JP2006247999A - 液体噴射装置および液体噴射装置におけるワイピング方法 - Google Patents

液体噴射装置および液体噴射装置におけるワイピング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ノズル面の磨耗を防ぎ液体をノズルから確実に噴射することができる液体噴射装置および液体噴射装置におけるワイピング方法を提供すること。
【解決手段】傾斜して配置されたヘッド5のノズル面61から液体を媒体に対して噴射する液体噴射装置10であって、ヘッド5との相対的な移動によりノズル面61に接触してノズル面61を払拭するワイピング部材700を有し、ノズル面の下部580側からノズル面の上部590側に至るにしたがって、ノズル面61に接触するワイピング部材700の接触部分715の長さが長くなるようにワイピング部材700が配置されている。
【選択図】図12

Description

本発明は、傾斜して配置されたヘッドのノズル面から液体を媒体に対して噴射する液体噴射装置および液体噴射装置におけるワイピング方法に関する。
メディアに対して液体を噴射させる液体噴射装置として、記録ヘッドからメディアに対してインク滴を噴射させて印刷を行うインクジェット式記録装置は、記録ヘッドのノズルからメディアに対して微小なインク滴を吐出させて、所望の文字や図形等の画像を記録する。
インクジェット式記録装置は、傾斜して配置されているヘッドを有しているものがある。この種のインクジェット式記録装置は、たとえば大判プリンタである。たとえばロール紙から長尺状の紙が、傾斜したヘッドに対して送られることにより、ヘッドは紙に対して印刷をするようになっている。
傾斜したヘッドのノズル面は、ノズル面のノズルからインクを吸引した後に、ワイピング部材により払拭することで、ノズル面をクリーニングする。ワイピング部材は、ノズル面が真下を向けた状態でワイピングするようになっているものが提案されている(例えば特許文献1)。
特開2000−108375号公報(第1頁、図5)
特許文献1に示すワイピング部材により、ノズル面をワイピングする場合に、ノズル面は水平に向いているのでワイピング部材はノズル面を均一にワイピングすることができる。しかし、ノズル面が水平面に対して傾斜している場合には、ワイピング部材がこの傾斜したノズル面をワイピングすると、ノズル面にあるべき一定量のインクが重力によりノズル面の上端部側から下端部側に流れて集まってしまう。
このために、ワイピング部材がノズル面を払拭する場合に、ノズル面の上端部のインクが無くなっているので、ワイピング部材はヘッドの上端部を含む周辺領域を乾拭きしてしまうことになる。このように、ワイピング部材がノズル面を乾拭きしてしまうと、ワイピング部材とノズル面の磨耗が進むばかりでなく、ノズル内のメニスカスを壊してしまうことがある。ノズル内のインクのメニスカスを壊してしまうと、次にノズルからインクを噴射する場合にインクをノズルから適切に噴射することができず、いわゆるインクのドット抜けの現象を発生してしまい、印刷の品質が低下する。
そこで本発明は上記課題を解消し、ノズル面の磨耗を防ぎ液体をノズルから確実に噴射することができる液体噴射装置および液体噴射装置におけるワイピング方法を提供することを目的としている。
上記目的は、本発明にあっては、傾斜して配置されたヘッドのノズル面から液体を媒体に対して噴射する液体噴射装置であって、前記ヘッドとの相対的な移動により前記ノズル面に接触して前記ノズル面を払拭するワイピング部材を有し、前記ノズル面の下部側から前記ノズル面の上部側に至るにしたがって、前記ノズル面に接触する前記ワイピング部材の接触部分の長さが長くなるように前記ワイピング部材が配置されていることを特徴とする液体噴射装置により、達成される。
本発明の構成によれば、ワイピング部材は、ヘッドとワイピング部材の相対的な移動により、ノズル面に接触してノズル面を払拭するためのものである。
ノズル面の下部側からノズル面の上部側に至るにしたがって、ワイピング部材は、ノズル面に接触するワイピング部材の接触部分の長さが長くなるように配置されている。
これにより、ワイピング部材がノズル面に接触して払拭する場合に、ノズル面の下部側に対応するワイピング部材の接触部分は、ノズル面の上部側に対応するワイピング部材の接触部分に比べて進行方向に関して早く進み、言い換えればノズル面の上部側に対応するワイピング部材の接触部分がノズル面の下部側に対応するワイピング部材の接触部分に比べて遅れてノズル面を払拭するようになる。ノズル面に少量の液体がある場合に、ノズル面の液体はノズル面の下部側に対応するワイピング部材の接触部分からノズル面の上部側に対応するワイピング部材の接触部分に向けて液体の流れをコントロールすることができる。
