JP4712079B2 - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4712079B2
JP4712079B2 JP2008216974A JP2008216974A JP4712079B2 JP 4712079 B2 JP4712079 B2 JP 4712079B2 JP 2008216974 A JP2008216974 A JP 2008216974A JP 2008216974 A JP2008216974 A JP 2008216974A JP 4712079 B2 JP4712079 B2 JP 4712079B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
respect
camshaft
torsion spring
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008216974A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010052481A (ja
Inventor
智幸 塩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kojima Industries Corp filed Critical Kojima Industries Corp
Priority to JP2008216974A priority Critical patent/JP4712079B2/ja
Publication of JP2010052481A publication Critical patent/JP2010052481A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4712079B2 publication Critical patent/JP4712079B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

本発明は、車両用収納装置のドア等を開閉する開閉装置に関する。
特開2002−362237号公報は、開操作ノブと閉操作ノブがそれぞれ1個設けられた開閉装置を開示している。
しかし、上記公報開示の装置には、次の問題点がある。
開操作ノブと閉操作ノブがそれぞれ1個設けられているので、2つのノブが車室内から見えてしまい見栄えが悪い。
開操作ノブと閉操作ノブがそれぞれ1個設けられているので、手探りではどちらのノブかわかり難い。
特開2002−362237号公報
本発明が解決しようとする問題点は、開操作ノブと閉操作ノブが1個づつ設けられていることである。
本発明の目的は、1個のノブでドアの開操作と閉操作を行うことができる開閉装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) ベースと、ノブと、カムシャフトと、第1の部材と、第2の部材と、トーションスプリングと、を有し、
前記ベースは、前記トーションスプリングの一端部を固定軸芯まわりに回動可能に支持するスプリング保持部を備えており、
前記ノブは、前記ベースに対して前記カムシャフトの軸方向に移動可能とされており、
前記カムシャフトは、前記ノブとともに前記ベースに対してカムシャフト軸方向に移動し、前記ノブを操作した際に前記第2の部材を押圧する押圧部を備えており、
前記第1の部材は、前記ベースに対して第1の軸芯まわりに回動可能とされており、
前記第2の部材は、前記第1の部材に対して前記第1の軸芯とは異なる第2の軸芯まわりに回動可能とされており、
前記トーションスプリングは、一端部で前記ベースのスプリング保持部に支持され、他端部で前記第2の回動軸芯とは異なる位置で前記第2の部材に連結されており、
(a)前記ノブを操作していないとき、前記第2の軸芯と前記トーションスプリングの他端部は、前記固定軸芯と前記第1の軸芯とを通るターンオーバー面より一側に位置し、
(b)前記ノブを押し込んだとき、前記第2の部材が前記カムシャフトの押圧部によって押圧されて前記第1の部材に対して回動するとともに前記第1の部材が前記ベースに対して回動し、前記第2の軸芯と前記トーションスプリングの他端部が前記ターンオーバー面より他側に移動し、
(c)前記ノブの押し込み操作を解除したとき、前記第2の部材が前記トーションスプリングの付勢力により前記第1の部材に対して回動し、前記第2の軸芯と前記トーションスプリングの他端部が前記ターンオーバー面に対して前記ノブを操作していないときの位置と対称な位置に位置する、
開閉装置。
