JP2006218788A - 液体噴射装置および液体噴射ヘッドのワイピング方法 - Google Patents

液体噴射装置および液体噴射ヘッドのワイピング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】前回のクリーニング時間からの経過時間に応じて、ワイパ干渉量を適切に制御することができる液体噴射装置等を提供すること。
【解決手段】クリーニングの後に、ノズル開口31が設けられたノズル開口形成面30aと干渉してノズル開口形成面30aを払拭するワイピング部材23と、ワイピング部材23がノズル開口形成面30aを払拭するときの、ノズル開口形成面30aに対する垂直方向の干渉量G1を調整する干渉量調整手段32と、を有する液体噴射装置10であって、前回のクリーニングからの経過時間を計測する経過時間計測手段34と、経過時間に基づいて、ノズル開口形成面30aとワイピング部材23の干渉量G1、及び、ノズル開口形成面30aとワイピング部材23との相対速度を変更するワイピング条件変更手段等を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、液体を噴射する液体噴射装置および液体噴射ヘッドのワイピング方法に関する。
ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射装置の一例として、インクジェット式記録装置がある。インクジェット式記録装置は、記録ヘッドのノズルから記録媒体に対して微小なインク滴を吐出させて、所望の文字や図形等の画像を記録する。
このインクジェット式記録装置は例えば、記録動作時において、記録ヘッドが記録媒体と近接するために、インク滴が記録媒体と衝突した際に発生するインクの飛び散りが記録ヘッドのノズルプレート面に跳ね返りノズルプレート面を汚染し、ノズルの目詰まりを生じることがある。
また、記録ヘッド中のインク粘度が増加することによって、ノズルの目詰まりが生じる場合もある。
このため、記録ヘッドのノズルの目詰まりを予防あるいは回復するために、非印字動作中にノズル開口よりインクを吸引して目詰まりをしたインクを排出する吸引動作が行われる。この吸引動作の後にノズルプレート面にインクが残留すると、記録媒体の繊維や塵埃の付着を招き、ノズルの目詰まりの原因となったり、インクの吐出不良や吐出時のインク滴の飛行曲がり等の悪影響を及ぼすことがある。このため、吸引動作終了後に、ノズルプレート面のインクをワイパーによって拭き取って除去する(払拭する)ワイピングが行うことによって、これらの問題を防止している。これら一連のクリーニング動作によって、ノズルの目詰まりを予防あるいは回復するようになっている。
しかし、例えば、インクジェット式記録装置が長時間放置された後には、インクが増粘しており、それに対応したクリーニングを実施しなければ、ノズルの目詰まりを回復することができない場合がある。
これに対して、インクジェット式記録装置の休止時間に応じて、吸引動作の回数、ワイピング動作の回数、ワイピングの速度、吸引動作におけるインクの吸引量等を制御する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2001−219567号公報(図6等)
ところが、従来技術のように吸引動作の回数や、ワイピング動作の回数を制御しても、ワイピングにおけるワイパーと記録ヘッドとの干渉量(以下、干渉量と呼ぶ)が不適切であると、記録ヘッドの残留インクを適切に払拭できない場合があるという問題がある。また、干渉量が不適切であると、記録ヘッドに残留した乾燥インクによる負荷によって、ワイピングのための駆動装置が脱調する場合もある。また、干渉量が不適切であると、ノズルにおいてメニスカスを破壊する場合がある。さらに、干渉量が不適切であると、払拭時におけるワイパーの撓み状態から復元する際のインクの飛散が過大になる場合があるとうい問題がある。
そこで本発明は上記問題を解消し、前回のクリーニング時間からの経過時間に応じて、ワイパ干渉量を適切に制御することができる液体噴射装置および液体噴射ヘッドのワイピング方法を提供することを目的としている。
上記目的は、本発明にあっては、ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドのノズル開口から前記液体を排出して前記液体噴射ヘッドをクリーニングするクリーニング手段と、前記クリーニングの後に、前記ノズル開口が設けられたノズル開口形成面と干渉して前記ノズル開口形成面を払拭するワイピング部材と、前記ワイピング部材が前記ノズル開口形成面を払拭するときの、前記ノズル開口形成面に対する垂直方向の干渉量を調整する干渉量調整手段と、を有する液体噴射装置であって、前回の前記クリーニングからの経過時間を計測する経過時間計測手段と、前記経過時間に基づいて、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材の干渉量、及び、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との相対速度を変更するワイピング条件変更手段と、を有することを特徴とする液体噴射装置により、達成される。
