によるインクジェットプリンタは、インクヘッドに対して負圧を作用させていないので、負圧によるインクヘッドへのインクの供給処理ならびにインクヘッドからのインクの吐出処理への悪影響を排除することができるとともに、負圧によりインクに溶け込んでいた気体成分が細かな泡として発生することを防止することができる。
さらに、本発明によるインクジェットプリンタにおいては、チューブポンプのセンサーによりポンプホイールの回転の基準位置を検出する動作に際して、インクヘッドに形成されたインクジェットノズルへの空気の流入によるインクの吐出の動作不良を生じさせるこがないようにすることができる。

こうした本発明のうち請求項1に記載の発明は、インクジェット方式によりインクを媒体上に吐出するインクヘッドを備えたインクジェットプリンタにおいて、インクを貯留したインク貯留手段と、上記インク貯留手段から送出されたインクを保持するインク保持部を備えるとともに、インクジェットノズルから媒体上へインクを吐出するインクヘッドと、上記インク貯留手段と上記インクヘッドとを接続して、上記インク貯留手段へ貯留されたインクを上記インクヘッドまで移動させる流路を構成する可撓性のチューブと、上記チューブに配設されて上記チューブを押し潰して上記チューブ内に存在するインクを加圧して移送するチューブポンプであって、略U字形状のポンプフレームと、上記ポンプフレーム内において上記ポンプフレームの内壁に沿って略U字形状に配設された上記チューブに隣接して回転自在に配置されたポンプホイールと、上記ポンプホイールの外周側に配置されたローラーとを有し、上記ポンプホイールが回転すると上記ローラーにより上記ポンプフレーム内に配設された上記チューブを押し潰して上記チューブ内のインクを加圧して移送するととともに、上記ローラーが上記ポンプフレーム内に配設された上記チューブを押し潰して上記チューブ内の流路を遮断した位置で上記ポンプホイールの回転を停止して上記チューブを閉鎖状態に維持可能であり、上記ローラーが上記ポンプフレーム内に配設された上記チューブを押し潰さずに上記チューブ内の流路を開放した位置で上記ポンプホイールの回転を停止して上記チューブを開放状態に維持可能であるチューブポンプと、上記インクヘッドの上記インクジェットノズルが配置された領域を封止するためのキャッピング手段と上記領域をワイピング処理するワイピング手段とを備えたクリーニング手段とを有し、上記クリーニング手段の上記キャッピング手段により、上記インクヘッドの上記インクジェットノズルが配置された上記領域を封止した状態で、上記チューブポンプにより上記インクを加圧しながら上記インクヘッドへ移送して上記インクヘッドの上記インクジェットノズルから上記インクを排出させ、上記チューブポンプにより上記チューブ内の上記インクの流路を閉鎖状態にして所定時間維持した後に上記チューブポンプにより上記チューブ内の上記インクの流路を開放状態にして所定時間維持し、上記キャッピング手段による上記領域の封止を解除した状態で、上記クリーニング手段の上記ワイピング手段により上記領域をワイピング処理するインクジェットプリンタであって、上記チューブポンプは、上記ポンプホイールの回転位置を検出するセンサーを有し、初期状態において上記ポンプホイールを回転して上記センサーにより上記ポンプホイールの回転の基準位置を検出する際に、初期状態における上記ポンプホイールの最初の回転の回転方向は、上記ローラーにより上記ポンプフレーム内に配設された上記チューブを押し潰して上記チューブ内の上記インクを上記インクヘッドへ加圧して移送する回転方向であるようにしたものである。
また、本発明のうち請求項2に記載の発明は、本発明のうち請求項1に記載の発明において、上記初期状態における上記ポンプホイールの最初の回転を含む、上記センサーにより上記ポンプホイールの回転の基準位置を検出する際の上記ポンプホイールの回転は、1回転以内の回転であるようにしたものである。
本発明は、以上説明したように構成されているので、インクヘッドのクリーニング処理において、インクヘッドの目詰まり解消のために十分な力を作用することができるようになり、インクヘッドにおいてインクが固化したり、あるいはインクヘッドのインクジェットノズルに異物が詰まってしまったような場合においても、インクヘッドの目詰まりを容易に解消することが可能となるという優れた効果を奏する。
また、本発明は、以上説明したように構成されているので、インクヘッドのクリーニング処理を行っても、インクヘッドへのインクの供給処理ならびにインクヘッドからのインクの吐出処理に悪影響を及ぼすことがないという優れた効果を奏する。
さらに、本発明は、以上説明したように構成されているので、インクヘッドのクリーニング処理を行っても、インクに溶け込んでいた気体成分が細かな泡として発生することがないという優れた効果を奏する。
さらにまた、本発明は、以上説明したように構成されているので、インクヘッドに形成されたインクジェットノズルへの空気の流入によるインクの吐出の動作不良を生じさせる恐れがないという優れた効果を奏する。
以下、添付の図面に基づいて、本発明によるインクジェットプリンタの実施の形態の一例を詳細に説明するものとする。

