JP4609101B2 - 液体噴射装置および液体噴射装置のクリーニング方法 - Google Patents

液体噴射装置および液体噴射装置のクリーニング方法 Download PDF

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Description

本発明は、液体を噴射する液体噴射装置および液体噴射装置のクリーニング方法に関する。
ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射装置の一例として、インクジェット式記録装置がある。インクジェット式記録装置は、記録ヘッドのノズルから記録媒体に対して微小なインク滴を吐出させて、所望の文字や図形等の画像を記録する。
このインクジェット式記録装置は例えば、記録動作時において、記録ヘッドが記録媒体と近接するために、インク滴が記録媒体と衝突した際に発生するインクの飛び散りが記録ヘッドのノズルプレート面に跳ね返りノズルプレート面を汚染し、ノズルの目詰まりを生じることがある。
また、記録ヘッド中のインク粘度が増加することによって、ノズルの目詰まりが生じる場合もある。
このため、記録ヘッドのノズルの目詰まりを予防あるいは回復するために、非印字動作中にノズル開口よりインクを吸引して目詰まりをしたインクを排出する吸引動作が行われる。
この吸引動作の後にノズルプレート面にインクが残留することがある。このようなノズルプレート面のインクの残留は、記録媒体の繊維や塵埃の付着を招き、ノズルの目詰まりの原因となったり、インクの吐出不良や吐出時のインク滴の飛行曲がり等の悪影響を及ぼすことがあった。
このため、吸引動作終了後に、ノズルプレート面のインクをワイパーによって拭き取って除去する(払拭する)ワイピングが行われる。
このワイピングにおけるワイパーのノズルプレート面に対する干渉量(以下、干渉量と呼ぶ)は、拭き取り効率を確保し、また、ワイパーとの摩擦によるノズルプレート面へのダメージを低減するために、適切な数値に設定する必要がある。
これに対して、クリーニング時に、上述の干渉量が適切な状態であるか否かを判断し、適切な状態でない場合には、干渉量を変更する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平11−115275号公報(図7等)
ところが、例えば、干渉量を大きくすると、ノズルプレート面に付着して増粘インクなどを、引き伸ばして確実に除去することが可能であるという効果があり、干渉量を小さくすると、ノズルプレート面へのダメージを最小限に抑止しつつ、メニスカスを整えることができるとういう効果がある。それにもかかわらず、干渉量を一様に決めてしまうと、異なる干渉量による異なる効果を享受することができない場合があるという問題がある。
同様に、ワイピング時の、ノズルプレート面とワイパーとの相対速度(以下、拭き取り速度と呼ぶ)についても、適切な拭き取り速度を一様に決めると、異なる拭き取り速度による異なる効果を享受することができない場合があるという問題がある。
そこで本発明は上記問題を解消し、ワイピングにおける複数の種類の干渉量及び複数の種類の拭き取り速度の少なくとも一方について、それぞれの効果を享受することができる液体噴射装置および液体噴射装置のクリーニング方法を提供することを目的としている。
上記目的は、本発明にあっては、ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドのノズル開口から前記液体を排出して前記液体噴射ヘッドをクリーニングするクリーニング手段と、前記クリーニングの後に、前記ノズル開口が設けられたノズル開口形成面を払拭するワイピング部材と、前記ワイピング部材が前記ノズル開口形成面を払拭するときの、前記ノズル開口形成面に対して垂直方向の干渉量を調整する干渉量調整手段と、を有する液体噴射装置であって、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との干渉量を、前記クリーニングの都度変更する干渉量変更手段と、を有することを特徴とする液体噴射装置により、達成される。
上述のように、例えば、干渉量を大きくすると、ノズルプレート面に付着した増粘インクなどを、引き伸ばして確実に除去することが可能であるという効果があり、干渉量を小さくすると、ノズルプレート面へのダメージを最小限に抑止しつつ、メニスカスを整えることができるとうい効果がある。すなわち、異なる干渉量によって、異なる有効な効果が発生する。
この点、前記液体噴射装置は、前記干渉量変更手段によって、前記干渉量を、前記クリーニングの都度変更することができるから、ワイピングにおける複数の種類の干渉量について、それぞれの効果を享受することができる。
