JP4704278B2 - 試験装置および試験方法 - Google Patents

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本発明は、試験装置および試験方法に関する。特に本発明は、同一周波数のキャリア信号により変調された複数の変調信号を出力する被試験デバイスを試験する試験装置および試験方法に関する。
無線通信の空間多重伝送技術として、MIMO(Multiple Input Multiple Output)が知られている。MIMOを利用した通信装置は、同一のキャリア周波数の複数の変調信号を同時に無線送信する。MIMOは、例えば、IEEE802.11n等への採用が予定されている。
また、特許文献1には、空間内の電波到来方向探索を計測することを目的として、複数のアンテナで受信した同一周波数の信号のうち、ある一つの信号を基準信号として、他の信号の振幅および位相を測定する測定方法が記載されている。
特許第3696379号公報
MIMOを利用した通信装置を試験する試験装置は、当該通信装置から複数の変調信号を同時に出力させ、これら複数の変調信号を同時に復調およびアナログデジタル変換して良否判定する。従って、当該試験装置は、複数の変調信号のそれぞれに対応した複数の復調器および複数のアナログデジタル変換器を備えなければならなかった。これにより、MIMOを利用した通信装置を試験する従来の試験装置は、構成が大きくなり、高価となっていた。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる試験装置および試験方法を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1形態においては、複数のベースバンド信号を同一の周波数のキャリア信号により変調した複数の変調信号を出力する被試験デバイスを試験する試験装置であって、複数の変調信号のそれぞれが複数のベースバンド信号のサイクル期間内に少なくとも1回選択されるように、複数の変調信号のそれぞれを順次選択することにより、複数の変調信号を時分割多重化した時分割信号を生成する切替部と、サイクル期間内における各変調信号が含まれる部分期間のそれぞれがデジタル信号列とされた、時分割信号に応じたデジタル出力信号を生成するAD変換部と、デジタル出力信号における対応した変調信号が含まれる部分期間のデジタル信号列に基づいて、被試験デバイスが出力した複数の変調信号のそれぞれを良否判定する判定部とを備える試験装置を提供する。
AD変換部は、時分割信号に対して所定の周波数のローカル信号を乗じて、時分割信号の周波数を低下させる周波数変換部を有してよい。AD変換部は、周波数変換部により周波数が低下された時分割信号をサンプリングしてデジタル化することにより、デジタル時分割信号を生成するAD変換器と、デジタル時分割信号を直交復調してデジタル出力信号を生成するデジタル直交復調器とを更に有してよい。
AD変換部は、デジタル出力信号のデータ値を間引きすることにより、デジタル出力信号のサンプリング周波数を低下させるデシメーションフィルタ部を更に有してよい。AD変換部は、時分割信号を直交復調して出力信号を出力する復調器と、出力信号の同相成分をサンプリングしてデジタル化することにより、デジタル出力信号の同相成分を生成する第1AD変換器と、出力信号の直交成分をサンプリングしてデジタル化することにより、デジタル出力信号の直交成分を生成する第2AD変換器とを有してよい。
切替部は、第1サイクル期間と、第1サイクル期間と異なる第2サイクル期間とで、変調信号を選択する順番を変更してよい。試験装置は、乱数を発生する乱数発生部を更に備え、切替部は、乱数に応じて変調信号を選択する順番を変更してよい。
切替部は、被試験デバイスから出力される複数の変調信号のうち一部を良否判定する場合、良否判定の対象外の変調信号を選択せず、良否判定の対象の変調信号に対応した部分期間を、全ての変調信号に対して部分期間を割り当てた場合の各部分期間と比較して長くしてよい。試験装置は、被試験デバイスを再試験する場合において、前試験で異常と判定された変調信号を良否判定の対象の変調信号とする良否判定対象決定部を更に備えてよい。
本発明の第2形態においては、複数のベースバンド信号を同一の周波数のキャリア信号により変調した複数の変調信号を出力する被試験デバイスを試験する試験方法であって、複数の変調信号のそれぞれが複数のベースバンド信号のサイクル期間内に少なくとも1回選択されるように、複数の変調信号のそれぞれを順次選択することにより、複数の変調信号を時分割多重化した時分割信号を生成する切替段階と、サイクル期間内における各変調信号が含まれる部分期間のそれぞれがデジタル信号列とされた、時分割信号に応じたデジタル出力信号を生成するAD変換段階と、デジタル出力信号における対応した変調信号が含まれる部分期間のデジタル信号列に基づいて、被試験デバイスが出力した複数の変調信号のそれぞれを良否判定する判定段階とを備える試験方法を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、同一周波数のキャリア信号により変調された複数の変調信号を出力する被試験デバイスを、簡単な構成により試験することができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る試験装置10の構成を、被試験デバイス100とともに示す。