JP4709994B2 - Li−Zn系フェライト粉末を使用した電波吸収体 - Google Patents

Li−Zn系フェライト粉末を使用した電波吸収体 Download PDF

Info

Publication number
JP4709994B2
JP4709994B2 JP2004075714A JP2004075714A JP4709994B2 JP 4709994 B2 JP4709994 B2 JP 4709994B2 JP 2004075714 A JP2004075714 A JP 2004075714A JP 2004075714 A JP2004075714 A JP 2004075714A JP 4709994 B2 JP4709994 B2 JP 4709994B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio wave
powder
ferrite
ferrite powder
ghz
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004075714A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005268368A (ja
Inventor
尚行 橋本
美喜男 出射
功 重松
禅 坪井
真一 末永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dowa Electronics Materials Co Ltd
Dowa F Tec Co Ltd
Original Assignee
Dowa Electronics Materials Co Ltd
Dowa F Tec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dowa Electronics Materials Co Ltd, Dowa F Tec Co Ltd filed Critical Dowa Electronics Materials Co Ltd
Priority to JP2004075714A priority Critical patent/JP4709994B2/ja
Publication of JP2005268368A publication Critical patent/JP2005268368A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4709994B2 publication Critical patent/JP4709994B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Soft Magnetic Materials (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Compounds Of Iron (AREA)
  • Hard Magnetic Materials (AREA)