この場合、好ましくは、前記干渉量変更手段は、前記干渉量を、前回の前記クリーニングにおける前記干渉量を基準として、予め設定した設定値において変更する構成となっている。
上記目的は、本発明にあっては、ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドのノズル開口から前記液体を排出して前記液体噴射ヘッドをクリーニングするクリーニング手段と、前記クリーニングの後に、前記ノズル開口が設けられたノズル開口形成面を払拭するワイピング部材と、を有する液体噴射装置であって、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との相対速度を、前記クリーニングの都度変更する相対速度変更手段と、を有することを特徴とする液体噴射装置により、達成される。
例えば、前記相対速度(以後、拭き取り速度とも呼ぶ)を早くすると、前記ノズル開口のメニスカスを整えることができるという効果があり、前記相対速度を遅くすると、前記ノズル開口形成面に付着した固化物を溶解することができるという効果がある。
この点、前記液体噴射装置は、前記相対速度変更手段によって、前記前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との相対速度を、前記クリーニングの都度変更することができるから、ワイピングにおける複数の種類の拭き取り速度について、それぞれの効果を享受することができる。
この場合、好ましくは、前記相対速度変更手段は、前記相対速度を、前回の前記クリーニングにおける前記相対速度を基準として、予め設定した設定値において変更する構成となっている。
上記目的は、本発明にあっては、ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドのノズル開口から前記液体を排出して前記液体噴射ヘッドをクリーニングするクリーニング手段と、 前記クリーニングの後に、前記ノズル開口が設けられたノズル開口形成面を払拭するワイピング部材と、前記ワイピング部材が前記ノズル開口形成面を払拭するときの、前記ノズル開口形成面に対して垂直方向の干渉量を調整する干渉量調整手段と、を有する液体噴射装置が、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との干渉量を、前回の前記クリーニングにおける前記干渉量を基準として、予め設定した設定値において変更する干渉量変更ステップと、前記液体噴射装置が、前記干渉量変更ステップにおいて変更された前記干渉量によって、前記ワイピング部材による前記ノズル開口形成面の払拭を行うワイピングステップと、を有することを特徴とする液体噴射装置のクリーニング方法によって達成される。
上記目的は、本発明にあっては、ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドのノズル開口から前記液体を排出して前記液体噴射ヘッドをクリーニングするクリーニング手段と、 前記クリーニングの後に、前記ノズル開口が設けられたノズル開口形成面を払拭するワイピング部材と、を有する液体噴射装置が、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との相対速度を、前回の前記クリーニングにおける前記相対速度を基準として、予め設定した設定値において変更する相対速度変更ステップと、前記液体噴射装置が、前記相対速度変更ステップにおいて変更された前記相対速度によって、前記ワイピング部材による前記ノズル開口形成面の払拭を行うワイピングステップと、を有することを特徴とする液体噴射装置のクリーニング方法によって達成される。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の液体噴射装置の実施形態であるインクジェット式記録装置10を示す概略図である。
図1に示すインクジェット式記録装置10は、インクジェットプリンタとも呼んでいる。インクジェット式記録装置10は、本体部1を有している。この本体部1は、ガイドレール17、プラテン12、キャリッジ14、インク吸引装置20、記録ヘッド30を備えている。記録ヘッド30は、液体を噴射する液体噴射ヘッドの一例であり、印刷ヘッドとも言う。プラテン12は、ターゲットの一例である用紙29を案内する案内部材の一例である。
図1に示すインクジェット式記録装置10は、いわゆるオンキャリッジ型の記録装置であり、キャリッジ14の上部には、複数のインクカートリッジ2,3,4及び5が着脱可能に装着されている。インクカートリッジ2等には、液体の一例であるインクが格納されている。キャリッジ14の下部には、記録ヘッド30が設けられている。記録ヘッド30が、用紙29に対面するノズルプレート面30aには、インクを噴射(以後、吐出とも呼ぶ)するためのノズル開口31(図2参照)が設けられている。上述のノズルプレート面30aは、ノズル開口形成面の一例である。
