JP2008246952A - インクジェット記録装置用メンテナンス方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録ヘッドのメンテナンス装置を備えたインクジェット記録装置において、記録ヘッドのメンテナンスを、より効果的に行う方法を提案する。
【解決手段】複数のノズル9を備えた記録ヘッド8のメンテナンスを行うインクジェット記録装置のメンテナンス方法であって、液体噴射装置28によりクリーニング材21に液体を噴射し、湿潤部で記録ヘッド8をクリーニングする湿潤クリーニング工程と、液体噴射装置28により液体を噴射していないクリーニング材21の乾燥部で記録ヘッド8をクリーニングする乾燥クリーニング工程と、を組み合わせて複数回のクリーニングを連続して行う方法。
【選択図】図2

Description

本発明は、インクを吐出する複数のノズルが設けられた記録ヘッドと、前記ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンス装置と、を備えたインクジェット記録装置に関し、更には、記録ヘッドのインク吐出面をクリーニングする方法に関する。
従来、簡易かつ安価に画像を記録できる画像記録手段として、インクジェット方式を用いた画像印刷装置が数多く用いられている。インクジェット方式を用いた画像印刷装置(以下、「インクジェット記録装置」と称する)は、例えばピエゾ素子等の圧電素子やヒータ等を用いて、記録ヘッドのノズルからインクを微小な液滴として紙等の記録媒体に向けて吐出したり、ノズルと記録媒体との隙間に静電界を形成して、電気的な吸引力によりノズルからインクを引張るなどして、記録媒体にインクを浸透若しくは定着させながら画像記録を行うものである。
このインクジェット記録装置、特にオンデマンド型のインクジェット記録装置では、記録時にのみノズルからインクの液滴が吐出されるので、ノズル開口のインクが大気に曝露した状態で長時間経過することで、インクの溶媒のみが蒸発し、インクの液滴の吐出が不安定になったり、目詰まりしたりする場合がある。
そこで、この事態を防ぐために、装置の非稼動時にはノズルの開口を封止し、ノズル内のインクの溶媒の蒸発を防止すること(キャッピング)がなされている。
また、装置の立ち上げ時や、ノズルの目詰まりが疑われる時に、ノズルに負圧をかけて、乾燥したインクの固形物を吸引し、ノズル内にインクを充填すること(サッキング)や、インク吐出面に付着したインク汚れ等をインク吸収体であるクリーニング材で拭き取ること(クリーニング)もなされている。
更に、前記のクリーニングでは、拭き取り効果を高めるためにクリーニング材にインクの洗浄液等の液体を含有させてからインク吐出面の拭き取りを行うクリーニング手段が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2005−111808号公報 特開2006−305989号公報
しかしながら、これら文献例のクリーニング手段では、インク汚れが完全に除去できないばかりか、クリーニング後にインク吐出面から液滴が垂れる等の懸念がある。また、ノズル周辺を湿潤状態にする効果をサッキングに利用できていない。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、湿潤状態のクリーニング材を利用した記録ヘッドのクリーニングやサッキングを、より効果的に行う方法を提案することを目的とする。
前記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
複数のノズルを備える記録ヘッドのメンテナンスをメンテナンス装置によって行うインクジェット記録装置のメンテナンス方法であって、
液体噴射装置により前記インク吸収体に液体を噴射し、前記インク吸収体の湿潤部が前記ヘッドに対向するまで前記インク吸収体を搬送し、前記湿潤部で前記ヘッドをクリーニングする湿潤クリーニング工程と、