このような構成によれば、前回の前記クリーニングからの経過時間に基づいて、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との相対速度のみならず、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材の干渉量を適切に制御することができる。このため、より多くの組み合わせ及びその効果を生じる。
これにより、前記ノズル開口形成面の状況に応じて、前記干渉量と前記相対速度を最適な状態に変更するので、より効果的なワイピング条件を提供することができる。
この場合、好ましくは、温度を計測する温度計測手段を有し、前記ワイピング条件変更手段は、前記経過時間及び前記温度に基づいて、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材の干渉量、及び、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との相対速度を変更する構成となっている。
前回の前記クリーニングからの経過時間が同じであっても、前記液体の増粘度は、温度によって異なる。例えば、温度が高いほど、前記液体の増粘度は大きくなる。それにもかかわらず、温度が低いときと同様の前記干渉量等において前記払拭を実施すると、前記ノズル開口形成面の払拭を適切に実施できない場合がある。
この点、前記ワイピング条件変更手段は、前記経過時間判断手段の判断結果のみならず、前記温度に基づいて、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材の干渉量等を変更する構成となっているから、前記温度に影響される前記液体の増粘度に応じて、適切な前記払拭を実施することができる。
この場合、好ましくは、湿度を計測する湿度計測手段を有し、
前記ワイピング条件変更手段は、さらに前記湿度に基づいて、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材の干渉量、及び、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との相対速度を変更する構成となっている。
前回の前記クリーニングからの経過時間が同じであっても、前記液体の増粘度は、湿度によって異なる。例えば、湿度が低いほど、前記液体の増粘度は大きくなる。それにもかかわらず、湿度が高いときと同様の前記干渉量等において前記払拭を実施すると、前記ノズル開口形成面の払拭を適切に実施できない場合がある。
この点、前記ワイピング条件変更手段は、さらに前記湿度に基づいて、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材の干渉量等を変更する構成となっているから、前記湿度に影響される前記液体の増粘度に応じて、適切な前記払拭を実施することができる。
この場合、好ましくは、前記ワイピング条件変更手段は、さらに前記ワイピング部材による前記ノズル開口形成面の払拭の回数を変更する構成となっている。
上記目的は、本発明にあっては、ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドのノズル開口から前記液体を排出して前記液体噴射ヘッドをクリーニングするクリーニング手段と、 前記クリーニングの後に、前記ノズル開口が設けられたノズル開口形成面と干渉して前記ノズル開口形成面を払拭するワイピング部材と、前記ワイピング部材が前記ノズル開口形成面を払拭するときの、前記ノズル開口形成面に対する垂直方向の干渉量を調整する干渉量調整手段と、を有する液体噴射装置が、前回の前記クリーニングからの経過時間を判断する経過時間判断ステップと、前記液体噴射装置が、前記経過時間判断ステップにおける判断結果に基づいて、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材の干渉量、及び、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との相対速度を変更することを特徴とするワイピング条件変更ステップと、を有することを特徴とする液体噴射ヘッドのワイピング方法によって達成される。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の好適な第1の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の液体噴射装置の実施形態であるインクジェット式記録装置10等を示す概略図である。