キャリッジ14は、ベルト15を介してモータ16に接続されている。モータ16が作動することによって、キャリッジ14はガイドレール17に沿ってプラテン12の軸方向である主走査方向Tに往復走行する。記録ヘッド30からインクを吐出しつつ、キャリッジ14が主走査方向Tに往復走行することで、用紙29上に画像が記録される。
ガイドレール17の一方の端部には、ホームポジション18が位置している。このホームポジション18は、キャリッジの走行経路の末端にある非印刷領域である。このホームポジション18には、本体部1の上にインク吸引装置20が配置されている。このインク吸引装置20は、キャッピングシステムもしくはキャッピング手段とも呼んでいる。図1のキャリッジ14に配置された記録ヘッド30は、矢印T1方向に沿ってホームポジション18に移動することで、インク吸引装置20のキャップ本体21に対面する。そして、キャップ本体21は、記録ヘッド30のノズルプレート面30aに密着する。
インク吸引装置20は、記録ヘッド30に密着した状態で、記録ヘッド30のノズル開口のインクの乾燥を防止する機能と、吸引ポンプ19からの負圧をノズル開口に作用させてノズル開口からインクを強制的に吸引して排出させる機能を備える。すなわち、インク吸引装置20は、記録ヘッド30のノズル開口からインクを吸引することによって記録ヘッド30のクリーニングを行うクリーニング手段の一例である。インクの吸引は、インクの排出の一例である。なお、クリーニングを、CLとも呼ぶ。
吸引ポンプ19は、インク吸引装置20を構成する一構成要素である。
この他に、インク吸引装置20の横には、ワイパー23が設けられている。このワイパー23はワイピング部材の一例であり、上述のクリーニングの後に必要に応じて記録ヘッド30のノズルプレート面30aのインクを払拭する。なお、ワイパー23によるノズルプレート面30aの払拭をワイピングとも呼ぶ。
なお、本実施の形態とは異なり、記録ヘッド30から印字動作とは関係なくインクを吐出するフラッシング動作を実施し、その後、ワイパー23によってノズルプレート面30aを払拭するようにしてもよい。この場合、記録ヘッド30がクリーニング手段の一例である。
図2は、記録ヘッド30等を示す概略図である。
記録ヘッド30は例えば、インク吸引装置20によるクリーニングの後に、矢印T2方向に移動することによって、ワイパー23と相対的な移動を行うことができる。この際に、ワイパー23の先端部23aは、ノズル開口31が設けられたノズルプレート面30aに残存しているインクを払拭することができる。
なお、矢印T2方向は、図1の矢印T1と反対方向である。
図2に示すように、記録ヘッド30には、記録ヘッド昇降装置32が配置されている。記録ヘッド昇降装置32は、図1のプラテン12と記録ヘッド30との距離を調整するための機構である。記録ヘッド昇降装置32は、特開平11−115275に示されているように、カムと偏心軸を含む構成によって、記録ヘッド30を昇降させることができるようになっている。
記録ヘッド昇降装置32によって、プラテン12と記録ヘッド30との距離を調整することによって、用紙29が厚みが異なる別の用紙に切り替えられた場合でも、その切り替え後の用紙の表面と記録ヘッド30のノズルプレート面30aとの距離を例えば、2ミリメートル(mm)という、適切な距離にすることができる。
インクジェット式記録装置10は、記録ヘッド昇降装置32を、以下に説明するように、ワイパー23と記録ヘッド30との距離を調整し、ワイパー23のノズルプレート面30aに対する垂直方向の干渉量を調整するためにも使用する。すなわち、記録ヘッド昇降装置32は、干渉量調整手段の一例である。
図3は、記録ヘッド30とワイパー23との位置関係等を示す概略図である。
図3(a)は、ワイパー23が、ノズルプレート面30aを払拭していない状態を示す図である。このとき、ワイパー23の高さはD1である。
図3(b)は、ワイパー23が、ノズルプレート面30aを払拭している状態を示す図である。このとき、ワイパー23は弾性変形しており、高さはD2である。
ここで、高さD1とD2との差分G1(図3(a)参照)を、ワイパー23のノズルプレート面30aに対する干渉量G1と呼ぶ。なお、差分G1を単に、干渉量G1とも呼ぶ。干渉量G1は、ワイパー23がノズルプレート面30aを払拭するときの、ノズルプレート面30aに対する垂直方向の干渉量の一例である。
なお、図1の実施形態では、複数のインクカートリッジ2等が、キャリッジ14の上に直接搭載されているが、これに限らずインクカートリッジ2等がキャリッジ14とは別の位置に搭載されている、いわゆるオフキャリッジ型のインクジェット式記録装置を採用しても勿論構わない。
図4は、インクジェット式記録装置10の電気的な接続例を示す概略図である。