まず、図1には本発明の実施の形態の一例によるインクジェットプリンタの概略構成説明図が示されており、また、図2には図1に示すインクジェットプリンタの要部の概念構成説明図が示されており、また、図4(a)には図1に示すインクジェットプリンタに用いたチューブポンプの概略構成斜視説明図が示されており、また、図4(b)には図4(a)の概略構成斜分解視説明図が示されている。なお、図2においては、本発明の理解を容易にするためにカバーホイール(後述する。)の図示は省略した。
また、本発明によるインクジェットプリンタにおいては、媒体として記録紙を用いるものとする。
そして、本発明によるインクジェットプリンタにおいては、給紙装置(図示せず。)によって記録紙が後述するベース部材114上に供給される(図1において破線で示す記録紙200を参照する。)。この記録紙は、幅方向たる主走査方向において所定の長さを有するとともに、主走査方向と直交する方向、即ち、記録紙の長手方向たる副走査方向に搬送されるようになされている。

このインクジェットプリンタ100は、基台部材112に支持され主走査方向に延長して配設された固定系のベース部材114と、ベース部材114の左右両端でベース部材114に直交して配設された側方部材116L、116Rと、側方部材116R側に配設された側方ユニット118と、左右2つの側方部材116L、116Rを連結する中央壁120と、中央壁120の壁面に主走査方向に延長して配設されたガイドレール122と、中央壁120の壁面に沿って主走査方向に移動自在に配設された駆動ベルト124と、ガイドレール122に摺動自在に装着されるとともに駆動ベルト124に固定されたキャリッジ12と、ベース部材114上の記録紙200と対向するようにしてキャリッジ12に配設された複数(この実施の形態においては6個である。)のインクヘッド16と、側方ユニット118内に配設されたクリーニング手段としてのクリーニングユニット22とを有して構成されている。
なお、こうしたインクジェットプリンタ100の全体の動作は、マイクロコンピューター(図示せず。)によって制御されており、モーター(図示せず。)の駆動により駆動ベルト124が主走査方向に移動するのに伴って、インクヘッド16を配設したキャリッジ12も主走査方向に移動される。
また、符号126は、全体の動作の制御や各種の処理の指示を行うために設けられた操作パネルである。この操作パネル126には、操作状態を表示する表示部や、インクヘッド16の位置を指定する操作子や、インクヘッド16のクリーニング処理の開始を指示する操作子や、画像データなどの信号に基づいて画像の印刷を開始するための操作子などが配設されているものである。