したがって、傾斜したヘッドのノズル面に対するワイピング部材の上部側の干渉量がワイピング部材の下部側の干渉量に比べて大きくなるようにすることで、ノズル面の上側に位置するノズルの乾拭きを防げる。ノズル面の下部側から上部側に至るノズル面の全域にわたって、ワイピング部材はノズル面を乾拭き状態にならないように確実にワイピングすることができる。このために従来発生していたノズル面の磨耗あるいは液体の噴射不良による液体のドット抜け現象を防ぐことができる。
本発明は、前記ワイピング部材の前記接触部分の長さは、前記ノズル面の前記下部側から前記上部側に至るにしたがって増えるように前記ノズル面に対して傾斜して形成されていることが望ましい。
本発明の構成によれば、ワイピング部材の接触部分の長さは、ノズル面の下部側から上部側に至るにしたがって、増えるようにノズル面に対して傾斜して形成されている。
これにより、ワイピング部材は、簡単な形状でありながら、ノズル面の全面にわたって乾拭きの無いようにワイピングすることができる。
本発明は、前記ワイピング部材の一端部から他端部までの前記接触部分の長さは一定であり、前記ワイピング部材の前記接触部分は前記ノズル面に対して斜めに配置されていることが望ましい。
本発明の構成によれば、ワイピング部材の一端部から他端部までの接触部分の長さは一定であり、ワイピング部材の接触部分はノズル面に対して斜めに配置されている。
これにより、ワイピング部材自体をノズル面に対して斜めに配置することにより、ワイピング部材の形状をさらに簡単化することができる。
本発明は、前記ワイピング部材の前記接触部分とは反対側の基部は、保持部により保持されていることが望ましい。
本発明の構成によれば、ワイピング部材の接触部分とは反対側の基部は、保持部により保持されている。これにより、ワイピング部材の接触部分が、ノズル面の上部側から下部側にかけて異なる接触状態で接触しても、ワイピング部材は保持部により確実に保持することができる。
上記目的は、本発明にあっては、傾斜して配置されたヘッドのノズル面のノズルから液体を媒体に対して噴射する液体噴射装置におけるワイピング方法であって、ワイピング部材と前記ヘッドとの相対的な移動により、前記ワイピング部材を前記ノズル面に接触して前記ノズル面を払拭する際に、前記ノズル面の下部側から前記ノズル面の上部側に至るにしたがって、前記ノズル面に接触する前記ワイピング部材の接触部分の長さが長くなるように前記ワイピング部材の前記接触部分を前記ノズル面に接触させることを特徴とする液体噴射装置におけるワイピング方法により、達成される。
これにより、ワイピング部材がノズル面に接触して払拭する場合に、ノズル面の下部側に対応するワイピング部材の接触部分は、ノズル面の上部側に対応するワイピング部材の接触部分に比べて進行方向に関して早く進み、言い換えればノズル面の上部側に対応するワイピング部材の接触部分がノズル面の下部側に対応するワイピング部材の接触部分に比べて遅れてノズル面を払拭するようになる。ノズル面に少量の液体がある場合に、ノズル面の液体はノズル面の下部側に対応するワイピング部材の接触部分からノズル面の上部側に対応するワイピング部材の接触部分に向けて液体の流れをコントロールすることができる。
したがって、傾斜したヘッドのノズル面に対するワイピング部材の上部側の干渉量がワイピング部材の下部側の干渉量に比べて大きくなるようにすることで、ノズル面の上側に位置するノズルの乾拭きを防げる。ノズル面の下部側から上部側に至るノズル面の全域にわたって、ワイピング部材はノズル面を乾拭き状態にならないように確実にワイピングすることができる。このために従来発生していたノズル面の磨耗あるいは液体の噴射不良による液体のドット抜け現象を防ぐことができる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の液体噴射装置の好ましい実施形態を示している。
図1に示す液体噴射装置10は、たとえばいわゆるインクジェット式の大判プリンタ(Large−Format Printer)であり、インクジェット式記録装置である。