(2) 前記カムシャフトの押圧部の、前記ターンオーバー面の面直方向の両側端部に、前記ノブを押し込んで前記押圧部で前記第2の部材を押し込んだときに前記第2の軸芯が前記ターンオーバー面の一側から他側に移動する方向に前記第2の部材を回動させる傾斜面が形成されている、(1)記載の開閉装置。
上記(1)の開閉装置では、(a)ノブを操作していないとき、第2の軸芯とトーションスプリングの他端部はターンオーバー面より一側に位置し、(b)ノブを押し込んだとき、第2の部材がカムシャフトの押圧部によって押されて第1の部材に対して回動するとともに第1の部材がベースに対して回動し、第2の軸芯とトーションスプリングの他端部がターンオーバー面より他側に移動し、(c)ノブの押し込み操作を解除したとき、第2の部材がトーションスプリングの付勢力により第1の部材に対して回動し、第2の軸芯とトーションスプリングの他端部がターンオーバー面に対してノブを操作していないときの位置と対称な位置に位置する。そのため、1個のノブを押圧操作して第2の軸芯とトーションスプリングの他端部をターンオーバー面に対して一側から他側に(ノブを再度押圧操作した際には他側から一側に(一側から他側に))移動させることができ、1個のノブでドアの開操作と閉操作を行うことができる。
上記(2)の開閉装置では、カムシャフトの押圧部の両側端部に傾斜面が形成されているため、ノブを押し込んで押圧部で第2の部材を押し込んだときに、第2の部材を、第2の軸芯がターンオーバー面の一側から他側に移動する方向に確実に回動させることができる。
本発明実施例の開閉装置を、図1〜図6を参照して説明する。
本発明実施例の開閉装置10は、車両用収納装置のドアを開閉する装置である。ただし、開閉装置10は、車両用収納装置のドアを開閉する装置に限定されるものではなく、たとえば、車両用カップホルダ装置、車両用灰皿装置等のドアを開閉する装置であってもよい。また、ドア開閉だけでなく力の入力で反復作動をする機構として用いられていてもよい。
まず、図1、図2を参照して、開閉装置10が設けられる車両用収納装置30を説明する。
車両用収納装置30は、内装装置本体31と、ドア32を有する。
内装装置本体31は、車室側(上方)に開口する収容部31aを有する。内装装置本体31は、車両の内装部材自体であってもよく、内装部材と別体に形成されて内装部材に固定して取付けられていてもよい。
ドア32は、内装装置本体31に回動可能に取付けられている。ドア32は、内装装置本体31に対して、収容部31aの開口を開放する開位置と収容部31aの開口を閉塞する閉位置との間で回動可能である。ドア32は、内装装置本体31に取付けられるドアアーム32aを備えている。
つぎに、開閉装置10を説明する。
開閉装置10は、図3に示すように、ベース11と、ノブ12と、カムシャフト13と、第1の部材14と、第2の部材15と、トーションスプリング16と、を有する。
ベース11は、図1に示すように、内装装置本体31にビス11c等で固定して取付けられる。ベース11は、図3に示すように、ケース11aとカバー11bの2部品構成である。ケース11aとカバー11bは、互いに別体に形成され互いに固定して組付けられる。ケース11aとカバー11bが互いに組付けられたとき、ケース11aとカバー11bとで1つの箱状体を形成する。
ベース11は、トーションスプリング16の一端部16aを固定軸芯P3まわりに回動可能に支持するスプリング保持部11dを備えている。
ノブ12は、使用者がドア32を開閉させるときに操作する部分である。ノブ12は、1つのみ設けられる。ノブ12は、ベース11の上端部に設けられる装着部11eにカムシャフト13の軸方向(図3の上下方向)に往復直線動可能に装着される。
カムシャフト13は、ノブ12とともにベース11に対してカムシャフト軸方向に往復直線動する。カムシャフト13は、ノブ12と一体に形成されていてもよく、別体に形成されてノブ12と固定されていてもよい。カムシャフト13は、常時カムシャフト付勢スプリング13dによりベース11に対して上方に付勢されている。カムシャフト13がカムシャフト付勢スプリング13dによりベース11に対して常時付勢されており、カムシャフト13がノブ12とともにベース11に対して移動するため、ノブ12もカムシャフト付勢スプリング13dにより常時上方に付勢されている。
カムシャフト13は、図4に示すように、ノブ12を押圧操作した際に第2の部材15を上方から押圧する押圧部13aと、後述するターンオーバー面Lの面直方向で押圧部13aの両側に位置する一対の側壁部13bと、を備えている。押圧部13aと側壁部13bは、ターンオーバー面Lに対して対称形状となっている。