図1に示すインクジェット式記録装置10は、インクジェットプリンタとも呼んでいる。インクジェット式記録装置10は、本体部1を有している。この本体部1は、ガイドレール17、プラテン12、キャリッジ14、インク吸引装置20、記録ヘッド30を備えている。記録ヘッド30は、液体を噴射する液体噴射ヘッドの一例であり、印刷ヘッドとも言う。プラテン12は、ターゲットの一例である用紙29を案内する案内部材の一例である。
図1に示すインクジェット式記録装置10は、いわゆるオンキャリッジ型の記録装置であり、キャリッジ14の上部には、複数のインクカートリッジ2,3,4及び5が着脱可能に装着されている。インクカートリッジ2等には、液体の一例であるインクが格納されている。キャリッジ14の下部には、記録ヘッド30が設けられている。記録ヘッド30が、用紙29に対面するノズルプレート面30aには、インクを噴射(以後、吐出とも呼ぶ)するためのノズル開口31(図2参照)が設けられている。上述のノズルプレート面30aは、ノズル開口形成面の一例である。
キャリッジ14は、ベルト15を介してモータ16に接続されている。モータ16が作動することによって、キャリッジ14はガイドレール17に沿ってプラテン12の軸方向である主走査方向Tに往復走行する。記録ヘッド30からインクを吐出しつつ、キャリッジ14が主走査方向Tに往復走行することで、用紙29上に画像が記録される。
ガイドレール17の一方の端部には、ホームポジション18が位置している。このホームポジション18は、キャリッジの走行経路の末端にある非印刷領域である。このホームポジション18には、本体部1の上にインク吸引装置20が配置されている。このインク吸引装置20は、キャッピングシステムもしくはキャッピング手段とも呼んでいる。図1のキャリッジ14に配置された記録ヘッド30は、矢印T1方向に沿ってホームポジション18に移動することで、インク吸引装置20のキャップ本体21に対面する。そして、キャップ本体21は、記録ヘッド30のノズルプレート面30aに密着する。
インク吸引装置20は、記録ヘッド30に密着した状態で、記録ヘッド30のノズル開口のインクの乾燥を防止する機能と、吸引ポンプ19からの負圧をノズル開口に作用させてノズル開口からインクを強制的に吸引して排出させる機能を備える。すなわち、インク吸引装置20は、記録ヘッド30のノズル開口からインクを吸引することによって記録ヘッド30のクリーニングを行うクリーニング手段の一例である。インクの吸引は、インクの排出の一例である。なお、クリーニングのことを、CLとも呼ぶ。
吸引ポンプ19は、インク吸引装置20を構成する一構成要素である。
この他に、インク吸引装置20の横には、ワイパー23が設けられている。このワイパー23はワイピング部材の一例であり、上述のクリーニングの後に必要に応じて記録ヘッド30のノズルプレート面30aのインクを払拭する。なお、ワイパー23によるノズルプレート面30aの払拭をワイピングとも呼ぶ。
なお、本実施の形態とは異なり、記録ヘッド30から印字動作とは関係なくインクを吐出するフラッシング動作を実施し、その後、ワイパー23によってノズルプレート面30aを払拭するようにしてもよい。この場合、記録ヘッド30がクリーニング手段の一例である。
図2は、記録ヘッド30等を示す概略図である。
記録ヘッド30は例えば、インク吸引装置20によるクリーニングの後に、矢印T2方向に移動することによって、ワイパー23と相対的な移動を行うことができる。この際に、ワイパー23の先端部23aは、ノズル開口31が設けられたノズルプレート面30aに残存しているインクを払拭することができる。
なお、矢印T2方向は、図1の矢印T1と反対方向である。
図2に示すように、記録ヘッド30には、記録ヘッド昇降装置32が配置されている。記録ヘッド昇降装置32は、図1のプラテン12と記録ヘッド30との距離を調整するための機構である。記録ヘッド昇降装置32は、特開平11−115275に示されているように、カムと偏心軸を含む構成によって、記録ヘッド30を昇降させることができるようになっている。
記録ヘッド昇降装置32によって、プラテン12と記録ヘッド30との距離を調整することによって、用紙29が厚みが異なる別の用紙に切り替えられた場合でも、その切り替え後の用紙の表面と記録ヘッド30のノズルプレート面30aとの距離を例えば、2ミリメートル(mm)という、適切な距離にすることができる。