Description

本発明は、1〜4GHz帯域の電波吸収特性に優れたLi−Zn系フェライト粉末を使用した電波吸収体に関する。
近年、携帯電話,無線LANなど、1〜4GHz帯域の電波を使用した通信機器が急速に普及し、また、コンピュータのCPUもクロック周波数1GHz以上で駆動するものが広く普及するに至っている。これらの電子機器の誤動作や相互干渉を効果的に防止する上で、1〜4GHz帯域の電波吸収性能を顕著に改善した電波吸収体の出現が強く望まれている。
一般に電波吸収体には、合成ゴム等の高分子マトリックス中に電波吸収性の粉末を混ぜて成形したシート素材が使用される。その電波吸収性粉末としてはフェライト粉末が広く用いられ、周波数帯域に応じて種々の電波吸収性フェライトが実用化されている。例えば、5GHz以上の周波数帯域用としては、元素置換型のTi−Co系(5〜15GHz)やTi−Mn系(8〜18GHz)、W型のZn−Sn−Mn系(5〜19GHz)、Y型のCo−Zn系(9〜17GHz)などが知られている。一方、0.1〜2GHz帯域で使用可能なフェライトとしてはMn−Zn系,Cu−Zn系,Ni−Zn系などのソフトフェライトが知られている。
下記特許文献1には、一般式MFe24(MはMn,Ni,Cu,Zn,Mg,Co)を有するフェライト粉末を使用したマイクロ波吸収体が記載されている。このうち、1〜4GHz帯域に使用可能なフェライト粉末は粒径が数十μm〜1.65mmとかなり大きいものに限られる。このような粒径の大きい粉末は高分子マトリックス中に均一に分散させることが難しく、薄型で高性能の電波吸収体を得るには適していない。また、前記一般式のMの部分を単にMn,Ni,Cu,Zn,Mg,Co等の2価金属で構成したフェライトでは、1〜4GHz帯域で優れた電波吸収能を有する微細粒径の粉末を得ることは困難である。事実、特許文献1の開示によれば粒径が43μm未満と小さいものは使用可能な周波数帯域が6〜12GHzにシフトしている。
下記特許文献2には、Mn−Zn系フェライト粉末を使用したフェライト・ゴム系電波吸収体が記載されている。これは800MHz〜1GHz帯用の電波吸収体であり、1〜4GHz帯域で高性能を発揮するものではない。また、これに用いるフェライト粉末として粒径5〜20μmのものが開示されているが、高分子マトリックス中への分散性を考慮すると更なる微細粒のものが望まれる。
特公昭55−35002号公報 特開平5−299872号公報
上記のように、従来開発されてきた電波吸収性フェライト粉末の多くは5GHz以上の帯域、あるいは1GHz以下の帯域で高性能を呈するタイプであり、1〜4GHz帯域については基本的にこれらのタイプのものを流用せざるを得ない状況である。これら従来のフェライト粉末は、1〜4GHzの周波数帯域において昨今のニーズに十分対応できる電波吸収性能を発揮するものとは言い難い。
本発明は、このような現状に鑑み、1〜4GHz帯域での使用に照準を合わせ、この周波数帯域において電波吸収性能を大幅に改善し得る新たなフェライト粉末を開発し提供すること、およびそのフェライト粉末を用いた電波吸収体を提供することを目的とする。
発明者らは種々検討の結果、特定組成のLi−Zn系のソフトフェライトを用いたとき、1〜4GHz帯域の電波吸収性能が大幅に向上することを見出した。また、そのフェライト粉末は粒径2μm以下の微細粒の状態で1〜4GHz帯域の電波吸収性能を向上させる特性を有することがわかった。このような微細なフェライト粉末は高分子マトリックス中への分散性向上に有利となる。本発明はこれらの知見に基づいて完成したものである。
すなわち、上記目的を達成するため、ZnXLi(1-X)0.5Fe(1-X)0.5・Fe24(Xは0.1〜0.8)の構造式で表されるフェライトからなる平均粒径が2μm以下のLi−Zn系フェライト粉末が使用される。
ここで「平均粒径」は、フランフォーファー回折理論を用いたレーザー回折式粒度分布測定装置で測定される「HELOS 50%粒子径」が採用できる。
本発明では、ZnXLi(1-X)0.5Fe(1-X)0.5・Fe24(Xは0.1〜0.8)の構造式で表されるLi−Zn系フェライトの粉末を高分子マトリックス中に分散させた電波吸収体が提供される。この電波吸収体は、前記粉末を60〜95質量%の割合で含有し、残部は高分子マトリックスからなる
ここで「高分子マトリックス」とは高分子化合物で組成される物質をいう。
本発明の1〜4GHz帯域用電波吸収体は、1〜4GHzの周波数帯域で使用される電子部品の近傍に設置される
ここで「電子部品の近傍に設置される」とは、i) 当該電子部品から漏れる1〜4GHzの電波を吸収して他の電子部品や筐体外部の機器等への悪影響を防止すること、または、ii) 1〜4GHzの外部電波を吸収して当該電子部品への悪影響を防止すること、という目的が果たせるように電子部品に近接して設置されることを意味する。