試験装置10は、被試験デバイス100を試験する。被試験デバイス100は、複数のベースバンド信号を同一の周波数のキャリア信号により変調した複数の変調信号を出力する。本実施形態において、被試験デバイス100は、複数の出力データを同一周波数のキャリア信号に対してそれぞれ直交変調して複数の変調信号を生成し、生成したこれら複数の変調信号を受信側の機器に対して出力する。被試験デバイス100は、一例として、IEEE802.11nにおいて採用されるMIMO方式に対応した複数の変調信号(例えば、キャリア周波数fcが5.2GHz、帯域幅が20MHzまたは40MHzの信号)を出力してよい。
試験装置10は、試験信号発生部12と、切替部14と、AD変換部16と、判定部18とを備える。試験信号発生部12は、試験信号を被試験デバイス100に対して供給して、当該被試験デバイス100に複数の変調信号を同時出力させる。切替部14は、複数の変調信号を入力し、入力した複数の変調信号のそれぞれを順次選択することにより、複数の変調信号を時分割多重化した1つの時分割信号を生成する。さらに、切替部14は、複数の変調信号のそれぞれが複数のベースバンド信号のサイクル期間(1シンボルの伝送期間)内に少なくとも1回選択されるように、複数の変調信号を選択する。
AD変換部16は、切替部14により生成された時分割信号をサンプリングして、サイクル期間内における各変調信号が含まれる部分期間のそれぞれがデジタル信号列とされた、時分割信号に応じたデジタル出力信号を生成する。AD変換部16は、一例として、第1周波数変換部22と、アンチエイリアシングフィルタ24と、AD変換器26と、デジタル直交復調器28と、デシメーションフィルタ部30とを有してよい。
第1周波数変換部22は、時分割信号に対して所定の周波数のローカル信号を乗じて、時分割信号の周波数を低下させる。第1周波数変換部22は、一例として、時分割信号に対してローカル信号を乗算する乗算器32を含んでよい。アンチエイリアシングフィルタ24は、第1周波数変換部22により周波数が低下された時分割信号に含まれるエイリアスを除去する。AD変換器26は、第1周波数変換部22により周波数が低下された時分割信号をサンプリングしてデジタル化することにより、デジタル時分割信号を生成する。デジタル直交復調器28は、デジタル時分割信号を直交復調してベースバンドのデジタル出力信号(I、Q)を生成する。
デシメーションフィルタ部30は、デジタル直交復調器28から出力されたデジタル出力信号のデータ値を間引きすることにより、デジタル出力信号のサンプリング周波数を低下させる。以上の構成のAD変換部16によれば、並列に入力された複数の変調信号に対して変調されていた複数のベースバンド信号を、サイクル期間毎に順次に時系列に並べたデジタル出力信号を出力することができる。
判定部18は、AD変換部16により出力されたデジタル出力信号における対応した変調信号が含まれる部分期間のデジタル信号列に基づいて、被試験デバイス100が出力した複数の変調信号のそれぞれを良否判定する。そして、判定部18は、良否判定結果を外部に出力する。判定部18は、一例として、デジタル出力信号記憶部34と、期待値記憶部36と、演算部38とを有してよい。デジタル出力信号記憶部34は、AD変換部16から出力されたデジタル出力信号を記憶する。期待値記憶部36は、試験信号に応じて被試験デバイス100から出力されるべき期待値を、各変調信号に対応させて記憶する。期待値記憶部36は、一例として、複数の変調信号のそれぞれに変調されるべき複数のベースバンド信号の信号値を、期待値として記憶してよい。演算部38は、デジタル出力信号記憶部34に記憶されたデジタル出力信号における各部分期間の信号値と、期待値記憶部36に記憶された対応する変調信号の期待値とを比較して、被試験デバイス100から出力された複数の変調信号をそれぞれ良否判定する。
図2は、切替部14が入力する変調信号および切替部14が生成する時分割信号を示す。切替部14は、複数の変調信号(例えば、S1、S2、S3、S4の4つの変調信号)を、1サイクル期間内において全て少なくとも1個ずつ選択するように順次切替を行うことによって、時分割信号を生成する。例えば、n本の変調信号を切り替える場合であれば、切替部14は、ベースバンド信号の1サイクル周期の1/n期間毎に切り替える。これにより、切替部14は、被試験デバイス100から送信された複数の変調信号に含まれる全ての情報を、1本の時分割信号に含めることができる。また、切替部14は、サイクル期間の境界を含んだ所定期間(マージン期間)を除いた期間において、変調信号を順次選択してよい。これにより、切替部14は、各変調信号の品質の良い部分を時分割信号に含めることができる。
以上のような試験装置10によれば、複数の変調信号を時分割多重化した時分割信号に対して良否判定するので、アナログデジタル変換処理および復調または周波数変換に必要となる回路の規模を小さくして、コストを下げることができる。さらに、このような試験装置10によれば、複数のアナログデジタル変換処理回路等の間の特性を合せる作業を不要とするので、精度良く良否判定をすることができる。