ここで、6個のインクヘッド16は、それぞれ同様な構成を備えており、詳細な図示は省略するが、6個のインクヘッドユニット16の下面16aには、インクを記録紙200に対して吐出する際の吐出口としての複数個のインクジェットノズルがそれぞれ配置されている。即ち、このインクヘッド16においては、下面16aが、インクジェットノズルが配置された領域となる。
そして、インクヘッド16へ供給するためのインクを貯留したインク貯留手段として、6個のインクヘッド16のそれぞれに対応して、それぞれ異なる色の液体状のインクを貯留した複数(この実施の形態においては6個である。)のインクカートリッジ14(図2を参照する。なお、図1においては、図示を省略した。)が中央壁120の背面側に配置されている。
6個のインクカートリッジ14からは、インクチューブ18(図2を参照する。なお、図1においては、図示を省略した。)を介して6個のインクヘッド16へそれぞれ異なる色のインクが供給されるようになされている。
ここで、6個のインクカートリッジのそれぞれに収容されている液体状のインクは、例えば、紫外線で退色することのないように調合されたインクであり、複数のインクヘッド16は、それぞれインクチューブ18によって搬送された異なる色のインクをインクジェット方式によりそれぞれ記録紙200上に吐出することになる。
こうした複数のインクヘッド16は、主走査方向に沿って一列に配置され、インクヘッド16の下面16aに配置されたインクジェットノズルが、ベース部材114上の記録紙200と対向可能なようにして、キャリッジ12に固定的に配設されている。
また、インクヘッド16は、その内部にインクカートリッジ14から送出されたインクを保持するインク保持部としてのダンパー17が設けられている。
図3には、ダンパー17の概略構成説明図が示されており、ダンパー17は基台部17aと、基台部17aに貼着された可撓性の容器17bと、容器17b内に配置されて容器17bを膨張させる方向に付勢する櫛形のバネ部材17cとを有している。
また、容器17bには、インクチューブ18に接続されるインク流入部17b−1と、インクジェットノズルに接続されるインク流出部17b−2とが設けられている。
また、インクヘッド16の下面16aとインクカートリッジ14との水頭圧関係は、インクヘッド16の下面16aがインクカートリッジ14よりも上方に位置するように配置されて−50mmHO程度に維持されており、インクヘッド16の内部に設けられたダンパー17の容器17b内部は負圧状態に維持されている。
また、インクカートリッジ14とインクチューブ18との間には、チューブ18内のインクを加圧してインクヘッド16へ送出するためのチューブポンプ20(図2および図4(a)(b)を参照する。なお、図1においては、図示を省略した。)が配設されている。

このチューブポンプ20は、固定系のベース部材114に固定されたベース部材20−1と、ベース部材20−1に固定的に配設されるとともにチューブ18を内壁20−2a側に配置したU字形状のポンプフレーム20−2と、ポンプフレーム20−2の内壁20−2aと外周面20−3aとの間にチューブ18を配置可能なスペースを設けるように寸法設定されるとともにベース部材20−1に対して中心部位C1を回転自在に支持されたポンプホイール20−3と、ポンプホイール20−3の縁部に対向して回転自在に配設された第1ローラ20−4および第2ローラ20−5とを備えている。
なお、ポンプホイール20−3の中心部位C1には、モーターMと連結された駆動軸20−6が立設されており、駆動軸20−6の上端部にはカバーホイール20−7が連結されていて、ポンプホイール20−3とカバーホイール20−7とはいったいてきに回転する。第1ローラ20−4および第2ローラ20−5は、このカバーホイール20−7に対しても回転自在に軸支されている。
ポンプホイール20−3は、モーターMにより駆動軸20−6を介して駆動されて、中心部位C1を中心として図2における時計回り方向(矢印A方向)あるいは反時計回り方向(矢印B方向)に任意に回転されるものである。
また、カバーホイール20−7の縁部にはマグネット20−8が配設されており、一方、ポンプフレーム20−2にはマグネット20−8を検出するためのセンサー20−9が配設されている。
ここで、U字形状のポンプフレーム20−2について詳細に説明すると、その内壁20−2aの一部に凹所20−2bが形成されている。