インクジェット式記録装置10は、記録ヘッド昇降装置32を、以下に説明するように、ワイパー23と記録ヘッド30との距離を調整し、ワイパー23のノズルプレート面30aに対する干渉量を調整するためにも使用する。すなわち、記録ヘッド昇降装置32は、干渉量調整手段の一例である。
図3は、記録ヘッド30とワイパー23との位置関係等を示す概略図である。
図3(a)は、ワイパー23が、ノズルプレート面30aを払拭していない状態を示す図である。このとき、ワイパー23の高さはD1である。
図3(b)は、ワイパー23が、ノズルプレート面30aを払拭している状態を示す図である。このとき、ワイパー23は弾性変形しており、高さはD2である。
ここで、高さD1とD2との差分G1(図3(a)参照)を、ワイパー23のノズルプレート面30aに対する干渉量G1と呼ぶ。なお、差分G1を単に、干渉量G1とも呼ぶ。干渉量G1は、ワイパー23がノズルプレート面30aを払拭するときの、ノズルプレート面30aに対する垂直方向の干渉量の一例である。
なお、図1の実施形態では、複数のインクカートリッジ2等が、キャリッ14の上に直接搭載されているが、これに限らずインクカートリッジ2等がキャリッジ14とは別の位置に搭載されている、いわゆるオフキャリッジ型のインクジェット式記録装置を採用しても勿論構わない。
図4は、インクジェット式記録装置10の電気的な接続例を示す概略図である。
インクジェット式記録装置10の制御装置7は、ローカルプリンタケーブルまたは通信ネットワークを介してホストコンピュータ80のプリンタドライバ81に接続されている。プリンタドライバ81は、インクジェット式記録装置10に対して印刷やクリーニング動作あるいはインク吸引動作を実行させるためのコマンドを送るソフトウェアを搭載している。
図4に示すインクジェット式記録装置10は、制御装置7の他に、インク吸引装置20、インクカートリッジ2,3,4及び5、記録ヘッド30、キャリッジ駆動装置25等含んでいる。キャリッジ駆動装置25は、図1のモータ16である。
インクジェット式記録装置10はまた、記録ヘッド昇降装置32を含んでいる。
図4に示すように、制御装置7は、各種情報を記憶する記憶部72、クリーニング及びワイピングを制御するCL制御部74を含む。
図4に示すように、インクジェット式記録装置10は、前回のクリーニングからの経過時間を計測するためのCLタイマ34を有する。このCLタイマ34は、経過時間判断手段の一例である。CLタイマ34によって計測される、前回のクリーニングからの経過時間を、CL間隔タイマと呼ぶ。
CL制御部74は、CLタイマ34によって計測した前回のクリーニングからの経過時間に基づいて、干渉量G1、ワイパー23とノズルプレート面30aとの相対速度、及び、ワイパー23によるノズルプレート面30aの払拭の回数を変更するようになっている。すなわち、CL制御部74は、ワイピング条件変更手段の一例である。ワイパー23とノズルプレート面30aとの相対速度を拭き取り速度Vとも呼び、ワイパー23によるノズルプレート面30aの払拭の回数をワイピング回数Rとも呼ぶ。
図5は、干渉量G1と拭き取り速度Vの一例を示す図である。
図5に示すように、干渉量G1の大は、干渉量G1が例えば、2ミリメートル(mm)であることを意味する。そして、干渉量G1の小は、干渉量G1が例えば、1ミリメートル(mm)であることを意味する。
また、拭き取り速度Vの速は例えば、毎秒100ミリメートル(mm/s)であることを意味する。そして、拭き取り速度Vの遅は例えば、毎秒20ミリメートル(mm/s)であることを意味する。
図5に示すように、干渉量G1が大であって拭き取り速度Vが速の組合せによるワイピングによれば、ノズルプレート面30aの固化していないインク、及び、増粘していないインクを確実に払拭することができ、ノズル開口31のノズルメニスカスを整えることができる。この組合せは、長期間放置された後ではなくて、通常のクリーニングに使用する。ここで、長期放置後とは、例えば、前回のクリーニングから3か月間経過した後を意味する。
次に、干渉量G1が小であって拭き取り速度Vが速の組合せによるワイピングによれば、ノズルプレート面30aへの摩擦によるダメージを最小限に抑えることができ、ノズル開口31のノズルメニスカスを整えながら払拭することができる。この組合せは、長期間放置された後ではなくて、クリーニングにおける仕上げのワイピングに使用する。
次に、干渉量G1が小であって拭き取り速度Vが遅の組合せによるワイピングによれば、ノズルプレート面30aを均一に濡らすことができる。そのため長期放置により固化したノズルプレート面30aの固化物を溶解することができる。さらに、ワイパー23が払拭を終えて撓みが戻るときのインク飛散を抑止することができる。この組合せは、長期放置後の1回目のワイピングに使用する。