図3は、AD変換部16の構成の一例を示す。AD変換部16は、一例として、直交復調器42と、第1アンチエイリアシングフィルタ44と、第2アンチエイリアシングフィルタ46と、第1AD変換器48と、第2AD変換器50と、デシメーションフィルタ部52とを有してよい。直交復調器42は、時分割信号を直交復調して出力信号を出力する。第1アンチエイリアシングフィルタ44は、デジタル出力信号の同相成分(I)に含まれるエイリアスを除去する。第2アンチエイリアシングフィルタ46は、デジタル出力信号の直交成分(Q)に含まれるエイリアスを除去する。第1AD変換器48は、出力信号の同相成分(I)をサンプリングしてデジタル化することにより、デジタル出力信号の同相成分を生成する。第2AD変換器50は、出力信号の直交成分をサンプリングしてデジタル化することにより、デジタル出力信号の直交成分(Q)を生成する。デシメーションフィルタ部52は、第1AD変換器48および第2AD変換器50から出力されたデジタル出力信号のデータ値を間引きすることにより、デジタル出力信号のサンプリング周波数を低下させる。このような構成のAD変換部16によれば、並列に入力された複数の変調信号に対して変調されていた複数のベースバンド信号を、サイクル期間毎に順次に時系列に並べたデジタル出力信号を出力することができる。
図4は、本実施形態の第1変形例に係る試験装置10の構成を、被試験デバイス100とともに示す。なお、第1変形例に係る試験装置10は、図1に示した試験装置10と略同一の機能および構成を採るので、以下、図1に示す試験装置10との相違点を除き説明を省略する。
本変形例に係る試験装置10は、被試験デバイス100と切替部14との間に設けられた、第2周波数変換部54を更に備える。第2周波数変換部54は、複数の変調信号のそれぞれに対して所定の周波数のローカル信号を乗じて、複数の変調信号の周波数を低下させる。第2周波数変換部54は、一例として、複数の乗算器56を有してよい。複数の乗算器56のそれぞれは、被試験デバイス100から出力された複数の変調信号に対応して設けられ、対応する変調信号に対して所定の周波数のローカル信号を乗じて、変調信号の周波数を低下させる。
本変形例において、切替部14は、第2周波数変換部54により周波数が低下された複数の変調信号を入力し、入力した複数の変調信号のそれぞれを順次選択することにより、複数の変調信号を時分割多重化した1つの時分割信号を生成する。また、本変形例において、AD変換部16は、第1周波数変換部22等の周波数変換をする機能を有さなくてよい。このような本変形例に係る試験装置10によれば、複数の変調信号の周波数を低下させた後に、複数の変調信号のそれぞれを選択して時分割信号を生成することができる。
図5は、本実施形態の第2変形例に係る試験装置10の構成を、被試験デバイス100とともに示す。なお、第2変形例に係る試験装置10は、図1に示した試験装置10と略同一の機能および構成を採るので、以下、図1に示す試験装置10との相違点を除き説明を省略する。
本変形例に係る試験装置10は、乱数発生部62と、選択順序制御部64とを更に備える。乱数発生部62は、乱数を発生する。選択順序制御部64は、切替部14による1サイクル期間内における変調信号の選択順序を制御する。選択順序制御部64の制御に応じて、切替部14は、第1サイクル期間と、第1サイクル期間と異なる第2サイクル期間とで、変調信号を選択する順番を変更する。選択順序制御部64は、一例として、乱数発生部62により発生された乱数に応じて変調信号を選択する順番を変更してよい。これにより、切替部14は、第1サイクル期間と第2サイクル期間とで変調信号を選択する順番をランダムに変更することができる。
このような本変形例に係る試験装置10によれば、サイクル期間内における変調信号を選択する順番を切り替えるので、変調信号の切替周期に同期して発生する周期性のある歪みを低減することができる。この結果、本変形例に係る試験装置10によれば、精度良く被試験デバイス100を試験することができる。
図6は、本実施形態の第3変形例に係る試験装置10の構成を、被試験デバイス100とともに示す。図7は、変調信号および第3変形例に係る試験装置10により切り替えられた時分割信号を示す。なお、第3変形例に係る試験装置10は、図1に示した試験装置10と略同一の機能および構成を採るので、以下、図1に示す試験装置10との相違点を除き説明を省略する。
本変形例に係る試験装置10は、良否判定対象決定部70を更に備える。良否判定対象決定部70は、被試験デバイス100から出力される複数の変調信号のうち、良否判定の対象となる変調信号を決定する。良否判定対象決定部70は、一例として、被試験デバイス100を再試験する場合において、前試験で異常と判定された変調信号を良否判定の対象の変調信号としてよい。
本変形例において、切替部14は、被試験デバイス100から出力される複数の変調信号のうち一部を良否判定する場合、良否判定対象決定部70により決定された良否判定の対象外の変調信号を選択せず、良否判定の対象の変調信号に対応した部分期間を、全ての変調信号に対して部分期間を割り当てた場合の各部分期間と比較して長くする。例えば、図7に示すように、S1〜S4の4つの変調信号のうち、S2、S4が良否判定の対象外である場合、切替部14は、良否判定の対象となっているS1、S2の変調信号の部分期間を、1サイクル期間内の部分期間を4つの変調信号に均等に割り当てた場合の各部分期間よりも長くする。