押圧部13aは、ターンオーバー面Lの面直方向で、両側端部(その近傍含む)に形成される傾斜面13cを備える。傾斜面13cは、押圧部13aで第2の部材15を押圧した際に第2の部材15を所定方向に(第2の部材15の軸芯P2がターンオーバー面Lの一側から他側に移動する方向に)確実に回動させるために設けられている。傾斜面13cは、ターンオーバー面Lから離れる方向かつ第2の部材15の軸芯P2から離れる方向に傾斜している。
一対の側壁部13bは、押圧部13aから下方に延びて設けられている。
第1の部材14は、正面視扇形状などの板状である。第1の部材14は、ベース11に対して第1の軸芯P1まわりに回動可能とされている。第1の部材14は、図3に示すビス(段付きビス)14aを使用する、ベース11と第1の部材14の一方に設けられるボスをベース11と第1の部材14の他方に設けられるボス受け穴に挿入する等して、ベース11に回動可能に取付けられている。第1の部材14は第1の軸芯P1以外の部位でドアアーム32aと連結されており、第1の部材14がベース11に対して第1の軸芯P1まわりに回動したとき、ドア32も内装装置本体31に対して動く(開閉動する)。
第2の部材15は、たとえば棒状である。第2の部材15は、第1の部材14に対して第1の軸芯P1とは異なる第2の軸芯P2まわりに回動可能とされている。第2の部材15は、ビス(段付きビス)15aを使用する、第1の部材14と第2の部材15の一方に設けられるボスを第1の部材14と第2の部材15の他方に設けられるボス受け穴に挿入する等して、第1の部材14に回動可能に取付けられている。第2の部材15は、下端部(一端部)で第1の部材14に回動可能に取付けられている。第2の部材15の上端部(他端部)は、図4に示すように、カムシャフト13の押圧部13aと一対の側壁部13bとで形成される空間S内に常時入り込んでいる。第2の部材15の上端部は、ノブ12を操作していないとき又はノブ12の操作が終了したとき、一対の側壁部13bのいずれか一方に当接しており(寄りかかっており)、それ以上第1の部材14に対して回動することを規制されている。
トーションスプリング16は、ターンオーバースプリングとして使用される。トーションスプリング16は、巻き部16aと、一端部16bと、他端部16cと、を備える。
一端部16bは、ベース11のスプリング保持部11dに固定軸芯P3まわりに回動可能に支持される(取付けられる)。
他端部16cは、第2の軸芯P2とは異なる位置で第2の部材15に連結されている。他端部16cは、第2の部材15の長手方向中間部(上下方向中間部)に設けられるスプリング用溝15bに引っ掛けられる。
トーションスプリング16は、固定軸芯P3と第1の軸芯P1とを通るターンオーバー面Lを越えたとき(ターンオーバー面L上にあるターンオーバー点を越えたとき)、ターンオーバーする。トーションスプリング16は、図2に示すように、閉位置にあるときのドア32の重心と開位置にあるときのドア32の重心との中央位置でターンオーバーする。
[ノブ12の操作によるドア32の開閉]
ここで、ノブ12を押してドア32を開ける作動を説明する。ノブ12を押してドア32を閉める作動はノブ12を押してドア32を開ける作動に準じるため、説明を省略する。なお、以下において(図6において)、F1〜F7は、つぎの通りである。
F1:第2の部材15、第1の部材14へのトーションスプリング16からの作用力
F2:F1による第1の部材14への作用力
F3:F1による第2の部材15への作用力
F4:外力(操作力)によるノブ12への作用力
F5:F4によるカムシャフト13の第2の部材15への作用力
F6:F5による第1の部材14への作用力
F7:ノブ12、カムシャフト13へのカムシャフト付勢スプリング13dからの作用力
(a)ノブ12を押圧操作していないとき
第2の軸芯P2とトーションスプリング16の他端部16cは、図5(a)に示すように、ターンオーバー面Lより一側に位置する。第2の部材15の上端部は、一対の側壁部13bの一方(ターンオーバー面Lより一側に位置する方、図5(a)において左側に位置する方)に当接している。第2の部材15の上端部と押圧部13aとの間には隙間があり、第2の部材15の上端部と押圧部13aとは接触していない。
このとき、図6(a)に示すように、F7によりノブ12が初期位置に保持される。F1によりF2,F3の分力が生じ、F2で第1の部材14の保持(ドア32の閉状態の保持)、F3で第2の部材15の保持をする。
(b)ノブ12を押し込んだとき
(b−1)ノブ12を押すと、図5(b)に示すように、ノブ12とカムシャフト13が、カムシャフト13の押圧部13aが第2の部材15に接触するまで、ベース11に対して移動する。
