JP2006224359A - 液体噴射装置および液体噴射装置の吐出能力回復方法 - Google Patents

液体噴射装置および液体噴射装置の吐出能力回復方法 Download PDF

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Abstract

【課題】クリーニングが成功しない場合に、失敗するクリーニングを繰り返すことを回避することができる液体噴射装置等を提供すること。
【解決手段】ターゲット29に対して液体を噴射する液体噴射ヘッド30と、液体噴射ヘッド30のノズル開口31から液体を排出して液体噴射ヘッド30をクリーニングするクリーニング手段と、クリーニングの後に、ノズル開口31が設けられたノズル開口形成面30aを払拭するワイピング部材23と、を有する液体噴射装置10であって、予め規定した基準時間において、複数回のクリーニングが実施された場合に、ノズル開口形成面30aとワイピング部材23の干渉量、ノズル開口形成面30aとワイピング部材23との相対速度、ワイピング部材23によるノズル開口形成面30aの払拭の回数を変更することを特徴とするワイピング条件変更手段と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、液体を噴射する液体噴射装置および液体噴射装置の吐出能力回復方法に関する。
ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射装置の一例として、インクジェット式記録装置がある。インクジェット式記録装置は、記録ヘッドのノズルから記録媒体に対して微小なインク滴を吐出させて、所望の文字や図形等の画像を記録する。
このインクジェット式記録装置は例えば、記録動作時において、記録ヘッドが記録媒体と近接するために、インク滴が記録媒体と衝突した際に発生するインクの飛び散りが記録ヘッドのノズルプレート面に跳ね返りノズルプレート面を汚染し、ノズルの目詰まりを生じることがある。
また、記録ヘッド中のインク粘度が増加することによって、ノズルの目詰まりが生じる場合もある。
このため、記録ヘッドのノズルの目詰まりを回復するために、非印字動作中にノズル開口よりインクを吸引してインクを排出する吸引動作が行われる。この吸引動作の後にノズルプレート面にインクが残留すると、記録媒体の繊維や塵埃の付着を招き、ノズルの目詰まりの原因となったり、インクの吐出不良や吐出時のインク滴の飛行曲がり等の悪影響を及ぼすことがある。このため、吸引動作終了後に、ノズルプレート面のインクをワイパーによって拭き取って除去する(払拭する)ワイピングを行うことによって、これらの問題を防止している。これら一連の回復動作によって、ノズルの目詰まりを回復するようになっている。
しかし、例えば、インクジェット式記録装置が長時間放置された後には、インクが増粘しており、それに対応した回復動作を実施しなければ、ノズルの目詰まりを回復することができない場合がある。
これに対して、インクジェット式記録装置の休止時間に応じて、吸引動作の回数、ワイピング動作の回数、ワイピングの速度、吸引動作におけるインクの吸引量等を制御する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2001−219567号公報(図6等)
ところが、従来技術のように吸引動作の回数や、ワイピング動作の回数を制御しても、ワイピングにおけるワイパーと記録ヘッドとの干渉量(以下、干渉量と呼ぶ)が不適切であると、ノズルの目詰まりを回復できない場合があり、失敗する回復動作を繰り返す結果として、インクを無駄に消費してしまう場合があるという問題がある。
そこで本発明は上記問題を解消し、回復動作が成功しない場合に、失敗する回復動作を繰り返すことを回避することができる液体噴射装置および液体噴射装置の吐出能力回復方法を提供することを目的としている。
上記目的は、本発明にあっては、ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドのノズル開口から前記液体を排出して前記液体噴射ヘッドをクリーニングするクリーニング手段と、前記クリーニングの後に、前記ノズル開口が設けられたノズル開口形成面を、前記ノズル開口形成面に対して垂直方向に干渉して払拭するワイピング部材と、を有する液体噴射装置であって、予め規定した基準時間において、複数回の前記クリーニングが実施される場合に、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材の干渉量、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との相対速度、前記ワイピング部材による前記ノズル開口形成面の払拭の回数を変更することを特徴とするワイピング条件変更手段と、を有することを特徴とする液体噴射装置により、達成される。