この液体噴射装置10は、本体部1、支持部2、巻き取り装置3、キャリッジ4、記録ヘッド5、プラテン6、吸着用ファン7、送りローラ8,9、操作パネル10A、そして制御部100を有している。
本体部1の中には、キャリッジ4、プラテン6、送りローラ8,9および吸着用ファン7が収容されている。キャリッジ4は記録ヘッド5を固定している。キャリッジ4および記録ヘッド5は、水平線A−A線に対して傾斜角θだけ傾けて配置されている。この傾斜角θは、たとえば60度である。キャリッジ4は、記録ヘッド5とともに図1の紙面垂直方向、すなわち主走査方向Tに沿って走査が可能である。記録ヘッド5はノズルプレート60を有していて、このノズルプレート60のノズルプレート面61は、プラテン6に対面している。プラテン6は、やはり傾斜角θで傾斜して配置されている。
記録紙Mは、ロール体12となって、本体部1の上に着脱可能に保持されている。ロール体12の記録紙Mは、送りローラ8,9の間を通りプラテン6とノズルプレート面61の間を通りそして巻き取り装置3により巻き取られるようになっている。
記録紙Mは、送りローラ8,9によりE方向に送られて巻き取り装置3により巻き取られる。たとえば送りローラ8はモータ8Aにより回転され、巻き取り装置3はモータ3Aにより回転される。
記録紙Mが記録ヘッド5とプラテン6の間を通過する際に、キャリッジ4が主走査方向Tに沿って走査することで、記録紙Mには、たとえばカラーにより描画もしくは印刷することができる。制御部100は、記録ヘッド5の圧電振動子に駆動電圧を供給してノズルからの液体の液体吐出動作の制御と、モータ8A,3Aの制御を行う。また制御部100は、モータ7Aの制御を行うことにより、吸着用ファン7が回転する。吸着用ファン7が回転することで、記録紙Mをプラテン6に吸着することができる。
図2は、図1に示す液体噴射装置10を示しているが、キャリッジ4と記録ヘッド5が、主走査方向Tに沿って移動して、プラテン6の対面位置から外れてインク吸引装置20に対面した状態を示している。このインク吸引装置20は、液体吸引装置の一例である。インク吸引装置20は、本体部1内に収容されている。このインク吸引装置20は、記録紙Mの描画もしくは印刷領域外にあるホームポジションGに配置されている。
図1と図2に示す記録ヘッド5は、インクジェット式の液体噴射ヘッドの一例であり印刷ヘッドとも呼ぶ。図1と図2に示すキャリッジ4は、ガイドレール4A,4Aにより主走査方向Tに走査することができる。
図2に示すようにホームポジションGにあるインク吸引装置20は、キャッピングシステムまたはキャッピング手段とも呼ぶことができる。ホームポジションGに位置決めされた記録ヘッド5のノズルプレート面61は、インク吸引装置20の本体21に対面する。この本体21は、キャップとも呼ぶことができる。ノズルプレート面61はノズル面の一例である。
図2のインク吸引装置20は、吸引手段400を有しており、記録ヘッド5のノズル開口のインクの乾燥を防止する機能と、吸引ポンプ19からの負圧をノズル開口に作用させてノズル開口からインクを強制的に吸引して排出させる機能を備える。この吸引ポンプ19は、インク吸引装置20を構成する一構成要素である。インクは液体の一例である。
図3に示すようにインク吸引装置20の横には、ワイピング部材700が設けられている。このワイピング部材700は、記録ヘッド5のノズルプレート面61の吸引を行った後に、ノズルプレート面61に接触することで、ノズルプレート面61に付着したインクを払拭する。
図3は、ホームポジションGに配置されているワイピング部材700と、ノズルプレート面61を示している。ワイピング部材700は、ワイパとも呼ぶことができ、保持部600に対して好ましくは着脱可能に保持されている。ワイピング部材700が保持部600に対して、たとえばねじ等を用いて着脱可能に保持されていることにより、ワイピング部材700は必要に応じて交換が可能である。ワイピング部材700は、保持部600によりノズルプレート面61の傾斜状態に対応して傾斜して配置されている。図3に示す保持部600は、図2に示す本体21をも保持している。
図4は、図1に示す液体噴射装置10の電気的な接続例を示している。インクジェット式記録装置10の制御部100は、ローカルプリンタケーブルまたは通信ネットワークを介してホストコンピュータ40のプリンタドライバ41に接続されている。プリンタドライバ41は、インクジェット式記録装置10に対して印刷やクリーニング動作あるいはインク吸引動作を実行させるためのコマンドを送るソフトウェアを搭載している。