次に、第1ローラ20−4と第2ローラ20−5とについて詳細に説明すると、第1ローラ20−4と第2ローラ20−5とは、ポンプホイール20−3において中心部位C1を通る直線上に回転中心C2、C3がそれぞれ位置するようにして配置されている。
また、第1ローラ20−4は、第2ローラ20−5よりも大きな外径を備えるように構成されている。
第1ローラ20−4と第2ローラ20−5とは、ともにその外周部20−4a、20−5aがポンプホイール20−3の外周面20−3aよりも外径側に突出するように形成されており、第1ローラ20−4の外周面20−3aから外径側への突出長L1は、第2ローラ20−5の外周面20−3aから外径側への突出長L2よりも大きく設定されている(L1>L2)。そして、突出長L1は、第1ローラ20−4がポンプフレーム20−2の凹所20−2b以外の内壁20−2aの領域と対向したときに、チューブ18を押しつぶしてチューブ18を閉塞することが可能なように寸法設定されている。一方、突出長L2は、第2ローラ20−5がポンプフレーム20−2の凹所20−2b以外の内壁20−2aの領域と対向したときでも、チューブ18を押しつぶすことなくチューブ18を開放状態に維持することができるように寸法設定されている。
従って、このポンプ20によれば、モーターMを駆動してポンプホイール20−3を時計回り(矢印A方向)に回転すると、第1ローラ20−4がチューブ18を押し潰すようにしてチューブ18内のインクを加圧して、チューブ18内のインクをインクヘッド16へ送出することができる。一方、モーターMを駆動してポンプホイール20−3を反時計回り(矢印B方向)に回転すると、インクヘッド16内のインクをカートリッジ14側へ吸い上げることができる。
また、第1ローラ20−4がポンプフレーム20−2の凹所20−2b以外の内壁20−2aの領域と対向した位置においてチューブ18を押し潰した状態でポンプホイール20−3の回転を停止すると、チューブ18を閉塞状態に維持することができ、インクの流路を遮断した閉鎖状態(ポンプクローズ状態)が維持される。
一方、第1ローラ20−4がポンプフレーム20−2の内壁20−2aとの間でチューブ18を押さない位置でポンプホイール20−3の回転を停止すると、チューブ18を開放状態に維持することができ、インクの流路を開放した開放状態(ポンプオープン状態)が維持される。
そして、上記したように、チューブポンプ20はポンプホイール20−3の回転位置によってインクの流路の開閉弁機構を実現するものであるが、チューブポンプ20は、ポンプホイール20−3の回転位置の基準位置を検出して、その基準位置からの回転角度停止位置で流路の開閉を選択するようになされている。

次に、クリーニングユニット22について、説明すると、このクリーニングユニット22は、インクヘッド16の下面16aを封止するキャッピング手段としてのキャップ装置30と、インクヘッド16の下面16aを拭き取るワイピング手段としてのワイパー装置40とを有して構成されている。

以上の構成において、上記したインクジェットプリンタ100によって、記録紙200に所望の画像を印刷する際の制御処理については、チューブポンプ20をポンプオープン状態に維持して、従来より公知の技術を用いてキャリッジ12の移動やインクヘッド16におけるインクの吐出の制御を行えばよいものであるので、本明細書においてはその詳細な説明は省略し、以下においては、本発明の特徴を示すクリーニング処理について説明する。
このクリーニング処理は、マイクロコンピューターの制御により、電源投入時や電源投入後所定時間経過毎に自動的に実行したり、あるいは、操作パネル126に設けられたインクヘッド16のクリーニング処理の開始を指示する操作子をユーザーが操作した際に実行するように設定することができる。
図5には、マイクロコンピューターの制御により自動的に、あるいは、ユーザーの操作子の操作によりクリーニング処理の実行が指示された際に起動するクリーニング処理ルーチンのフローチャートが示されている。
即ち、クリーニング処理ルーチンが起動されると、初期化処理が行われる(初期化処理ステップ:ステップS502)。この初期化処理においては、キャリッジ12は側方ユニット118内の待機位置へ移動して、インクヘッド16をクリーニングユニット22の上方に位置させるとともに、チューブポンプ20のポンプホイール20−3の回転の基準位置を検出してチューブポンプ20はポンプオープン状態にするチューブポンプ初期化処理を行い、それからキャップ装置30によりインクヘッド16を封止にする。
ここで、図6には上記したチューブポンプ初期化処理の処理ルーチンのフローチャートが示されており、この図6に示すフローチャートを参照しながらチューブポンプ初期化処理について説明する。
この処理ルーチンが起動されると、まず、センサー20−9の反応があるか否かを判断する(ステップS602)。
このステップS602の判断処理において、センサー20−9の反応がないと判断された場合には、ポンプホイール20−3をインクヘッド16へインクを供給する方向、即ち、時計回り(矢印A方向)へ回転する(ステップS604)。
それから、センサー反応が入った回転位置をカウントし、時計回りの回転はそのまま継続する(ステップS606)。
そして、センサー反応が外れたところで時計回りの回転を停止し(ステップS608)、ポンプホイール20−3を反時計回り(矢印B方向)に回転する(ステップS610)。
そして、センサー反応が入った回転位置をカウントして(ステップS612)、ステップS628へ進む。
一方、ステップS602の判断処理において、センサー20−9の反応があると判断された場合にも、ポンプホイール20−3をインクヘッド16へインクを供給する方向、即ち、時計回り(矢印A方向)へ回転する(ステップS614)。
そして、センサー反応が外れたところで時計回りの回転を停止し(ステップS616)、ポンプホイール20−3を反時計回り(矢印B方向)に回転する(ステップS618)。
それから、センサー反応が入った回転位置をカウントし、反時計回りの回転はそのまま継続する(ステップS620)。
そして、センサー反応が外れたところで反時計回りの回転を停止し(ステップS622)、ポンプホイール20−3を時計回り(矢印A方向)に回転する(ステップS624)。
そして、センサー反応が入った回転位置をカウントして(ステップS626)、ステップS628へ進む。
ステップS628においては、時計回りと反時計回りとでセンサー反応が入った回転位置の中心位置をセンサー位置として、このセンサー位置とマグネット20−8とが正対するようにポンプホイール20−3を回転し、この回転位置をポンプホイール20−3の回転の基準位置とする。
それから、ポンプホイール20−3を予め設定されたポンプオープン状態の回転角度までポンプホイール20−3を回転してポンプオープン状態とし(ステップS630)、この処理ルーチンを終了する。
上記のようにして、ポンプホイール20−3の最初の回転方向をインクヘッド16へインクを供給する方向とすることにより(ステップS604およびステップS614)、インクヘッド16のインクがインクカートリッジ14側に吸引されて、インクジェットノズルから空気がインクヘッド16内へ入り込むことを防止することができる。
即ち、ポンプホイール20−3の基準位置を検出するためには、ある一定回転方向に最大一回転以内で回転する必要がある。
ここで、ポンプホイール20−3の最初の回転方向をインクヘッド16からインクを吸引する方向とすると、インクジェットノズルから空気がインクヘッド16内へ入り込み、インク吐出動作に不具合を生じさせる恐れがある。
一方、ポンプホイール20−3の最初の回転方向をインクヘッド16へインクを供給する方向とすると(ステップS604およびステップS614)、上記したインク吐出動作に不具合を生じさせることはなく、しかも、インクヘッドノズルからインクがしみ出すこともない。
即ち、インクヘッド16の下面16aとインクカートリッジ14との水頭圧関係は、インクヘッド16の下面16aがインクカートリッジ14よりも上方に位置するように配置されて−50mmHO程度に維持されており、インクヘッド16の内部に設けられたダンパー17の容器17b内部は負圧状態に維持されている。
従って、この状態において、インクヘッド16からインクを吸引すると、インクジェットノズルの開口部のメニスカスが破壊され、インクヘッド16内へ容易に空気が入り込んでしまうことになる。
一方、ダンパー17の容器17bは負圧で凹んだ状態であるので、インクヘッド16側へ少々インクを供給しても容器17bが膨らむだけで、インクヘッドノズルからインクがしみ出すことはない。