液体噴射装置により液体を噴射していない前記インク吸収体の乾燥部が前記ヘッドに対向するまで前記インク吸収体を搬送し、前記乾燥部で前記ヘッドをクリーニングする乾燥クリーニング工程と、を組み合わせて複数回のクリーニングを連続して行うことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載のメンテナンス方法において、
最初に前記湿潤クリーニングを行い、最後に乾燥クリーニングで仕上げることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
複数のノズルを備える記録ヘッドのメンテナンスをメンテナンス装置によって行うインクジェット記録装置のメンテナンス方法であって、
液体噴射装置により前記インク吸収体に液体を噴射し、前記インク吸収体の湿潤部が前記ヘッドに対向するまで前記インク吸収体を搬送し、前記湿潤部で前記ヘッドをクリーニングする湿潤クリーニング工程を行ったのち、
前記ヘッドのノズル内部もしくは周辺に固着した異物を、ノズル周辺の減圧により吸引するためのサッキング工程を行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3記載のメンテナンス方法において、
前期湿潤クリーニング工程において、液体噴射量が前記インク吸収体の吸収性能の50〜100%であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のメンテナンス方法において、
前記液体噴射装置において、インク吸収体に噴射する液体が、インクの溶剤を主成分とする液体であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、クリーニング材であるインク吸収体に液体を噴霧して湿潤状態で記録ヘッドを拭く湿潤クリーニングを、クリーニング材が乾いたままの乾燥クリーニングと組み合わせて複数回行うことで、記録ヘッドの汚れが落ち易くなり、更に記録ヘッドとクリーニング材との密着度が上がるため、より効果的なクリーニングが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1のメンテナンス方法において、最初に湿潤クリーニングが行われ、最後に乾燥クリーニングで仕上げられる。このため、最初の湿潤クリーニングでインク吐出面のインク汚れを落ち易くしてから、次の乾燥クリーニングでその汚れを除去するようにしたので、より効果的で確実なクリーニングが可能となる。また、最初に湿潤クリーニングを行うことで、乾燥クリーニングによってインク吐出面を傷付けることも回避できる。
請求項3に記載の発明によれば、先に湿潤クリーニングを行うことで、ノズル内部もしくは周辺の異物に水分を与えて固着力が弱められるため、その後のサッキングによる減圧での異物除去が効果的に行われる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3記載のメンテナンス方法において、サッキング前の湿潤クリーニングでは、液体噴射量を前記インク吸収体の吸収性能の50〜100%としており、すなわちクリーニング材が水分を多く含んだ状態でクリーニングを行う。これにより、ノズル内部に固着した異物にまで水分が浸透して固着力が弱められるため、その後のサッキングによる減圧での異物除去が効果的に行われる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4記載のメンテナンス方法において、液体噴射装置によりインクの溶剤を主成分とする液体がインク吸収体に噴射される。これにより、ノズル内部に固着した固形化インクやノズル周辺に付着したインク汚れの固着力が弱められるため、その後の乾燥クリーニングやサッキングが効果的に行われる。
以下、本発明に係るメンテナンス装置を備えたインクジェット記録装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るインクジェット記録装置の内部構成を示す斜視図である。本実施形態におけるインクジェット記録装置100は、底板1と、水平ガイドレール2を下方から所定高さ位置で支持するガイドレール支持台3を備えている。水平ガイドレール2は、垂直ガイドレール6を介してキャリッジ7を支持しており、垂直ガイドレール6とキャリッジ7は、一体となって、図示しない移動機構により所定の搬送方向である水平な主走査方向Xに、水平ガイドレール2に沿って往復移動するようになっている。また、キャリッジ7は、図示しない移動機構により垂直方向Zに、垂直ガイドレール6に沿って往復移動するようになっている。