インクジェット式記録装置10の制御装置7は、ローカルプリンタケーブルまたは通信ネットワークを介してホストコンピュータ80のプリンタドライバ81に接続されている。プリンタドライバ81は、インクジェット式記録装置10に対して印刷やクリーニング動作あるいはインク吸引動作を実行させるためのコマンドを送るソフトウェアを搭載している。
図4に示すインクジェット式記録装置10は、制御装置7の他に、インク吸引装置20、インクカートリッジ2,3,4及び5、記録ヘッド30、キャリッジ駆動装置25等を含んでいる。キャリッジ駆動装置25は、図1のモータ16である。
インクジェット式記録装置10はまた、記録ヘッド昇降装置32を含んでいる。
図4に示すように、制御装置7は、各種情報を記憶する記憶部72、クリーニング及びワイピングを制御するCL制御部74を含む。記憶部72は、ワイピングの回数を示すワイピングカウンタWを記憶しており、例えば、1回目のワイピングをワイピングカウンタW=1として記憶し、2回目のワイピングをワイピングカウンタW=2として記憶し、3回目のワイピングをワイピングカウンタW=3として記憶する。記憶部72は、ワイピングカウンタW=3の次のワイピングは、ワイピングカウンタW=1として記憶する。すなわち、ワイピングカウンタWは、1から始まり、3までいくと、再び1に戻る。
記憶部72は、また、ワイピングの回数に対応する拭き取り速度Vを変更するための拭き取り速度カウンタYを記憶している。拭き取り速度カウンタYは、上述のワイピングカウンタWと同様に、1から始まり、3までいくと、再び1に戻る。
記憶部72は、それぞれのワイパカウンタW、拭き取り速度カウンタYに対応して、予め規定された干渉量G1及び拭き取り速度Vを記憶している。
CL制御部74は、干渉量G1を、クリーニングの都度変更するようになっている。具体的には、CL制御部74は、前回のクリーニングにおける干渉量G1を基準として、予め設定した設定値において変更するようになっている。すなわち、CL制御部74は、干渉量変更手段の一例である。前回のクリーニングにおける干渉量G1は、ワイパカウンタWによって規定される。
また、CL制御部74は、拭き取り速度Vを、クリーニングの都度変更するようになっている。具体的には、CL制御部74は、前回のクリーニングにおける拭き取り速度Vを基準として、予め設定した設定値において変更するようになっている。すなわち、CL制御部74は、拭き取り速度変更手段の一例でもある。前回のクリーニングにおける拭き取り速度Vは、拭き取り速度カウンタカウンタYによって規定される。
図5は、干渉量G1と拭き取り速度Vの一例を示す図である。
図5に示すように、干渉量G1の大は、干渉量G1が例えば、1.5ミリメートル(mm)であることを意味する。そして、干渉量G1の中は、干渉量G1が例えば、1.0ミリメートル(mm)であることを意味する。干渉量G1の小は、干渉量G1が例えば、0.5ミリメートル(mm)であることを意味する。上述の、干渉量G1の大、中、小の各値は、干渉量G1についての、予め設定した設定値の一例である。
また、拭き取り速度Vの速は例えば、毎秒120ミリメートル(mm/s)であることを意味する。そして、拭き取り速度Vの中は例えば、毎秒100ミリメートル(mm/s)であることを意味する。そして、拭き取り速度Vの遅は例えば、毎秒80ミリメートル(mm/s)であることを意味する。上述の、拭き取り速度Vの速、中、遅の各値は、拭き取り速度についての、予め設定した設定値の一例である。
上述の、干渉量G1及び拭き取り速度Vをワイピングパラメータと呼ぶ。
ワイピングパラメータは、記録ヘッド30のノズルメニスカスを破壊せず、印字不良を生じさせることのない範囲において設定されている。
図5に示すように、干渉量G1が大であって拭き取り速度Vが速の組合せによるワイピングによれば、ノズルプレート面30aの固化インクを掻き取ることができ、ノズル開口31のノズルメニスカスを整える効果が大きい。この組合せは、長期間放置された後ではなくて、通常のクリーニングに使用する。
次に、干渉量G1が大であって拭き取り速度Vが遅の組合せによるワイピングによれば、長期放置等でノズル開口31から滲み出たインクを確実に引き伸ばして除去することができる。この組合せは、長期放置後のクリーニングに使用する。なお、この組み合わせによっても、ノズルメニスカスを整えることができるが、上述の干渉量G1が大であって、拭き取り速度Vの場合に比較すると、その効果が小さい。
なお、長期放置後とは、例えば、前回のクリーニングから3か月間経過した後を意味する。
次に、干渉量G1が小であって拭き取り速度Vが速の組合せによるワイピングによれば、ノズルプレート面30aへの摩擦によるダメージを最小限に抑えることができ、ノズル開口31のノズルメニスカスを整えることができる。この組合せは、長期間放置された後ではなくて、クリーニングにおける仕上げのワイピングに使用する。