上記したステップS502の処理を終了すると、このキャップ装置30によってインクヘッド16の下面16aを封止したキャッピングクローズ状態において、チューブポンプ20を駆動してポンプホイール20−3を時計回り方向(A方向)に所定の回転数だけ回転し、インクを加圧しながらインクヘッド16へ送出し、インクヘッド16の下面16aに配設されたインクジェットノズルからインクを排出させる(加圧ステップ:ステップS504)。なお、このステップS504におけるポンプ20の駆動は、例えば、ポンプホイール20−3を3〜7回転させたり、あるいは、60秒間程度連続して回転させたりする。
次に、ポンプホイール20−3の回転をポンプクローズ状態となる位置で停止し、ポンプクローズ状態のままで所定時間(例えば、10秒間である。)維持し、チューブポンプ20とインクヘッド16との間のインク圧力を大気圧程度に安定させる(安定待ちステップ:ステップS506)。
次に、ポンプホイール20−3をポンプオープン状態となる位置まで回転して停止し、ポンプオープン状態のままで所定時間(例えば、10秒間である。)維持し、チューブポンプ20とインクヘッド16との間のインク圧力を大気圧程度に安定させる(圧力解除ステップ:ステップS508)。
次に、キャップ装置30によるインクヘッド16の下面16aの封止を解除し、このキャップ装置30によるインクヘッド16の下面16aの封止を解除したキャッピングオープン状態を所定時間(例えば、20秒間である。)維持する(キャップ排出ステップ:ステップS510)。
次に、6個のインクヘッド16の上方への移動と下方への移動とを所定回数(例えば、2回である。)繰り返して、キャッピングクローズ状態とキャッピングオープン状態とが繰り返し発生するようにして、インクヘッド16の下面16aに付着したインクをキャップ装置のキャップ吸収体に浸み取らせる(吸収ステップ:ステップS512)。こうしたステップS512の処理を行うことにより、インクヘッド16の下面16aに付着したインクの量を減らして、ワイパー装置40によるワイピング処理における拭き取り効率を上げて、ワイピング処理の際のインクの飛び散りも抑止することができる。
次に、キャッピングオープン状態においてワイピング処理を所定回数(例えば、2回である。)行って、インクヘッド16の下面16aのインクを拭き取る(ワイピングステップ:ステップS514)。
次に、キャッピングオープン状態を所定時間(例えば、3秒間である。)維持し、メニスカスを整える(ステップS516)
次に、キャッピングオープン状態において、記録紙200への印刷には関係のない駆動信号をインクヘッド16に印加して、インクヘッド16のインクジェットノズルからインクを吐出させる処理、所謂、フラッシング処理を所定数(例えば、3000ショットである。)行い、インクジェットノズルのメニスカスを整える(ステップS518)。
次に、キャッピングオープン状態を所定時間(例えば、3秒間である。)維持し、メニスカスを整える(ステップS520)
最後に、キャッピングクローズ状態にして(ステップS522)、インクヘッド16の下面16aが乾かないようにし、このクリーニング処理を終了する。