このような構成によれば、前記液体噴射装置は、前記ワイピング条件変更手段によって、前記基準時間において複数回の前記クリーニングが実施されると判断した場合には、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材の干渉量、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との相対速度、及び、前記ワイピング部材による前記ノズル開口形成面の払拭の回数を変更することができる。
ここで、前記基準時間において複数回の前記クリーニングが実施されるということは、前記ノズル開口の目詰まりが解消していないからであり、その原因の一つとして、前記干渉量が不適切であることが考えられる。このため、前記干渉量を前回のままに維持して、前記クリーニングを繰り返しても、前記ノズル開口の目詰まりは解消するとは限らず、前記液体を無駄に消費してしまう。
この点、前記液体噴射装置は、前記基準時間に複数回の前記クリーニングが実施されると判断した場合には、前記相対速度、前記払拭の回数のみならず、前記干渉量を変更することができるから、回復動作が成功しない場合に、失敗する回復動作を繰り返すことを回避することができる
この場合、好ましくは、前記ワイピング部材と前記ノズル開口形成面との干渉量を調整する干渉量調整手段を有し、前記ワイピング条件変更条件によって変更された前記干渉量への調整を、前記干渉量調整手段によって行う構成となっている。
上記目的は、本発明にあっては、ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドのノズル開口から前記液体を排出して前記液体噴射ヘッドをクリーニングするクリーニング手段と、 前記クリーニングの後に、前記ノズル開口が設けられたノズル開口形成面を、前記ノズル開口形成面に対して垂直方向に干渉して払拭するワイピング部材と、を有する液体噴射装置が、予め規定した基準時間において、複数回の前記クリーニングが実施されるか否かを判断するクリーニング回数判断ステップと、前記液体噴射装置が、前記クリーニング回数判断ステップにおいて、前記基準時間において複数回の前記クリーニングが実施されると判断した場合には、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材の干渉量、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との相対速度、前記ワイピング部材による前記ノズル開口形成面の払拭の回数を変更することを特徴とするワイピング条件変更ステップと、を有することを特徴とする液体噴射装置の吐出能力回復方法によって達成される。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の液体噴射装置の実施形態であるインクジェット式記録装置10を示す概略図である。
図1に示すインクジェット式記録装置10は、インクジェットプリンタとも呼んでいる。インクジェット式記録装置10は、本体部1を有している。この本体部1は、ガイドレール17、プラテン12、キャリッジ14、インク吸引装置20、記録ヘッド30を備えている。記録ヘッド30は、液体を噴射する液体噴射ヘッドの一例であり、印刷ヘッドとも言う。プラテン12は、ターゲットの一例である用紙29を案内する案内部材の一例である。
図1に示すインクジェット式記録装置10は、いわゆるオンキャリッジ型の記録装置であり、キャリッジ14の上部には、複数のインクカートリッジ2,3,4及び5が着脱可能に装着されている。インクカートリッジ2等には、液体の一例であるインクが格納されている。キャリッジ14の下部には、記録ヘッド30が設けられている。記録ヘッド30が、用紙29に対面するノズルプレート面30aには、インクを噴射(以後、吐出とも呼ぶ)するためのノズル開口31(図2参照)が設けられている。上述のノズルプレート面30aは、ノズル開口形成面の一例である。
キャリッジ14は、ベルト15を介してモータ16に接続されている。モータ16が作動することによって、キャリッジ14はガイドレール17に沿ってプラテン12の軸方向である主走査方向Tに往復走行する。記録ヘッド30からインクを吐出しつつ、キャリッジ14が主走査方向Tに往復走行することで、用紙29上に画像が記録される。