このような本変形例に係る試験装置10によれば、時分割信号における良否判定対象の変調信号が含まれている期間を長くすることができる。この結果、本変形例に係る試験装置10によれば、良否判定対象となっている変調信号を精度良く試験することができる。
図8は、本実施形態に係るコンピュータ1900のハードウェア構成の一例を示す。本実施形態に係るコンピュータ1900は、ホスト・コントローラ2082により相互に接続されるCPU2000、RAM2020、グラフィック・コントローラ2075、及び表示装置2080を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ2084によりホスト・コントローラ2082に接続される通信インターフェイス2030、ハードディスクドライブ2040、及びCD−ROMドライブ2060を有する入出力部と、入出力コントローラ2084に接続されるROM2010、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070を有するレガシー入出力部とを備える。
ホスト・コントローラ2082は、RAM2020と、高い転送レートでRAM2020をアクセスするCPU2000及びグラフィック・コントローラ2075とを接続する。CPU2000は、ROM2010及びRAM2020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等がRAM2020内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置2080上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ2084は、ホスト・コントローラ2082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス2030、ハードディスクドライブ2040、CD−ROMドライブ2060を接続する。通信インターフェイス2030は、ネットワークを介して他の装置と通信する。ハードディスクドライブ2040は、コンピュータ1900内のCPU2000が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ2060は、CD−ROM2095からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。
また、入出力コントローラ2084には、ROM2010と、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM2010は、コンピュータ1900が起動時に実行するブート・プログラムや、コンピュータ1900のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ2050は、フレキシブルディスク2090からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。入出力チップ2070は、フレキシブルディスク・ドライブ2050や、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM2020を介してコンピュータ1900内のハードディスクドライブ2040にインストールされ、CPU2000において実行される。
コンピュータ1900にインストールされ、コンピュータ1900を試験装置10として機能させるプログラムは、試験信号発生部モジュールと、切替部モジュールと、AD変換部モジュールと、判定部モジュールとを備える。これらのプログラム又はモジュールは、CPU2000等に働きかけて、コンピュータ1900を、試験信号発生部12、切替部14、AD変換部16および判定部18としてそれぞれ機能させる。
以上に示したプログラム又はモジュールは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095の他に、DVDやCD等の光学記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをコンピュータ1900に提供してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明の実施形態に係る試験装置10の構成を、被試験デバイス100とともに示す。 変調信号および時分割信号を示す。 AD変換部16の構成の一例を示す。 本実施形態の第1変形例に係る試験装置10の構成を、被試験デバイス100とともに示す。 本実施形態の第2変形例に係る試験装置10の構成を、被試験デバイス100とともに示す。 本実施形態の第3変形例に係る試験装置10の構成を、被試験デバイス100とともに示す。 変調信号および第3変形例に係る試験装置10により切り替えられた時分割信号を示す。 本発明の実施形態に係るコンピュータ1900のハードウェア構成の一例を示す。