図4に示す液体噴射装置10は、制御部100の他に、インク吸引装置20、インクカートリッジ50、記録ヘッド5、キャリッジ4、モータ3A,8A,7Aを含んでいる。
なお、図2において紙面垂直方向は主走査方向Tであり、X方向と同じ方向である。Y方向は図2において左右方向であり水平方向である。Z方向は上下方向である。X方向,Y方向,Z方向は互いに直交している。
図5はノズルプレート面61におけるノズル開口列54の配列例を示している。各ノズル開口列54は、同じ種類のインクもしくは異なる種類のインクを噴射する。異なるインクの種類とは、見かけ上の色の違いにとどまらず、インクの構成成分の種類や比率が異なることを意味する。各ノズル開口列54は、たとえば数10から数1000のノズル55から構成されている。
図5に示すように、各ノズル開口列54は、主走査方向Tに沿って間隔をおいて平行に形成されており、たとえば8列形成されている。各ノズル開口列の長手方向はU方向である。
図6は、1つのインクカートリッジ50に対してインク通路51を介して接続されているリザーバ(共通インク室)56と、複数のノズル55の形状例を示している。これらのノズル55は図4に例示する1つのノズル開口列54を構成している。各ノズル55は、それぞれ圧力室57を介してリザーバ56に接続されている。
判りやすくするために、最も上側に位置するノズルは55Aで示し、最も下側に位置するノズルは55Bで示している。
図7は、図2に示したインク吸引装置20を示している。
図7に示すインク吸引装置20は、本体21、チューブ72、吸引ポンプ19、大気開放口81および廃液タンク99を有している。本体21は、ノズルプレート面61に対面しており、本体21はノズルプレート面61の各ノズルを封止することができるものである。
図8は、図6のインク吸引装置20および記録ヘッド5の構造例をより詳しく説明している。
各インクカートリッジ50は、8つのノズル開口列に対応して接続されているが、たとえば各インクカートリッジ50は記録ヘッド5からは離れた位置に配置されている。したがって、図1に示す液体噴射装置10はいわゆるオフキャリッジ形のインクジェットプリンタである。
図7では、インク吸引装置20の本体21は、ノズルプレート面61から離れた待機状態を示している。これに対して図8は、本体21がノズルプレート面61を封止している状態を示している。
図8に示すように、インク吸引装置20の本体21は、金属あるいはプラスチックにより作られており、底部21Aと4つの側面部21Bを有している。本体21の上部には、開口部21Cが形成されている。この開口部21Cの大きさは、ノズルプレート面61の大きさよりやや小さくなっていて、図8に示すようにノズルプレート面61の全てのノズル55を囲うようにして封止することができる。
吸収材22A,22Bは、本体21の中において積層して配置されている。吸収材22A,22Bは、記録ヘッド5からのインクを吸収できる材質であれば良く、たとえば発泡プラスチックであるポリビニルアルコール(PVA)を原料としたスポンジなどを用いることができる。吸収材は2層でなくても3層以上であっても良いし、1層であっても良い。
図8の本体21は、接続パイプ82を有している。接続パイプ82は、本体21の下部21L側に設けられている。この接続パイプ82は、底部21Aの幅方向(図7における紙面垂直方向)に関してほぼ中心位置において、底部21Aから突出して設けられている。パイプ82は、図8に示すように吸引口92に接続されている。
図8に示すように大気開放口81は、好ましくは吸収材22A,22Bを通じて開口部21C側に達している。接続パイプ82は、チューブ72の一端部に対して着脱可能に接続されている。チューブ72は、たとえばフレキシブルなプラスチック製のチューブを用いることができる。
大気開放口81は、大気開放バルブ605に接続されていて、本体21によるノズルプレート面61の封止解除の際には、この大気開放バルブ605を開けることで、本体21内の負圧を大気圧に戻せる。
チューブ72の他端部は、吸引ポンプ19に接続されている。
吸引手段400は、本体21に対して接続されているのであるが、吸引手段400は、上述したチューブ72、吸引ポンプ19を有している。