そして、干渉量G1が大であって拭き取り速度Vが遅の組合せによるワイピングによれば、長期放置後の1回目のワイピングで軟らかくなったノズルプレート面30aの固化物を確実に除去することができる。この組合せは、長期放置後の2回目のクリーニングに使用する。
上述の、干渉量G1及び拭き取り速度Vをワイピングパラメータと呼ぶ。
インクジェット式記録装置10は、以上のように構成されているが、以下、インクジェット式記録装置10の動作例を説明する。
図6乃至図8は、インクジェット式記録装置10の動作例を示す概略フローチャートである。詳細には、図6は、クリーニングの準備及びクリーニング後の処理を含むクリーニング全体フローを示す図である。図7は、ワイピングパラメータの設定フローを示す図である。そして、図8は、クリーニングフローを示す図である。
まず、インクジェット式記録装置10がホストコンピュータ80(図4参照)からクリーニングの指示を受信すると、CL制御部74は、ワイピングパラメータを設定する(図6のステップST1)。
ステップST1の詳細を、図7を使用して説明する。
まず、CL制御部74は、CLタイマ74によって計測したCL間隔タイマが、3か月以上か否かを判断する(図7のステップST101)。このステップST101は、経過時間判断ステップの一例である。
ステップST101において、CL制御部74が、CL間隔タイマが3か月以上ではないと判断すると、1回目のワイピングパラメータW1を干渉量G1が大、拭き取り速度Vが速に設定する(ステップST102)。
続いて、CL制御部74は、2回目のワイピングパラメータW2を、干渉量Gが小、ワイピング速度Vが速に設定する(ステップST103)。
続いて、CL制御部74は、クリーニング繰り返し回数Rを2に設定する(ステップST104)。
上述のステップST102乃至ステップST104は、ワイピング条件変更ステップの一例である。
CL制御部74は、ワイピングパラメータとは別に、インク吸引装置20(図4参照)によるインク吸引パラメータを、CL間隔タイマに応じて設定する、CL間隔タイマが3か月未満の場合には、吸引速度を遅く例えば、毎秒1ミリリットル(ml/s)であって、吸引時間を短く例えば、1秒(s)に設定する。このパラメータを通常吸引パラメータと呼ぶ。
CL間隔タイマが3か月未満の場合には、記録ヘッド30におけるインクの増粘が進んでおらず、インクの粘度は相対的に低いと考えられる。このため、通常CLに適した上記ワイピングパラメータW1と、仕上げワイピングに適した上記ワイピングパラメータW2(図5参照)によって、ワイピングを2回実施することによって、ノズル開口31の目詰まりの予防又は回復をすることができる。
上述のステップST101において、CL制御部74が、CL間隔タイマが3か月以上であると判断すると、1回目のワイピングパラメータW1を干渉量G1が小、拭き取り速度Vが遅に設定する(ステップST102A)。
続いて、CL制御部74は、2回目のワイピングパラメータW2を、干渉量Gが大、ワイピング速度Vが遅に設定する(ステップST103A)。
続いて、CL制御部74は、3回目のワイピングパラメータW3を、干渉量Gが小、ワイピング速度Vが速に設定する(ステップST104A)。
続いて、CL制御部74は、クリーニング繰り返し回数Rを3に設定する(ステップST105A)。
上述のステップST102A乃至ステップST105Aは、ワイピング条件変更ステップの一例である。
CL制御部74は、ワイピングパラメータとは別に、インク吸引装置20(図4参照)によるインク吸引のパラメータを、CL間隔タイマに応じて設定する、CL間隔タイマが3か月以上の場合には、1回目のワイピングの前のインク吸引のパラメータは強力吸引パラメータに設定する。強力吸引パラメータとは、インク吸引速度が速く例えば、毎秒2ミリリットル(ml/s)であり、吸引時間は長く例えば、5秒(s)である。そして、2回目及び3回目のワイピングの前のインク吸引のパラメータは、上述の通常吸引パラメータである。
CL間隔タイマが3か月以上の場合には、以下のような問題がある。例えば、増粘したインクがノズル開口30aの周辺に存在する。また、記録ヘッド30の内部に気泡が成長し、存在する。また、記録ヘッド30内部等においてインクの粘度が上昇している。さらに、ノズルプレート面30aが乾燥しているために、ノズルプレート面30aとワイパー23との摩擦係数が大きくなり、ワイピングの負荷が大きくなるという問題がある。
このため、前回クリーニングから長期間である例えば、3か月が経過した場合には、まず、増粘物を、吸引したインクで溶かす、又は、柔らかくする必要がある。また、記録ヘッド30の内部の気泡と増粘したインクを強い吸引動作で排出する必要がある。さらに、ノズルプレート面30aの乾燥による負荷増に対応する必要がある。また、増粘物をある程度除去する必要がある。