本発明によれば、1〜4GHz帯域の電波の吸収性能を大幅に改善した電波吸収体が得られる。しかも、平均粒径2μm以下の微細フェライト粉末を用いてそのような改善が可能となるため、高分子マトリックス中での均一な分散が得られやすく、薄肉化した電波吸収体においても安定した性能が確保される。
したがって本発明は、携帯電話(1.5GHz帯域),PHS(1.9GHz帯域),無線LAN(例えば2.45GHz帯域),1GHz以上のクロック周波数で駆動するパソコン用CPUをはじめとする、昨今普及が目覚ましい1〜4GHz帯域の周波数で使用される各種電子機器の電波障害防止に寄与し得るものである。
電波吸収体には「磁性体粉末混合型」や「導電性粉末混合型」などがあるが、本発明の対象は前者の「磁性体粉末混合型」タイプである。このタイプは、フェライトなどの磁性体粉末を高分子化合物と混合して一体化した成形品が、複素透磁率の虚数部μ''(磁気損失項)の働きにより電波の磁界成分に作用して電波エネルギーを熱に変換するものである。このため、複素透磁率の虚数部μ''が大きいものほど電波吸収量が大きくなる。
本発明では、高分子化合物と混合するための磁性粉として、ZnXLi(1-X)0.5Fe(1-X)0.5・Fe24(Xは0.1〜0.8)の構造式で表されるLi−Zn系のソフトフェライトを採用する。これは、Zn系ソフトフェライトのZnの一部をLiで置換した形態を有し、その置換により電波吸収性能のピークを1〜4GHz帯域に合わせることを可能にしたものである。すなわち、このフェライト粉末を高分子化合物と混合してなる成形体は、1〜4GHzの周波数帯域において複素透磁率の虚数部μ''が高い値を示し、この帯域の電波吸収性能に優れるのである。
前記構造式において、Xの値が0.1未満だと必要な磁性が得られなくなる。一方、0.8を超えると1〜4GHz帯域での複素透磁率の虚数部μ''が低下し、十分な電波吸収性能が確保できなくなる。したがって、Xの値が0.1〜0.8の範囲に組成調整されたフェライトを使用する必要がある。
種々検討の結果、Xの値が概ね0.5の付近において1〜4GHz帯域の電波の吸収性能は最も高くなる傾向があることがわかった。したがって、Xの値は0.3〜0.7の範囲とすることが好ましく、0.4〜0.6の範囲とすることが一層好ましい。
発明者らは、上記Li−Zn系フェライト粉末の粒子径の影響についても検討を行ってきた。その結果、平均粒径が2μm以下の微細粉末において1〜4GHz帯域でのμ''を大幅に上昇させることができた。ただし、平均粒径が1μm未満になると1〜4GHz帯域でのμ''は若干低下傾向になる。したがって、高分子マトリックス中への分散性と電波吸収性能をバランス良く両立させるには、平均粒径を1〜2μmに調整することが望ましい。
本発明で採用するLi−Zn系フェライト粉末は、一般的なソフトフェライトの製造方法に準じて製造することができる。例えば、酸化鉄,酸化亜鉛,炭酸リチウムを酸化物換算で所定のフェライト組成となるように秤量し、攪拌混合した後、これを焼成し、得られた焼成品をミルで解砕する手法で粉末を製造すれば良い。その際、焼成温度はLiが揮発しないよう、850〜1000℃の範囲とすることが望ましい。
得られたLi−Zn系フェライト粉末を所定割合で高分子化合物と十分に混練した後、例えば一定の厚さを有するシートに成形すれば、1〜4GHz帯域で高性能を有する電波吸収体とすることができる。その際、平均粒径が2μm以下に調整された粉末を使用すると有機高分子との良好な混練性が確保され、フェライトの分散状態を均一化する上で有利となる。特に平均粒径が1〜2μmの範囲に調整されたフェライト粉末を使用すると電波吸収性能をできるだけ高い状態に維持することができ効果的である。
前記粉末としては、平均粒径が2μm以下のLi−Zn系フェライト粉末を使用し、かつフェライト粉末を60〜95質量%の割合で高分子マトリックス中に分散させる。Li−Zn系フェライト粉末の割合が60質量%より少ないと複素透磁率の実数部μ',虚数部μ''とも低下し、十分な電波吸収性能が得られない。逆に95質量%より多くなると有機高分子との混練が難しくなる。なお、特に好ましいLi−Zn系フェライト粉末の混合割合は80〜95質量%であり、一層好ましい混合割合は85〜95質量%である。
i−Zn系フェライト粉末と混合する高分子化合物は、使用環境に応じて、耐熱性,難燃性,耐久性,機械的強度,電気的特性を満足する各種のものが使用できる。例えば、樹脂(ナイロン等),ゲル(シリコーンゲル等),熱可塑性エラストマー,ゴムなどから適切なものを選択すれば良い。また2種以上の高分子化合物をブレンドした組成物で高分子マトリックスを構成することもできる。
高分子化合物との相溶性や分散性を改善するために、フェライト粉末には予めシランカップリング剤,チタネートカップリング剤等による表面処理を施すことができる。
また、フェライト粉末と高分子化合物との混合に際し、可塑剤,補強剤,耐熱向上剤,熱伝導性充填剤,粘着剤などの各種添加剤を添加することができる。