そして、干渉量G1が小であって拭き取り速度Vが遅の組合せによるワイピングによれば、ノズルプレート面30aを均一に濡らすことができる。また、ノズルプレート面30aの固化物を溶解することができる。さらに、ワイパー23が払拭を終えて撓みが戻るときのインク飛散を抑止することができる。この組合せは、長期放置後のクリーニングに使用する。
干渉量G1の中、及び/又は、拭き取り速度Vの中を含む組み合わせは、上述の組み合わせの中間的な性質を有する。
なお、本実施の形態とは異なり、ワイパカウンタW、拭き取り速度カウンタYは、1及び2までカウントするものとし、例えば、ワイパカウンタW=2の次は、ワイパカウンタW=1に戻るようにしてもよい。この場合、干渉量G1は大及び小のみ、拭き取り速度Vは速及び遅のみとする。
インクジェット式記録装置10は、以上のように構成されているが、以下、インクジェット式記録装置10の動作例を説明する。
図6乃至図8は、インクジェット式記録装置10の動作例を示す概略フローチャートである。詳細には、図6は、クリーニングに先立って行う干渉量G1変更フローを示す図である。図7は、クリーニングに先立って行う拭き取り速度V変更フローを示す図である。そして、図8は、クリーニングフローを示す図である。
まず、インクジェット式記録装置10がホストコンピュータ80(図4参照)からクリーニングの指示を受信すると、CL制御部74は、記憶部72のワイパカウンタWを確認する(図6のステップST101)。
ステップST101において、CL制御部74が、ワイパカウンタWが3であると判断すると、ワイパカウンタWを1に設定し(ステップST102)、干渉量G1を中に設定する(ステップST103)。
また、ステップST101において、CL制御部74が、ワイパカウンタWが1であると判断すると、ワイパカウンタWを2に設定し(ステップST102A)、干渉量G1を大に設定する(ステップST103A)。
また、ステップST101において、CL制御部74が、ワイパカウンタWが2であると判断すると、ワイパカウンタWを3に設定し(ステップST102B)、干渉量G1を小に設定する(ステップST103B)。
上述のステップST103、ST103A及びST103Bは、干渉量変更ステップの一例である。
CL制御部74は、上述のステップST101以下の各ステップと並行して、記憶部72の拭き取り速度カウンタYを確認する(図7のステップST201)。
ステップST201において、CL制御部74が、拭き取り速度カウンタYが3であると判断すると、拭き取り速度カウンタYを1に設定し(ステップST202)、拭き取り速度Vを中に設定する(ステップST203)。
また、ステップST201において、CL制御部74が、拭き取り速度カウンタYが1であると判断すると、拭き取り速度カウンタYを2に設定し(ステップST202A)、拭き取り速度Vを速に設定する(ステップST203A)。
また、ステップST201において、CL制御部74が、拭き取り速度カウンタWが2であると判断すると、拭き取り速度カウンタWを3に設定し(ステップST202B)、拭き取り速度Vを遅に設定する(ステップST203B)。
上述のステップST203、ST203A及びST203Bは、相対速度変更ステップの一例である。
なお、本実施の形態とは異なり、干渉量G1の設定と拭き取り速度Vの設定は、いずれか一方が終了した後に、他方を実施するようにしてもよい。
また、本実施の形態では干渉量G1と拭き取り速度Vの両方の設定を変更したが、本実施の形態とは異なり、いずれか一方のみを変更するようにしてもよい。
干渉量G1及び拭き取り速度Vの設定が完了すると、CL制御部74は、クリーニングを実施する。クリーニングの概略を、図8を使用して説明する。
まず、CL制御部74は、上述のステップST103、ST103A又はST103B(図6参照)において設定した干渉量G1に合致するように、記録ヘッド昇降装置32によって、記録ヘッド30の高さを変更する(図8のステップST301)。
続いて、CL制御部74は、キャップ本体21を閉鎖する(ステップST302)
続いて、CL制御部74は、吸引ポンプ19を駆動し、インクを吸引する(ステップST303)。
続いて、CL制御部74は、負圧解除時間の経過を待つ(ステップST304)。キャップ本体21の内部は、インク吸引の影響で負圧になっており、すぐにキャップ本体21を開放すると、負圧変動によって、ノズル開口31のメニスカスが破壊される。このため、負圧が小さくなり、大気圧になるまで待機するのである。
続いて、CL制御部74は、キャップ本体21を開放し(ステップST305)、キャップ本体21内のインクを排出する(ステップST306)。