(b−2)さらにノブ12を押してカムシャフト13の押圧部13aが第2の部材15に接触すると、図5(b)(c)に示すように、第2の部材15がカムシャフト13の押圧部13aによって押圧されて第1の部材14に対して回動するとともに第1の部材14がベース11に対して回動する。このとき、図6(b)(c)に示すように、F5が生じ、F5により第2の部材15が回動することでF6が生じ、F6により第1の部材14がベース11に対して回動する。
(b−3)ノブ12をフルストローク押し込んだとき、第2の部材15がさらに第1の部材14に対して回動し、第1の部材14がさらにベース11に対して回動し、図5(c)に示すように、第2の軸芯P2とトーションスプリング16の他端部16cがターンオーバー面Lを超えて該面Lより他側に移動する。第2の軸芯P2とトーションスプリング16の他端部16cがターンオーバー面Lを超えると同時に、図6(c)に示すように、トーションスプリング16から生じるF1,F2,F3の方向がターンオーバー面Lに対して反転する。
上記(b−2)、(b−3)で第1の部材14がベース11に対して回動するため、第1の部材14と連結されているドア32が内装部材31に対して開動する。
(c)ノブ12の押圧操作を解除したとき
ノブ12を押し込んでいた手をノブ12から離すと、図5(d)、図6(d)に示すように、ノブ12とカムシャフト13がF7によりノブ12を押圧操作する前の状態と同じ位置(初期位置)まで戻る。そのため、第2の部材15がカムシャフト13の押圧部13aによる押圧から解放される。押圧が解放されると、第2の部材15がF3により第1の部材14に対して回動し、第2の部材15の上端部が一対の側壁部13bの一方(ターンオーバー面Lより一側に位置する方)から他方(ターンオーバー面Lより他側に位置する方)に移動し該他方に当接する。
第2の部材15の上端部が一対の側壁部13bの他方に当接したとき、第2の軸芯P2とトーションスプリング16の他端部16cはターンオーバー面Lに対してノブ12を操作していないときの位置と対称な位置に位置する。
[ドア32の手動開閉]
つぎに、ノブ12を押さずにドア32を手動で開ける作動を説明する。ノブ12を押さずにドア32を手動で閉める作動はノブ12を押さずにドア32を手動で開ける作動に準じるため、説明を省略する。
ドア32を直接手で内装装置本体31に対して開動させると、ドア32が内装装置本体31に対して動くことに伴いドア32と連結されている第1の部材14がベース11に対して回動する。また、第1の部材14がベース11に対して回動するとき第2の部材15も第1の部材14に対して回動する。そのため、トーションスプリング16の他端部16cも移動し、第2の軸芯P2とトーションスプリング16の他端部16cとがターンオーバー面Lを超えターンオーバー面Lの一側から他側に移動する。
第2の軸芯P2とトーションスプリング16の他端部16cとがターンオーバー面Lを超えると、第2の部材15がトーションスプリング16の付勢力により第1の部材14に対して回動し、第2の部材15の上端部が一対の側壁部13bの一方(ターンオーバー面Lより一側に位置する方)から他方(ターンオーバー面Lより他側に位置する方)に移動し該他方に当接する。第2の部材15の上端部が一対の側壁部13bの他方に当接したとき、第2の軸芯P2とトーションスプリング16の他端部16cはターンオーバー面Lに対してドア32開操作前の位置と対称な位置に位置する。
なお、第2の部材15の上端部が一対の側壁部13bの一方(ターンオーバー面Lより一側に位置する方)から他方(ターンオーバー面Lより他側に位置する方)に移動する際、第2の部材15の上端部がカムシャフト13の押圧部13aにぶつかるおそれがある場合には、該おそれがある押圧部13a部分に第2の部材15との当接を防止する逃がし部13eが設けられていることが望ましい。なお、図示例では、逃がし部13eは両傾斜面13c間に設けられた凹み部からなる。
つぎに、本発明実施例の作用、効果を説明する。
(a)ノブ12を操作していないとき、第2の軸芯P2とトーションスプリング16の他端部16cはターンオーバー面Lより一側に位置し、(b)ノブ12を押し込んだとき、第2の部材15がカムシャフト13の押圧部13aによって押されて第1の部材14に対して回動するとともに第1の部材14がベース11に対して回動し、第2の軸芯P2とトーションスプリング16の他端部16cがターンオーバー面Lより他側に移動し、(c)ノブ12の押し込み操作を解除したとき、第2の部材15がトーションスプリング16の付勢力により第1の部材14に対して回動し、第2の軸芯P2とトーションスプリング16の他端部16cがターンオーバー面Lに対してノブ12を操作していないときの位置と対称な位置に位置する。そのため、1個のノブ12を押圧操作して第2の軸芯P2とトーションスプリング16の他端部16cをターンオーバー面Lに対して一側から他側に(ノブ12を再度押圧操作した際には他側から一側に(一側から他側に))移動させることができ、1個のノブ12でドア32の開操作と閉操作を行うことができる。