底板1には、図示しない記録媒体を非記録面側から支持する支持台4と、後述する記録ヘッド8のメンテナンスを行うメンテナンス装置5とが、水平ガイドレール2の長手方向に並んで配設されている。支持台4は、図示しない搬送機構により主走査方向Xと直交する副走査方向Yに、記録媒体を搬送するものである。また、支持台4は、静電吸引力によりインクを吐出させるいわゆる電界アシスト法を用いる場合には、電極としての機能を具備する。
キャリッジ7には、本実施形態におけるインクジェット記録装置で使用される各色(例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K))のインクを記録媒体に対して吐出する記録ヘッド8が搭載されている。なお、インクジェット記録装置で使用されるインクは例示したものに限定されず、例えば、ライトイエロー(LY)、ライトマゼンタ(LM)、ライトシアン(LC)、その他白インクや透明インク等の各色のインクを使用することもできる。この場合には、各色に対応した記録ヘッドがキャリッジに搭載される。
記録ヘッド8の内部には、インクを吐出する複数のノズル9(図3参照)が副走査方向Yに沿って列状に設けられており、記録ヘッド8の記録媒体と対向する面は、これらノズル9のインク吐出口が形成されたインク吐出面10となっている。インク吐出面10には、インクが付着し難いように、フッ素加工処理を施す等、撥水処理が施されていることが好ましい。
記録ヘッド8のノズル9には、例えば、アクチュエータとして電圧を印加することにより変形する圧電素子としてのピエゾ素子(図示せず)が付設されている。このピエゾ素子に駆動電圧を印加することによってピエゾ素子を変形させ、図示しないインク流路を圧縮してノズル9のインク吐出口からインクを吐出させるようになっている。なお、ノズル9の先端部ではインクがノズル9の外側に突出するように曲面形状(メニスカス)を形成するようになっており、このメニスカスの形状が正常に整えられていると正常なインク吐出を行うことができるようになっている。
本実施形態におけるメンテナンス装置5では、図2に示す通り、記録ヘッド8のクリーニングを行うクリーニング部20と、ノズル9に負圧を掛けてインクを充填させるサッキング機能と共にキャッピング機能をも兼ねるサッキング部24が、副走査方向Yに移動可能なメンテナンス台27上に、副走査方向Yに並んで配設されている。
クリーニング部20には、サッキング部24と反対側の位置に、長尺な帯状のクリーニング材21を送り出す繰出し軸22が配設されている。また、繰出し軸22と副走査方向Yに並んで該繰出し軸22より少し下方にクリーニング材21を巻き取る巻取り軸23が配設されている。これら繰出し軸22と巻取り軸23は、図示しない電動モータによって回転駆動される。これにより、クリーニング材21の送り出し、巻き取りを行う。クリーニング材21は、複数の従動ローラ25によりヘッドクリーニング部26に案内されて巻取り軸23に巻き取られる。ヘッドクリーニング部26に案内されたクリーニング材21は、記録ヘッド8のインク吐出面10と対向するようになっている。クリーニング部20には、更に、繰出し軸22とヘッドクリーニング部26の間にあって、クリーニング材21のインク吐出面10接触側に液体を噴射する液体噴射装置28が配設されている。そして、前述の繰出し軸22、巻取り軸23、従動ローラ25、ヘッドクリーニング部26、液体噴射装置28、及び回転駆動用の電動モータによりクリーニング部20が構成されており、副走査方向Yに向かって、巻取り軸23、繰出し軸22、従動ローラ25、液体噴射装置28、ヘッドクリーニング部26、従動ローラ25のこの順に配設されている。図示しない回転駆動用の電動モータは、繰出し軸22と巻取り軸23それぞれの軸線上に設けられている。なお、本実施形態では、繰出し軸22と巻取り軸23を逆回転させてクリーニング材21の巻取り方向を逆転させられるよう回転駆動用の電動モータを両軸に取り付けてあるが、これを巻取り軸23のみへの取り付けとしてもよい。また、繰出し軸22と巻取り軸23の副走査方向Yに向かっての並びを逆転させてもよい。