ガイドレール17の一方の端部には、ホームポジション18が位置している。このホームポジション18は、キャリッジの走行経路の末端にある非印刷領域である。このホームポジション18には、本体部1の上にインク吸引装置20が配置されている。このインク吸引装置20は、キャッピングシステムもしくはキャッピング手段とも呼んでいる。図1のキャリッジ14に配置された記録ヘッド30は、矢印T1方向に沿ってホームポジション18に移動することで、インク吸引装置20のキャップ本体21に対面する。そして、キャップ本体21は、記録ヘッド30のノズルプレート面30aに密着する。
インク吸引装置20は、記録ヘッド30に密着した状態で、記録ヘッド30のノズル開口のインクの乾燥を防止する機能と、吸引ポンプ19からの負圧をノズル開口に作用させてノズル開口からインクを強制的に吸引して排出させる機能を備える。すなわち、インク吸引装置20は、記録ヘッド30のノズル開口からインクを吸引することによって記録ヘッド30のクリーニングを行うクリーニング手段の一例である。インクの吸引は、インクの排出の一例である。
なお、クリーニングのことを、CLとも呼ぶ。クリーニングが失敗した場合には、インクジェット式記録装置10の使用者の操作によって、再度クリーニングが行われるが、前回のクリーニングが実際されてから一定時間内である例えば、30分間以内に、再度クリーニングを行うことを連続クリーニングと呼ぶ。なお、一定時間ごとに自動的に行われるタイマクリーニングと区別して、使用者の操作によって行われるクリーニングを、マニュアルクリーニングと呼ぶ。
吸引ポンプ19は、インク吸引装置20を構成する一構成要素である。
この他に、インク吸引装置20の横には、ワイパー23が設けられている。このワイパー23はワイピング部材の一例であり、上述のクリーニングの後に必要に応じて記録ヘッド30のノズルプレート面30aのインクを、ノズルプレート面30aと垂直方向に干渉して払拭する。なお、ワイパー23によるノズルプレート面30aの払拭をワイピングとも呼ぶ。
なお、本実施の形態とは異なり、記録ヘッド30から印字動作とは関係なくインクを吐出するフラッシング動作を実施し、その後、ワイパー23によってノズルプレート面30aを払拭するようにしてもよい。この場合、記録ヘッド30がクリーニング手段の一例である。
図2は、記録ヘッド30等を示す概略図である。
記録ヘッド30は例えば、インク吸引装置20によるクリーニングの後に、矢印T2方向に移動することによって、ワイパー23と相対的な移動を行うことができる。この際に、ワイパー23の先端部23aは、ノズル開口31が設けられたノズルプレート面30aに残存しているインクを払拭することができる。
なお、矢印T2方向は、図1の矢印T1と反対方向である。
図2に示すように、記録ヘッド30には、記録ヘッド昇降装置32が配置されている。記録ヘッド昇降装置32は、図1のプラテン12と記録ヘッド30との距離を調整するための機構である。記録ヘッド昇降装置32は、特開平11−115275に示されているように、カムと偏心軸を含む構成によって、記録ヘッド30を昇降させることができるようになっている。
記録ヘッド昇降装置32によって、プラテン12と記録ヘッド30との距離を調整することによって、用紙29が厚みが異なる別の用紙に切り替えられた場合でも、その切り替え後の用紙の表面と記録ヘッド30のノズルプレート面30aとの距離を例えば、2ミリメートル(mm)という、適切な距離にすることができる。
インクジェット式記録装置10は、記録ヘッド昇降装置32を、以下に説明するように、ワイパー23と記録ヘッド30との距離を調整し、ワイパー23のノズルプレート面30aに対する干渉量を調整するためにも使用する。すなわち、記録ヘッド昇降装置32は、干渉量調整手段の一例である。
なお、本実施の形態とは異なり、ワイパー23のノズルプレート面30aに対する干渉量を調整するために、ワイパー23を昇降可能な構成としてもよい。
図3は、記録ヘッド30とワイパー23との位置関係等を示す概略図である。
図3(a)は、ワイパー23が、ノズルプレート面30aを払拭していない状態を示す図である。このとき、ワイパー23の高さはD1である。
図3(b)は、ワイパー23が、ノズルプレート面30aを払拭している状態を示す図である。このとき、ワイパー23は弾性変形しており、高さはD2である。
ここで、高さD1とD2との差分G1(図3(a)参照)を、ワイパー23のノズルプレート面30aに対する干渉量G1と呼ぶ。なお、差分G1を単に、干渉量G1とも呼ぶ。
なお、図1の実施形態では、複数のインクカートリッジ2等が、キャリッ14の上に直接搭載されているが、これに限らずインクカートリッジ2等がキャリッジ14とは別の位置に搭載されている、いわゆるオフキャリッジ型のインクジェット式記録装置を採用しても勿論構わない。
図4は、インクジェット式記録装置10の電気的な接続例を示す概略図である。