(i)ノブの操作前後で第2の軸芯P2とトーションスプリング16の他端部16cがターンオーバー面Lに対して対称な位置に位置しており、(ii)押圧部13aと側壁部13bがターンオーバー面Lに対して対称形状となっており、(iii)トーションスプリング16が、閉位置にあるときのドア32の重心と開位置にあるときのドア32の重心との中央位置でターンオーバーするため、ノブ12を操作してドア32を開けるときとドア32を閉めるときとで、ノブ12の操作荷重を同等にすることができる。
カムシャフト13の押圧部13aの両側端部に傾斜面13cが形成されているため、ノブ12を押し込んで押圧部13aで第2の部材15を押し込んだときに、第2の部材15を、第2の軸芯P2がターンオーバー面Lの一側から他側に移動する方向に(所定の方向に)確実に回動させることができる。
カムシャフト13が押圧部13aの両側に位置する一対の側壁部13bを備えており、側壁部13bの一方にはノブ12を操作する前の第2の部材15が当接し、側壁部13bの他方にはノブ12を操作した後の第2の部材15が当接するため、ノブ12の操作前後における第2の部材15の第1の部材14に対する角度(姿勢)を側壁部13bで定めることができる。そのため、ドア32の開閉操作前後における第2の軸芯P2及びトーションスプリング16の他端部16cの位置をターンオーバー面Lに対して確実に対称にすることができる。
本発明実施例の開閉装置が設けられる車両用収納装置の斜視図である。 本発明実施例の開閉装置が設けられる車両用収納装置の断面図である。 本発明実施例の開閉装置の分解斜視図である。 本発明実施例の開閉装置の、ノブとカムシャフトとカムシャフト付勢スプリングと第1の部材と第2の部材とトーションスプリングの、正面図である。 本発明実施例の開閉装置の、(a)ノブを押し込んでいないときと、(b)ノブをカムシャフトの押圧部が第2の部材に接触するまで押し込んだときと、(c)さらにノブを押し込んだとき(フルストロークさせたとき)と、(d)ノブの押圧操作を解除したときと、を示す正面図である。 本発明実施例の開閉装置の、ノブとカムシャフトとカムシャフト付勢スプリングと第1の部材と第2の部材とトーションスプリングの、図5の各状態での関係を示す正面図であり、各作用力の方向を表した図である。
符号の説明
10 開閉装置
11 ベース
11a ケース
11b カバー
11d スプリング保持部
11e 装着部
12 ノブ
13 カムシャフト
13a 押圧部
13b 側壁部
13c 傾斜面
13d カムシャフト付勢スプリング
13e 逃がし部
14 第1の部材
15 第2の部材
15b スプリング用溝
16 トーションスプリング
16a 巻き部
16b 一端部
16c 他端部
30 車両用収納装置
31 内装装置本体
32 ドア
32a ドアアーム
L ターンオーバー面
P1 第1の軸芯
P2 第2の軸芯
P3 固定軸芯

Claims (2)

  1. ベースと、ノブと、カムシャフトと、第1の部材と、第2の部材と、トーションスプリングと、を有し、
    前記ベースは、前記トーションスプリングの一端部を固定軸芯まわりに回動可能に支持するスプリング保持部を備えており、
    前記ノブは、前記ベースに対して前記カムシャフトの軸方向に移動可能とされており、
    前記カムシャフトは、前記ノブとともに前記ベースに対してカムシャフト軸方向に移動し、前記ノブを操作した際に前記第2の部材を押圧する押圧部を備えており、
    前記第1の部材は、前記ベースに対して第1の軸芯まわりに回動可能とされており、
    前記第2の部材は、前記第1の部材に対して前記第1の軸芯とは異なる第2の軸芯まわりに回動可能とされており、
    前記トーションスプリングは、一端部で前記ベースのスプリング保持部に支持され、他端部で前記第2の回動軸芯とは異なる位置で前記第2の部材に連結されており、
    (a)前記ノブを操作していないとき、前記第2の軸芯と前記トーションスプリングの他端部は、前記固定軸芯と前記第1の軸芯とを通るターンオーバー面より一側に位置し、
    (b)前記ノブを押し込んだとき、前記第2の部材が前記カムシャフトの押圧部によって押圧されて前記第1の部材に対して回動するとともに前記第1の部材が前記ベースに対して回動し、前記第2の軸芯と前記トーションスプリングの他端部が前記ターンオーバー面より他側に移動し、
