JP4711417B2 - 車両用尾灯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用尾灯装置に係り、特に、尾灯装置の上下方向および車幅方向の寸法を低減し、レイアウトやデザインの自由度を向上させることが可能な車両用尾灯装置に関する。
従来から、ブレーキ作動時に点灯する車両後部のストップランプを、発光ダイオード(LED)によって構成した尾灯装置が知られている。
特許文献1には、中央のテールランプとその左右のウィンカランプとからなるコンビランプユニットの上方に、横一列に並べられた複数のLEDからなるストップランプを配置した自動二輪車のランプ配置構造が開示されている。
特開平6−156341号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、コンビランプユニットの上方にストップランプが配置される上下二段の構成となるので、尾灯装置の上下方向の寸法が大きくなりやすく、レイアウトやデザインの自由度が制限されるという課題があった。
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、尾灯装置の上下方向および車幅方向の寸法を低減し、レイアウトやデザインの自由度を向上させることが可能な車両用尾灯装置を提供することにある。
前記した目的を達成するために、本発明は、テールランプと、ストップランプと、ウィンカランプとを備える尾灯装置において、前記テールランプの左右両側に、発光ダイオードからなるストップランプが複数配置され、前記ストップランプは傾斜して配置されている点に第1の特徴がある。
また、前記複数の発光ダイオードは、車両中心に位置するほど高い位置に配設されている点に第2の特徴がある。
また、前記複数の発光ダイオードは、車両中心に位置するほど低い位置に配設されている点に第3の特徴がある。
また、前記ストップランプにはインナーレンズが設けられ、前記インナーレンズには、前記発光ダイオードがのぞむ部分に円筒状の凹部が形成されていると共に、前記凹部以外の表面にシボ加工が施されている点に第4の特徴がある。
また、前記円筒状の凹部の底部が、前記発光ダイオードの照射光を収束させるレンズ状に形成されている点に第5の特徴がある。
さらに、車両後部に装着されるベース部材を備えており、前記ベース部材の略中央にテールランプが配置されていると共に、前記ストップランプの車体外側方向に前記ウィンカランプが配置されており、前記テールランプを覆うテールランプ用アウターレンズと、前記ウィンカランプを覆うウィンカランプ用アウターレンズとを具備した点に第6の特徴がある。
また、前記ストップランプが、前記ウィンカランプ用アウターレンズに覆われるように構成されている点に第7の特徴がある。
第1の発明によれば、テールランプの左右にLEDによるストップランプが振り分けられて配置され、複数のLEDが傾斜して配置されるので、尾灯装置の上下方向およびの車幅方向の寸法が低減されて、レイアウトやデザインの自由度を高めることができるようになる。
第2の発明によれば、複数のLEDを略水平に並べる配置構造に比してストップランプの幅が低減されるので、尾灯装置の車幅方向の寸法を低減することが可能となる。また、白熱電球に比して発熱量の少ないLEDを使用するので、複数のLEDを近接配置することで小スペース内で高輝度の発光を可能とし、ストップランプの被視認性を高めることができるようになる。
第3の発明によれば、複数のLEDを略水平に並べる配置構造に比してストップランプ部の幅が低減されるので、尾灯装置の車幅方向の寸法を低減することが可能となる。また、白熱電球に比して発熱量の少ないLEDを使用するので、複数のLEDを近接配置することで小スペース内で高輝度の発光を可能とし、ストップランプの被視認性を高めることができるようになる。
第4の発明によれば、インナーレンズの円筒状の凹部が透過光で発光する一方、前記凹部以外の表面は、シボ加工による光の拡散でその全体が発光するので、同一の光源から2種類の光が得られると共に、斬新な外観性を有するストップランプが得られるようになる。
第5の発明によれば、LEDの照射光を収束するレンズ状物によって、円筒状の凹部をよりクリアで強力に発光させることが可能となる。
第6の発明によれば、ベース部材に、テールランプ、ストップランプ、ウィンカランプを一体的に配置したので、尾灯装置の車両への組付性やメンテナンス性を向上させることが可能となる。また、テールランプを中央に配置し、その左右に発光ダイオードからなるストップランプを配置することにより、上下方向の寸法を低減しつつ高い被視認性を確保した尾灯装置を得ることができる。