前記の液体噴射装置28は、液体が噴射される噴霧ノズル61と、液体を貯留し噴霧ノズル61に液体の圧送が可能なように接続されたシリンジ62と、液体を噴射するための空気を定量供給するディスペンサ63(図5参照)からなっている。そして、液体が噴射されるクリーニング材21の副走査方向Yの噴霧範囲が、少なくとも記録ヘッド8のインク吐出面10の副走査方向Yの長さ以上となるように、クリーニング材21から所定距離の位置に設けられる。また、液体噴射装置28が噴霧する液体には、インクの溶剤を主成分とした液体などインクを溶解する液体を用いるが、特に固形化したインクを良く溶解する液体が好ましい。なお、該液体噴射装置28は、クリーニング材21に所定量の液体を所定範囲で噴霧できればよく、その構成等はここに例示したものに限定されない。
クリーニング材21は、少なくとも記録ヘッド8のインク吐出面10の主走査方向Xの幅よりも大きな幅寸法となるよう形成されている。
また、クリーニング材21には高密度繊維からなるインク吸収体を用いているため、その表面に接触するものを吸着しやすく、インクの粘度や濡れ性に関わらず記録ヘッド8のノズル9の先端部からインクを速やかに吸収することができる。すなわち、本実施形態におけるクリーニング材21は、例えば、紫外線硬化性インク、油系インク、ソルベント系インク、導電性インク、及び半導体インク等、通常使用されるインクよりも高粘度で濡れ性の悪いインクであっても、ノズル9の先端部からインクを確実に吸収することができるようになっている。但し、クリーニング材21はこれに限ることなく不織布、ワイピングクロス、スポンジ(発泡材)等も使用が可能である。
図3に示す通り、ヘッドクリーニング部26は、支持台31と、その上部に上下動自在に取り付けられた可動部32からなっている。可動部32は、箱型の可動台35を備え、その副走査方向Yの両端には、クリーニング材21を中央の押付け部材33へ案内するガイドローラ34が配設されている。中央の押付け部材33は、両端のガイドローラ34よりも所定の量だけ上方に形成されており、また、図示しない機構により副走査方向Yに移動可能なように可動台35に取り付けられている。更に、押付け部材33は、その幅寸法がクリーニング材21の幅寸法に対して少なくとも同等以上の長さに形成されており、クリーニング材21を適度な圧力で記録ヘッド8のインク吐出面10に対して均一に押し付けることができるとともに、副走査方向Yへの一回の往復移動で、クリーニング材21を記録ヘッド8のインク吐出面10の全域にわたって接触させることができる。なお、押し付け部材33は、クリーニング材21をインク吐出面10に対して均一に押圧できるものであればよく、その形状等はここに例示したものに限定されない。
図4に示す通り、サッキング部24には、キャリッジ7が当部上方に移動した際に記録ヘッド8と対向する位置に、記録ヘッド8のインク吐出面10を覆う吸引キャップ41が設けられている。吸引キャップ41の底面には、吸引キャップ41の内部に連通するインク連通管42が設けられている。このインク連通管42の途中には吸引バルブ45が設けられ、その下方には吸引ポンプ43が設けられており、インク連通管42の下端には、吸引したインクを受ける廃インクタンク44が設けられている。また、インク連通管42は吸引バルブ45の上方で分岐されており、分岐先は通気バルブ46を介して大気に通じている。なお、吸引ポンプ43は、例えば、チューブポンプ等を用いることができるが、ノズル9内のインク等を吸引するのに十分な吸引力を確保できるものであれば足り、他の機構を適用することも可能である。なお、本実施形態のサッキング部はキャッピングの機能も兼ねているが、別途キャッピング用のキャップを設けてもよい。この際のキャッピング用のキャップは、クリーニング部の反対側にサッキング部と副走査方向Yに並んで配設されるのが好ましい。