このため、上述のように、1回目のワイピングに際しては、強力吸引パラメータ、干渉量G1が小、拭き取り速度が遅というワイピングパラメータを使用する(図7のステップST102A参照)。これにより、強いインク吸引によって記録ヘッド30の内部の気泡を排出することができる。その際、キャップ本体21内をインクで満たすことでノズルプレート面30aに付着した増粘物を、そのインクに触れさせて柔らかくすることができる。また、干渉量G1が小であるから、ワイピングの負荷増を回避することができる。さらに、拭き取り速度Vが遅であるから、
ワイパー23の撓みが戻るときのインク飛散を避けることができる。
そして、2回目のワイピングに際しては、通常吸引パラメータ、干渉量G1が大、拭き取り速度が遅というワイピングパラメータを使用する(ステップST103A参照)。これにより、1回目のワイピングで軟らかくなった増粘物をワイパー23によって確実に除去することができ、また、固形物を溶解することができる。
そして、3回目のワイピングW3に際しては、通常吸引パラメータ、干渉量G1が小、拭き取り速度が速というワイピングパラメータを使用する(ステップST104A参照)。これにより、ノズルプレート面30aへのダメージを最小限に抑えつつ、ノズルメニスカスを整えながら払拭することができる。
ステップST104又はステップST105Aに続いて、CL制御部74は、クリーニングを実施する(図6のステップST2)。
このステップST2の詳細は、図8を使用して説明する。
まず、CL制御部74は、1回目のワイピングW1の干渉量G1に合致するように、記録ヘッド昇降装置32によって、記録ヘッド30の高さを変更する(図8のステップST201)。
続いて、CL制御部74は、キャップ本体21を閉鎖する(ステップST202)
続いて、CL制御部74は、吸引ポンプ19を駆動し、設定した吸引速度及び吸引時間において、インクを吸引する(ステップST203)。
続いて、CL制御部74は、負圧解除時間の経過を待つ(ステップST204)。キャップ本体21の内部は、インク吸引の影響で負圧になっており、すぐにキャップ本体21を開放すると、負圧変動によって、ノズル開口31のメニスカスが破壊されるため、負圧が小さくなり、大気圧になるまで待機するのである。
続いて、CL制御部74は、キャップ本体21を開放し(ステップST205)、キャップ本体21内のインクを排出する(ステップST205)。
続いて、CL制御部74は、ステップST102又はステップST102A(図7参照)において設定したワイピングパラメータによってワイピングを行う(ステップST207)。
ステップST207を終了すると、CL制御部74は、繰り返し回数が設定したRであるか否かを判断する(図6のステップST3)。上述のように、繰り返し回数Rは、CL間隔タイマが3か月以上ではない場合には、2に設定されており(図7のステップST104)、CL間隔タイマが3か月以上である場合には、3に設定されている(図7のステップST105A)。
そこで、繰り返し回数Rが2である場合には、ステップST201乃至ステップST207(図8参照)を、ST103(図7参照)において設定されたワイピングパラメータW2及び通常吸引パラメータによって、実施する。
一方、繰り返し回数Rが3である場合には、ステップST201乃至ステップST207(図8参照)を、ステップST103A(図7参照)において設定されたワイピングパラメータW2及び通常吸引パラメータによって、実施する。そして、ステップST201乃至ステップST207(図8参照)を、ステップST104A(図7参照)において設定されたワイピングパラメータW3及び通常吸引パラメータによって、実施する。
上述のステップST3において、CL制御部が、繰り返し回数が設定したRであると判断すると、CL間隔タイマをリセットし、計時を開始する(ステップST4)。
上述のように、インクジェット式記録装置10は、前回のクリーニングからの経過時間に基づいて、ワイピング速度V、及び、ワイピング回数のみならず、干渉量G1を変更することことができる。
このため、干渉量G1が不適切であることによって生じる問題を解決することができる。
ここで、記録ヘッド昇降装置32(図4参照)は、本来、様々な厚さの用紙29に対応するために、インクジェット式記録装置10に具備されている機構である。インクジェット式記録装置10は、記録ヘッド昇降装置32を制御することによって、干渉量G1を、変更することができる。すなわち、ワイパー23を昇降可能にするなどの複雑な構造を要しない。
これにより、単純な構造であっても、干渉量G1を変更することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について、説明する。