インクジェット式記録装置10の制御装置7は、ローカルプリンタケーブルまたは通信ネットワークを介してホストコンピュータ80のプリンタドライバ81に接続されている。プリンタドライバ81は、インクジェット式記録装置10に対して印刷やクリーニング動作あるいはインク吸引動作を実行させるためのコマンドを送るソフトウェアを搭載している。
図4に示すインクジェット式記録装置10は、制御装置7の他に、インク吸引装置20、インクカートリッジ2,3,4及び5、記録ヘッド30、キャリッジ駆動装置25を等含んでいる。キャリッジ駆動装置25は、図1のモータ16である。
インクジェット式記録装置10はまた、記録ヘッド昇降装置32を含んでいる。
図4に示すように、制御装置7は、各種情報を記憶する記憶部72、クリーニング及びワイピングを制御するCL制御部74を含む。
記憶部72は、連続クリーニングが行われた回数を示す連続CLカウンタを記憶している。
図4に示すように、インクジェット式記録装置10は、前回のクリーニングからの経過時間を計測するためのCLタイマ34を有する。このCLタイマ34は、クリーニングが行われる都度、リセットされる。
また、上述の連続CLカウンタは、クリーニングが行われた後に、予め規定した基準時間である例えば、30分間以内に、再度クリーニングが行われた場合に、加算される。このため、例えば、マニュアルクリーニングが30分間(min)の間隔をおかずに5回繰り返された場合には、連続CLカウンタは5回を示す。この30分間という時間は、記憶部72に予め記憶されている。
連続CLカウンタは、CLタイマ34によって、30分間の経過が計測された場合に、リセットされる。すなわち、最後のクリーニングから30分間が経過するときに、新たなクリーニングが実施されない場合には、連続CLカウンタは、0回に設定される。
以上のことは、連続CLカウンタが0回を示していないということは、30分間に少なくとも1回のクリーニングが実施されたことを意味する。そして、次のクリーニングを実施することは、30分間において、複数のクリーニングが実施されることを意味する。
CL制御部74は、30分間に、連続CLカウンタが0回ではない場合に、干渉量G1、ワイパー23とノズルプレート面30aとの相対速度、及び、ワイパー23によるノズルプレート面30aの払拭の回数を変更するようになっている。すなわち、CL制御部74は、ワイピング条件変更手段の一例である。ワイパー23とノズルプレート面30aとの相対速度を拭き取り速度Vと呼び、ワイパー23によるノズルプレート面30aの払拭の回数をワイピング回数Rと呼ぶ。
図5は、干渉量G1と拭き取り速度Vの一例を示す図である。
図5に示すように、干渉量G1の大は、干渉量G1が例えば、2ミリメートル(mm)であることを意味する。そして、干渉量G1の小は、干渉量G1が例えば、1ミリメートル(mm)であることを意味する。
また、拭き取り速度Vの速は例えば、毎秒100ミリメートル(mm/s)であることを意味する。そして、拭き取り速度Vの遅は例えば、毎秒20ミリメートル(mm/s)であることを意味する。
図5に示すように、干渉量G1が大であって拭き取り速度Vが速の組合せによるワイピングによれば、ノズルプレート面30aの固化していないインク、及び、増粘していないインクを確実に払拭することができ、ノズル開口31のノズルメニスカスを整えることができる。
次に、干渉量G1が小であって拭き取り速度Vが速の組合せによるワイピングによれば、ノズルプレート面30aへの摩擦によるダメージを最小限に抑えることができ、ノズル開口31のノズルメニスカスを整えることができる。この組合せは、クリーニングにおける仕上げのワイピングに好適である。
そして、干渉量G1が小であって拭き取り速度Vが遅の組合せによるワイピングによれば、ノズルプレート面30aを均一に濡らすことができる。また、ノズルプレート面30aの固化物を溶解することができる。さらに、ワイパー23が払拭を終えて撓みが戻るときのインク飛散を抑止することができる。
そして、干渉量G1が第であって拭き取り速度Vが遅の組み合わせによるワイピングによれば、それまでのワイピングで軟らかくなったノズルプレート面30aの固化物を確実に溶解しながら除去することができる。この組み合わせは、連続クレーニングの2回目以降に使用する。
上述の、干渉量G1及び拭き取り速度Vをワイピングパラメータと呼ぶ。
インクジェット式記録装置10は、以上のように構成されているが、以下、インクジェット式記録装置10の動作例を説明する。
図6乃至図8は、インクジェット式記録装置10の動作例を示す概略フローチャートである。詳細には、図6は、クリーニングの準備及びクリーニング後の処理を含むクリーニング全体フローを示す図である。図7は、ワイピングパラメータの設定フローを示す図である。そして、図8は、クリーニングフローを示す図である。