その他、図示しないインク供給路を介して、記録ヘッド8に各色のインクを供給するインクタンク(図示せず)が設けられている。また、インク供給路の途中には、インクタンクから記録ヘッド8に対してインクを送液する送液ポンプ56が設けられている。
また、本実施の形態に用いられる記録媒体としては、通常のインクジェット記録装置に適用される普通紙,再生紙,光沢紙などの各種紙,各種布地,各種不織布,樹脂,金属,ガラスなどの材質からなるものが適用可能である。また、記録媒体の形態としては、ロール状、カットシート状、板状などが適用可能である。
更に、本実施の形態に用いられる記録媒体として、樹脂により表面を被覆した各種紙,顔料を含むフィルム,発泡フィルム等の公知の記録媒体も適用可能である。
次に、図5に示す本実施形態におけるインクジェット記録装置の制御構成について説明する。
インクジェット記録装置は、例えばCPU(Central Processing Unit)、各種の処理
プログラム等を格納するROM(Read Only Memory)、各種データ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)(いずれも図示せず)等から構成されインクジェット記録装置の各部を制御する制御部50を備えている。制御部50は、ROMに記録された処理プログラムをRAMの作業領域に展開してCPUによりこの処理プログラムを実行するようになっている。なお、本実施形態において、制御部50は、後述するように、前記メンテナンス装置5を制御するメンテナンス制御部を兼ねるようになっている。
制御部50には、インクジェット記録装置に対して電力を供給する電源(図示せず)が接続されている。
インクジェット記録装置は、記録ヘッド8のメンテナンス動作を行うタイミングや画像記録条件等を設定、入力する設定手段としての入力部51を有しており、入力部51から入力された情報は、制御部50に送られるようになっている。入力部51は、例えばキーボードや操作パネルであり、ユーザは入力部51を操作することにより各種の設定を行うことができるようになっている。
また、制御部50は、キャリッジ駆動機構52を制御してキャリッジ7を垂直方向Zの所定の高さに移動させて、主走査方向Xに往復移動させるとともに、キャリッジ7の動作に合わせて記録媒体の搬送と停止とを繰り返し、記録媒体を間欠的に副走査方向Yに搬送させるように、記録媒体搬送機構53を制御するようになっている。
また、制御部50は、記録ヘッド8を動作させて記録ヘッド8から記録媒体上に所定量のインクを吐出させる。
また、制御部50は、キャリッジ駆動機構52を制御してキャリッジ7をメンテナンス装置5に移動させ、記録ヘッド8のメンテナンス動作を行わせる。すなわち、本実施形態においては、例えばサッキングを行う時は、キャリッジ7がメンテナンス装置5の上方に移動し、サッキング部24が記録ヘッド8の下方にくるようメンテナンス台27が副走査方向Yに移動すると、制御部50は、吸引キャップ41が記録ヘッド8のインク吐出面10に密着する位置までキャリッジ7を垂直方向Zに下降させる。さらに、吸引キャップ41がインク吐出面10に密着すると、制御部50は、通気バルブ46を閉めてから吸引バルブ45を開放し、吸引ポンプ43を動作させて吸引キャップ41と記録ヘッド8のインク吐出面10との間の空間内の空気を吸引し前記空間内を減圧することにより、ノズル9の中や周囲の異物を吸引除去させる。吸引が完了した後、インク吐出面10を吸引キャップ41から離す時には、制御部50は、吸引バルブを閉めてから通気バルブ46を開放し、インク連通管42内の圧力を大気に戻してから、キャリッジ7を垂直方向Zに移動させてインク吐出面10を吸引キャップ41から離させる。この操作により、吸引キャップを離す際に記録ヘッド8が破損するのを防ぐ。
また、制御部50は、液体を使用してヘッドクリーニングを行う湿潤クリーニングにおいては、まず液体噴射装置28にクリーニング材21へインク除去用の液体を所定量噴射させ、次いでクリーニング材21の液体噴射された範囲がインク吐出面10を覆うまで、巻取り軸23でクリーニング材21を巻き取らせる。それから支持台駆動機構54を駆動させることにより、押付け部材33をクリーニング材21を介して記録ヘッド8のインク吐出面10に押し付けながら副走査方向Yに移動させる。この際、クリーニング材21は記録ヘッド8に対して移動しないため、摩擦を生じず、記録ヘッド8を傷めることはない。