符号の説明
10 試験装置
12 試験信号発生部
14 切替部
16 AD変換部
18 判定部
22 第1周波数変換部
24 アンチエイリアシングフィルタ
26 AD変換器
28 デジタル直交復調器
30、52 デシメーションフィルタ部
32、56 乗算器
34 デジタル出力信号記憶部
36 期待値記憶部
38 演算部
42 直交復調器
44 第1アンチエイリアシングフィルタ
46 第2アンチエイリアシングフィルタ
48 第1AD変換器
50 第2AD変換器
54 第2周波数変換部
62 乱数発生部
64 選択順序制御部
70 良否判定対象決定部
100 被試験デバイス
1900 コンピュータ
2000 CPU
2010 ROM
2020 RAM
2030 通信インターフェイス
2040 ハードディスクドライブ
2050 フレキシブルディスク・ドライブ
2060 CD−ROMドライブ
2070 入出力チップ
2075 グラフィック・コントローラ
2080 表示装置
2082 ホスト・コントローラ
2084 入出力コントローラ
2090 フレキシブルディスク
2095 CD−ROM

Claims (10)

  1. 複数のベースバンド信号を同一の周波数のキャリア信号により変調した複数の変調信号を出力する被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    前記複数の変調信号のそれぞれが前記複数のベースバンド信号のサイクル期間内に少なくとも1回選択されるように、前記複数の変調信号のそれぞれを順次選択することにより、前記複数の変調信号を時分割多重化した時分割信号を生成する切替部と、
    前記サイクル期間内における各変調信号が含まれる部分期間のそれぞれがデジタル信号列とされた、前記時分割信号に応じたデジタル出力信号を生成するAD変換部と、
    前記デジタル出力信号における対応した前記変調信号が含まれる部分期間のデジタル信号列に基づいて、前記被試験デバイスが出力した前記複数の変調信号のそれぞれを良否判定する判定部と
    を備える試験装置。
  2. 前記AD変換部は、前記時分割信号に対して所定の周波数のローカル信号を乗じて、前記時分割信号の周波数を低下させる周波数変換部を有する請求項1に記載の試験装置。
  3. 前記AD変換部は、
    前記周波数変換部により周波数が低下された時分割信号をサンプリングしてデジタル化することにより、デジタル時分割信号を生成するAD変換器と、
    前記デジタル時分割信号を直交復調して前記デジタル出力信号を生成するデジタル直交復調器と
    を更に有する請求項2に記載の試験装置。
  4. 前記AD変換部は、前記デジタル出力信号のデータ値を間引きすることにより、前記デジタル出力信号のサンプリング周波数を低下させるデシメーションフィルタ部を更に有する請求項3に記載の試験装置。
  5. 前記AD変換部は、
    前記時分割信号を直交復調して出力信号を出力する復調器と、
    前記出力信号の同相成分をサンプリングしてデジタル化することにより、前記デジタル出力信号の同相成分を生成する第1AD変換器と、
    前記出力信号の直交成分をサンプリングしてデジタル化することにより、前記デジタル出力信号の直交成分を生成する第2AD変換器と
    を有する請求項1に記載の試験装置。
  6. 前記切替部は、第1サイクル期間と、前記第1サイクル期間と異なる第2サイクル期間とで、前記変調信号を選択する順番を変更する請求項1に記載の試験装置。
  7. 乱数を発生する乱数発生部を更に備え、
    前記切替部は、前記乱数に応じて前記変調信号を選択する順番を変更する請求項6に記載の試験装置。
  8. 前記切替部は、前記被試験デバイスから出力される複数の変調信号のうち一部を良否判定する場合、良否判定の対象外の変調信号を選択せず、良否判定の対象の変調信号に対応した部分期間を、全ての変調信号に対して部分期間を割り当てた場合の各部分期間と比較して長くする請求項1に記載の試験装置。
  9. 前記被試験デバイスを再試験する場合において、前試験で異常と判定された前記変調信号を良否判定の対象の変調信号とする良否判定対象決定部を更に備える請求項8に記載の試験装置。
  10. 複数のベースバンド信号を同一の周波数のキャリア信号により変調した複数の変調信号を出力する被試験デバイスを試験する試験方法であって、
    前記複数の変調信号のそれぞれが前記複数のベースバンド信号のサイクル期間内に少なくとも1回選択されるように、前記複数の変調信号のそれぞれを順次選択することにより、前記複数の変調信号を時分割多重化した時分割信号を生成する切替段階と、
    前記サイクル期間内における各変調信号が含まれる部分期間のそれぞれがデジタル信号列とされた、前記時分割信号に応じたデジタル出力信号を生成するAD変換段階と、
    前記デジタル出力信号における対応した前記変調信号が含まれる部分期間のデジタル信号列に基づいて、前記被試験デバイスが出力した前記複数の変調信号のそれぞれを良否判定する判定段階と
    を備える試験方法。
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