まず、インクジェット式記録装置10がホストコンピュータ80(図4参照)からクリーニングの指示を受信すると、CL制御部74は、ワイピングパラメータを設定する(図6のステップST1)。
ステップST1の詳細を、図7を使用して説明する。
まず、CL制御部74は、連続CLカウンタはいくつかを判断する(図7のステップST101)。このステップST101は、クリーニング回数判断ステップの一例である。
ステップST101において、CL制御部74が、連続CLカウンタが2回以上の偶数であると判断すると、1回目のワイピングパラメータW1を干渉量G1が大、拭き取り速度Vが遅に設定する(ステップST102)。
続いて、CL制御部74は、2回目のワイピングパラメータW2を、干渉量Gが小、ワイピング速度Vが速に設定する(ステップST103)。
続いて、CL制御部74は、クリーニング繰り返し回数Rを2に設定する(ステップST104)。
上述のステップST102乃至ステップST104は、ワイピング条件変更ステップの一例である。
CL制御部74は、上述のステップST102乃至ステップST104と並行して、ワイピングパラメータとは別に、インク吸引装置20(図4参照)によるインク吸引のパラメータを、連続CLカウンタに応じて設定する。連続CLカウンタが2回以上の偶数である場合には、1回目のワイピングの前のインク吸引のパラメータを強力吸引パラメータに設定する。強力吸引パラメータとは、インク吸引速度が速く例えば、毎秒2ミリリットル(ml/s)であり、吸引時間は長く例えば、5秒(s)である。
そして、CL制御部74は、2回目のワイピングの前のインク吸引のパラメータを通常吸引パラメータに設定する。通常吸引パラメータとは、吸引速度が遅く例えば、毎秒1ミリリットル(ml/s)であって、吸引時間が短く例えば、1秒(s)である。
上述のように、強力吸引パラメータによるインク吸引は、通常吸引パラメータによる場合よりも、速度が速く、かつ、多量のインクを吸引するから、強力なクリーニングである。
上述のステップST101において、CL制御部74が、連続CLカウンタが1回以上の奇数回であると判断すると、1回目のワイピングパラメータW1を干渉量G1が小、拭き取り速度Vが遅に設定する(ステップST102A)。
続いて、CL制御部74は、2回目のワイピングパラメータW2を、干渉量Gが小、ワイピング速度Vが速に設定する(ステップST103A)。
続いて、CL制御部74は、クリーニング繰り返し回数Rを2に設定する(ステップST104A)。
上述のステップST102A乃至ステップST104Aもまた、ワイピング条件変更ステップの一例である。
CL制御部74は、上述のステップST102A乃至ステップST104Aと並行して、インク吸引装置20(図4参照)によるインク吸引のパラメータを、連続CLカウンタに応じて設定する。連続CLカウンタが1回以上の奇数である場合には、1回目のワイピングの前のインク吸引を強力吸引パラメータ、2回目のワイピングの前のインク吸引を通常吸引パラメータに設定する。
上述のステップST101において、CL制御部74が、連続CLカウンタが0回であると判断すると、1回目のワイピングパラメータW1を干渉量G1が大、拭き取り速度Vが速に設定する(ステップST102B)。
続いて、CL制御部74は、2回目のワイピングパラメータW2を、干渉量Gが大、ワイピング速度Vが速に設定する(ステップST103B)。
続いて、CL制御部74は、クリーニング繰り返し回数Rを2に設定する(ステップST104B)。
上述のステップST102B乃至ステップST104Bもまた、ワイピング条件変更ステップの一例である。
CL制御部74は、上述のステップST102B乃至ステップST104Bと並行して、インク吸引装置20(図4参照)によるインク吸引のパラメータを、連続CLカウンタに応じて設定する。連続CLカウンタが0回である場合には、1回目のワイピングの前のインク吸引を通常吸引パラメータ、2回目のワイピングの前のインク吸引を通常吸引パラメータに設定する。
連続CLカウンタが0ではないということは、クリーニングが30分間において複数回、行われるということであり、これは、ドット抜け(吐出不良)が回復しないためと考えられる。
ここで、ドット抜けの原因としては、例えば、ノズル開口31(図2参照)の記録ヘッド30側の部分(以後、ノズル内部と呼ぶ)における気泡、ノズル開口31周辺の微小気泡、紙片などの異物がノズル開口31の周辺に張り付いていること、紙粉や埃によるメニスカスの破壊、インクの軽度の増粘等の現象が考えられる。
また、クリーニングが連続して行われると、以下のような現象が生じる。まず、ワイパー23がインクで濡れるから、濡れワイピングを目的とする動作は不要であるという利点、拭き取り性が向上する傾向があるという利点がある。この反面、ワイパー23がインクで濡れることにより、インクの飛び散りによる周囲の汚損が発生し易いという問題がある。