また、制御部50は、液体を使用せずにヘッドクリーニングを行う乾燥クリーニングにおいては、押付け部材33をインク吐出面10から離させてから、クリーニング材21の乾燥部分がインク吐出面10を覆うまで巻取り軸23でクリーニング材21を巻き取らせる。そして、再び押付け部材33をクリーニング材21を介して記録ヘッド8のインク吐出面10に押し付けながら副走査方向Yに移動させる。この際、湿潤クリーニングと同様に、クリーニング材21は記録ヘッド8に対して移動しないため、摩擦を生じず、記録ヘッド8を傷めることはない。
次に、図6、図7に示すメンテナンス装置の動作フローに基づいて、本実施形態に係るメンテナンス装置の作用について説明する。
図6に通常使用時のメンテナンス装置の動作フローを示す。
まず、インクジェット記録装置の電源がONになると、各部が通電され、制御部50は、STEP1で送液ポンプ56にキャリッジ7のインクを充填させる。
次に、固形化インク等の異物を除去してノズル9にインクを充填するためにSTEP2のサッキングを行う。制御部50がサッキングの指令を出すと、キャリッジ7がメンテナンス装置5の上方に移動し、サッキング部24が記録ヘッド8の下方にくるようメンテナンス台27が副走査方向Yに移動する。そして、制御部50は吸引キャップ41が記録ヘッド8のインク吐出面10に密着する位置までキャリッジ7を垂直方向Zに下降させる。吸引キャップ41がインク吐出面10に密着すると、制御部50は、通気バルブ46を閉めてから吸引バルブ45を開放し、吸引ポンプ43を動作させて吸引キャップ41と記録ヘッド8のインク吐出面10との間の空間内の空気を吸引し前記空間内を減圧することによりノズル9の中の異物を吸引除去しノズル9にインクを充填させる。吸引が完了した後、吸引キャップ41をインク吐出面10から離す時には、制御部50は、吸引バルブを閉めてから通気バルブ46を開放し、インク連通管42内の圧力を大気に戻してから、キャリッジ7を垂直方向Zに移動させてインク吐出面10を吸引キャップから離させるようにする。この操作により、吸引キャップを離す際に記録ヘッド8が破損するのを防ぐ。
次に、サッキングの際にインク吐出面10に付着したインクを除去するためにSTEP3のクリーニングを行う。制御部50は、まず、液体噴射装置28からクリーニング材21にインク除去用の液体を所定量噴射させ、巻取り軸23を回転駆動する電動モータ55を駆動させることにより、クリーニング材21の液体噴射箇所がインク吐出面10を覆う位置にクリーニング材21を移動させる。次に、クリーニング部20の支持台駆動機構54を駆動させることにより、押付け部材33をクリーニング材21を介して記録ヘッド8のインク吐出面10に押し付けながら副走査方向Yに往復移動させる(湿潤クリーニング)。所定回数の押付け部材33の往復移動が完了した後、制御部50は、押付け部材33をインク吐出面10から離させてから、クリーニング材21の乾燥部分がインク吐出面10を覆うまで巻取り軸23でクリーニング材21を巻き取らせる。そして、再び押付け部材33をクリーニング材21を介して記録ヘッド8のインク吐出面10に押し付けながら副走査方向Yに往復移動させる(乾燥クリーニング)。その後、該湿潤クリーニングと乾燥クリーニングを各1回繰り返す。なお、本実施例では、この湿潤クリーニングと乾燥クリーニングを各2回交互に行うこととしているが、その回数は各2回に限定されるものではなく、各1回としてもよいし、各3回以上としてもよい。
この段階で描画準備が完了し、次にSTEP4の描画が行われる。描画は、制御部50が、図示しない外部装置や入力部51等から送られた画像情報に基づいて記録ヘッド8を動作させることによりノズル9から記録媒体に向けてインクが吐出されることにより行われる。
1回の描画が終了すると、描画時のインク吐出によるインク吐出面10の汚れを除去するために、再び前記STEP3と同様のクリーニングがSTEP5で1回実施される。繰り返し描画を実施する際には、前記STEP4の描画とSTEP5のクリーニングが繰り返される。