第2の実施の形態におけるインクジェット式記録装置10A(図1参照)の構成は、上記第1の実施の形態のインクジェット式記録装置10と多くの構成が共通するため共通する部分は同一の符号等とし、説明を省略し、以下、相違点を中心に説明する。
図9は、インクジェット式記録装置10Aの主な電気的接続例を示す概略図である。
図9に示すように、インクジェット式記録装置10Aは、温度を計測する温度計36を有する。この温度計36は、温度計測手段の一例である。
そして、CL制御部74は、後述のように、CLタイマ34によって計測したCL間隔タイマ、及び、温度計36によって計測した現在の温度に基づいて、干渉量G1、拭き取り速度V及びワイピング回数を変更する構成となっている。
以下、インクジェット式記録装置10Aの動作例を説明する。
図10は、インクジェット式記録装置10Aのワイピングパラメータの設定フローを示す概略図である。なお、クリーニング全体フロー及びクリーニングフローは、第1の実施の形態(図6及び図8参照)であるから、説明を省略する。
インクジェット式記録装置10AのCL制御部74は、まず、現在の温度が35度(℃)以上か否かを判断する(図10のステップST301)。この38度という温度は、インクが増粘し易い温度の一例である。
このステップST301において、CL制御部74が、現在の温度が35度(℃)以上であると判断した場合には、CL間隔時間が、1か月以上か否かを判断する(ステップST302)。
続いて、CL制御部74は、ステップST303以下又はステップST303A以下を実施するのであるが、ステップST303以下は図7のステップST102以下と同様であり、ステップST303A以下は図7のステップST102A以下と同様であるので、説明を省略する。
一方、ステップST301において、CL制御部74が、現在の温度が35度(℃)以上ではないと判断した場合には、CL間隔時間が、3か月以上か否かを判断する(ステップST302A)。
続いて、CL制御部74は、ステップST303以下又はステップST303A以下を実施するのであるが、ステップST303以下は図7のステップST102以下と同様であり、ステップST303A以下は図7のステップST102A以下と同様であるので、説明を省略する。
前回のクリーニングからの経過時間が同じであっても、インクの増粘度は、温度によって異なる。例えば、温度が高いほど、インクの増粘度は大きくなる。それにもかかわらず、温度が低いときと同様の干渉量G1等のワイピングパラメータ及びインク吸引パラメータにおいてワイピングを実施すると、ノズル開口形成面30aの払拭を適切に実施できない場合がある。
この点、インクジェット式記録装置10Aは、CL間隔タイマのみならず、現在の温度に基づいて、干渉量G1等を変更する構成となっているから、温度に影響されるインクの増粘度に応じて、適切なワイピングを実施することができる。
なお、第2の実施の形態とは異なり、インクジェット式記録装置10Aは、温度計36ではなくて、湿度計測手段の一例として湿度計を有してもよい。前回のクリーニングからの経過時間が同じであっても、インクの増粘度は、湿度によって異なる。例えば、湿度が低いほど、インクの増粘度は大きくなる。それにもかかわらず、湿度が低いときと同様の干渉量G1等のワイピングパラメータ及びインク吸引パラメータにおいてワイピングを実施すると、ノズル開口形成面30aの払拭を適切に実施できない場合がある。
この点、インクジェット式記録装置10Aが湿度計を有することによって、CL間隔タイマのみならず、現在の湿度に基づいて、干渉量G1等を変更することができるから、湿度に影響されるインクの増粘度に応じて、適切なワイピングを実施することができる。
本発明は、インクジェット式記録装置としての上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。さらに、上述の各実施形態は、相互に組み合わせて構成するようにしても良い。また、本発明は、インクジェット式記録装置に限らず、プリンタ等の画像記録装置に用いられる記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等の液体を吐出する液体噴射ヘッドを用いた液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置等にも適用できる。
インクジェット式記録装置を示す概略図である。 記録ヘッド等を示す概略図である。 記録ヘッドとワイパーとの位置関係等を示す概略図である。 インクジェット式記録装置の電気的な接続例を示す概略図である。 干渉量と拭き取り速度を示す図である。 インクジェット式記録装置の動作例を示す概略フローチャートである。 インクジェット式記録装置の動作例を示す概略フローチャートである。 インクジェット式記録装置の動作例を示す概略フローチャートである。 インクジェット式記録装置の電気的な接続例を示す概略図である。 インクジェット式記録装置の動作例を示す概略フローチャートである。