ところで、電子部品の基板近傍は、一般に電磁界成分のうち磁界成分が強い領域であると言われている。本発明で対象とする「磁性体粉末混合型」の電波吸収体は前述のように複素透磁率の虚数部μ''(磁気損失項)を大きくすることによって電波の磁界成分への作用を増大させ電波吸収性能を高めている。したがって、電波吸収体を設置する場所はできるだけ磁界成分の強い電子部品の近くとすることが効果的である。電子機器の小型化により電波吸収体を設置する場所には制約が大きいが、本発明の電波吸収体は1〜4GHzの周波数帯域で使用される電子部品にできるだけ近付けて設置することが望ましい。
酸化鉄(Fe23),酸化亜鉛(ZnO),炭酸リチウム(LiCO3)を、酸化物換算でZn0.5Li0.25Fe0.25・Fe24の組成となるように秤量し、これらをよく混合した。混合手法は、ハイスピードミキサーを用いて混合し、その後更に、10L振動ミルを用いて混合する2段階混合プロセスとした。得られた混合物を電気炉(ローラーハウス炉)に入れ920℃で焼成した。焼成品をミル(協立理工株式会社製、SK−M10)を用いて解砕し、HELOS 50%粒子径が1.57μmのLi−Zn系フェライト粉末(構造式:Zn0.5Li0.25Fe0.25・Fe24)を得た。これを「粉末A」と呼ぶ。
次に粉末Aの一部を更に乾式振動ミル(中央化工機社製、3L−VM)を用いて微粉砕してHELOS 50%粒子径が0.97μmのLi−Zn系フェライト粉末を得た。これを「粉末B」と呼ぶ。
なお、粒子径の測定には、日本電子株式会社製、HELOS & RODOS レーザー回折式粒度分布測定装置を用いた。
比較のために市販のZn−Cu系ソフトフェライト粉末(構造式:Zn0.5Cu0.5・Fe24、平均粒径:23.9μm)を用意した。これを「粉末C」と呼ぶ。
各フェライト粉末85質量%とNBRゴム系樹脂15質量%をラボプラストミル(東洋精機株式会社製、R−60)により80℃で10分間混練し、一旦排出後、再度同条件で混練した。粉末Aについては粉末の混合割合を90質量%(残部はNBRゴム系樹脂)としたものも用意した。得られた混練物を6インチ径の電熱圧延ロールにより厚さ2mmに圧延し、計4種類(粉末A;2種、粉末B,C;各1種)の電波吸収体シートを得た。
表1に、各シートの構成を示す。
Figure 0004709994
得られた電波吸収体シートについてSパラメーター法により電波吸収特性を調べた。各シートから切り出した小片を外径7mm,内径3mmの円筒状測定ピースに成形し、これをφ7mm×φ3.04mmの同軸管に挿入し、ネットワークアナライザー(ヒュレットパッカード社製、商品名;HP85071B)を用いて1〜11GHzにわたって反射・透過係数(Sパラメーター)を測定した。
図1〜4に、複素透磁率の実数部μ'と虚数部μ''の周波数依存性を各シート毎に示す。
また、測定されたSパラメーターに基づいて、厚さ6〜7mm程度のシートを使用した場合の1.9GHzにおける反射減衰率をシミュレートした。
表2に、そのシミュレート結果を示す。
Figure 0004709994
図1と図4を対比すると、Li−Zn系フェライトを使用した本発明例のシート(図1)は平均粒径2μm以下の微細粒フェライトを使用したにもかかわらず、従来材(図4)と比べ、1〜4GHz帯域におけるμ''が大幅に上昇していることがわかる。つまり、1〜4GHz帯域での電波吸収性能を大幅に向上させることが可能になった。
図1と図2を対比すると、シート中におけるLi−Zn系フェライト粉末の配合量を90質量%に高めることによって(図2)、1〜4GHz帯域におけるμ''は更に顕著に上昇することがわかる。
図1と図3を対比すると、Li−Zn系フェライト粉末の平均粒径を1μm未満に微細化した場合(図3)、特に1〜2GHz帯域においてμ''は若干低下することがわかる。それでも図4の従来材よりかなり高水準を維持している。
また、表2から、Li−Zn系フェライト粉末を用いた本発明例のシートは、1〜4GHz帯域中で、比較例(従来材)に比べ非常に優れた電波吸収性能を発揮し得ることがわかる。例えば、厚さ6.0mmのシート2(本発明例)は、厚さ7.0mmのシート4(比較例)に比べ、1.9GHzにおける電波吸収量が大きく、約20dB以上を有することになる。
図5に、本発明の前記粉末Aについて、CoKα線を用いたX線回折パターンを示す。このパターンから粉末Aはスピネル構造を有するフェライトであることがわかる。
本発明のLi−Zn系フェライト粉末を用いた電波吸収体における複素透磁率μ'およびμ''の測定結果の一例を示すグラフ。 本発明のLi−Zn系フェライト粉末を用いた電波吸収体における複素透磁率μ'およびμ''の測定結果の一例を示すグラフ。 本発明のLi−Zn系フェライト粉末を用いた電波吸収体における複素透磁率μ'およびμ''の測定結果の一例を示すグラフ。 従来のCu−Zn系フェライト粉末を用いた電波吸収体における複素透磁率μ'およびμ''の測定結果の一例を示すグラフ。 本発明のLi−Zn系フェライト粉末についてのX線回折パターンの一例を示すグラフ。