続いて、CL制御部74は、上述のステップST203、ST203A又はST203B(図7参照)において設定した拭き取り速度Vにおいて、ワイピングを行う(ステップST307)。
上述のステップST301乃至ステップST306は、クリーニングステップの一例である。そして、ステップST307は、ワイピングステップの一例である。
なお、本実施の形態とは異なり、クリーニングの後のワイピングは、複数回実施してもよい。
以上で説明したクリーニングは、インク吸引量の異なる複数種類のクリーニングモードによって行われる。例えば、インク吸引を0.5グラム(g)行うCL1というモード、インク吸引を1.5グラム(g)行うCL2というモード、インク吸引を3.0グラム(g)行うCL3というモードがある。CL1によって記録ヘッド30のノズル開口31の目詰まりが解消しなかったときは、次のクリーニングではCL2によって行い、さらにノズル開口31の目詰まりが解消しなかった場合には、CL3によって行う。しかし、CL1でノズル開国31の目詰まりを解消することができたときは、次のクリーニングもまた、CL1によって行う。
ここで、ワイピングカウンタWは、W=1,2,3を繰り返すので、CL1,CL2,CL3とは一致するとは限らない。例えば、ワイピングウンタW=1とCL1が一致し、ワイピングカウンタW=2とCL2が一致し、ワイピングカウンタW=3とCL3が一致するようにすると、例えば、CL3よるクリーニングはCL1及びCL2によって吐出能力が回復しなかった場合にのみ実施されるので、ワイピングカウンタW=3に対応する干渉量G1が小のワイピングが行われる頻度が少なくなり、複数種類の干渉量G1の効果を享受しにくくなる。そのため、ワイピングカウンタWは、クリーニングモードとは一致せずに、繰り返すようになっている。つまり、干渉量G1は、クリーニングの都度変更されることになる。このため、例えば、CL1によるクリーニングが複数回連続した場合には、CL1による干渉量G1はその都度異なる。これにより、複数の干渉量G1のうち、いずれの干渉量G1の効果も、本実施の形態においては3回に1度は必ず享受される。また、インクジェット式記録装置10の電源を切った場合にも、ワイピングカウンタWの値を保持するのが望ましい。
以上のことは、拭き取り速度カウンタYについても同様である。
上述のように、例えば、干渉量G1を大きくすると、ノズルプレート面30a(図2参照)に付着した増粘インクなどを、引き伸ばして確実に除去することが可能であるという効果があり、干渉量G1を小さくすると、ノズルプレート面30aへのダメージを最小限に抑止しつつ、メニスカスを整える効果が大きい。すなわち、異なる干渉量G1によって、異なる有効な効果が発生する。
この点、インクジェット式記録装置10は、干渉量G1を、前回のクリーニングにおける干渉量G1を基準として、予め設定した設定値において変更することができるから、ワイピングにおける複数の種類の干渉量G1について、それぞれの効果を享受することができる。
ここで、記録ヘッド昇降装置32(図4参照)は、本来、様々な厚さの用紙29に対応するために、インクジェット式記録装置10に具備されている機構である。インクジェット式記録装置10は、記録ヘッド昇降装置32を制御することによって、干渉量G1を、変更することができる。
なお、本実施の形態とは異なり、ワイパー23を昇降可能にするなどの手段を用いてもよい。
また、例えば、拭き取り速度Vを早くすると、ノズル開口31のメニスカスを整えることができるという効果があり、拭き取り速度Vを遅くすると、ノズルプレート面30aに付着した固化物を溶解することができるという効果がある。
この点、インクジェット式記録装置10は、拭き取り速度Vを、前回のクリーニングにおける拭き取り速度Vを基準として、予め設定した設定値において変更することができるから、ワイピングにおける複数の種類の拭き取り速度Vについて、それぞれの効果を享受することができる。
以上で説明したように、インクジェット式記録装置10は、クリーニングの度に、干渉量G1及び拭き取り速度Vを含むワイピングパラメータを変更することによって、複数種類の干渉量G1及び複数種類の拭き取り速度Vによる効果を、例えば、3回のクリーニングを行うことによって、すべて享受することができるようになっている。
本発明は、インクジェット式記録装置としての上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。さらに、上述の各実施形態は、相互に組み合わせて構成するようにしても良い。また、本発明は、インクジェット式記録装置に限らず、プリンタ等の画像記録装置に用いられる記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等の液体を吐出する液体噴射ヘッドを用いた液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置等にも適用できる。