図8に示す操作部250は、本体21を、図7に示す離した状態から図8に示すように封止した状態になるようにJ方向に直線往復動作させるような機構部である。操作部250は、たとえば送りねじとモータおよびナットの組み合わせを用いることにより、本体21は、図7に示すようにノズルプレート面61から離したり、図8のようにノズルプレート面61に対して密着して封止することができる。
次に、図9は、図3に示す保持部600、ワイピング部材700および図2に示す本体21を示している。保持部600は、図3に示すようにキャリッジ4および記録ヘッド5に対応して傾斜して配置されている。この保持部600は、ワイピング部材700および本体21を保持している。
ワイピング部材700は図3に示すノズルプレート面61を相対的な移動により払拭するためのものである。保持部600はホームポジションGに配置されており、記録ヘッド5がキャリッジ4とともにホームポジションGに位置決めされると、記録ヘッド5のノズルプレート面と本体21を対面させることができる。また記録ヘッド5のノズルプレート面は、キャリッジ4をたとえば図9に示すT2方向に移動させることにより、ワイピング部材700により払拭することができる。
図10は、図9においてD方向から見た記録ヘッド5とワイピング部材700および保持部600を示している。図11は、ノズルプレート面61側からワイピング部材700とノズルプレート面61を図10のV方向から見た図である。図12と図13は、ワイピング部材700がノズルプレート面61を払拭している状態を別々の角度から見た斜視図である。図14は、ワイピング部材700の形状例を示している。図15は、図14におけるワイピング部材700のA−A線における断面図とB−B線における断面図である。
図9に示すワイピング部材700は、弾性変形可能なゴムやプラスチックなどにより作られている板状の部材である。図10に示すようにワイピング部材700は、保持部600により着脱可能にたとえばねじなどを用いて固定されている。ワイピング部材700は、ノズルプレート面61の傾斜角θに対応して、保持部600に固定されている。
図14に示すようにワイピング部材700は特徴的な形状を有している板状の部材である。図14に示すように、ワイピング部材700は、基部701と接触部分715を有している。基部701は保持部600側に対して固定される部分である。接触部分715は基部701に対して連続して形成されていて、図15に示すように接触部分の先端部717は、好ましくは突出部718を有している。基部701は、保持部600側のホルダ部材603に対してたとえばねじなどにより着脱可能に固定される。
図14に示すように接触部分715は、ノズルプレート面61に対して斜めに形成されている。より詳しく説明すると、接触部分715の先端部717の形成ラインは好ましくは直線状であり、先端部717はノズルプレート面61に対して斜めに形成されている。このために、図10ないし図13に示すように、ノズルプレート面61の下部580から上部590にかけて、先端部717は直線状に斜めに形成されている。このことから、ノズルプレート面61の下部580から上部590に至るにしたがって、ノズルプレート面61に接触するワイピング部材700の接触部分715の長さは、図14と図15に寸法L1と寸法L2で示すように徐々に長くなるように形成されている。言い換えれば、斜めに配置されたヘッドのノズルプレート面61に対するワイピング部材700の上側の干渉量が、ワイピング部材700の下側の干渉量に比べて大きくなるようにワイピング部材700の長さが設定されている。さらに別の言い方をすれば、ワイピング部材700の接触部分715の先端部717がノズルプレート面61に対して平行ではなく斜めになるように配置されている。つまり、ノズルプレート面61の下部580側に対応するワイピング部材700の丈は、ノズルプレート面61の上部590側のワイピング部材700の丈に比べて小さく設定されているのである。
次に、図12と図13を参照しながら、ワイピング部材700によるノズルプレート面61のワイピング方法について説明する。
図3と図9に示すように、キャリッジ4と記録ヘッド5がホームポジションGに位置決めされると、記録ヘッド5のノズルプレート面61は、ノズルプレート面61を封止して図8に示すように、本体21により吸引動作が行われる。これによって、本体21を通じてポンプ19の作動により記録ヘッド5からはインク吸引を行う。
このようにインク吸引を行った後に、本体21は図7に示すようにノズルプレート面61から離れる。そして、図10ないし図13に示すように、記録ヘッド5のノズルプレート面61がワイピング部材700に対して相対的に移動する。