必要量の描画が終了し、次回の使用まで待機する際には、STEP5のクリーニングが行われた後、STEP6でノズル9がキャッピングされる。具体的には、前記サッキングと同様の手順でインク吐出面10を吸引キャップ41で覆い、吸引バルブ45と通気バルブ46を閉めた状態にしておく。
待機状態から復帰して再び描画する時は、前記STEP4の描画に戻る。また、待機状態のまま、インクジェット記録装置の使用を終了し、電源をOFFする場合には、キャッピングの状態を維持したままとなる。
インクを充填したままの状態が翌日まで持ち越されて再び使用する場合には、再び前記STEP2のサッキングから開始される。インクを交換する場合にはSTEP7でインクは脱液される。
図7にインクの射出異常が検知された場合のメンテナンス装置の動作フローを示す。インクの射出異常が検知された場合には、ノズル9が異物により目詰まりした可能性が高いので、この異物をノズル9から除去する操作が行われる。
STEP1で描画中のノズル9に射出異常が検知されると、STEP2では、前記の湿潤クリーニングを行う。但し、この際の液体噴射装置28の液体の噴射量は、クリーニング材21の被噴射部位での液体吸収量の50〜100%とする。ここで液体吸収量とは、インク吸収体であるクリーニング材が1cmあたりに吸収する液体の重さを意味する。
次のSTEP3では、まず前記サッキングと同様に、キャリッジ7がメンテナンス装置5の上方に移動し、サッキング部24が記録ヘッド8の下方にくるようメンテナンス台27が副走査方向Yに移動する。そして、制御部50は吸引キャップ41が記録ヘッド8のインク吐出面10に密着する位置までキャリッジ7を垂直方向Zに下降させる。吸引キャップ41がインク吐出面10に密着すると、制御部50は、ピエゾ素子に通常の描画時より所定値だけ高い駆動電圧を印加して、ノズル9のインク吐出口から通常の描画時より所定値だけ高い圧力でインクを吐出させる(フラッシング)。次いで制御部50はサッキングを行う。すなわち、通気バルブ46を閉めてから吸引バルブ45を開放し、吸引ポンプ43を動作させて吸引キャップ41と記録ヘッド8のインク吐出面10との間の空間内の空気を吸引し前記空間内を減圧する。この一連の操作によりノズル9内の異物を吸引除去する。
次のSTEP3では記録ヘッド8のインク吐出面10のクリーニングを前記の通常使用時と同様に行う。
クリーニングが完了すると、STEP4で再び描画を行い、射出異常が改善されたか確認する。改善されていない場合には、STEP2に戻り再びフローに沿ってフラッシングから描画までが繰り返される。この一連の動作が所定回数繰り返されても射出異常が改善されない場合には、動作を停止し、射出異常が改善されないことを、例えば赤色LED(図示せず)の点灯などで表示させてもよい。この場合には、射出異常がノズルの目詰まり以外の原因、例えばピエゾ素子の劣化等が原因である可能性がある。
以上に述べた通り、本実施形態における記録ヘッド8のクリーニングでは、最初の湿潤クリーニングでインク吐出面10の汚れを液体により分解し、その後の乾燥クリーニングで分解された汚れを除去するようにしたため、より効率的なクリーニングが可能となる。また、最初に湿潤クリーニングを行うことで、乾燥クリーニングによってインク吐出面を傷付けることも回避できる。
本実施形態における記録ヘッド8のサッキングでは、サッキングの前に湿潤クリーニングを行うことで、ノズル9内部もしくはインク吐出面10の汚れを液体により分解できるため、その後のサッキングによる減圧での異物除去が効果的に行われる。更に、液体噴射量をクリーニング材21の被噴射部位での液体吸収量の50〜100%とすることで、ノズル9内部に固着した異物にまで液体が浸透して固着力が弱められるため、その後のサッキングによる減圧での異物除去が、より効果的に行われる。
その他、本発明が上記実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