インクジェット式記録装置を示す概略図である。 記録ヘッド等を示す概略図である。 記録ヘッドとワイパーとの位置関係等を示す概略図である。 インクジェット式記録装置の電気的な接続例を示す概略図である。 干渉量と拭き取り速度を示す図である。 インクジェット式記録装置の動作例を示す概略フローチャートである。 インクジェット式記録装置の動作例を示す概略フローチャートである。 インクジェット式記録装置の動作例を示す概略フローチャートである。
符号の説明
10・・・インクジェット式記録装置、20・・・インク吸引装置、23・・・ワイパー、30・・・記録ヘッド、32・・・記録ヘッド昇降装置、72・・・記憶部、74・・・CL制御部

Claims (6)

  1. ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドのノズル開口から前記液体を排出して前記液体噴射ヘッドをクリーニングするクリーニング手段と、
    前記クリーニングの後に、前記ノズル開口が設けられたノズル開口形成面を払拭するワイピング部材と、
    前記ワイピング部材が前記ノズル開口形成面を払拭するときの、前記ノズル開口形成面に対して垂直方向の干渉量を調整する干渉量調整手段と、
    を有する液体噴射装置であって、
    前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との干渉量を、前記クリーニングの都度変更する干渉量変更手段と、
    を有することを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記干渉量変更手段は、前記干渉量を、前回の前記クリーニングにおける前記干渉量を基準として、予め設定した設定値において変更する構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドのノズル開口から前記液体を排出して前記液体噴射ヘッドをクリーニングするクリーニング手段と、
    前記クリーニングの後に、前記ノズル開口が設けられたノズル開口形成面を払拭するワイピング部材と、
    を有する液体噴射装置であって、
    前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との相対速度を、前記クリーニングの都度変更する相対速度変更手段と、
    を有することを特徴とする液体噴射装置。
  4. 前記相対速度変更手段は、前記相対速度を、前回の前記クリーニングにおける前記相対速度を基準として、予め設定した設定値において変更する構成となっていることを特徴とする請求項3に記載の液体噴射装置。
  5. ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドのノズル開口から前記液体を排出して前記液体噴射ヘッドをクリーニングするクリーニング手段と、 前記クリーニングの後に、前記ノズル開口が設けられたノズル開口形成面を払拭するワイピング部材と、前記ワイピング部材が前記ノズル開口形成面を払拭するときの、前記ノズル開口形成面に対して垂直方向の干渉量を調整する干渉量調整手段と、を有する液体噴射装置が、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との干渉量を、前回の前記クリーニングにおける前記干渉量を基準として、予め設定した設定値において変更する干渉量変更ステップと、
    前記液体噴射装置が、前記干渉量変更ステップにおいて変更された前記干渉量によって、前記ワイピング部材による前記ノズル開口形成面の払拭を行うワイピングステップと、
    を有することを特徴とする液体噴射装置のクリーニング方法。
  6. ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドのノズル開口から前記液体を排出して前記液体噴射ヘッドをクリーニングするクリーニング手段と、 前記クリーニングの後に、前記ノズル開口が設けられたノズル開口形成面を払拭するワイピング部材と、を有する液体噴射装置が、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との相対速度を、前回の前記クリーニングにおける前記相対速度を基準として、予め設定した設定値において変更する相対速度変更ステップと、
    前記液体噴射装置が、前記相対速度変更ステップにおいて変更された前記相対速度によって、前記ワイピング部材による前記ノズル開口形成面の払拭を行うワイピングステップと、
    を有することを特徴とする液体噴射装置のクリーニング方法。
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