さらに、クリーニングが連続して行われると、増粘インクは排出されているはずであるから、増粘インクをさらに排出する必要はない。一方で、ノズル内部における気泡、ノズル開口31周辺の微小気泡、紙片などの異物がノズル開口31の周辺に張り付いていること等の回復性が悪い原因が残っていると考えられる。
したがって、連続CLタイマが0回ではない場合には、まず、回復性の悪い原因を解決し、また、インク飛び散りによる周辺の汚損を防止することが求められる。
そこで、1回目のワイピングは、上述のステップST102のように、干渉量G1を大、拭き取り速度Vを遅に設定するか、ステップST102Aのように、干渉量G1を小、拭き取り速度Vを遅に設定し、かつ、インク吸引を強力吸引パラメータで実施することによって、ノズルプレート面30aの固化物を溶解払拭し、ノズル内の気泡や異物を吸引除去する。
そして、2回目のワイピングは、上述のステップST103及びステップST103Aのように、干渉量G1を小、拭き取り速度Vを速に設定し、かつ、インク吸引を通常吸引パラメータで実施することによって、インクの飛び散りを抑止し、さらに、ノズルプレート面30aへのダメージを少なく仕上げる。
これに対して、連続CLカウンタが0回であるということは、クリーニングが30分間において一度も行われていないということであり、クリーニングが成功しているということであるから、上述のステップST102B乃至ステップST103Bのように、通常CLに適したワイピングパラメータを設定し、かつ、インク吸引は通常吸引パラメータで実施する。
なお、クリーニング繰り返し数Rも2回に限らず、3回以上に設定してもよい。
また、連続CLカウンタは、上述のように、最後のクリーニングから、一定時間である例えば、30分間が経過したらリセットされるが、これは、通常クリーニング以外の強力なクリーニングが必要以上に頻繁に行われてインクが無駄に消費されることを回避するためである。
ステップST104又はステップST104Aに続いて、CL制御部74は、クリーニングを実施する(図6のステップST2)。
このステップST2の概略を、図8を使用して説明する。
まず、CL制御部74は、上述のステップST102、又は、ステップST102A、又は、ステップST102B(図7参照)によって設定された1回目のワイピングW1の干渉量G1に合致するように、記録ヘッド昇降装置32によって、記録ヘッド30の高さを変更する(図8のステップST201)。
続いて、CL制御部74は、キャップ本体21を閉鎖する(ステップST202)
続いて、CL制御部74は、吸引ポンプ19を駆動し、設定した吸引速度及び吸引時間において、インクを吸引する(ステップST203)。
続いて、CL制御部74は、負圧解除時間の経過を待つ(ステップST204)。キャップ本体21の内部は、インク吸引の影響で負圧になっており、すぐにキャップ本体21を開放すると、負圧変動によって、ノズル開口31のメニスカスが破壊される。このため、負圧が小さくなり、大気圧になるまで待機するのである。
続いて、CL制御部74は、キャップ本体21を開放し(ステップST205)、キャップ本体21内のインクを排出する(ステップST206)。
続いて、CL制御部74は、ステップST102、ST102A又はST102B(図7参照)において設定したワイピングパラメータによってワイピングを行う(ステップST207)。
ステップST207を終了すると、CL制御部74は、繰り返し回数が設定したRであるか否かを判断する(図6のステップST3)。上述のように、繰り返し回数Rは、2回に設定されている(図7のステップST104、104A、104B)。
そこで、繰り返し回数Rが2である場合には、ステップST201乃至ステップST207(図8参照)を、ステップST103、ST103A又はST103B(図7参照)において設定されたワイピングパラメータW2及び通常吸引パラメータによって、実施する。
上述のステップST3において、CL制御部が、繰り返し回数が設定したRであると判断すると、連続CLカウンタを1回加算し、CLタイマ34をリセットし、計時を開始する(ステップST4)。
上述のように、インクジェット式記録装置10は、30分間に複数回のクリーニングが実施されると判断した場合には、干渉量G1、拭き取り速度V、及び、ワイピングの回数の設定を変更することができる。
ここで、30分間に複数回のクリーニングが実施される場合には、干渉量G1が不適切であることが原因の一つであると考えられる。このため、干渉量G1を前回のままに維持して、インク吸引及びワイピングからなる回復動作を繰り返しても、回復動作は成功するとは限らず、インクを無駄に消費してしまう。