この場合に、たとえば記録ヘッド5が図9のT2方向に移動することにより、ノズルプレート面61はワイピング部材700に対して相対的に移動することにより、ノズルプレート面61はワイピング部材700によりワイピングされる。このようにワイピングされる時に、ノズルプレート面61には少量のインクが付着している。
この状態で、ワイピング部材700がノズルプレート面61をワイピングしていくと、ノズルプレート面61の下部580から上部590にかけて矢印R方向で示すようにインクが上に向かって流れていく。これは、ワイピング部材700の接触部分715が、ノズルプレート面61の下部580に対応する部分に比べて、上部590に対応する部分が長く形成されているために、上部590に対応する接触部分715(715A)が下部580に対応する接触部分715(715B)に比べて遅れるためである。
このようにして、ノズルプレート面61に付着しているインクの流れは、R方向に沿ってコントロールすることができる。このことから、インクがR方向に沿って上昇していくことになり、上部590に対して下部580側からインクを供給しながら、ワイピング部材700がノズルプレート面61をワイピングすることができる。ノズルプレート面61の上側のノズルの乾拭きをすることなくノズルプレート面61をスムーズにワイピングでき、ワイピング部材700とノズルプレート面の磨耗を防ぎ、ノズル内のインクのメニスカスの破壊を防ぐことができる。このことから、ノズルからインクを噴射する場合の噴射不良によるドット抜け現象を防ぐことができる。
次に、図16は、本発明の別の実施形態を示している。
図14に示す実施形態では、ワイピング部材700の接触部分715の先端部717自体が直線状に斜めに形成されている。このため基部701の形成方向はノズルプレート面61と平行である。
これに対して図16の別の実施形態では、ワイピング部材700は、長方形状に形成されている。しかしワイピング部材700は、保持部600に対してある角度θ1だけ傾けて固定されている。このことから、ワイピング部材700の接触部分715の先端部717はノズルプレート面61に対して傾いて配置されることになる。ノズルプレート面61の下部580側における接触部分715の寸法L1は、ノズルプレート面61の上部590に対応する接触部分715の寸法L2に比べて小さく設定されている。このような長方形状のワイピング部材700を用いることにより、ワイピング部材700の形状をより簡単化することができる。図14と図16のいずれの実施形態においても、ノズルプレート面61の縦方向の幅W1に比べて、ワイピング部材700の幅W2は大きく設定されている。
本発明の実施形態では、ワイピング部材がノズル面に接触して払拭する場合に、ノズル面の下部側に対応するワイピング部材の接触部分は、ノズル面の上部側に対応するワイピング部材の接触部分に比べて進行方向に関して早く進み、言い換えればノズル面の上部側に対応するワイピング部材の接触部分がノズル面の下部側に対応するワイピング部材の接触部分に比べて遅れてノズル面を払拭するようになる。ノズル面に少量の液体がある場合に、ノズル面の液体はノズル面の下部側に対応するワイピング部材の接触部分からノズル面の上部側に対応するワイピング部材の接触部分に向けて液体の流れをコントロールすることができる。
したがって、傾斜したヘッドのノズル面に対するワイピング部材の上部側の干渉量がワイピング部材の下部側の干渉量に比べて大きくなるようにすることで、ノズル面の上側に位置するノズルの乾拭きを防げる。ノズル面の下部側から上部側に至るノズル面の全域にわたって、ワイピング部材はノズル面を乾拭き状態にならないように確実にワイピングすることができる。このために従来発生していたノズル面の磨耗あるいは液体の噴射不良による液体のドット抜け現象を防ぐことができる。
本発明におけるワイピング部材の干渉量とは、ノズルプレート面に対してワイピング部材の接触部分が接触して弾性変形する量のことをいう。
本発明の実施形態では、ワイピング部材は、簡単な形状でありながら、ノズル面の全面にわたって乾拭きの無いようにワイピングすることができる。ワイピング部材自体をノズル面に対して斜めに配置することにより、ワイピング部材の形状をさらに簡単化することができる。
ワイピング部材の接触部分が、ノズル面の上部側から下部側にかけて異なる接触状態で接触しても、ワイピング部材は保持部により確実に保持することができる。