本発明に係るインクジェット記録装置の実施形態例の斜視図である。 図1に示すインクジェット記録装置におけるメンテナンス装置の構成を示す正面図である。 図1に示すインクジェット記録装置におけるメンテナンス装置を構成するヘッドクリーニング部の正面図である。 図1に示すインクジェット記録装置におけるメンテナンス装置を構成するサッキング部の正面図である。 本発明に係るインクジェット記録装置の実施形態例の制御構成を示すブロック図である。 本発明に係るインクジェット記録装置における実施形態例の通常使用時のメンテナンス装置の動作フローである。 本発明に係るインクジェット記録装置における実施形態例のインク射出異常時のメンテナンス装置の動作フローである。
符号の説明
1 底板
2 水平ガイドレール
3 ガイドレール支持台
4 記録媒体を支持する支持台
5 メンテナンス装置
6 垂直ガイドレール
7 キャリッジ
8 記録ヘッド
9 ノズル
10 インク吐出面
20 メンテナンス装置のクリーニング部
21 メンテナンス装置のクリーニング材
22 クリーニング材の繰出し軸
23 クリーニング材の巻取り軸
24 メンテナンス装置のサッキング部
25 メンテナンス装置の従動ローラ
26 クリーニング部のヘッドクリーニング部
27 メンテナンス装置のメンテナンス台
28 メンテナンス装置の液体噴射装置
31 ヘッドクリーニング部の支持台
32 ヘッドクリーニング部の可動部
33 ヘッドクリーニング部の押付け部材
34 ヘッドクリーニング部のガイドローラ
35 ヘッドクリーニング部の可動台
41 サッキング部の吸引キャップ
42 サッキング部のインク連通管
43 サッキング部の吸引ポンプ
44 サッキング部の廃インクタンク
45 サッキング部の吸引バルブ
46 サッキング部の通気バルブ
50 制御部
51 入力部
52 キャリッジ駆動機構
53 記録媒体搬送機構
54 支持台駆動機構
55 電動モータ
56 送液ポンプ
61 液体噴射装置の噴霧ノズル
62 液体噴射装置のシリンジ
63 液体噴射装置のディスペンサ
100 インクジェット記録装置
X 主走査方向
Y 副走査方向
Z 垂直方向

Claims (5)

  1. 複数のノズルを備える記録ヘッドのメンテナンスをメンテナンス装置によって行うインクジェット記録装置のメンテナンス方法であって、
    液体噴射装置によりインク吸収体に液体を噴射して湿潤させ、前記インク吸収体の湿潤部が前記ヘッドに対向するまで前記インク吸収体を搬送し、前記湿潤部で前記ヘッドをクリーニングする湿潤クリーニング工程と、
    液体噴射装置により液体を噴射していない前記インク吸収体の乾燥部が前記ヘッドに対向するまで前記インク吸収体を搬送し、前記乾燥部で前記ヘッドをクリーニングする乾燥クリーニング工程と、を組み合わせて複数回のクリーニングを連続して行うことを特徴とするインクジェット記録装置用メンテナンス方法。
  2. 最初に前記湿潤クリーニングを行い、最後に乾燥クリーニングで仕上げることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置用メンテナンス方法。
  3. 複数のノズルを備える記録ヘッドのメンテナンスをメンテナンス装置によって行うインクジェット記録装置のメンテナンス方法であって、
    液体噴射装置によりインク吸収体に液体を噴射して湿潤させ、前記インク吸収体の湿潤部が前記ヘッドに対向するまで前記インク吸収体を搬送し、前記湿潤部で前記ヘッドをクリーニングする湿潤クリーニング工程を行ったのち、
    前記ヘッドのノズル内部もしくは周辺に固着した異物を、ノズル周辺の減圧により吸引するためのサッキング工程を行うことを特徴とするインクジェット記録装置用メンテナンス方法。
  4. 前期湿潤クリーニング工程において、液体噴射量が前記インク吸収体の吸収性能の50〜100%であることを特徴とする請求項3記載のインクジェット記録装置用メンテナンス方法。
  5. 前記液体噴射装置において、インク吸収体に噴射する液体が、インクの溶剤を主成分とする液体であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置用メンテナンス方法。
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