符号の説明
10,10A・・・インクジェット式記録装置、20・・・インク吸引装置、23・・・ワイパー、30・・・記録ヘッド、32・・・記録ヘッド昇降装置、34・・・CLタイマ、36・・・温度計、72・・・記憶部、74・・・CL制御部

Claims (5)

  1. ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドのノズル開口から前記液体を排出して前記液体噴射ヘッドをクリーニングするクリーニング手段と、
    前記クリーニングの後に、前記ノズル開口が設けられたノズル開口形成面と干渉して前記ノズル開口形成面を払拭するワイピング部材と、
    前記ワイピング部材が前記ノズル開口形成面を払拭するときの、前記ノズル開口形成面に対する垂直方向の干渉量を調整する干渉量調整手段と、
    を有する液体噴射装置であって、
    前回の前記クリーニングからの経過時間を計測する経過時間計測手段と、
    前記経過時間に基づいて、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材の干渉量、及び、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との相対速度を変更するワイピング条件変更手段と、
    を有することを特徴とする液体噴射装置。
  2. 温度を計測する温度計測手段を有し、
    前記ワイピング条件変更手段は、前記経過時間及び前記温度に基づいて、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材の干渉量、及び、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との相対速度を変更する構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 湿度を計測する湿度計測手段を有し、
    前記ワイピング条件変更手段は、さらに前記湿度に基づいて、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材の干渉量、及び、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との相対速度を変更する構成となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の液体噴射装置。
  4. 前記ワイピング条件変更手段は、さらに前記ワイピング部材による前記ノズル開口形成面の払拭の回数を変更する構成となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の液体噴射装置。
  5. ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドのノズル開口から前記液体を排出して前記液体噴射ヘッドをクリーニングするクリーニング手段と、 前記クリーニングの後に、前記ノズル開口が設けられたノズル開口形成面と干渉して前記ノズル開口形成面を払拭するワイピング部材と、前記ワイピング部材が前記ノズル開口形成面を払拭するときの、前記ノズル開口形成面に対する垂直方向の干渉量を調整する干渉量調整手段と、を有する液体噴射装置が、前回の前記クリーニングからの経過時間を判断する経過時間判断ステップと、
    前記液体噴射装置が、前記経過時間判断ステップにおける判断結果に基づいて、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材の干渉量、及び、前記ノズル開口形成面と前記ワイピング部材との相対速度を変更するワイピング条件変更ステップと、
    を有することを特徴とする液体噴射ヘッドのワイピング方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009119727A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Seiko I Infotech Inc インクジェット印刷装置、印刷ヘッドのクリーニング方法のプログラムおよび印刷ヘッドのクリーニング方法
JP2012245462A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Seiko Epson Corp 液滴吐出装置

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