上記したように、このインクジェットプリンタ100は、ポンプ20によりインクを加圧して強制的にインクに圧力を加え、これによりインクヘッド16のインクジェットノズルからインクを吐出させてインクヘッドの目詰まりを解消するものであるため(ステップS1102)、インクの圧力がインクヘッド16の目詰まり解消のために十分な力として作用し、インクヘッド16の目詰まりを容易に解消することができる。
また、インクジェットプリンタ100は、インクヘッド16に対して負圧を作用させていないので、負圧によるインクヘッド16へのインクの供給処理ならびにインクヘッド16からのインクの吐出処理への悪影響を受けることがなく、負圧によりインクに溶け込んでいた気体成分が細かな泡として発生することもない。
さらに、チューブポンプ20のセンサー20−9によりポンプホイール20−3の回転の基準位置を検出する動作に際して、インクヘッド16に形成されたインクジェットノズルへの空気の流入によるインクの吐出の動作不良を生じさせるこがない。

なお、上記した実施の形態は、以下の(1)乃至(5)に説明するように変形してもよい。
(1)上記した実施の形態においては、ポンプホイール20−3にマグネット20−8を配設するとともにポンプフレーム20−2にマグネット20−8を検出するセンサー20−9を配設して、磁気によりポンプホイール20−3の回転位置を検出するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、光学式や機械式などの検出手段を用いてポンプホイール20−3の回転位置を検出するようにしてもよい。
(2)上記した実施の形態においては、チューブポンプ20のポンプホイール20−3に配設した第1ローラ20−4および第2ローラ20−5の直径をそれぞれ異なるものとしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、同一の直径のものを用いてもよい。また、第1ローラ20−4および第2ローラ20−5の二つのローラーを用いずに、1個あるいは3個以上のローラーを用いるようにしてもよい。
(3)上記した実施の形態においては、チューブポンプ20のポンプホイール20−3に配設した第1ローラ20−4および第2ローラ20−5は、ポンプホイール20−3において中心部位C1を通る直線上に回転中心C2、C3がそれぞれ位置するようにして配置したが、これに限られるものではないことは勿論であり、中心部位C1を通る直線上から外れた位置に回転中心C2、C3が位置するように第1ローラ20−4、第2ローラ20−5をそれぞれ配設してもよい。
(4)上記した実施の形態においては、側方部材116R側に側方ユニット118を配設し、その側方ユニット118内にクリーニングユニット22を配設するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、クリーニングユニット22は設計に応じて適宜の位置に配置すればよい。
(5)上記した実施の形態ならびに上記(1)乃至(4)に示す変形例は、適宜に組み合わせるようにしてもよい。
本発明は、二値偏向方式あるいは連続偏向方式などの各種の連続方式や、サーマル方式あるいは圧電素子方式などの各種のオンデマンド方式を含む、各種のインクジェット方式を用いたインクジェットプリンタに対して利用することができる。
図1は、本発明の実施の形態の一例によるインクジェットプリンタの概略構成説明図である。 図2は、図1に示すインクジェットプリンタの要部の概念構成説明図である。 図3は、インクヘッドの内部に配設されたダンパーの概略構成説明図である。 図4(a)は図1に示すインクジェットプリンタに用いたチューブポンプの概略構成斜視説明図であり、また、図4(b)には図4(a)の概略構成斜分解視説明図である。 図5は、クリーニング処理ルーチンのフローチャートである。 図6は、チューブポンプ初期化処理の処理ルーチンのフローチャートである。
符号の説明
12 キャリッジ
14 インクカートリッジ
16 インクヘッド
16a 下面
17 ダンパー
17a 基台部
17b 容器
17b−1 インク流入部
17b−2 インク流出部
17c バネ部材
18 インクチューブ
20 ポンプ
22 クリーニングユニット
30 キャップ装置
40 ワイパー装置
100 インクジェットプリンタ
112 基台部材
114 ベース部材
116L、116R 側方部材
118 側方ユニット
120 中央壁
122 ガイドレール
124 駆動ベルト
126 操作パネル
200 記録紙