第7の発明によれば、ストップランプをウィンカランプ用アウターレンズで覆う構成とすることで、テールランプ用アウターレンズの小型化が可能となると共に、尾灯装置のレイアウトおよびデザインの自由度を大幅に高めることが可能となる。また、ストップランプに独立したアウターレンズを設ける構成に比して、部品点数や生産工数の低減が可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明を適用した自動二輪車の一実施形態の側面図である。自動二輪車1は、無段変速機を内蔵するユニットスイング式のパワーユニットを備えたスクータ型の自動二輪車である。左右一対のメインフレーム6の前方には、補強部材としてのガセット7と共に円筒状のヘッドパイプ4が固定的に結合されており、該ヘッドパイプ4に軸着される左右一対のフロントフォーク5の下端部には、前輪WFが回転自在に軸支されている。前記フロントフォーク5は、前記ヘッドパイプ4に回動自在に軸支されるステムシャフト(不図示)に連結されたハンドルバー2およびこれに装着されたハンドルグリップ3によって操舵可能とされている。また、前記ヘッドパイプ4は、外装部品としてのフロントカバー24およびカバーパネル15によって車両前後方向から覆われている。
前記メインフレーム6は、車体下方で略U字状に湾曲されて、車体後部に延びるシートフレーム9と連結されている。また、前記メインフレーム6の下部に結合されるガセット11には、後述するパワーユニット18を支持するためのプレート12が連結されている。前記メインフレーム6とシートフレーム9とは、車体の略中央に配設されるガセット10を介して左右一対のサブフレーム8によっても結合されており、該サブフレーム8に挟まれるように燃料タンク13が配設されている。前記ガセット11にその一端側が回転可能に軸着された前記プレート12には、エンジン17、キャブレター21、エアクリーナボックス20を含むパワーユニット18が支持されている。該パワーユニット18は、前記シートフレーム9に取り付けられたリヤクッション22によって吊り下げられることで、前記プレート12の一端側を回動軸として揺動可能とされており、その後端部には、駆動輪としての後輪WRが回転自在に軸支されている。また、前記エンジン17のシリンダヘッドに設けられた排気ポート(不図示)に接続される排気管19の他端側は、車体後方に配設されるマフラ23に連結されている。
前記シートフレーム9は、乗員が着座するシート16の下方に配設されている左右一対のサイドカバー25によって覆われている。そして、このサイドカバー25の車両後端側に、尾灯としてのテールランプと、制動灯としてのストップランプと、方向指示灯としての左右ウィンカランプとが一体的に構成された、本発明の一実施形態に係る尾灯装置30が配設されている。
図2は、本発明の一実施形態に係る尾灯装置30の側面図である。前記尾灯装置30のベース部材31は、前記テールランプと、ストップランプと、ウィンカランプとを一体的に収納すると共に、左右一対のステー34等によって車体側に固定的に支持されている。また、樹脂等で一体的に形成されている前記ベース部材31は、その後端に向かって上方にせり上がるような形状とすることで、自動二輪車の後端部にシャープな外観性を与えることを可能としている。また、前記ベース部材31の表面側には、透明または有色透明の樹脂等で形成されたアウターレンズとしての、テールランプレンズ32、左側ウィンカランプレンズ33L、右側ウィンカランプレンズ33R(図4参照)が取り付けられている。
図3は、前記尾灯装置30の正面図であり、自動二輪車1の後方から視認した状態に相当する図である。前記尾灯装置30のベース部材31や各アウターレンズは左右対称に形成されており、該図では、ウィンカランプ用アウターレンズとしての右側ウィンカランプレンズ33R(図4参照)と、前記テールランプレンズ32の右側半分とを取り外した状態を示している。前記ベース部材31の車幅方向中央には、白熱電球によるテールランプバルブ40が配設される凹形状のテールランプ部35が形成されており、その左右両側には、凹形状のストップランプ部36L(不図示),36Rが形成されている。そして、該ストップランプ部36L,36Rの内部には、発光ダイオード(LED)による右側ストップランプバルブ41a,41b,41cおよび左側ストップランプバルブ71a,71b,71c(図5参照)が配設されている。また、前記ストップランプ部36L,36Rの車体外側方向には、ウィンカランプ部37L(不図示),37Rが形成されると共に、その内部には、白熱電球によるウィンカランプバルブ42L,42Rが配設されている。なお、前記テールランプ部35とストップランプ部36L,36Rとの間および該ストップランプ部36L,36Rとウィンカランプ部37L,37Rとの間には、各バルブの照射光を相互に遮断する仕切り板がそれぞれ形成されている。
上記したようなストップランプの配置構成によれば、テールランプの上下ではなく左右にストップランプが振り分けられて配置されるので、尾灯装置30の上下方向の寸法を低減することが可能となる。また、ストップランプの照射範囲を車幅方向に拡げることができるので、ストップランプの被視認性を高めることが可能となる。さらに、白熱電球に比して発熱の少ないLEDを使用するので、複数のLEDを近接して配設することで、ストップランプ部36L,36Rの大きさを抑制しながら、高輝度の発光を可能とするストップランプが得られるようになる。
前記右側ストップランプバルブ41a,41b,41cは、前記右側ストップランプ部36Rの底面からのぞむLEDユニット50に配設されていると共に、本実施形態においては、3つのLEDが車体中心方向に向かうに従って高い位置に配設されるように構成されている。このような構成によれば、前記右側ストップランプバルブ41a,41b,41cを略水平に並べる方法に比して、右側ストップランプ部36Rの車幅方向の寸法を抑制できるので、尾灯装置30の車幅方向の寸法を低減することが可能となる。また、本実施形態においては、前記右側ストップランプバルブ41a,41b,41cが直線的に配設されているが、これは、非直線的であってもよく、さらに、車体中心方向に向かうに従って低い位置に配設されるように構成することもできる。なお、上記したような構成は、左側ストップランプバルブ71a,71b,71cにも同様に適用されている。
前記テールランプ部35は、該テールランプ部35の形状に合わせた略三角形のテールランプ用アウターレンズとしてのテールランプレンズ32で覆われている。これに対して、前記ストップランプ部36L,36Rは、赤色透明の樹脂等で形成されるテールランプレンズ32で覆うのではなく、前記ウィンカランプレンズ33L,33R(図4参照)の一部に覆われるように構成されている。該構成によれば、前記テールランプレンズ32の小型化が可能となると共に、尾灯装置30の全体のデザインの自由度を高めることができるようになる。また、例えば、ストップランプ部36L,36Rに独立したアウターレンズを設ける構成に比して、部品点数や生産工数の低減も可能となる。なお、前記ストップランプバルブ41a,41b,41cと右側ウィンカランプレンズ33R(図4参照)との間には、図示する左側インナーレンズ60Lと対称形状の右側インナーレンズ60R(図4参照)が配設されている。該右側インナーレンズ60Rは、ネジ孔36aを用いて前記ストップランプ部36Rに固定されており、その詳細は後述する。
図4は、図3のA−A線断面図を含む尾灯装置30の上面図である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。前記ベース部材31には、尾灯装置30を車体側に支持するための左右対称のステー31a(右側は不図示)が形成されている。前記したように、ベース部材31には、テールランプ部35、ストップランプ部36L(不図示),36R、ウィンカランプ部37L(不図示),37Rがそれぞれ左右対称に形成されているので、以下は、図示右側の構成に注目して説明する。前記テールランプ部35の底部には、テールランプバルブ40を支持するソケット70が取り付けられている。また、前記ストップランプ部36Rの底部にはLEDユニット50が取り付けられ、さらに、前記ウィンカランプ部37Rの底部にはウィンカランプバルブ42Rを支持するソケット72Rが取り付けられている。
前記ウィンカランプレンズ33Rは、前記ベース部材31の端部と前記テールランプレンズ32の端部とにそれぞれ係合するように構成されており、前記テールランプレンズ32を取付ビス73によってベース部材31に結合することで、ウィンカランプレンズ33Rも前記ベース部材31に同時に固定されるように構成されている。したがって、前記テールランプレンズ32をベース部材31の裏面側から固定する3本の取付ビス73によって、左右ウィンカランプレンズ33L,33Rの固定も同時に行われるので、部品点数が低減されると共に、各アウターレンズの表面側に取付ビスの頭や取付用の孔が露出することがなくなり、尾灯装置30の外観性および質感を高めることが可能となる。
前記ストップランプ部36Rに取り付けられるLEDユニット50は、電力を供給するための配線54が連結される基盤51と、該基盤51を支持するケース52と、LEDを覆うレンズ53とから構成されている。そして、前記レンズ53とウィンカランプレンズ33Rとの間には、前記ストップランプバルブ41a,41b,41cにそれぞれ対応する円筒状の凹部61が形成されたインナーレンズ60Rが配設されている。
図5は、前記LEDユニット50の正面図である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。左右のLEDが配設される基盤51を左右一体型のケース52に収納したLEDユニット50は、前記ベース部材31に取り付けられる際に、LEDが配設されている部分のみが左右ストップランプ部36L,36Rの底部からのぞむように構成されている。
本実施形態においては、前記左側ストップランプバルブ71a,71b,71cが右上がりに配設されると共に、前記右側ストップランプバルブ41a,41b,41cが右下がりに配設される、すなわち、それぞれ車両中心方向に向かうに従って高い位置に配設されるようにすることで、略三角形状に形成された前記テールランプ部35の形状に沿った略「ハ」の字状のLED配列が実現されている。これによって、各バルブの発熱量を考慮した際に必要となるバルブ間距離を十分に確保しながらデッドスペースが低減され、前記尾灯装置30の上下方向および車幅方向の寸法をさらに低減することが可能となる。
図6は、図3のB−B線断面図である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。前記基盤51は、取付ビス74によって前記ケース52の底部側に取り付けられており、右側LEDユニット50は、固定用ステー52a,52bを貫通する取付ビス75,76によって、前記ベース部材31の底部に形成された開口部を塞ぐように取り付けられている。また、前記右側インナーレンズ60Rに形成される円筒状の凹部61は、前記レンズ53側に大きく延ばされた形状とされている。なお、本実施形態では、ストップランプバルブとして赤色に発光するLEDを使用しているが、例えば、LEDを白色にすると共に、前記レンズ53やインナーレンズ60Rを赤色透明とする構成としてもよいことは勿論である。
図7は、前記右側インナーレンズ60Rの正面図である。前記したように、右側インナーレンズ60Rは、取付孔65に貫通する取付ビス(不図示)によって、右側LEDユニット50を覆うようにベース部材31に固定されている。また、透明または有色透明の樹脂等で形成されているインナーレンズ60Rの表面には、前記LEDユニット50のストップランプバルブ41a,41b,41cの位置にそれぞれ対応する開口部62a,62b,62cが形成されている。また、斜線で示すインナーレンズ60Rの平板状の表面部には、多数の凹凸模様から構成され、裏面側からの照射光を拡散させるシボ加工が施されている。
図8は、図7のC−C線断面図である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。前記したように、インナーレンズ60Rの表面には、裏面側からの照射光を拡散するシボ加工が施されているので、ストップランプバルブ41a,41b,41cの点灯時には、インナーレンズ60Rの表面全体が発光体であるかのように外観させることが可能である。一方、前記円筒状の凹部61a,61b,61bの底部には、照射光を収束するレンズ状物63a,63b,63cが形成されており、前記ストップランプバルブ41a,41b,41cの点灯時には、前記開口部62a,62b,62cから車体後方側へ向けて略直線的にその照射光が透過するように構成されている。上記したような構成によれば、ストップランプバルブ41a,41b,41cの点灯時に、前記開口部62a,62b,62cからは円環状のクリアな透過光が照射されると共に、その周囲全体がきらきらとした拡散光で発光することとなり、ストップランプに斬新な外観性を持たせると共に、さらに被視認性を向上させることができるようになる。なお、前記シボ加工は、インナーレンズ60Rの裏面側に施されてもよい。また、前記円筒状の凹部61a,61b,61cの長さや直径等を変化させることで、ストップランプバルブ41a,41b,41cに同一のLEDを使用した場合でも、前記開口部62a,62b,62cからそれぞれ異なる強さの光が透過されるように構成することもできる。なお、本発明の一実施形態に係る尾灯装置は、上記したようなインナーレンズを使わずに構成することも可能である。
上記したように、本発明に係る車両用尾灯装置によれば、テールランプの左右両側に発光ダイオードからなるストップランプを配置するので、尾灯装置の上下方向の寸法が低減される共に、ストップランプの照射範囲を車幅方向に拡げて被視認性を高めることが可能となる。さらに、白熱電球に比して発熱の少ない発光ダイオードを、車両中心方向に向かうに従って高い位置または低い位置に配設されるように構成したので、尾灯装置の上下方向および車幅方向の寸法が低減されて、尾灯装置のデザインの自由度を向上させることができるようになる。
なお、前記ベース部材に形成される、テールランプ部、ストップランプ部、ウィンカランプ部の形状や、ストップランプバルブの個数および配列形状、各アウターレンズの形状等は、上記した実施形態に限定されず、種々の変形が可能であることは勿論である。