メディアMとして紙の例を挙げているがこれに限らず、紙以外の種類の記録媒体であっても勿論構わない。
本発明は、インクジェット式記録装置に限らず、プリンタ等の画像記録装置に用いられる記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等の液体を吐出する液体噴射ヘッドを用いた液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置等にも適用できる。
本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
上記実施形態の各構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせることができる。
本発明の液体噴射装置の好ましい実施形態であるインクジェット式記録装置を示す側面図。 図1のインクジェット式記録装置のホームポジション側の構造を示す図。 ノズルプレート面にワイピング部材が接触している状態を示す図。 インクジェット式記録装置の電気的な接続例を示すブロック図。 ノズルプレート面の形状例およびインクカートリッジを示す図。 ノズル、リザーバおよびインクカートリッジの例を示す図。 インク吸引装置の本体がノズルプレート面から離れた状態を示す図。 図7の本体がノズルプレート面を封止した状態を示す図。 ワイピング部材、本体および保持部を示す斜視図。 ノズルプレート面、ワイピング部材を示す図9のD方向から見た側面図。 図10のV方向から見たノズルプレート面とワイピング部材を示す図。 ノズルプレート面がワイピング部材によりワイピングされている状態を示す斜視図。 ノズルプレート面がワイピング部材によりワイピングされている状態を示す別の角度から見た斜視図。 ワイピング部材の形状例を示すワイピング部材の側面図。 図14におけるワイピング部材のA−A線における断面図およびB−B線における断面図。 本発明の別の実施形態を示す図。
符号の説明
5・・・記録ヘッド、10・・・液体噴射装置、19・・・吸引ポンプ、20・・・インク吸引装置(液体吸引装置の一例)、55・・・ノズル、61・・・ノズルプレート面(ノズル面の一例)、580・・・ノズルプレート面の下部、590・・・ノズルプレート面の上部、700・・・ワイピング部材、715・・・接触部分

Claims (5)

  1. 傾斜して配置されたヘッドのノズル面から液体を媒体に対して噴射する液体噴射装置であって、
    前記ヘッドとの相対的な移動により前記ノズル面に接触して前記ノズル面を払拭するワイピング部材を有し、
    前記ノズル面の下部側から前記ノズル面の上部側に至るにしたがって、前記ノズル面に接触する前記ワイピング部材の接触部分の長さが長くなるように前記ワイピング部材が配置されていることを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記ワイピング部材の前記接触部分の長さは、前記ノズル面の前記下部側から前記上部側に至るにしたがって、増えるように前記ノズル面に対して傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記ワイピング部材の一端部から他端部までの前記接触部分の長さは一定であり、前記ワイピング部材の前記接触部分は前記ノズル面に対して斜めに配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  4. 前記ワイピング部材の前記接触部分とは反対側の基部は、保持部により保持されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の液体噴射装置。
  5. 傾斜して配置されたヘッドのノズル面から液体を媒体に対して噴射する液体噴射装置におけるワイピング方法であって、
    ワイピング部材と前記ヘッドとの相対的な移動により、前記ワイピング部材を前記ノズル面に接触して前記ノズル面を払拭する際に、前記ノズル面の下部側から前記ノズル面の上部側に至るにしたがって、前記ノズル面に接触する前記ワイピング部材の接触部分の長さが長くなるように前記ワイピング部材の前記接触部分を前記ノズル面に接触させることを特徴とする液体噴射装置におけるワイピング方法。
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