Claims (2)

  1. インクジェット方式によりインクを媒体上に吐出するインクヘッドを備えたインクジェットプリンタにおいて、
    インクを貯留したインク貯留手段と、
    前記インク貯留手段から送出されたインクを保持するインク保持部を備えるとともに、インクジェットノズルから媒体上へインクを吐出するインクヘッドと、
    前記インク貯留手段と前記インクヘッドとを接続して、前記インク貯留手段へ貯留されたインクを前記インクヘッドまで移動させる流路を構成する可撓性のチューブと、
    前記チューブに配設されて前記チューブを押し潰して前記チューブ内に存在するインクを加圧して移送するチューブポンプであって、略U字形状のポンプフレームと、前記ポンプフレーム内において前記ポンプフレームの内壁に沿って略U字形状に配設された前記チューブに隣接して回転自在に配置されたポンプホイールと、前記ポンプホイールの外周側に配置されたローラーとを有し、前記ポンプホイールが回転すると前記ローラーにより前記ポンプフレーム内に配設された前記チューブを押し潰して前記チューブ内のインクを加圧して移送するととともに、前記ローラーが前記ポンプフレーム内に配設された前記チューブを押し潰して前記チューブ内の流路を遮断した位置で前記ポンプホイールの回転を停止して前記チューブを閉鎖状態に維持可能であり、前記ローラーが前記ポンプフレーム内に配設された前記チューブを押し潰さずに前記チューブ内の流路を開放した位置で前記ポンプホイールの回転を停止して前記チューブを開放状態に維持可能であるチューブポンプと、
    前記インクヘッドの前記インクジェットノズルが配置された領域を封止するためのキャッピング手段と前記領域をワイピング処理するワイピング手段とを備えたクリーニング手段と
    を有し、
    前記クリーニング手段の前記キャッピング手段により、前記インクヘッドの前記インクジェットノズルが配置された前記領域を封止した状態で、前記チューブポンプにより前記インクを加圧しながら前記インクヘッドへ移送して前記インクヘッドの前記インクジェットノズルから前記インクを排出させ、前記チューブポンプにより前記チューブ内の前記インクの流路を閉鎖状態にして所定時間維持した後に前記チューブポンプにより前記チューブ内の前記インクの流路を開放状態にして所定時間維持し、前記キャッピング手段による前記領域の封止を解除した状態で、前記クリーニング手段の前記ワイピング手段により前記領域をワイピング処理するインクジェットプリンタであって、
    前記チューブポンプは、前記ポンプホイールの回転位置を検出するセンサーを有し、初期状態において前記ポンプホイールを回転して前記センサーにより前記ポンプホイールの回転の基準位置を検出する際に、初期状態における前記ポンプホイールの最初の回転の回転方向は、前記ローラーにより前記ポンプフレーム内に配設された前記チューブを押し潰して前記チューブ内の前記インクを前記インクヘッドへ加圧して移送する回転方向である
    ことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 請求項1に記載のインクジェットプリンタにおいて、
    前記初期状態における前記ポンプホイールの最初の回転を含む、前記センサーにより前記ポンプホイールの回転の基準位置を検出する際の前記ポンプホイールの回転は、1回転以内の回転である
    ことを特徴とするインクジェットプリンタ。
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