本発明の一実施形態に係る尾灯装置が適用された自動二輪車の側面図である。 本発明の一実施形態に係る尾灯装置の側面図である。 本発明の一実施形態に係る尾灯装置の正面図である。 図3のA−A線断面図を含む尾灯装置の上面図である。 本発明の一実施形態に係るLEDユニットの正面図である。 図3のB−B線断面図である。 本発明の一実施形態に係るインナーレンズ(右側)の正面図である。 図7のC−C線断面図である。
符号の説明
30…尾灯装置、31…ベース部材、32…テールランプレンズ、33L…左側ウィンカランプレンズ、35…テールランプ部、36R…右側ストップランプ部、37R…右側ウィンカランプ部、40…テールランプバルブ、41a,41b,41c…ストップランプバルブ、42L,42R…ウィンカランプバルブ、50…右側LEDユニット、60L…左側インナーレンズ

Claims (9)

  1. テールランプと、ストップランプと、ウィンカランプと、前記テールランプが配設されるテールランプ部(35)、前記ストップランプが配設されるストップランプ部(36L,36R)および前記ウィンカランプが配設されるウィンカランプ部(37L,37R)が形成されるベース部材(31)とを備える尾灯装置において、
    前記テールランプは白熱電球(40)からなり、当該テールランプの左右両側に、発光ダイオード(41a,41b,41c,71a,71b,71c)からなるストップランプが複数配置され、
    前記複数の発光ダイオード(41a,41b,41c,71a,71b,71c)は、前記テールランプ部(35)の上下幅内で、車体中心方向に向かうに従って位置が高くまたは低くなるように配設されていることを特徴とする車両用尾灯装置。
  2. 前記ストップランプにはインナーレンズ(60L,60R)が設けられており、
    前記インナーレンズ(60L,60R)には、前記発光ダイオード(41a,41b,41c,71a,71b,71c)がのぞむ部分に円筒状の凹部(61a,61b,61b)が形成されていると共に、前記凹部(61a,61b,61b)以外の表面にシボ加工が施されていることを特徴とする請求項に記載の車両用尾灯装置。
  3. 前記円筒状の凹部(61a,61b,61b)の底部(63a,63b,63c)が、前記発光ダイオード(41a,41b,41c,71a,71b,71c)の照射光を収束させるレンズ状に形成されていることを特徴とする請求項に記載の車両用尾灯装置。
  4. 車両後部に装着されるベース部材(31)を備えており、
    前記ベース部材(31)の略中央にテールランプが配置されていると共に、前記ストップランプの車体外側方向に前記ウィンカランプが配置されており、
    前記テールランプを覆うテールランプ用アウターレンズ(32)と、
    前記ウィンカランプを覆うウィンカランプ用アウターレンズ(33L,33R)とを具備したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用尾灯装置。
  5. 前記ストップランプが、前記ウィンカランプ用アウターレンズ(33L,33R)に覆われるように構成されていることを特徴とする請求項に記載の車両用尾灯装置。
  6. 前記テールランプ部(35)は、車体後面視において略三角形に形成されており、
    前記複数の発光ダイオード(41a,41b,41c,71a,71b,71c)は、前記略三角形の2辺の沿うように傾斜して配設されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用尾灯装置。
  7. 前記複数の発光ダイオード(41a,41b,41c,71a,71b,71c)のうち少なくとも一部が、前記テールランプ部(35)と上下方向で重なることを特徴とする請求項6に記載の車両用尾灯装置。
  8. 前記複数の発光ダイオード(41a,41b,41c,71a,71b,71c)が配設される単一の基板(51)を左右一体型のケース(52)に収納してなるLEDユニット(50)が、前記ストップランプ部(36L,36R)に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の車両用尾灯装置。
  9. 前記ウィンカランプ用アウターレンズ(33L,33R)は、前記ベース部材(31)の端部と前記テールランプ用アウターレンズ(32)の端部とにそれぞれ係合するように構成されており、前記テールランプ用アウターレンズ(32)をビス(73)にてベース部材(31)に結合することによりベース部材(31)に同時に固定されることを特徴とする請求項5に記載の車両用尾灯装置。
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