この点、インクジェット式記録装置10は、30分間に複数回のクリーニングが実施されたと判断した場合には、拭き取り速度、ワイピングの回数のみならず、干渉量G1を変更することができるから、回復動作が成功しない場合に、失敗する回復動作を繰り返すことを回避することができる。
ここで、記録ヘッド昇降装置32(図4参照)は、本来、様々な厚さの用紙29に対応するために、インクジェット式記録装置10に具備されている機構である。インクジェット式記録装置10は、記録ヘッド昇降装置32を制御することによって、干渉量G1を調整することができる。すなわち、ワイパー23を昇降可能にするなどの複雑な構造を要しない。
これにより、単純な構造であっても、干渉量G1を調整することができる。
本発明は、インクジェット式記録装置としての上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。さらに、上述の各実施形態は、相互に組み合わせて構成するようにしても良い。また、本発明は、インクジェット式記録装置に限らず、プリンタ等の画像記録装置に用いられる記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等の液体を吐出する液体噴射ヘッドを用いた液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置等にも適用できる。
インクジェット式記録装置を示す概略図である。 記録ヘッド等を示す概略図である。 記録ヘッドとワイパーとの位置関係等を示す概略図である。 インクジェット式記録装置の電気的な接続例を示す概略図である。 干渉量と拭き取り速度を示す図である。 インクジェット式記録装置の動作例を示す概略フローチャートである。 インクジェット式記録装置の動作例を示す概略フローチャートである。 インクジェット式記録装置の動作例を示す概略フローチャートである。
符号の説明
10・・・インクジェット式記録装置、20・・・インク吸引装置、23・・・ワイパー、30・・・記録ヘッド、32・・・記録ヘッド昇降装置、34・・・CLタイマ、72・・・記憶部、74・・・CL制御部

Claims (3)

  1. ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドのノズル開口から前記液体を排出して前記液体噴射ヘッドをクリーニングするクリーニング手段と、
    前記クリーニングの後に、前記ノズル開口が設けられたノズル開口形成面を、前記ノズル開口形成面に対して垂直方向に干渉して払拭するワイピング部材と、
    を有する液体噴射装置であって、
    予め規定した基準時間において、複数回の前記クリーニングが実施される場合に、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材の干渉量、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との相対速度、前記ワイピング部材による前記ノズル開口形成面の払拭の回数を変更することを特徴とするワイピング条件変更手段と、
    を有することを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記ワイピング部材と前記ノズル開口形成面との干渉量を調整する干渉量調整手段を有し、
    前記ワイピング条件変更条件によって変更された前記干渉量への調整を、前記干渉量調整手段によって行う構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドのノズル開口から前記液体を排出して前記液体噴射ヘッドをクリーニングするクリーニング手段と、 前記クリーニングの後に、前記ノズル開口が設けられたノズル開口形成面を、前記ノズル開口形成面に対して垂直方向に干渉して払拭するワイピング部材と、を有する液体噴射装置が、予め規定した基準時間において、複数回の前記クリーニングが実施されるか否かを判断するクリーニング回数判断ステップと、
    前記液体噴射装置が、前記クリーニング回数判断ステップにおいて、前記基準時間において複数回の前記クリーニングが実施されると判断した場合には、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材の干渉量、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との相対速度、前記ワイピング部材による前記ノズル開口形成面の払拭の回数を変更することを特徴とするワイピング条件変更ステップと、
    を有することを特徴とする液体噴射装置の吐出能力回復方法。
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