Claims (1)

  1. ZnXLi(1-X)0.5Fe(1-X)0.5・Fe24(Xは0.1〜0.8)の構造式で表されるLi−Zn系フェライトからなる平均粒径が2μm以下の粉末と、高分子マトリックスからなり、当該粉末が60〜95質量%の割合で高分子マトリックス中に分散している1〜4GHz帯域用電波吸収体。
JP2004075714A 2004-03-17 2004-03-17 Li−Zn系フェライト粉末を使用した電波吸収体 Expired - Lifetime JP4709994B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004075714A JP4709994B2 (ja) 2004-03-17 2004-03-17 Li−Zn系フェライト粉末を使用した電波吸収体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004075714A JP4709994B2 (ja) 2004-03-17 2004-03-17 Li−Zn系フェライト粉末を使用した電波吸収体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005268368A JP2005268368A (ja) 2005-09-29
JP4709994B2 true JP4709994B2 (ja) 2011-06-29

Family

ID=35092631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004075714A Expired - Lifetime JP4709994B2 (ja) 2004-03-17 2004-03-17 Li−Zn系フェライト粉末を使用した電波吸収体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4709994B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8138959B2 (en) 2006-10-19 2012-03-20 Hitachi Metals, Ltd. Radio wave absorption material and radio wave absorber

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0341295A (ja) * 1989-07-08 1991-02-21 Res Dev Corp Of Japan 繊維体又は多孔質体を用いた能動熱遮断方法
JPH05299872A (ja) * 1992-04-20 1993-11-12 Fuji Elelctrochem Co Ltd 900MHz帯用電波吸収体
JPH0653024A (ja) * 1991-07-26 1994-02-25 Tokin Corp 酸化物磁性粉末,酸化物非磁性粉末,及び磁気バーコード
JPH0923087A (ja) * 1995-07-06 1997-01-21 Nippon Paint Co Ltd オフィス用低反射シート及びその製造方法
JPH1065384A (ja) * 1996-08-21 1998-03-06 Nippon Paint Co Ltd オフィス用低反射シート及びその製造方法
JP2002289413A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Miyagawa Kasei Ind Co Ltd 電磁波吸収体用複合粉末材料、電磁波吸収体およびその製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3041295B1 (ja) * 1998-10-15 2000-05-15 株式会社リケン 複合電波吸収体およびその施工方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0341295A (ja) * 1989-07-08 1991-02-21 Res Dev Corp Of Japan 繊維体又は多孔質体を用いた能動熱遮断方法
JPH0653024A (ja) * 1991-07-26 1994-02-25 Tokin Corp 酸化物磁性粉末,酸化物非磁性粉末,及び磁気バーコード
JPH05299872A (ja) * 1992-04-20 1993-11-12 Fuji Elelctrochem Co Ltd 900MHz帯用電波吸収体
JPH0923087A (ja) * 1995-07-06 1997-01-21 Nippon Paint Co Ltd オフィス用低反射シート及びその製造方法
JPH1065384A (ja) * 1996-08-21 1998-03-06 Nippon Paint Co Ltd オフィス用低反射シート及びその製造方法
JP2002289413A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Miyagawa Kasei Ind Co Ltd 電磁波吸収体用複合粉末材料、電磁波吸収体およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005268368A (ja) 2005-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4674380B2 (ja) 電波吸収体用磁性粉体および製造法並びに電波吸収体
JP5780408B2 (ja) 軟磁性樹脂組成物および電磁波吸収体
JP5097971B2 (ja) 電波吸収体用磁性粉体の製造法
KR101458839B1 (ko) 근방계용 전파 흡수 시트 및 그의 제조방법
CN107365135A (zh) W型钡铁氧体/羰基铁复合吸波硅胶片及其制备方法
JP2007281074A (ja) ノイズ抑制シート
JP2010114407A (ja) 混合フェライト粉およびその製造方法、並びに、電波吸収体
CN110776314A (zh) 一种宽高频抗emi用锰锌铁氧体材料及其制备方法
JP5391414B2 (ja) 電波吸収体用磁性粉体
JP4709994B2 (ja) Li−Zn系フェライト粉末を使用した電波吸収体
JP2000252113A (ja) 板状の軟磁性フェライト粒子粉末及びこれを用いた軟磁性フェライト粒子複合体
JP4639384B2 (ja) 電波吸収体用磁性粉体の製造法および電波吸収体
CN105272194A (zh) 一种镍锌系铁氧体吸波材料配方、粉末及其制造方法
JP4599575B2 (ja) マグネトプランバイト型六方晶フェライトおよびそれを用いた電波吸収体
JP2007088316A (ja) 磁性粉末および電波吸収体
JP2005116819A (ja) 難燃性複合磁性シート
JPH01305503A (ja) 電波吸収材料
JP2010285287A (ja) 固溶系y型六方晶フェライト材料及び該材料を用いた成型体
JP2000223884A (ja) 電磁波吸収体
CN105272195A (zh) 一种镍锌系铁氧体吸波材料磁芯及其制造方法
TW202337835A (zh) 電磁波吸收用肥粒鐵粒子粉末、其製造方法、及使用其之樹脂組成物
JP2005019846A (ja) ノイズ抑制シート
JPH0516679B2 (ja)
JP2012216865A (ja) 電波吸収体用磁性粉体および電波吸収体
JP2002344192A (ja) 電波吸収体用複合粉末

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110224

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20110224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4709994

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term