    (c)前記ノブの押し込み操作を解除したとき、前記第2の部材が前記トーションスプリングの付勢力により前記第1の部材に対して回動し、前記第2の軸芯と前記トーションスプリングの他端部が前記ターンオーバー面に対して前記ノブを操作していないときの位置と対称な位置に位置する、
    開閉装置。
  2. 前記カムシャフトの押圧部の、前記ターンオーバー面の面直方向の両側端部に、前記ノブを押し込んで前記押圧部で前記第2の部材を押し込んだときに前記第2の軸芯が前記ターンオーバー面の一側から他側に移動する方向に前記第2の部材を回動させる傾斜面が形成されている、請求項1記載の開閉装置。
JP2008216974A 2008-08-26 2008-08-26 開閉装置 Expired - Fee Related JP4712079B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008216974A JP4712079B2 (ja) 2008-08-26 2008-08-26 開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008216974A JP4712079B2 (ja) 2008-08-26 2008-08-26 開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010052481A JP2010052481A (ja) 2010-03-11
JP4712079B2 true JP4712079B2 (ja) 2011-06-29

Family

ID=42068866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008216974A Expired - Fee Related JP4712079B2 (ja) 2008-08-26 2008-08-26 開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4712079B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4384078B2 (ja) * 2005-04-27 2009-12-16 株式会社ニフコ 作動方向反転機構及びそれを適用した蓋開閉装置
JP4131740B2 (ja) * 2006-05-15 2008-08-13 小島プレス工業株式会社 開閉装置
JP2008274743A (ja) * 2007-03-30 2008-11-13 Advanex Inc 開閉機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010052481A (ja) 2010-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2196606B1 (en) Vehicle door latch device
JP4131740B2 (ja) 開閉装置
JP6447464B2 (ja) スイッチ
JP4712079B2 (ja) 開閉装置
JP4628171B2 (ja) 車両用カップホルダ
JP4044364B2 (ja) スイッチ装置
JP4553088B2 (ja) スイッチ装置
JP5712021B2 (ja) 2方向操作スイッチ
JP4437440B2 (ja) 開閉装置
JP4714168B2 (ja) ドアハンドル装置
JP5453133B2 (ja) 開閉部材の開閉機構、容器
JP5020851B2 (ja) 車両用収納装置のドアの開閉装置
JP2010103025A (ja) 摺動部品およびそれを備える装置
JP2005220564A (ja) ロック機構付きステー装置
JP2019067540A (ja) スイッチ
JP5884045B2 (ja) 断路器
JP2013173466A (ja) 旋回方向指示装置
JP5894893B2 (ja) 収容構造体装置
JP6428571B2 (ja) スイッチ
JP4076937B2 (ja) 回転式レバースイッチ
JP2010065456A (ja) 車両用ドアハンドル装置
JP6520844B2 (ja) 画像形成装置
JP4245598B2 (ja) 車両用収納体装置
JP5480561B2 (ja) 開扉アシスト装置
JP4162661B2 (ja) 車両用収納装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100909

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110322

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees